JPS61247555A - ブレ−キ操作装置 - Google Patents
ブレ−キ操作装置Info
- Publication number
- JPS61247555A JPS61247555A JP9070785A JP9070785A JPS61247555A JP S61247555 A JPS61247555 A JP S61247555A JP 9070785 A JP9070785 A JP 9070785A JP 9070785 A JP9070785 A JP 9070785A JP S61247555 A JPS61247555 A JP S61247555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- valve
- vehicle
- piston
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Check Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
a、産業上の利用分野
本発明はブレーキ操作装置に係り、特に車両の停車時に
ブレーキを自動的にブレーキ作動させるとともに、車両
の発進時には自動的にブレーキ解除するようにしたブレ
ーキ操作装置に関する。
ブレーキを自動的にブレーキ作動させるとともに、車両
の発進時には自動的にブレーキ解除するようにしたブレ
ーキ操作装置に関する。
b、従来の技術
トラックやトレーラ等の大型車両においては、ブレーキ
ペダルにブレーキバルブが取付けられており、ブレーキ
ペダルを踏込むとエアタンクの圧縮空気が上記ブレーキ
バルブを介してブレーキアクチェエータに供給され、さ
らにこのブレーキアクチェエータによって発生する油圧
がホイルシリンダに供給されてブ、レーキがブレーキ作
動するようになっている。
ペダルにブレーキバルブが取付けられており、ブレーキ
ペダルを踏込むとエアタンクの圧縮空気が上記ブレーキ
バルブを介してブレーキアクチェエータに供給され、さ
らにこのブレーキアクチェエータによって発生する油圧
がホイルシリンダに供給されてブ、レーキがブレーキ作
動するようになっている。
C0発明が解決しようとする問題点
上述した従来のブレーキ操作装置にあっては、ブレーキ
ペダルを解放すると、ブレーキがブレーキ解除されるの
で、坂路等で一時的に停車する場合はいちいちサイドブ
レーキを引くなどの操作が必要であり、かつ登板路での
発進時にはサイドブレーキを解除しつつアクセルやクラ
ッチを操作するといった非常に熟練した操作が必要であ
った。
ペダルを解放すると、ブレーキがブレーキ解除されるの
で、坂路等で一時的に停車する場合はいちいちサイドブ
レーキを引くなどの操作が必要であり、かつ登板路での
発進時にはサイドブレーキを解除しつつアクセルやクラ
ッチを操作するといった非常に熟練した操作が必要であ
った。
このため運転操作が煩雑であり、また登板路での発進時
にエンストや車両後退などを起こすおそれがあった。
にエンストや車両後退などを起こすおそれがあった。
本発明は上述した問題点を有効に解決すべく創案するに
至ったものであって、その目的は車両が停車した後にブ
レーキペダルを解放しても自動的にブレーキがブレーキ
作動するとともに、車両発進時には自動的にブレーキ解
除がなされてスムーズな発進ができるブレーキ操作装置
を提供することにある。
至ったものであって、その目的は車両が停車した後にブ
レーキペダルを解放しても自動的にブレーキがブレーキ
作動するとともに、車両発進時には自動的にブレーキ解
除がなされてスムーズな発進ができるブレーキ操作装置
を提供することにある。
d0問題点を解決するための手段
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図はブレーキ操作装置の概略構成を示したものであって
、同図において1はエアタンク、2はブレーキアクチェ
エータ、3はブレーキバルブ、4はホイルシリンダ、5
は逆止弁、6は電磁弁、7はコントローラである。エア
タンク1の圧力は管路8,9を介してブレーキバルブ3
#よび電磁弁6に供給されるようになっている。
図はブレーキ操作装置の概略構成を示したものであって
、同図において1はエアタンク、2はブレーキアクチェ
エータ、3はブレーキバルブ、4はホイルシリンダ、5
