JPS61248746A - 版胴に版板を張設する方法と装置及び版板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は版胴に版板を張設する方法と装置及び版板に関
する。

従来技術 版胴、例えば輪転凹版印刷機の版胴に、端部が例えばＶ
字形に折曲げられかつ版胴の周面に設けられた締付はス
リットに導入される版板を装備することは公知〒ある。

版板の端部を張設する前記の公知の装置、特に輪転凹版
印刷機の装置においては、構造が複雑１、シかもＶ字形
に折曲げられた版板端部の間に比較的に幅の広いスリッ
トが避けられない。

この場合にはイ／キドクタ又は金属もしくは合成樹脂か
ら成シかつ写真機械式の方法で製作された版板の損傷を
避けるために版胴の表面の連続性を得るためには、張設
装置に沿って形成された間隙が、版板を版胴に張設した
後で、充填されかつ平滑にされなければならない。この
ためには大量の硬化性の合成樹脂横材が必要フある。こ
の合成樹脂は硬化過程の後１版板を受容する版胴の湾曲
された形を得ることができるように滑らかにされなけれ
ばならない。

大量の合成樹脂横材の供給、その硬化過程及びそのあと
１行なわれる平滑過程が著しい時間を必要とし、新しい
版胴の準備は費用がかがシかつ高価１、多くの時間と製
作コストを要することは明らかである。

さらに輪転印刷機における版板を張設する公知の張設装
置においては、最近の輪転印刷機において次第に多く見
られるように版胴が極めて高い回転数１駆動される場合
には故障が生じる。

発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は公知技術の欠点を除
き、回転駆動される版胴に版板を張設する新しい方法を
提案し、費用の高い張設装置を避けかつ版板端部の著し
い変形を避けて版板の迅速な取付けと交換を可能にする
のに適した版板を提供することである。特に本発明が回
避したいことは版胴端部に張設装置との関係１、大量の
合成樹脂横材フ充填されなければならない間隙が形成さ
れることである。しかも版板の迅速でかつ簡単な交換が
可能であシ、版胴と版胴の上に張設された版板とに申し
分のない円形の形状が保証されるようにしたい。

問題を解決するための手段 本発明による問題点を解決するための方法的な手段は、
版胴に版、板を張設する方法において、版板を取付ける
ために版板の端部を相互に接合できるように版胴の周面
を減少させておき、版板の端部を接合した後１版胴の直
径をあらためて拡大することｔある。

本発明による問題点を解決するために版板において採ら
れた手段は、版板の端部を形状接続によって相互に結合
ｆきるような形状が版板の端部に与えられていることで
ある。

本発明の版板の有利な１実施態様によれば、版板の一方
の端部が打抜き切欠き部を有し、この打抜き切欠き部が
版板の他方の端部の打抜き突出部と協働式せられるよう
になっていること！ある。

さらに版板の端部はあり形の打抜き部を有していると有
利である。

さらに版板の端部はメアンダ形に形成された打抜き部を
有していることもｆきる。

又、版板の端部は版板の縦軸線又は版胴の縦軸線に対し
て傾斜して延びていると有利″ｒ！ある。

さらに本発明による問題点を解決するための装置的な手
段は、版胴の周面に取付は挿入体が設けられ、この取付
は挿入体が、取付けられた版板の接合された端部と合致
するように配置され、版胴にビーム状に構成された緊張
装置を有する軸方向の切欠きが設けられており、この緊
張装置が版胴の内方又は外方へ移動可能であり、運動可
能なビームの外面がシリンダの湾曲度に相当する湾曲面
を有していることフある。

さらに緊張装置の正確な作業位置を確定するためにはこ
の緊張装置をビーム状の段付きピストンとして構成し、
この段付きピストンが作業位置ｆ位置決めされるために
適当なストツノにに当接するようになっていると有利で
ある。

