JPS61249978A - (アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベンズオキセピンおよびそれらの製法 - Google Patents

(アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベンズオキセピンおよびそれらの製法

Info

Publication number
JPS61249978A
JPS61249978A JP61091410A JP9141086A JPS61249978A JP S61249978 A JPS61249978 A JP S61249978A JP 61091410 A JP61091410 A JP 61091410A JP 9141086 A JP9141086 A JP 9141086A JP S61249978 A JPS61249978 A JP S61249978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon atoms
formula
lower alkyl
hydrogen
hydroxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61091410A
Other languages
English (en)
Inventor
ヘレン・ヒユー・オング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aventis Pharmaceuticals Inc
Original Assignee
Hoechst Roussel Pharmaceuticals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst Roussel Pharmaceuticals Inc filed Critical Hoechst Roussel Pharmaceuticals Inc
Publication of JPS61249978A publication Critical patent/JPS61249978A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D313/00Heterocyclic compounds containing rings of more than six members having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D313/02Seven-membered rings
    • C07D313/06Seven-membered rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D313/10Seven-membered rings condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with two six-membered rings
    • C07D313/14[b,f]-condensed
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/24Antidepressants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/26Psychostimulants, e.g. nicotine, cocaine

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な(アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベ
ンズオキセピンに関する。よす詳細には、本発明は、式 〔式中R1は水素、1〜6個の炭素原子を有するハロゲ
ン、1〜6個の炭素原子を有する低級アルキル、1〜6
個の炭素原子を有する低級アルコキシ、トリフルオロメ
チルまたはニトロである)で示される基であり、R2は
1〜6個の炭素原子を有する低級アルキルであり、Yは
水素、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、1
〜6個の炭素原子を有する低級アルキル、1〜6個の炭
素原子を有する低級アルコキシ、1〜6個の炭素原子を
有する低級アルキルチオ、1〜6個の炭素原子を有する
低級アルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子を有す