は逆止弁、6は電磁弁、7はコントローラである。エア
タンク1の圧力は管路8,9を介してブレーキバルブ3
#よび電磁弁6に供給されるようになっている。
ブレーキバルブ3の吐出側は管路10を介して逆止弁5
と接続され、ブレーキペダル11を踏込むと逆止弁5に
圧力が供給され、またブレーキペダル11を解放すると
ブレーキバルブ3の吐出側が大気に連通ずるように構成
されている。一方、電磁弁6の吐出側は管路12を介し
て逆止弁5と接続され、電磁弁6がONのとき逆止弁5
にパイロット圧が供給され、また電磁弁6がOFFのと
き電磁弁6の吐出側が大気に連通ずるように構成されて
いる。
と接続され、ブレーキペダル11を踏込むと逆止弁5に
圧力が供給され、またブレーキペダル11を解放すると
ブレーキバルブ3の吐出側が大気に連通ずるように構成
されている。一方、電磁弁6の吐出側は管路12を介し
て逆止弁5と接続され、電磁弁6がONのとき逆止弁5
にパイロット圧が供給され、また電磁弁6がOFFのと
き電磁弁6の吐出側が大気に連通ずるように構成されて
いる。
コントローラ7は、ブレーキ、アクセルおよびクラッチ
等の操作状態や車速に関する情報が入力されるようにな
っており、車両走行時および発進時には電磁弁6をOF
Fにし、停車時にはONにするように構成されている。
等の操作状態や車速に関する情報が入力されるようにな
っており、車両走行時および発進時には電磁弁6をOF
Fにし、停車時にはONにするように構成されている。
逆止弁5の吐出側は管路13を介してブレーキアクチュ
エータ2と接続され、逆止弁5から供給される圧力によ
ってブレーキアクチュエータ2が駆動されると、ホイル
シリンダ4に油圧が供給されてブレーキシュー14がブ
レーキ作動するように構成されている。
エータ2と接続され、逆止弁5から供給される圧力によ
ってブレーキアクチュエータ2が駆動されると、ホイル
シリンダ4に油圧が供給されてブレーキシュー14がブ
レーキ作動するように構成されている。
上記逆止弁5は、詳しくは第2図および第3図に示す如
く構成されている。すなわち逆止弁5はシリンダ17内
に配設された基準ピストン18と、この基準ピストン1
8の前方に配設された支持ピストン19と、この支持ピ
ストン19の前端部に取付けられた弁体20とを有して
いる。基準ピストン18の背後には圧力室21が形成さ
れ、この圧力室21は前述の管路12にて電磁弁6の吐
出側と接続されている。
く構成されている。すなわち逆止弁5はシリンダ17内
に配設された基準ピストン18と、この基準ピストン1
8の前方に配設された支持ピストン19と、この支持ピ
ストン19の前端部に取付けられた弁体20とを有して
いる。基準ピストン18の背後には圧力室21が形成さ
れ、この圧力室21は前述の管路12にて電磁弁6の吐
出側と接続されている。
基準ピストン18と支持ピストン19との間には大気室
22が形成され、この大気室22は連通孔23を通して
大気と連通されている。弁体20が配設されている弁室
24は、前述の管路13を介してブレーキアクチュエー
タ2と接続され、また弁座孔25は前述の管路10を介
してブレーキバルブ3と接続されている。
22が形成され、この大気室22は連通孔23を通して
大気と連通されている。弁体20が配設されている弁室
24は、前述の管路13を介してブレーキアクチュエー
タ2と接続され、また弁座孔25は前述の管路10を介
してブレーキバルブ3と接続されている。
基準ピストン18と支持ピストン19との間には圧力設
定ばね29が配設され、両ピストン18.19はこの圧
力設定ばね29によって互いに離間する方向に附勢され
ている。支持ピストン19には支持板30と止めリング
31が取付けられており、前記支持板30と基準ピスト
ン18とは常時当接している。また、これら支持板30
と止めリング31は、常時は第2図に示す如く互いに当
接してピストン18.19の相互間隔の広がりが規制さ
れている。
定ばね29が配設され、両ピストン18.19はこの圧
力設定ばね29によって互いに離間する方向に附勢され
ている。支持ピストン19には支持板30と止めリング
31が取付けられており、前記支持板30と基準ピスト
ン18とは常時当接している。また、これら支持板30
と止めリング31は、常時は第2図に示す如く互いに当
接してピストン18.19の相互間隔の広がりが規制さ
れている。