本発明の別の実施態様は図面及び特許請求の範囲の従属
環及び明細書の発明の詳細な説明に開示されている。

次に図面について本発明を説明する： 第１図から判るように、輪転凹版印刷機のための版胴１
の周面には鋼板及び他の適当な材料から成る版板２が巻
付けられる。

版板２は写真・機械式の方法によって加工された外層３
を有している。版板２の端部２ａ。

２ｂは版板２の端部２ａ１２ｂを相互に形状接続で結合
することを可能にする打抜き切欠部と打抜き突出部とを
有している。版板２の端部２ａと２ｂを版胴に固定でき
るようにするためには版胴１は自体公知の形式フ保持磁
石牛を有している。この保持磁石牛は版板２の端部２ａ
と２ｂを版胴に固定するために公知の電気的な手段〒励
磁可能フある。保持磁石壬を減磁することによって版板
２は版胴から外すことができる。

専 印刷過程の間は版板概略的に示された符号５ｆ示された
ｒフタの影響を受ける。

さらに版胴１は溝状の切欠き６を有している。

この切欠き６は圧力ビーム７の形をした緊張部材又は移
動可能なピストンとして働く類似の装置を収容している
。空気力室８又は例えば圧縮空気Ｐにより作動される手
段を用いて、ピストン状に構成された圧力ビーム７は第
１図に示した、版板２を取付けるときに採った位置から
一点鎖線で示すように版板を緊張させる位置へもたらさ
れる。

ピストンは段付きピストンとして構成され、段（１ピス
トンの第１の＆’７　ａは、切欠き６に形成されかつビ
ーム状のピストンの作業位置を決定するストッパを成す
段部６ａと協働する。

ピストン状の緊張装置７の第２の段部７ｂは切欠き６０
段部６ｂに作用するばね９のばね受けとして役立つ。こ
れによってばね９は戻し装置とし働くようになる。ピス
トン状の緊張装置７が版胴ｌの内方に向かって移動する
行程を確定するためには、切欠き６内に例えばスペーサ
板１０又はそれに類似したスペーサが配置されている。

第６図から判るように版胴１の切欠き６に設けられたピ
ストン状の段付きピストン７を偏心体２０を介して作動
することが）きる。

偏心体２ｏが第６図において実線で示された位置にある
と、ばね部材９は段付きピストン７を下方に押し下げ、
これによって版胴１の円周の長さが縮小され、版板２の
端部２ａ、２ｂを相互に結合することが可能になる。偏
心体２０を作動しかつ段付きピストン７を一点鎖線で示
された位置へ移動させると、段付きピストン７は版胴に
対して相対的に半径方向フ外方へ移動し、これによって
版胴１には中断個所のない元の円周長さが与えられ、版
板２が緊張させられれ　　　　　　　　９ 第７図においては版胴１円周長さを変える装置の別の実
施例が示されている。この装置は横断面で見て舌形又は
楔形の形状を有し、版胴１の外周面の構成部分を成す扁
平な構成部材２１から成っている。舌形・又は楔形の構
成部材２１は薄い端部２２−１１’例えば溶接２３″Ｔ
！版胴１の周面と結合されている。舌形又は楔形の構成
部材２１の下には室２４が設けられ、この室２４は舌形
又は楔形の構成部材２１が第７図に示されているように
矢印（ｒ）の方向に妨げられずに弾性的に運動すること
を可能にする。室２４の一方の壁２５は構成部材２１の
端部１６に相応して傾けられており、構成部材２１の外
面が版胴１の外周面の湾曲に正確に相応するように構成
部材２１の作業位置が確定されている。

舌形又は楔形の構成部材２１を作動するためにはこの場
合にも有利な形式フ偏心装置２７が設けられている。こ
の偏心装置２７は構成部材２１を解放し、溶接部２３に
よって形成された旋回点を中心として構成部材２１が版
胴内に向かう旋回運動を行なうことを可能にする。偏心
体を反対の方向に回動させることによって構成部材２１
は半径方向で外方へ旋回させられ、版板２を緊張させる
と同時に、版胴１が不都合な中断なしに再び円形の、連
続した周面を持つことを保証する。しかしながら版胴１
の周面を前述の如く変化させることは本発明の特許請求
の範囲を逸脱することなしに他の形式１行なうこともで
きる。

