JPS61244191A - 加入者回路 - Google Patents
加入者回路Info
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- JPS61244191A JPS61244191A JP60085892A JP8589285A JPS61244191A JP S61244191 A JPS61244191 A JP S61244191A JP 60085892 A JP60085892 A JP 60085892A JP 8589285 A JP8589285 A JP 8589285A JP S61244191 A JPS61244191 A JP S61244191A
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- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子交換機に関する。特に、加入者回路の二
線四線変換回路に含まれる平衡回路網の定数設定手段に
関する。
線四線変換回路に含まれる平衡回路網の定数設定手段に
関する。
側音を防止する平衡回路網を含む加入者回路において、
通話電流供給回路の直流電流の定電流制御に用いられる
制御信号を用いて、平衡回路網のインピーダンスを自動
設定することにより、 加入者回路ごとの平衡回路網の交流インピーダンス設定
を容易に実現することができるようにしたものである。
制御信号を用いて、平衡回路網のインピーダンスを自動
設定することにより、 加入者回路ごとの平衡回路網の交流インピーダンス設定
を容易に実現することができるようにしたものである。
四線式電子交換機の加入者回路には、二線式加入者回線
を四線式スイッチ回路網に接続する二線四線変換回路が
含まれている。この二線四線変換回路には、線路インピ
ーダンスに等価な特性を持つ二端子網の平衡回路網が接
続される。ところで、この平衡回路網の特性が充分線路
インピーダンスに等価であれば、四線の入側から二線側
への信号は四線の出側へ廻り込むことなく、二線四線変
換回路での反響による不都合が生じない。
を四線式スイッチ回路網に接続する二線四線変換回路が
含まれている。この二線四線変換回路には、線路インピ
ーダンスに等価な特性を持つ二端子網の平衡回路網が接
続される。ところで、この平衡回路網の特性が充分線路
インピーダンスに等価であれば、四線の入側から二線側
への信号は四線の出側へ廻り込むことなく、二線四線変
換回路での反響による不都合が生じない。
しかし、通話路スイッチ網に電子部品などを用いた四線
式加入者交換機は、線路長の異なる多数の加入者ごとに
線路インピーダンスを測定し、これに等価な平衡回路網
を取付けることは、煩雑なことであり実用的なことでは
ない。そこで、二線四線変換回路に線路インピーダンス
の統計的平均値に近い等価特性を有する平衡回路網を一
律に接続し、若干の廻り込みを許容するか、または、平
衡回路網を複数設け、二線四線変換回路での廻り込みが
最小になるように平衡回路網を加入者回路毎に手動スイ
ッチで選択しなければならなかった。
式加入者交換機は、線路長の異なる多数の加入者ごとに
線路インピーダンスを測定し、これに等価な平衡回路網
を取付けることは、煩雑なことであり実用的なことでは
ない。そこで、二線四線変換回路に線路インピーダンス
の統計的平均値に近い等価特性を有する平衡回路網を一
律に接続し、若干の廻り込みを許容するか、または、平
衡回路網を複数設け、二線四線変換回路での廻り込みが
最小になるように平衡回路網を加入者回路毎に手動スイ
ッチで選択しなければならなかった。
本発明はこのような欠点を除去するもので、線路インピ
ーダンスに近似した等価特性の平衡回路網を有する二線
四線変換回路を含む加入者回路を提供することを目的と
する。
ーダンスに近似した等価特性の平衡回路網を有する二線
四線変換回路を含む加入者回路を提供することを目的と
する。
C問題点を解決するための手段〕
本発明は、加入者線を介して加入者端末に直流電流を供
給する通話電流供給回路と、 この通話電流供給回路の供給電流を所定の電流値に保つ
制御信号を生成する第一の制御手段と、上記加入者線の
インピーダンスに相応するインピーダンスを有するイン
ピーダンス素子を含む平衡回路網とを備えた加入者回路
