JPS61249222A - 放電加工機による加工方法 - Google Patents

放電加工機による加工方法

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JPS61249222A
JPS61249222A JP9044985A JP9044985A JPS61249222A JP S61249222 A JPS61249222 A JP S61249222A JP 9044985 A JP9044985 A JP 9044985A JP 9044985 A JP9044985 A JP 9044985A JP S61249222 A JPS61249222 A JP S61249222A
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posture
electrode
machining
coordinates
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Eiichi Yamada
栄一 山田
Kiyoharu Kumagai
熊谷 清春
Hideo Kurihara
英雄 栗原
Michio Komiyama
小見山 道夫
Ichiro Aoki
一郎 青木
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/26Apparatus for moving or positioning electrode relatively to workpiece; Mounting of electrode
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H2500/00Holding and positioning of tool electrodes
    • B23H2500/20Methods or devices for detecting wire or workpiece position

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は自動加工システムに関し、特に加工工具を被加
工物に対し正しい姿勢に保って高精度な加工を行なうこ
とのできる自動加工システムに関する。
【従来の技術及びその問題点】
精密加工法の1つとして放電加工が一般に利用されてい
る。放電加工は、工具を電極として用いて被加工物との
間の微小間隙においてアーク放電を生起させ、これによ
り被加工物表面を微量づつ除去し被加工物を工具の形状
に対応した形状に加工するものである。 放電加工によれば、機械加工が困難な強靭な材料や高硬
度材料をも正確な形状に加工でき、また表面も比較的微
細にすることができ、更に電極さえ作製しておけば如何
なる形状の面をも加工することができるので、放電加工
はたとえばプレス加工用の金型の製造に利用される。 この様な放電加工のために用いられる放電加工機の従来
例を第1O図に示す、 図において、102はX方向スライドテーブルであり、
104は該X方向スライドテーブル102上に設けられ
たY方向スライドテーブルであり、該Y方向スライドテ
ーブル104上には加工液収容タンク10Bが固定され
ている。108は該タンク106中に設けられた作業台
であり、該作業台10g上にワーク110が固定されて
いる。尚、加工時にはタンク106中に加工液たとえば
水または油等が収容される。112はコラムであり、1
14はタイルであり、116は絶縁板であり、11gは
チャックであり、120は回転ヘッドであり、122は
電極ホルダーであり、124は電極即ち工具である。 回転ヘッド120はチャック11Bに対しZ方向のまわ
りに回動することができる。即ち1回転ヘッド120に
は水平方向を向いた突出部120aが固設されており、
一方チャック118には該突出部120aのZ方向のま
わりの回動方向に関し両方から当接している回動調整ネ
ジ118a。 118bが付設されている。従って2つの調整ネジ11
8a、118bを操作することによりチャック118に
