JPS61244435A - 薄帯板の保持及び送り装置 - Google Patents

薄帯板の保持及び送り装置

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JPS61244435A
JPS61244435A JP60085268A JP8526885A JPS61244435A JP S61244435 A JPS61244435 A JP S61244435A JP 60085268 A JP60085268 A JP 60085268A JP 8526885 A JP8526885 A JP 8526885A JP S61244435 A JPS61244435 A JP S61244435A
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drum
holding
substrate drum
plate
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Isao Yamada
功 山田
Takeo Kaneko
金子 武雄
Hideo Tsufuku
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は薄帯板の保持及び送り装置、特に可撓性のある
薄帯板をその長手方向に沿って加工する際に所定の加工
位置に対してしっかりと保持しながら高精度で送り駆動
し、かつ薄帯板の着脱を容易に行うことのできる改良さ
れた薄帯板の保持及び送り装置に関するものである。
[従来の技術] 鋼板、ステンレス薄板その他各種の薄帯板が各種の産業
機械あるいは民生機器に用いられており、装置の保護カ
バーあるいはブレード等として広い応用範囲を有する。
通常の場合、これら薄帯板は冷間圧延加工されたロール
原板から所定長に切り出され、各種の使用用途に応じた
加工が予め施される。
しかしながら、このような個別に切断された薄帯板にそ
の後所定の追加工を施しまたは使用により摩耗し損傷し
た部分を再加工する際等にはこのような薄帯板をしっか
りと保持しかつ通常その長手方向に沿って加工部位を所
定の加工位置に送り駆動するための装置が必要となる。
この種の好適な薄帯板として印刷機のドクタブレードが
周知である。
第5図には通常のグラビア印刷機が概略的に示されてお
り、表面に腐蝕印刷面が形成された円筒形の版Tl41
0を印刷機に回転可能に装着し、流動製インク12の中
にその一部を浸して、所定の画線部を形成する微小な窪
みであるセル内にインクを保持させ、この版胴10を回
転させながら紙あるいはフィルム14に圧胴16の圧力
を掛けながら前記インクを転写する構造を有する。そし
て、このようなグラビア印刷機においては、版面上の画
線部のインクをかき落し画線部のみにインクを残すため
に前記版[1i10にはドクタブレード18を押付けて
前記余分なインクのかき落しが行われる。このドクタブ
レード18は版胴10の軸長より長い全長を有し、また
、鋼板からなる薄刃の全面が版胴10の表面に均一に押
付けられるよう所定の可撓性を有することが必要である
しかしながら、前記インクかき落し効率を高めるために
は、この鋼板硬度は一定硬さを要し、また一方において
、版胴面との摩耗を減少させるためには、その硬度は制
限を受け、従来においてもドクタブレードの厚さ及び硬
度を正しく設定することは、グラビア印刷機の印刷品質
及び寿命を改善するために極めて重要な要素である。
そして、このような最適な硬度及び厚さを選んだとして
も、ドクタブレード自体はその摩耗に従って比較的短期
日で交換することが通常であった。
第6図には、交換頻度の少ないMDCドクタブレード(
接触面積不変ドクタブレード)の概略が示されており、
ドクタブレード18の駆動10と接触する前端をAで示
すごとく所定幅薄く研磨し、この研磨部へをかき落し刃
として用いている。このMDCドクタブレードによれば
、刃先の摩耗に関係なく接触面積が一定となり、ドクタ
圧力を一定に保持することが可能となる。
従って、ドクタブレードの交換頻度は従来のブレードに
比して低くまた版胴の寿命も長くなるという効果を得る
ことができる。
しかしながら、これらいずれのドクタブレードにおいて
も、その摩耗を避けることができず、従来においては、
一定の使用時間経過後にドクタブレード自体を交換する