で、前述の問題点を解決するための手段として、上記平
衡回路網は、上記制御信号に基づいて上記インピーダン
ス素子のインピーダンスを制御する第二の制御手段を備
えたことを特徴とする。
給する通話電流供給回路と、 この通話電流供給回路の供給電流を所定の電流値に保つ
制御信号を生成する第一の制御手段と、上記加入者線の
インピーダンスに相応するインピーダンスを有するイン
ピーダンス素子を含む平衡回路網とを備えた加入者回路
で、前述の問題点を解決するための手段として、上記平
衡回路網は、上記制御信号に基づいて上記インピーダン
ス素子のインピーダンスを制御する第二の制御手段を備
えたことを特徴とする。
また、第一の制御手段で生成される制御信号が、デユー
ティサイクルが自動設定されるパルス信号であり、かつ
、第二の制御手段が、インピーダンス素子に直列に接続
され、この制御信号により断続される開閉素子であって
もよい。
ティサイクルが自動設定されるパルス信号であり、かつ
、第二の制御手段が、インピーダンス素子に直列に接続
され、この制御信号により断続される開閉素子であって
もよい。
通話路電流供給回路から加入者線を介して加入者端末に
供給される電流は線路長すなわち線路インピーダンスに
応じて変化するが、これは第一の制御手段からの制御信
号により一定値に制御される。すなわち、この制御信号
は線路インピーダンスに対応する制御情報を有する。こ
の発明では、この制御信号を利用して、平衡回路網の有
するインピーダンス素子のインピーダンス値を制御して
、線路インピーダンスに等価な特性を有する平衡回路網
を実現する。
供給される電流は線路長すなわち線路インピーダンスに
応じて変化するが、これは第一の制御手段からの制御信
号により一定値に制御される。すなわち、この制御信号
は線路インピーダンスに対応する制御情報を有する。こ
の発明では、この制御信号を利用して、平衡回路網の有
するインピーダンス素子のインピーダンス値を制御して
、線路インピーダンスに等価な特性を有する平衡回路網
を実現する。
以下、本発明実施例装置を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明第一実施例装置の構成を示すブロック構
成図である。第2図は、この実施例装置に含まれるスイ
ッチング電源回路の構成を示す回路接続図である。第3
図は、この実施例装置に含まれる比較回路の動作を示す
信号波形図である。
成図である。第2図は、この実施例装置に含まれるスイ
ッチング電源回路の構成を示す回路接続図である。第3
図は、この実施例装置に含まれる比較回路の動作を示す
信号波形図である。
第4図は、加入者線路のインピーダンスと比較回路が出
力するスイッチングパルスのデユーディとの関連を示す
特性曲線図である。第5図は、スイッチングパルスによ
るインピーダンス制御回路の回路接続図であり、第6図
はこの制御回路の動作を示す信号波形図である。第7図
は本発明第二実施例装置の構成を示すブロック構成図で
ある。第8図は、この実施例装置に含まれる平衡回路網
の構成を示す回路接続図である。
力するスイッチングパルスのデユーディとの関連を示す
特性曲線図である。第5図は、スイッチングパルスによ
るインピーダンス制御回路の回路接続図であり、第6図
はこの制御回路の動作を示す信号波形図である。第7図
は本発明第二実施例装置の構成を示すブロック構成図で
ある。第8図は、この実施例装置に含まれる平衡回路網
の構成を示す回路接続図である。
まず、この第一実施例装置の構成を第1図および第2図
に基づいて説明する。この実施例装置では、二線線路側
は地気に対して平衡のとられたループ回線であり、四線
側は地気を共通にした送信側と受信側とである。
に基づいて説明する。この実施例装置では、二線線路側
は地気に対して平衡のとられたループ回線であり、四線
側は地気を共通にした送信側と受信側とである。
さて、通話電流供給回路CRTSPは、直流電源E1
(一般には一48ボルト)と、スイッチング電源回路S
1と、抵抗R1)およびR12と、コイルLllおよび
L12とを備える。ここで、スイッチイング電源回路S
1は、鋸歯状波発生回路G1、比較回路COMP 1を
備えるスイッチング制御回路5WCNT 1により制御
される。この比較回路COMP 1の非反転入力側には
