JPS6124729B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6124729B2
JPS6124729B2 JP52108403A JP10840377A JPS6124729B2 JP S6124729 B2 JPS6124729 B2 JP S6124729B2 JP 52108403 A JP52108403 A JP 52108403A JP 10840377 A JP10840377 A JP 10840377A JP S6124729 B2 JPS6124729 B2 JP S6124729B2
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JP
Japan
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data
operand
processor
register
descriptor
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Expired
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JP52108403A
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English (en)
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JPS5441039A (en
Inventor
Masahiro Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP10840377A priority Critical patent/JPS5441039A/ja
Publication of JPS5441039A publication Critical patent/JPS5441039A/ja
Publication of JPS6124729B2 publication Critical patent/JPS6124729B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はFORTRAN,COBOL等の高級言語ス
テートメントを、又はそれに近い高度な機械語命
令を、効率良く処理するデータ処理装置に係る。
更に詳細には、高級言語のステートメントのよう
な高度な機械語命令を並列または同時すなわちパ
イプライン形式〔例えば米国雑誌「コンピユー
タ・サーベイ」1977年3月号VOL.9.No.1の61ペ
ージ〜102ページの“パイプラインアーキテクチ
ヤ(Comouting Surveys,VoL.9.No.1March1977
“Pipeline Architecture”)に詳細に述べられて
いる〕で並列に処理する際に、データの取り込み
とデータのタイプ変換を高度に、かつ効率良く行
なうプロセツサを含む複数プロセツサ構成の処理
装置に関するものである。 従来、高級言語で書かれたプログラムはコンパ
イラにより、計算機が理解できる機械言語命令列
へ変換し、それを実行することにより処理され
た。一方、高級言語プログラムの高速実行、およ
びソフトウエアをフアームウエア/ハードウエア
により実現することの要請、等の理由により、高
級言語で書かれたプログラムを直接実行する計算
機(通常高級言語計算機といわれている)が出現
しつつある。このような計算機ではソース・プロ
グラム上で利用可能な多くのすべてのデータを内
部で直接処理しなければならない。例えば、 COBOLプログラムでは第1図aで示されるよう
に、2種類の二進数と6種類の十進数のデータタ
イプを持つ8種類のデータ構成を使用することが
できる。即ち、2進数はいずれも2の補数形式で
表現された、16ビツト長の短精度二進数(COMP
−1)と32ビツト長の長精度二進数(COMP−
2)である。又、十進数としては8ビツト長デー
タ部に2個の十進数(第1図aのDで表現され、
4ビツト長十進数0から9と4ビツトの符号S1
構成される)を含んだパツク十進数(COMP−
3)、8ビツト長データ部に1個の十進数(第1
図aのDで表現される)と1個の4ビツト二進数
“1111”を値にもつゾーン(第1図aのZ)を含
んだ重ね符号ゾーン十進数(DISPLAY−1)、重
ね符号ゾーン十進数と同じ構成で符号が除去され
た符号無しゾーン十進数(DISPLAY−2)、重ね
符号ゾーン十進数と同じ構成で符号がデータの先
頭に備えられた前置重ね符号ゾーン十進数
(DISPLAY−3)、8ビツト長の符号(第1図a
