JPS6124735Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6124735Y2 JPS6124735Y2 JP1980035058U JP3505880U JPS6124735Y2 JP S6124735 Y2 JPS6124735 Y2 JP S6124735Y2 JP 1980035058 U JP1980035058 U JP 1980035058U JP 3505880 U JP3505880 U JP 3505880U JP S6124735 Y2 JPS6124735 Y2 JP S6124735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- flange
- bobbin
- yoke
- annular groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電磁クラツチ・ブレーキ用電磁石に
関する。
関する。
一般に、電磁クラツチ・ブレーキ用電磁石は、
ヨークの環状溝内におけるコイルの占有率を増す
ため、巻枠に基部したコイルを巻枠から取り外し
てテープ等で束縛したのち、ヨークの環状溝内に
収納し、コイル周囲を樹脂で固めて絶縁固定する
のである。しかしながらこのようなコイル巻き方
法は、コイルの形成が非能率的であり、また樹脂
の硬化に長時間を要する欠点があるばかりでな
く、樹脂の充填不充分のために生ずる絶縁不良を
防止するため、コイルとヨーク間に絶縁紙を挿入
する必要があつてコイルの取付作業も非能率的で
ある欠点がある。このためコイルを絶縁ボビンに
巻いたものをヨークに装入する方法も考えられる
が、この場合はボビンによるコイル巻数の減少を
可及的に少くするためにボビンの両側フランジの
肉厚を薄くすると、コイルの巻付側圧によりフラ
ンジが外側に撓んでヨークの環状溝からはみ出す
不都合があり、またこれを防ぐためにフランジを
予め内方に撓ませてコイルの巻付側圧によりフラ
ンジが正常位置に戻るようにすれば、コイル巻き
のときに張力状態にあるコイル導線がフランジの
外縁に強く摺接して導線の絶縁被覆を損傷する不
都合がある。
ヨークの環状溝内におけるコイルの占有率を増す
ため、巻枠に基部したコイルを巻枠から取り外し
てテープ等で束縛したのち、ヨークの環状溝内に
収納し、コイル周囲を樹脂で固めて絶縁固定する
のである。しかしながらこのようなコイル巻き方
法は、コイルの形成が非能率的であり、また樹脂
の硬化に長時間を要する欠点があるばかりでな
く、樹脂の充填不充分のために生ずる絶縁不良を
防止するため、コイルとヨーク間に絶縁紙を挿入
する必要があつてコイルの取付作業も非能率的で
ある欠点がある。このためコイルを絶縁ボビンに
巻いたものをヨークに装入する方法も考えられる
が、この場合はボビンによるコイル巻数の減少を
可及的に少くするためにボビンの両側フランジの
肉厚を薄くすると、コイルの巻付側圧によりフラ
ンジが外側に撓んでヨークの環状溝からはみ出す
不都合があり、またこれを防ぐためにフランジを
予め内方に撓ませてコイルの巻付側圧によりフラ
ンジが正常位置に戻るようにすれば、コイル巻き
のときに張力状態にあるコイル導線がフランジの
外縁に強く摺接して導線の絶縁被覆を損傷する不
都合がある。
本案の目的は上記の如き従来の欠点を解消した
電磁クラツチ・ブレーキ用電磁石を提案するにあ
る。
電磁クラツチ・ブレーキ用電磁石を提案するにあ
る。
以下本案の図示実施例について説明すると、本
案に用いるボビン1は合成樹脂の射出成形品であ
り、両側フランジ2は内面2aが基部3に対して
直角をなし、且つコイルの巻付側圧によりフラン
ジ2が外側に撓みうるようその肉厚を外周に向つ
て漸減する適当な値に定めておく。したがつて、
コイル巻き前においてはフランジ外面2bは内側
方に傾斜したテーパー面をなす。4は一方のフラ
ンジ2に設けた回り止め用の孔である。
案に用いるボビン1は合成樹脂の射出成形品であ
り、両側フランジ2は内面2aが基部3に対して
直角をなし、且つコイルの巻付側圧によりフラン
ジ2が外側に撓みうるようその肉厚を外周に向つ
て漸減する適当な値に定めておく。したがつて、
コイル巻き前においてはフランジ外面2bは内側
方に傾斜したテーパー面をなす。4は一方のフラ
ンジ2に設けた回り止め用の孔である。
上記構造のボビン1にコイルを巻回すると、フ
ランジ内面2aは基部3に対し直角であるから、
コイル導線が内面2aの外縁に強く摺接すること