、一端が地気に制御された抵抗R12の他端が地気に対
して発生する電圧が帰還信号として印加され、スイッチ
ング制御回路5WCNT 1とスイッチング電源回路S
1とは、負帰還系を構成している。また、スイッチング
電源S1はスイッチングトランジスタTR2と、駆動回
路DR2と、ダイオードD2と、コイルL2およびコン
デンサC2を有する平滑回路とを備える。ここで、通話
電流は地気より流出し、抵抗12、交流素子用のコイル
L12および加入者線路LNを介して加入者端装置に達
し、さらに加入者線路LN、交流阻止用のコイルLll
およびスイッチング電源回路S1を介して直流電源E1
に流入する。抵抗R12の地気に対する他端には、通話
電流に比例する負電圧が発生し、比較回路COMP 1
では、この電圧と鋸歯状波発生回路Glが発生する信号
とが比較されて、この比較結果がスイッチングパルスと
して発生し、このスイッチングパルスによりスイッチン
グ電源回路S1が駆動制御される。
(一般には一48ボルト)と、スイッチング電源回路S
1と、抵抗R1)およびR12と、コイルLllおよび
L12とを備える。ここで、スイッチイング電源回路S
1は、鋸歯状波発生回路G1、比較回路COMP 1を
備えるスイッチング制御回路5WCNT 1により制御
される。この比較回路COMP 1の非反転入力側には
、一端が地気に制御された抵抗R12の他端が地気に対
して発生する電圧が帰還信号として印加され、スイッチ
ング制御回路5WCNT 1とスイッチング電源回路S
1とは、負帰還系を構成している。また、スイッチング
電源S1はスイッチングトランジスタTR2と、駆動回
路DR2と、ダイオードD2と、コイルL2およびコン
デンサC2を有する平滑回路とを備える。ここで、通話
電流は地気より流出し、抵抗12、交流素子用のコイル
L12および加入者線路LNを介して加入者端装置に達
し、さらに加入者線路LN、交流阻止用のコイルLll
およびスイッチング電源回路S1を介して直流電源E1
に流入する。抵抗R12の地気に対する他端には、通話
電流に比例する負電圧が発生し、比較回路COMP 1
では、この電圧と鋸歯状波発生回路Glが発生する信号
とが比較されて、この比較結果がスイッチングパルスと
して発生し、このスイッチングパルスによりスイッチン
グ電源回路S1が駆動制御される。
次に、二線四線変換回路H1は、抵抗、コンデンサおよ
び増幅器から成る電子回路で構成され、平衡回路M4B
N1を含む。ここで四線側から二線側への音声信号は図
の端子5ENDから入力され非反転増幅器Allと反転
増幅器A12とで平衡信号に変換され、コンデンサC1
lおよびC14と、抵抗R13およびR16と加入者線
路LNとを介して加入者端装置に伝達され、加入者端装
置からの音声信号は加入者線路LNを介して到来し、コ
ンデンサC12およびC13と、抵抗R14、R15、
R17、R18およびR19と演算増幅器A12で不平
衡信号に変換され、低域通過フィルタFILIを介して
端子RECに出力される。非反転増幅器Allの出力信
号は平衡回路網BNIに入力され、平衡回路網BNIの
出力は増幅器A14により二倍に増幅され、抵抗R19
を介して演算増幅器A12に加えられて、端子5END
側の信号が端子REC側に廻り込むのが防がれる。端子
5ENDおよびRECは四線式スイッチ回路網に接続さ
れる。
び増幅器から成る電子回路で構成され、平衡回路M4B
N1を含む。ここで四線側から二線側への音声信号は図
の端子5ENDから入力され非反転増幅器Allと反転
増幅器A12とで平衡信号に変換され、コンデンサC1
lおよびC14と、抵抗R13およびR16と加入者線
路LNとを介して加入者端装置に伝達され、加入者端装
置からの音声信号は加入者線路LNを介して到来し、コ
ンデンサC12およびC13と、抵抗R14、R15、
R17、R18およびR19と演算増幅器A12で不平
衡信号に変換され、低域通過フィルタFILIを介して
端子RECに出力される。非反転増幅器Allの出力信
号は平衡回路網BNIに入力され、平衡回路網BNIの
出力は増幅器A14により二倍に増幅され、抵抗R19
を介して演算増幅器A12に加えられて、端子5END
側の信号が端子REC側に廻り込むのが防がれる。端子
5ENDおよびRECは四線式スイッチ回路網に接続さ
れる。
なお、平衡回路網BNIをスイッチングすることにより