次に版胴１に対する版板２の取付けを第１図から第３図
までに示した実施例について説明する。

空気力室８は版板２を取付ける間は圧縮空気Ｐで制御さ
れない。従ってばね部材９はピストン状のビーム７を第
１図に実線で示した下降させられた位置に移動させる。

この場合には版胴の周面は減少させられる（円弧高さＦ
）６゜これによって生じた遊びは版板２の端部２ａ、２
ｂを保持磁右手の上フ相互に結合できるようにするため
には十分な大きさを有している。この結果、版板２の端
部２ａと２ｂは第２図に示されているように、正確にか
つ形状接続によって相互に結合される。

次いで保持磁５牛を励磁することによって版板の端部２
ａと２ｂ及び隣接する部分は保持磁５牛の上に緊定され
る。その後で空気力室８が圧縮空気フ負荷されかつ膨張
させられる。この結果、ピストン状のビーム７は半径方
向で外方へ、ピストン状のビーム７の段部７ａが切欠き
６の段部６ａに接するまで、ばね部材の力に抗して移動
させられる。この位置フピストン状のビーム７の湾曲さ
せられた外周面１１は正確に版胴の周面における中断個
所を閉鎖し、版板２は回転運動の間及びインキＰクタ５
による負荷を受けている間に欠点を有していない正確な
円筒体を形成するために外方へ移動させられる。

湾曲面１１が版胴１の半径（ｒ）に正確に相応すること
を保証するためには、版胴１は保持磁５壬を組込み、ピ
ストン状のビーム７を取付け、切欠き６の段部６ａに当
接するまで移動させた後で円形研削が行なわれる。すな
わちピストン状のビーム７が最外方位置にもたらされた
状態フ研削過程が行なわれる。

第３図においては版板２が既に取付けられている輪転印
刷機用の版胴１が示されている。図面から判るように版
板２の打抜き端部２ａ、２ｂは版板の縦軸線若しくは版
胴１の縦軸線に対して傾けられて配置されている。この
場合には写真機械式に加工された版板２の表面に接触す
るＰフタと版板端部との接触は徐々にかつ連続的な滑り
運動の進行と共に行なわれる。この事実はＰフタブレー
ド５の振動する傾向又はＰフタブレードによる版板の接
合部２ａ、２ｂの機械的な負荷とに関して著しい利点を
もたらす。

接合部２ａ、２ｂが版胴１の軸線Ｘに対して平行に、す
なわちドクタブレーＰ５のエツジに対して平行に配置さ
れていると、Ｐフタと接合部との接触は突然に、衝撃的
に版板の全長に亘って行なわれることになシ、Ｐフタ作
用を著しく制限することになる。

さらに良好なＰフタ作用は本発明によれば、端部２ａと
２ｂとが二者択一的に打抜き切欠き部と打抜き突出部と
を備え、この打抜き切欠き部と打抜き突出部とが唯一の
直線的な線１はなく、常に変化する経過を有する多数の
接続線によって形成された形状接続による結合を可能に
することによって達成される。さらにこのドクタ作用は
第４図に示されたような接合部２ａ。

２ｂが使用されることによって一層改善される。

この場合には打抜き切欠き部と打抜き突出部２ａと２ｂ
はメアンダ状の蛇行線を成しておシ、シャープなコーナ
を有していない。この結果、版板とＰフタブレードとの
接触はよりソフトにかつよシなだらかにかつよシ均一に
行なわれるようになる。

