JPS61249245A - ツ−ル集中管理装置 - Google Patents

ツ−ル集中管理装置

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JPS61249245A
JPS61249245A JP8841185A JP8841185A JPS61249245A JP S61249245 A JPS61249245 A JP S61249245A JP 8841185 A JP8841185 A JP 8841185A JP 8841185 A JP8841185 A JP 8841185A JP S61249245 A JPS61249245 A JP S61249245A
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JP
Japan
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tape
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JP8841185A
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Toshizo Sawada
沢田 利三
Yoshitaka Ide
井出 美登
Hiroyuki Kitano
裕之 北野
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Proterial Ltd
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は数値制御式工作機械(以下単にNC機械と記す
)で製品を加工する工具を集中的に管理するのに適した
ツール集中管理装置に関する。
〔従来の技術〕
NCテープを用いて製品を加工するNC機械の工具を再
研磨して寸法が変った場合にはNC機械のNCテープを
補正しなければならない。
従来はNC機械のCRTディスプレイを用い工具N。
を指示して所望の工具を呼び出し、補正値を指示してN
Cテープの補正を行っていた。二の方法で多数の工具の
寸法を補正するには、多くの工数と労力を必要とするば
かりでなく、転記ミス、演算ミス、操作ミスを誘発する
ことをしばしば経験するものである。
そこで本発明者等はさきに、工具補正値出力装置(特願
昭59−165146)を開発した。
すなわち、マシニングセンタ、 NCフライス、ターニ
ングセンタ等のNC機械で製品を加工する際には第1図
に示すツールホルダー1を用いる。
このツールホルダー1の先端にはドリル、タップ、エン
ドミル、正面フライス、ポーリング等の刃物2が取付け
られており、またツールホルダーの後端部はテーパ3ま
たはストレート形状を有し、この部分を工作機械主軸の
テーパ4に・スすることにより製品の加工に供せられる
このツールの長さaと直径dは取付ける刃物およびツー
ルホルダーの選定次第で、その都度変わるものであるが
、これらは一般に第2図に示すツールプリセツタ−によ
り計測される。
通常のツールプリセツタ−は直径方向寸法測定用スライ
ドユニット5には測定子6を備えた直径測定ダイヤルゲ
ージ7および測定子8を備えた長さ方向寸法測定ダイヤ
ルゲージ9が取付けられている。  、 また、前記直径方向寸法測定用スライドユニット5は長
さ方向寸法測定用スライドユニット10に取付けられて
いる。
ツールプリセツタ−12で計測したツールの長さΩと直
径dの実測値はデジタル表示部のついた計測装置11の
出力端子を通じて直接第3図に示すマイコン装置14に
入力される。
一般に上記NC機械での加工に用いられるNCテープは
通常ツールプリセツタ−によるツールセツティング作業
よりも先行する場合が多くNCテープ作成時点ではツー
ルのスピンドルゲージライン13から刃物の先端までの
実寸法aおよび刃物の直径dの実寸法はまだ決まってい
ない。
例えば特定の製品を加工するNCテープを作成する場合
にはツール長し=300龍、ツール直径D=0■謹と仮
定して、NCテープを作成する。それ故NCテープ作成
者が仮定した設定寸法とツールプリセツタ−12で測定
した実測寸法との間には差異が生じる。
