JPS6124446A - ガスバリヤ−性複合材料及びその製造法 - Google Patents
ガスバリヤ−性複合材料及びその製造法Info
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- JPS6124446A JPS6124446A JP59146561A JP14656184A JPS6124446A JP S6124446 A JPS6124446 A JP S6124446A JP 59146561 A JP59146561 A JP 59146561A JP 14656184 A JP14656184 A JP 14656184A JP S6124446 A JPS6124446 A JP S6124446A
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- JP
- Japan
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- synthetic resin
- vinylidene chloride
- composite material
- adhesive
- chloride resin
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明はガスバリヤ−性複合材料及びその製造法に関し
、更に詳しくは接着性の良好な塩化ビニリデン樹脂を用
いて基材と合成樹脂フィルム樹脂とを積層してなるガス
バリヤ−性に優れ、カートン、コンポジット缶、袋等の
気密性を要求される包装用材料等に好適で且つ安価な複
合材料及びその製造法に関するものである。
、更に詳しくは接着性の良好な塩化ビニリデン樹脂を用
いて基材と合成樹脂フィルム樹脂とを積層してなるガス
バリヤ−性に優れ、カートン、コンポジット缶、袋等の
気密性を要求される包装用材料等に好適で且つ安価な複
合材料及びその製造法に関するものである。
「従来の技術」 「発明が解決しようとする問題点」近
時、ジュース、ヨーグルト、牛乳等の包装容器には各種
のガスバリヤ−性の材料が用いられている。ジュース、
ヨーグルト、牛乳等の品質や味は該包装材料を浸透する
酸素の作用により大き（左右され、またこれら包装容器
は使い捨てであるため、ガスバリヤ−性に優れ、且つ安
価な材料であることが望まれる。
時、ジュース、ヨーグルト、牛乳等の包装容器には各種
のガスバリヤ−性の材料が用いられている。ジュース、
ヨーグルト、牛乳等の品質や味は該包装材料を浸透する
酸素の作用により大き（左右され、またこれら包装容器
は使い捨てであるため、ガスバリヤ−性に優れ、且つ安
価な材料であることが望まれる。
従来、この種のガスバリヤ−性材料としてはアルミ箔が
代表的である。しかるにアルミ箔は■高価である、■そ
れ自身ガスバリヤ−性であるが、加工の際の折り曲げ時
にピンホールが生じ易く、例えば製造工程中で傷がつき
バリヤー性が低下する、■アルミ箔のコンデンサー効果
により静電気が溜り易く、生産性が低下するばかりでな
く、爆発、火災等の危険がある、■アルミ箔使用のガス
バリヤ−性材料は電子レンジ加熱ができない、等の欠点
を包蔵する。
代表的である。しかるにアルミ箔は■高価である、■そ
れ自身ガスバリヤ−性であるが、加工の際の折り曲げ時
にピンホールが生じ易く、例えば製造工程中で傷がつき
バリヤー性が低下する、■アルミ箔のコンデンサー効果
により静電気が溜り易く、生産性が低下するばかりでな
く、爆発、火災等の危険がある、■アルミ箔使用のガス
バリヤ−性材料は電子レンジ加熱ができない、等の欠点
を包蔵する。
一方、高価なアルミ箔に代えて塩化ビニリデン樹脂を介
して例えば紙基材とポリオレフィンをラミネートする場
合、塩化ビニリデンの表面に接着促進剤（アンカーコー
ト剤）の塗布及びガスバリヤ−性向上のための熟成が不
可欠であり、従って工程数が増え得られた製品は高価な
ものとならざるを得す、使い捨て容器等の材料としては
適しない。
して例えば紙基材とポリオレフィンをラミネートする場
合、塩化ビニリデンの表面に接着促進剤（アンカーコー
ト剤）の塗布及びガスバリヤ−性向上のための熟成が不
可欠であり、従って工程数が増え得られた製品は高価な
ものとならざるを得す、使い捨て容器等の材料としては
適しない。
「問題点を解決するための手段」
