JPS61244384A - 自動麻雀卓 - Google Patents

自動麻雀卓

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JPS61244384A
JPS61244384A JP8697285A JP8697285A JPS61244384A JP S61244384 A JPS61244384 A JP S61244384A JP 8697285 A JP8697285 A JP 8697285A JP 8697285 A JP8697285 A JP 8697285A JP S61244384 A JPS61244384 A JP S61244384A
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  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動麻雀卓に関し、特に牌攪拌手段から牌取
出し手段により取り出されてきた牌を牌二段積み手段に
誘導するための牌案内手段に関Jるものである。
[従来技術とその問題点] 従来、自動麻雀卓の牌案内手段としては、例えば、特開
昭58−159775号等に示されたものがある。
これは、ターンテーブル上で平伏状態にして攪拌された
牌を円盤状の整列制御部材に配した磁石によって吸着し
、スロープコンベアに乗ゼでその先端に移送し、この上
方を磁石を有する基盤を一定間隔ごとに固着した水平コ
ンベアが移動しており、スロープコンベアの先端上に乗
っている牌を水平コンベアの磁石によって吸着して、タ
ーンテーブルの四方に配設した牌二段積み手段に移送す
るものである。
しかしながら、上記の牌案内手段であるスロープコンベ
アや水平コンベアでは、牌の移送距離が長く、牌二段積
み手段に牌を移送する時間が長くなる。また、これらの
コンベアを作動させるためモータ等の動力機構が必要で
ある。
さらに、この水平コンベアは、この基盤の磁石に牌を吸
着させて牌二段積み手段の上方を回転しているので、こ
れに振動が加わり牌が、水平コンベアから落下してしま
う虞もある。また、この水平コンベアは牌二段積み手段
の上方に設ける必要があり、自動麻雀卓における上ド方
向の厚みを大きくしてしまう。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る自動麻雀卓は、上記の問題点を解決するた
めに、内部に磁性体を埋設した牌と、天板の下方に配設
した牌攪拌手段と、この牌攪拌手段から牌を取り込むた
めの所要箇所に磁石を配した回転部材よりなる牌取出し
手段と、この牌取出し手段により移送された牌を導く牌
案内手段と、この牌案内手段から導かれてきた牌を二段
に積み重ねて前記天板に整列させる牌二段積み手段とか
らなり、前記牌案内手段は、前記回転Nt材によって吸
着された牌の軌跡に沿って誘導路が形成され、この誘導
路の入口側と反対側は、前記回転部材より外方に突出形
成された載置部が牌二段積み手段の挿入口と連結され、
さらにこの41!a部上の牌を回転部材の取り出し作用
に対応して前記挿入口に順次押し込む押入手段を備えた
ものである。
[作用] 本発明は、この牌案内手段によって牌攪拌手段から牌取
出し手段の回転部材により吸着して取り出された牌の軌
跡に沿ってこの軌跡から外れることなく、牌案内手段の
誘導路内を移送して牌二段積み手段の挿入口に連結した
載rI部上に送り込み、さらにこの押入手段によって載
置部上の牌を牌二段積み手段の挿入[1に順次送り込む
ことができる。
[実施例] 次に本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、第
一図に示すように、10は自動麻雀卓であり、この天板
12の中央には牌14を落し入れるための口部16が設
けられ、この口部16は、通常、上下動する蓋板18に
よって閉ざされており、蓋板18を上昇させC牌14を
落し入れるようになっている。20は前記蓋板18に設