る低級アルキルスルホニル、アミノまたはニトロでアリ
、そしてnは2.3または4である〕 で示される(アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベンズ
オキセピン、その光学対掌体、またはその薬学的に許容
し5る塩に関する。それらは、単独でかまたは不活性助
剤との組合せでうつ病の処置および疼痛の軽減に有用で
ある。
本発明の好ましい(アミノアルキルチオ)ヒドロキシジ
ベンズオキセピンは%R1が水素であり、!がノ・ロゲ
ンであり、モしてnが2であるものである。
本発明の(アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベンズオ
キセピンに包含されるものは、R1力とおりである)で
示される基である)で示される(フェノキシカルボニル
アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベンズオキセピンで
ある。本発明の好ましい(フェノキシカルボニルアミノ
アルキルチオ)ヒドロキシジベンズオキセピンは、Xが
水素であり、Yがハロゲンでありそしてnが2であるも
のである。
本明細書を通して用いられる用語「アルキル」とは、不
飽和を含まずそして1〜10個の炭素原子を有する直鎖
状または分枝鎖状炭化水素基、例えばメチル、エチル、
1−プロピル、2−プロピル、1−ブチル、1−にンチ
ル、2−ペンチル、3−ヘキシル、4−ヘプチル、2−
オクチル、3−ノニル、4−デシルなどのことであり、
用語「アルカノール」とはアルキル基と水酸基との組合
せにより形成される化合物のことである。アルカノール
の例はメタノール、エタノール、1−および2−プロパ
ツール、1,2−ジメチルエタノール、ヘキサノール、
オクタツール、デカノールなどである。用語「アルコキ
シ」とはアルカノールの水酸基から水素官能を除去する
ことにより形成される基のことである。
アルコキシ基の例はメトキシ、エトキシ、1−および2
−プロポキシ、1,2−ジメチルエトキシ1ヘキソキシ
、オクトキシ、デコキシなどでアル。用語「ハロゲン」
とはフルオロ、クロロ1ブロモおよびヨードの群の1員
のことである。
前述の基のいずれにも適用される「低級」という用語は
、6個以下の炭素原子を含む炭素骨格を有する基のこと
である。
対称の要素を欠く本発明化合物は光学対掌体およびそれ
らのラセミ体として存在する。光学対掌体は、例えば塩
基性アミン基の存在により特徴付けられる本発明化合物
と光学活性のある酸のジアステレオマー塩を分離するこ
とよりなる標準的光学分割法によるかまたは光学活性の
ある前駆体から合成することにより、相当するラセミ体
から製造することができる。
本発明は、本明細書中に開示した化合物のすべての光学
異性体およびそれらのラセミ体な包含する。本明細書中
に示された化合物の式は、そのように示された化合物の
すべての光学異性体を包含するものである。
R1が水素である本発明の新規(アミノアルキルチオ)
ヒドロキシジベンズオキセピンは、式(式中Rは低級ア
ルキルでありs R2は低級アルキルであり、モしてX
、!およびnは前述のとおりである)で示されるアルコ
キシ(アミノアルキルチオ)ジベンズオキセピン(その
製造は、欧州特許第0002508号明細書に開示され
ている)を脱アルキル化して式3 (式中P、2.X、Yおよびnは前述のとおりである)
で示される(アミノアルキルチオ)とドロキシベンズオ
キセピンとし、次いで式3のフェノキシカルボニル基を
加水分解して式4(式中R2、Yおよびnは前述のとお
りである)で示される化合物とすることにより合成され
る。
前記脱アルキル化は、好都合には、式2で示されるアル
コキシ化合物をハロ炭素溶媒中で式(式中Hadはハロ
ゲンである)で示される三ハロゲン化ホウ素と接触させ
ることにより行われる。ハロゲン化ホウ素としては三沢
化ホウ素、三臭化ホウ素、および三塩化ホウ素を挙げる
ことができる。三臭化ホウ素が好ましい。ハロ炭素溶媒
としては、ジクロロメタン、トリクロロメタン、1.1
−ジクロロメタン、1.21クロロエタンなどを挙げる
ことができる。ジクロロメタンが好ましい。脱アルキル
化温度は厳密に臨界的ではないが、約00〜50℃の範
囲の温度で灰石を行うのが好ましく、最も好ましい温度
は約25Cである。
N−(フェノキシカルボニルアルキルチオ)−ジベンズ
オキセピンの加水分解は式3の化合物を水性アルカノー
ル例えばメタノール、エタノール、1−または2−プロ
パツール、2,2−ジメチルエタノールなど、または水
性アルカンジオール例えば1.2−ジヒドロキシエタン