のS2で表現されている)をデータの後頭部に備え
られた後置分離符号ゾーン十進数(DISPLAY−
4)と8ビツト長の符号をデータの先頭部に備え
られた前置分離符号ゾーン十進数(DISPLAY−
5)が例である。そして、これらのデータに関す
るいかなる組み合せのデータ処理も可能である。
この時、これらの許されるすべてのデータの組み
合せのデータ処理を行なう機能を逐一備えること
は計算機のフアームウエア/ハードウエア構成を
複雑にして現実的ではない。 本発明の目的はこのようなデータ処理を効率良
く実現するもので、ソース・プログラム上で許さ
れる多種類のデータを、すぐ実行できる少数の内
部データ形式へ変換する専用プロセツサを備える
ことにより達成した高級言語プログラム処理装置
を提供することにある。 即ち、本発明は命令の取出しとオペランドのア
ドレス展開を行ない、命令コード、オペランド属
性を規定するオペランド記述子を生成して第2の
プロセツサへ送る第1のプロセツサ、該第1のプ
ロセツサから送られる該命令コードと該オペラン
ド記述子を用いて、オペランド用データを取り込
み、多種類のデータを少数のデータ形式の内部デ
ータへ変換して、該命令コード、該オペランド記
述子と共に第3プロセツサへ送出する第2のプロ
セツサ、該第2のプロセツサから送られる該命令
コード、該オペランド記述子と該内部データを用
いて命令の実行を行なう第3のプロセツサ、該命
令とオペランド用データを貯える主記憶装置とを
具備し、高級言語処理プログラムをパイプライン
形式で並列に実行する高級言語プログラム処理装
置である。 本発明により、高級言語プログラムを直接実行
する時、多くの形式のデータに対する演算処理を
効率良く行なう装置を提供することができる。 又、本発明により、高級言語プログラムを直接
実行する時、データの取込と高度なデータ変換と
を行なう専用プロセツサを含む複数プロセツサ構
成のデータ処理装置を提供することができる。 更に、本発明により、高級言語プログラムで許
される多くの形式のデータを取り込み、ハードウ
エアでも容易に扱うことができ、且つ実行可能な
少数の内部データ形式のデータへ変換する専用プ
ロセツサを提供することができる。 まず、本発明の主要処理であるデータのタイプ
変換を明らかにするため、高級言語のソースプロ
グラム上のデータ形式と内部でのデータ形式につ
いて述べる。 第1図aはソースプログラム上で利用可能なデ
ータタイプとそのデータ構成の一例を示す。すで
に述べたように、2種類の二進数、1種類のパツ
ク十進数、5種類のゾーン十進数から成り、
COMP−1から3とDISPLAY−1は汎用計算器
において利用可能なデータと同一である。又、
DISPLAY−2から5はCOBOLプログラム特有
のデータ形式である。 一方、COBOLユーザーは上記8つのデータタ
イプすべての組み合せに関する演算処理を規定で
きるが、これらのデータタイプを受け入れて、す
べての組み合せの演算処理を行なうフアームウエ
ア/ハードウエアを直接作ることは困難である。
このため、本発明のように、前もつて、第1図b
に示す少数のデータタイプへ変換しておき、直接
演算処理されるデータタイプの組し合せを減らす
ように、考慮する。 第1図bは本発明を用いた高級言語プログラム
処理装置を構成する専用プロセツサで変換されて
生成された内部データタイプとデータ構成を示
し、32ビツト長の符号つき二進数(BINARY)、
符号なしパツク十進数(PACK)符号なしゾーン
十進数(ZONE)のいずれか変換される。第1図
bにおいて、Sは1ビツトの二進数符号、Dは4
ビツト長の0から9の十進数、Zは4ビツト長の
二進数”1111”を値とするゾーンを示す。 尚、ソースプログラム上のデータ形式と内部の
データ形式間の変換方法はデータの取込みと変換
を行なう専用プロセツサの説明で詳細に述べる。 次に本発明について、実施例を用いて詳細に説
明する。 第2図は本発明の高級言語プログラム処理装置
の一実施例を示すブロツク図である。次に実行す
べき命令コードをアドレスカウンタ出力信号線9
に出力されたアドレス信号により信号線10を介
して取り出しを行ないオペランドのアドレス展開
を行ない、命令コード、データタイプ等のオペラ
ンド属性を規定するオペランド記述子を信号線5
を介して第2のプロセツサ2へ送る第1のプロセ
ツサ1、該命令コードとオペランド記述子を用い
て、読み出しアドレス信号線7に出力されたアド
レス信号によりオペランド用データを信号線8を
介して主記憶装置4から取り込み、データのタイ
プ変換を行なつて変換されたデータタイプのオペ
ランド用データを信号線6を介して第3のプロセ
ツサ3へ送る第2のプロセツサ2、該変換された