シリンダ17の内周部には第1のストッパ部32および
第2のストッパ部33が形成されており、ピストン18
.19はこれらストッパ部32.33によって所定の往
動位置に位置規制されるようになっている。
第2のストッパ部33が形成されており、ピストン18
.19はこれらストッパ部32.33によって所定の往
動位置に位置規制されるようになっている。
支持ピストン19は戻しばね34によって常時復動方向
に附勢されており、弁体20はばね35によって閉塞方
向に附勢されている。なお、弁体20は止めリング36
.37によって支持ピストン19から抜けないようにな
っている。
に附勢されており、弁体20はばね35によって閉塞方
向に附勢されている。なお、弁体20は止めリング36
.37によって支持ピストン19から抜けないようにな
っている。
89作用
ブレーキ操作装置は上述の如く構成されてなり、車両走
行時においては電磁弁6がOFF 、こなっており、逆
止弁5の圧力室21には管路12を介して大気圧が導入
されており、基準ピストン18.支持ピストン19およ
び弁体20は戻しばね34にて第2図に示す如く一体的
に復動し、弁座孔25が開放されている。
行時においては電磁弁6がOFF 、こなっており、逆
止弁5の圧力室21には管路12を介して大気圧が導入
されており、基準ピストン18.支持ピストン19およ
び弁体20は戻しばね34にて第2図に示す如く一体的
に復動し、弁座孔25が開放されている。
この状態でブレーキペダル11を踏込むとブレーキバル
ブ3が供給モードになり、逆止弁5の圧力吐出口26か
ら吐出された圧力がブレーキアクチュエータ2に供給さ
れてブレーキシュー14がブレーキ作動する。またブレ
ーキペダル11を解放するとブレーキバルブ3が排気モ
ードになり、ブレーキアクチュエータ2内の圧縮空気が
ブレーキバルブ3の排気口(図示せず)から外部に排気
されてブレーキシュー14がブレーキ解除作動する。
ブ3が供給モードになり、逆止弁5の圧力吐出口26か
ら吐出された圧力がブレーキアクチュエータ2に供給さ
れてブレーキシュー14がブレーキ作動する。またブレ
ーキペダル11を解放するとブレーキバルブ3が排気モ
ードになり、ブレーキアクチュエータ2内の圧縮空気が
ブレーキバルブ3の排気口(図示せず)から外部に排気
されてブレーキシュー14がブレーキ解除作動する。
次に車両が停車するとこの状態がコントローラ7にて感
知され、例えば1秒後に電磁弁6がONにされる。電磁
弁6がONにされると逆止弁5の圧力室21に管路9,
12を介して圧縮空気が導入され、この結果、ブレーキ
ペダル11を解放して弁室24内の圧力が低下すると、
基準ピストン18が圧力室21の圧力によって第3図に
示す如く右方向に往動し、第1のストッパ部32に当接
して停止する。また、支持ピストン19は圧力設定ばね
29に押圧されつつ戻しばね34に抗して第3図に示す
如く右方向に往動し第2のストッパ部33に当接して停
止する。この結果、弁体20はばね35の附勢力にて弁
座孔25に圧着してこれを閉塞する。従ってブレーキア
クチュエータ2の内部の圧縮空気はそのまま保持され、
ブレーキシュー14はブレーキ作動を持続する。このた
め、坂路等において一時的に停車してブレーキペダル1
1を解放しても、車両が自然に動き出すおそれがなく、
サイドブレーキをいちいち引く煩わしさがない。
知され、例えば1秒後に電磁弁6がONにされる。電磁
弁6がONにされると逆止弁5の圧力室21に管路9,
12を介して圧縮空気が導入され、この結果、ブレーキ
ペダル11を解放して弁室24内の圧力が低下すると、
基準ピストン18が圧力室21の圧力によって第3図に
示す如く右方向に往動し、第1のストッパ部32に当接
して停止する。また、支持ピストン19は圧力設定ばね
29に押圧されつつ戻しばね34に抗して第3図に示す
如く右方向に往動し第2のストッパ部33に当接して停
止する。この結果、弁体20はばね35の附勢力にて弁
座孔25に圧着してこれを閉塞する。従ってブレーキア
クチュエータ2の内部の圧縮空気はそのまま保持され、
ブレーキシュー14はブレーキ作動を持続する。このた
め、坂路等において一時的に停車してブレーキペダル1
1を解放しても、車両が自然に動き出すおそれがなく、
サイドブレーキをいちいち引く煩わしさがない。
なお、この停車状態においてブレーキペダル11を再度
