JPS61248665A - フイルム画像読取装置 - Google Patents

フイルム画像読取装置

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JPS61248665A
JPS61248665A JP60088781A JP8878185A JPS61248665A JP S61248665 A JPS61248665 A JP S61248665A JP 60088781 A JP60088781 A JP 60088781A JP 8878185 A JP8878185 A JP 8878185A JP S61248665 A JPS61248665 A JP S61248665A
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JP
Japan
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film
image
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chart
ray
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JP60088781A
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English (en)
Inventor
Ken Ishikawa
謙 石川
Mitsuru Ikeda
満 池田
Masayoshi Suzuki
鈴木 正慶
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、写真フィルム画像を読取って各種画像処理演
算をディジタル的に行うフィル11画像読取装置に係り
、特に原フィルl、画像に対する露ソロ量及びコン1−
ラストに関する修11処理を?rうのに好適なフィルム
画像読取装置に関する。
〔発明の背景〕
近年、X線フィルムの画像を光学的に読取り、光電変換
器及びアナログ・ディジタル変換器によってディジタル
電気信号に変換する装置が開発されている。この種の装
置に要求される機能の一つに、原フィルム(読取対象で
ある実際のフィルl、)画像の露光条件及びコントラス
ト0 即ち、露光量が過大もしくは過小な画像、又はコントラ
ストが過大もしくは過小な画像を読取り、ディジタル情
報に変換してから、周知のディジタル計算機等を用いて
適正な露光量とコントラストに修正する処理を行い、再
び画像として表示する機能がある。しかし、こうした修
正を行う為に設定される、原フィルム画像の光学濃度と
処理後画像の光学濃度との間の変換関数のパラメータは
、個々の画像ごとに試行錯誤的にしか決定できなかった
。周知のように、X線フィルムは被写体を透過したX線
量の大小による画像を写真フィルムに記録したものであ
るが、入射X線量と写真濃度とは一対一に対応しない。
これらの間の関係は、通常第10図に示すように、入射
X線量の対数を横軸にとり、写真濃度を縦軸にとった曲
線で表わされ、特性曲線と呼ばれる。この曲線を決定す
る要素としては、使用する増感紙の増感率、使用するフ
ィルムの種類及びフィルムの現像条件が挙げられる。
これらの内、増感率の違いは特性曲線を横軸方向に並行
移動させるだけで、曲線形にはほとんど影響を与えない
が、フィルムの種類と現像条件は曲線形に大きな影響を
与える。前記の露光量及びコントラストに関する修正処
理は、この特性曲線を適正なものに修正する処理に相当
するが、従来は。
原フィルム画像の特性曲線が不明である為に、修正の為
の変換関数は試行錯誤的にしか決定できなかった。たと
えば、第10図中のAのような特性曲線をもった原画像
を、第10図中のBの特性曲線に変更する為には、第1
1図中の実線の変換関数が対応するのに対して、原フィ
ルム画像の特性曲線が第10図中のA′のようなもので
あったとすれば、対応する変換関数は第11図中の破線
のかたちに変わってしまう。このため、一旦、実験等の
人為的な作業により適正な変換関数を決定できても、再
び同様の作業を繰返して修正の為の変換関数を決定しな
ければならなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、原フィルム画像の特性曲線の如何によ
らず、所望の特性曲線の画像への変換を自動的に行うこ
とのできるフィルム画像読取装置を提供することにある
〔発明の概要〕
上記目的の為に本発明では、原フィルム撮影の際に、そ
のフィルム上に標準濃度チャートを写し込み、画像読取
後、そのチャーiの情報に基づいて、フィルムの特性曲
線を算出する。そして、算出された特性曲線を用いて、