対し回転ヘッド120を回動することができる。 また、電極ホルダー122にはX方向及びY方向から電
極124に当接せしめられている調整ネジ122a、1
22bが付設されており、該調整ネジ122a、122
bを操作することにより電極124のZ方向に対する倒
れを修正することができる。即ち、調整ネジ122aを
操作することにより電極124をY方向のまわりに適宜
の角度回転させ、一方調整ネジ122bを操作すること
により電極124をX方向のまわりに適宜の角度回転さ
せるのである。 放電加工時においては、コラム112に対し電極124
をZ方向に沿ってド向きに移動させ、該電極124とワ
ーク110との間の間隙が微小となる位置で放電を開始
する。以後、少しづつ電極124を下向きに移動させな
がら放電を行ない、所定の位置で放電を停止し、電極1
24を上向きに移動させる。これにより、ワーク110
には電極124の下面及び側面の形状に対応する加工面
が形成される。 しかして、放電加工によりワークに対し高精度な加工を
行なうためには、電極124の形状が正確であることの
外に該電極124が正確な姿勢で電極ホルダー122に
装着されることが必要である。 しかるに1以上の様な従来の放電加工機においては、電
極ホルダー122に装着された電極124の姿勢は必ず
しも正確であるとはいえないので、電極124の装着後
に該電極を上下移動させながら電極面または該電極の側
面に形成された基準面124a、124bにダイヤルゲ
ージを当接させて電極の倒れを測定し、その測定結果に
基づきW1!ネジ122a、122bを操作して電極1
24のX方向のまわりの回動及びY方向のまわりの回動
を行ない、更に作業台に支持されたダイヤルゲージを電
極面または基準面に当接させながら作業台をX方向また
はY方向に移動させて電極の2方向のまわりの回転を測
定し、その測定結果に基づき調整ネジ118a、118
bを操作して電極124の2方向のまわりの回動を行な
い、これにより所望の電極姿勢に調整することが行なわ
れている。 一方、放電加工においてはワークに対し1つの電極で1
つの形状しか加工できない、このため。 複雑な加工を行なう場合には複数の電極が必要となり、
放電加工機において電極交換が行なわれる。また、放電
加工においては同一形状な加工する場合にも仕上げ精度
を良好に保つために先ず荒加工用の電極で加工した後に
仕上げ加工用の電極で加工することがあり、この場合に
も放電加工機において電極交換が行なわれる。 そして、ワークの種類によっては加工終了までに100
個以上の電極を使用することもある。 しかして、従来の放電加工においては放電加工機への電
極の装着のたびに上記の如く手作業で電極の姿勢を測定
し、これに基づき電極の姿勢を所望の許容範囲内に調整
することがなされている。 このため、放電加工にしめる段取工程の時間が大きく、
作業能率の向上が望めないという問題点があった。 また、電極自動交換装置を用いて電極を自動的に交換し
、段取工程の時間及び手作業を削減しようという試みも
なされているが、現在の電極自動交換装置では交換誤差
があり、そのままの姿勢で加工を行なったのでは十分な
加工精度を得ることができないという問題点がある。 このため、従来、放電加工において高い精度の加工を自
動的に行なうことはできないとされていた。 以上の様な問題は、放電加工のみならず、工具交換を行
なう一般の加工機においても同様に存在する。 [問題点を解決するための手段] 本発明によれば1以上の如き従来技術の問題点を解決す
るものとして、 (I)加工機の工具交換を行ない、次に(II)加工機
に装着された工具の被加工物に転写すべき形状面上にお
ける複数の測定点の座標を求め、次に (III)該測定点の座標に基づき演算により工具の姿
勢を算出し1次に (mV)算出された姿勢と予め定められた正しい姿勢と
を比較し1次に (V)測定姿勢が許容値外の場合には正しい姿勢に近づ
けるべく姿勢修正を行ない更に上記工程(II)へと戻
り、一方 (VI)測定姿勢が許容値内の場合には加工を行ない。 ([)加工終了後に更に別の]二具による加工を行なう
必要がある時には、上記工程(I)〜1)を繰返す、 ことを特徴とする。自動加工システム。 及び、 (I)加工機の工具交換を行ない、次に(II)加工機
