JPS61246976A - 浮動形磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents
浮動形磁気ヘツドの製造方法Info
- Publication number
- JPS61246976A JPS61246976A JP8701485A JP8701485A JPS61246976A JP S61246976 A JPS61246976 A JP S61246976A JP 8701485 A JP8701485 A JP 8701485A JP 8701485 A JP8701485 A JP 8701485A JP S61246976 A JPS61246976 A JP S61246976A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- recording medium
- floating
- gas
- end part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は気体潤滑膜を利用して記録媒体との直接の接触
を防止する磁気ヘッドの製造方法に関するＯ 〔発明の概要〕 本発明は気体潤滑膜を利用して記録媒体との直接の接触
を防止する磁気ヘッドにおいて、気体潤滑面の製造後に
その面に保護膜を付け、気体潤滑面の縁部をエツチング
することによりその縁部をなめらかにし、磁気ヘッドが
記録媒体を損傷させることを防止させるようにしたもの
である。
を防止する磁気ヘッドの製造方法に関するＯ 〔発明の概要〕 本発明は気体潤滑膜を利用して記録媒体との直接の接触
を防止する磁気ヘッドにおいて、気体潤滑面の製造後に
その面に保護膜を付け、気体潤滑面の縁部をエツチング
することによりその縁部をなめらかにし、磁気ヘッドが
記録媒体を損傷させることを防止させるようにしたもの
である。
従来の浮動形磁気ヘッドの製造方法は、第２図に示され
るように、気体潤滑を可能とするスライダ部３と記録再
生部を構成するコア部４の接着ならびにスライダ部３中
の気体潤滑面５の溝規定を行ない（第２図（ａ））、記
碌再生幅を決定する記録再生ギャップ６の幅とその両側
に位置する気体潤滑面５′の所要の幅規定を行い（第２
図（ｂ） ） 、つぎに浮動安定性と浮動初期における
浮動形磁気ヘッドの浮動姿勢を決定するためのテーパ部
７の加工を行なう（第２図（Ｃ））。このような形状加
工についてはほとんどの場合、研削加工が為され、気体
潤滑面５の最終仕上げ状態は磨き加工が施される。
るように、気体潤滑を可能とするスライダ部３と記録再
生部を構成するコア部４の接着ならびにスライダ部３中
の気体潤滑面５の溝規定を行ない（第２図（ａ））、記
碌再生幅を決定する記録再生ギャップ６の幅とその両側
に位置する気体潤滑面５′の所要の幅規定を行い（第２
図（ｂ） ） 、つぎに浮動安定性と浮動初期における
浮動形磁気ヘッドの浮動姿勢を決定するためのテーパ部
７の加工を行なう（第２図（Ｃ））。このような形状加
工についてはほとんどの場合、研削加工が為され、気体
潤滑面５の最終仕上げ状態は磨き加工が施される。
〔発明が解決しようとする問題点及び目的〕しかし、前
述の従来技術では次のような問題点を有する０前述の浮
動形磁気ヘッドは通常の場合、第３図のようにヘッド支
持部品８に固定され、ヘッド加圧部品９によって記録媒
体に押しつげられている。そして、記録媒体が停止して
いる場合には、第４図（＆）のように浮動形磁気ヘッド
５は加圧されることにより記録媒体１２に密着している
。
述の従来技術では次のような問題点を有する０前述の浮
動形磁気ヘッドは通常の場合、第３図のようにヘッド支
持部品８に固定され、ヘッド加圧部品９によって記録媒
体に押しつげられている。そして、記録媒体が停止して
いる場合には、第４図（＆）のように浮動形磁気ヘッド
５は加圧されることにより記録媒体１２に密着している
。
記録媒体１２が第４図（ｂ）の方向１１に運動を始める
と共に浮動形磁気ヘッド３は記録媒体１２から次第に離
れ始め、記録媒体１２が定常運動に達すれば、記録媒体
の運動速度と浮動形磁気ヘッドの各部寸法と加圧力によ
って決定される気体潤滑膜厚さｄを介して浮動形磁気ヘ
ッドは記録・再生可能状態となる。記録媒体が停止する
場合は前述とは逆の過程を経る。
と共に浮動形磁気ヘッド３は記録媒体１２から次第に離
れ始め、記録媒体１２が定常運動に達すれば、記録媒体
の運動速度と浮動形磁気ヘッドの各部寸法と加圧力によ
って決定される気体潤滑膜厚さｄを介して浮動形磁気ヘ
ッドは記録・再生可能状態となる。記録媒体が停止する
場合は前述とは逆の過程を経る。
このような使用状態においては、記録媒体１２の表面が
表面あらさを持たない完全な平面であれば、記録媒体１
２が運動を始めるやいなや、浮動形磁気ヘッド３との気
体潤滑膜が形成されるが、現実には記録媒体はある表面
あらさを持っているため、記録媒体の運動初期状態では
浮動形磁気ヘッドは充分な気体潤滑圧力を得られない。
表面あらさを持たない完全な平面であれば、記録媒体１
２が運動を始めるやいなや、浮動形磁気ヘッド３との気
体潤滑膜が形成されるが、現実には記録媒体はある表面
あらさを持っているため、記録媒体の運動初期状態では
浮動形磁気ヘッドは充分な気体潤滑圧力を得られない。
このため、第５図のように、記録媒体が停止している状
態においても記録媒体と浮動形磁気ヘッドの間には間隙
１３が介在している。第５図における実線が実際の気体
潤滑膜形成状態であり、破線は理想的な表面を持つ記録
媒体のときである。記録媒体が運動を始めた後も充分な
気体潤滑膜圧力を得られる記録媒体の速度１４までは両
者は接触し相対運動を行なう。この過渡状態は、記録媒