読取られた写真濃度についての画像情報を露光量に関す
る情報に変換し、その後で、必要に応じて所望の特性曲
線によ3L る変換を行って再度濃度情報に変え、画像として表示す
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図によって説明する。
第1図は本発明装置で読取られるX線フィルムへの標準
濃度チャートの写し込み機能を付加した、通常カセツテ
レス式撮影装置と称しているX線フィルム撮影装置の一
例を示す概略構成図で、この第1図において、撮影時、
操作者は、まず操作卓1によって速写機構部2動作させ
る。速写機構部2は、フィルム取出部3によって供給マ
ガジン4より未撮影フィルムを取出し、そのフィルムを
、ローラ機構Rを介してフィルムホルダ5内の増感紙間
に装着してから、フィルムホルダ5を撮影位置まで移動
させる。次に操作者は、操作卓1によってX線高電圧発
生装置6を作動させ、X線管装置7に高電圧を印加して
X線を発生させ、被写体8のX線画像を撮影する。撮影
後、フィルムホルダ5は再び準備位置に移動し、ローラ
機構Rによって撮影済フィルムを収納マガジン9に収納
するが、その間一度フィルムを停止させ、写し込み装置
10によってフィルム上の所定の位置に各種の情報を光
学的に写し込む。従来、写し込み装置10によって、撮
影年月日、被写体の氏名・年齢等を写し込むことが行わ
れてきたが、本発明では、この写し込み装置10によっ
て下記標準濃度チャートの写し込みも行う。
銅2図は上記写し込み装置10の構造を示している。こ
の第2図において、操作者は、あらかじめ写し込み装置
10の所定の位置に、写し込む情報を記載したプレート
11を装着しておく。このような状態から写し込み装[
110内の閃光電球12によってプレート11が照明さ
れ、反射画像が投影レンズ13゛によってX線フィルム
14上の所定の位置に結像し、写し込みが行われる。
上記プレート11には、第3゛図に示すように、通常記
載される撮影年月日、前記被写体8の氏名・年齢等の情
報の他に濃さの異なった複数の小矩形領域の配列よりな
る標準濃度チャート15が印刷されている。そしてこの
チャート15の各領域の反射濃度は、写し込みが行われ
る時、前記X線フィルム14上で各領域の反射画像によ
る対数露光量が、一定の差で配列するように調整されて
いる。
上記の撮影装置によって撮影され、標準濃度チャート1
5が写し込まれたX線フィルム14は、通常の現像手段
によって現像された後、第4図に一例を示すX線フィル
ム画像ディジタル化装置によって画像各部の写真濃度が
読取られ、ディジタル信号に変換される。即ち、第4図
中の16はレーザ光源であり、このレーザ光源16を出
射した光はビームエクスパンダ17によってビーム径の
調整が行われてから、カルバノメータミラ−18によっ
て偏向され、Fθレンズ19.平面鏡2oを介して読取
対象である被写体撮影済、標準濃度チャート写し込み済
のX線フィルム21に至り、ガルバノメータミラー18
の振動に従ってそのフィルム21上を走査する。
ここでFθレンズ19は、フィルム21面上でレーザ光
を絞り込む為と、走査の定速性改善の為に用いられる。
上記X線フィルム21を透過したレーザ光は、集光用球
面ミラー22により集光されてフォトダイオード23に
入射し、このフォトダイード23で光電変換された後に
電流電圧変換器24によって電圧信号に変換され、更に
アナログ・ディジタル変換器25でディジタル信号に変
換される。このようにして、レーザ光で走査されるフィ
ルム21上の直接部分の透過光量情報が時系列的なディ
ジタル信号に変換される。一方、X線フィルム21は電
動機26によって駆動された送りローラで27により、
上記レーザ光による走査(主走査と称する)に垂直な方
向に送られる(副走査と称する)。主走査と副走査はコ
ン1ヘローラ28によって同期して実行され、この2つ
の走査によってX線フィルム21全面の透過光量情報が
時系列的なディジタル信号に変換される。
第4図のX線フィルム画像ディジタル化装置によってデ
ィジタル化されたX線フィルム画像」二の透過光量情報
は、第5図に一例を示す本発明装置の要部をなす画像処
理装置に送られ、前記標準濃度チャート15の情報に基
づいて、X線露光量の情報へ変換される。画像処理装置
の動作は、第5図中のディジタル計算機29によって制
御され、この計算機29は第6図の流れ図に従って動作
させられる。即ち、まずX線フィルム画像ディジタル化
装置30から送られて来る透過光量情報Tijは、第5
図中の対数変換演算装置31によって下式(1)の変換
を受ける。
Djj=11og Tij −11部g Ioj   
     (]、)ここで添字1+Jは第7図に示すよ
うに、画像の読取りが開始されてから繰り返されるj回
