JPS6124486A - 多数回印字型感圧転写記録媒体 - Google Patents
多数回印字型感圧転写記録媒体Info
- Publication number
- JPS6124486A JPS6124486A JP59146524A JP14652484A JPS6124486A JP S6124486 A JPS6124486 A JP S6124486A JP 59146524 A JP59146524 A JP 59146524A JP 14652484 A JP14652484 A JP 14652484A JP S6124486 A JPS6124486 A JP S6124486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink paste
- liquid
- oil
- porous powder
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/10—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by using carbon paper or the like
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Color Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、インパクト式のタイプライタ−やプリンター
にてオーバーストライクやマルチストライクに使用され
る多数回印字型感圧転写記録媒体に関する。
にてオーバーストライクやマルチストライクに使用され
る多数回印字型感圧転写記録媒体に関する。
従来この種の多数回印字型感圧転写記録媒体としては、
たとえば、特開昭５８−２９６９４号に示されているよ
うに、多孔質粉体と、これを相互に結合するバインダー
剤とにより構成された微細多孔質層が基材の表面に設け
られ、前記バインダー剤に非相溶性の液状インキペース
トが前記微細多孔質層に含有されてなる構成を有するも
のが知られている。
たとえば、特開昭５８−２９６９４号に示されているよ
うに、多孔質粉体と、これを相互に結合するバインダー
剤とにより構成された微細多孔質層が基材の表面に設け
られ、前記バインダー剤に非相溶性の液状インキペース
トが前記微細多孔質層に含有されてなる構成を有するも
のが知られている。
この種の従来技術では、液状インキペーストの粘度を低
下して、残留インキペーストを少なくするほど、着色力
の低下や印字のにじみを招くことから、−窓以上の粘度
（４０００ｃＰ以上）とする必要があるとされていた。
下して、残留インキペーストを少なくするほど、着色力
の低下や印字のにじみを招くことから、−窓以上の粘度
（４０００ｃＰ以上）とする必要があるとされていた。
この様な従来技術では、初期の濃度を向上することがで
きたが、繰返し印字による印字濃度の変化が大きく印字
にむらが生じやすい欠点があり、また、同一箇所の連続
印字による印字可能回数はせいぜい１０回程度でしかな
かった。
きたが、繰返し印字による印字濃度の変化が大きく印字
にむらが生じやすい欠点があり、また、同一箇所の連続
印字による印字可能回数はせいぜい１０回程度でしかな
かった。
この様な問題を解決するために、本発明は、前記液状イ
ンキペーストを改良したもので、その着色剤が、顔料と
、油溶性染料が液状脂肪酸に溶解された溶液とにより構
成されてなり、そのインキペースト全体の常温での粘度
が４０００ｃＰ未満、３００ｃＰ以上に調整されてなる
構成を採用したものである。
ンキペーストを改良したもので、その着色剤が、顔料と
、油溶性染料が液状脂肪酸に溶解された溶液とにより構
成されてなり、そのインキペースト全体の常温での粘度
が４０００ｃＰ未満、３００ｃＰ以上に調整されてなる
構成を採用したものである。
前記構成により、液状インキペーストは、その低粘度の
作用で、多孔質粉体内に充分浸透されかつ保持されるこ
ととなるので、インパクトの印圧によるにじみ出しに際
し、一度に多量ににじみ出すことがない。また、油溶性
染料が液状脂肪酸に溶解された溶液を用いることにより
記録紙への過剰な浸透なしに着色力を著しく向上するこ
とができた。
作用で、多孔質粉体内に充分浸透されかつ保持されるこ
ととなるので、インパクトの印圧によるにじみ出しに際
し、一度に多量ににじみ出すことがない。また、油溶性
染料が液状脂肪酸に溶解された溶液を用いることにより
記録紙への過剰な浸透なしに着色力を著しく向上するこ
とができた。
〔発明の効果〕
このような作用を有するが故に、繰返し印字による印字
濃度の変化が従来に比し極めて緩やかとなり、むらのな
い鮮明な印字が従来以上に多数回行なえるに至った。
濃度の変化が従来に比し極めて緩やかとなり、むらのな
い鮮明な印字が従来以上に多数回行なえるに至った。