ことが行われており、比較的高価なドクタブレードの交
換は、印刷コストの上昇を招くという問題があった。
従来においても、このようなドクタブレードを再研磨す
ることが検討されたが、数10cmの長さを有し、かつ
厚みが0.15+nn+程度のそれ自体極めて可撓性に
富む薄帯板を精密に研磨あるいは切断加工するためには
、薄帯板をしっかりと保持して所定の加工位置に向って
送り駆動するための保持及び送り装置が必要であり、従
来において、このような有効な装置が得られなかった。
従来における一般的な薄帯板の保持及び送り装置は、平
型研削盤のごとく平らなテーブル上に薄帯板を載冒し押
え治具により数個所押え保持するか、あるいは電磁吸引
力によって保持する方式が取られていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、これらの保持及び送り装置では、可撓性
のある薄帯板を均一にうねりなく保持することが比較的
困難であり、電磁吸引型によれば、このような均一な保
持をある程度達成可能であるが、切粉の介入等が著しく
、これらの除去のため薄帯板の着脱に大きな作業時間を
必要とするという問題があった。
また、従来装置においては、薄帯板を平らに伸ばしたま
まで保持するために、保持及び送り装置が大型化してし
まい、実際の加工m自体が極めて僅かであるにもかかわ
らず、装置全体の容積が著しく大きくなってしまうとい
う問題があった。
[発明の目的1 本発明は上記従来の課題に鑑み為されたものであり、そ
の目的は、薄帯板を確実にしっかりと均一に保持し、か
つ薄帯板の着脱が極めて容易な小型で据付は面積の小さ
い改良された保持及び送り装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、基台に軸支され
た基板ドラムを研削あるいは切削加工位置に向って回転
可能とし、この基板ドラムに押えバンドを接離自在に設
け、この押えバンドの締付は及び弛緩を流体アクチュエ
ータによって制御したことを特徴とする。
前記基板ドラムはその外周側面が従来のテーブルと同様
の基準保持面を形成し、この基準保持面に向って、押え
バンドが締付けあるいは弛緩可能に設けられ、更に具体
的には、押えバンドの両端が設定する基板ドラム自体に
支持されている。
そして、前記基板ドラムには流体アクチュエータが固定
され、この流体アクチュエータの付勢力によって前記押
えバンドの少なくとも一端を締付は方向に伸張すること
を特徴とする。
従って、本発明によれば、薄帯板は、押えバンドと基板
ドラムとの外周側面との間にしっかりと保持されて緩み
なく各、作業を施すことが可能となる。
[作用] 本発明において、ドクタブレードその他の薄帯板は流体
アクチュエータの非励起状態にて所定位置に位置決めさ
れる。すなわち、流体アクチュエータの非励起時には、
押えバンドが弛緩状態にあるので基板ドラムの外周側面
と押えバンドとの間には予め設定された挿入に充分な間
隙が存し、この間隙に薄帯板が容易に挿入される。
次に、正しい位置決め設定が行われた後、流体アクチュ
エータには、空気あるいは油等の圧力流体が供給され、
押えバンドを締付は方向に伸張付勢し、これによって、
薄帯板は押えバンドと基板ドラム間にしっかりと挟持固
定されることとなる。
更に、この保持状態において、基板ドラムは回転駆動さ
れ、所定の加工位置に設けられた切断バイトあるいは研
削砥石等によって切削あるいは研削加工等に供され、こ
の加工中薄帯板は押えバンドによりしっかりと固定され
ているので何ら緩みその他が生じることなく、また高精
度に加工可能な基板ドラムの外周側面が基準保持面を形
成しているので、充分な切削あるいは研削精度を得るこ
とが可能となる。
通常の場合薄帯板の艮手力向に沿った加工が完了した後
、基板ドラムはその回転を停止し、同時に流体アクチュ
エータの励起が解除され、押えバンドは弛緩状態となり
、加工が完了した薄帯板を容易に装置から取出すことが
可能となる。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する。
第2図には本発明にかかる保持及び送り装置が研削盤に
適用された好適な実施例の正面から見た概略構成が示さ
れ、また第3図にはその平面図が示されている。
床装置き型の基台20は基本的に小型研削盤を形成し、