音声信号にスイッチングパルスの周波数成分とその高調
波成分が重畳されるが、演算増幅器A12の出力側の低
域通過フィルタFILIでこれが除去され、音声帯域の
信号のみが端子RFCに伝送される。ここで、平衡回路
WiBN 1は、抵抗、コンデンサ、トランジスタおよ
び演算増幅器からなる。
音声信号にスイッチングパルスの周波数成分とその高調
波成分が重畳されるが、演算増幅器A12の出力側の低
域通過フィルタFILIでこれが除去され、音声帯域の
信号のみが端子RFCに伝送される。ここで、平衡回路
WiBN 1は、抵抗、コンデンサ、トランジスタおよ
び演算増幅器からなる。
平衡回路網BNIには、スイッチング制御回路5WCN
Tlの比較器COM 1が出力するスイッチングパルス
が入力され、スイッチングパルスのデユーティ比(時間
比)に対応して平衡回路網BNIの抵抗値および容量値
が連続的に変化する。平衡回路1iiBN1では、コン
デンサC15と抵抗R20との直列回路に直列に他端が
地気に接続された抵抗R21が接続され、さらに、抵抗
R23とトランジスタTRIIの直列回路および抵抗R
22と、コンデンサC16と、トランジスタTR12の
直列回路が抵抗R21に並列に接続されている。一方、
トランジスタTR12の制御極にはスイッチング制御回
路5WCNTIの比較器COMP 1が出力するスイッ
チングパルスが入力され、トランジスタTRIIの制御
極にはスイッチングパルスを反転回路INV 1で反転
した信号が入力されており、トランジスタTRIIおよ
びTR12がスイッチングされる。
Tlの比較器COM 1が出力するスイッチングパルス
が入力され、スイッチングパルスのデユーティ比(時間
比)に対応して平衡回路網BNIの抵抗値および容量値
が連続的に変化する。平衡回路1iiBN1では、コン
デンサC15と抵抗R20との直列回路に直列に他端が
地気に接続された抵抗R21が接続され、さらに、抵抗
R23とトランジスタTRIIの直列回路および抵抗R
22と、コンデンサC16と、トランジスタTR12の
直列回路が抵抗R21に並列に接続されている。一方、
トランジスタTR12の制御極にはスイッチング制御回
路5WCNTIの比較器COMP 1が出力するスイッ
チングパルスが入力され、トランジスタTRIIの制御
極にはスイッチングパルスを反転回路INV 1で反転
した信号が入力されており、トランジスタTRIIおよ
びTR12がスイッチングされる。
次に、第1図および第6図に基づいてこの実施例装置の
動作を説明する。
動作を説明する。
はじめに、比較回路COMP 1では、加入者線路LN
の抵抗値が減少し通話電流がある定められた値よりも大
きくなると、抵抗R12が発生する電圧は地気に対して
より低くなる。これにより、比較回路COMP 1から
出力されるスイッチングパルスのデユーティ (時間比
)は小さくなり、これに伴い、スイッチング電源S1の
出力する負電圧の絶対値が小さくなって、通話電流は減
少する。一方、加入者線路LNが長くなって抵抗値が増
大し、通話電流が定められた値より小さくなる場合には
、通話電流は増加する。このようにして、加入者線路の
抵抗にかかわらず加入者端末に対して一定電流が供給さ
れる。
の抵抗値が減少し通話電流がある定められた値よりも大
きくなると、抵抗R12が発生する電圧は地気に対して
より低くなる。これにより、比較回路COMP 1から
出力されるスイッチングパルスのデユーティ (時間比
)は小さくなり、これに伴い、スイッチング電源S1の
出力する負電圧の絶対値が小さくなって、通話電流は減
少する。一方、加入者線路LNが長くなって抵抗値が増
大し、通話電流が定められた値より小さくなる場合には
、通話電流は増加する。このようにして、加入者線路の
抵抗にかかわらず加入者端末に対して一定電流が供給さ
れる。
次に、平衡回路網BN 1のトランジスタTRIIおよ
びTR12のスイッチング動作を第5図および第6図に
基づいて説明する。
びTR12のスイッチング動作を第5図および第6図に
基づいて説明する。
図で符号■。は電圧■。の音声周波信号を発生する低イ
ンピーダンス出力の電圧源を示し、符号Z0はインピー
ダンスZ0を有するインピーダンス素子を示し、その一
端は電圧源V0に、その他端はトランジスタTHに接続
されている。符号TRはスイッチング用トランジスタを
