JPS61243930A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS61243930A JPS61243930A JP8433485A JP8433485A JPS61243930A JP S61243930 A JPS61243930 A JP S61243930A JP 8433485 A JP8433485 A JP 8433485A JP 8433485 A JP8433485 A JP 8433485A JP S61243930 A JPS61243930 A JP S61243930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- magnetic recording
- magnetic
- amino acid
- basic amino
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体（磁気テープ、磁気ディスク、磁
気ドラム、磁気カードなど）に関するものであり、耐摩
耗性、潤滑性が良好で耐久性、および走行安定性のすぐ
れた磁気記録一体を提供することを目的とする。
気ドラム、磁気カードなど）に関するものであり、耐摩
耗性、潤滑性が良好で耐久性、および走行安定性のすぐ
れた磁気記録一体を提供することを目的とする。
一般に磁気記録媒体は、ポリエステル、ポリイミドなと
のポリマーフィルムまたは、アルミニウム金属板に、メ
ッキ、スパッタリング、コーティングなどの方法によシ
磁性層を形成したものであるが、磁気記録および再生の
際に、この磁気記録媒体の表面は磁気ヘッド、ガイド部
材と接触しつつ高速で走行するために、磁気記録媒体表
面の摩擦、摩耗による耐久性の劣化や走行安定性の低下
などが大きな問題となる。
のポリマーフィルムまたは、アルミニウム金属板に、メ
ッキ、スパッタリング、コーティングなどの方法によシ
磁性層を形成したものであるが、磁気記録および再生の
際に、この磁気記録媒体の表面は磁気ヘッド、ガイド部
材と接触しつつ高速で走行するために、磁気記録媒体表
面の摩擦、摩耗による耐久性の劣化や走行安定性の低下
などが大きな問題となる。
このため、従来より磁気記録媒体の表面に種々の潤滑性
物質を存在させることによって耐摩耗性を付与すること
が広く行なわれており、潤滑性物質としては、高級脂肪
酸およびそれのエステル類。
物質を存在させることによって耐摩耗性を付与すること
が広く行なわれており、潤滑性物質としては、高級脂肪
酸およびそれのエステル類。
パラフィンなどの低分子量有機化合物、テトラフロロエ
チレンのオリゴマーまたはポリマーなとの弗素化合物、
シリコーンオイルなどの有機ケイ素化合物あるいはグラ
ファイトや二硫化モリブデンなどの無機化合物など種々
のものが使用されている。
チレンのオリゴマーまたはポリマーなとの弗素化合物、
シリコーンオイルなどの有機ケイ素化合物あるいはグラ
ファイトや二硫化モリブデンなどの無機化合物など種々
のものが使用されている。
これらの潤滑性物質は、磁気記録媒体の磁性層表面に存
在させるのが一般的であり、磁性層がコーティングによ
るものにおいては磁性層中にそれらを分散または溶解す
ることにより、またメッキやスパッタリングによる磁性
層（またコーティングによる磁性層においても必要に応
じ）においては。
在させるのが一般的であり、磁性層がコーティングによ
るものにおいては磁性層中にそれらを分散または溶解す
ることにより、またメッキやスパッタリングによる磁性
層（またコーティングによる磁性層においても必要に応
じ）においては。
それらの表面に潤滑性物質をコーティングもしくは、ス
パッタリングによって潤滑層として形成される。これら
のいくつかは比較的すぐれた性能を有するものとして実
用化されているが、まだ十分に満足しつるものではなく
、よシ以上の耐久性の向上が要望されているのが現状で
ある。
パッタリングによって潤滑層として形成される。これら
のいくつかは比較的すぐれた性能を有するものとして実
用化されているが、まだ十分に満足しつるものではなく
、よシ以上の耐久性の向上が要望されているのが現状で
ある。
本発明の上述の状況に鑑み鋭意研究を重ねた結果、下記
の構造を有する特定の塩基性アミノ酸化合物が磁気記録
媒体の表面に存在する場合に磁気記録媒体の摩擦係数が
著しく低下し、耐摩耗性が大きく改善され、従来では達
成できなかったすぐれた耐久性を有する磁気記録媒体と
なることを見出したことに基づいている。すなわち、本
発明は一般式 ％式％（１） （ただし、Ｒは炭素数が１１〜１７のアルキル基）にて
示される塩基性アミノ酸化合物が磁気記録媒体表面に存
在する磁気記録媒体に係るものである、上記（１）式の
塩基性アミノ酸化合物を磁気記録媒体の表面に存在させ
るには ■ 上記（１）式の化合物をふくむコーテイング液を作
成し磁性層表面に塗布（回転塗布、噴霧、浸漬など）す
る。
の構造を有する特定の塩基性アミノ酸化合物が磁気記録
