JPS61248306A - 電気絶縁用組成物及び電機子の加熱方法 - Google Patents

電気絶縁用組成物及び電機子の加熱方法

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JPS61248306A
JPS61248306A JP8828085A JP8828085A JPS61248306A JP S61248306 A JPS61248306 A JP S61248306A JP 8828085 A JP8828085 A JP 8828085A JP 8828085 A JP8828085 A JP 8828085A JP S61248306 A JPS61248306 A JP S61248306A
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heating
acid value
stator
reacting
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JP8828085A
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寿 西垣
四十物 雄次
手代木 孝一
賢一 中村
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Hitachi Ltd
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電気機器を絶縁する電気絶縁用樹脂組成物およ
び電機子の加熱方法に関し、更に詳しくは電気機器を樹
脂組成物で絶縁処理する場合K。
高温で硬化させてもコイル及び結束糸に十分な固着力を
与えることのできる電気絶縁用樹脂組成物およびフェス
処理を短時間に行うために好適な固定子や回転子の加熱
方法に関する。
(従来の技術) 最近、電気機器は小型軽量化、使用条件の過酷化、信頼
性向上などの傾向が1段と強まり、絶縁用フェスには、
接着強度、耐熱性、耐湿性、耐薬品性などの向上及び絶
縁処理作業における省エネルギー化2合理化の点からは
短時間処理が望まれるようになり、従来から広く使用さ
れている溶剤型フェスに代って不飽和ポリエステル樹脂
、不飽和エポキシエステル樹脂などの無溶剤型フェスが
使用されてきた。なかでも1回転機器には高い信頼性が
要求され、不飽和ポリエステル樹脂よりも。
接着強度、耐りランク性、耐薬品性などに優れた不飽和
エポキシエステル樹脂が絶縁用フェスとして用いられる
ようになってきた。
不飽和エポキシエステル樹脂を用いた絶縁フェスは、コ
イルのエナメル線との優れた適合性を得るために樹脂の
酸価を低くシ、且つ、フェスの硬化物特性、経済性など
の点から、架橋性単量体にスチレンを用いている。また
最近は、モードルステータ(以下ステータという)のコ
イルへの含浸性の向上や、コア内面に付着するフェス硬
化物の削シ作業を省略するためにスチレンを多量に使用
している。
また、ステータを絶縁処理する場合、フェス浸漬時エナ
メル線に発生するクレージングを防止するため、一般に
は予め100〜120℃の熱風炉で0.5〜2時間加熱
し2次いで、フェス中にステータを2〜5分浸漬したあ
と引上げ、その後100〜120℃の熱風炉で2〜5時
間加熱してフェスを硬化させている。しかし、架橋性単
量体として従来のスチレンだけを用いたフェスでは、加
熱中にスチレンが揮散するため硬化後のフェス付着量が
少なくなり、特にコイルエンド及びコイルの結束糸の固
着が不十分となることがあった。また。
絶縁処理時間も約25〜7時間を要するが最近は更に短
時間に処理することが望まれるようになり。
従来よりも10〜30℃高くして加熱硬化されるケース
が多くなってきた。どのため、従来に増して硬化後のフ
ェスの付着量が少なくなり、固着力が不十分となってき
た。
また9回転電機の固定子には、そのコアに設けられたス
ロットにスロット絶縁物を挿入し、ここに固定子コイル