、1.2−ジヒドロキシプロパン、1.3−ジヒドロキ
シプロパンなどの中でアルカリ金属水酸化物例えば水酸
化リチウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムで
処理することにより行われる。
その転化は緩和な温度で円滑に進行する。しかしながら
、アルカンジオールを溶媒として用いる場合には、約1
25@〜約175℃の範囲の高められた温度を用いて反
応を促進する。水酸化カリウム、水性1,2−ジヒドロ
キシエタンおよび約150°〜約165℃の反応温度が
好ましい。
R1が低級アルキルである本発明の新規(アミノアルキ
ルチオノヒドロキシジベンズオキセビンは、例えば式6 (式中R,R1およびR2は低級アルキルであり、モし
てYおよびnは前述のとおりである)で示されるアルコ
、キシ(アミノアルキルチオ)−ジベンズオキセピン(
その合成はこの出願と同日に出願した米国特許出願ドケ
ット番号ABC80CIP−Cont−CIP−CIP
に記載されている)を、式2の化合物を式3の化合物に
転化するための方法により脱アルキル化して式7 (式中R1およびR2は低級アルキルであり、セしてY
およびnは前述のとおりであるンで示される(アミノア
ルキルチオ)ヒドロキシジベンズオキセピンとすること
により製造することができる。
本発明の(アミノアルキルチオンヒドロキシジベンズオ
キセビンは、抗うつ作用の測定のための標準的測定法(
International Journal ofN
europharmacoxogy 8.73 (19
69) )によるマウスにおけるテトラベナジン誘発性
うつ病を抑制する能力によって示されるように、哺乳動
物のうつ病の処置に有用である。すなわち、例えば、マ
ウスのテトラベナジン誘発性眼瞼下垂の50係阻止効果
(EDsoJのある2−フルオロ−8−ヒドロキシ−1
1−〔β−(メチルアミノ)エチルチオフジベンズ(t
+、f)オキセピンの腹腔内投与量は13v/L1体重
であり、マウスのテトラベナジン誘発性眼瞼下垂の89
1阻止効果を生じる2−フルオロ−7−ヒドロキシ−1
1−(β−(メチルアミノ)エチルチオフジベンズ(b
、f〕オキセピンの腹腔内投与量は20tq/〜体重で
ある。標準的抗うつ剤であるアミトリブチリン(Ami
triptyline )は、この測定法において腹腔
内投与で1.5の口5oを示す。
抗うつ反応は、本発明の(アミノアルキルチオ)ヒドロ
キシジベンズオキセピンを、かかる、処置を必要とする
対象に対しQ、01〜100W/〜体重/日の有効経口
、非経腸または静脈内投与量として投与すれば得られる
。特に有効な量は約25119/一体重7日である。し
かしながら、いずれの特定の対象に対しても、個々の投
与量計画(regimen)は、個別的な必要性、およ
び前述の化合物を投与する者または投与を監督する者の
職業的判断に従って調整される点は理解されるべきであ
る。さらに、ここに記述した投与量は単に例示であって
、それらは本発明の範囲または実施をいささかも限定す
るものでないことも理解されるべきである。
本発明の(アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベンズオ
キセピンは1乳動物におけるそれらの疼痛軽減能力の故
に鎮痛剤としても有用である。本発明化合物の鎮痛剤と
しての有用性は、鎮痛作用についての標準的測定法であ
るマウスにおlるフェニル−p−キノン身振り測定法に
おいて示される(Proc、 Soc、 N:xptL
 Biol、 Med、。
95 729(1957))。すなわち、例えば、この
測定法でマウスの身捩りを69優抑制する皮下投与1t
は、2−フルオロ−8−ヒドロキシ−11−〔β−(メ
チルアミン)エチルチオフジベンズ[b、f]オキセピ
ンの場合2oq/Kr体重であり、また身捩りを42%
抑制する皮下投与量は、2−フルオロ−7−ヒドロキシ
−11−〔β−(メチルアミツノエチルチオjジベンズ
(b、f)オキセピンの場合10q/〜体重である。標
準的鎮痛剤であるプロポキシフェンは、この測定法では
A 919/一体重の皮下投与において身捩りの50俤
抑制(計算値〕を示す。
本発明の(アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベンズオ
キセピンをかかる処置を必要とする対象に対しα01〜
100HI/一体重7日の有効経口、非経腸または静脈
内投与量として投与すれば鎮痛作用が得られる。特に有
効な量は、約25η/〜体重/日である。しかしながら
、いずれの特定の対象に対しても個々の投与量計画は、