Uた自動麻雀卓10を操作するためのそれぞれのスイッ
チ、22は支持脚である。
前記牌14は、第2図に示すように、内部に磁性体が埋
設されている。本実施例では、この磁性体として磁石2
4を用い、牌14における文字や図形が表わされた表面
と裏面との中央に埋設されており、この自動麻雀卓10
においては、これらの牌14を二組用いて、その一方で
競技し0、他方の牌14は、自動麻雀卓10内で攪拌さ
れ、二段に積重ねて整列状態で待機させられる。なお、
この場合の磁石24は牌14同士が互いに吸着しない程
度のものを用いる。また、この磁性体としては磁石24
に限らず、鉄片等の他の磁性金属片を埋設してもよく、
この場合磁性金属片は牌14の実測に偏Vて埋設する。
前記天板12の下方には、牌攪拌手段26が設けられて
おり、これは、中央から外方向に若干低くなる円形傘状
の回転体28がその下面側に取付けられた歯車30を介
してモータ32によっC回転されてなるものである(第
5図参照)。これにより、競技終了後に天板12の口部
16から落し入れられた牌14が回転体28の回転によ
り転勤し攪拌されるとともに、牌14が遠心力によって
回転体28上を外側に移動するようになっている。なお
、この回転体28としては、回転遠心力が充分作用すれ
ば水平な円盤状のものでもよい。
34は、牌攪拌手段26から牌14の表裏を選別して取
り込むための牌取出し手段であり、前記回転体28の外
側において等間隔四箇所に設けられている(第3図参照
)。この牌取出し手段34は、第4図に示すように、円
板の両側を切り欠いた形状の回転部材36で、その相対
向する三箇所に磁石38.38を配設してなり、この回
転部材36周縁が前記回転体28周縁の上方に牌14の
通過可能な間隔をおいて位置するように設けられている
また、前記磁石38.38の後方には、この回転部材3
6のF方に突出された可撓性の突片40.40が設けら
れている。
この回転部材36は、第5図に示すように下方に歯車4
2を有する軸44に゛よって回転可能に支持されており
、回転部材36の磁石38と牌攪拌手段26の回転体2
8周縁とが同方向でほぼ同速度に回転するように回転体
28の歯車30と回転部材36の歯車42とが噛合され
てモータ32によって、連動回転するように構成されて
いる。
さらに、回転体28周縁の下方には、前記回転部材36
と同様の相対向する三箇所に磁石48.48を有する板
46が前記軸44に支持され、回転部材36と同回転す
るよう構成されており、この板46は、前記回転部材3
6と平行に配され、回転部材36の二つの磁石38.3
8を結ぶ線と、板46の二つの磁石48.48を結ぶ線
とが直交するように配設されている。
前記回転部材36の磁石38は、その下面に前記牌14
の裏側が吸着するようこの回転部材36と牌14との各
磁石38.24の極性を決め、かつ前記板46の磁石4
8は、その上面と前記牌14の裏側とが反発するようこ
の板46と牌14との各磁石48.24の極性を決めて
いる。例えば、牌14の磁石24における表面側をN極
、裏面側をS極とした場合には、回転部材36の磁石3
8における下面側をN極とし、・板46の磁石48にお
ける上面側をS極とする。また、上記のNFiと5If
iとを逆にして実施することも可能である。
したがって、第4図に示すように、牌攪拌手段26の回
転体28周縁を回転されている様々な状態の牌14にお
いて、牌14の裏面が上を向いているものは、回転部材
36の磁石38によって吸着されて後述する牌案内手段
50を介して牌二段積み手段52に移送され、逆に牌1
4の裏面が下を向いているものは、牌14に埋設した磁
石24と回転部材36の磁石38とによって回転部材3
6は牌14の表面側を反発させる力が働くとともに裏面
側を吸着させる力が働き、牌14が自ら反転して回転部
材36の磁石38に吸着されるか、もしくは、板4Gの
磁石48によって反転されて牌14の裏面が上向きとな
り、他の牌取出し手段34によって前記と同様に牌二段
積み手段52に移送される。