を巻装しであるが、コア、スロット絶縁物、コイル、日
出線など相互間の固着、コイルの吸湿、塵埃からの保護
、コアの防錆などを目的として、固定子のフェス処理を
行うことが通常である。このフェス処理には一般に数時
間を要するので他の部品の製造と工程時間の同期化が困
難で9回転電機製造上の隘路となっていた。
このフェスには、樹脂を溶剤に溶かした溶剤型フェス、
ポリエステル系フェスのような無溶剤型フェスなどがあ
り、短時間フェス処理においては一般に無溶剤型フェス
が適している。
固定子のフェス処理の主工程は一般に予熱、ワニス含浸
、ワニス乾燥からなっている。このフェス処理を15分
程度の短時間で行うには予熱工程を3分前後、ワニス含
浸工程を4分前後、フェス乾燥工程を8分前後で行う必
要がある。この場合。
固定子を常温から所定温度に昇温する時間を短縮するこ
とが必要で、特に予熱の高速化が最も重要である。
フェス処理において、固定子を予熱する目的は1)コイ
ルを構成しているエナメル線にクレージングが発生する
のを防止するためのアニール処理を行う。
2)固定子の各部の除湿を行う。
3)フェスの含浸性をよくする。などである。
従来、固定子の昇温時間の短縮すなわち高速加熱の手段
としては、コイルに通電せしめてそのジュール熱を利用
する抵抗断熱方式(特公昭45−22256号公報)と
コアに誘導電流を発生せしめてそのジュール熱を利用す
る誘導加熱方式(特公昭49−45401号公報)が知
られている。
前記の予熱工程において、三相誘導電動機0,75荻の
固定子を例にした第1図の如き抵抗加熱方式による固定
子の温度と時間の関係の一例は第4図の如くなる。
この場合、コイル1bはポリエステル系エナメル線で巻
線されたもので、そのアニール処理のための温度は12
0℃以上である。また、固定子の除湿及びワニス含浸の
ための温度は100℃となっている。
固定子のコイル1bに三相電流を約10〜15A、約1
.5分間流して抵抗加熱し放射温度計器によシ温度制御
してアニール処理する。コイルに発生したジュール熱は
スロット絶縁物を通してコアに伝導されるが、コアの熱
容量がコイルの約4倍になっているので、固定子全体が
100℃に到達するのに約7分を要する。
また、前記の予熱工程において、前記の固定子を例にし
た第2図の如き誘導加熱方式による固定子の温度と時間
の関係の一例は第5図の如くなる。
誘導加熱用コイルに出力約301@、1000Hzの中
周波を約1分間印加してコアを誘導加熱する。コアに発
生したジュール熱はスロット絶縁物を通してコイルに伝
導され、エナメル電線のアニール処理を行う。
この場合、エナメル電線のアニール処理のために固定子
全体が120℃以上になるので、100℃に到達するま
での放置時間が長くなり約13分を要する。
従って、前記の抵抗加熱方式や誘導加熱方式では前記の
予熱工程を3分前後で実施することがむずかしく、15
分程度の短時間ワニス処理を実現する上で隘路となって
いた。
(発明の目的) 本発明の目的は前記の従来技術の欠点を改善し130〜
150℃の高温で硬化させてもコイル及び結束糸に十分
な固着力を与えることのできる電気絶縁用樹脂組成物お
よび回転電機のワニス処理において固定子や回転子の予
熱を短時間で行うための加熱方法を提供することにある
(発明の構成) 本発明は、(1)ポリエポキシドとα、β−不飽和−塩
基酸応させて得られる酸価が15を超える不飽和エポキ
シエステルに、 一般式。
及びR3はアルキル基である)で示される脂肪酸のモノ
グリシジルエステルを反応させて得られる酸価が15以
下の反応生成物をスチレンに溶解した樹脂組成物100
重量物、(2)多価アルコールのアクリレート又は多価
アルコールのメタクリレート3〜25重量部を含有して
なる電気絶縁用樹脂組成物ならびに回転電機のワニス処
理においてワニスとして。
(1)エポキシドとα、β不飽和−塩基酸とを反応させ
て得られる酸価が15を超える不飽和エポキシエステル
に、一般式。
及びR3はアルキル基である)で示される脂肪酸のモノ
