JPS6124511A - リツプ化粧料 - Google Patents
リツプ化粧料Info
- Publication number
- JPS6124511A JPS6124511A JP59145381A JP14538184A JPS6124511A JP S6124511 A JPS6124511 A JP S6124511A JP 59145381 A JP59145381 A JP 59145381A JP 14538184 A JP14538184 A JP 14538184A JP S6124511 A JPS6124511 A JP S6124511A
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- JP
- Japan
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- lip
- tannin
- geraniin
- tannins
- catechol
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/001—Preparations for care of the lips
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/60—Sugars; Derivatives thereof
- A61K8/602—Glycosides, e.g. rutin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
- A61K8/9789—Magnoliopsida [dicotyledons]
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Botany (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Mycology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なリップ化粧料に関するものであり、更
に詳しくは口紅やリップクリームなどにカテコール系タ
ンニン及び/またはゲラニイン系タンニンを含有するこ
とで、口唇の乾燥による荒れやひび割れを防止し、口唇
を常に柔軟で水々しい状態に保つことができるリップ化
粧料を提供せんとするものである〇 一般的に、口唇の皮膚は普通の皮膚よりも口腔粘膜に近
似し、角質層は比較的薄く、皮脂腺、汗腺などの付属器
官はなく、唾液腺がわずかに存在する状態となっている
。この為、特に冬場などの乾燥期には、口唇よりの水分
蒸発は甚しく、乾燥による荒れやひび割れを起し、著し
い時には角質層剥離をも引き起すものであった。そこで
従来は、ワックスや油脂を中心とし、必要に応じて抱水
性を有するラノリン等を含有する油性成分により構成さ
れる口紅やリップクリームの如きリップ化粧料を口唇に
塗布し、薄いオイル皮膜を形成させ、その水分蒸発を抑
える逐とlとよラて口唇の乾燥化を防ぐことが行なわn
てきた。
に詳しくは口紅やリップクリームなどにカテコール系タ
ンニン及び/またはゲラニイン系タンニンを含有するこ
とで、口唇の乾燥による荒れやひび割れを防止し、口唇
を常に柔軟で水々しい状態に保つことができるリップ化
粧料を提供せんとするものである〇 一般的に、口唇の皮膚は普通の皮膚よりも口腔粘膜に近
似し、角質層は比較的薄く、皮脂腺、汗腺などの付属器
官はなく、唾液腺がわずかに存在する状態となっている
。この為、特に冬場などの乾燥期には、口唇よりの水分
蒸発は甚しく、乾燥による荒れやひび割れを起し、著し
い時には角質層剥離をも引き起すものであった。そこで
従来は、ワックスや油脂を中心とし、必要に応じて抱水
性を有するラノリン等を含有する油性成分により構成さ
れる口紅やリップクリームの如きリップ化粧料を口唇に
塗布し、薄いオイル皮膜を形成させ、その水分蒸発を抑
える逐とlとよラて口唇の乾燥化を防ぐことが行なわn
てきた。
更に、一部では積極的に口唇に潤いを与える為、グリセ
リンやポリエチレングリコール等に代表される多価アル