次に本発明の実施例について説明する。
まず、インキの調製方法の概要を説明する。
油溶性染料と液状の脂肪酸とを混合し、この混合液を加
熱して、前記染料を前記脂肪酸に溶解し、この染料溶解
液を顔料、湿潤剤、粘度調整剤等の液状インキペースト
成分と、多孔質粉体、バインダー等の多孔質層構成成分
と、揮発性溶剤等と混線混合する。
熱して、前記染料を前記脂肪酸に溶解し、この染料溶解
液を顔料、湿潤剤、粘度調整剤等の液状インキペースト
成分と、多孔質粉体、バインダー等の多孔質層構成成分
と、揮発性溶剤等と混線混合する。
そして、この様にして得られた分散液を、コーターにて
基材に塗布し乾燥して、前記多孔質粉体とバインダーと
により構成された多孔質層に前記染料溶解液と顔料と湿
潤剤と粘度調整剤とよりなる液状インキペーストが含有
された、乾燥後の塗布量１５−３ｈ／ｍ”程度の層を基
材の片面に形成する。
基材に塗布し乾燥して、前記多孔質粉体とバインダーと
により構成された多孔質層に前記染料溶解液と顔料と湿
潤剤と粘度調整剤とよりなる液状インキペーストが含有
された、乾燥後の塗布量１５−３ｈ／ｍ”程度の層を基
材の片面に形成する。
このようにして得られた各実施例の成分組成を第１表お
よび第３表に示す。
よび第３表に示す。
なお、第３表は、多孔質層構成成分の変更例を示すもの
で、この各多孔質層構成成分につき、第１表に示す各実
施例のインキペーストを用いて調製したものについて、
印字性能を調べたが、これらは各インキペースト毎に同
様な性能を示し、多孔質層の構成による影響はほとんど
なかった。
で、この各多孔質層構成成分につき、第１表に示す各実
施例のインキペーストを用いて調製したものについて、
印字性能を調べたが、これらは各インキペースト毎に同
様な性能を示し、多孔質層の構成による影響はほとんど
なかった。
前記第１表に示す各実施例と、第２表に示す前記従来例
に示すものと同様な組成の比較例とを使用して、キャノ
ン■製のＡＰ ５０Ｇ電子タイプライタ−を使用し、こ
のタイプライタ−のリボンカセットに、前記実施例およ
び比較例のリボンを固定し、同一のリボン箇所を同一の
印像にて、記録紙（上質紙）に対する位置を変更しなが
らこの記録紙に印字し、えられた印像のＰＣ８値（ＶＩ
Ｓ）をギター０８２型ＯＣＲテスターにて測定した。結
果を第１図のグラフに示す。
に示すものと同様な組成の比較例とを使用して、キャノ
ン■製のＡＰ ５０Ｇ電子タイプライタ−を使用し、こ
のタイプライタ−のリボンカセットに、前記実施例およ
び比較例のリボンを固定し、同一のリボン箇所を同一の
印像にて、記録紙（上質紙）に対する位置を変更しなが
らこの記録紙に印字し、えられた印像のＰＣ８値（ＶＩ
Ｓ）をギター０８２型ＯＣＲテスターにて測定した。結
果を第１図のグラフに示す。
このグラフから明らかな通り、本発明の実施例では、従
来に比べ印字濃度の減衰が極めて緩やかで、かつＰＣ８
値０，６以上の印字可能回数も従来に比べ２倍程度とな
っている。
来に比べ印字濃度の減衰が極めて緩やかで、かつＰＣ８
値０，６以上の印字可能回数も従来に比べ２倍程度とな
っている。
前記液状脂肪酸としては、オレイン酸、イソステアリン
酸またはこれらに類似の液状脂肪酸の１種または複数種
の混合液が使用でき、インキペースト全量の１〜３０重
量％の範囲で配合するのが好ましい。
酸またはこれらに類似の液状脂肪酸の１種または複数種
の混合液が使用でき、インキペースト全量の１〜３０重
量％の範囲で配合するのが好ましい。
油溶性染料としては、ニグロシンベース、スピリットブ
ラック、スペシャルブラック、ビクトリアブルーベース
、メチルバイオレットベース等の単独または混合物が適
当に使用でき、インキペースト全量の１〜１０重量％の
範囲で配合するのが好ましい。前記顔料としては、プリ
ンテックス２５（デグサ社製カラー用カーボンブラック
の商品名）、モーガルＬ（キサボット社製カラー用カー
ボンブラックの商品名）、ラーベン１２５５ （コロン
ビヤアンドカーボン社製カラー用カーボンブラックの商
品名）、ブラックトナー等の１種または複数種を適当に
使用でき、インキペースト全量の２０〜４０重量％の範
囲で配合するのが好ましい。
ラック、スペシャルブラック、ビクトリアブルーベース
、メチルバイオレットベース等の単独または混合物が適
当に使用でき、インキペースト全量の１〜１０重量％の
範囲で配合するのが好ましい。前記顔料としては、プリ
ンテックス２５（デグサ社製カラー用カーボンブラック
の商品名）、モーガルＬ（キサボット社製カラー用カー
ボンブラックの商品名）、ラーベン１２５５ （コロン
ビヤアンドカーボン社製カラー用カーボンブラックの商
品名）、ブラックトナー等の１種または複数種を適当に
使用でき、インキペースト全量の２０〜４０重量％の範
囲で配合するのが好ましい。
前記湿潤剤としては、ソルビタンモノイソステアレート
、ソルビタンモノオレエート等のソルビタン脂肪酸エス