周知のごとく砥石テーブル22には、砥石送り台24が
Y軸方向に摺動可能に設けられている。また、この砥石
送り台24自体はX@力方向摺動可能でありその上には
モータ26にて回転駆動される研削砥石28及び切断砥
石30が設けられている。従って、砥石送り台24をX
、Y軸方向の所定位置に送り位置決めすれば、各砥石2
8.30の加工位置が定まることとなり、この加工位置
は、第2図において、Bにて示されている。
本発明において特徴的なことは、前記基台22に基板ド
ラム32が回転自在に軸支され、この外周側面32aに
基準保持面を形成していることである。
前記基板ドラム32は、短軸円筒からなり、基台2oに
固定された軸受け34によってその主軸36が回転可能
に軸支され、また基・台20の下側に固定された駆動モ
ータ38によってチェーン駆動その他の駆動手段にて比
較的ゆっくりとした速度で回転駆動される。
この基板ドラム32の回転は実際上加工速度を定め、前
記各砥石28.30の切込み量と対応して決定され、通
常の場合、基板ドラム32の1回転が数10秒以内に定
められ、必要に応じて、1回あるいは複数回の回転にて
所望の切断あるいは切削加工が完了する。
本実施例における保持及び送り装置は、前述したごとく
研削盤に設けられており、前記加工位置Bには水等の加
工液が注水され、このために、基板ドラム32の外周側
面32aに注水ノズル40から加工液が供給され、これ
が基台20の下部に設けられた濾過装置42を通って循
環している。
また、基台20には、装置の始動停止及び加工速度その
他を決定するための制御盤44が設けられている。
第1図には、前記基板ドラム32の内部を示した拡大図
が示されており、また、第4図には、その要部側断面が
示されている。図示のごとく、基板ドラム32は、その
主軸36が軸受け34によって支持された短軸円筒形状
を有し、その外周側面32aが高精度に表面加工され、
加工用の基準保持面を形成している。
マタ、本発明において、特徴的なことは、前記基板ドラ
ム32の外周側面32aに押えバンド46が接離自在に
掛けられていることであり、その押えバンド46はその
両端が前記基板ドラム32に支持されている。
この押えバンド46は、鋼板あるいはステンレス薄板等
からなり、前記基板ドラム32の外周側面32aに対し
て均一な馴染みで密着する可撓性を有している。
実施例において、前記基板ドラム32の外周面には複数
のガイドピン48が設けられており、詳細には図示して
しないが、押えバンド46の各対応個所に設けられた長
溝を前記ガイドビン48に係合することによって押えバ
ンド46のドラム軸方向への移動を防止している。
前記押えバンド46の一端は、基板ドラム32自体に固
定され、また他方は、後述する流体アクチュエータを介
して基板ドラム32に固定されている。
前記両押えバンド端を支持するために、基板ドラム32
には支持軸50が固定されており、この支持軸50に揺
動自在に軸支された第1揺動アーム52の一端に前記押
えバンド46の一端が押え板54にて強固に固定されて
いる。すなわち、第1揺動アーム52は支持軸50に対
して回転可能に固定された後、その一端に一対の挟み板
からなる押え板54が固定され、この押え板54に押え
バンド46の一端が複数のボルトにて強固に締付は固定
され、押えバンド46の一端側の支持が完了する。
一方、押えバンド46の他端も、前記支持軸50に揺動
自在に軸支された第2揺動アーム56の一端に前述した
第1揺動アーム52側と同様の押え板58によって強固
に固定されている。
従って、両揺動アーム52.56の反対方向への揺動に
よって押えバンド46は基板ドラム32の外周側面32
aに締付けられ、あるいはその外周側面32aが緩めら
れることが期待される。
前記押えバンド46の締付は及び弛緩を行うために、本
発明においては、流体アクチュエータが設けられている
ことを特徴とし、本実施例においては、空圧アクチュエ
ータが用いられている。
図において、圧力空気を利用した流体アクチュエータ6
0は基板ドラム32の内部空室32b内に固定されてお
り、基板ドラム32とともに回転する。この流体アクチ
ュエータ60は、単動押出し型アクチュエータからなり
、シリンダ側(ハウジング本体)を可動としてこれに連
結された可動子62が前記第2揺動アーム56の他端と
掛止し、流体アクチュエータ60の運動を可動子62.