個別的な必要性、および前述の化合物を投与する者また
は投与を監督する者の職業的判断に従って調整される点
は理解されるべきである。さらに、ここに記述した投与
量は単に例示であって、それらは本発明の範凹または実
施をいささかも限定するものでないことも理解されるべ
ぎであ、る。
本発明のその他の(アミノアルキルチオノヒドロキシジ
ベンズオキセピンとしては次のものが挙げられる。
a、  F3−ヒドロキシ−2−トリフルオロメチル−
11−(r−(ジメチルアミノ)−プロピルチオクジベ
ンズ〔b、f〕オキセピン、b、・2−フルオロ−8−
ヒドロキシ−11−(β−(−N−メチル−N−(4−
クロロフェノキシカルボニル)アミノコエチルチオ)ジ
ベンズ[b、f]オキセピン、 c、  2−フルオロ−8−ヒドロキシ−11−(r−
N−メチル−N−(3−メチルフェノキシカルボニル)
アミン〕プロピル)ジベンズ(b、f)オキセピン、 d、2−フル#o−8−に:I’o#シー1l−(J−
N−メチル−N−(2−メトキシフエノキシカルボニル
ンアミノ〕ブチル)ジベンズ(t)、flオキセピン、 s、  2−フルオロ−7−ヒドロキシ−11−(β−
[N−メチル−N−(4−)リフルオロメチルフェノキ
シカルボニル)アミン〕エチルチオ)ジベンズ(b、f
)オキセピン、f、2−フルオロ−7−ヒドロキシ−1
1−(r−(N−メチル−N−(3−ニトロメチルフェ
ノキシカルボニル)アミン〕プロピル)ジベンズ(b、
f)オキセピン、 go  3−エチル−8−ヒドロキシ−11−〔β−(
メチルアミノ]エチルチオ〕ジベンズ(Jf)オキセピ
ン、 h、  4−メトキシ−7−ヒドロキシ−11−(r−
(ジエチルアミノ)プロピルチオクジベンズ(b、f)
オキセピン、 1.6−ヒドロキシ−2−メチルチオ−11−〔δ−(
エチルアミノ)ブチルチオフジベンズ〔blf〕オキセ
ピン、 j−3−エチルスルホニル−9−ヒドロキシ−11−〔
β−(ジメチルアミノンエチルチオ〕ジベンズ[b、f
]オキセピン、 k、  4−エチルスルフィニル−7−ヒドロキシ−1
1−(r−(ジメチルアミノ)プロピルチオ〕ジベンズ
(b、f)オキセピン、1.2−アミノ−8−ヒドロキ
シ−11−〔β−(エチルアミノ)エチルチオフジベン
ズ〔b、f〕オキセピン、 m、  7−ヒドロキシ−2−ニトロ−11−〔−一(
メチルアミノ)エチルチオフジベンズ(b、f〕オキセ
ピン、 n、  2.7−シヒドロキシー11−〔β−(ジメチ
ルアミノ)エチルチオフジベンズ[b、f)オキセピン
本発明の化合物の有効量は対象に対し、各種方法のうち
のいずれの方法によって投与してもよく、例えば、カプ
セルまたは錠剤として経口的にか、滅菌溶液または懸濁
液として非経腸的にか、また場合によっては、滅菌溶液
として静脈内的に投与されうる。本発明の(アミノアル
キルチオ)ヒドロキシジベンズオキセピンは、それ自体
で有効であるが、安定性、便宜、結晶化、溶解度増大な
どを目的としてそれらの薬学的に許容しうる酸付加塩の
形態で調合しそして投与することもできる。
好ましい薬学的に許容しうる付加塩としては、鉱酸例え
ば塩酸、硫酸、硝酸などの塩、−塩基性カルボン酸例え
ば酢酸、プロピオン酸などの塩、二塩基性カルボン酸例
えばマレイン酸、7マール酸などの塩、および三塩基性
カルボン酸例えばカルボキシこはく酸、クエン酸などの
塩が含まれる。
有効量の本発明化合物を例えば不活性希釈剤と共にかま
たは可食性担体と共に経口投与してもよい。それらは、
ゼラチンカプセル中に封入してもよいしあるいは錠剤に
圧縮してもよい。
経口投与による治療には、前述の化合物を賦形剤と配合
してもよく、そして錠剤、トローチ、カプセル、エリキ
シル、懸濁液、シロップ、クエーハ、チューイン!ガム
などの形態で用いてもよい。これらの製剤は、少くとも
0.5噂の活性化合物を含むべきであるが、個々の剤形
に応じて変えてもよく、また好都合には、その単位の重
量の4s〜、約70優であってもよい。かかる組成中の
活性化合物の量は、適当な投与量が得られるような量で
ある。本発明の好ましい組成物および製剤は、軽口投与
量単位形が1.0〜300■の活性化合物を含むように
調製される。
前記錠剤、丸剤、カプセル、トローチなどは次のような
成分を含んでいてもよい。すなわち、結合剤例えば微細
結晶性セルロース、トラガカントゴムまたはゼラチン、
賦形剤例えばでんぷんまたはラクトース、崩壊剤例えば
アルギン酸、とうもろこしでんぷんなど、潤滑剤例えば
ステア、リン酸マグネシウム、滑剤例えばコロイド性二
酸化けい素および甘味剤例えばスクロースまたはサッカ
リン。あるいはまた香味付与剤例えばはパーミント、サ