オペランド用データを用いて、該命令コードで規
定される処理を行ない、アドレス信号線12に出
力されるアドレス信号により処理結果を信号線1
1を介して主記憶装置4へ貯える第3のプロセツ
サ3、および該命令、オペランド用データ等を貯
える主記憶装置4から構成される。 第3図はCOBOLのステートメントADDA
(I)TO Bに対応して、本高級言語プログラム
処理装置で実行される命令の形式を示す。第3図
で示されるように、第1オペランドあるAは一次
元の表で、COBOLの指標名Iにより修飾されて
表の1つの要素が選択される。又、第2オペラン
ドであるBは通常のデータである。本命令は汎用
計算機と同様に、命令コードADD、オペラン
ド・シラブルA、オペランド・シラブルI、およ
びオペランド・シラブルBを規定する4つのフイ
ールドから構成される。さらに、名オペランド・
シラブルはデータタイプ、次元数、データ長、小
数点位置、および主記憶位置等により詳細に規定
される。例えば、オペランド・シラブルAは
各々、COMP−1、1次元、16ビツト長、小数点
位置O、主記憶位置LOC1であることが第3図で
示されてる。尚、指標名IはCOBOLプログラム
特有の表操作用データで、表の最大要素数L、1
つの要素の大きさS、表の番号i、および番号に
対応する要素の相対番地〔(i−1)*S〕とか
ら構成される。そして、この利用目的は以下で説
明される。 次に、命令の取り込みとオペランドのアドレス
展開を行なうプロセツサ1について述べる。 プロセツサ1は通常の演算制御装置で実現さ
れ、本発明の特徴となる部分でない故、第3図の
命令を実現するのに必要なハードウエア構成につ
いて示す。 第4図はプロセツサ1を実現する一例を示すブ
ロツク図であり、マイクロプログラム制御の演算
制御装置である。プロセツサ1は次に実行すべき
命令の主記憶位置情報を保存するプログラム・カ
ウンタ101、命令コードを保存するレジスタ1
02、オペランド・シラブルを一時保存するレジ
スタ103と104、生成されたオペランド記述
子(デイスクリプタ)を保存するデイスクリプタ
レジスタ105、二進加算器106、およびマイ
クロプログラムメモリを含む制御回路107から
構成される。プログラム・カウンタ101、レジ
スタ102から105は市販の良く知られたD型
フリツプフロツプを用いて、又、二進加算器10
6は同様に市販の4ビツト長算術論理素子を用い
て容易に実現される。さらに、制御回路107は
市販の半導体メモリとゲート回路を用いて実現さ
れる。 次に第2図で示すブロツク図において、プロセ
ツサ1が第3図で示す命令を実行する時の動作に
ついて述べる。 プロセツサ1はプログラム・カウンタ101が
示す主記憶アドレスを信号線9を介して主記憶装
置4へ送り、信号線10を介して命令コード
ADDをレジスタ102へ取り込む。そして、信
号線5を介して、プロセツサ2へ送る。つづいて
同様に、オペランド・シラブルAをレジスタ10
3に取り出し、オペランド・シラブルAが1次元
の表であることを判定して、後続するオペラン
ド・シラブルIをレジスタ104に取り込む。オ
ペランド・シラブルIが指標名であることから、
主記憶アドレスLOC2を信号線110を介して主
記憶装置4へ送り、指標データをレジスタ104
へ取り込む。そして、指標データの(i−1)*
Sの部分を信号線111を介して、オペランド・
シラブルAの主記憶アドレスLOC1を信号線11
2を介して二進加算器106へ入力して加算す
る。その結果、表Aの1つの要素の主記憶位置
L1が求められ、信号線113を介してデイスク
リプタレジスタ105にセツトされる。又、レジ
スタ103のオペランド・シラブルAを規定する
フイールドから、データタイプCOMP−1、デー
タ長16と小数点位置0がレジスタ105に取り
出され、データIを規定するのに必要なオペラン
ド記述子がレジスタ105に作成される。そし
て、信号線5を介して、レジスタ105のオペラ
ンド記述子はプロセツサ2へ送られる。 つづいてオペランドAと同様にオペランドBに
対応するオペランド・シラブルBを取り込み、オ
ペランドBを規定するデイスククリプタを生成し
て、プロセツサ2へ送出する。以上の処理によ
り、プロセツサ1は命令コードADD、2つのデ
イスククリプタを信号線5を介して、プロセツサ
2へ送ることにより、本命令に対する処理を完了
する。尚、プロセツサ1での以上の処理は第4図
の制御回路107から出される制御信号群114
により制御されるが、通常のマイクロプログラム
で実現できるので詳細は省略する。 第5図はオペランドAI,Bを規定する前述の
プロセツサ1で作られたデイスクリプタの形式を