ここでROM (リード、オンリー、メモリ)35は一
度書き込んだら読出ししかできないプログラム記憶装置
であり、RAM(ランダム、アクセス、メモリ)36は
記憶内容を必要に応じて修正することができるデータ記
憶装置である。
マイコン装置ではL=Ω−300、D=d/2の補正演
算データのストック等を行った後、再び出力回路15を
介してパンチャー16によって工具補正値NCテープを
出力する。
マシニングセンタの作業者は、この補正値NCテープを
NC装置のテープリーダーにかけ読み取らせることによ
りNCテープの補正作業を完了する。
パンチャーによって出力された補正テープのみでは補正
値の正誤を確認することが出来ないため、出力回路17
を介しプリンター18によって補正値一覧表として出力
する。
以上によりNCテープの工具補正に伴う一連の作業を終
了するものである。
NC機械の段取替え作業において、ツール交換に伴うN
Cテープの補正作業は必要不可欠であり、本作業は現在
上記のようにマイコン装置を用い計測データを基に直接
NC補正テープとして自動出力を可能にしているが1段
取替え時のツールに関する準備作業全般を見ると、ツー
ル探し、ツールリストの作成、その他改善を要する作業
が多く、新規な機器の開発が強く望まれていたところで
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述せる工具補正値出力装置は、 NC機械のNCテー
プを補正するのにはきわめて便利であるが、工具を集中
的に管理するためにはまだ多くの問題点が残されている
すなわち、ツールの段取替え時にはツールの探索、取り
出しから始まりツールホルダーへの刃物のセット、ツー
ルプリセツタ−での寸法計測、ツール補正値の算出、ツ
ールリストの作成等多くの作業を必要とするが、これら
は何れも内設取り作業であるため突発の機械故障、ある
いは工程変更を余儀無くされた場合に、迅速な対応が困
難でありツール準備が完了するまでの間、NC機械の稼
働1率の低下を招くことになる。
本発明の目的は、ツールを体系的に整備してコード化し
、かつアドレスを設定して置き場所を固定し、ツールの
探索、取り出し、ツールホルダーへの刃物のセット、ツ
ールプリセツタ−での寸法計測、ツール補正値の算出、
ツールリストの作成等、一連の作業をすべて外段取り化
してツールを所定のアドレスに管理すると共に、これら
ツールに関する諸情報をすべてコンピュータにより一括
集中管理し、必要な時に直ちにこれらの情報を出力する
ことの出来るツール集中管理装置を提供するものである
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のツール集中管理装置は、 a)ツールプリセツ
タ−により計測したツールの長さ、直径の実測値をCP
Uに出力する計測装置と、 b)前もってNCテープ作
成時に仮設定したツールの長さ、直径の設定値と上記計
測装置より入力した実測値との差異を演算する演算装置
と、 c)この演算結果を記憶する記憶装置と、d)こ
の記憶内容の確認を行なうための表示装置と、 e)ツ
ールに関する諸データの入出力、呼び出しを行なうため
の入出力機器と。
f)演算結果をツール補正値データとしてNC工作機械
に入力し得るNCテープを出力するパンチャーと、g)
記憶内容を出力するプリンターと、h)NC機械での製
品加工中にツール補正値データの修正を行った場合に、
これを修正後のツール補正値NCテープに置換するため
のNCテープパンチャーと、i)この修正NCテープを
最適ツール補正値としてCPUに再入力するためのNC
テープリーダーとを有し。
識別用に設けたツール形状コード、整理用に設定したア
ドレスコードを定め、ツールの長さ、直径寸法をツール
プリセツタ−で実測後、所定の番地式工具棚またはマガ
ジン式ツール管理機の所定のアドレスに収納したプリセ
ット済みツールの実測値をツールプリセツタ−備付けの
計測装置よりIOボード33が受取り、前もって仮設定
して入力済みのツール設定値との差異をツール補正値と
してCPUが演算し、これとは別に入出力装置を用いて
入力済みのツール情報と合せてCPUにて一括管理して
おき、ツール準備要求発生に対応してツール直径および