リチル酸メチル、またはオレンジ・フレーバリングを添
加してもよい・投与量単位形がカプセルである場合には
、それは前述のタイプの材料のほかに、液状担体例えば
脂肪油を含んでいてもよい。その他の投与量単位形は、
その投与量単位形の物理的形態を修正する他の様々な材
料を例えばコーティングとして含有してもよい。すなわ
ち、錠剤または丸剤は砂糖、シェラツクまたはその他の
腸溶コーティング剤で被覆されていてもよい。シロップ
は、活性化合物のほかに、スクロース(甘味剤として)
およびある種の保存剤、色素および着色剤オヨびフレー
バを含有していてもよい。これら様りな組成物の調製に
用いられる材料は薬学的に純粋であるべきであり、かつ
、使用量で毒性があってはならない。
非経腸投与による治療には、本発明の活性化合物を溶液
または懸濁液中に取り込んでもよい。
これらの製剤は少くとも01優の活性化合物を含むべき
であるが、その重量のa、5〜約50俤の範囲で変化さ
せてもよい。かかる組成物中の活性化合物の量は、適当
な投与量が得られるよ5な量である。本発明の好ましい
組成物および製剤は、非経腸投与量単位に0.5〜10
0■の活性化合物が含まれるように調製される。
前記溶液または懸濁液は、次のような成分を含むことも
できる。すなわち、滅菌希釈剤例えば注射用水、食塩水
溶液、固定油、ポリエチレングリコール、グリセリン、
プロピレングリコールまたはその他の合成溶媒;抗細菌
剤例えばベンジルアルコールまたはメチルパラベン類;
酸化防止剤例えばアスコルビン酸または重亜硫酸ナトリ
ウム;キレート化剤例えばエチレンジアミン四酢酸;緩
衝剤例えばアセテート、シトレートまたはホスフェート
および張度調整剤例えば塩化ナトリウムまたはデキスト
ロース。非経腸投与用製剤は、アンプル、使い捨てシリ
ンジまたは多数回投与量入りバイアル(ガラスまたはプ
ラスチック製〕に封入することもできる。
以下の実施例は例示のためだけのものであって、本発明
を限定するものではない。
実施例 1 2−フルオロ−8−ヒドロキシ−11−〔β−(N−メ
チル−N−フェノキシカルボニルアミノ)エチルチオク
ジベンズ[:b、f]オキセピン2.12の2−フルオ
ロ−8−メトキシ−11−〔β−(N−メチル−N−フ
ェノキシカルボニル)エチルチオクジベンズ[b 、f
 ]オキセピンのジクロロメタン1〇−中の溶液を冷却
スる一方、ジクロロメタン中の1M三臭化ホウ素の原液
を潤油した。室温で16時間攪拌を続けた後、反応混合
物を100rRtの水で急冷した。有機物をエーテル抽
出し、洗浄しそ[2て無水硫酸マグネシウムで乾燥した
。溶媒を減圧除去した後残った油状物をエーテル中で充
填されたシリカゲルカラムに通しそしてエーテルで溶出
して1.65f(58%)の生成物を得た。m、p−1
09℃(ヘキサンで磨砕後)。
分析値: (c24H2ovNo4sとして)計算値:
65.89俤C4,61%H420%N実測値:6&2
9畳C4,81チH2,99チN実施例 2 2−フルオロ−8−ヒドロキシ−11−〔β−(メチル
アミン)エチルチオクジベンズ[b、f]オキセピン 1.5fの2−フルオロ−8−ヒドロキシ−11−〔β
−(N−メチル−N−フェノキシカルボニルアミノ)エ
チルチオクジベンズ(b、f)オキセピン、10−のエ
チレンf IJコール中の85チ水酸化カリウム五〇t
の混合物を165℃で1時間攪拌した。冷却溶液を水で
希釈し、そして濃塩酸で酸性(pH=2)とした。その
混合物をエーテル抽出し、水性溶液を炭酸カリウム溶液
で塩基性とし、そしてクロロホルムで十分抽出した。合
一した有機抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、そして溶媒を真空除去した。アセトン−ヘキサン
から再結晶して75011i(69,5%)の生成物を
得た。mi、159〜160’C0分析値: (C17
H1,5FNO2Sとして)計算値: 64.35’l
pC5,08*H4,1%N実測値: 64.25%C
5,25*H4,40%N実施例 3 2−フルオo−7−ヒドロキシ−11−〔β−(メチル
アミノ)エチルチオ〕ジベンズ(tl、f)オキセピン 1、Ofの2−フルオロ−7−メドキシー11−〔β−
(N−メチル−N−フェノキシカルボニル)エチルチオ
jジベンズ[b、f]オキセピンのジクロロメタン5W
It中の溶液に、ジクロロメタン中の1M三臭化ホウ素
4−を潤油した。室温で15時間攪拌した後、その混合
物を20W1tのエーテルおよび10s4tの2N塩酸
で平衡した。
攪拌を1時間続け、そして膚分離した。有機相を水洗し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して2−