媒体の表面に存在する場合に磁気記録媒体の摩擦係数が
著しく低下し、耐摩耗性が大きく改善され、従来では達
成できなかったすぐれた耐久性を有する磁気記録媒体と
なることを見出したことに基づいている。すなわち、本
発明は一般式 ％式％（１） （ただし、Ｒは炭素数が１１〜１７のアルキル基）にて
示される塩基性アミノ酸化合物が磁気記録媒体表面に存
在する磁気記録媒体に係るものである、上記（１）式の
塩基性アミノ酸化合物を磁気記録媒体の表面に存在させ
るには ■ 上記（１）式の化合物をふくむコーテイング液を作
成し磁性層表面に塗布（回転塗布、噴霧、浸漬など）す
る。
■ 上記（１）式の化合物を磁性層表面にこすりつける
。
。
■ 上記（１）式の化合物を蒸着あるいはスパッタリン
グによる薄膜として付着させる。
グによる薄膜として付着させる。
■ 磁性粉末を用いたコーティングタイプの磁性などの
方法が用いられる。
方法が用いられる。
いはＦｅ、 Ｃｏ、 Ｎｉやこれらの合金などの金属磁
性粉を含有するコーティング媒体とＣｏ−Ｆｅ合金。
性粉を含有するコーティング媒体とＣｏ−Ｆｅ合金。
Ｃｏ−Ｎｉ合金、Ｐ含有ＣＯなどの金属磁性薄膜からな
るメッキあるいはスパッタリングによる媒体が挙げられ
る。
るメッキあるいはスパッタリングによる媒体が挙げられ
る。
上記コーティング媒体においては上記（１）式の塩基性
アミノ酸化合物の使用量は磁性粉に対し、０．１〜１０
重量％が好適である。
アミノ酸化合物の使用量は磁性粉に対し、０．１〜１０
重量％が好適である。
す
上記（１）式の化合物はＬ−クジンと高級脂肪酸との反
応によシ合成される。
応によシ合成される。
例えば、Ｌ−リジンとラウリン酸からえられる、Ｎ−ラ
ウψロイルーＬ−リジン ＣＩｌ ＨＨＣＯＮＨ（ＣＨｚ ）４ ＣＨＣ００−”
ＮＨ。
ウψロイルーＬ−リジン ＣＩｌ ＨＨＣＯＮＨ（ＣＨｚ ）４ ＣＨＣ００−”
ＮＨ。
は、熱分解温度が約２３０℃と高（２００℃以下ではメ
ルトも分解もしない安定な骨間性の平板状粉体で、その
構造から明らかなように金属あるいはその酸化物と相互
作用を有する官能基と疎水性の官能基とを持ち有機溶剤
に溶解しないという性質を有しており、市販されている
。
ルトも分解もしない安定な骨間性の平板状粉体で、その
構造から明らかなように金属あるいはその酸化物と相互
作用を有する官能基と疎水性の官能基とを持ち有機溶剤
に溶解しないという性質を有しており、市販されている
。
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例Ｉ
ＣＯ含含有−Ｆ ｅ ｔ Ｏｓ磁性粉 ８０重量
部塩化ヒニル／酢酸ビニル／ビニルアルコール共重合体
８重量部（米国Ｕ、Ｃ，Ｃ社製ビ
ニライ）ＶＡＧ）ｔ）ウレタンエラストマー
８重量部（大日本インキ社製、クリスボン７２０９）
インシアネート ４重量部（日本ポリ
ウレタン社製、コロネートＬ）カーボンブラック
４重量部Ｎ−ラウロイル−Ｌ−リジン
１重量部トルエン 、５０重量部メ
チルエチルケトン ５０重量部から成る混合
物をボールミル中で７０時間混合分散して磁性塗料な調
製し、これを厚さ１１μ のポリエステルフィルム上に
乾燥厚が５μとなるように塗布し配向、乾燥、カレンダ
リング、硬化、スリッティング（巾１２．７−ｍ）を行
なってコーティング法による磁気テープ（ＶＴＲ用テー
プ）をえた。
部塩化ヒニル／酢酸ビニル／ビニルアルコール共重合体
８重量部（米国Ｕ、Ｃ，Ｃ社製ビ
ニライ）ＶＡＧ）ｔ）ウレタンエラストマー
８重量部（大日本インキ社製、クリスボン７２０９）
インシアネート ４重量部（日本ポリ
ウレタン社製、コロネートＬ）カーボンブラック
４重量部Ｎ−ラウロイル−Ｌ−リジン
１重量部トルエン 、５０重量部メ
チルエチルケトン ５０重量部から成る混合
物をボールミル中で７０時間混合分散して磁性塗料な調
製し、これを厚さ１１μ のポリエステルフィルム上に
乾燥厚が５μとなるように塗布し配向、乾燥、カレンダ
リング、硬化、スリッティング（巾１２．７−ｍ）を行
なってコーティング法による磁気テープ（ＶＴＲ用テー
プ）をえた。
この磁気テープをビデオデツキ（日立製作新製。
ＶＴ−５０００）を用いて走行速度３．３α／秒で反復
走行させてビデオ出力が初期出力より３ｄＢ低下するま
での走行回数を測定すると共に初期の摩擦係数を測定し
た。その結果、本実施例によるものは走行回数が１６５
０回、摩擦係数が０６２０であった。
走行させてビデオ出力が初期出力より３ｄＢ低下するま
での走行回数を測定すると共に初期の摩擦係数を測定し
た。その結果、本実施例によるものは走行回数が１６５
０回、摩擦係数が０６２０であった。
比較のため実施例１においてＮ−ラウロイル−Ｌ−リジ
ンのみを添加しないでえた磁気テープにおいては走行回
数が４５０回、摩擦係数が０．５２であった。
ンのみを添加しないでえた磁気テープにおいては走行回
数が４５０回、摩擦係数が０．５２であった。
実施例２
アルミニウム基板上に１０μのＮ１−Ｐ系非磁性メッキ
を施こし、その上に０．５μのＣ□−Ｎｉ −Ｐ系の磁