グリシジルエステルを反応させて得られる酸価が15以
下の反応生成物をスチレンに溶解した樹脂組成物100
重量部。
(2)多価アルコールのアクリレート又はメタクリレー
ト3〜25重量部を含有する電気絶縁用樹脂組成物を用
いて、コイルを抵抗加熱し、コアを誘導加熱して電機子
の予熱を行うことを特徴とする電機子の加熱方法に関す
る。
本発明の酸価が15を超える不飽和エポキシエステルは
、ポリエポキシドとα、β−不飽和−塩基酸させて得ら
れるものであり、特に製造条件の制限はなく9例えば触
媒を用いて100〜130℃で5〜10時間これらをほ
ぼ当量で反応させで合成される。本発明に用いられるエ
ポキシドとは分子あたり1個以上のエポキシ基を有する
化合物が用いられ1例えば、多価アルコール又は多価フ
ェノールのグリシジルポリエーテル、エポキシ化脂肪酸
、エポキシ化乾性油脂肪酸、エポキシ化ジオレフィン、
エポキシ化飽和酸のエステル。
エポキシ化飽和ポリエステルなどが用いられる。
α、β−不飽和−塩基酸は、メタクリル酸、アクリル酸
、クロトン酸などが用いられ、これらを併用することも
できる。
エポキシドとα、β−不飽和−塩基酸応に用いられる触
媒としては、塩化亜鉛、塩化リチウム等のハロゲン化物
、ジメチルサルファイド。
メチルフェニルサルファイド等のサルファイド類。
ジメチルスルフォキサイド、メチルスルフォキサイド等
のスルフォキサイド、類、 N−N’ジメチルアニリン
、ピリジン、トリエチルアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン等の第3級アミンその塩酸塩又はしゆう酸塩、テトラ
メチルアンモニウムクロライド、トリメチルドデシルベ
ンジルアンモニウムクロライド等の第4級アンモニウム
塩、バラ−トルエンスルホン酸等のスルホン酸類、エチ
ルメルカプタン、プロピルメルカプタン等のメルカプタ
ン類などがある。
また酸価が15を超える不飽和エポキシエステルと反応
させる脂肪酸のモノグリシジルエステルは、一般式 およびR3はアルキル基である)で示され1例えば。
カージュラEIO(シェル化学製、エポキシ当量240
〜250)がある。
また9反応条件は特に制限はないが1反応生成物の酸価
が15以下となるような添加量とされ。
例えば酸価が30前後の不飽和エポキシエステル100
重量部に、カージュラE10(シェル化学製、エポキシ
当量240〜250)4〜10重蓋部加えて110〜1
20℃で2〜3時間反応させる。
なお、酸価が20以上の不飽和エポキシエステルを用い
た樹脂組成物では、エナメル線との適合性が劣るが、不
飽和エポキシエステルに上記の脂肪酸のモノグリシジル
エステル金反応させて、酸価を15以下とすることによ
って改善される。
酸価が15以下の反応生成物をスチレンに溶解した樹脂
組成物は1反応生成物20〜70重量部に対して、スチ
レンを80〜30重量部の範囲で。
総量を100重量部として溶解したものが好ましい。
本発明における多価アルコールのアクリレート又は多価
アルコールのメタアクリレートとしては。
エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジメタクリレート、トリエチレングリコールジアクリ
レート、トリエチレングリコールジメタクリレート、1
.6−ヘキサンジオールジアクリレート、1.1>−ヘ
キサンジオールジメタクリレート、トリメチロールプロ
パントリアクリレート。
トリメチロールプロパントリメタクリレートなどが単独
で又は281以上併用して使用できる。
多価アルコールのアクリレート又は多価アルコールのメ
タクリレートの使用量は、樹脂100重量部に対して3
〜25重量部の範囲とされ、3重量部未満では表面層の
ワニス付着量が少なくなシ固着力が低く、25重量部を
超えると固着力はほとんど飽和するのに対し、ワニスの
粘度が高くなったり、硬化物の耐ヒートサイクル性(耐
クランク性)が低下すや。また、樹脂組成物の表面乾燥
性を向上させるため、硬化促進剤を使用することカ好ま