強く踏込むと、弁座孔25内の圧力によって弁体20の
みがばね35に抗して第3図で左方向に移動して弁座孔
25が開放され、ブレーキアクチュエータ2に圧縮空気
が補充される。従って、坂路等の傾斜度に応じた所望の
ブレーキ力が容易に得られる。
強く踏込むと、弁座孔25内の圧力によって弁体20の
みがばね35に抗して第3図で左方向に移動して弁座孔
25が開放され、ブレーキアクチュエータ2に圧縮空気
が補充される。従って、坂路等の傾斜度に応じた所望の
ブレーキ力が容易に得られる。
次に、アクセルやクラッチ等を操作して車両の発進準備
を整えると、コントローラ7がこれを感知して電磁弁6
をOFFにする。電磁弁6がoppになると逆止弁5が
再び第2図に示す状態になり、このときブレーキペダル
11を解放していればブレーキアクチュエータ2内の圧
縮空気がブレーキバルブ3の排気口から外部に排気され
てブレーキシュー14がブレーキ解除作動し、発進が可
能となる。
を整えると、コントローラ7がこれを感知して電磁弁6
をOFFにする。電磁弁6がoppになると逆止弁5が
再び第2図に示す状態になり、このときブレーキペダル
11を解放していればブレーキアクチュエータ2内の圧
縮空気がブレーキバルブ3の排気口から外部に排気され
てブレーキシュー14がブレーキ解除作動し、発進が可
能となる。
従って、特に登板路における発進においては従来のよう
にサイドブレーキを緩めつつアクセルやクラッチを操作
するといった熟練した操作が不要となり、エンストや車
両後退等を生ずることなくスムーズな発進が可能である
。
にサイドブレーキを緩めつつアクセルやクラッチを操作
するといった熟練した操作が不要となり、エンストや車
両後退等を生ずることなくスムーズな発進が可能である
。
また、本発明に係るブレーキ操作装置は上述した特徴の
ほかにエアタンク1の圧力が変動しても停車時における
最大ブレーキ力の大きさが影響を受けないという特徴も
有している。すなわち、エアタンク1に圧縮空気を供給
するコンプレッサ(図示せず)は、エアタンク1内の圧
力が所定の圧力よりも低くなると駆動され、また所定の
圧力よりも高くなると停止されるようになっている。
ほかにエアタンク1の圧力が変動しても停車時における
最大ブレーキ力の大きさが影響を受けないという特徴も
有している。すなわち、エアタンク1に圧縮空気を供給
するコンプレッサ(図示せず)は、エアタンク1内の圧
力が所定の圧力よりも低くなると駆動され、また所定の
圧力よりも高くなると停止されるようになっている。
従って、エアタンク1内の圧力は通常状態において所定
の範囲の圧力変動を繰返している。この変動する圧力は
停車時において逆止弁5の圧力室21に導入されるが、
基準ピストン18は第1のストッパ部32によって所定
の往動位置に位置規制される。
の範囲の圧力変動を繰返している。この変動する圧力は
停車時において逆止弁5の圧力室21に導入されるが、
基準ピストン18は第1のストッパ部32によって所定
の往動位置に位置規制される。
従っ゛て、第3図において支持ピストン19に作用する
右方向の力は圧力設定ばね29の力のみであり、弁室2
4内の最高圧力は圧力設定ばね29によって決定される
。詳しくは、第3図において支持ピストン19が左方向
に距離Xだけ移動して止めリング36゜37が相互に当
接した状態を考えると、F + k x = P o
A a F:圧力設定ばね29のセット力、 k:圧力設定ばね29のばね定数、 Po :弁室24内の最高圧力、 A、:支持ピストン19の受圧面積、 と表わせる。そして弁室24内の圧力がPoよりも大き
くなれば、支持ピストン19がこの状態よりもさらに左
方向に移動して弁座孔25が開放され、弁室24内の余
剰圧力がブレーキバルブ3の排気口から排気される。そ
して弁室24内の圧力がP、まで低下すると弁座孔25
が再び閉塞される。
右方向の力は圧力設定ばね29の力のみであり、弁室2
4内の最高圧力は圧力設定ばね29によって決定される
。詳しくは、第3図において支持ピストン19が左方向
に距離Xだけ移動して止めリング36゜37が相互に当
接した状態を考えると、F + k x = P o
A a F:圧力設定ばね29のセット力、 k:圧力設定ばね29のばね定数、 Po :弁室24内の最高圧力、 A、:支持ピストン19の受圧面積、 と表わせる。そして弁室24内の圧力がPoよりも大き