に装着された工具の被加工物に転写すべき形状面上にお
ける複数の測定点の座標を求め、次に (III)該測定点の座標に基づき演算により工具の姿
勢を算出し、次に (mV)算出された姿勢と予め定められた正しい姿勢と
を比較し、次に (V)測定姿勢が許容値外の場合には、本工程が当該工
具について予め定められた回数行なわれていない時には
正しい姿勢に近づけるべく姿勢修正を行ない更に上記工
程(II)へと戻り1本工程が当該工具について予め定
められた回数既に行なわれていた時には当該工具により
加工されるべき加工部と関連する加工部を加工すべき工
具の装着を禁止する指令を発して更に上記工程(I)へ
と戻り、一方 (91)測定姿勢が許容値内の場合には加工を行ない、 (VII)加工終了後に更に別の工具による加工を行な
う必要がある時には、上記工程(I)〜(VI)を繰返
す、 ことを特徴とする。自動加工システム。 が提供される。 [実施例1 以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を示す
、 第1図は本発明加工システムにおいて用いられる放電加
工機の具体例を示す概略構成図である。 本図においては第1θ図におけると同様の部材には同一
の符号が付されており、これらについては説明を省略す
る。 図において、42は姿勢制御装置である。44は絶縁板
であり、46は電極取付面板であり、48はプルスタッ
トチャックであり、50は電極ホルダーである。また、
5,2はタッチセンサである。 上記姿勢制御装W142は電極124側(即ち下側)を
X方向のまわり、Y方向のまわり、及びZ方向のまわり
にそれぞれ独立に回動せしめることができ、この回動は
適宜の駆動回路(後述する)からの指令により行なわれ
る。 また、第2図は上記第1図に示される放電加工機の制御
系の構成を示すブロック図である。 図において、X方向スライドテーブル102、Y方向ス
ライドテーブル104、及び放電加工機本体の電極Z方
向スライド手段54は駆動回路56と接続されており、
該回路によりそれぞれX方向、Y方向及びZ方向に移動
せしめられる。更に、上記X方向、Y方向及びZ方向に
移動せしめ電極124の形状面に接触したときのタッチ
センサ52の座標をCPU6G内に記憶することができ
る。そして、タッチセンサ52を電極124の複数の測
定点に接触せしめて得られた複数の電極表面座標が姿勢
量演算回路62に入力せしめられ、更に正しい姿勢の際
の電極表面の座標としてCPU60内に記憶されている
データも上記演算回路62に入力され、該演算回路62
においてはこれらのデータの比較により姿勢量が算出さ
れ、その結果はCPU内に記憶される。そして、この姿
勢量に基づき姿勢修正駆動回路64により姿勢制御装!
!42が駆動せしめられる。これにより。 姿勢量を正しい姿勢のものに近づける様な姿勢制御装置
の駆動が行なわれる。 尚、CPU6Gには電極交換装置66も接続されている
。 第3図は本発明加工システムの一実施例を示す概略フロ
ーシートである。 先ず、放電加工機の電極ホルダー50に対し電極交換装
置66による電極交換が行なわれる(ステップ3−1)
、この電極交換は、放電加工機の電極ホルダー50に以
前の加工に用いた電極が装着されている場合には新たな
電極と交換されることになるし、プルスタットチャック
に電極が装着されていない場合には新たな電極の新規装
着のみとなる。この時、姿勢制御で傾いた位置の修正の
ため1次の電極交換前に姿勢制御オリエンテーション指
令信号をCPU60から姿勢修正駆動回路へ送る。オリ
エンテーション後、終了信号を姿勢制御装置側から受け
とり電極交換動作を開始する。 かくして新たな電極が放電加工機に装着された後に、該
電極の姿勢を正しいものとするための制御が行なわれる
(ステップ3−2)、この電極姿勢制御は、装着された
電極の姿勢を測定した後に該姿勢が所望の許容範囲内に
あるか否かを判定して、所望の範囲内にない場合には電
極の姿勢修正を行ない更に姿勢測定を行ない、これを繰
返して所望の精度内の姿勢をとらしめることにより行な