このように、牌取出し手段34によって牌攪拌手段26
から牌14の表裏を選別して取り込むことができる。な
お、牌14の裏面が回転体28の内方や外方を向いてい
る場合、すなわち、牌14が横向きの状態でも、前記と
同様に牌14の裏面側が上を向くように牌14が自ら回
転して回転部材36に吸着したり、板46によって反転
され、他の牌取出し手段34に吸着され牌二段積み手段
52に移送される。
このとき、回転時における前記回転体28周縁と回転部
材36に設けた磁石38との対面する位置は、回転部材
36が何回か回転した時に回転体28周縁における最初
の対面位置と同一位置にくるのではなく、回転体28と
回転部材36との回転に伴って対面位置が順次ずれるよ
うしておく。
なお、牌14に埋設した磁性体が鉄片等の場合には、牌
攪拌手段26等に何らかの牌反転手段を設けておく。
上記のように牌取出し手段34によって移送されできた
牌14は第3図および第7図に示すように、牌案内手段
50によって誘導され、牌二段積み手段52′に移送さ
れる。このように、回転部材36は、回転体28の等間
隔四箇所に有しているので、牌14の取り出しが効率よ
く行える。また、板46が牌14を反転させ、牌14の
裏面が上を向くようにするため、一層牌14の取り出し
を効率よく行うことができ効采的である。
なお、本実施例においては、板46を配設して、牌14
を取り出す効率を高めているが、必ずしもこの板46を
設ける必要はなく、回転部材36だけでも充分牌14を
取り出すことができる。
この牌案内手段50は、第5図〜第7図に示すように、
半円形部分から角型の突出部分を形成した盤状の基部5
6と、その外縁のほぼ半分にフランジ状に突設した薄板
によって形成された誘導路58とからなっており、前記
牌取出し手段34の回転部材36と板46との間に位置
するように基部56の角部に設けた支持棒54によって
固定され、この牌案内手段50の下面が前記牌攪拌手段
26の回転体28とほぼ同じ高さに配され、この基部5
6の半円形部分の中央に前記牌取出し手段34の軸44
が貫通している。
この誘導路58は、前記回転部材36に吸着されて移動
する牌14の軌跡に沿った断面略凹形状に形成され、牌
14が下方や外方へ落ちないようにしている。さらに、
この誘導路58の入口60側は前記牌攪拌手段26の回
転体28の周縁と近接し、これと反対側は誘導路58が
外方に湾曲しつつ突出形成され、この突出部分が牌14
の載置部62として形成され、牌二段積み手段52の挿
入口64に連結されている(第7図参照)。
前記載置部62の下面には磁石66が取付けられており
、回転部材36によって移送され、回転部材36の磁石
38の後方に取り付けた突片40によって載置部62の
近傍に押されてきた牌14を、この位置に引き寄せるよ
うにしている。
68は押入手段であり、前記誘導路58の載置部62上
の牌14を牌二段積み手段52の挿入口64に順次押し
入れるものである。この押入手段68は、前記誘導路5
8の下方において、ビン69により回転可能に軸支され
た水平バー70と、この水平バー70の先端から上方に
突設しかつその上端が前記載置部62のやや上方におい
て挿入口64側へ折曲した薄板状の押入片72とからな
る。
この水平バー70の長手方向におけるビン69側にはコ
073が取り付けられ、前記牌取出し手段34の軸44
に係合されたカム14によってこの水平バー70がコロ
73を介して外方に押され、押入片72の水平部分が載
置部62の上を第6図に示す矢印方向に動かされ、載置
部62の上の牌14を牌二段積み手段52の挿入口64
に押し入れるように設番プられている。このとき、この
水平バー70は、バネ75によって軸44側に付勢され
ており、コロ73を常にカム74に押し付けている。
76は、前記誘導路58の入口60側を閉じる仕切り片
であり、ソレノイド78によって上下に移動するもので
ある。80は、基部56に設けたフォトセンサであり、
誘導路58を通過する牌14の個数を数えて牌14が1
