JPS61250014A - リビングブロツク共重合体 - Google Patents

リビングブロツク共重合体

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JPS61250014A
JPS61250014A JP9119385A JP9119385A JPS61250014A JP S61250014 A JPS61250014 A JP S61250014A JP 9119385 A JP9119385 A JP 9119385A JP 9119385 A JP9119385 A JP 9119385A JP S61250014 A JPS61250014 A JP S61250014A
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vinyl monomer
living
block copolymer
compound
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Seiichi Nakahama
中浜 精一
Akira Hirao
明 平尾
Kazuo Yamaguchi
和夫 山口
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Tonen Chemical Corp
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Tonen Sekiyu Kagaku KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は芳香族系ビニル化合物のリビングブロック共重
合体に関する。
従来の技術 分子中に反応性基を持つビニルモノマーからは1反応性
基中の活性水素のため、直接それらビニルモノマーのア
ニオンリビングポリマーは得られていない。本発明者ら
は、先に水酸基、アミノ基等の反応性基を持つ芳香族系
ビニルモノマーの反応性基を、予め置換基シリル基で保
護した後、アニオン重合開始剤を作用させることによシ
、置換シリル基で保護された芳香族系ビニルモノマーの
アニオンリビングポリマーが得られること及び該保護さ
れた芳香族系ビニルモノマーを用いることによシ、該保
護された芳香族系ビニルモノマーの繰り返し単位と、ス
チレン系化合物との繰り返し単位を持つリビングブロッ
ク共重合体が得られることを見出した(特開昭59−5
5515号公報)。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、ヒドロホルミル基を持つ芳香族ビニルモノマ
ーの誘導体の繰り返し単位を一セグメントとするリビン
グブロック共重合体を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 発明の要旨 本発明者らは鋭意研究を行った結果、該ビニルモノマー
のヒドロホルミル基をイミダゾリジン骨格からなる置換
基(以下、イミダゾリジン基という。)に変換して保護
することによシ、この保護ビニルモノマーの繰シ返し単
位と、スチレン系化合物の繰シ返し単位との結合を持つ
芳香族系ビニル化合物のリビングブロック共重合体が得
られることを見出して本発明を完成した。
すなわち1本発明は、 一般式 〔式中、R,Rは同一か異なるアルキル基を示す。〕の
繰り返し単位(Alと、 一般式 〔式中、Rは水素原子又はメチル基、Qは水素原子、炭
素数1〜6個のアルキル基又はビニル基を示す。〕の繰
繰返し単位(B)との結合を持つリビングブロック共重
合体を要旨とする。
本発明のリビングブロック共重合体は、(1)p−ヒ′
ドロホルばルスチレンを式 で表ワされるエチレンジアミン系化合物と反応させて、
得られる l 0H2−OH2 〔式中、nl 、R2は前記と同意義。〕で表わされる
イミダゾリジン基置換ビニルモノマー(りをアニオン重
合開始剤の存在下重合し、得られるan、 −an2 〔式中、R、Rは前記と同意義。〕の繰繰返し単位から
なるリビングポリマー(A)に。
〔式中、R及びqは前記と同意義。〕で表わされるスチ
レン系化合物(厘)を加えて共重合するか。
又は(2)スチレン系化合物(■)をアニオン重合開始
剤の存在下に重合し、得られる 〔式中、R及びqは前記と同意義。〕の繰繰返し単位か
らなるリビングポリマー(B)に、上記ビニルモノマー
(!)を加えて共重合することにより製造することがで
きる。
前記エチレンジアミン系化合物の式におけるR1及びR