示し、データタイプ、データ長、小数点位置およ
び主記憶位置を規定するフイールドで構成され
る。第5図aはオペランドAI、第5図bはオペ
ランドBを規定するデイスクリプタを示す。 次に、本発明の中核となるプロセツサ2につい
て述べる。 第6図はプロセツサ2を詳細に示したブロツク
図である。 命令コードを貯える命令コードレジスタ20
1、2つのオペランド用デイスクリプタを保存す
るデイスクリプタレジスタ202と203、デー
タ・タイプ変換規則生成手段204、マイクロプ
ログラム保存用メモリ205、マイクロプログラ
ム・メモリ205から読み出されたマイクロ命令
を保存するマイクロ命令レジスタ206、マイク
ロプログラム・メモリ用アドレスを保存するアド
レス・レジスタ207、主記憶装置4から読し出
したデータを一時保存するレジスタ208、およ
びレジスタ208に保存されているデータの形式
を変換する変換手段209から構成される。 レジスタ201は市販のD型フリツプフロツプ
で構成され、8ビツト長の命令コードとして、第
3図の場合にはADDコードを蓄積する。レジス
タ202および203はレジスタ201と同様に
市販ICで構成され、第5図aで示される第1オ
ペランドAI用デイスタリプタはレジスタ202
を通過してレジスタ203に蓄積される。また、
第5図bで示される第2オペランドB用デイスク
リプタ レジスタ202に蓄積される。 変換規則生成手段204は例えば市販の読み出
し専用メモリRCMで作られる。そして命令レジ
スタ201から信号線211を介して送られる命
令コード、第1デイスクリプタレジスタ203か
ら信号線213を介して送られる第1オペランド
のデータ・タイプ(第3図の例では2進数COMP
−1であることが示されている)、第2デイスク
リプタレジスタ202から信号線212を介して
送られる第2オペランドのデータ・タイプ(第3
図の例では表示用十進数DISPLAY−1であるこ
とが示されている)を入力して、第1オペランド
を変換すべきデータ、タイプとこのデータ・タイ
プへ変換するマイクロ・ルーチンの先頭番地を生
成する。 第1表はこの変換規則生成手段204に蓄積さ
れる変換規則を示し、第1表aは加算命令、又第
1表bは移送命令に関するものである。
【表】
【表】
【表】 第1表aの変換規則で明らかなように、二進数
同志の時はBINARYへ、二進数同志以外はすべて
PACKへ変換される。すなわち、プロセツサ3で
は加算処理は二進加算とPACK十進加算だけを行
なう機能だけを持てばよいことが明らかになる。
又、第1表bで示されるように、移送命令では第
1表オペランドは移送処理の受手になる第2オペ
ランドのデータ形式へ合わされる。 尚、変換規則生成手段204は第1表に従つ
て、例えば市販の書き込み専用メモリで容易に実
現できるので、詳細は省略する。 マイクロプログラム保存用メモリ205は市販
の半導体メモリで構成され、変換規則生成手段2
04から送られるデータタイプ変換処理マイクロ
ルーチン開始アドレスレジスタ207へセツトさ
れることにより、該当する変換処理が開始され
る。変換処理を行なうマイクロルーチンを構成す
るマイクロ命令は逐次マイクロ命令レジスタ20
6へ読み出され、変換処理を制御する。データレ
ジスタ208は主記憶装置4から読み込んだデー
タを一時貯えるレジスタで、3つのレジスタ20
6から208は市販のD型フリツプフロツプで容
易に実現される。変換手段209は主として通常
の二進加算器およびパツク十進加算器で構成され
る。そして、二進データ、パツク十進データ、ゾ
ーン十進データ間のデータタイプ変換処理はこの
変換手段209を用いて、マイクロプログラム用
メモリ205中のマイクロルーチンの制御により
実現される。このデータタイプ変換処理は汎用計
算機で行なわれている通常良く知られた方式を用
いて実現できるので、詳細は省略する。 次に、第6図を用いて、第3図の命令がプロセ
ツサ2で処理される動作を詳細に述べる。 まず、命令コードADDは命令コードレジスタ
201、第5図aで示される第1オペランドAに
関するデイスクリプタはレジスタ203、第4図
bで示される第2オペランドBに関するデイスク
リプタはレジスタ202に取り込まれる。次に、
第1表aで決定された、第1オペランドAが変換
されるべきデータ・タイプであるPACK信号が変
換規則生成手段204から、信号線214を介し
て取り出されレジスタ203にセツトされる。
又、二進データをパツク十進データへ変換する処
理ルーチン開始アドレスが信号線215を介して
取り出され、レジスタ207にセツトされる。こ
の変換処理ルーチンはレジスタ203中のアドレ
スL1を信号線7を介して主記憶装置4へ送り、