示し、インピーダンス素子Z0と地気の間に接続され、
その制御極にデユーティD′のスイッチングパルスが入
力される。さて、スイッチングパルスの一周期に着目す
ると、スイッチングパルスが論理レベル「0」のときに
は、トランジスタTRはオフされているので、素子Z、
を流れる電流■は「0」である。また、スイッチングパ
ルスが論理レベル「1」のときには、トランジスタTR
はオン状態であり、インピーダンス素子Z0には1O−
Vll/Zllの電流が流れる。したがって、インピー
ダンス素子Z。
ンピーダンス出力の電圧源を示し、符号Z0はインピー
ダンスZ0を有するインピーダンス素子を示し、その一
端は電圧源V0に、その他端はトランジスタTHに接続
されている。符号TRはスイッチング用トランジスタを
示し、インピーダンス素子Z0と地気の間に接続され、
その制御極にデユーティD′のスイッチングパルスが入
力される。さて、スイッチングパルスの一周期に着目す
ると、スイッチングパルスが論理レベル「0」のときに
は、トランジスタTRはオフされているので、素子Z、
を流れる電流■は「0」である。また、スイッチングパ
ルスが論理レベル「1」のときには、トランジスタTR
はオン状態であり、インピーダンス素子Z0には1O−
Vll/Zllの電流が流れる。したがって、インピー
ダンス素子Z。
を流れる電流の時間平均値は、
ox (1−D’ )+IlI XD’ −IOD’に
なり、 1(I D’ −(Vo /Zo )XD’−■。/
(Z、/D’ ) である。この値をトランジスタTRが常にオンしている
ときに流れる電流Vj/Zoと比較してみると、インピ
ーダンスZ・が等価的に1/D’倍されていることに見
做せる。すなわち、音声信号の周波数(たかだか4 k
Hz)に対して十分に大きな周波数(たとえば50kH
z〜500kHz)でスイッチングすることによってイ
ンピーダンスをスイッチングパルスのデユーティに反比
例して変化させることができる。
なり、 1(I D’ −(Vo /Zo )XD’−■。/
(Z、/D’ ) である。この値をトランジスタTRが常にオンしている
ときに流れる電流Vj/Zoと比較してみると、インピ
ーダンスZ・が等価的に1/D’倍されていることに見
做せる。すなわち、音声信号の周波数(たかだか4 k
Hz)に対して十分に大きな周波数(たとえば50kH
z〜500kHz)でスイッチングすることによってイ
ンピーダンスをスイッチングパルスのデユーティに反比
例して変化させることができる。
このように、平衡回路1iiBN 1の抵抗R23およ
びコンデンサC16の値がスイッチングパルスのデユー
ティに対応して変化する。したがって、線路長が短い場
合には、第3図に示すように4、線路を見込んだ交流的
な等価抵抗R4は小さく、等価容量CLの値も小さい、
一方、直流的な等価抵抗RDCも小さいので、スイッチ
ング電源回路S1を駆動するスイッチングパルスのデユ
ーティは小さくなり、平衡回路網BNIのトランジスタ
TR12に接続されるコンデンサC16の等価インピー
ダンスは大きくなり、等価容量値C5は小さくなる。一
方、インバータINV 1により反転されたスイッチン
グパルスのデユーティは大きくなり、トランジスタTR
1)に接続された抵抗R23の等価抵抗は小さくなり、
平衡回路網BNの抵抗R23の抵抗値およびコンデンサ
C16の値が線路インピーダンスに近似する値になる。
びコンデンサC16の値がスイッチングパルスのデユー
ティに対応して変化する。したがって、線路長が短い場
合には、第3図に示すように4、線路を見込んだ交流的
な等価抵抗R4は小さく、等価容量CLの値も小さい、
一方、直流的な等価抵抗RDCも小さいので、スイッチ
ング電源回路S1を駆動するスイッチングパルスのデユ
ーティは小さくなり、平衡回路網BNIのトランジスタ
TR12に接続されるコンデンサC16の等価インピー
ダンスは大きくなり、等価容量値C5は小さくなる。一
方、インバータINV 1により反転されたスイッチン
グパルスのデユーティは大きくなり、トランジスタTR
1)に接続された抵抗R23の等価抵抗は小さくなり、
平衡回路網BNの抵抗R23の抵抗値およびコンデンサ
C16の値が線路インピーダンスに近似する値になる。
一方、線路LNが長い場合には、線路の等価抵抗RLが