7個目および34個目が通過した時に前記ソレノイド7
8を作動させて仕切り片76を上に移動させて前記誘導
路58の入口60側を閉ざすためのものである。これに
より、牌二段積み手段52に所定個数以上の牌14が進
入することを防止゛するものである。
なお、第7図工点鎖線に示すように、基部56の回転体
28側に磁石57を固設してもよく、このようにすれば
、回転体28周縁を移動中の牌14がこの磁石57にそ
の表裏面のどちらかが基部56側に向くように吸着され
、この位置で待機して、この上方に前記回転部材36の
磁石38がきたときに、基部56の磁石57に吸着され
ている牌14がその裏面が上を向くように回転部材36
の磁石38に吸着され、牌二段積み手段52に移送され
る。この場合、前記磁石48.48を有する板46を設
ける必要がなく、回転部材36の磁石38の下方におい
て牌14が横向ぎで待機しているので、回転部材36の
磁石38が回転してくるごとに、牌14を効率よく取り
出すことができる。
この牌二段積み手段52は、第3図および第8図〜第1
1図に示すように、前記牌取出し手段34によって移送
されてきた牌14を17列2段にWAmねで載置しでお
く細長い板状の水平な待機台82と、この待機台82か
ら牌14を載せ替えて天板12上に持上げる前記待機台
82と同形の水平な整列台84と、前記待機台82に載
置された牌14を整列台84に載せ替えるための押出し
機構86とからなり、これらは全て一本のカム軸88に
設けた各々のカム(9G、92.94)によって作動さ
れるものである。このカム@88は、第3図に示すよう
に、そのカム軸88のどちらか一方の端を延設して隣の
牌二段積み手段52のカム軸88とかき歯車96゜96
によって連結され、一つのカム軸用モータ98によって
回転される。
まず、待機台82は第8図に示すように待機台82の下
面の二筒所に1字形の保持部材100が設けられ、この
水平部102にガイド孔104が形成され、このガイド
孔104を固定ビン106に挿通して、この待機台82
が上下方向に摺動自在となし、前記り字形の保持部材1
00と、し形ブロック108に回転可能に支持された連
動アーム11Gが係合され、この連動アーム110が、
カム軸88が回転することにより、これに取り付けられ
たカム90によって上下に移動し、前記待機台82を上
下方向(第8図一点鎖線に示す)に移動させる。前記連
動アーム110は、バネ111によって下方に付勢され
ている。
また、整列台84は第9図に示すように上記のの待機台
82と同様に整列台84の下面の二箇所に角柱状の保持
部材112が取付けられて、その保持部材112にはそ
のほぼ中央にガイド孔114が形成され、このガイド孔
114を固定ビン116に挿通して、この整列台84を
上下方向に摺動自在とし、前記保持部材112と、L形
ブロック118に回転可能に支持された連動アーム12
0が係合され、この連動アーム120が、カム軸88が
回転することにより、これに取付けられたカム92によ
って上下に移動し、前記整列台84を上下方向(第9図
一点鎖線に示す)に移動させる。前記連動アーム120
は、バネ121によって下方に付勢されている。
次に、押出し機構86は、第10図に示すように、待機
台82および整列台84の長手方向のほぼ中央に設けら
れており、待機台82に二段積みされた牌14を、整列
台84の上に押し出すものであり、この押出し機構86
は、待機台82や整列台84と同じ長さの押圧板122
と、この押圧板122の背面から水平に設けられたスラ
イドリンク124と、このスライドリンク124の中央
に回転自在に取付けられた垂直リンク126とからなり
、この垂直リンク126の下端がブロック128に回転
自在に取付けられ、前記スライドリンク124の後端に
はコロ130が取付けられ、このコロ130が、立柱1
32の上端に設けたほぼ水平な保持板134の上を滑動
するようになっており、また、前記垂直リンク126の
下部にも、コロ136が取付けられ、このコロ136に
カム軸88に取付けたカム94が当接されており、カム
