JPS61248246A - 光学式デイスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ビデオディスク、ディジタルオーディオ信号
用のディジタルディスク、コンビエータのメモリディス
クなどの光学式ディスクに係わり、特に、一方の面を情
報信号の記録ができない非記録面とした光学式ディスク
に関する。

〔発明の背景〕

従来、たとえば、特開昭５７−１０３１３５公報に開示
されるように、一方の「側からのみ情報信号の記録、再
生を可能とした光学式ディスクが知られている。

第３図はかかる光学式光ディスクを示す断面図であって
、１は光学式ディスク、１α、１α′は基板、１ｈは記
録層、１ｃは保護層である。

同図において、光学式ディスク１は記録層１ｂを有する
基板１αと同じく記録層１ｂを有する基板１　、Ｊとが
はり合わされてなり、基板１α側から光ビームを照射す
ることにより、情報信号の再生あるいは情報信号の記録
、再生ができる。

基板１α、１α′は透明基板であり、ガラス・ポリメチ
ルメタクリレート、ポリカーボネートなどからなり、記
録層１ｈや保護層１Ｃを外気から遮断する機能も備えて
いる。保護層１ｃは記録層１ｈを保護するためのもので
ある。ビデオディスクやディジタルディスクなどのよう
に、光学式ディスク１が再生専用ディスクである場合に
は。

この保護層１ｏは反射率が７５％以上のＭ蒸着膜であり
、また、光学式ディスク１が記録、再生可能なディスク
である場合には、基板１ａの表面反射率よりも反射率が
大きく、かつ、高エネルギーの光ビームの照射によって
反射率が変化する記録部材（たとえば、カルコゲン化合
物、テルルなどのアモルファス薄膜などであって、これ
らの反射率は、通常、１０〜４０％の範囲で変化する）
である。

かかる光学式ディスク１で情報信号の記録あるいは再生
を行なう場合には；第３図に示すよ５１Ｃ１この光学式
ディスク１をターンテーブル５に搭載し、これを毎−夕
６によって回転させるとともに、ピックアップ３を駆動
モータ４によって、光学式ディスク１の半径方向に移動
させながら光ビームを光学式ディスクの面に照射する。

この場合、再生専用装置あるいは記録再生装置には、光
検出器２が設けられている。この光検出器２は光ビーム
を射出しており、この光ビームの反射光の有無により、
光学式ディスク１がターンテーブル５に搭載されている
か否かを判定し、反射光を検出したときには、光学式デ
ィスク１がターンテーブル５に搭載されているものとし
て、記録あるいは再生動作を開始させる。

ところで、光の光学式ディスク１は、一方の面のみから
記録あるいは再生が可能であり（この面を、以下、記録
面といつ）、他方の面からはそれらができない（この面
を、以下、非記録面という）。しかしながら、第５図に
示すように、かかる光学式ディスク１をターンテーブル
５に搭載する場合、誤って非記録面を光検出器２側に向
けることもあり得る。ピックアップ３は光学式ディスク
１に関して光検出器３と同じ側に配置されているから、
非記録面側の反射率は記録面側の反射率とほぼ同等ある
いはそれ以上である場合には、光検出器２はターンテー
ブル５に光学式ディスク１が搭載されていると判定し、
非記録面側からの記録あるいは再生動作が開示されるこ
とになる。

そこで、記録動作時においては、高エネルギーの光ビー
ムが使用されるから、記録層１４などが破壊されてしま
い、光学式ディスク１は使用不能となってしまう。また
、再生専用ディスクの場合、このディスクからの反射光
量が小さくこのために、自動制御手段によって光源の出
力が増大化され、この結果、ついにはピックアップが損
傷してしまうことになる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、再生
装置あるいは記録再生装置の誤動作を防止することがで
きるようにした光学式ディスクを提供するにある。

〔発明の概要〕

この目的を達成するために、本発明は、光学式ディスク
の非記録面の少なくとも一部を、再生装置あるいは記録
再生装置における前記光検出器からの光ビームを遮断す
る光遮断部とし。

該光検出器により、該光学式ディスクの非記録面と記録
面との判別ができるようにした点に特徴がある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

第１図は本発明による光学式ディスクの一実施例を示す
断面図であって、７α、７Ａはレーベル８αは記録面、
８Ａは非記録面であり、第２図および第３図に対応する
部分には同一符号をつけている。