第５図においては版板２の端部２ａと２ｂとの間に１ｏ
分の数ミリメートルの大きさの間隙１１が回避フきない
ことが拡大して示されている。この間隙１１は版板の端
部２ａ　、　２ｂに設けられた打抜き部を互いに結合す
るために必要である。この小さな間隙１１は場合によっ
ては迅速に硬化する少量の横材を用いて迅速に閉塞する
ことが１きる。しかもこの横材はドクタ過程が妨げられ
ることを回避するために適当な手段及び（又は）溶解液
フ申し分なく平滑にすることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の複数の実施例を示すものであって、第１
図は本発明による版板と版胴との部分的に断面された側
面図、第２図は接合された版板の端部を第１図の矢印■
の方向から見た平面図、第３図は版板が張設された版胴
の正面図、第４図はメアンダ状の打抜き部を有する２つ
の版板端部の拡大図、第５図はあり形の打抜き部で接合
された版板端部の拡大図、第６図は偏心体の形をした機
械的な駆動装置が用いられている張設装置の１実施例を
示す側面図、第７図は偏心体が用いられている張設装置
の別の実施例を示す側面図である。 １・・・版胴、２・・・版板、３・・・外層、Φ・・・
保持磁石、５・・・ドクタブレード、６・・・切欠き、
７・・・緊張部材、８・・・空気力室、９・・・ばね部
材、１ｏ・・・スペーサ板、２０・・・偏心体、２１・
・・構成部材、２２・・・端部、２３・・・溶接部、２
４・・−室、２５・・・壁、２６・・・端部、２７・・
・偏心装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、版胴に版板を張設する方法において、版板（２）を
   取付けるために版板（２）の端部（２ａ、２ｂ）を相互
   に接合できるように版胴の周面を減少させておき、版板
   の端部（２ａ、２ｂ）を接合した後で版胴の直径をあら
   ためて拡大することを特徴とする、版胴に版板を張設す
   る方法。 ２、版板（２）の端部（２ａ、２ｂ）を形状接続によつ
   て相互に結合できるような形状が版板の端部（２ａ、２
   ｂ）に与えられていることを特徴とする版板。 ３、版板（２）の一方の端部（２ａ）が打抜き切欠き部
   を有し、この打抜き切欠き部が版板（２）の他方の端部
   （２ｂ）の打抜き突出部と協働させられる、特許請求の
   範囲第２項記載の版板。 ４、版板（２）の端部（２ａ、２ｂ）があり形の打抜き
   部を有している、特許請求の範囲第３項記載の版板。 ５、版板の端部（２ａ、２ｂ）がメアンダ形に形成され
   た打抜き部を有している、特許請求の範囲第３項記載の
   版板。 ６、版板（２）の端部（２ａ、２ｂ）が版板（２）の縦
   軸線又は版胴（１）の縦軸線に対して傾斜して延びてい
   る、特許請求の範囲第３項記載の版板。 ７、版胴に版板を張設する装置であつて、版胴（１）の
   周面に取付け挿入体（４）が設けられ、この取付け挿入
   体（４）が、取付けられた版板（２）の接合された端部
   （２ａ、２ｂ）と合致するように配置され、版胴にビー
   ム状に構成された緊張装置（７）を有する軸方向の切欠
   きが設けられており、この緊張装置（７）が版胴（１）
   の内方又は外方へ移動可能であり、運動可能なビームの
   外面がシリンダ（１）の湾曲度に相当する湾曲面（１１
   ）を有していることを特徴とする、版胴に版板を張設す
   る装置。 ８、版胴（１）の半径方向に運動可能に配置されたビー
   ムが段付きピストンとして構成され、この段付きピスト
   ンが作用位置で、前記ビームを受容する室（６）に設け
   られたストッパ段（６ａ）に当接させられる、特許請求
   の範囲第７項記載の装置。 ９、運動可能なビーム（７）が圧縮空気（Ｐ）によつて
   負荷可能な弾性的な空気力室（８）を介して作動される
   、特許請求の範囲第７項記載の装置。 １０、運動可能なビームに、ピストン状に構成されたビ
   ームを半径方向で版胴内部に向かつて移動させようとす
   るばね部材（９）が配属されている、特許請求の範囲第
   ７項記載の装置。 １１、ビーム（７）を受容する室（６）内にスペーサ板
   （１０）が配置されている、特許請求の範囲第７項記載
   の装置。 １２、運動可能なビーム（７）が偏心装置（２０）を介
   して作動されるようになつており、この偏心装置（２０
   ）が室（６）の内部に配置されている、特許請求の範囲
   第７項記載の装置。 １３、ビーム（２１）が横断面で見て楔形又は舌形に形
   成され、このビームが薄い方の端部で溶接継目（２３）
   を介して版胴（１）の周面と結合されており、ビーム（
   ２１）が弾性的な旋回運動を行なうことが可能であり、
   旋回可能なビーム（２１）を作動するためにこのビーム
   （２１）に偏心装置（２７）が配属されている、特許請
   求の範囲第７項記載の装置。 １４、弾性的に運動可能なビーム（２１）を有する室（
   ２４）が、運動可能なビームの自由端の傾斜した壁（２
   ６）のストッパとして役立つ傾斜した壁（２５）を有し
   ている、特許請求の範囲第１３項記載の装置。