JPS61247839A - 燃料比制御方法 - Google Patents
燃料比制御方法Info
- Publication number
- JPS61247839A JPS61247839A JP8852285A JP8852285A JPS61247839A JP S61247839 A JPS61247839 A JP S61247839A JP 8852285 A JP8852285 A JP 8852285A JP 8852285 A JP8852285 A JP 8852285A JP S61247839 A JPS61247839 A JP S61247839A
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- JP
- Japan
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- oxygen
- fuel
- amount
- air
- sensor
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野〕
本発明は自動車等の車両に用いられるエンジンの燃料供
給制御に係り、特に大気中の酸素量とエンジンの燃焼室
に流入する酸素量が異なる場合に好適な酸素燃料比制御
方式に関する。
給制御に係り、特に大気中の酸素量とエンジンの燃焼室
に流入する酸素量が異なる場合に好適な酸素燃料比制御
方式に関する。
従来における燃料供給制御は、r自動車技術誌」Vo
138.Na2 ’84 p 165〜p171゜「
計測と制御語J VO121,N(17’82 p3
0〜P36に記載のように空気量と燃料の比が一定ある
いは目標の比となるように燃料供給の制御を行っていた
。これは、空気と燃料の混合気がシリンダ内で燃焼し排
ガスとなる過程で、空気量と燃料量との比、つまり空燃
比を制御することによって排ガスの浄化やトルク出力の
向上あるいは燃費向上などが行われるという理由で空燃
比を制御指標としていた。しかし、排ガスが吸気管内に
環流されて大気内の酸素含有量とシリンダに吸入される
酸素含有量とが異なる現象が起きたり、吸入管に空気中
の酸素をよく通す膜を設けて、シリンダへの吸入酸素量
を多くするなどの方法が取られた場合に、従来の空燃比
を指標とした制御では、精度よく吸入酸素量に見合った
燃料を供給制御できないという問題があった。
138.Na2 ’84 p 165〜p171゜「
計測と制御語J VO121,N(17’82 p3
0〜P36に記載のように空気量と燃料の比が一定ある
いは目標の比となるように燃料供給の制御を行っていた
。これは、空気と燃料の混合気がシリンダ内で燃焼し排
ガスとなる過程で、空気量と燃料量との比、つまり空燃
比を制御することによって排ガスの浄化やトルク出力の
向上あるいは燃費向上などが行われるという理由で空燃
比を制御指標としていた。しかし、排ガスが吸気管内に
環流されて大気内の酸素含有量とシリンダに吸入される
酸素含有量とが異なる現象が起きたり、吸入管に空気中
の酸素をよく通す膜を設けて、シリンダへの吸入酸素量
を多くするなどの方法が取られた場合に、従来の空燃比
を指標とした制御では、精度よく吸入酸素量に見合った
燃料を供給制御できないという問題があった。
本発明の目的は、エンジンに供給される燃料量が常に要
求燃料量に一致するように、シリンダに流入する酸素量
を検出し、この酸素量によって燃料が燃焼できる量に見
合った燃料供給量を決定する方式を提供することにある
。
求燃料量に一致するように、シリンダに流入する酸素量
を検出し、この酸素量によって燃料が燃焼できる量に見
合った燃料供給量を決定する方式を提供することにある
。
エンジンの燃焼過程で燃料の燃焼に有効に用いられるの
は大気中に約2割存、在する酸素である。
は大気中に約2割存、在する酸素である。
従来、エンジン制御では吸入空気量を測定していたが、
吸入する空気量に含まれる酸素量の割合が異なる場合に
は、何らかの形でシリンダ内に吸入する酸素量を検出し
、その酸素量で燃焼可能な燃料量を供給する制御方式が
必要である。吸入空気量内の酸素量は、実施例では空気
量センサと酸素量 濃度センサにより検出する。
吸入する空気量に含まれる酸素量の割合が異なる場合に
は、何らかの形でシリンダ内に吸入する酸素量を検出し
、その酸素量で燃焼可能な燃料量を供給する制御方式が
必要である。吸入空気量内の酸素量は、実施例では空気
量センサと酸素量 濃度センサにより検出する。
以下、本発明の一実施例を図により説明する。
8 第1図は、エンジン周りの断面図である。スロワ
、 トル1を通った空気は吸気管A室2に入る。酸素
濃縮膜9を使って酸素を良く通し窒素をあまり通さずに
酸素含有率の高い空気が吸気管B室14に入る。吸気管
B室では、エアーフローセンサ3゜酸素濃度センサ4.