2は、望ましくは炭素数1〜8個のアル中ル基でToJ
l、特に望ましくはメチル、エチル、n−プロピル、n
−ブチル、n−ヘキシル等の炭素数1〜6個の直鎖アル
キルである。
p−ヒドロホルミルスチレンとエチレンジアミン系化合
物との接触は、常温若しくは50〜100℃の加熱下で
、通常1へ10時間行なわれる。両者の接触は、溶媒中
で行ってもよく。
又窒素ガス等の不活性ガス雰囲気で行ってもよい。適当
な溶媒としては、ベンゼン、トルエン。
キシレン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキ
サン等の炭化水素、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロ
ルエタン等のハロゲン化炭化水素等が挙げられる。
又1両者の接触は、二段以上で行ってもよく。
必要に応じてパラトルエンスルホン酸等の酸性触媒を加
えて行ってもよい。両者の接触割合は、p−ヒドロホル
ミルスチレンに対シて、エチレンシアずン系化合物が1
倍モル以上、望ましくは1〜5倍モルである。又、酸性
触媒の使用量は、p−ヒドロホルばルスチレンに対して
通常0.1へ10モル%である。
かくすることによシ1両者は縮合し、イミダゾリジン基
を持った前記ビニルモノマー(1)となる。
本発明のリビングブロック共重合体の製造法は、上記ビ
ニルモノマー(11を用いることを特徴とする。製造法
の具体例としては、ビニルモノマー(1)をアニオン重
合開始剤の存在下アニオン重合し、得られる前記リビン
グポリマー(A)に。
スチレン系化合物(璽5を加えて共重合するか、又はそ
の順序を逆にして、tずスチレン系化合物(1)のりピ
ングポリマー(B)を製造し、しかる後上記ビニルモノ
マー(!1を重合系に加えて共重合する方法である。
スチレン系化合物(菖)の具体例としては、スチレン、
a−メチルスチレン、m−ジビニルベンゼン、p−ジビ
ニルベンゼン、p−メチルスチレン、11−メチルスチ
レン、O−メチルスチレン等が挙げられる。これら化合
物は二種以上用いることができ、その場合、ランダム共
重合体からなる前記繰返返し単位(8)となる。
本発明で用いられる適当なアニオン重合開始剤としては
、n−ブチルリチウム、ナフタレンリチウム塩、ナフタ
レンナトリウム塩、ナフタレンカリウム塩、(’−メチ
ルスチレンオリゴマー)ナトリウム塩、クミルカリウム
塩等を挙げることができる。
アニオン重合は、室温で行ってもよいが、望ましくは、
−30℃以下の低温、特に望ましくは一50℃へ一10
0℃の低温で、0.1〜20時間、望ましくは溶媒の存
在下、で行なわれる。
適当な溶媒としては、τ)IF、トルエン、ヘキサン、
シクロヘキサン等が挙げられる。それらは二種以上用い
てもよい。又、重合反応は、不活性ガス雰囲気中、減圧
下、特に望ましくは高真空下で行うのが望ましい。
リビングポリマー(^)又は(B)の分子量は、ビニル
モノマ−(!]又はスチレン系化合物(1)/アニオン
重合開始剤の比を変えることによって制御することがで
き、その比を上げることによシ分子量を増加することが
できる。又、アニオン重合開始剤の種類又は重合温度を
変えることによっても分子量の制御は可能である。
かくして得られる1ノピングポリマ−(a) X Id
 (a)は1通常約500〜約s o o、o o o
の数平均分子量を持つが、次いで、リビングポリマー(
A)ハスチレン系化合物(1)と、リビングポリマー(
B) tiビニルモノマー(璽)と、それぞれリビング
共重合することによシ1本発明のリビングブロック共重
合体が得られる。
本発明におけるリビング共重合方法は、前記のビニルモ
ノマー(1)及びスチレン系化合物(!)のリビング重
合法に準じた方法に従えばよい。
すなわち、ビニルモノマー(1)又はスチレン系化合物
(幻のリビング重合が終了した後、その重合系にスチレ
ン系化合物(璽)又はビニルモノマー(、I)を加えた
上で、先のリビング重合と同一の条件下に保つことによ
り行なわれる。その際、温度、圧力等を先のリビング重
合の場合と変更してもよく、又溶媒を別種のものと置−
してもよい。
リビングポリマー(A)又は(Blに加えるビニルモノ
マー(1)又はスチレン系化合物(Mlの共重合後のポ
リマー鎖長は、加えるそれら化合物(1) (IIの添
加量、反応温度によシ制御することができる。
更に、ビニルモノマー(夏)又はスチレン系化合物(幻
の添加、共重合を順次繰夛返し行ってもよく、異なるビ