第2揺動アーム56から押え板58によって固定された
押えバンド46に伝達する。
同様に、流体アクチュエータ6oのピストン側には前記
第1揺動アーム52の他端が掛止されており、流体アク
チュエータ60の運動が後述する微動軸64.第1揺動
アーム52から押え板54にて固定された押えバンド4
6に伝達される。
従って、流体アクチュエータ60の励起時には、第1揺
動アーム52が反時計方向にそして第2揺初アーム56
が時計方向に揺動して、押えバンド46を締付は方向に
伸張付勢することが可能となる。
前記流体アクチュエータ60への圧力流体の供給は、基
板ドラム32の中央部に設けられた透孔32Cから流体
チューブを通して行われる。
実施例において、前記第1揺動アーム52は、その他端
が流体アクチュエータ60のピストンに固定されること
によって、その初期固定位置が定められているが、更に
、この初期固定位置を調整するために、その固定部には
、ネジ調整機構が組込まれている。
すなわち、第1揺動アーム52の他端は微動軸64を介
して流体アクチュエータ60のピストンに固定され、こ
の微動軸64はネジ群66の調整によって任意に固定位
置が定められ、これにより、押えバンド46の初期位置
及び弛緩状態における押えバンド46と基板ドラム32
の外周側面との間隙が選択される。
前記基板ドラム32の空室32b内には、実施例におい
て、前記流体アクチュエータ60との回転バランスを調
整するためにカウンタウェイト68を設けることが好適
であるが、流体アクチュエータ60の配置を適当に選択
することによって、このカウンタウェイ68を除去する
ことも可能である。
また、基板ドラム32の開口側には、蓋70が固定され
ており、内部への塵埃の侵入を確実に防止している。
本発明の実施例は以上の構成からなり、以下にその保持
及び送り作用をドクタブレード18の摩耗した刃面を切
断し、また新たな薄帯板面を形成する研削工程を例にし
て説明する。
装置の運転開始時において、制御盤44がらの指令によ
って流体アクチュエータ60には何らの圧力流体が供給
されず、この結果、流体アクチュエータ60は非励起状
態となり、押えバンド46は第1図に示されるように基
板ドラム32の外周側面との間で間隙Gを保った弛緩状
態におかれる。
この時の間隙Gは実施例において、前記ガイドビン48
の許容量で選択されるが、ドクタブレードあるいはその
他の任意の薄帯板に合せてこの間隙Gを設定することが
好適である。
この初期状態により、ドクタブレード等の薄帯板は、前
記弛緩されている押えバンド46と基板ドラム32との
間隙G内に容易に挿入され、ドラム軸方向の位置決めが
正しく調整される。
次に、前記位置決めが完了された状態で、制御盤44か
らは流体アクチュエータ60に励起信号が供給されて、
圧力流体の供給によって流体アクチュエータ60はその
可動子62を第1図の右方向に急速に移動させ、この結
果、両揺動アーム56は図の反時計及び時計方向に回動
して押えバンド46に所定の伸張付勢力を与える。
従って、この結果、押えバンド46は基板ドラム32の
外周側面32aに向ってドクタブレード18を挟み込ん
だまま強固に締付けられ、これによって、ドクタブレー
ドは間隙G内で基板ドラム32の外周側面32aに向っ
てしっかりと密着保持される。
本発明において、薄帯板は押えバンド46にて均一に押
えられるので、従来の複数点支持と比して十分に安定し
た状態でその密着保持位置を保つことができる。
このような密着保持が完了した後、制御!44からの指
令は基板ドラム32を回転駆動させ、同時に加工位置B
に移動されている砥石28.30を駆動する。
前記砥石送り台24はがそれ自体X方向への送り機構を
有しており、砥石28.30は必要な切込み吊を送り駆
動され、これによって基板ドラム32の回転とともに、
ドクタブレードはその長手方向に沿って順次加工位置B
に送り駆動され、−回あるいは予め設定された複数回の
回転によって所定の切断及び切削加工を完了することが
できる。
以上のようにして、所望の加工が完了した後、各部の回
転が停止され、この状態で制御盤44が流体アクチュエ
ータ60への加圧流体の供給を遮断し、この結果、押え
バンド46は、弛緩状態に戻り、ドクタブレードを間隙
Gから容易に取出すことが可能である。
以上のように、本発明によれば、連続的に複数の薄帯板
を簡単な作業によって基板ドラム32の外周側面に巻付
は保持し加工完了後にこれを容易に取出すことができる
ので、加工時間のロスのない効率の良い加工を行うこと
ができ、各種の保持及び送り装置として極めて有用であ
る。
前述した実施例においては、流体アクチュエータ60は
弛緩状態と締付は状態の2状態に切替えられるが、本発
明においては、更に制御144 hsら流体アクチュエ
ータ60に仮締め用の弱付勢状態と本締め用の強付勢状
態の両制御を行うこともでき、薄帯板を間FJiGに挿