フルオロ−7−ヒドロキシ−11−〔β−(N−メチル
−N−フェノキシカルボニルアミツノエチルチオクジベ
ンズ(b * で〕オキセピンを油状物として得た。
そのカルバメート(α52)を3−のエチレングリコー
ルに溶解し、そして、2dの水中、1.Ofの水酸化カ
リウムと共に、窒素下に150℃で3時間加熱した。冷
却した混合物を100−の水で希釈しそして濃塩酸でp
H−2の酸性とした。
中性および酸性成分をエーテル抽出により除去し、そし
て水性溶液を固体炭酸カリウムで飽和させた。その混合
物を大過剰のクロロホルムで抽出し、洗浄しそして乾燥
した。溶媒を蒸発させて、18511F(27%)の生
成物を得た。アセトン−ヘキサンから再結晶して調製し
た分析試料は、m、p、 181〜182℃であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、R_1は水素、1〜6個の炭素原子を有有る低
    級アルキルまたは式▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中、 Xは水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子を有する低級
    アルキル、1〜6個の炭素原子を有する低級アルコキシ
    、トリフルオロメチルまたはニトロである)で示される
    基であり、R_2は1〜6個の炭素原子を有する低級ア
    ルキルであり、Yは水素、ハロゲン、ヒドロキシ、トリ
    フルオロメチル、1〜6個の炭素原子を有する低級アル
    キル、1〜6個の炭素原子を有する低級アルコキシ、1
    〜6個の炭素原子を有する低級アルキルチオ、1〜6個
    の炭素原子を有する低級アルキルスルフィニル、1〜6
    個の炭素原子を有する低級アルキルスルホ:ル、アミノ
    またはニトロであり、そしてnは2、3または4である
    〕 で示される化合物、その光学対掌体、またはその薬学的
    に許容しうる塩。 2)R_1が水素であり、Yがハロゲンでありそしてn
    が2である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3)R_1が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Xは水素であり、Yはハロゲンでありそしてnは
    2である) で示される基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 4)2−フルオロ−7−ヒドロキシ−11−〔β−(メ
    チルアミノ)エチルチオ〕ジベンズ 〔b,f〕オキセピンである特許請求の範囲第2項記載
    の化合物。 5)2−フルオロ−8−ヒドロキシ−11−〔β−(メ
    チルアミノ)エチルチオ〕ジベンズ 〔b,f〕オキセピンである特許請求の範囲第2項記載
    の化合物。 6)2−フルオロ−7−ヒドロキシ−11−〔β−(N
    −メチル−N−フェノキシカルボニルアミノ)エチルチ
    オ〕ジベンズ〔b,f〕オキセピンである特許請求の範
    囲第3項記載の化合物。 7)2−フルオロ−8−ヒドロキシ−11−〔β−(N
    −メチル−N−フェノキシカルボニルアミノ)エチルチ
    オ〕ジベンズ〔b,f〕オキセピンである特許請求の範
    囲第3項記載の化合物。 8)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、R_1は水素、1〜6個の炭素原子を有する低
    級アルキルまたは式▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中X は水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子を有する低級ア
    ルキル、1〜6個の炭素原子を有する低級アルコキシ、
    トリフルオロメチルまたはニトロである)で示される基
    であり、R_2は1〜6個の炭素原子を有する低級アル
    キルであり、Yは水素、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフ
    ルオロメチル、1〜6個の炭素原子を有する低級アルキ
    ル、1〜6個の炭素原子を有する低級アルコキシ、1〜
    6個の炭素原子を有する低級アルキルチオ、1〜6個の
    炭素原子を有する低級アルキルスルフィニル、1〜6個
    の炭素原子を有する低級アルキルスルホニル、アミノま