長さ補正用NCテープと他のツール情報とをデータリス
トの形で出力し、 NC機械での製品加工中に生じた当
初のツール集中管理装置より出力した理論上のツール補
正値に基づく加工寸法と実加工時の加工寸法との間に生
じるずれを無くすべく実機械での加工条件を加味した最
適ツール補正値に修正した時に、この値をNCテープパ
ンチャーによりNCテープとして出力し、これをツール
集中管理システムのNCテープリーダーに読込ませて、
常時CuPのツール補正値を最適値として登録するよう
にしたものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第4図はツール集中管理システムの概要図、第7図はア
イテム別ツールデータの入力フォーマットで、第8図は
ツールコードデータの入力フォーマットであり、何れも
プログラマ−が作成し呈具室員がタイプライタ−によっ
てCPU27に入力しRAM36に記憶させるものであ
る。
この入力データを第9図のツール補正値データリスト、
第10図のツールコードリスト、第11図のツール種類
別リスト、第12図のツールコード図番リストなど4種
類のリストとして出力するものである。
これらのリストの利用目的、利用者等について詳細に説
明する。
まず第9図のツール補正値データリストにはアドレス、
ツール補正値、および刃具寿命等が記載されており、刃
具寿命は製品を加工するときに加工員に知らせるもので
、アドレス、ツール補正値は工具室員がプリセット済み
ツールを番地式ツール棚より払出しする時に利用するも
のである。
第10図のツールコードリストでは、集約ツールコード
の内訳、集約ツールコードの干渉のチェック、ツールの
行先、ツールのセツティング長さ。
および直径の確認等を工具室員がツールプリセットを行
うときに利用するものである。
第11図のツール種類別リストは、全保有ツールの一覧
表でプログラマ−がツールレイアウトを作成する時に利
用するものである。
第12図のツールコード図番リストは、切削条件変更の
とき、あるいはツール購入量の目安をたてるのに利用す
るものである。
つぎに機器の構成を第4図で説明する。
ツールプリセツタ−12により計測したツールの長さ、
直径の実測値を、CPU 27 (第4図図示中央左辺
)に出力する計測装置11.NCテープ作成者が前もっ
て仮設定した設定値と計測装置11より入力した実測値
との差異を演算する演算装置28、演算結果を記憶する
記憶装置19、記憶内容の表示を行なうための表示装置
20、諸データの入出力、呼出しを行なう入出力機器2
1、ツール補正値をNCテープとして出力するパンチャ
ー22、記憶内容を出力するプリンター23及び使用済
みツールの最適補正値NCテープ31を出力するパンチ
ャー30と、この値をCPU27に゛入力するテープリ
ーダー32とから構成されている。
以上の構成により次に作用効果を説明する。
(1)ツール体系整備、コードの設定 1、ツール体系の整備100とツールコードの設定10
1 保有している各種対象ツールのすべてを、分解品の単位
(ホルダー、ドリルソケット、タッパ−、タップコレッ
ト、刃物等の単位)で型式別、サイズ別に全て体系的に
分類整備し、これらすべてに単一コード(例、AOI、
AO2・・・、BOI、BO2・・・)を設定し1個の
ツールホルダー(加工に供試する通常のツールホルダー
、単一ツールの組合せたもの)のツールコード(集約コ
ード例、 51231)は、これら分解品の単一コード
の組合せにより設定する。   −これは刃物の種類と
工具長、工具直径のみでツールコードを設定したのでは
、ツールとワークならびに治具との干渉のチェックが出
来ないからである。
第5図に示すように(a)例、(b)例ともに同一刃物
で同一工具長、同一工具直径を有している。
すなわち、第5図の(a)ではドリルの直径は20+s
mでホルダーA31.ドリルソケットB02゜ドリルE
215を組合せたもので基準面34からドリル先端まで
の長さは345m+sである。
一方、第5図の(b)例では、ドリルの直径は20mm
でホルダーA22.ドリルソケットB05゜ドリルE2
15を組合せたもので基準面34からドリル先端までの
長さは345mmである。
つまり(a)(b)どちらもドリル直径は20II11