ニルモノマ−(υ又はスチレン系化合物(冨)を順次加
えて共重合することもできる。
上記の方法によシ1例えば^−B、B−A。
A−B−A、B−A−B、B−ム−A’−B、A−B−
8’−A、^−B−A−8,A−B−A’−Bの配列か
らなる繰り返し単位(A)存び繰り返し単位(B)の結
合“を有する本発明のリビングブロック共重合体が得ら
れる。
本発明の共重合体は、通常的50,0〜約s o o、
o o o望ましくは3,000へ300,000 。
更に望ましくは10,000〜200,000の数平均
分子量を持ち、各繰返返し単位(A) (Blの共重合
体中に占める割合は、任意であるが1通常は(Al /
 (B) (モル比)=5〜95/95〜5である。
本発明の共重合体は、比較的低温において安定な性質を
有する。
発明の効果 本発明の共重合体は、メタノール、エタノール、フエ)
−L’% tJ[、硫酸等のプロトン供与体と接触させ
ることによシ、保膿基であるイミダゾリジン基が容易に
脱離し、従来合成が不可能テアったp−ヒドロホルずル
スチレンとスチレン系化合物(1)のブロック共重合体
が得られる。
この方法によれば、分子量の調節が容易であり、任意の
分子量と繰返返し単位を持ち、狭い分子量分布を持つ共
重合体を容易に製造することができるという特徴を有す
る。
本発明のリビングブロック共重合体は、さらに別種のビ
ニルモノマーを加えて、新らたなブロック共重合体の合
成中間体として有用であυ、又、本発明のリビングブロ
ック共重合体をメタノールなどで処理し、さらに必要に
応じて鉱酸で処理して、保護基を外したブロック共重合
体は、それ自体、熱可塑性樹脂と機能性樹脂の両方の性
質を持つ特異な樹脂として1種々の加工製品にして利用
でき、又、その反応性置換基を他の極性基と置換した新
らたな熱可塑性と機能性を兼備したポリマーの合成原料
としても有用である。
実施例 以下、本発明を実施例(より詳細に説明するが1本発明
は、その主旨に反しない限シ、これら実施例に限定され
るものではない。
実験は、高真空ラインに接続した複数のアニオン重合開
始剤溶液及び七ツマー溶液を凍結、脱気して封入したブ
レーカプルシールを持つアンプル並びに系内を洗浄した
廃アニオン重合開始剤及びリビングポリマーの一部を取
シ出すスペア−の枝管と接続されたフラスコからなる図
面に示す装置を用い1次の方法で行った。
まず、フラスコ1 tl 0−’鵬Hgに5時間保って
脱気し、真空ライン8からA点で封じ切り、次いで一つ
のアニオン重合開始剤の入ったアンプル3のシールを破
り、フラスコ1を含む系内に導びき、系内金十分に洗浄
し、スペア−の枝管7に導びき、その枝管7t−0点で
封じ切シ。
系から取シ除き、しかる後、所定の温度に冷却し、所定
の温度に冷却された第2のアニオン重合開始剤溶液が入
ったアンプル2のシールを破り、フラスコ1にアニオン
重合開始剤を導き、次いで第1のモノマーをアンプル4
から同様にしてフラスコ1に導入して所定時間反応させ
た後、一部の溶液を枝管6に導入して封じ切p。
リビングポリマーのキャラクタリゼーションに供した。
フラスコ1中に残ったりピングポリマー溶液に第2のモ
ノマーをアンプル5から導入し、ブロック共重合を行い
、後処理を行った上で、物性等の測定に供した。
上記方法は必要に応じてその一部を変更、追加、省略し
産。
実施例 (p DMI3の合成及び同定〕 反応器に%p−ヒドロホルミルスチレン(pHs)* 
pH8に対して等モルのN、N/−ジメチルエチレンジ
アミン及びpH8に対して1モル%のパラトルエンスル
フォン酸の0.05%ベンゼン溶液を入れ、ベンゼンの
還流温度下で2時間反応を行った。得られた生成物を減
圧蒸留して、 (p−(2−(L3−ジメチルイミダゾリジニル)〕ス
チレン(pDm’s)を得、更にグリニヤール試薬(a
2H5uyar)  t−加えて真空蒸留することによ
り、74%の収率で精製したpDMISを得た。このp
DMIsは85S84℃/ 1 m111 klgの沸
点を有していた。
pDMISを’HN M R(60MHz 、 OC1
a 中、TMS基準)分析し、そのケミカルシフト値(
下記)からpDMISは上記構造からなるものであるこ
とが確認された。
2.15 ppm (3,6fl、 OH,−N )、
  2.48 ヘ2.65ppm+  (II、  I
H,Ar−c<)、  2,8 0〜 s、s  o 
 ppm(ta、4H,No旦、C旦2N)、 5.t
 8 、5.67  ppm  (d。
J=11.18 Hz、2H,HO=C旦、)、 6.