軸88の回転によって、カム94を介して垂直リンク1
26が押され、スライドリンク124が待機台82側に
!!動して押圧板122を第10図矢印方向に移動させ
るようになっている。前記垂直リンク126の上部と立
柱132の上部との間には、バネ138が設けられて、
垂直リンク126を外方へ付勢し、コロ136をカム9
4に当接させ、また、垂直リンク126の上部とスライ
ドリンク124の後端との間には、バネ140が設けら
れて、スライドリンク124の後端を下方へ付勢して、
コ0130を保持板134に当接するようにしている。
上記の牌二段積み手段52は、カム軸88を一回転させ
ることにより、各カム(9G、92.94)によって、
待機台82、整列台84および押出し機構86の各動作
を一行程おこなうようにしている。このカム軸88が一
回転したときの各動作を説明すると、第11図に示すよ
うに、まず、待機台82が一点鎖線の位置に下降し、次
に、この待機台82と整列台84とがそれぞれ点線に示
す位置に達し、この状態で押出し機構86の押圧板12
2が一点鎖線に示す位置に移動し、そして、待機台82
、整列台84および押出し機構86の押圧板122が実
線に示す元の位置に戻る。
なお、第3図に示す142は、待機台82の挿入口64
とは反対側端部に設けたモード選定スイッチであり、待
機台82下のスイッチ部に差し込まれており、前記フォ
トセンサ80の数える牌14の個数を選定するものであ
る。このモード選定スイッチ142は、牌14の二段弁
の高さに突設されて牌14のストッパーとしても働き、
図示のものは、四人用としているがこの位置を待機台8
2の挿入口64側に有するスイッチ部142′ に差し
返ることにより、五人用にも選定使用できるようになっ
ている。
また、144,144’は、カム軸88の端部に設番プ
たフォトセンサであり、カム軸88の回転角度を制御す
るものである。
上記の自動麻雀卓10を使用して競技終了摂の牌14を
二段積みした状態で天板12上に整列させる行程を説明
する。
麻雀競技終了後、スイッチ20を操作することにより、
天板12中央の口部16を開口させ、その開口された口
部16に牌14を落し入れる。
さらに、スイッチ20を操作し′C前記口部16をmじ
るとともに、自動麻雀卓10内部のモータ32を作動さ
せて、牌攪拌手段26の回転体28と牌取出し手段34
の回転部材36とを回転させる。
このようにして落し入れられた牌14は、牌攪拌手段2
6の回転体28の上で、この回転体28の回転による遠
心力と、傘状に形成された回転体28の傾斜によってそ
の周縁に牌14が攪拌されつつ移動する。
この回転体28周縁に載せられて回転している牌14が
、その上方で回転している牌取出し手段34の回転部$
136に取付けた磁石38の下方近傍にぎたとぎに、牌
14に埋設した磁石24と回転部材36の磁石38との
作用により、牌14の裏面が上向きとなるように前記回
転部材36の磁石38に吸着される。
このとき、回転体28周縁における牌14が裏面を上に
して回転している場合には、牌14はそのままの状態で
回転部材36の磁石38に簡単に吸着され、逆に、牌1
4の裏面が下を向いている場合には、牌14に埋設した
磁石24と回転部材36の磁石38とによってそれぞれ
の磁石24.38が互いに反発し、牌14が自ら反転し
て回転部材36の磁石38に吸着される。また、回転体
28の下方にある板46の磁石48によってその上方近
傍を通過している牌14を反発して反転させ、回転体2
8の周縁を牌14が裏面を上にして回転させるようにし
て、他の回転部材36の磁石38に吸着される。
そして、牌14は牌取出し手段34の回転部材36の磁
石38に吸着されて牌案内・手段500)誘導路58の
入口60から進入し、牌14が牌案内手段50の載置部
62上にくる少し前、すなわち、誘導路58の湾曲部分
61上に位置したときに、回転部材36と同回転するカ
ム74によって水平バー70が押されて前記押入片72
が第7図実線の状態に移動する。