.長さは345龍であるが、(a)例の場合は干渉せず
、(b)例の場合は干渉するということが発生する。
このように分解品の単位で単一コードを設定しておき、
これらの組合せによりツールコードを設定する本方法は
ツールホルダーの製品ならびに治具との干渉チェックに
多大の効果がある。
2、アドレスコードの設定102と保管場所の固定10
3 番地式工具棚24の全ての棚にアドレスを設定し、各種
ツールの保管場所を全て固定する。
〔■〕新規ツールプリセツティング作業1041゜ツー
ル情報のcpu事前登録1051)アイテム別ツールデ
ータ表の作成と登録第7図に示すアイテム別ツールデー
タを、入出力機器21により入力し記憶装置19に登録
保管する。
2)ツールコードデータの作成と登録 各ツールコードに対応するツール名称、ツール組合せ、
材質、アドレス、長さ指令、直径指令等を入出力機器2
1により入力し記憶装置19に登録保管する。
2、ツールプリセツタ−でのツール長さ、直径の計測 ツールは全てツールプリセツタ−12にセットし長さと
直径を実測し、この値を計測装置11を通じ直接CPU
27に取込む演算装置28はこのデータを基に式(1)
 (2)の補正演算を行ない、この結果を記憶装置19
に保管する。
長さ補正値=実測値−a、  ・・・・・・・(1)直
径補正値=(実測値−d、)/2・・・・・(2)も、
d、はNCテープ作成者がNCテープ製作上設定した値
でキー操作により変更可能である。
尚、プリセット済みのツールは現品にマジック又は刻印
等でツールコード、アドレスコードを記入し番地式工具
棚24の所定のアドレスに収納しておく。
(m)プリセット済みツールの準備作業106特定アイ
テムについてのツール準備要求107発生時には、ツー
ル集中管理装置の入出力機器21のキー操作により装置
内では記憶保管している事前登録済みのツール補正値デ
ータと、ツール情報データ群の中より関係のあるデータ
を選び出し、ドツキングさせることによりツール補正値
NCテープ25ならびに第9図のツール補正値データリ
スト26を自動出力する。
なお、この他にも記憶内容の確認の意味から第10図、
第11図、第12図に示すツールコードリスト、ツール
種類別リスト、ツールコード図番リスト、等の出力も可
能となっている。
第10図のツールコードリストは、プリセット済みツー
ルの持ち出し先が一目で判るように機械No(MCNo
)が印字されるようになっている。
このMCNoが0の場合は番地式ツール棚24にツール
が保管されていることを意味し、又NCN。
が5の場合は第5号のNC機械に持ち出されていること
を意味する。
又、第12図のツールコード図番リストは同一ツールを
共用可能なアイテム図面番号が一目で判るようになって
いる。これはツールを極力共用することにより絶対ツー
ル本数を削減することを目的としている。
工具室の作業者は、この自動出力したツール補正値デー
タリスト26のアドレスを参照して番地式工具棚24の
所定のアドレスより所望のツールホルダー1を取り出す
のみで済む。
このツール補正値データリスト26は、第9図に示すよ
うに予め入力しておいた刃具寿命個数、刃物の材質等も
同時出力されるようになっている。
一方、 NC機械の作業者は、このツール補正値データ
リスト26と同時に出力したツール補正値NCテープ2
5をNC装置のテープリーダーによって読み取らせるこ
とによりNCテープ情報のツール寸法設定値を実測値に
自動置換するものである。
理論的には上記の考えで良い訳であるが、実際には加工
時の諸条件に合わせて、NC機械の作業者がNC装置の
CRTを用いてツール補正値の修正を余儀無くされてい
る場合が多い。
これを第6図においてツール直径補正の場合を例にとり
順を追って説明する。
C1は仕上形状を示し、C2は素材形状を示す。
またC3はツールプリセツタ−12の計測装置11で測
定した直径の実測値の172を加算した軌跡を示し、C
4,C5は加工時iこ被削材質、刃物の切れ味、剛性、
摩耗などによって理論的補正値C3ではC5のような削
り過ぎ、あるいはC4のような削り不足を生じるために
仕上形状C1に合わせるためにΔdztΔd8の加減を
必要とする。
第6図(a)は素材形状と仕上形状の関係を示す。