コールなどの保湿成分を添加することも検討されてきた
。
リンやポリエチレングリコール等に代表される多価アル
コールなどの保湿成分を添加することも検討されてきた
。
然しなから、従来のリップ化粧料を口唇に塗布した場合
には、塗布後3時間から4時間経つと、オイル皮膜が物
理的力や唾液などにより破壊さn。
には、塗布後3時間から4時間経つと、オイル皮膜が物
理的力や唾液などにより破壊さn。
口唇表面水分とともに容易に剥離し、その結果、より一
層乾燥感を感じさせたり、荒れを引き起すものであった
。
層乾燥感を感じさせたり、荒れを引き起すものであった
。
一方、多価アルコールなどの保湿成分を添加した場合に
は、その量が少ない時は、口唇の乾燥に対し然程効果は
期待できず、また逆に添加量を多くすると、ベタツキ感
が出たり、処方系のバランスをくずし安定な皮膜が得ら
れないという欠点を生じた。
は、その量が少ない時は、口唇の乾燥に対し然程効果は
期待できず、また逆に添加量を多くすると、ベタツキ感
が出たり、処方系のバランスをくずし安定な皮膜が得ら
れないという欠点を生じた。
そこで、本発明者は前記した問題点を解決し、優れた作
用を有するリップ化粧料を得るべぐ、その添加成分につ
いて種々実験研究を繰り返した結果、カテコール系タン
ニンもしくはゲラニイン系り/ニンを口紅やリップクリ
ーム等のリップ化粧料に配合すると、口唇表面に対する
優れた柔軟効果により、口唇の荒れを無理なく防ぐこと
ができることを見出し、本発明の完成に至った。
用を有するリップ化粧料を得るべぐ、その添加成分につ
いて種々実験研究を繰り返した結果、カテコール系タン
ニンもしくはゲラニイン系り/ニンを口紅やリップクリ
ーム等のリップ化粧料に配合すると、口唇表面に対する
優れた柔軟効果により、口唇の荒れを無理なく防ぐこと
ができることを見出し、本発明の完成に至った。
すなわち、本発明はカテコール系タンニン及び/または
ゲラニイン系タンニンを有効成分として含有することを
特徴とするリップ゛化粧料に関するものである。
ゲラニイン系タンニンを有効成分として含有することを
特徴とするリップ゛化粧料に関するものである。
本発明で適用されるカテコール系タンニンは別命縮合型
タンニンきも称され、3−7ラバノール類を構成単位と
し、もしくはその3位の水酸基がガロイル化された化合
物群であり、例えば、カテキン、エピカテキン、ガロカ
テキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エ
ピガロカテキンガレートなどが例示される。ζnらのカ
テコール系タンニンは、熱湯、アルコール、酢酸、アセ
トンに可溶、冷水、エーテルにわずかに溶け、天然物よ
りの抽出物または合成品の何れもが使用可能である。
タンニンきも称され、3−7ラバノール類を構成単位と
し、もしくはその3位の水酸基がガロイル化された化合
物群であり、例えば、カテキン、エピカテキン、ガロカ
テキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エ
ピガロカテキンガレートなどが例示される。ζnらのカ
テコール系タンニンは、熱湯、アルコール、酢酸、アセ
トンに可溶、冷水、エーテルにわずかに溶け、天然物よ
りの抽出物または合成品の何れもが使用可能である。
また、カテコール系タン冊ンを含有する天然物としては
゛、阿仙薬(Vncania gambirRoxbu
rgh ) 、ペグ阿仙薬(Acacia catec
huW目Jd )、茶(Thea 5inensis1
)などが挙げられるが、原料入手面、価格面を考慮す
ると阿仙薬が最も有利である。
゛、阿仙薬(Vncania gambirRoxbu
rgh ) 、ペグ阿仙薬(Acacia catec
huW目Jd )、茶(Thea 5inensis1
)などが挙げられるが、原料入手面、価格面を考慮す
ると阿仙薬が最も有利である。
一方、同様に本発明で用いられるゲラニイン系タンニン
とは、ゲラニイン(geranfin ) またはそ
の加水分解物例えばブレビ7オリン(brevifo夏
in ) やコリラギ:y(car目agin )等
のタンニン物質であり、特にゲラニインは、加水分解性