大きくなり、等価容量CLも大きくなるとともに、スイ
ッチングパルスのデユーティも大きくなるので、平衡回
路網BNIの抵抗R23の抵抗値が大きくなり、コンデ
ンサC16の容量値も大きくなって、平衡回路網BN1
の抵抗R23の抵抗値およびコンデンサC16の値が線
路インピーダンスの近似値になる。なお、抵抗R20お
よびコンデンサC15は加入者回路の終端インピーダン
スを近似し、また抵抗R21およびコンデンサC22は
スイッチングにより実現された等価線路インピーダンス
を補正するものである。
大きくなり、等価容量CLも大きくなるとともに、スイ
ッチングパルスのデユーティも大きくなるので、平衡回
路網BNIの抵抗R23の抵抗値が大きくなり、コンデ
ンサC16の容量値も大きくなって、平衡回路網BN1
の抵抗R23の抵抗値およびコンデンサC16の値が線
路インピーダンスの近似値になる。なお、抵抗R20お
よびコンデンサC15は加入者回路の終端インピーダン
スを近似し、また抵抗R21およびコンデンサC22は
スイッチングにより実現された等価線路インピーダンス
を補正するものである。
すなわち、加入者端装置を線路の遠端に接続し加入者回
路LNから覗きこんだ線路のインピーダンスを抵抗RL
とコンデンサCLとの合成回路として近似すると、第4
図に示すように、線路長に従って抵抗R4の値は加入者
端末の有する抵抗値 。
路LNから覗きこんだ線路のインピーダンスを抵抗RL
とコンデンサCLとの合成回路として近似すると、第4
図に示すように、線路長に従って抵抗R4の値は加入者
端末の有する抵抗値 。
から増加して一定値に漸近し、コンデンサCt、の値は
微少な値から増加して一定値に漸近するが、また、スイ
ッチングパルスのデユーティDも同じく線路長に比例す
る直流線路抵抗と加入者端末などの一定抵抗との和RD
Cに対応して増加し、100%となったところで飽和す
る。このようなスイッチングパルスを用いて平衡回路網
を制御することにより、平衡回路網の回路定数を線路イ
ンピーダンスに近似させることができるので、二線四線
変換回路での廻り込みが防止される。
微少な値から増加して一定値に漸近するが、また、スイ
ッチングパルスのデユーティDも同じく線路長に比例す
る直流線路抵抗と加入者端末などの一定抵抗との和RD
Cに対応して増加し、100%となったところで飽和す
る。このようなスイッチングパルスを用いて平衡回路網
を制御することにより、平衡回路網の回路定数を線路イ
ンピーダンスに近似させることができるので、二線四線
変換回路での廻り込みが防止される。
次に、本発明第二実施例装置を第7図および第8図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
この実施例装置の通話電流供給回路およびスイッチング
制御回路の構成と動作を第一実施例装置の場合に同じで
あるが、通話電流に比例した電圧はスイッチング電源S
l側の抵抗R1)を電流検出回路IDETで検出してい
ることが異なる。二線四線変換回路H6はトランスTを
用いて構成されており、通話電流はトランスTを介して
加入者端装置に供給される。コンデンサC61は交流バ
イパス用である。四線側から二線側への信号は端子5E
NDから増幅器A61、送出インピーダンスを構成する
抵抗R61とコンデンサC62、トランスTおよび加入
者線路LNを介して加入者端装置に達し、また、加入者
端装置からの信号は加入者線路LH、トランスT、終端
インピーダンスを構成する抵抗R62とコンデンサC6
3および増幅器A62と低域通過フィルタFILIを介
して端子RECに到来する。ここで用いられる平衡網回
路BN6は第一実施例装置に用いられる平衡回路IBN
1とほとんど同じであるが、トランスTを用いた二線四
線変換回路の場合には抵抗R20およびコンデンサC1
5は不要であり、また、加入者端装置がイングクタンス
分を有する場合があり、これに対処して抵抗R21に並
列に抵抗R71とコイルL71とトランジスタTR71
の直列回路が接続される。また、加入者線路の長さに応
じた平衡回路網BN6のインピーダンスの線路インピー
ダンスへの近似に伴う動作は第一実施例装置の動作と同
様である。
制御回路の構成と動作を第一実施例装置の場合に同じで
あるが、通話電流に比例した電圧はスイッチング電源S
l側の抵抗R1)を電流検出回路IDETで検出してい