本発明者らはかかる実情に鑑み、上記問題点を克服すべ
く鋭意研究の結果、合成樹脂フィルム上に接着剤や接着
促進剤を用いることなく接着性に優れた塩化ビニリデン
樹脂を配置し、これの該塩化ビニリデン樹脂面と基材と
を直接熱溶融した樹脂でもって積層させることにより前
記欠点を一挙に解消し得ることを見出し、本発明を完成
させたものである。
く鋭意研究の結果、合成樹脂フィルム上に接着剤や接着
促進剤を用いることなく接着性に優れた塩化ビニリデン
樹脂を配置し、これの該塩化ビニリデン樹脂面と基材と
を直接熱溶融した樹脂でもって積層させることにより前
記欠点を一挙に解消し得ることを見出し、本発明を完成
させたものである。
即ち、本発明の第１は合成樹脂フィルムの表面に接着性
塩化ビニリデン樹脂を配置し、これの接着性塩化ビニリ
デン樹脂面と紙又は合成樹脂フィルムからなる基材とを
熱溶融した合成樹脂で積層した構造を含んでなるガスバ
リヤ−性複合材料を内容とし、本発明の第２は接着性塩
化ビニリデン樹脂を接着剤、接着促進剤を介することな
く直接合成樹脂フィルム上に配置し、次いでこれの接着
性塩化ビニリデン樹脂面と紙又は合成樹脂フィルムから
なる基材とを、接着剤、接着促進剤を介することなく、
熱溶融した合成樹脂で積層することを特徴とするガスバ
リヤ−性複合材料の製造法を内容とするものである。
塩化ビニリデン樹脂を配置し、これの接着性塩化ビニリ
デン樹脂面と紙又は合成樹脂フィルムからなる基材とを
熱溶融した合成樹脂で積層した構造を含んでなるガスバ
リヤ−性複合材料を内容とし、本発明の第２は接着性塩
化ビニリデン樹脂を接着剤、接着促進剤を介することな
く直接合成樹脂フィルム上に配置し、次いでこれの接着
性塩化ビニリデン樹脂面と紙又は合成樹脂フィルムから
なる基材とを、接着剤、接着促進剤を介することなく、
熱溶融した合成樹脂で積層することを特徴とするガスバ
リヤ−性複合材料の製造法を内容とするものである。
第１図において、本発明を実施態様を示す図面に基づい
て説明すると、合成樹脂フィルム（１）の表面に接着性
塩化ビニリデン樹脂（２）が配置され、その上の熱溶融
した合成樹脂（３）により基材（紙）（４）が積層され
ている。第２図は、第１図において基材（紙）（４）が
基材（合成樹脂フィルム）（１）に置き換えられた構成
からなる。第１図及び第２図に示した如き構造の複合材
料は例えば糊袋等に有用である。第３図は第１図におい
て基材（紙）（４）の他の面に合成樹脂フィルム（５）
が配置されている。第４図は合成樹脂フィルム（１）（
１）の表面に接着性塩化ビニリデン樹脂（２）（２）が
配置され、更に基材（紙）（４）が熱溶融した合成樹脂
（３）（３）によりそれぞれ積層されてなる。
て説明すると、合成樹脂フィルム（１）の表面に接着性
塩化ビニリデン樹脂（２）が配置され、その上の熱溶融
した合成樹脂（３）により基材（紙）（４）が積層され
ている。第２図は、第１図において基材（紙）（４）が
基材（合成樹脂フィルム）（１）に置き換えられた構成
からなる。第１図及び第２図に示した如き構造の複合材
料は例えば糊袋等に有用である。第３図は第１図におい
て基材（紙）（４）の他の面に合成樹脂フィルム（５）
が配置されている。第４図は合成樹脂フィルム（１）（
１）の表面に接着性塩化ビニリデン樹脂（２）（２）が
配置され、更に基材（紙）（４）が熱溶融した合成樹脂
（３）（３）によりそれぞれ積層されてなる。
本発明に用いられる紙基材としては特に制限はなく、複
合材料の用途に応じ適宜選択すれば良く、例えばジュー
ス等の容器用の場合は通常用いられる液体容器用のペー
パーボードを用いれば良い。
合材料の用途に応じ適宜選択すれば良く、例えばジュー
ス等の容器用の場合は通常用いられる液体容器用のペー
パーボードを用いれば良い。
またフィルム基材も特に制限されず、各種の合成樹脂フ
ィルム又はシートが用いられる。
ィルム又はシートが用いられる。
本発明において、接着性塩化ビニリデン樹脂が塗工され
る合成樹脂フィルムとしては、低密度ポリエチレン、リ
ニア低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプ
ロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、
セロファン、ポリ塩化ビニル等が例示される。