タンニンの一種であるエラジタン二/系列に属するもの
で、野生の薬草、ゲンノシ目りコ中の主要タン工y成分
である。このゲラニイン系タンニンは、室温で水に難溶
、熱湯、酢酸エチルに可溶、アセトン、メタノール、エ
タノールに易溶であり、上記ゲンノシ゛目クコよりの抽
出物または合成品の何れもが使用可能である。
とは、ゲラニイン(geranfin ) またはそ
の加水分解物例えばブレビ7オリン(brevifo夏
in ) やコリラギ:y(car目agin )等
のタンニン物質であり、特にゲラニインは、加水分解性
タンニンの一種であるエラジタン二/系列に属するもの
で、野生の薬草、ゲンノシ目りコ中の主要タン工y成分
である。このゲラニイン系タンニンは、室温で水に難溶
、熱湯、酢酸エチルに可溶、アセトン、メタノール、エ
タノールに易溶であり、上記ゲンノシ゛目クコよりの抽
出物または合成品の何れもが使用可能である。
更に、ゲラニイン系タンニンを含有する他の植物として
は、現在まで、7ウロソク科の多くの植物例えばアメリ
カフウロ、イブキフウロ、グンナイフワa、イヨ7ウロ
、ハクサンフウロ、タチフウロなどやシクンシ科の詞子
などが知られており、当然これらを利用するこきも可能
である。
は、現在まで、7ウロソク科の多くの植物例えばアメリ
カフウロ、イブキフウロ、グンナイフワa、イヨ7ウロ
、ハクサンフウロ、タチフウロなどやシクンシ科の詞子
などが知られており、当然これらを利用するこきも可能
である。
次に、カテコール系タンニン、及びゲラニイン系タンニ
ンを、例えば阿仙薬やゲンノシ習つコよりの抽出法によ
り得る場合の方法について以下に示す0 (1) カテコール系タンニン 先ず、阿仙薬の葉及び枝を乾燥粉末化したものにアセト
ンを加え、室温で繰り返し充分に抽出する。抽出液を集
め、溶媒を減圧下40 ”(l以下で留去した後、熱湯
に溶解し不溶物を濾過する。濾液を冷却後、Ii回倍容
のエーテルで液−液抽出し、得られたエーテル層より溶
媒を留去することにより得られる。収率的10%。
ンを、例えば阿仙薬やゲンノシ習つコよりの抽出法によ
り得る場合の方法について以下に示す0 (1) カテコール系タンニン 先ず、阿仙薬の葉及び枝を乾燥粉末化したものにアセト
ンを加え、室温で繰り返し充分に抽出する。抽出液を集
め、溶媒を減圧下40 ”(l以下で留去した後、熱湯
に溶解し不溶物を濾過する。濾液を冷却後、Ii回倍容
のエーテルで液−液抽出し、得られたエーテル層より溶
媒を留去することにより得られる。収率的10%。
(2) ゲラニイン系タンニン
先ず、乾燥ゲンノシaウコを粉末化し、これlこアセト
ンと水の混合液(1:1)を加え、ミキサーで30分間
攪拌抽出を行なう。この抽出操作を繰り返し、得られた
抽出液を合わせ減圧下40℃以下で濃縮し、これに水を
加えた後、エーテルで3回洗浄してクロロフィル等の不
純物を取り除く。次いで、水層に酢酸エチルを加え、液
−液抽出を5回行ない、得られた酢酸エチル層を合わせ
減圧下、50℃以下で溶媒を留去して黄かっ色の粉末を
得る。この粉末は必要に応じて再結晶して精製品を得る
。収率約5チ〇斯くして得られたカテコール系タンニン
またはゲラニイン系タンニンは、リップ化粧料に対して
0.001〜1.0重量%好ましくは0.002〜0.
5重量%配合される。0.001重量%より少ない配合
量では、目的とする口唇の乾燥ζこよる荒イ′Lの改善
に効果を発揮し難いし、また1、0重量%を越える量を
配合したとしても、上記の改善効果は頭打ちとなるため
増量の意味は余りない。
ンと水の混合液(1:1)を加え、ミキサーで30分間
攪拌抽出を行なう。この抽出操作を繰り返し、得られた
抽出液を合わせ減圧下40℃以下で濃縮し、これに水を
加えた後、エーテルで3回洗浄してクロロフィル等の不
純物を取り除く。次いで、水層に酢酸エチルを加え、液
−液抽出を5回行ない、得られた酢酸エチル層を合わせ
減圧下、50℃以下で溶媒を留去して黄かっ色の粉末を
得る。この粉末は必要に応じて再結晶して精製品を得る
。収率約5チ〇斯くして得られたカテコール系タンニン
またはゲラニイン系タンニンは、リップ化粧料に対して
0.001〜1.0重量%好ましくは0.002〜0.