性メッキを施こしたメッキディスクの表面に１）Ｎ−ラ
ウロイル−し−リジンの粉末をレンズティッシュに付着
させ、これを２０ Ｏｒｐｍで回転する上記メッキディ
スクに接触させることによりＮ−ラウロイル−Ｌ−リジ
ンをメッキディスク表面に転写させる。
を施こし、その上に０．５μのＣ□−Ｎｉ −Ｐ系の磁
性メッキを施こしたメッキディスクの表面に１）Ｎ−ラ
ウロイル−し−リジンの粉末をレンズティッシュに付着
させ、これを２０ Ｏｒｐｍで回転する上記メッキディ
スクに接触させることによりＮ−ラウロイル−Ｌ−リジ
ンをメッキディスク表面に転写させる。
２） Ｎ−ラウロイル−Ｌ−リジンをスパッタリングに
よりメッキディスク表面に付着させる。
よりメッキディスク表面に付着させる。
３）エポキシ樹脂（シェル社製、エピツー）１００４）
４５重量部 フェノール樹脂（Ｇ、Ｅ社製、メチロン７５１０８）４
５重量部 ポリビニルブチラール（種水化学社製、エスレノクＢＸ
−ｔ） １ｏ重量部Ｎ−ラウロイルーＬ
−リジン １００重量部ミクロへキザノン
２００重量部からなる組成物をボールミル中で１２０時
間混合・粉砕・分散して潤滑性塗料をえた。これをシク
ロヘキサノンで固形分含率が１％となるように希釈し、
回転塗布によシメノキディスクにコーティングし、乾燥
ののちｉｏｏ℃で２時間硬化を行なう１０ｔで上記ディ
スクに接触させ、ディスクを周速５ｍ／秒の速度で回転
させ、メッキ媒体にキズのつくまでの摺動回数を測定す
ることによって行なった。その結果、未処理のメッキデ
ィスクにおいては約２０回であったのに対し上記（１）
（２） ｆ３１ではいずれも１０万回以上と良好であ
った。
４５重量部 フェノール樹脂（Ｇ、Ｅ社製、メチロン７５１０８）４
５重量部 ポリビニルブチラール（種水化学社製、エスレノクＢＸ
−ｔ） １ｏ重量部Ｎ−ラウロイルーＬ
−リジン １００重量部ミクロへキザノン
２００重量部からなる組成物をボールミル中で１２０時
間混合・粉砕・分散して潤滑性塗料をえた。これをシク
ロヘキサノンで固形分含率が１％となるように希釈し、
回転塗布によシメノキディスクにコーティングし、乾燥
ののちｉｏｏ℃で２時間硬化を行なう１０ｔで上記ディ
スクに接触させ、ディスクを周速５ｍ／秒の速度で回転
させ、メッキ媒体にキズのつくまでの摺動回数を測定す
ることによって行なった。その結果、未処理のメッキデ
ィスクにおいては約２０回であったのに対し上記（１）
（２） ｆ３１ではいずれも１０万回以上と良好であ
った。
以上の結果から、前記（１）式の塩基性アミ、ノ酸化合
物を使用した本発明の磁気記録媒体はすぐれた耐久性を
示すことが明らかである。
物を使用した本発明の磁気記録媒体はすぐれた耐久性を
示すことが明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式▲数式、化学式、表等があります▼ （ただし、Ｒは炭素数が１１〜１７のアルキル基）で示
される塩基性アミノ酸化合物が磁気記録媒体の表面に存
在することを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8433485A JPS61243930A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8433485A JPS61243930A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61243930A true JPS61243930A (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=13827607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8433485A Pending JPS61243930A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61243930A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01194129A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
| JPH01194127A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP8433485A patent/JPS61243930A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01194129A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
| JPH01194127A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
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