インジェクタ5が設置しである。エアーフローセンサは
空気質量流量が第2図に示す特性のように検出される。
、 トル1を通った空気は吸気管A室2に入る。酸素
濃縮膜9を使って酸素を良く通し窒素をあまり通さずに
酸素含有率の高い空気が吸気管B室14に入る。吸気管
B室では、エアーフローセンサ3゜酸素濃度センサ4.
インジェクタ5が設置しである。エアーフローセンサは
空気質量流量が第2図に示す特性のように検出される。
また、酸素濃度センサは第3図のように、出力電圧に対
して酸素含有率が検出される。吸入空気の酸素濃度を高
くして燃焼を良くするために酸素濃縮膜を通し酸素を多
くシリンダ7に送り込むような構造になっている。これ
に対し、酸素濃縮膜の下流にエアーフローセンサと酸素
濃度センサを設け、これらにより吸気管B室を流れる酸
素質量を次のように求める。
して酸素含有率が検出される。吸入空気の酸素濃度を高
くして燃焼を良くするために酸素濃縮膜を通し酸素を多
くシリンダ7に送り込むような構造になっている。これ
に対し、酸素濃縮膜の下流にエアーフローセンサと酸素
濃度センサを設け、これらにより吸気管B室を流れる酸
素質量を次のように求める。
Q、=Q、・ γ ・・
・(1)ここで、Q、:酸素質量流量、Q、:空気質量
流量、γ:酸素含有率 吸気管B室14を通る酸素質量流量Q、に対し。
・(1)ここで、Q、:酸素質量流量、Q、:空気質量
流量、γ:酸素含有率 吸気管B室14を通る酸素質量流量Q、に対し。
これがシリンダ7で完全燃焼されるように燃料噴射量を
決める必要がある。酸素質量に対して燃料の質量比が、
ガソリンの種類等によっても異なるが、ここでは 3.2:1 ・・・(2)となるよ
うにする。この3.2 を目標酸素燃料比と呼びωとす
る。1気筒当たりの燃料噴射量は次のように求める。
決める必要がある。酸素質量に対して燃料の質量比が、
ガソリンの種類等によっても異なるが、ここでは 3.2:1 ・・・(2)となるよ
うにする。この3.2 を目標酸素燃料比と呼びωとす
る。1気筒当たりの燃料噴射量は次のように求める。
Q、 I
G1 :1気筒当たりに燃料噴射する量、に、:ガソリ
ン比重およびエンジンの気筒数で決まる係数、ω:酸素
燃料比、N:エンジン回転数(クランク角センサ12よ
り得られる)。
ン比重およびエンジンの気筒数で決まる係数、ω:酸素
燃料比、N:エンジン回転数(クランク角センサ12よ
り得られる)。
また燃料噴射弁の開弁時間は従来行われているように次
のように求める。
のように求める。
T、=G、・k2+TV ・・・(4)
ここで、T、:噴射弁の開弁時間、kl:インジェクタ
の特性で決まる係数、T、:無効噴射時間、但しT、は
、基本燃料噴射時間であり、酸素センサ6の情報による
フィードバック補正やスロットル角センサ10あるいは
水温センサ11等による補正が従来法のように付加され
得ることも容易に類推できる。
ここで、T、:噴射弁の開弁時間、kl:インジェクタ
の特性で決まる係数、T、:無効噴射時間、但しT、は
、基本燃料噴射時間であり、酸素センサ6の情報による
フィードバック補正やスロットル角センサ10あるいは
水温センサ11等による補正が従来法のように付加され
得ることも容易に類推できる。
以上のように吸気管を流れる酸素質量を算呂し、目標の
酸素燃料比となるよう燃料噴射量を決定する。これは、
吸入酸素が燃料を完全燃焼するように決定していること
になる。
酸素燃料比となるよう燃料噴射量を決定する。これは、
吸入酸素が燃料を完全燃焼するように決定していること
になる。
本実施例によれば、吸気管を通る酸素量に基づいて燃料
噴射量を決めているので、空気中内に含まれる酸素量が
、運転状況により変化するときに有効である。特に、本
実施例のように、酸素圧縮膜の酸素の通過率は、吸気管
圧力あるいは、エンジン回転数などで変化(これはエン
ジンの運転状況によって変化)するので、酸素量を効率
よく燃焼に用いる効果がある。
噴射量を決めているので、空気中内に含まれる酸素量が
、運転状況により変化するときに有効である。特に、本
実施例のように、酸素圧縮膜の酸素の通過率は、吸気管
圧力あるいは、エンジン回転数などで変化(これはエン
ジンの運転状況によって変化)するので、酸素量を効率
よく燃焼に用いる効果がある。
本発明によれば、吸気管を通過する酸素量を検出しその
酸素量によって燃料が完全燃焼するようにシリンダに供
給すべき燃料量を決定することができるので、特に大気
内の酸素含有量とシリンダに吸入される空気の酸素含有
量とが異なる場合にも有害排ガスの流出を抑えることが
できる。また、完全燃焼する酸素燃料比よりも燃料量を
多く供給したり、少なく供給したりすることで、トルク
出力を向上させたり、燃費を向上させたりすることも可
能になる。
酸素量によって燃料が完全燃焼するようにシリンダに供
給すべき燃料量を決定することができるので、特に大気
内の酸素含有量とシリンダに吸入される空気の酸素含有
量とが異なる場合にも有害排ガスの流出を抑えることが
できる。また、完全燃焼する酸素燃料比よりも燃料量を
多く供給したり、少なく供給したりすることで、トルク
出力を向上させたり、燃費を向上させたりすることも可
能になる。
第1図は自動車エンジンの燃料供給装置部の断面図、第
2図はエアーフローセンサの特性を示す図、第3図は酸
素センサの出力電圧に対する酸素含有率を示す特性図で
ある。 1・・・スロットル、2・・・吸気管A室、3・・・エ
アーフローセンサ、4・・・酸素センサ、5・・・イン
ジェクタ6・・・排ガス酸素センサ、7・・・燃焼室、
8・・・排気管9・・・酸素濃縮膜、10・・・スロッ
トル角センサ、11・・・水温センサ、12・・・クラ
ンク角センサ、13・・・点火プラグ、14・・・吸気
管B室。
2図はエアーフローセンサの特性を示す図、第3図は酸
素センサの出力電圧に対する酸素含有率を示す特性図で
ある。 1・・・スロットル、2・・・吸気管A室、3・・・エ
アーフローセンサ、4・・・酸素センサ、5・・・イン