る合成樹脂フィルムとしては、低密度ポリエチレン、リ
ニア低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプ
ロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、
セロファン、ポリ塩化ビニル等が例示される。
本発明に用いられる接着性塩化ビニリデン樹脂としては
、ポリエチレン等の合成樹脂に対して接着剤や接着促進
剤を必要とすることなく熔融接着し得るもので、例えば
「フレハロンラテックスＲＲＥ−３０３Ｊ （商品名
、呉羽化学工業製）等が好適である。′ 合成樹脂フィルムの表面に接着性塩化ビニリデン樹脂を
施す方法としては、ラテックス状の場合はラテックスコ
ーティング、パウダー状の場合はパウダーコーティング
するか又は適当な溶剤に溶解させた溶液状でコーティン
グする等の方法で実施すれば良い。
、ポリエチレン等の合成樹脂に対して接着剤や接着促進
剤を必要とすることなく熔融接着し得るもので、例えば
「フレハロンラテックスＲＲＥ−３０３Ｊ （商品名
、呉羽化学工業製）等が好適である。′ 合成樹脂フィルムの表面に接着性塩化ビニリデン樹脂を
施す方法としては、ラテックス状の場合はラテックスコ
ーティング、パウダー状の場合はパウダーコーティング
するか又は適当な溶剤に溶解させた溶液状でコーティン
グする等の方法で実施すれば良い。
尚、合成樹脂フィルムに接着性塩化ビニリデン樹脂を塗
布する場合は紙等と異なり浸透がなく、少量の塗布量で
もバリヤー性を損なうことがないため、効果的且つ経済
的である。
布する場合は紙等と異なり浸透がなく、少量の塗布量で
もバリヤー性を損なうことがないため、効果的且つ経済
的である。
本発明に用いられる熱溶融した合成樹脂としては特に制
限されないが、溶融押出しが容易なポリエチレン等のオ
レフィン系樹澗が好適である。また紙基材の他の面に配
置される合成樹脂フィルムとしては特に制限はないが、
溶融押出ラミネートの容易なポリエチレン等が好適であ
る。該フィルムは容器等への加工を容易にするとともに
、ガスバリヤ−性を一層確実なものとすることができる
。
限されないが、溶融押出しが容易なポリエチレン等のオ
レフィン系樹澗が好適である。また紙基材の他の面に配
置される合成樹脂フィルムとしては特に制限はないが、
溶融押出ラミネートの容易なポリエチレン等が好適であ
る。該フィルムは容器等への加工を容易にするとともに
、ガスバリヤ−性を一層確実なものとすることができる
。
本発明において、遮光層を設けるのが望ましい。
遮光層は例えば各層間に設けてもよいし、各層目体、例
えば溶融した合成樹脂層に設けてもよい。
えば溶融した合成樹脂層に設けてもよい。
遮光層はチタン白、硫酸バリウム、クレー又はカーボン
ブラック等、及びこれらの混合物が好適で該遮光層によ
り光の透過を遮断し、牛乳等中味の品質や味の低下を防
止する効果がある。
ブラック等、及びこれらの混合物が好適で該遮光層によ
り光の透過を遮断し、牛乳等中味の品質や味の低下を防
止する効果がある。
本発明において、基材又は合成樹脂フィルムに印刷を施
すことも出来、更に合成樹脂フィルムに鏡面、半鏡面、
粗面等の加工を施すことも可能であることは云うまでも
ない。
すことも出来、更に合成樹脂フィルムに鏡面、半鏡面、
粗面等の加工を施すことも可能であることは云うまでも
ない。
「実施例」
以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて説明するが
、本発明はこれにより何ら制限を受けるものではない。
、本発明はこれにより何ら制限を受けるものではない。
実施例１
低密度ポリエチレンフィルム「スズロン５２０１Ｊ（ア
イセロ化学製）４０μにコロナ放電処理（６０Ｗ／ｒｒ
ｒ／ｌｌｌ１ｎ）を施し、該処理面に接着性塩化ビニリ
デン樹脂「フレハロンラテックスＲＲＥ−３０３」 （
商品名、呉羽化箪工業製）をエアーナイフ式コーターに
て２２．２ｇ／ｒ＋ｆ（固形分１０ｇ／ｄ）塗工し、ヒ
ーターゾーンで水分を除去乾燥し次いでエクストルージ
ョンラミネーターの工程中で接着性塩化ビニリデン樹脂
の表面にコロナ放電処理（５４ｗ ／ ｒｔｒ ／ｓｉ
ｎ ）を施し、同時に液体容器用ペーパーボード３４０
ｇ／ｒｄの平滑面にコロナ放電処理（５４ｗ／＋ｄ／
ｓｉｎ ）を施し、その処理面同志を樹脂温度３００℃