シく、コバルト、マンガン、鉛、亜鉛、訣などのナフテ
ン酸塩及びオクテン酸塩が用いられる。その使用量は、
樹脂組成物と多価アルコールのアクリレート又はメタク
リレートとの総量100重量部に対して金属量が0.0
02〜0.10重量部となる範囲が好ましい。
本発明になる電気絶縁用樹脂組成物の硬化には。
有機過酸化物が硬化剤として用いられ、ベンゾイルパー
オキサイド、アセチルパーオキサイド等のアシルパーオ
キサイド、ターシャリブチルパーオキサイド、キュメン
ヒドロパーオキサイド等のヒドロパーオキサイド、メチ
ルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパー
オキサイド等のケトンパーオキサイド、ジターシャリ−
ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ター
シャリ−ブチルパーベンゾエートなどが使用される。使
用量の好ましい範囲としては、樹脂組成物と多価アルコ
ールのアクリレート又はメタクリレートとの総量100
重量部に対して、0.1〜5.0重量部である。
また9重合禁止剤も必要に応じて使用され、ノ・イドロ
キノン、ピロガロール、キノン類等の一般に使用されて
いるものが用いられる。
本発明の電気絶縁用組成物が適用できる電気機器として
は9例えばモードルのステータコイル。
モードルのアーマチュアコイル、電磁コイルなどがある
第二の発明は、上記の電気絶縁用樹脂組成物をフェノと
して用いた電機子の加熱方法に関するが。
この発明においては、前記の予熱の目的を短時間に達成
するために、固定子や回転子の加熱方法として前記の抵
抗加熱方式と誘導加熱方式が併用される。
フェノは必ずしも上記の電気絶縁用樹脂組成物に限定さ
れず、樹脂を溶剤に溶かした溶剤型ワニス、ポリエステ
ル系フェスのような無溶剤型フェノなどが用いられ、短
時間フェノ処理においては。
一般に無溶剤型フェノが好ましい。
(実施例) 以下に本発明の詳細な説明する。
比較例1〜2 4.4’−イソプロピリデンジフェノールのジグリシジ
ルエーテル(シェル化学製、Ep−828゜エポキシ当
量188)3769.  メタクリル酸1729、ベン
ジルジメチルアミン29.ハイドロキノン0.059を
四つロフラスコに仕込み。
115℃で反応させ酸価30の不飽和エポキシエステル
(A)と酸価20の不飽和エポキシエステル〔B〕を合
成した。この不飽和エポキシエステル(A)と不飽和エ
ポキシエステル〔B〕を各々4909とスチレン210
9.ハイドロキノン0.079を攪拌混合して、樹脂分
が70fii%の樹脂組成物[A−11CB−11を得
た。[A−1:]。
[:B−11にスチレンを表1に示す配合で加えて得た
電気絶縁用樹脂組成物の特性を測定した。なお。
各々の電気絶縁用樹脂組成物にはオクテン酸コバルト(
61)o、2重量%およびベンゾイルパーオキサイド1
重量%を添加した。
実施例1〜4 比較例1〜2と同じ配合9合成工程で不飽和エポキシエ
ステルを合成し、この酸価が25となつた時、カージュ
ラEI0,269を添加し、115℃で反応を続け、酸
価が15の反応生成物を得た〇この反応生成物490g
とスチレン2109.ハイドロキノン0.079を攪拌
混合して樹脂分が7ON量チの樹脂組成物[:C−1〕
を得た。(C−1〕に多価アルコールのアクリレートで
あるジエチレングリコールジアクリレートを表1に示す
配合で加えて得た電気絶縁用樹脂組成物の特性を比較例
1〜2と同様にして測定した。なお、各々の電気絶縁用
樹脂組成物には比較例1〜2と同様。
オクテン酸コバルト(6%)o、2重量%およびベンゾ
イルパーオキサイド1重量%を添加した。
実施例5〜9 実施例1〜4で得た樹脂組成物CC−1)に多価アルコ
ールのメタクリレートであるトリメチロールプロパント
リメタクリレートを表2に示す配合で加えて得た電気絶
縁用樹脂組成物について比較例1〜2と同様にして評価
した。なお、各々の電気絶縁用樹脂組成物にはオクテン
酸コバルト(6%)0.2重ft%およびベンゾイルパ