ることが異なる。二線四線変換回路H6はトランスTを
用いて構成されており、通話電流はトランスTを介して
加入者端装置に供給される。コンデンサC61は交流バ
イパス用である。四線側から二線側への信号は端子5E
NDから増幅器A61、送出インピーダンスを構成する
抵抗R61とコンデンサC62、トランスTおよび加入
者線路LNを介して加入者端装置に達し、また、加入者
端装置からの信号は加入者線路LH、トランスT、終端
インピーダンスを構成する抵抗R62とコンデンサC6
3および増幅器A62と低域通過フィルタFILIを介
して端子RECに到来する。ここで用いられる平衡網回
路BN6は第一実施例装置に用いられる平衡回路IBN
1とほとんど同じであるが、トランスTを用いた二線四
線変換回路の場合には抵抗R20およびコンデンサC1
5は不要であり、また、加入者端装置がイングクタンス
分を有する場合があり、これに対処して抵抗R21に並
列に抵抗R71とコイルL71とトランジスタTR71
の直列回路が接続される。また、加入者線路の長さに応
じた平衡回路網BN6のインピーダンスの線路インピー
ダンスへの近似に伴う動作は第一実施例装置の動作と同
様である。
なお、第一および第二実施例装置のスイッチング制御回
路には鋸歯状波発生回路が用いられているが、三角波ま
たは正弦波の発生回路を用いても本発明を実施すること
ができる。
路には鋸歯状波発生回路が用いられているが、三角波ま
たは正弦波の発生回路を用いても本発明を実施すること
ができる。
また、第一および第二実施例装置では平衡回路網のスイ
ッチング素子としてトランジスタが用いらているが、サ
イリスタその他のスイッチング素子を用いても本発明を
実施することができる。
ッチング素子としてトランジスタが用いらているが、サ
イリスタその他のスイッチング素子を用いても本発明を
実施することができる。
さらに、上記以外の構成の平衡回路網を用いても、本発
明を実施することができる。
明を実施することができる。
(発明の効果)
本発明は以上説明したように、加入者端末ごとに異なる
線路長を有する線路に接続された加入者回路の平衡回路
網を自動的に線路インピーダンスの特性に近似させるこ
とにより整合させることができ、−律に同じ値の平衡回
路網を接続した場合に比べ、二線四線変換回路で一部の
線路に対して甚だしい廻り込みを生ずることなく、また
、多くの線路に対して整合が格段に良好にとれる効果が
ある。
線路長を有する線路に接続された加入者回路の平衡回路
網を自動的に線路インピーダンスの特性に近似させるこ
とにより整合させることができ、−律に同じ値の平衡回
路網を接続した場合に比べ、二線四線変換回路で一部の
線路に対して甚だしい廻り込みを生ずることなく、また
、多くの線路に対して整合が格段に良好にとれる効果が
ある。
第1図は本発明第一実施例装置の構成を示すブロック構
成図。 第2図は第1図に示すスイッチング電源回路の構成を示
す回路接続図。 第3図は第1図に示す比較回路の動作を示すタイミング
図。 第4図は線路インピーダンスおよびスイッチングパルス
のデユーティを示す特性曲線図。 第5図および第6図は、インピーダンス値制御の原理を
示す説明図。 第7図は本発明第二実施例装置の構成を示すブロック構
成図。 第8図は第7図に示す平衡網回路の構成を示す回路接続
図。 置・・・加入者端末、LN・・・加入者線路、El・・
・直流電源、Sl・・・スイッチング電源回路、L・・
・コイル、R・・・抵抗、C・・・コンデンサ、All
・・・非反転増幅器、A12・・・演算増幅器、A13
・・・反転増幅器、A14、A61、A62・・・増幅
器、G1・・・鋸歯状波発生回路、COMP 1・・・
比較回路、Tト・・トランジスタ、INVl・・・反転
回路、H・・・二線四線変換回路、BN・・・平衡網回
路、CCRTSP・・・通話電流供給回路、5WCNT
1・・・スイッチング制御回路、DR2・・・駆動回
路、D2・・・ダイオード、■。・・・電圧源、Zo・
・・インピーダンス素子、T・・・トランス、IDET
・・・電流検出回路、FILl・・・低域通過フィルタ
、31!ND、 REC・・・端子。
成図。 第2図は第1図に示すスイッチング電源回路の構成を示
す回路接続図。 第3図は第1図に示す比較回路の動作を示すタイミング
図。 第4図は線路インピーダンスおよびスイッチングパルス