第6図(b)はツールプリセット作業に先行して行なう
加工用NCテープ作成時の刃物(この場合はカッターで
Φd寸法)の軌跡を示す、(この場合はΦd=oつまり
C1線でNCテープを組む)ツールプリセツタ−を用い
てカッター直径の正確な値を実測した時点において式(
2)の算式に基づき、ツール補正演算を行ない第6図(
0)に示すようにツール補正値NCテープを作成する。
ここでNC機械加工を行なうが、実際の加工時点には被
削材質の違い、刃物の切れ味、剛性、摩耗等加工時の諸
条件の影響により、第6図(d)に示すように当初の理
論的ツール補正値に基づく加工寸法と実加工時の加工寸
法との間にずれ(削り不足又は削り過ぎとなる)を生じ
ることがある。
この場合NC機械の作業者は止むなく、NC装置のCR
Tを用いて (イ)の場合はC4が01に一致するようにΦd/2−
Δd1の補正を行なう (ロ)の場合はC5がCIに一致するようにΦd/2+
Δd2の補正を行なう このようにツール補正値を変更することにより第6図(
e)のように最適カッター軌跡にする。
このように修正された最適ツール補正値を第4図に示す
■〜■の経路を経て直接ツール集中管理装置にフィード
バックして入力することが出来る。
つまり、最適ツール補正値をパンチャー30により使用
済みツールの最適補正値NCテープ31として出力し、
テープリーダー32を介してCPU 27に入力する。
この使用済みツールの最適補正値NCテープ31と演算
装置28から■を経由してパンチャー22から出力され
た最適補正値NCテープ29の数値はともに同一である
このようにしておくことにより、次回加工時には■、■
のルートを用いて、即最適補正値NCテープ29を出力
してのツール補正が可能となる。
もし、本機能がない場合には加工済みのツールは加工時
にカッターの刃先が摩耗し、直径Φdが変化している心
配があるため番地式ツール棚に戻す前にツールプリセツ
タ−で再度ツール直径を再計測する必要が生じる。
このように第6図で示すツール補正値の最適化と更新′
機能が本発明の最も大きな特徴である。
当初に出力した理論的なツール補正値が実際の加工段階
において補正値の変更が必要になった場合には、CPU
が記憶している理論的ツール補正値と、補正したツール
補正値とが一致しなくなる。
従って、このツール補正値の最適化と更新機能がなけれ
ば、使用済みツールを再度ツールプリセツタ−で実測し
て、その値をCPUに再入力する必要が生じることにな
る。
ところがこの実測値もまた理論値であるため。
正確な加工寸法を得ることはできない。
つまり、ツール棚に保管されている使用済みツールの実
寸法に第6図のΔd1またはΔd、を加味した寸法をC
PUに記憶させるようにしたものである。
本実施例ではツールホルダー1の管理手段に重点をおい
て説明したが、これに限定されるものではなく1名称と
アドレスを体系づけて入力しておくことにより、あらゆ
る機械のツールホルダー、刃具、段取具、治具、ゲージ
、あるいは測定具等の管理にも本発明の装置を適用する
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明のツール集中管理装置は、以下に記す多くの優れ
た効果を有するものである。
1、即使用状態にあるプリセット済みツールと、これら
に関するツール情報ならびにツール補正値NCテープ2
5を入出力機器21のキーボタン操作で即刻取り出すこ
とができる。 従って(1)ツール探し等のツール準備
(段取)時間を大幅に短縮し得る。
(2)工程変更にも迅速に対応することが出来る。
2、同一ツールコードのツールを多種類のアイテムに容
易に共用できるのでツールの重複を避けることが出来、
保有ツールの本数を削減し得る。
3、番地式1具柵あるいはマガジン式1具管理機に保管
しているプリセット済みツールの有無をCRTディスプ
レイで即刻判別し得る。
4、ツールプリセツタ−で読み取った実測値が直ちにC
PUに入力され、これを基にツール補正値が算出される
のでプリセット時の寸法読み取りミスによる不良発生を
防止し得る。
又1品質と信頼性の向上によりNC機械でのシングルブ
ロック加工(1ブロツクづつ動作及び干渉をチェックし
ながら行なう加工)が不要となる。
5、ツールコードの設定はツールの組合せ内容別に行な