体の面振れなども存在するために浮動形磁気ヘッドと記
録媒体の耐久性に大きな影響を及ぼす。
態においても記録媒体と浮動形磁気ヘッドの間には間隙
１３が介在している。第５図における実線が実際の気体
潤滑膜形成状態であり、破線は理想的な表面を持つ記録
媒体のときである。記録媒体が運動を始めた後も充分な
気体潤滑膜圧力を得られる記録媒体の速度１４までは両
者は接触し相対運動を行なう。この過渡状態は、記録媒
体の面振れなども存在するために浮動形磁気ヘッドと記
録媒体の耐久性に大きな影響を及ぼす。
前述のような理由で浮動形磁気ヘッド及び記録媒体が損
傷する場合には、第６図に示す表面疲労による結晶粒界
脱落部１５に起因して気体潤滑面の引っかき傷１６や記
録媒体の損傷が生ずる場合が多い。また、結晶粒界脱落
部１５は気体潤滑面５の端部に発生することが多い。
傷する場合には、第６図に示す表面疲労による結晶粒界
脱落部１５に起因して気体潤滑面の引っかき傷１６や記
録媒体の損傷が生ずる場合が多い。また、結晶粒界脱落
部１５は気体潤滑面５の端部に発生することが多い。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とするところは耐久性のある気体潤滑面の製造
方法を提供するところにある。
その目的とするところは耐久性のある気体潤滑面の製造
方法を提供するところにある。
浮動を司るスライダと、該スライダに取付けられ記録・
再生部を形成する磁極部とから成り、記録媒体表面に接
触して離着陸する浮動形磁気ヘッドにおいて、前記スラ
イダの記録媒体接触面に端部を僅かに残して保護膜を付
着し、前記接触面の端部をエツチングすることを特徴と
する不動形磁気ヘッド。
再生部を形成する磁極部とから成り、記録媒体表面に接
触して離着陸する浮動形磁気ヘッドにおいて、前記スラ
イダの記録媒体接触面に端部を僅かに残して保護膜を付
着し、前記接触面の端部をエツチングすることを特徴と
する不動形磁気ヘッド。
本発明の上記の構成によれば、形状加工時に疲労を受け
ているため結晶粒界脱落を起こしやすい気体潤滑面をエ
ツチングにより除去することで、浮動形磁気ヘッドと記
録媒体の耐久性を強化することになる。
ているため結晶粒界脱落を起こしやすい気体潤滑面をエ
ツチングにより除去することで、浮動形磁気ヘッドと記
録媒体の耐久性を強化することになる。
第１図は本発明の実施例における浮動形磁気ヘッドの斜
視図であって、磁気ヘッド１の気体潤滑面の端部を僅か
に露出させた状態で気体潤滑面上に保！？Ｉ膜２が付着
されている。この保護膜は耐触性の強い膜（例えば、人
Ｕなど）が良く、この後酸系浴剤によってエツチングす
る際に気体潤滑面を保護できる性能を具備していなけれ
ばならない。
視図であって、磁気ヘッド１の気体潤滑面の端部を僅か
に露出させた状態で気体潤滑面上に保！？Ｉ膜２が付着
されている。この保護膜は耐触性の強い膜（例えば、人
Ｕなど）が良く、この後酸系浴剤によってエツチングす
る際に気体潤滑面を保護できる性能を具備していなけれ
ばならない。
気体潤滑面の端部な僅かにエツチングした後に、保ａ膜
２を除去すれば良い。例えば、保護膜にＡｕを使用した
場合は、逆スパツタなどが簡単と思われる。その他に、
保護膜にレヂスト材料を用いても良い。
２を除去すれば良い。例えば、保護膜にＡｕを使用した
場合は、逆スパツタなどが簡単と思われる。その他に、
保護膜にレヂスト材料を用いても良い。
尚、本発明は気体潤滑面に記録再生機能を有するコアを
具備する双胴浮動形磁気ヘッドについても有効である。
具備する双胴浮動形磁気ヘッドについても有効である。
以上述べたように本発明によれば、気体潤滑面の端部を
後処理することにより、浮動形磁気ヘッドと記録媒体の
耐久性を強化するという効果を有する。
後処理することにより、浮動形磁気ヘッドと記録媒体の
耐久性を強化するという効果を有する。
第１図は本発明の浮動形磁気ヘッドの製造方法の一実施
例を示すｆｐＪｒ視図。 第２図（＆）〜（ｃ）は従来の浮動形磁気ヘッドの製造
方法を示すｆｌ視図。 第３図は浮動形磁気ヘッドの支持状態の一列を示す斜視
図。 第４図（、）、 （ｂ）は、浮動形磁気ヘッドの静止状
態（、）と浮動状態（ｂ）を示す側面図。 第５図は記録媒体が静止状態から定常状態に移行する際
の気体潤滑膜の形成状態図。 第６図は損傷を受けた浮動形磁気ヘッドの平面図。 １・・・浮動形磁気ヘッド ２・・・保護膜 ５・・・気体潤滑面を持つヌライダ ４・・・記録再生ギャップを持つコア ５．５′・・・気体潤滑面 ６・・・記録再生ギャップ ７・・・テーパ部 ８・・・浮動形磁気ヘッド支持部品 ９・・・ 加圧部品 １０・・・リード線 １１・・・記録媒体運動方向 １２・・・記録媒体 １３・・・記録媒体の表面あらさに起因する浮動形磁気
ヘッドと記録媒体の間隙量 １４・・・気体潤滑膜が形成されるための最低速度１５
・・・結晶粒界脱落部 １６・・・気体潤滑面の引っかき傷。 以上
例を示すｆｐＪｒ視図。 第２図（＆）〜（ｃ）は従来の浮動形磁気ヘッドの製造
方法を示すｆｌ視図。 第３図は浮動形磁気ヘッドの支持状態の一列を示す斜視
図。 第４図（、）、 （ｂ）は、浮動形磁気ヘッドの静止状
態（、）と浮動状態（ｂ）を示す側面図。 第５図は記録媒体が静止状態から定常状態に移行する際
の気体潤滑膜の形成状態図。 第６図は損傷を受けた浮動形磁気ヘッドの平面図。 １・・・浮動形磁気ヘッド ２・・・保護膜 ５・・・気体潤滑面を持つヌライダ ４・・・記録再生ギャップを持つコア ５．５′・・・気体潤滑面 ６・・・記録再生ギャップ ７・・・テーパ部 ８・・・浮動形磁気ヘッド支持部品 ９・・・ 加圧部品 １０・・・リード線 １１・・・記録媒体運動方向 １２・・・記録媒体 １３・・・記録媒体の表面あらさに起因する浮動形磁気