    たはニトロでありそしてnは2、3または4である〕 で示される化合物、その光学対掌体またはその薬学的に
    許容しうる塩を製造するにあたり、式II ▲数式、化学式、表等があります▼II 〔式中、Yは前述のとおりであり、Rは1〜6個の炭素
    原子を有する低級アルキルであり、R_1は1〜6個の
    炭素原子を有する低級アルキルまたは式▲数式、化学式
    、表等があります▼(式中Xは前述のとお りである)で示される基であり、そしてR_2は1〜6
    個の炭素原子を有する低級アルキルである〕 で示される化合物を脱アルキル化して式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、Y、R_1およびR_2は前述のとおりである
    )で示される化合物を生成し、そして場合により、式
    I (式中R_1は式▲数式、化学式、表等があります▼
    で示される基であり、そしてR_2およびYは前述のと
    おりである)で示される化合物を加水分解して式 I (
    式中R_1は水素であり、そしてR_2およびYは前述
    のとおりである)で示される化合物を生成し、そして場
    合により、その薬学的に許容しうる塩を製造する方法。 9)式IIで示される化合物の脱アルキル化が、式IIで示
    される化合物をハロ炭素溶媒中式 BHal_3で示される三ハロゲン化ホウ素で処理する
    ことにより行われる特許請求の範囲第8項記載の方法。 10)溶媒としてのハロゲン化アルカン中の三臭化ホウ
    素が用いられる特許請求の範囲第9項記載の方法。 11)活性成分としての特許請求の範囲第1項記載の化
    合物と薬学的に許容しうる担体とよりなる薬学的組成物
    。 12)抗うつおよび/または鎮痛活性を有する医薬の調
    製のための特許請求の範囲第1項記載の化合物の使用。
JP61091410A 1985-04-23 1986-04-22 (アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベンズオキセピンおよびそれらの製法 Pending JPS61249978A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US72643285A 1985-04-23 1985-04-23
US726432 1985-04-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61249978A true JPS61249978A (ja) 1986-11-07

Family

ID=24918574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61091410A Pending JPS61249978A (ja) 1985-04-23 1986-04-22 (アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベンズオキセピンおよびそれらの製法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0200132A3 (ja)
JP (1) JPS61249978A (ja)
DK (1) DK184686A (ja)
ES (1) ES8706660A1 (ja)
GR (1) GR861057B (ja)
PT (1) PT82446B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2227895C (en) 1995-10-11 2012-07-17 Luminex Corporation Multiplexed analysis of clinical specimens apparatus and methods

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES475770A1 (es) * 1977-12-13 1980-01-16 Hoechst Ag Un procedimiento para preparar benzoxepinas

Also Published As

Publication number Publication date
DK184686D0 (da) 1986-04-22
PT82446B (pt) 1988-11-30
GR861057B (en) 1986-08-19
EP0200132A3 (en) 1987-08-26