7 4  ppm  (2(1,IH,旦c=cH2)
、7.56 ppm (S、 4H,Aromatie
 ) 〔α−メチルスチレンのリビング重合〕す7タレンーリ
チウム塩(0,296ミリモル)のτH2溶液にa−メ
チルスチレン(15,8ミリモル)のTHFI液を加え
て、−78℃で1時間の条件で重合し九。ポリマー溶液
はりピングポリマー特有の暗赤色であった。
とのポリマー溶液の内の40%を取り出し、メタノール
で処理したところ100%の収率でポリα−メチルスチ
レンを得た。得られたポリミーメチルスチレンの数平均
分子量(Mn)  をGPOにより測定したところ11
500であった。そのGPCfi出曲線(a)を第2図
に示した。
〔リビングブロック共重合体の合成及び同定〕上記で得
られたa−メチルスチレンリビングポリマー溶液の残部
(60%)に、上記で得られたpDMIs (9,4j
ばリモル)を加えて、−78℃、1時間の条件でプ目ツ
ク共重合した。
反応後の溶液はリビング共重合体特有の暗赤色を呈して
いた。
このリビング共重合体は、室温では不安定であるので1
.5N塩酸−THFI液で処理した後、以下のキャラク
タリゼーションに用いた。収率は100%であつ九。溶
解、沈澱を繰り返して精製した共重合体は、THF、メ
チルエチルケトン、クロロホルム、ジクロルメタン、ジ
メチルホルムアミドに可溶であり、n−へキサン、ジエ
チルエーテル、シクロヘキサン、四塩化炭素、中シレン
、トルエン、酢酸エチル、ベンゼン、アセトン、ピリジ
ン、n−ブタノール、エタノール、メタノール、水に不
溶であった。又XR分析によ〕もはやジメチルイミダゾ
リジニル基に起因するピークは認められなかった。
得られた共重合体の1n  をGPCによシ測定した結
果5110Gであった。又共重合体のepc流出曲線(
blを第2図に示すが、元のa−メチルスチレンホモポ
リマーの流出域にピークが認められず高分子側に移行し
ていることから、明らかにブロック共重合体が生成して
いることが判る。それも単峰性のピークであることから
均一の共重合体であることが明確である。
更に、共重合体の’HNMR分析によシ、そのブロック
構成比を計算して求めるとポリa−メチルステレンセグ
メン)(50モル%)トホリp−ヒト党ホルミルスチレ
ンセグメント(50モル%)からなるブロック共重合体
であることが判った。
従って1本発明で得られたリビングブロック共重合体は
、(ポリpDMX5 )−(ポリα−メチルスチレン)
−(ポリpDMIs )形、すなわち(Aj −(B)
 −(ムン形のリビングブロック共重合体であることが
判った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるアニオン重合及びアニオンブロ
ック共重合を行う装置の一例の概念図でTo#)、第2
図は本発明における(共)重合体のGPOチャートであ
る。 1・・・フラスコ、2.3・・・アニオン重合開始剤封
入アンプル、4・・・第一のモノマー封入アンプル、5
・・・第二のモノマー封入アンプル、6,7・・・枝管
、8・・・真空ライン、9・・・コック、10・・・マ
グネット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2は同一か異なるアルキル基を示
    す。〕の繰り返し単位(A)と、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは水素原子又はメチル基、Qは水素原子、炭
    素数1〜6個のアルキル基又はビニル基を示す。〕の繰
    り返し単位(B)との結合を持つリビングブロック共重
    合体。
JP9119385A 1985-04-30 1985-04-30 リビングブロツク共重合体 Expired - Lifetime JPH0678404B2 (ja)

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