目の主走査による走査線上の、j番目にサンプリングさ
れた位置を指定する。透過光量情報Iijは対数変換演
算装置31内のルックアップテーブルによってlog 
Tijに相当するディジタル信号に変換され、その後で
、対数変換演算装置31内のメモリにあらかじめ収納さ
れている。走査線上のj番目にサンプリングされる位置
への入射光量の対数値データILog Tojとの減算
が、対数変換演算装置31内の減算器によって実行され
る。このように、式(1)に従って求められたX線フィ
ルム2】各部の濃度情報Djjは、一旦、磁気記録装置
32に収められる。
次に、X線フィルム21」〕の所定の位置に写し込まれ
た標準濃度チャート15部の濃度情報を、所定の走査線
(第7図」二の走査線jo)上の所定の範囲(第7図上
のj+とj2の間)の濃度情報として、磁気記録装置3
2に収められたX線フィルム21全面の濃度情報の中か
ら選びだし、ディジタル計算機29に転送する。ディジ
タル計算機29は転送された濃度情報列 [Dioj  1  j=j++・・・、j2]に対し
て、平滑化によるノイズ除去の演算を行ってから、次式
(2)に示す特徴抽出の為の演算を行う。
D ’j = D 1otj −D 1otj+ J 
    (2)上式(2)により、第8図に示されるよ
うに、標準濃度チャート15を構成する各小矩形領域の
境界部の位置が、D′jが極大値もしくは極小値をとる
位置として求められる。このようにして、D ’ jの
値から、各小矩形領域の位置が決定され、各小矩形領域
に含まれるサンプル点の濃度値を平均することによって
、各小矩形領域の平均濃度Dkが求められる。ここで添
字には、対応する小矩形領域の番号である。
このようにして、標7(!!#度チャート15を構成す
る各小矩形領域についてあらかしめ設定されたX線フィ
ルム21面での露光量Ekと、対応する平均濃度値−6
−によりなる値の組(1!:kn  it)が、小矩形
領域の数だけ求められ、これらの値の組から、ディジタ
ル計算器29によって、読取られたX線フィルム21の
特性曲線が計算される。本実施例では特性曲線を下式(
:3)の関数によって近似する。
DmDf十(Dm−nt)/ [1+(Eo/E)’ 
)    (3)上式(3)中のDは濃度値、Eは露光
量であり、残りの4つの変数はパラメータである。これ
らのパラメータはそれぞれ、I)n+は数人濃度、ti
lfはカブり濃度を意味し、1り0はフィルム感度に、
Cはコン1〜ラス1〜に関係する。第9図に(3)式に
よってHI算されたI)と0.ogl:どの関係の一例
を示す。
第9図の曲線は周知のフィル11特性曲線に良く似た形
となっている。本実施例では、標準濃度チャーh15の
両端の小矩形領域の露光量を、一方を十分大きく、他方
を]−分小さく設定することによって、それらの領域の
内の大露光履領域のDkをDmに、小露光領域の−D’
kをD「に選んでいる。残りのパラメータE。とCにつ
いては、(3)式を変形した C(uoE−11゜Eo)=’++((D  I:)f
)/ (Dm  D))    (4)に、r>−に=
iである小矩形領域の値の組(Ek+ r)−k)を代
入した方程式とからなる連立方程式を解くことによって
求められる。
次にディジタル計算機29は、このようにして決定され
たパラメータを用い、(3)式を変形したF=EOC(
D−r)r) / (Dm  D) ) ”。    
(5)に従って濃度値りに対する対数露光量値0.og
Eの関係を計算し、第5図中のγ補正演算装置33内の
メモリ(テーブルRA M )にルックアップテーブル
の形で収納する。そして、磁気記憶装置32に収められ
ているX線フィルム画像上の各部分の濃度情報Djjを
順次γ補正演算装置33に転送し、そのルックアップテ
ーブルにより(5)式に従って対数露光量情報11og
Eijに変換してから、再び磁気記=11= 録装置32に収納する。このようにして、X線フィルム
画像の透過光量情報Tijは、同じフィルム211−に
′qし込まれた標準濃度チャート15の情報を用いて、
フィル!、21の特性と現像条件に依存しない対数露光
量情報QogEijに変換される。そして、この対数露
光量情報Q、og E ijは、第1図のX線フィルム
撮影装置内のフィルムホルダ5に収められた増感紙の増
感率をあらかじめ測定しておくことによって、被写体8
を透過し、フィルム−増感紙系に達するxa量の対数値
と一対一で対応させることができる。
次に操作者は、入力装置34によって、表示の際に操作
者が望む特性曲線のパラメータをディジタル計算機29
に入力する。ディジタル計算機29は、入力されたパラ
メータを用いて(3)式に従い、対数露光量値11og
 Eに対する濃度値りの関係を計算し、γ補正演算装置