ES554202A0 (es) 1987-07-01
EP0200132A2 (en) 1986-11-05
ES8706660A1 (es) 1987-07-01
DK184686A (da) 1986-10-24
PT82446A (en) 1986-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100523366B1 (ko) 티에닐아졸일알콕시에탄아민, 이의 제조방법 및 이의 용도
KR20070050967A (ko) 4-[[(7r)-8-사이클로펜틸-7-에틸-5,6,7,8-테트라하이드로-5-메틸-4-6-옥소-2-프테리디닐]아미노]-3-메톡시-n-(1-메틸-4-피페리디닐)벤즈아미드의 수화물 및 다형체, 이들의제조방법, 및 약제로서의 이들의 용도
US3341594A (en) 1-(3, 5-dihydroxy-phenyl)-1-hydroxy-2-isopropylamino-ethane and salts thereof
FR2460919A1 (fr) Amino-ethers oxydes, leur procede de preparation et leur application en therapeutique
EP0579681A1 (en) Crystalline tiagabine hydrochloride monohydrate, its preparation and use
CZ20033365A3 (cs) Deuterované N-substituované a alfa-substituované aminoalkylestery difenylalkoxyoctové kyseliny a léčiva obsahující tyto sloučeniny
KR840001552B1 (ko) 시클로헥센 유도체의 제조방법
CN115518058A (zh) N-环烷基取代的芳甲胺类化合物在制备抗病毒药物中的用途及结构和制备方法
JPS61501854A (ja) 新規なド−パミン・アゴニスト
JPS6326099B2 (ja)
JP2000513373A (ja) オキシランカルボキシル酸誘導体及びその製造方法
JPS61249978A (ja) (アミノアルキルチオ)ヒドロキシジベンズオキセピンおよびそれらの製法
NO803693L (no) 2,3-indoldion-derivater.
EP0034647B1 (en) 4-aryloxy-3-phenylpiperidine derivatives, intermediates, a process for the preparation of such compounds and their use as medicaments
JPS58188879A (ja) シプロヘプタジン−3−カルボン酸及び構造的に関連した化合物のエステル
EP0146155B1 (en) Ether of n-propanolamine derivative
CN117279898A (zh) 抗菌化合物
JPH05221938A (ja) 置換アミノプロパン、それらの製造方法およびそれらの使用
GB2040936A (en) Phenylthiophenylpiperidines
IL28125A (en) 5- [Arylhydropipridinyl- (and arylhydropyrrolidinyl-) lower alkyl] -2-exazolidinones
AU641665B2 (en) Novel stereoisomers
US4405633A (en) Method of treatment of asthma
EP2699560B1 (en) 5-carbamoyl-adamantan-2-yl amide derivatives, pharmaceutically acceptable salts thereof and preparation process thereof
EP0005091A1 (fr) Nouvelles pipérazines monosubstituées, leurs procédés de préparation et les compositions pharmaceutiques les renfermant
HU194213B (en) Process for production of 3-alkoxi-2-n-pirrolidin-n-piridil-n-furil /or n-tienil/-methil-prophil amins