入した状態で制御盤44から仮締め用の弱付勢信号を流
体アクチュエータ60に供給し、この弱流体圧にて押え
バンド46を仮締め状態に締付け、薄帯板の位置調整は
可能であるが、簡単には緩まない仮締め状態にて極めて
容易な位置調整を可能とする。
そして、このような位置調整が完了したのち、流体アク
チュエータ62には本締め用の強流体圧力が供給され、
この強付勢状態にて薄帯板を間隙G内にしっかりと保持
することができる。
この改良された実施例によれば、位置決めされた弱付勢
状態から本締め用の強付勢状態への押えバンド46の移
動が極めて僅かであるために、一端位置法めされた薄帯
板にずれが生じることがないという利点を有する。
前述した実施例においては、主としてドクタブレードを
研削加工する実施例を示したが、その低木発明の保持及
び送り装置は任意の薄帯板を保持し、また所定の加工位
置に送ることが可能である。
また、実施例においては、流体アクチュエータのシリン
ダ及びピストンを両方とも可動とし、これを第1及び第
2揺動アームにて押えバンドの両端支持部に伝達してい
るので、押えバンドはその両支持部が同時に反対方向に
揺動して所定の締付は作用を行うが、本発明において、
押えバンドの一端を基板ドラムに固定し他端のみを流体
アクチュエータに係合して押えバンドをその他端のみの
揺動で締付は及び弛緩状態に制御することも可能である
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、取扱いのやっか
いな薄帯板を極めて容易に正しく位置決めされた状態で
保持し、かつこの薄帯板をその長手方向に沿って順次正
確に加工位置に送り駆動することができ、各種の薄帯板
の再生加工その他に広範囲に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる保持及び送り装置の好適な実施
例を示す要部正面図、 第2図は第1図の保持及び送り装置が研削盤に組込まれ
た全体的な正面図、 第3図は第2図の平面図、 第4図は第1図の要部側断面図、 第5図は従来におけるドクタブレードを用いたグラビア
印刷機の概略説明図、 第6図は従来の印刷機における他のドクタブレードの一
例を示す説明図である。 18 ・・・ ドクタブレード 20 ・・・ 基台 32 ・・・ 基板ドラム 32a  ・・・ 外周側面 46 ・・・ 押えバンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基台に回転可能に軸支され外周側面が基準保持面
    を形成する基板ドラムと、 前記基板ドラムに両端が支持され基板ドラムの外周側面
    に接離自在に掛けられた押えバンドと、前記押えバンド
    の少なくとも一端を締付け方向に伸張付勢するために基
    板ドラムに固定された流体アクチュエータと、を含み、 押えバンドを弛緩させた状態で薄帯板を基板ドラムの外
    周側面と押えバンドとの間隙に挿入して位置決めした後
    に流体アクチュエータを励起して押えバンドを締付け、
    該押えバンドにより薄帯板を基板ドラムの外周側面に強
    固に密着保持させ、基板ドラムの回転にて薄帯板をその
    長手方向に沿つて所定の加工位置に送り駆動することを
    特徴とする薄帯板の保持及び送り装置。
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載の装置において、流体
    アクチュエータは、仮締め用の弱付勢状態と本締め用の
    強付勢状態に切替制御できることを特徴とする薄帯板の
    保持及び送り装置。
JP60085268A 1985-04-19 1985-04-19 薄帯板の保持及び送り装置 Granted JPS61244435A (ja)

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JP (1) JPS61244435A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04269163A (ja) * 1991-02-18 1992-09-25 Noritake Co Ltd 極薄金属板の超仕上研磨装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04269163A (ja) * 1991-02-18 1992-09-25 Noritake Co Ltd 極薄金属板の超仕上研磨装置

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JPH0464815B2 (ja) 1992-10-16

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