の低密度ポリエチレン「ミラソンＭ−１６ｐＪ（商品名
、三井ポリケミカル製）２０μで貼り合わせて積層した
。次いで、得られた積層体の他の面（裏面）にコロナ放
電処理（５４Ｗ／ｒｄ／■ｉｎ）を施し、樹脂温度３０
０℃の低密度ポリエチレン「ミラソンＭ−１６ｐＪ２０
μをラミネートした。
イセロ化学製）４０μにコロナ放電処理（６０Ｗ／ｒｒ
ｒ／ｌｌｌ１ｎ）を施し、該処理面に接着性塩化ビニリ
デン樹脂「フレハロンラテックスＲＲＥ−３０３」 （
商品名、呉羽化箪工業製）をエアーナイフ式コーターに
て２２．２ｇ／ｒ＋ｆ（固形分１０ｇ／ｄ）塗工し、ヒ
ーターゾーンで水分を除去乾燥し次いでエクストルージ
ョンラミネーターの工程中で接着性塩化ビニリデン樹脂
の表面にコロナ放電処理（５４ｗ ／ ｒｔｒ ／ｓｉ
ｎ ）を施し、同時に液体容器用ペーパーボード３４０
ｇ／ｒｄの平滑面にコロナ放電処理（５４ｗ／＋ｄ／
ｓｉｎ ）を施し、その処理面同志を樹脂温度３００℃
の低密度ポリエチレン「ミラソンＭ−１６ｐＪ（商品名
、三井ポリケミカル製）２０μで貼り合わせて積層した
。次いで、得られた積層体の他の面（裏面）にコロナ放
電処理（５４Ｗ／ｒｄ／■ｉｎ）を施し、樹脂温度３０
０℃の低密度ポリエチレン「ミラソンＭ−１６ｐＪ２０
μをラミネートした。
上記の如くして得た複合材料のガス透過度試験（酸素ガ
ス）を行なった。試験方法は＾ＳＴＭ Ｄ １４３４−
Ｍ方法に準拠し、試験室温２３℃で実施した。結果を第
１表に示した。尚、各層間の接着性は実用上十分なもの
であった゛。
ス）を行なった。試験方法は＾ＳＴＭ Ｄ １４３４−
Ｍ方法に準拠し、試験室温２３℃で実施した。結果を第
１表に示した。尚、各層間の接着性は実用上十分なもの
であった゛。
実施例２
実施例１において、低密度ポリエチレン４０μの代わり
に二軸延伸ポリプロピレンフィルム「アルファン５Ｙ−
１０１４（本州製紙製）〜２５μを使用した他は同様の
方法で複合材料を得た。得られた複合材料のガス透過度
試験を実施した結果を第１表に示した。尚、各層間の接
着性は実用上満足し得るものであつ、た。
に二軸延伸ポリプロピレンフィルム「アルファン５Ｙ−
１０１４（本州製紙製）〜２５μを使用した他は同様の
方法で複合材料を得た。得られた複合材料のガス透過度
試験を実施した結果を第１表に示した。尚、各層間の接
着性は実用上満足し得るものであつ、た。
実施例３
実施例１において、積層体の裏面に低密度ポリエチレン
をラミネートしない複合材料を得、同様のガス透過度試
験に供した。得ら・れた結果を第１表に示した。各層間
の接着性は実用上十分であった。
をラミネートしない複合材料を得、同様のガス透過度試
験に供した。得ら・れた結果を第１表に示した。各層間
の接着性は実用上十分であった。
比較例１
実施例１と同様にして得られた低密度ポリエチレン／接
着性塩化ビニリデン樹脂の複合体の接着性塩化ビニリデ
ン樹脂塗工面と、予め低密度ポリエチレン［ミシッ、ン
Ｍ−１６ｐＪ２０μをペーパーボード３４０ｇ／ｒｄの
両面へ押出しラミネートして得られたポリエチレンラミ
ネート紙のポリエチレン面とを室温でウレタン系接着剤
を用いて貼り合わせた。得られた複合材料を実施例１と
同様のガス透過度試験に供した。結果を第１表に示した
。
着性塩化ビニリデン樹脂の複合体の接着性塩化ビニリデ
ン樹脂塗工面と、予め低密度ポリエチレン［ミシッ、ン
Ｍ−１６ｐＪ２０μをペーパーボード３４０ｇ／ｒｄの
両面へ押出しラミネートして得られたポリエチレンラミ
ネート紙のポリエチレン面とを室温でウレタン系接着剤
を用いて貼り合わせた。得られた複合材料を実施例１と
同様のガス透過度試験に供した。結果を第１表に示した
。
比較例２
通常のポリ塩化ビニリデンを塗工した二輪延伸ポリプロ
ピレンフィルムである市販品［セネシＫＯＰ （ＨＢＩ
Ｏ＃２．Ｏ）Ｊ （ダイセル化学製）２０μのポリ
塩化ビニリデン塗工面にコロナ放電処理（５４ｗ／ ｉ
（／ｓｉｎ ）を施すと同時に、実施例２と同様にペー
パーボード上に低密度ポリエチレンを押出し貼り合わせ
た。得られた積層体の裏面に低密度ポリエチレンをラミ
ネートした。
ピレンフィルムである市販品［セネシＫＯＰ （ＨＢＩ
Ｏ＃２．Ｏ）Ｊ （ダイセル化学製）２０μのポリ
塩化ビニリデン塗工面にコロナ放電処理（５４ｗ／ ｉ
（／ｓｉｎ ）を施すと同時に、実施例２と同様にペー
パーボード上に低密度ポリエチレンを押出し貼り合わせ