さらに、牌14は回転部材36の磁石38に吸着されつ
つ回転しようとするが、湾曲部分61の基部56側の湾
曲部61aに阻止され、回転部材36の磁石38から外
れ、そして磁石38後方の突片40によって押されると
ともに載置部62の下面の磁石66によって引き寄せら
れて湾曲部分61に沿って移動し載置部62上に載置さ
れ、さらに前記回転部材36とともに前記カム14が回
転して押入片12が水平バー70やコロ73を介して第
7図矢印方向に動き、載置部62上の牌14を牌二段積
み手段52の挿入口64に押し入れる。
このようにして、牌攪拌手段26の回転体28上の牌1
4は牌取出し手段34によって、牌案内手段50を介し
て順次牌二段積み手段52の待機台82上に送り込まれ
て行く。
そして、牌二段積み手段52の待機台82に17個目の
牌14が送り込まれたとき、牌案内手段50のフォトセ
ンサ80が働き、仕切り片16によって牌案内手段50
の誘導路58の入口60を閉ざす。そして、隣の牌二段
積み手段52も同様に17個目の牌14が送り込まれた
とぎに仕切り片76によって誘導路58の入口60を閉
ざす。
このようにして、各牌二段積み手段52.52の待機台
82.82にそれぞれ牌14が17個づつ配列されると
、カム軸用モータ98を作動させ、カム軸88を回転さ
せて各待機台82.82を牌14の平伏状態の高さ分だ
け下降させる。このとき、カム軸88のフォトセンサ1
44′が働き、このカム軸88を停止させ、この待機台
82を第11図一点鎖線の状態にするとともに、仕切り
片16を下降させて誘導路58の入口60を開く。
そしてまた、牌攪拌手段26の回転体2B上の牌14を
牌取出し手段34によって、順次牌二段積み手段52の
待機台82上に送り込み、牌案内手段5゜の7オトセン
サ80によって、その前を通過する牌14が34個にな
った時に、このフォトセンサ80が動き、仕切り片76
によって牌案内手段5oの誘導路58の入口60を閉じ
る。このとき、待機台82の上には牌14が二段に積ま
れた状態になっている。また、すべての牌二段積み手段
52における待機台82の上に牌14が二段積み状態に
なると、牌攪拌手段26の回転体28と牌取出し手段3
4の回転部材36との回転が停止する。
この状態で牌二段積み手段52は、待機している。
そして、天板12上の卑劣競技が終了して牌14を自動
麻雀I@10内に落し入れた後、スイッチ20を操作す
ることにより、カム軸用モータ98が作動して、カム軸
88を回転させ、牌二段積み手段52の待機台82が上
昇するとともに、整列台84が下降して、待機台82と
整列台84とが面一になるよう第11図の点線に示す状
態に移動する。
そして、待機台82上に二段積みされた牌14を押出し
機構86の押圧板122が第11図矢印方向に移動して
、待機台82上の牌14を整列台84上に押し出す。さ
らに、カム軸88は回転して、整列台84を天板12と
面一になるように上昇させるとともに、待機台82を下
降させ、第11図の実線に示す状態に移動させるととも
に、カム軸88のフォトセンサ144が働いてカム軸8
8の回転を停止させる。
このとき、天板12上には、第1図一点鎖線に示すよう
に、牌14が二段積みされて整列した状態となり、再び
麻雀競技が再開される。
このように、自動麻雀卓10には、二組の牌14が用い
られており、天板12上において一方の牌14で麻/&
競技を行ない、この間に他の牌14は自動麻雀卓10内
で攪拌され、二段積み状態で待機している。そして、天
板12上での競技が終了すると一方の牌14を口部16
に落し入れ、これが済むと、自動麻雀卓10内で待機中
の他の牌14が天板12上に二段積みして整列状態に置
かれる。
[発明の効果] 本発明は、上記の記載から明らかなように、牌案内手段
によって、牌取出し手段の回転部材に吸着された牌の軌
跡に沿って誘導されるので、牌の移送距離が短く、かつ
移送時間も短い。このため、自動麻雀卓内部において、
短時間で牌を二段に積み重ねて整列状態にすることがで
きる。