第１図において、記録面８ａおよび非記録面８ｂには、
文字、マークなどが付されたレーベル７α。

７ｈが貼着されている。

いま、光学式ディスク１がターンテーブル５（第３図）
に搭載されたとして、そのときの光学式ディスク１の中
心を線Ａで表わすと、光検出器２はこの中心線Ａから距
離Ｘの位置に取りつけられているとする。この場合、記
録面８ａに貼着されたレーベル７αの半径Ｒ１は、Ｒ，
＜Ｘとし非記録面８ｈに貼着されたレーベル７ｈの半径
Ｒ８はＲ，＞Ｘ　　とする。ここで、少なくとも、レー
ベル７ｈの表面反射率は小さいものとする。

かかる構成により、記録面８Ｇが光検出器２側に向くよ
うに、光学式ディスク１をターンテーブル５に搭載する
と、光検出器２への光学式ディスク１からの反射光量は
多いから、光検出器２は光学式ディスク１がターンテー
ブル５上に搭載されたことを検出し、記録、再生動作が
開始する。これに対し、非記録面８ｂが光検出器２に向
くように、光学式ディスク１をターンテーブル５に搭載
すると、レーベル７ｂの表面反射率が小さいために光検
出器２への反射光量は少なく、したがって、光検出器２
はターンテーブル５に光学式ディスク１が搭載されてい
ないものとし、記録、再生動作は開始されない。

レーベル７ｂの色とその検出効果の具体例を次表に示す
。

具体例１：これは従来の光学式ディスクの場合であり−
レーベルの半径Ｒ２は、Ｒ２＜Ｘである。この場合には
、光検出器の出力は記録部材の反射率（１４％　）に相
当する７、　５　Ｖであり、光学式ディスク１は回転す
る。

具体例２ニレ−ベルは半径Ｒ６がＲ，）　Ｘとし光沢を
有した白色である。このときの光検出出力は３Ｖで、デ
ィスク回転は生じない。

具体例３：し゛−ベルは半径Ｒ１がＲ，）　Ｘとし光沢
のない白色である。この時の光検出出力はｔｓｙであり
、光学式ディスク１は停止のままで誤動作に至らない。

具体例４ニレ−ベルは半径Ｒ２がＲ，）　Ｘで、光沢の
ない黄色を用いた。この時も、光学式ディスク１は停止
のままであった。

具体例５ニレ−ベルは半径Ｒ２がＲ，）Ｘであるが、銀
色の光沢面を有しているため、光検出出力が７．５Ｖ以
上となり、ディスク回転に至り、誤動作となった。

具体例６：レーベルは半径Ｒ１がＲ２〉ｘで、光沢のな
い白色面の半径Ｘに相当する位置に、文字、模様等を印
刷したものを用いた。この場合も光学式ディスク１は停
止のままであった。

以上の具体例では、ディスク搭載の有無を判断するのに
必要な光検出出力は、光学式ディスク１の製作誤差、光
検出器２の測定誤差などから、反射光出力３．５Ｖ以上
でディスク搭載ありとし、３．５Ｖ以下でディスク搭載
なしとしている。

従って、レーベル７ｂの表面反射率は、本実施例の場合
、保護層１ｃによる反射光量７．５Ｖに対し、５０％以
下の光量となるものであればよい。

〔発明め効果〕

以上説明したように、本発明によれば光検出器に対し、
非記録面での反射率を低下させるものであるから、該非
記録面が該光検出器側に向くように、光学式ディスクを
誤ってターンテーブルに搭載しても、記録あるいは再生
動作は開始せず、非記録面への誤った記録あるいは再生
を防止することができるし、また、光学式ディスクの製
造コストにしても、従来技術に比べて大差がないなどの
優れた効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光学式ディスクの一実施例を示す
断面図、第２図は片面記録の光学式ディスクの基本構成
を示す断面図、第５図はターンテーブルに搭載された光
学式ディスクと光検出器との相対位置関係を表わす概略
図である。 １・・・・・・・・・・・・・・・光学式ディスク２・
・・・・・・・・・・・・・・−光検出器３・・・・・
−・・・・・・・・ピックアップ５・・・・・・・・・
・・・・・・・・・ターンテーブル７α、７Ａ・・・・
・・・・・レーベル８α・・・・・・・・・・・・・・
・記録面８ｂ・・・・・・・・・・・・・・・非記録面
筒　１　図 嬉２　図 第　３　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）一方の面を非記録面とする光学式ディスクにおい
   て、該非記録面の少なくとも一部を光遮断部とし、該光
   遮断部が記録再生装置あるいは再生装置における光学式
   ディスクの装置の有無を光学的に検出する手段への該非
   記録面による反射光を阻止することにより、該非記録面
   での記録、再生動作を禁止することができるように構成
   したことを特徴とする光学式ディスク。
2. （２）特許請求の範囲第（１）項においては、前記光遮
   断部は、前記非記録面に表面反射率が低い部材を設けて
   なることを特徴とする光学式ディスク。