た。得られた積層体の裏面に低密度ポリエチレンをラミ
ネートした。
かくして得た複合材料はポリ塩化ビニリデン樹脂面と押
出しラミネートした低密度ポリエチレン面との接着力が
弱く、簡単に剥離し、実用上使用不可能であった。
出しラミネートした低密度ポリエチレン面との接着力が
弱く、簡単に剥離し、実用上使用不可能であった。
第１表
「作用」 「発明の効果」
本発明の複合材料が何故上記の如き優れたガスバリヤ−
性を示す理由については定かではないが、接着性塩化ビ
ニリデン樹脂層の上に熱溶融した樹脂（２５０〜３３０
℃）を押出ラミネートする際に、熱と圧力により紙基材
上にアモルファス状で非平滑状態でコートされていた該
塩化ビニリデン樹脂が再熔融すると同時に結晶化が促進
され、均質なる連続塗膜層が形成される云わばアイロン
効果とも称すべき作用によるものと推定される。
性を示す理由については定かではないが、接着性塩化ビ
ニリデン樹脂層の上に熱溶融した樹脂（２５０〜３３０
℃）を押出ラミネートする際に、熱と圧力により紙基材
上にアモルファス状で非平滑状態でコートされていた該
塩化ビニリデン樹脂が再熔融すると同時に結晶化が促進
され、均質なる連続塗膜層が形成される云わばアイロン
効果とも称すべき作用によるものと推定される。
畝上の通り、本発明の複合材料は従来品の如（高価なア
ルミ箔を使用しないから安価であり、また加工時等にお
いても簡単にピンホールが発生するということがな（、
更にはアルミ箔のように静電気が溜ることがないから生
産性を低下させることもなく、また爆発や火災の危険も
ない。更に電子レンジ加熱もでき極めて便利である。一
方、通常の塩化ビニリデン樹脂を用いる従来法に比較し
ても接着促進剤を必要とせず、更には熟成も不要である
から原材料費の節約及び生産性の向上が顕著であり、従
って安価な複合材料を提供することができる等の数多く
の利点を備え”、その有用性は極めて大である。
ルミ箔を使用しないから安価であり、また加工時等にお
いても簡単にピンホールが発生するということがな（、
更にはアルミ箔のように静電気が溜ることがないから生
産性を低下させることもなく、また爆発や火災の危険も
ない。更に電子レンジ加熱もでき極めて便利である。一
方、通常の塩化ビニリデン樹脂を用いる従来法に比較し
ても接着促進剤を必要とせず、更には熟成も不要である
から原材料費の節約及び生産性の向上が顕著であり、従
って安価な複合材料を提供することができる等の数多く
の利点を備え”、その有用性は極めて大である。
第１図乃至第４図はそれぞれ本発明の実施態様を示す断
面図である。 １・・合成樹脂フィルム ２・・接着性塩化ビニリデン樹脂 ３・・熔融した合成樹脂 ４・・紙又は合成樹脂フィルム基材 手続補正書印釦 昭和５９年 ８月１０日 特許庁長官 志 賀 学 殿 １、事件の表示 昭和５９年特許願第１４６５６１号 ２、発明の名称 ガスバリヤ−性複合材料及びその製造法３゜補正をする
者 事件との関係：特許出願人 住所 大阪市住之江区安立４丁目１３番１８号名称 五
洋紙工株式会社 代表者 代表取締役 廣 瀬 幸次部 ４、代理人 住所 大販市北区西天満３丁目２番４号特開昭Ｇｌ−２
４４４Ｇ（５） 明細書第５頁、１４行目に「糊袋」とあるを、“海苔袋
”に訂正する。 以上
面図である。 １・・合成樹脂フィルム ２・・接着性塩化ビニリデン樹脂 ３・・熔融した合成樹脂 ４・・紙又は合成樹脂フィルム基材 手続補正書印釦 昭和５９年 ８月１０日 特許庁長官 志 賀 学 殿 １、事件の表示 昭和５９年特許願第１４６５６１号 ２、発明の名称 ガスバリヤ−性複合材料及びその製造法３゜補正をする
者 事件との関係：特許出願人 住所 大阪市住之江区安立４丁目１３番１８号名称 五
洋紙工株式会社 代表者 代表取締役 廣 瀬 幸次部 ４、代理人 住所 大販市北区西天満３丁目２番４号特開昭Ｇｌ−２
４４４Ｇ（５） 明細書第５頁、１４行目に「糊袋」とあるを、“海苔袋
”に訂正する。 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、合成樹脂フイルムの表面に接着性塩化ビニリデン樹
脂を配置し、これの接着性塩化ビニリデン樹脂面と紙又
は合成樹脂フイルムからなる基材とを熱溶融した合成樹
脂で積層した構造を含んでなるガスバリヤー性複合材料
。 ２、紙基材のもう一つの面に合成樹脂を配置してなる特