5重量%配合される。0.001重量%より少ない配合
量では、目的とする口唇の乾燥ζこよる荒イ′Lの改善
に効果を発揮し難いし、また1、0重量%を越える量を
配合したとしても、上記の改善効果は頭打ちとなるため
増量の意味は余りない。
また、カテコール系タンニンまたはゲラニイン系タンニ
ンのリップ化粧料中への配合方法として。
ンのリップ化粧料中への配合方法として。
は、上記2種のタンニンをそのままの状態で、例えばデ
ィスバー、ボールミル、三本ロール等の装置を用いて、
リップ化粧料油剤中へ直接混合分散させるか、もしくは
水乃至は多価アルコール例えばグリセリン、1.3−ブ
タンジオール、プ四ピレングリコール、オクチルドデカ
ノール、ポリエチレングリコール等に上記2種のタンニ
ンを溶解させたものを、リップ化粧料基剤中に添加混合
する方法がある。
ィスバー、ボールミル、三本ロール等の装置を用いて、
リップ化粧料油剤中へ直接混合分散させるか、もしくは
水乃至は多価アルコール例えばグリセリン、1.3−ブ
タンジオール、プ四ピレングリコール、オクチルドデカ
ノール、ポリエチレングリコール等に上記2種のタンニ
ンを溶解させたものを、リップ化粧料基剤中に添加混合
する方法がある。
ここで、予め水乃至は多価アルコールに溶解したものを
用いると、リップ化粧料基剤中へのタンニンの均一分散
が容易となり良質のリップ化粧料が得られるばかりでな
く、口唇の乾燥による荒れの改善効果を有するタンニン
の働きと保湿効果を有する水乃至は多価アルコールの働
きとが相俟って、優れた効果を発揮し得るものとなる。
用いると、リップ化粧料基剤中へのタンニンの均一分散
が容易となり良質のリップ化粧料が得られるばかりでな
く、口唇の乾燥による荒れの改善効果を有するタンニン
の働きと保湿効果を有する水乃至は多価アルコールの働
きとが相俟って、優れた効果を発揮し得るものとなる。
但し、前述の如き多価アルコールの持つ特性を考えるな
ら、リップ化粧料中への多価アルコールの配合量は10
重量−以下に留めることが好ましい。
ら、リップ化粧料中への多価アルコールの配合量は10
重量−以下に留めることが好ましい。
本発明のリップ化粧料には、前記必須成分としての2種
のタンニンに加えて、目的に応じ通常の口紅やリップク
リーム含有成分が利用できる。そのような成分としては
、粉体成分、油分、活性剤。
のタンニンに加えて、目的に応じ通常の口紅やリップク
リーム含有成分が利用できる。そのような成分としては
、粉体成分、油分、活性剤。
紫外線吸収剤、増粘剤、香料、防腐剤9色素、中和剤、
薬効成分などが挙げられ、必要に応じて適宜組合せて用
いられるものである。
薬効成分などが挙げられ、必要に応じて適宜組合せて用
いられるものである。
次に本発明のリップ化粧料が如何に口唇の表面に対する
柔軟効果に優れているか番実証するため、後記実施例1
(本発明品A)及び実施例3(本発明品B)に示した口
紅と、実施例1よりカテコール系タンニンを除いた口紅
(比較品人)及び実施例3よりゲラニイン系タンニンを
除いた口紅(比較品B)とを用い、女子パネル80名を
抽出し、それぞれ無作為に4群(A−D)各20名ずつ
に分けた被験者に対して、A群には本発明品A、B群に
は本発明品B、O群には比較品A、D#には比較品Bを
、それぞれ10日間使用してもらい、口唇の荒れ防止の
効果について評価した。その結果を表−1に示す。
柔軟効果に優れているか番実証するため、後記実施例1
(本発明品A)及び実施例3(本発明品B)に示した口
紅と、実施例1よりカテコール系タンニンを除いた口紅
(比較品人)及び実施例3よりゲラニイン系タンニンを
除いた口紅(比較品B)とを用い、女子パネル80名を
抽出し、それぞれ無作為に4群(A−D)各20名ずつ
に分けた被験者に対して、A群には本発明品A、B群に
は本発明品B、O群には比較品A、D#には比較品Bを
、それぞれ10日間使用してもらい、口唇の荒れ防止の
効果について評価した。その結果を表−1に示す。
表−1
表−1の結果より明らかな如く、カテコール系タンニン
またはゲラニイン系タンニンを含有した本発明の口紅で
は、口唇の柔軟効果に優れ、その結果として口唇の荒n
やひび割れを積極的に防止することが証明された。また
同様に、本発明の口紅を使用したパネルにおいて、口唇
の乾燥感を訴えた者はいなかった。陶、カテコール系タ
ンニンとゲラニイン系タンニンとの比較では、ゲラニイ
ン系タンニンの方が効果面でやや優れていることも示さ
れた。
またはゲラニイン系タンニンを含有した本発明の口紅で
は、口唇の柔軟効果に優れ、その結果として口唇の荒n
やひび割れを積極的に防止することが証明された。また
同様に、本発明の口紅を使用したパネルにおいて、口唇
の乾燥感を訴えた者はいなかった。陶、カテコール系タ
ンニンとゲラニイン系タンニンとの比較では、ゲラニイ