ジェクタ6・・・排ガス酸素センサ、7・・・燃焼室、
8・・・排気管9・・・酸素濃縮膜、10・・・スロッ
トル角センサ、11・・・水温センサ、12・・・クラ
ンク角センサ、13・・・点火プラグ、14・・・吸気
管B室。
Claims (1)
- 自動車の車両に用いられるエンジンの燃料供給制御装置
において、吸気管を通過する酸素量を検出する検出器を
設け、上記酸素量に見合った燃料供給量を決定すること
によって燃焼室に吸入される酸素量と燃料量の比を制御
することを特徴とする燃料比制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60088522A JPH07116970B2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 燃料比制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60088522A JPH07116970B2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 燃料比制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61247839A true JPS61247839A (ja) | 1986-11-05 |
JPH07116970B2 JPH07116970B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=13945163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60088522A Expired - Lifetime JPH07116970B2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 燃料比制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07116970B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01121549A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-15 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
JPH01313644A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-19 | Toyota Motor Corp | 内燃機関制御装置用の酸素濃度検出装置 |
US4942860A (en) * | 1987-02-06 | 1990-07-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine control system |
US5298147A (en) * | 1991-05-27 | 1994-03-29 | Nippondenso Co., Ltd. | Oxygen concentration sensor |
US5338431A (en) * | 1990-08-20 | 1994-08-16 | Nippon Soken, Inc. | Oxygen concentration detecting apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6198942A (ja) * | 1984-10-19 | 1986-05-17 | Mitsubishi Electric Corp | 機関の燃料制御装置 |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP60088522A patent/JPH07116970B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6198942A (ja) * | 1984-10-19 | 1986-05-17 | Mitsubishi Electric Corp | 機関の燃料制御装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4942860A (en) * | 1987-02-06 | 1990-07-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine control system |
JPH01121549A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-15 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
JPH01313644A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-19 | Toyota Motor Corp | 内燃機関制御装置用の酸素濃度検出装置 |
US5338431A (en) * | 1990-08-20 | 1994-08-16 | Nippon Soken, Inc. | Oxygen concentration detecting apparatus |
US5298147A (en) * | 1991-05-27 | 1994-03-29 | Nippondenso Co., Ltd. | Oxygen concentration sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07116970B2 (ja) | 1995-12-18 |
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