ーオキサイド1重量%を添加した。
〈試験方法〉 (1)粘度 300 ml!のトールビーカーに樹脂組成物を入れ。
BL型回転粘度計(東京計器製)を用いて、25℃での
粘度を測定した。
(2)モノマ逸散量 φ60X12mmの金属シャーレに樹脂組成物19を入
れ、130℃で1時間硬化させ、硬化前後の質量差から
モノマ逸散量を求めた。
(3)ヘリカルコイル接着力 φ1.0.ポリエステル銅線(PEW)を用い。
JIS  C2105に準じてヘリカルコイルを作成す
る。このヘリカルコイルを樹脂組成物に浸漬したあと、
水平状態に静置して、130℃で1時間硬化させる。樹
脂組成物を硬化させたヘリカルコイルの25℃での接着
力をJIS C2105に準じて、島津製作所製オート
グラフIM−100型で測定した。
(4)表面乾燥性 18x5x0.25℃mmのブリキ板に樹脂組成物を塗
布したあと、130℃で加熱し1表面が硬化するまでの
時間を測定した。
(5)  PEWとの適合性 竪型状焼炉(炉長4.5m、ダイス7回通し、炉温、下
部300℃、中央350°C9上部400°C)を用い
焼付速度を変えて試焼した1、0φ(直径ようにバラ巻
きで30回ターンさせたモデルコイルに樹脂組成物を処
理し、130℃で1時間加熱した場合のPEW皮膜の外
観観察と、線間の絶縁破壊電圧(BDVと略す)を測定
した。
○ : 外観異常なし、BDVIO〜12Kv、○〜Δ
 : 1部に微小なふくれあシ、BDV10〜12KV
、 △:  フ(れあり、 BDV7〜l0KV、  
X :ふくれの度合いが大きい、BDV2〜5KV第9
図において7は1.0φIPEW、8は綿糸であプ数字
の単位は−である。
(6)耐ヒートサイクル性 第10図に示すように直径60−の金属シャーし9内に
直径ZOmmlPEWを所定の長さに切断したもの10
をすきまのないように直交させて2段に重ね、この中に
樹脂組成物5gを注入し。
120℃で1時間硬化させて試験片を作成する。
この試験片を用いて、ヒートサイクルテスト(1サイク
ル:25℃/1時間→低温/1時間、低温は0℃から試
験し、3サイクル行い硬化物にクラックが発生しなけれ
ば低温側を10℃ずつ低くしてヒートサイクルを行う。
)を行い、クランクが発生した低温側の温度を測定した
実施例5 第3図、第6図、第7図及び第8図によシ説明する。
第3図において、固定子1の口出線1dは端子台2に結
線され抵抗加熱電源装置3に接続される。
固定子1の外側には誘導加熱用コイル5が図示しないロ
ーダによシ装置され、誘導加熱電源装置6に接続されて
いる。さらにコイル1bおよびコア1aには適当な関係
位置をもって、放射温度計器4.4′が配置され、それ
ぞれの加熱電源装置に接続されている。
第6図は第3図の如き構成において、抵抗加熱→誘導加
熱の順で併用した加熱方法による三相誘導電動機0.7
5KW固定子の加熱特性の例を示したものである。コイ
ル1bの抵抗加熱は10〜15Aの加熱電流によシジュ
ール熱を発生せしめ、所定のアニール温度に到達すると
放射温度計器の動作によシ加熱電流が切断される。引続
いて、コア1aH誘導加熱電源装置(1000Hz、3
0KSV)によシ加熱され、100℃に達すると放射温
度計器4′の動作によシ加熱電源が切断される。この場
合、アニール処理及び除湿を行って、放置状態における
熱伝導によシ固定子全体が所定温度(100℃)に到達
するまでの所要時間は3.5分である。
第7図は第3図の如き構成において、誘導加熱→抵抗加
熱の順で併用した加熱方法による三相誘導電動機0.7
5KW固定子の加熱特性の例を示したものである。
この場合、前記の実施例と逆になり、熱容量の大きいコ
アが先に加熱されることによシワアニール処理及び除湿
を行って放置状態における熱伝導によシ固定子全体が所
定温度(100℃)に到達するまでの所要時間は3分と
なり、前記の第6図の実施例より予熱時間が短縮される
第8図は第3図の如き構成において、抵抗加熱と誘導加
熱を同時に併用した加熱方法による三相誘導電動機0.