ン系タンニンの方が効果面でやや優れていることも示さ
れた。
更に、本発明に係るカテコール系タンニン及ヒゲラニイ
ン系タンニンは何れも他のタンニンとは異なり、粘膜ζ
こ対する刺激がなく、且つ味も他のタンニンは渋いが、
上記2種のタンニンは殆ど渋みを感じさせない利点を有
するため、リップ化粧料として最適なものLなっている
。
ン系タンニンは何れも他のタンニンとは異なり、粘膜ζ
こ対する刺激がなく、且つ味も他のタンニンは渋いが、
上記2種のタンニンは殆ど渋みを感じさせない利点を有
するため、リップ化粧料として最適なものLなっている
。
以下に実施例を示す。淘、配合割合は重量%でである。
実施例1 口 紅
(A)カテコール系タンニン(阿仙薬抽出物)0.01
(B)グリセリン 2.6(0)
ジグリセリルモノオレート3.0(D)マイクロクリス
タリンワックス 14.0キヤンデリラワツクス
4.02−オクチルドデシルミリステー)1
4.02−エチルヘキサン酸トリグリセリド 14.0 ヒマシ油 44.79(B)
タール色素 2.0二酸化チタ
ン 2.0(F)香 料
0.2方法 四に(B)を加えアジターにてよく混和し、これに(q
を加えて引き続き攪拌する。残りのq、@、(ト)の全
成分を80℃にで加熱溶解しておき攪拌しながら(5)
、 (13) 、 (01の混和物に加え目的とする製
品を得る。
ジグリセリルモノオレート3.0(D)マイクロクリス
タリンワックス 14.0キヤンデリラワツクス
4.02−オクチルドデシルミリステー)1
4.02−エチルヘキサン酸トリグリセリド 14.0 ヒマシ油 44.79(B)
タール色素 2.0二酸化チタ
ン 2.0(F)香 料
0.2方法 四に(B)を加えアジターにてよく混和し、これに(q
を加えて引き続き攪拌する。残りのq、@、(ト)の全
成分を80℃にで加熱溶解しておき攪拌しながら(5)
、 (13) 、 (01の混和物に加え目的とする製
品を得る。
実施例2 リップクリーム
(A)ミツロウ 22.0
キヤンデリラロウ エイ。0カルナバロ
ウ 5.0硬化しマシ油
3.7ラノリン
5.0(B)とマシ油
45.0スクワラン 5・0
(0)カテコール系タンニン(阿仙薬抽出物)0.1 (D)香 料 0.2方法 (qに(ロ)を加え、ディスパーにてよく混和攪拌する
。残りの四と0を80℃に加熱溶解しておき、攪拌しな
がら(Q、β)の混和物に加えた後、冷却して目的とす
る製品を得る。
キヤンデリラロウ エイ。0カルナバロ
ウ 5.0硬化しマシ油
3.7ラノリン
5.0(B)とマシ油
45.0スクワラン 5・0
(0)カテコール系タンニン(阿仙薬抽出物)0.1 (D)香 料 0.2方法 (qに(ロ)を加え、ディスパーにてよく混和攪拌する
。残りの四と0を80℃に加熱溶解しておき、攪拌しな
がら(Q、β)の混和物に加えた後、冷却して目的とす
る製品を得る。
実施例3 口 紅
(A) ケラニイン系タンニ/(ケンノシヲウコ抽出物
) 0゜01(B) 1.3−
ブタンジオール 2.5(0)ジグリセリ
ルモノオレート 3.0(D)ヒマシ油
44.19ヘキサデシルアルコ
ール 24.0ラノリン
−3,0ミJ・ウ
5.0オゾケ2イト 4
.0キヤンプリ20ウ 5.0カルナ
ウバロウ 2.0酸化防止剤、防
腐剤 0.1(Fi)二酸化チタン
2.0タ一ル色素
5.0(P)香 料
0.2方法 実施例1と同様にして行なった。
) 0゜01(B) 1.3−
ブタンジオール 2.5(0)ジグリセリ
ルモノオレート 3.0(D)ヒマシ油
44.19ヘキサデシルアルコ
ール 24.0ラノリン
−3,0ミJ・ウ
5.0オゾケ2イト 4
.0キヤンプリ20ウ 5.0カルナ
ウバロウ 2.0酸化防止剤、防
腐剤 0.1(Fi)二酸化チタン
2.0タ一ル色素
5.0(P)香 料
0.2方法 実施例1と同様にして行なった。
実施例4 リップクリーム
(A)ミツロウ 20.0
キヤンデリラロウ 13.0カルナバ
ロウ 5.0硬化ヒマシ油
3.5ラノリン
7.0(B)ヒマシ油
44.0スクワラン 7
.0(0) ゲラニイン系タンニン(ケンノシ冒つコ抽
出物)0.3 (D)香 料 0.2方法 実施例2と同様にして行なった。
キヤンデリラロウ 13.0カルナバ
ロウ 5.0硬化ヒマシ油
3.5ラノリン
7.0(B)ヒマシ油
44.0スクワラン 7
.0(0) ゲラニイン系タンニン(ケンノシ冒つコ抽
出物)0.3 (D)香 料 0.2方法 実施例2と同様にして行なった。
実施例5 リップクリーム
(A)カテコール系タンニン(阿仙薬抽出物)0.2
ゲラニイン系タンニン(ケンノシテウ
コ抽出物)0.2
(B)グリセリン 3.0(0)ジ
グリセ、リルモノオレート 3.0(D)ミツロ
ウ 19.5キヤンデリラロウ
12.0カルナバロウ
4.5硬化ヒマシ油 3.02