われる。 かくして、新たに装着された電極が所望の姿勢とされた
後に、放電加工機を作動させることにより電極を移動さ
せてワークに近接せしめ、放電加工が行なわれる(ステ
ー2プ3−3)。 以上により、当該電極に関する正確な放電加工が終了す
る。続いて、別の電極により正確な放電加工を行なうに
は、上記ステップ3−1〜3−3を繰返し行なえばよい
。 次に、電極姿勢制御工程3−2の詳細について説明する
。 電極は加工時にはワークに対し相対的に平行移動するの
で、電極の姿勢を測定するに際しては、基準となる姿勢
からのX方向のまわりの回転角即ちXタオレ、Y方向の
まわりの回転角即ちXタオレ、及びZ方向のまわりの回
転角即ちZ回転を求めればよい。 そこで、第4図(a)に示される様な角型の電極124
の場合には、Xタオレを求めるためにZ−X平面と平行
な面上における電極面の座標を測定する。測定点として
は、たとえば電極側面から2個所(Xl、X2)または
電極下面から2個所(X3.X4)選択する。同様にし
て、Xタオレを求めるためにY−X平面と平行な面上に
おける電極面の座標を測定する。測定点としては、たと
えば電極側面から2個所(71172)または電極下面
から2g4所(Y3.F4)選択する。 また、Z回転を求めるためにx−Y平面と平行な面上に
おける電極面の座標を測定する。測定点としては、たと
えば電極側面の2個所(ZS  。 z2)または(ZS 、z4)を選択する。 第4図(b)に示される様な丸型の電極の場合には、Z
回転を考慮する必要がないので、Xタオレ及びXタオレ
を角型電極の場合と同様にして測定すればよい。 更に、丸型の電極の場合には、第4図(C)に示される
様に、X−X平面と平行な平面及びY−X平面と平行な
平面上におけるZ座標の異なる2組の測定点W1〜W4
とW5〜W8とを選択することもできる。そして、測定
点W1#W4の座標からそれらの中心点W1の座標を算
出し、更に、測定点W5〜W3の座標からそれらの中心
点W2の座標を算出し、 Wi 、 1v2を結ぶ線の
方向を演算により求め、これからXタオレ及びXタオレ
を求めることができる。 以上の様な電極座標測定はたとえば次の様にして行なう
ことができる。 まず、座標系を原点が工具形状部内部にくる様に設定す
る。そして、第4図(&)において、Xタオレを測定す
る際には測定点XI、X2に対しては該測定点からX方
向に適宜の距離熱てられた位置xt  ’、X2 ”に
タッチセンサ52を位置せしめ−1これらを当該測定点
の座標測定の開始点とする。また、測定点x3.x4に
対しては該測定点から2方向に適宜の距離だけ隔てられ
た位置x3  ’ * x4 ′にタッチセンサ52を
位置せしめ、これらを当該測定点の座標測定の開始点と
する。 これらの開始点の設定は電極の種類に応じて予めティー
チングすることにより行なわれる。即ち、実際の加工の
ための電極姿勢測定に入る以前に当該電極に対する上記
測定開始点をCPU60にデータとして記憶させるので
あり、これにはたとえば手動によりX方向スライドテー
ブル102、Y方向スライドテーブル104及びZ方向
スライド手段54を操作してタッチセンサ52をそれぞ
れ上記開始点に位置せしめ、その時のタッチセンサ52
の座標をCPU60に記憶させる方法がある。尚、第4
図(b)に示される様な丸型電極の場合には、測定点x
1〜x4及びyl ””?4の全てに対して手動ティー
チングにより測定開始点を設定する代りに、たとえば測
定点x1  。 X2+X3に対する測定開始点のみを手動でティーチン
グし、他の測定点X4+Yl〜y4に対する測定開始点
を電極の軸対称性に基づき上記設定された3つの測定開
始点座標から自動的に設定することもできる。この様な
自動的設定は予めCPU60にプログラムを組込んでお
くことにより容易に行なうことができる。更に、この様
な手動によるティーチングを行なうかわりに、直接上記
開始点座標のデータをCPU60に入力して記憶させて
もよい。 以上、Xタオレの測定に関し説明したが、Yタオレ及び
Z回転の測定においても同様である。 尚、第4図(C)に示される様な測定の場合には、たと
えば測定点wl  * W2 * w5に対する測定開