オペランドAに対応する二進データを信号線8を
介して、レジスタ208へ取り込む。つづいて変
換手段209を用いて、パツク十進へ変換し、変
換結果を信号線6を介してプロセツサ3の高速一
時メモリ(記憶位置で示される)へ送る。さ
らに、レジスタ203中のオペランドAに関する
デイスクリプタは第7図aで示されるように、変
換されたデータタイプPACK、データ長5、小数
点位置O変換後のデータ特性C(変換途中で生成
されるもので、例えばこのデータが0であつたか
否かを示す情報、正負を示す符号等)、および記
憶された高速一時メモリの記憶位置を付加し
て、信号線6を介してプロセツサ3へ送る。 次に、プロセツサBのデータタイプ変換を行な
うために、まずレジスタ202と203の内容を
交換する。オペランドの時と同様に、変換規則生
成手段204から、変換すべきデータタイプ
PACKと変換処理ルーチン開始アドレスを取り出
し、レジスタ203と207にセツトされる。こ
れにより、DISPLY−1データをPACKデータへ
変換するマイクロ・ルーチンが開始する。
DISPLAY−1データの主記憶位置L2をアドレス
として信号線を介して主記憶装置4へ送り、信号
線8からデータを4バイトずつ取り込み、変換手
段209を介して逐次PACK形式へ変換してプロ
セツサ3へ送る。つづいて、第7図bで示される
オペランドB用のデイスクリプタは信号線6を介
してプロセツサ3へ送られる。 これらの処理により、本命令に対するプロセツ
サ2の動作は終了する。この結果、オペランドA
およびBは共に同一データタイプであるPACK形
式へ変換されてプロセツサ3へ送られる。 次にプロセツサ3について述べる。プロセツサ
3はプロセツサ1と同様に、通常のマイクロプロ
グラム制御装置で実現される。 第8図は第3図の命令を実行するために必要な
部分を中心としたプロセツサ3のブロツク図を示
し、命令コードを保存するレジスタ301、オペ
ランドAのデイスクリプタを保存するデイスクリ
プタレジスタ302、オペランドBのデイスクリ
プタを保存するデイスクリプタレジスタ303、
前記プロセツサ2で変換されて送られたデータを
保存する一時高速メモリ304、パツク十進加算
器305、十進データをPACK形式からZONE形
式へ変換する変換器306、および制御回路30
7とから構成される。3つのレジスタ301から
303は市販のD型フリツプフロツプを用いて、
一時高速メモリ304は市販の半導体メモリを用
いて、パツク十進加算器305は市販の二進算術
論理素子と通常のゲート回路を用いて作られる二
進十進変換回路を用いて実現される。又、変換器
306は市販のゲート素子を用いた選択回路によ
り、制御回路307は市販の半導体メモリを用い
たマイクロプログラムメモリとゲート回路を用い
て、容易に実現することができる。 次に第8図を用いて、第3図の加算命令がプロ
セツサ3で実行される動作について説明する。 信号線6を介してプロセツサ2から送られる命
令コードADDをレジスタ301に、オペランド
A用デイスクリプタをレジスタ302に、PACK
形式に変換されたオペランドA用データを一時高
速メモリ304の記憶位置に、オペランドB
用デイスクリプタをレジスタ303に、PACK形
式に変換されたオペランドB用データを一時高速
メモリ304の記憶位置に受け取る。次に、
一時高速メモリ304に蓄積されたオペランドA
およびBのPACK形式十進データを取り出し、信
号線311と312を介して加算器305へ入力
する。そして、データ特性C1,C2に従つて処理
された加算結果のPACK形式十進数を変換器30
6でZONE形式十進数へ変換し、4ビツト符号を
付加して、オペランドBのソースプログラム上の
データタイプであるDISPLAY1へ変換する。そし
て、信号線12を介して送る主記憶アドレスL3
に、前記変換されたデータを信号線11を介し
て、主記憶装置4へ書き込む。以上の処理によ
り、第3図で示す命令の動作を終了する。尚、こ
れらの処理は制御回路307から出される制御信
号により構成されるが、通常のマイクロプログラ
ム制御で容易に実現できるので詳細は省略する。 以上、本発明を用いた高級言語プログラム処理
装置について詳細に述べたが、本発明の一実施例
に過ぎない。 本実施例では、1つの命令が3つのプロセツサ
で分割処理されるが、これ以下又はこれ以上の数
に分割したプロセツサ構成であつてもよい。 本実施例でのデータ形式は8種類であるが、こ
れ以外のデータ形式であつてもよい。 本実施例でのデータタイプ変換手段はROM以
外に、随時変更できる形式であつてよい。 本実施例を構成する各プロセツサはマイクロプ
ログラム制御であるが、配線論理制御であつても