のデユーティを示す特性曲線図。 第5図および第6図は、インピーダンス値制御の原理を
示す説明図。 第7図は本発明第二実施例装置の構成を示すブロック構
成図。 第8図は第7図に示す平衡網回路の構成を示す回路接続
図。 置・・・加入者端末、LN・・・加入者線路、El・・
・直流電源、Sl・・・スイッチング電源回路、L・・
・コイル、R・・・抵抗、C・・・コンデンサ、All
・・・非反転増幅器、A12・・・演算増幅器、A13
・・・反転増幅器、A14、A61、A62・・・増幅
器、G1・・・鋸歯状波発生回路、COMP 1・・・
比較回路、Tト・・トランジスタ、INVl・・・反転
回路、H・・・二線四線変換回路、BN・・・平衡網回
路、CCRTSP・・・通話電流供給回路、5WCNT
1・・・スイッチング制御回路、DR2・・・駆動回
路、D2・・・ダイオード、■。・・・電圧源、Zo・
・・インピーダンス素子、T・・・トランス、IDET
・・・電流検出回路、FILl・・・低域通過フィルタ
、31!ND、 REC・・・端子。
Claims (2)
- (1)加入者線を介して加入者端末に直流電流を供給す
る通話電源供給回路と、 この通話電流供給回路の供給電流を所定の電流値に保つ
制御信号を生成する第一の制御手段と、上記加入者線の
インピーダンスに相応するインピーダンスを有するイン
ピーダンス素子を含む平衡回路網とを備えた加入者回路
において、 上記平衡回路網は、 上記制御信号に基づいて上記インピーダンス素子のイン
ピーダンスを制御する第二の制御手段を備えたことを特
徴とする加入者回路。 - (2)第一の制御手段で生成される制御信号が、デュー
ティサイクルが自動設定されるパルス信号であり、かつ
、第二の制御手段が、インピーダンス素子に直列に接続
され、この制御信号により断続される開閉素子である特
許請求の範囲第(1)項に記載の加入者回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085892A JPS61244191A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 加入者回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085892A JPS61244191A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 加入者回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61244191A true JPS61244191A (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=13871537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60085892A Pending JPS61244191A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 加入者回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61244191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4914693A (en) * | 1986-05-23 | 1990-04-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Telephone subscriber circuit |
-
1985
- 1985-04-22 JP JP60085892A patent/JPS61244191A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4914693A (en) * | 1986-05-23 | 1990-04-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Telephone subscriber circuit |
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