始点のみを手動でティーチングし、他の測定点w3 *
 w4 @ We〜W8に対する測定開始点を上記第4
図(b)の場合と同様にして自動的に設定することもで
きる。 以上の様にして測定開始点を設定した場合には、電極座
標測定に九ってタッチセンサ52を定められた方向に座
標の絶対値が小さくなる向きに移動させればよいことに
なり、移動制御が容易になる。また、各測定点間のタッ
チセンサの移動は、たとえばx、YまたはZ方向に沿っ
て電極124に衝突しない様に行なわれる。 以上述べた様な姿勢制御工程のフローシートを第5図に
示す、 即ち、先ずタッチセンサ52を第1の測定開始点へと移
動させた後に第1の測定点の座標測定が行なわれ、同様
にして第2以降の測定点の座標測定が行なわれてX方向
タオレに関する座標測定が終了し、次に同様にしてY方
向タオレ及び2回転に関する座標測定が終了する(ステ
ップ5−1)。 かくして測定された座標に基づき姿勢量演算が行なわれ
る(ステップ5−2)。 次いで、演算により得られた姿勢状態量と基準となる予
めCPU60内に記憶させである正しい姿勢状態量との
比較が行なわれ(ステップ5−3)、その差が許容値内
である場合には続いて加工工程へと移行する。 一方、許容値外である場合には姿勢制御装置42が駆動
せしめられて電極124がX方向、Y方向及び/または
Z方向のまわりに適宜の角度回動せしめられ(ステップ
5−4)、続いてステップ5−1へと戻る。 次に、加工工程3−3の詳細について説明する。 実際の加工に移る前に電極とワークとの位置関係を割出
して、電極の送り寸法が算出される。第6図(a)、(
b)は電極送り寸法の算出方法を説明するための図であ
る。 上記姿勢制御工程3−2において姿勢修正が完了した後
に行なわれる電極座標測定の結果が電極送り寸法の算出
に利用される。即ち、電極座標測定後に該測定値をもと
に姿勢量演算を行ない基準値との比較において許容範囲
内にあるとされた場合には、上記測定値が電極の座標を
表わすことになる。そこで、この座標と作業台108上
に固定されたワーク110の位置座標とから送り寸法を
算出することができる。 第6図(L)において、テーパ状の電極124に関し送
り寸法を算出する場合の具体例を説明する。 先ず、測定点X1+X2のX座標の差から角度0を算出
する。そして、該角度0と測定点x2のX座標及び測定
点x3の2座標とから点PのX座標を算出する0点Pの
Y座標は測定点Xi  。 x2.x3のY座標と同一であり、点PのZ座標は測定
点x3の2座標と同一である。これにより点Pの座標が
求められる。 一方、タッチセンサ52を基準としたワークllOの点
Qの座標を予め(即ちワーク110を作業台108に固
定した時点で)実測しておく、この実測は、たとえば電
極ホルダー50に測定球を取付けて、該測定球を取付け
て、該測定球をワーク110の点Qに接触させる様に、
X方向スライドテーブル102.Y方向スライドテーブ
ル104及びZ方向スライド手段54を駆動し2次いで
測定球をタッチセンサ52に接触させる様に駆動して、
この際の移動量からタッチセンサ52を基準としたワー
ク110の点Qの座標が求められる。尚2点Qの座標は
1以上の様にして直接測定球を点Qに接触させて測定し
てもよいが、第6図(b)に示される様に測定球を点q
l  I q2 。 q3に接触させてこれらの点の座標な測定し、該座標か
ら演算により求めることもできる。 また、Rは電極124の点Pに対応してワークに形成さ
れる加工面上の点である0点Qと点Rと ゛の関係は設
計上の寸法により設定される。 従って1点Pの座標、タッチセンサ52の座標、及び該
タッチセンサと点Qとの相対的位置関係から点Qの座標
が求められる。これを基にして点Qと点Rとの相対的位
置関係から点Rの座標が求められる。 以上から1点Pより点Rに至る麺工送りのためのX方向
、Y方向及びZ方向の送り寸法が算出される。この加工
のための送り寸法の算出はCPU60において行なわれ
る。 かくして、加工送り寸法の算出が終了した後に電極移動
が行なわれて放電加工が実行される。 以上説明した様な実施例の全体的構成の詳細フローシー