許請求の範囲第１項記載の複合材料。 ３、接着性塩化ビニリデン樹脂がラテツクスである特許
請求の範囲第１項記載の複合材料。 ４、更に遮光層を配置してなる特許請求の範囲第１項記
載の複合材料。 ５、接着性塩化ビニリデン樹脂を接着剤、接着促進剤を
介することなく直接合成樹脂フイルム上に配置し、次い
でこれの接着性塩化ビニリデン樹脂面と紙又は合成樹脂
フイルムからなる基材とを、接着剤、接着促進剤を介す
ることなく、熱溶融した合成樹脂で積層することを特徴
とするガスバリヤー性複合材料の製造法。 ６、紙基材のもう一つの面に合成樹脂フイルムを配置す
る特許請求の範囲第５項記載の製造法。 ７、接着性塩化ビニリデン樹脂がラテツクスである特許
請求の範囲第５項記載の製造法。 ８、更に遮光層を配置する特許請求の範囲第５項記載の
製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59146561A JPS6124446A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | ガスバリヤ−性複合材料及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59146561A JPS6124446A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | ガスバリヤ−性複合材料及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6124446A true JPS6124446A (ja) | 1986-02-03 |
Family
ID=15410455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59146561A Pending JPS6124446A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | ガスバリヤ−性複合材料及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6124446A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6240807B1 (en) | 1999-03-03 | 2001-06-05 | Chick Workholding Solutions, Inc. | Indexing apparatus |
| USRE37622E1 (en) | 1992-06-15 | 2002-04-02 | Speedfam-Ipec Corporation | Wafer polishing method and apparatus |
| US10040173B1 (en) | 2006-09-01 | 2018-08-07 | Chick Workholding Solutions, Inc. | Workholding apparatus having a detachable jaw plate |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP59146561A patent/JPS6124446A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE37622E1 (en) | 1992-06-15 | 2002-04-02 | Speedfam-Ipec Corporation | Wafer polishing method and apparatus |
| US6240807B1 (en) | 1999-03-03 | 2001-06-05 | Chick Workholding Solutions, Inc. | Indexing apparatus |
| US10040173B1 (en) | 2006-09-01 | 2018-08-07 | Chick Workholding Solutions, Inc. | Workholding apparatus having a detachable jaw plate |
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