33内のメモリにルックアップテーブルの形で収納する
。そして、磁気記憶装置32に収められている対数露光
量情報ILog E ijを順次γ補正演算装置33に
転送し、そのルックアップテーブルにより(3)式に従
って、修正後の濃度値D’ijに変換してから、再び磁
気記憶装置32に収納する。このようにして、原フィル
ム画像が、使用するフィルム21の特性と現像条件の如
何によらず、所望の特性曲線に従った画像へ自動的に変
換される。
更に、ディジタル計算機29は磁気記憶装置32から修
正後の画像データD’ijを読出し、表示メモリ35に
転送する。表示メモリ35に転送された画像データはデ
ィジタル・アナログ変換器36によって時系列的な映像
信号に変換され表示器37に入力し、表示器37のCR
T上に画像として再生される。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されることなく、種々の変更が可能であ
る。例えば上記実施例ではカセツテレス式撮影装置を使
用したが、カセツテ式の撮 ・影装置を用いた場合も、
撮影後現像を行う暗室内で、フィルム14上の所定の位
置に標準濃度チャート15を写し込んでおけば、本発明
装置の主構成をなすX線フィルム画像ディジタル化装置
と画像処理装置によって、1−記実流側と回し効果が達
成される。又、1−記実流側の撮影袋層では、撮影後に
表示濃度チャー1−15の写し込みを行っているが、撮
影前に写し込む方式をとってもよい。又、−に記実流側
において標I′F!濃度チャート15は反射型の写し込
み装置10によってX線フィルム141〕に写し込まれ
るが、透過型のmum度チャートを用い、投影型の写し
込み装置によってチャー1−を写し込むこともできるし
、発光量の異なった発光体を並べて標準1度をチャート
を構成することも可能である。
又、4M準誰度チャート15を構成する小領域の形状は
1一記実施例の如く矩形に限定されるものではないし、
X線フィルム141−の各領域の対数露光量は既知でさ
えあれば1−記実流側の如く 一定の差で配列される必
要はない。又、1一記実施例においてX線フィル11画
像ディジタル化装置はレーザ光走査曲面鏡集光方式の装
置であるが、光ファイバや光ガイドによる集光方式の装
置を用いてもよいし、CCr)素子等のラインセンサで
受光する装置であってもよい。ラインセンサ方式の場合
には、蛍光灯やキセノンランプのような光源で照明する
方式をとってもよい。又、ドラム型やフラットベッ1(
2次元移動型のX線フィルム画像ディジタル化装置を用
いてもよい。又、−に記実流側の画像処理装置内の対数
変換演算装置31とγ補正演算装置33は、メモリとル
ックアップテーブルと減算器を備えた一個の演算装置に
置き換えることも可能であるし、ディジタルミl算機2
9によってその機能を代行させることも可能である。又
、」二記実施例では中間記憶媒体として磁気記憶装置3
2を用いたが、この磁気記憶装置32の機能は一般の読
書き可能なディジタル信号記憶装置によっても達成でき
る。
例えばIOメモリを用いた場合は、より高速にデータの
出入れができるようになる。又、−に記実流側では、表
示装置としてCRTによる標準器37を用いたが、レー
ザビームプリンタのようなハードコピー上に画像を再生
する装置を用いてもよい。
又、1一記実施例では、透過光量情報i、i、jを−1
1,1度情報Dijに変換し、その後で、濃度値■)と
対数露光jiQogEとの間の関係として特性曲線を決
定し、その特性曲線を用いて濃度情報I)j、iがら対
数露光量情報り、oHζEijへの変換を行っているが
、特性曲線を透過光量■と対数露光量11ogEとの間
の関係として求め、これを用いて透過光量情報Tijか
ら苅数露光鳳情報flog E 1jへ一度に変換する
ことも可能である。又、」二記実施例では、標準濃度チ
ャー1〜15部の境界抽出の為に式(2)による演算を
行っているが、境界抽出の方法としては周知のラプラシ
アン演算子を用いた方法等のエッチ検出手法を採用して
もよいし、標準濃度チャート15部の位置が正確に再現
される場合は、境界抽出を含めた位置検出の処理全体が
省略可能となる。又、特性曲線を近似する関数としては
、上記実施例で採用した式(3)の関数以外にも各種の
関数が考案されており、それらを用いて近似式を作成し
てもよいし、実測された値の組(Ek+ Dk)の間を
直線や曲線で結ぶことによって近似的な特性曲線を求め
ることもできる。又、上記実施例では、表示の為に行わ
れる対数露光量情報111og E j jから表示用
データD’ijへの変換の関数形として、読取ら=16
− れた濃度情報Djjから対数露光量情報flogEjj
への変換の関数形の逆のものを用いたが、両者は全く別
々のものであっても差しつかえない。更に、表示用デー