テル、レシチンまたはこれらに類似のものの１種または
複数種を適当に使用でき、インキペースト全量の３〜３
０重量％（なかんづく５〜２５重量％）の範囲で配合す
るのが好ましい。
、ソルビタンモノオレエート等のソルビタン脂肪酸エス
テル、レシチンまたはこれらに類似のものの１種または
複数種を適当に使用でき、インキペースト全量の３〜３
０重量％（なかんづく５〜２５重量％）の範囲で配合す
るのが好ましい。
前記粘度調整剤としては、菜種油、大豆油、ヒマシ油等
の植物油、ビクトリアオイル、ジェットオイル等の鉱物
油、ジ（２−エチルヘキシル）アジペート（以下、ＤＯ
Ａと記す）、ジ（２−エチルヘキシル）セバケート（以
下、ＤＯ８と記す）、ジ（２−エチルヘキシル）アゼレ
ート（以下、ＤＯＺと記す）等の耐寒性可塑剤、リボル
ープオイル等のハイドロカーボンα−オレフィンオリゴ
マー等の１種または複数種を適当に使用でき、液状イン
キペーストの粘度を２５℃にて、４０００ＣＰ未満（好
ましくは３６００ｃＰ以下） 、３００Ｃｐ以上とすべ
く適当な量をもちいればよいが、特にインキペースト全
量の２０〜５０重量％の範囲で配合するのが好ましい。
の植物油、ビクトリアオイル、ジェットオイル等の鉱物
油、ジ（２−エチルヘキシル）アジペート（以下、ＤＯ
Ａと記す）、ジ（２−エチルヘキシル）セバケート（以
下、ＤＯ８と記す）、ジ（２−エチルヘキシル）アゼレ
ート（以下、ＤＯＺと記す）等の耐寒性可塑剤、リボル
ープオイル等のハイドロカーボンα−オレフィンオリゴ
マー等の１種または複数種を適当に使用でき、液状イン
キペーストの粘度を２５℃にて、４０００ＣＰ未満（好
ましくは３６００ｃＰ以下） 、３００Ｃｐ以上とすべ
く適当な量をもちいればよいが、特にインキペースト全
量の２０〜５０重量％の範囲で配合するのが好ましい。
前記バインダーとしては、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリエステル樹脂、セルロースアセテートブチレ
ート樹脂等の前記液状インキペースト成分に非相溶性で
っぎの揮発性溶剤に相溶で、かつ下記の多孔質粉体に対
し接着性を有する樹脂の１種または２種以上を適当に使
用でき、前記液状インキペースト１０重量部に対し、１
〜５重量部（なかんづく２〜３重量部）とするのが適当
である。
合体、ポリエステル樹脂、セルロースアセテートブチレ
ート樹脂等の前記液状インキペースト成分に非相溶性で
っぎの揮発性溶剤に相溶で、かつ下記の多孔質粉体に対
し接着性を有する樹脂の１種または２種以上を適当に使
用でき、前記液状インキペースト１０重量部に対し、１
〜５重量部（なかんづく２〜３重量部）とするのが適当
である。
前記多孔質粉体としては、空隙率５０〜９１（なかんづ
り６０〜９３）％、粒径１〜２０μの、珪藻土、ゼオラ
イト、多孔性シリカ、活性炭などの無機多孔質粉体、発
泡ウレタンパウダーなどの有機多孔質粉体の１種または
複数種を適当に使用でき、前記液状インキペースト１０
重量部に対し、１〜４重量部（なかんづく２〜３重量部
）とするのが適当である。
り６０〜９３）％、粒径１〜２０μの、珪藻土、ゼオラ
イト、多孔性シリカ、活性炭などの無機多孔質粉体、発
泡ウレタンパウダーなどの有機多孔質粉体の１種または
複数種を適当に使用でき、前記液状インキペースト１０
重量部に対し、１〜４重量部（なかんづく２〜３重量部
）とするのが適当である。
前記揮発性溶剤としては、メチルエチルケトン（以下、
ＨＥにという）、アセトン、メチルイソブチルケトン、
トルエン、ＩＰソルベント（出光石油化学■製イソパラ
フィン系炭化水素油の商品名）等の１種または複数種を
適当に使用できる。
ＨＥにという）、アセトン、メチルイソブチルケトン、
トルエン、ＩＰソルベント（出光石油化学■製イソパラ
フィン系炭化水素油の商品名）等の１種または複数種を
適当に使用できる。
前記基材としては、ポリエステル、ポリプロピレンまた
はポリアミド等の厚さが３〜５０μ程度のフィルムが良
好に使用出来る。
はポリアミド等の厚さが３〜５０μ程度のフィルムが良
好に使用出来る。
第１図は、第１表に示す実施例と、第２表に示す比較例
とによる記録紙上の印像のＰＯ６値の変化を示すグラフ
であって、縦軸にＰＯ２値、横軸に同一箇所の印字回数
を示す。
とによる記録紙上の印像のＰＯ６値の変化を示すグラフ
であって、縦軸にＰＯ２値、横軸に同一箇所の印字回数
を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 多孔質粉体と、これを相互に結合するバインダー剤
とにより構成された微細多孔質層が基材の表面に設けら
れ、前記バインダー剤に非相溶性の液状インキペースト
が前記微細多孔質層に含有されてなる多数回印字型感圧
転写記録媒体において、前記液状インキペーストの着色
剤が、顔料と、油溶性染料が液状脂肪酸に溶解された溶