くなれば、支持ピストン19がこの状態よりもさらに左
方向に移動して弁座孔25が開放され、弁室24内の余
剰圧力がブレーキバルブ3の排気口から排気される。そ
して弁室24内の圧力がP、まで低下すると弁座孔25
が再び閉塞される。
このように、弁室24内の最高圧力P、は圧力室21に
供給される圧力の高低にかかわらずばね29によって所
定の大きさに維持されるので、ブレーキアクチェエータ
2に供給される圧縮空気の最高圧力ないしホイルシリン
ダ4に供給される最高油圧を一定にすることができ、最
大ブレーキ力を一定とすることができる。
供給される圧力の高低にかかわらずばね29によって所
定の大きさに維持されるので、ブレーキアクチェエータ
2に供給される圧縮空気の最高圧力ないしホイルシリン
ダ4に供給される最高油圧を一定にすることができ、最
大ブレーキ力を一定とすることができる。
以上、本発明の一実施例につき説明したが、本発明は上
記実施例に限定されることな(種々の変形が可能である
0例えば上記実施例では逆止弁5と電磁弁6を別体にて
構成したが、これらを一体としたユニットとして構成し
てもよい。
記実施例に限定されることな(種々の変形が可能である
0例えば上記実施例では逆止弁5と電磁弁6を別体にて
構成したが、これらを一体としたユニットとして構成し
てもよい。
なお、上述した逆止弁5をホイルシリンダ4に対する油
圧供給系に配設することも考えられないことはないが、
この場合は停車時においてホイルシリンダ4内に保持さ
れている高圧のブレーキ液が車両の発進時におけるブレ
ーキ解除により瞬間的にオイルリザーバ系に逆流するこ
とが考えられ、オイルリザーバ系に耐圧上の問題を起す
おそれがある。
圧供給系に配設することも考えられないことはないが、
この場合は停車時においてホイルシリンダ4内に保持さ
れている高圧のブレーキ液が車両の発進時におけるブレ
ーキ解除により瞬間的にオイルリザーバ系に逆流するこ
とが考えられ、オイルリザーバ系に耐圧上の問題を起す
おそれがある。
f1発明の効果
本発明は上述の如く、ブレーキバルブとブレーキアクチ
ェエータとの間の空気通路に逆止弁を配設し、この逆止
弁を車両が停車したとき自動的に閉塞するようにしてい
るので、坂路等において一時的に停車してブレーキペダ
ルを解放しても、車両が自然に動き出すおそれがなく、
従来のようにサイドブレーキをいちいち引く煩わしさが
ない。
ェエータとの間の空気通路に逆止弁を配設し、この逆止
弁を車両が停車したとき自動的に閉塞するようにしてい
るので、坂路等において一時的に停車してブレーキペダ
ルを解放しても、車両が自然に動き出すおそれがなく、
従来のようにサイドブレーキをいちいち引く煩わしさが
ない。
また発進準備を整えると上記逆止弁が自動的に開放して
ブレーキ解除がなされるので、特に登板路における発進
においては、従来のようにサイドブレーキを緩めつつア
クセルやクラッチを操作するといった熟練を要する操作
が不要となり、不測のエンストや車両後退等を生ずるこ
となくスムーズな発進が可能である。
ブレーキ解除がなされるので、特に登板路における発進
においては、従来のようにサイドブレーキを緩めつつア
クセルやクラッチを操作するといった熟練を要する操作
が不要となり、不測のエンストや車両後退等を生ずるこ
となくスムーズな発進が可能である。
また本発明は弁体を支持する支持ピストンを圧力設定ば
ねの力だけで停車時における弁室内の圧力とバランスさ
せるようにしているため、逆止弁の圧力室に導入される
バイロフト、圧の変動にかかわらず弁室内の最高圧力を
一定とすることができ、停車時における最大ブレーキ力
を一定とすることができる。
ねの力だけで停車時における弁室内の圧力とバランスさ
せるようにしているため、逆止弁の圧力室に導入される
バイロフト、圧の変動にかかわらず弁室内の最高圧力を
一定とすることができ、停車時における最大ブレーキ力
を一定とすることができる。
また本発明は従来のブレーキ操作装置の空圧系に逆上弁
、電磁弁およびコントローラを追加するだけでよく、こ
の際従来の装置はほとんど変更する必要がないので、本
発明をきわめて低コストで実施することができる。
、電磁弁およびコントローラを追加するだけでよく、こ
の際従来の装置はほとんど変更する必要がないので、本
発明をきわめて低コストで実施することができる。
図面は本発明の一実施例を示したものであって、第1図