タD’jjへの変換を行う際に表示装置の特性を補正す
る変換を併せて行ってもよい。
〔発明の効果〕
本発明のフィルム画像読取装置によれば、原フィルム画
像に固有な特性曲線を自動的に算出し、その特性曲線に
対する補正を自動的に行うことができるので、原フィル
ムの特性曲線の如何によらず、画像再生時に所望する特
性曲線を備えた画像に自動的に変換することが可能とな
り、従来の試行錯誤的方法に比べて特性曲線の修正処理
が能率化する効果がある。
又、本発明装置は、X線フィルム画像を読取る場合に原
フィルムの特性曲線に依存せず、被写体のX線コントラ
ストに比例したX線対数露光量情報を得ることができる
ので、造影剤の分布や使用するX線の線質を変化させて
撮影された複数枚の画像感で、撮影時のX線コントラス
トに対して、減算等の各種演算を行う画像処理法に好適
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置で読取られるX線フィルムへの表示
濃度チャートの写し込み機能を付加したX線フィルム撮
影装置の一例を示す概略構成図、第2図は第1図中の写
し込み装置の構造を示す断面図、第3図は第2図中のプ
レートに記載もしくは印刷される内容と様式を示す説明
図、第4図は本発明装置を構成するX線フィルム画像デ
ィジタル化装置の構成例を示すブロック図、第5図は本
発明装置の要部をなす画像処理装置の構成例を示すブロ
ック図、第6図は第5図中のディジタル計算機を動作さ
せるプログラムの概略を示す流れ図、第7図は第4図の
X線フィルム画像ディジタル化装置による走査の方向と
画像上の位置の表わし方を示す説明図、第8図は第5図
の画像処理装置で行う濃度チャートの境界抽出の為の演
算法を説明する為のグラフ、第9図はX線フィルムの特
性曲線に対する近似関数の一例を示すグラフ、第10図
はX線フィルムの特性曲線を表すグラフ、第11図は特
性曲線を修正する為の変換関数を表すグラフである。 10・・・写し込み装置、11・・・プレート、14・
・・X線フィルム、15・・・標準濃度チャート、21
・・・撮影済、写し込み済X線フィルム、29・・・デ
ィジタル計算機、30・・・X線フィルム画像ディジタ
ル化装置、31・・・対数変換演算装置、32・・・磁
気記憶装置、33・・・γ補正演算装置、34・・・入
力装置、35・・・表示メモリ、36・・・ディジタル
・アナログ変換器、37・・・表示器。 特許出願人 株式会社日立メデイコ 代理人弁理士 秋  本  正  実 第1図 ジン yン 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 写真フィルムの画像を光学的に読取り、光電変換とアナ
    ログ・ディジタル変換とによってディジタル信号に変換
    する画像ディジタル化手段と、この手段によってディジ
    タル信号化された画像情報に対する画像処理手段とを備
    えたフィルム画像読取装置において、前記フィルムには
    、相互に露光量の異なる複数の領域よりなる標準濃度チ
    ャートが写し込まれており、前記画像処理手段は、前記
    濃度チャートの情報に基づいて前記フィルムの特性曲線
    を算出し、その曲線を用いて前記画像情報に対するフィ
    ルム特性曲線に関する補正処理を行う補正手段を具備す
    ることを特徴とする画像読取装置。
JP60088781A 1985-04-26 1985-04-26 フイルム画像読取装置 Pending JPS61248665A (ja)

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JP60088781A JPS61248665A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 フイルム画像読取装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04246982A (ja) * 1990-08-31 1992-09-02 General Electric Cgr Sa X線フィルム上に形成された光学濃度の測定の補正方法
JPH06334862A (ja) * 1993-05-24 1994-12-02 Kawasaki Heavy Ind Ltd 放射線透過試験用フィルムの読込み時の自動濃度補正方法
EP1976257A1 (en) * 2007-03-27 2008-10-01 Gwowei Technology Co., Ltd. Radiographic film reading device

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