がなく、導線の絶縁被覆を損傷することがない。
またコイルの巻付側圧によりフランジ2が外側に
撓んでも、前記テーパーのためフランジ外面2b
が基部3とほぼ直角となる程度ですみ、ボビン1
をヨーク環状溝に挿入したときにこれよりボビン
1がはみ出すことがない。
ランジ内面2aは基部3に対し直角であるから、
コイル導線が内面2aの外縁に強く摺接すること
がなく、導線の絶縁被覆を損傷することがない。
またコイルの巻付側圧によりフランジ2が外側に
撓んでも、前記テーパーのためフランジ外面2b
が基部3とほぼ直角となる程度ですみ、ボビン1
をヨーク環状溝に挿入したときにこれよりボビン
1がはみ出すことがない。
コイルを巻いたボビン1をヨークに装着するに
は、第3図のようにヨーク5の環状溝6内にパテ
状の接着剤7でボビン1を固定する方法、又は第
4図のようにボビン基部3に複数個の孔8を穿
ち、ねじ9にてヨーク5のねじ孔10に固定する
方法がある。いずれの固定方法によつても従来よ
りは簡易に固定することができる。
は、第3図のようにヨーク5の環状溝6内にパテ
状の接着剤7でボビン1を固定する方法、又は第
4図のようにボビン基部3に複数個の孔8を穿
ち、ねじ9にてヨーク5のねじ孔10に固定する
方法がある。いずれの固定方法によつても従来よ
りは簡易に固定することができる。
本案は上記構成を有し、ボビンのフランジ厚さ
を充分に小にすることができるので、ヨーク環状
溝内のコイル占有率をさほど低下させることな
く、しかもコイル巻き作業及びヨークへの固定作
業を能率化することができる上に、ボビンのコイ
ルの保護作用によりコイルの取扱中の損傷がな
く、ボビンの成形もきわめて簡易である等の効果
がある。
を充分に小にすることができるので、ヨーク環状
溝内のコイル占有率をさほど低下させることな
く、しかもコイル巻き作業及びヨークへの固定作
業を能率化することができる上に、ボビンのコイ
ルの保護作用によりコイルの取扱中の損傷がな
く、ボビンの成形もきわめて簡易である等の効果
がある。
図面は本案の一実施例を示し、第1図はコイル
巻き前のボビンの縦断面図、第2図はボビンの正
面図、第3図,第4図はヨークへのコイル固定構
造を示す縦断面図である。 1……ボビン、2……フランジ、3……基部、
2a……フランジ内面、2b……フランジ外面、
6……ヨーク環状溝。
巻き前のボビンの縦断面図、第2図はボビンの正
面図、第3図,第4図はヨークへのコイル固定構
造を示す縦断面図である。 1……ボビン、2……フランジ、3……基部、
2a……フランジ内面、2b……フランジ外面、
6……ヨーク環状溝。
Claims (1)
- コイルの巻付側圧により外側に撓みうるフラン
ジを有しコイル巻回前においてはフランジ内面が
ボビン基部に対し直角でフランジ外面が内方に傾
斜したテーパー面をなす合成樹脂製ボビンにコイ
ルを巻回してフランジ外面を前記基部にほぼ直角
ならしめたボビンをヨーク環状溝内に固定してな
る電磁クラツチ・ブレーキ用電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980035058U JPS6124735Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980035058U JPS6124735Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56137411U JPS56137411U (ja) | 1981-10-17 |
JPS6124735Y2 true JPS6124735Y2 (ja) | 1986-07-25 |
Family
ID=29630688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980035058U Expired JPS6124735Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124735Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-19 JP JP1980035058U patent/JPS6124735Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56137411U (ja) | 1981-10-17 |
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