液とにより構成されなり、そのインキペースト全体の常
温での粘度が ４０００ｃＰ未満、３００ｃＰ以上に調整されてなる多
数回印字型感圧転写記録媒体。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59146524A JPS6124486A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 多数回印字型感圧転写記録媒体 |
| US06/753,173 US4624881A (en) | 1984-07-13 | 1985-07-09 | Multiple-use pressure-sensitive transfer recording media |
| CA000486548A CA1260326A (en) | 1984-07-13 | 1985-07-09 | Multiple-use pressure-sensitive transfer recording media |
| EP88116853A EP0310141B2 (en) | 1984-07-13 | 1985-07-10 | Multiple-use pressure-sensitive transfer recording media |
| EP19850108569 EP0168045B1 (en) | 1984-07-13 | 1985-07-10 | Multiple-use pressure-sensitive transfer recording media |
| DE8585108569T DE3575889D1 (de) | 1984-07-13 | 1985-07-10 | Mehrfach verwendbares druckempfindliches uebertragungs- und aufzeichnungsmedium. |
| DE19853586848 DE3586848T2 (de) | 1984-07-13 | 1985-07-10 | Mehrfach zuverwendendes druckempfindliches Übertragungs- und Aufzeichnungsmedium. |
| US06/905,442 US4713281A (en) | 1984-07-13 | 1986-09-10 | Multiple-use pressure-sensitive transfer recording media |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59146524A JPS6124486A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 多数回印字型感圧転写記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6124486A true JPS6124486A (ja) | 1986-02-03 |
| JPH0419953B2 JPH0419953B2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=15409596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59146524A Granted JPS6124486A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 多数回印字型感圧転写記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6124486A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2203493A (en) * | 1987-04-16 | 1988-10-19 | Atlas Copco Ab | Pneumatic vane type rotary machine |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP59146524A patent/JPS6124486A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2203493A (en) * | 1987-04-16 | 1988-10-19 | Atlas Copco Ab | Pneumatic vane type rotary machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0419953B2 (ja) | 1992-03-31 |
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