トを第7図に示す、 第8図に本発明加工システムの他の実施例のフローシー
トを示す、 本実施例においては、同一電極に関し姿勢量演算工程に
おいて得られた姿勢量が許容値外であるケースがn回以
上あった場合には、当該電極についてはそれ以上姿勢修
正を行なわずに、電極交換工程へと移行する。 これにより、何らかの原因により姿勢制御が良好に行な
えなくなった電極について長時間の姿勢制御を試みるこ
となく1次の電極による加工へと移行することができる
。 更に本実施例においては姿勢修正不良により電極交換工
程へと移行する際に、関連電極パス指令が行なわれる。 以下、関連電極パスにつき説明する。 第9図は作業台108上に固定された複数のワーク11
0.111を示す図である。ワーク110は加工部A、
B、C,D、Eを有し、ワーク111は加工部E、Fを
有する。これら加工部A〜Fはそれぞれ電極124a 
#124fによって加工される。電極124bによる加
工部Bの加工は電極124aによる加工部Aの加工の後
に行なわれ、更に電極124cによる加工部Cの加工は
電極124bによる加工部Bの加工の後に行なわれる。 従って、仮に電極124aの姿勢修正不良により加工部
Aの加工が行なわれなかったときには。 その後に加工部B、Cの加工を行なうことはできない、
この様な場合に加工部B、Cを加工すべき電極124b
、124cをも放電加工機に装着しないことが望ましい
。 そこで、この様な同一ブロックに属する関連する加工部
に関する電極のパスが行なわれたときには、以後同一ブ
ロックに属する加工部に関する電極もパスするのである
。この様な関連電極のパスは各電極にコードを付してお
くことによりCPU60のソフトウェアにて行なうこと
ができる。上記第9図の様なワーク110,111の加
工を行なう際には、各電極にたとえば次の様なコードを
付しておき、このコードにより加工システムを制御する
。 コ  −  ド 124a   110−A−1 124b   110−A−2 124c   110−A−3 124d   110−D−1 124e   110−E−1 124e   111−E−1 −124f   111−F−1 ここで、コードのうちの最初の数字は当該電極により加
工されるべきワークの種類を示し1次の符号は加工部ブ
ロックの種類を示し、最後の数字は加工部ブロック内に
おける加工部の加工順序を示す、上記電極124eには
2つのコードが付されている様に、同一電極で2個所以
上の加工を行なう場合には電極は2以上のコードを有し
ていてもよい。 そこで、姿勢修正不良によりたとえば電極124aがパ
スされたときには同一加工部ブロック種類の符号Aを有
する電極124b、124cは以後パスする様な指令が
発せられ、記憶される。そして、電極交換工程3−1に
おいて、電極交換を実行する前に新たに装着しようとす
る電極がパス指令されたものであるか否かを確認し、パ
ス指令されたものである場合には直ちに次の加工順序の
電極へと移行する。 以上の実施例においては電極座標測定手段としてタッチ
センサによるものが用いられているが、その代りに電気
導通を利用したものや非接触の手段を用いることもでき
る。 以上の実施例においては放電加工システムに関   “
し説明されているが、本発明加工システムは放電加工以
外の工具または被加工物の交換を行なう一般の加工にも
同様にして適用可能である。 〔発明の効果1 以上の如き本発明加工システムによれば、工具交換後に
工具の姿勢修正がなされ、正確な姿勢で工具が加工機に
装着されるので、被加工物を正確な形状に加工すること
ができる。 また1本発明加工システムによれば、工具交換を自動的
に行なって複数の種類の加工を無人で連続的且つ高精度
に行なうことができる。 更に1本発明加工システムにおいては、姿勢制御のため
に測定した工具座標を用いて加工時における該工具の送
り寸法を算出できるので段取りを効率的に行なうことが
でき、短時間で加工を完了することができる。 更に、本発明によれば、工具のワークとの接触面を直接
測定して姿勢修正を行なうため、工具の加工機への装着
精度はラフでよく、従って加工機の工具ホルダー及び工
具の加工機装着部の精度はそれほど必要ないので、コス