よい。 本実施例での変換規則生成手段は変換すべきデ
ータ形式と変換処理ルーチン開始アドレスから構
成されるが、これ以外の情報を含む方式であつて
もよい。 本実施例のデイスクリプタは単なる一例で、こ
れ以外に他の情報を含む形式であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよび第1図bはソースプログラムお
よび内部で処理されるデータの構成図、第2図は
本発明の一実施例を示すブロツク図、第3図は本
実施例で用いられる命令の形式図、第4図は命令
取出しプロセツサ1を詳細に示したブロツク図、
第5図はプロセツサ1が生成するデイスクリプタ
の形式図、第6図はオペランド取出しプロセツサ
2を詳細に示したブロツク図、第7図はプロセツ
サ2が生成するデイスクリプタの形式図、第8図
は命令実行プロセツサ3を詳細に示したブロツク
図である。 図において、参照数字1は命令取出プロセツ
サ、2はオペランド取出しプロセツサ、3は命令
実行プロセツサ、4は主記憶装置、101はプロ
グラム・カウンタ、102は命令コードレジス
タ、103はオペランド・シラブルレジスタ、1
04はオペランド・シラブルレジスタ、105は
デイスクリプタレジスタ、106は二進加算器、
106は制御回路、201は命令コードレジス
タ、202および203はデイスクリプタレジス
タ、204は変換規則生成手段、205はマイク
ロプログラム保存メモリ、206はマイクロ命令
レジスタ、207はアドレスレジスタ、208は
データレジスタ、209は変換手段、301は命
令コードレジスタ、302と303はデイスクリ
プタレジスタ、304は一時高速メモリ、305
はパツク十進加算器、306は変換器、307は
制御回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 命令の取出しとオペランドのアドレス展開を
    行ない、命令コード、オペランド属性を規定する
    オペランド記述子を生成する第1のプロセツサ
    と、該第1のプロセツサから送られる該命令コー
    ドと該オペランド記述子を用いて、オペランド用
    データを取込んで少数のデータ形式の内部データ
    へ変換し、該命令コード、該オペランド記述子と
    共に送出する第2のプロセツサと、該第2のプロ
    セツサから送られる該命令コード、該オペランド
    記述子と該内部データを用いて命令の実行を行な
    う第3のプロセツサと、該命令とオペランド用デ
    ータを貯える主記憶装置とを具備し、高級言語処
    理プログラムをパイプライン形式で並列に実行す
    ることを特徴とする高級言語プログラム処理装
    置。
JP10840377A 1977-09-08 1977-09-08 Processing unit of high level language program Granted JPS5441039A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10840377A JPS5441039A (en) 1977-09-08 1977-09-08 Processing unit of high level language program

Applications Claiming Priority (1)

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JP10840377A JPS5441039A (en) 1977-09-08 1977-09-08 Processing unit of high level language program

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JPS5441039A JPS5441039A (en) 1979-03-31
JPS6124729B2 true JPS6124729B2 (ja) 1986-06-12

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ID=14483861

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JP10840377A Granted JPS5441039A (en) 1977-09-08 1977-09-08 Processing unit of high level language program

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