ノリン 6.0ヒマシ油
42.5スクワラン
6,0(E)香 料 0
.1方法 四に(ハ)を加えアジターにてよく混和し、これに0を
加えて引続き攪拌する。残りの0と(ト)を80″Cに
加熱溶解しておき、攪拌しながら(A) 、 (B)
、 (0)の混和物に加え目的とする製品を得る。
グリセ、リルモノオレート 3.0(D)ミツロ
ウ 19.5キヤンデリラロウ
12.0カルナバロウ
4.5硬化ヒマシ油 3.02
ノリン 6.0ヒマシ油
42.5スクワラン
6,0(E)香 料 0
.1方法 四に(ハ)を加えアジターにてよく混和し、これに0を
加えて引続き攪拌する。残りの0と(ト)を80″Cに
加熱溶解しておき、攪拌しながら(A) 、 (B)
、 (0)の混和物に加え目的とする製品を得る。
実施例6 口 紅
(A) ケラニイン系タンニン(ケンノシ目つコ抽出物
) 0.03カテコール系タ
ンニン(阿仙薬抽出物)0.02 (B)精製水 2.0(ノ
ジグリセリルモノオレート2.8 (D)マイクロクリスタリンワックス 14.0キヤ
ンデリツワツクス 4.02−オクチルド
デシルミリステー)14.02−エチルヘキサン酸トリ
グリセライド14.0 とマシ油 44.95(E)
タール色素 2.0二酸化チ
タン 2.0(F)香 料
0.2方 法 実施例1と同様にして行なった。
) 0.03カテコール系タ
ンニン(阿仙薬抽出物)0.02 (B)精製水 2.0(ノ
ジグリセリルモノオレート2.8 (D)マイクロクリスタリンワックス 14.0キヤ
ンデリツワツクス 4.02−オクチルド
デシルミリステー)14.02−エチルヘキサン酸トリ
グリセライド14.0 とマシ油 44.95(E)
タール色素 2.0二酸化チ
タン 2.0(F)香 料
0.2方 法 実施例1と同様にして行なった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)カテコール系タンニン及び/またはゲラニイン系タ
ンニンを有効成分として含有することを特徴とするリッ
プ化粧料。 2)カテコール系タンニンが、カテキン、エピカテキン
、ガロカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレ
ート、エピガロカテキンガレートよりなる群より選択さ
れた1種以上である特許請求の範囲第1)項記載のリッ
プ化粧料。 3)ゲラニイン系タンニンが、ゲラニインまたはその加
水分解物である特許請求の範囲第1)項記載のリップ化
粧料。 4)カテコール系タンニンが阿仙薬抽出物である特許請
求の範囲第1)項記載のリップ化粧料。 5)ゲラニイン系タンニンがゲンノショウコ抽出物であ
る特許請求の範囲第1)項記載のリップ化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59145381A JPS6124511A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | リツプ化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59145381A JPS6124511A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | リツプ化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6124511A true JPS6124511A (ja) | 1986-02-03 |
Family
ID=15383925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59145381A Pending JPS6124511A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | リツプ化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124511A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006519879A (ja) * | 2003-03-12 | 2006-08-31 | エピトーム・フアーマシユーテイカルズ・リミテツド | 即時吸収性の親油性皮膚用組成物およびその使用 |
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-
1984
- 1984-07-13 JP JP59145381A patent/JPS6124511A/ja active Pending
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