ト低減をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は放電加工機の構成図である。 第2図は放電加工機の制御系のブロック図である。 第3図は本発明加工システムのフローシートである。 第4図(a)、(b)、(c)は電極の部分斜視図であ
る。 第5図は姿勢制御工程のフローシートである。 第6図(a)、(b)は加工送り寸法算出を説明するた
めの図である。 第7図及び第8図は本発明加工システムの70−シート
である。 第9図はワークの加工部を示す図である。 第1O図は従来の放電加工機の概略図である。 42:姿勢制御装置 50:電極ホルダー 52:タッチセンサー ・102:X方向スライドテーブル 104?Y方向スライドテーブル 108:作業台 110、Ill:ワーク 124:電極 代理人  弁理士  山 下 積 平 第2図 第4図(0) 第4W1(b) 第7図 第8 図 第9図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工機に工具を装着し被加工物の加工を自動的に
    行なう加工システムにおいて、 (I)加工機の工具交換を行ない、次に ( I I )加工機に装着された工具の被加工物に転写す
    べき形状面上における複数の測定点の座標を求め、次に ( I I I )該測定点の座標に基づき演算により工具
    の姿勢を算出し、次に ( I V)算出された姿勢と予め定められた正しい姿勢
    とを比較し、次に (V)測定姿勢が許容値外の場合には正しい姿勢に近づ
    けるべく姿勢修正を行ない更に上記工程( I I )へと
    戻り、一方 (V I )測定姿勢が許容値内の場合には加工を行ない
    、 (V I I )加工終了後に更に別の工具による加工を行
    なう必要がある時には、上記工程( I )〜(V I )を
    繰返す、 ことを特徴とする、自動加工システム。
  2. (2)測定点の座標が、座標系を原点が工具形状部内部
    にくる様に設定し、工具ホルダーに対し相対的に移動し
    得る手段に固定され且つ上記原点に対する座標を検知で
    きる測定子を工具に接触させることにより求められる、
    特許請求の範囲第1項の自動加工システム。
  3. (3)測定子が、各被加工物に関し予め設定された測定
    開始点から所定の方向に座標の絶対値が小さくなる向き
    に移動することにより工具と接触せしめられる様に制御
    される、特許請求の範囲第2項の自動加工システム。
  4. (4)加工のための工具送り寸法が、工程( I I )に
    おいて測定された工具に関する座標を用いて算出される
    、特許請求の範囲第1項の自動加工システム。
  5. (5)加工機に工具を装着し被加工物の複数の加工部の
    加工を自動的に行なう加工システムにおいて、 (I)加工機の工具交換を行ない、次に ( I I )加工機に装着された工具の被加工物に転写す
    べき形状面上における複数の測定点の座標を求め、次に ( I I I )該測定点の座標に基づき演算により工具
    の姿勢を算出し、次に ( I V)算出された姿勢と予め定められた正しい姿勢
    とを比較し、次に (V)測定姿勢が許容値外の場合には、本工程が当該工
    具について予め定められた回数行なわれていない時には
    正しい姿勢に近づけるべく姿勢修正を行ない更に上記工
    程( I I )へと戻り、本工程が当該工具について予め
    定められた回数既に行なわれていた時には当該工具によ
    り加工されるべき加工部と関連する加工部を加工すべき
    工具の装着を禁止する指令を発して更に上記工程(I)
    へと戻り、一方 (V I )測定姿勢が許容値内の場合には加工を行ない
    。 (V I I )加工終了後に更に別の工具による加工を行
    なう必要がある時には、上記工程( I )〜(V I )を
    繰返す、 ことを特徴とする、自動加工システム。
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