また、牌が回転部材に吸着されて牌二段積み手段の挿入
口まで牌案内手段に誘導されながら移送されるので、こ
の牌案内手段に何らの動力機構を設ける必要がなく、機
構が簡単で軽量となり経済的である。
さらに、この牌案内手段においては、牌取出し手段によ
って移送される牌の下方を誘導路により覆っているので
、牌が落下してしまう虞もなく、また、この牌案内手段
は牌二段積み手段の挿入口とほぼ同じ^さに配設されて
おり、自動麻雀卓における上下方向の厚みを大きくする
ことはない。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例を示すものであり、第1図は
、自動麻雀卓の斜視図、 第2図は、牌の半断面斜視図、 第3図は、自動麻雀卓内部の平面図、 第4図は、牌取出し手段の斜視図、 第5図は、牌攪拌手段、牌取出し手段および牌案内手段
の側面図、 第6図は、牌案内手段および押入手段の斜視図、 第7図は、牌案内手段および押入手段の平面図、 第8図〜第11図は、それぞれ牌二段積み手段を示1も
のであり、 第8図は、待機台の機構を示す側面図、第9図は、整列
台の機構を示す側面図、第10図は、押出し機構を示す
側面図、第11図は、待機台、整列台および押出し機構
の動作を示す図である。 符  号  の  説  明 10・・・・・・・・・自動麻雀卓 12・・・・・・・・・天板 14・・・・・・・・・牌 26・・・・・・・・・牌攪拌手段 34・・・・・・・・・牌取出し手段 36・・・・・・・・・回転部材 38・・・・・・・・・磁石(回転部材)50・・・・
・・・・・牌案内手段 52・・・・・・・・・牌二段積み手段58・・・・・
・・・・誘導路 60・・・・・・・・・入口 62・・・・・・・・・載置部 64・・・・・・・・・挿入口(牌二段積み手段)68
・・・・・・・・・押入手段 特  許  出  願  人   二  川   弘第
1図 ピ二二元コ巳= 55ゝゝ8z 口!二一ヨ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内部に磁性体を埋設した牌(14)と、天板(12
    )の下方に配設した牌攪拌手段(26)と、この牌攪拌
    手段(26)から牌(14)を取り込むための所要箇所
    に磁石(38)を配した回転部材(36)よりなる牌取
    出し手段(34)と、この牌取出し手段(34)により
    移送された牌(14)を導く牌案内手段(50)と、こ
    の牌案内手段(50)から導かれてきた牌(14)を二
    段に積み重ねて前記天板(12)に整列させる牌二段積
    み手段(52)とからなり、前記牌案内手段(50)は
    、前記回転部材(36)によつて吸着された牌(14)
    の軌跡に沿って誘導路(58)が形成され、この誘導路
    (58)の入口(60)側と反対側は、前記回転部材(
    36)より外方に突出形成された載置部(62)が牌二
    段積み手段(52)の挿入口(64)と連結され、さら
    にこの載置部(62)上の牌(14)を回転部材(36
    )の取り出し作用に対応して前記挿入口(64)に順次
    押し込む押入手段(68)を備えてなることを特徴とす
    る自動麻雀卓。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6049159B1 (ja) * 2016-06-14 2016-12-21 有限会社アジャスト 自動麻雀卓

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58221974A (ja) * 1982-06-17 1983-12-23 新妻 金一 麻雀パイの自動整列装置
JPS5949789A (ja) * 1982-09-17 1984-03-22 新妻 金一 麻雀パイの送り出し装置

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