っているのでツールの組合せ不良に起因する機械、治具
等との干渉を防止し得る。
6、  F M S (Flaxibla  Manu
facturing  System)採用に当っては
ツールの事前準備の如何が非常に重要なウェイトを占め
るが、本発明のツール集中管理装置は、この工具管理と
いう面で最大の効果を発揮し得るもので工業的に顕著な
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はツールホルダーに刃物をセットした状態の側面
図、第2図はツールプリセツタ−の正面図、第3図は従
来品のマイコン装置の概要図、第4図は本発明のツール
集中管理システムの概要図、第5図はツールの干渉状況
説明図、第6図はツール補正値の最適化と更新機能の説
明図、第7図はアイテム別ツールデータの入力フォーマ
ット、第8図はツールコードデータの入力フォーマット
。 第9図はツール補正値データリスト、第10図はツール
コードリスト、第11図はツール種類別リスト、第12
図はツールコード図番リストである。 11:計測装置 19:記憶装置 21:入出力機器 
22:パンチャー 23ニブリンター 28二演算装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a)ツールプリセッターにより計測したツールの長さ、
    直径の実測値をCPUに出力する計測装置と、b)前も
    つてNCテープ作成時に仮設定したツールの長さ、直径
    の設定値と上記計測装置より入力した実測値との差異を
    演算する演算装置と、 c)この演算結果を記憶する記憶装置と、 d)この記憶内容の確認を行なうための表示装置と、e
    )ツールに関する諸データの入出力、呼出しを行なうた
    めの入出力機器と、 f)演算結果をツール補正値データとしてNC工作機械
    に入力し得るNCテープとして出力するパンチャーと、 g)記憶内容を出力するプリンターと、 h)NC機械での製品加工中にツール補正値データの修
    正を行つた場合に、これを修正後のツール補正値NCテ
    ープに置換するためのNCテープパンチャーと、 i)この修正NCテープを最適ツール補正値としてCP
    Uに再入力するためのNCテープリーダーとを有し、 識別用に設けたツール形状コード、整理用に設定したア
    ドレスコードを定め、ツールの長さ、直径寸法をツール
    プリセッターで実測後、所定の番地式工具棚またはマガ
    ジン式ツール管理機の所定のアドレスに収納したプリセ
    ット済みツールの実測値をツールプリセッター備付けの
    計測装置よりIOボード33が受取り、前もつて仮設定
    して入力済みのツール設定値との差異をツール補正値と
    してCPUが演算し、これとは別に入出力装置を用いて
    入力済みのツール情報と合せてCPUにて一括集中管理
    しておき、ツール準備要求発生に対応して、ツール直径
    および長さ補正用NCテープと他のツール情報とをデー
    タリストの形で出力し、NC機械での製品加工中に生じ
    た当初のツール集中管理装置より出力した理論上のツー
    ル補正値に基づく加工寸法と実加工時の加工寸法との間
    に生じるずれを無くすべく実機械での加工条件を加味し
    た最適ツール補正値に修正した時に、この値をNCテー
    プパンチャーによりNCテープとして出力し、これをツ
    ール集中管理システムのNCテープリーダーに読込ませ
    て、常時CPUのツール補正値を最適値として登録する
    ようにしたことを特徴とするツール集中管理装置。
JP8841185A 1985-04-24 1985-04-24 ツ−ル集中管理装置 Pending JPS61249245A (ja)

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CN115351597A (zh) * 2022-08-19 2022-11-18 广东长盈精密技术有限公司 刀具的管理方法、装置及系统

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