はブレーキ操作装置の概略構成図、第2図は走行時およ
び発進時における逆止弁の縦断面図、第3図は停車時に
おける第2図と同様の断面図である。 1・・・エアタンク、 2・・・ブレーキアクチュエータ、 3・・・ブレーキバルブ、 4・・・オイルシリンダ
、5・・・逆止弁、 6・・・電磁弁、7
・・・コントローラ、11・・・ブレーキペダル、14
・・・ブレーキシュー、17・・・シリンダ、18・・
・基準ピストン、19・・・支持ピストン、20・・・
弁体、 21・・・圧力室、24・・・弁
室、 29・・・圧力設定ばね、32・・
・第1のストッパ部、33・・・第2のストッパ部、3
5・・・ばね。
はブレーキ操作装置の概略構成図、第2図は走行時およ
び発進時における逆止弁の縦断面図、第3図は停車時に
おける第2図と同様の断面図である。 1・・・エアタンク、 2・・・ブレーキアクチュエータ、 3・・・ブレーキバルブ、 4・・・オイルシリンダ
、5・・・逆止弁、 6・・・電磁弁、7
・・・コントローラ、11・・・ブレーキペダル、14
・・・ブレーキシュー、17・・・シリンダ、18・・
・基準ピストン、19・・・支持ピストン、20・・・
弁体、 21・・・圧力室、24・・・弁
室、 29・・・圧力設定ばね、32・・
・第1のストッパ部、33・・・第2のストッパ部、3
5・・・ばね。
Claims (1)
- エアタンクからブレーキアクチュエータに至る空気通路
にブレーキバルブが配設され、上記ブレーキバルブの開
閉操作によってブレーキを作動させるようにしたブレー
キ操作装置において、上記ブレーキアクチュエータとブ
レーキバルブとの間における上記空気通路に、上記エア
タンクからのパイロット圧の導入によって往動する基準
ピストンと、上記基準ピストンを所定の往動位置に規制
する第1のストッパ部と、上記基準ピストンの前部に圧
力設定ばねを介して取付けられた支持ピストンと、上記
支持ピストンを所定の往動位置に規制する第2のストッ
パ部と、上記支持ピストンの一端に取付けられた弁体と
を有する常時開形の逆止弁を配設し、上記逆止弁に対し
て上記パイロット圧の給排を行なう電磁弁を設け、車両
の走行、停車および発進の各状態を検出し、上記電磁弁
を車両の走行時および発進時には排気モードにし、車両
の停車時には供給モードにするコントローラを設けたこ
とを特徴とするブレーキ操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9070785A JPS61247555A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | ブレ−キ操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9070785A JPS61247555A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | ブレ−キ操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61247555A true JPS61247555A (ja) | 1986-11-04 |
JPH0331618B2 JPH0331618B2 (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=14005995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9070785A Granted JPS61247555A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | ブレ−キ操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61247555A (ja) |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP9070785A patent/JPS61247555A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0331618B2 (ja) | 1991-05-07 |
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