ヘッドと記録媒体の間隙量 １４・・・気体潤滑膜が形成されるための最低速度１５
・・・結晶粒界脱落部 １６・・・気体潤滑面の引っかき傷。 以上
Claims (1)
- 浮動を司るスライダと、該スライダに取付けられ記録・
再生部を形成する磁極部とから成り、記録媒体表面に接
触して離着陸する浮動形磁気ヘッドにおいて、前記スラ
イダの記録媒体接触面に端部を僅かに残して保護膜を付
着し、前記接触面の端部をエッチングすることを特徴と
する不動形磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8701485A JPS61246976A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 浮動形磁気ヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8701485A JPS61246976A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 浮動形磁気ヘツドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61246976A true JPS61246976A (ja) | 1986-11-04 |
Family
ID=13903108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8701485A Pending JPS61246976A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 浮動形磁気ヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61246976A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4996614A (en) * | 1988-12-08 | 1991-02-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Magnetic recording apparatus having dust removing surface feature |
-
1985
- 1985-04-23 JP JP8701485A patent/JPS61246976A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4996614A (en) * | 1988-12-08 | 1991-02-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Magnetic recording apparatus having dust removing surface feature |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6055127A (en) | Disc head slider having surface discontinuities to minimize fly stiction | |
| JPS6337874A (ja) | 磁気デイスク装置 | |
| JPS61246976A (ja) | 浮動形磁気ヘツドの製造方法 | |
| US5910865A (en) | Slider having terminated side rails with trailing edge cuts | |
| JPS6048820B2 (ja) | 浮動ヘツドスライダ | |
| JP2986502B2 (ja) | 浮上式スライダ | |
| JPH0476875A (ja) | 浮上式磁気ヘッド | |
| JP2697294B2 (ja) | 浮動レッドロードアンロード機構 | |
| JP2663688B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH0628804A (ja) | 浮動型磁気ヘッド用スライダ | |
| JP2798833B2 (ja) | 磁気ディスクおよび磁気ヘッド | |
| JP2559501Y2 (ja) | 浮動ヘッド支持体 | |
| JPS63279425A (ja) | 磁気ディスク媒体 | |
| JP3255157B2 (ja) | 磁気ヘッドスライダ及びその製造方法 | |
| JP2914118B2 (ja) | スライダー | |
| JPS6360473B2 (ja) | ||
| JPH0676273A (ja) | 磁気ディスク及び磁気ディスクの製造方法 | |
| JPH02312075A (ja) | 浮動ヘッドロードアンロード機構 | |
| JPH0689523A (ja) | 磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
| JPH04167219A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH09147355A (ja) | 磁気ディスクの製造方法 | |
| JPH01256082A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JP2003217245A (ja) | 記憶装置およびヘッドジンバルアセンブリ | |
| JPH07129954A (ja) | バーニッシュヘッド | |
| JPH01140422A (ja) | 磁気記録媒体 |