75荻固定子の加熱特性の例を示したものである。
この場合、アニール処理及び除湿を行って放置状態にお
ける熱伝導によシ固定子全体が所要温度(100°C)
に到達するまでの所要時間は2分になる。従って、抵抗
加熱と誘導加熱を併用することによ93分前後で前記の
予熱の目的を果すことができると共に15分程度の短時
間ワニス処理も可能になる。
同、第6図及び第7図において、抵抗加熱と誘導加熱を
別ステーションで行っても、はぼ同様な効果を得ること
ができる。
(発明の効果) 表1,2に示されるように本発明になる電気絶縁用樹脂
組成物は、エナメル線との適合性、接着力が向上するた
め、これを用いて絶縁処理することによって、信頼性に
優れた電気機器の製造が可能となる。
第二の発明によれば回転電機のワニス処理において短時
間処理すなわち高速化を図ることができるので。
(1)設備のコンパクト化によシ、投資額及び床面積を
節減できる。
(2)回転電機の納期短縮及び仕掛シを縮減できる。
(3)  ワニス処理設備のインライン化による物流面
の生産性を向上することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の加熱方法による固定子と加熱
装置の態様を示す要部断面図、第3図は本発明の加熱方
法による固定子と加熱装置の態様を示す要部断面図、第
4図及び第5図は従来の加熱方法による加熱特性図、第
6図、第7図及び第8図は本発明の加熱方法による加熱
特性図をそれ第9図は実施例、比較例で行ったPEWと
の適合性の試験に用いたモデルコイルの略図および第1
0図は実施例、比較例で行った耐ヒートサイクル性の試
験に用いた試験片の略図である。 符号の説明 1・・・固定子      1a・・・コア1b・・・
コ′イル     IC・・・スロット絶縁物1d・・
・口出線     2・・・端子台3・・・抵抗加熱電
源装置 4,4′・・・放射温度計器5・・・誘導加熱
用コイル 6・・・誘導加熱電源装置7・・・φ1.0
mm1PEW  8・・・綿糸9・・・金属シャーレ 10−・・切断されたφZOmmlPEW茎 1 図 茅 2 の $ 3 ■ 茅90 手続補正書(自発) 昭和60年6 月58 1、事件の表示 昭和60年特許願第gtrzro 号 2、発明の名称 電気絶縁用樹脂組成物及び電機子の加熱方法3、補正を
する者 事件との関係     特許出願人 名 称 (4451日立化成工業株式会社4  代  
  理    人 2)同第7頁第19行および第8頁第1行に「エナメル
電線」とあるのを「エナメル線」と訂正します。 3)図面の第1図〜第10図を添付のとおシ補正します
。 以上 手続補正書(自発) 昭和 61年4818日 箇

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)エポキシドとα、β−不飽和−塩基酸とを反
    応させて得られる酸価が15を超える不飽和エポキシエ
    ステルに、一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼(ただし、R_1、
    R_2 及びR_3はアルキル基である)で示される脂肪酸のモ
    ノグリシジルエステルを反応させて得られる酸価が15
    以下の反応生成物をスチレンに溶解した樹脂組成物10
    0重量部、 (2)多価アルコールのアクリレート又はメタクリレー
    ト3〜25重量部を含有してなる電気絶縁用樹脂組成物
    。 2、回転電機のワニス処理においてワニスとして、 (1)エポキシドとα、β−不飽和−塩基酸とを反応さ
    せて得られる酸価が15を超える不飽和エポキシエステ
    ルに、一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼(ただし、R_1、
    R_2 及びR_3はアルキル基である)で示される脂肪酸のモ
    ノグリシジルエステルを反応させて得られる酸価が15
    以下の反応生成物をスチレンに溶解した樹脂組成物10
    0重量部、 (2)多価アルコールのアクリレート又はメタクリレー
    ト3〜25重量部を含有する電気絶縁用樹脂組成物を用
    いて、コイルを抵抗加熱し、コアを誘導加熱して電機子
    の予熱を行うことを特徴とする電機子の加熱方法。
JP8828085A 1985-04-24 1985-04-24 電気絶縁用組成物及び電機子の加熱方法 Pending JPS61248306A (ja)

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JPS61248306A true JPS61248306A (ja) 1986-11-05

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002157917A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Hitachi Chem Co Ltd 電気機器絶縁処理用樹脂組成物
JP2008072825A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Toyota Motor Corp 固定子加熱方法

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JPS50107455A (ja) * 1974-01-30 1975-08-23

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