JPS6123984Y2 - - Google Patents

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JPS6123984Y2
JPS6123984Y2 JP1984043350U JP4335084U JPS6123984Y2 JP S6123984 Y2 JPS6123984 Y2 JP S6123984Y2 JP 1984043350 U JP1984043350 U JP 1984043350U JP 4335084 U JP4335084 U JP 4335084U JP S6123984 Y2 JPS6123984 Y2 JP S6123984Y2
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JP
Japan
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valve
magnet
valve seat
shaft
main body
Prior art date
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JP1984043350U
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JPS59163273U (ja
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Priority to JP4335084U priority Critical patent/JPS59163273U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は地震などの際自動的にガス等の流体の
通路を閉じる感震バルブに関するものである。
(従来技術) 特公昭49−21686号公報に示すように弁箱と、
該弁箱内に設けられた弁座と、上記弁箱内に存し
て上記弁座に接触するように押圧されている弁体
と、該弁体を上記弁座から離すように作動する弁
棒と、該弁棒の上方に存し地震等の振動衝撃等に
よつて倒れ得る感知体を具備し、上記感知体と弁
棒は磁化されていて、上記感知体が正常に起立し
ている場合に該感知体と上記弁棒の相対する部分
を互いに相反返する同じ磁極となし、この相反発
する磁力で上記弁棒を介して弁体を弁座から離間
させ、感知体が倒れた場合に上記相反発する磁極
が互いに遠くなつて弁体を弁座から離す磁力作用
が弁体を弁座に接触する力の作用より弱くなつて
弁体が弁座に接触して流体通路を閉じるように構
成した安全弁は公知であるが、断面円形の脚部1
5がシリンダー11を包囲し、脚部下端の環状の
折り返し部16が弁箱の上部の環状溝に嵌合して
いるので感知体13の地震に対する感度がにぶく
倒れ難く、大地震の場合はよいが小さい地震の場
合は所期の目的を達成できないという問題点があ
つた。
又実開昭50−61693号公報に示すようにガス入
口管2とガス出口管3を有する弁本体1の上部の
支持台5の中央に可撓体6を介して感震棒4を直
立状態に取付け、感震棒4の下部に取付けられた
回転体7の下面中央に付している永久磁石片8に
て磁着せしめられている閉止球9を感震棒4が傾
斜する事によつて、閉止座10上に落下しガス流
を閉止する構としてなる地震時自動閉止ガス弁は
公知であるが、重錘の重心位置調整を外から行う
ことができず不便であるという問題点があつた。
(目的) 本考案は地震に対する感度が良好で外部から感
度調節ができるようにして前記従来の欠点を除く
ことを目的としている。
(構成) 本考案は上記目的を達成するため本体内部のガ
ス通路に配設した弁にシヤフトを貫通し、該シヤ
フトの下端と弁座との間にスプリングを設けて弁
を弁座に圧接し、シヤフト上端に扁平なマグネツ
トを固定し、本体上部の窓に取り付けた非磁性体
キヤツプ上に前記マグネツトに対向して扁平な磁
石を載置して本体内のマグネツトをスプリングの
弾力に抗して上方に吸引して弁を弁座よりはな
し、外部のマグネツト上面には柱を植設してその
上端に重錘を移動且つ着脱自在に取り付けたこと
を特徴とするものである。
次に添付図面に示した本考案の実施例について
詳細に説明する。1はプロパンガスのボンベであ
つて、配管2を介して燃焼器具3にプロパンガス
を供給する。4および5は、ボンベ1および燃焼
器具3にそれぞれ設けたバルブであつて、通常の
場合のガスの遮断は、それら両バルブ4,5によ
つて行なう。6は感震バルブであつて、ボンベ1
と配管2との間に挿入され、地震発生時に動作し
てボンベ1から配管2へのガスの供給を遮断す
る。
第2図は、上記感震バルブ6の構造を示すもの
である。7は筒状に形成された本体であつて、そ
の一端の開口部8は、ボンベ1に接続され、他端
の開口部9は配管2に接続される。両開口部8,
9の間には隔壁10が設けられ、それにより本体
7は二つの室A,Bに分割されている。隔壁10
を貫いてバルブ11が設けられており、両室A,
Bは該バルブ11を介して連通している。バルブ
11は、弁座12とそれに密接して、ガス通路を
閉鎖する弁13とを備えており、弁13はそれを
貫通するシヤフト14の下端と弁座12との間に
縮設したスプリング15の力によつて、弁座12
に圧接する。シヤフト14は弁13の上方に延長
され、その上端にマグネツト16が固定されてい
る。本体7の上面には窓17が設けられており、
上記バルブ11の組込みは、この窓17を利用し
て行なわれる。そして、該窓17は、非磁性体の
キヤツプ18によつて気密に閉鎖される。19は
円盤状のマグネツトであつて、前記キヤツプ18
の上面に載置される。マグネツト19の上面には
柱20が植設されており、その上端付近には重錘
21が取り付けられている。
第2図から明らかな通り重錘21と柱20は相
対的に位置を調節可能に一体となつており、更に
必要に応じて他の重さの異なる重錘と交換するこ
とも可能である。
次に作用について説明する。感震バルブ6をキ
ヤツプ18がほぼ水平になるようにしてボンベ1
に取付け、それを介して配管2を接続する。そし
て、マグネツト19をキヤツプ18の上面に載置
すると、マグネツト19と16とが第3図に示す
ように吸引し合うので、マグネツト16は、スプ
リング15の力および重力に抗して上昇し、弁1
3は弁座12から離れる。したがつて、A,B両
室は、バルブ11を介して連通し、ガスをボンベ
1から配管2を介して燃焼器具3に供給すること
ができる。マグネツト19と重錘21とは柱20
を介して一体になつているので、それらの総合重
心Gは、重錘21の中心よりやや低い位置にあ
り、その状態を保つている。
地震が発生し、装置全体が一定限度以上に揺れ
ると、重錘21に作用する加速度によつて、それ
がマグネツト19と共に第4図に示すように傾
き、重心Gがマグネツト19の底面より側方に偏
奇し、安定を失なつて倒れる。その結果、マグネ
ツト19と16間の距離が増大し、両者の間に作
用していた吸引力が失なわれる。したがつて、弁
13はスプリング15の力と重力とにより降下
し、弁座12に密接する。かくして、バルブ11
は閉鎖状態になり、A,B両室はバルブ11によ
つて遮断されるので、ガスの供給が断たれる。
(効果) 本考案は本体内部のガス通路に配設した弁にシ
ヤフトを貫通し、該シヤフトの下端と弁座との間
にスプリングを設けて弁を弁座に圧接し、シヤフ
ト上端に扁平なマグネツトを固定し、本体上部の
窓に取り付けた非磁性体キヤツプ上に前記マグネ
ツトに対向して扁平な磁石を載置して本体内のマ
グネツトをスプリングの弾力に抗して上方に吸引
して弁を弁座よりはなし、外部のマグネツト上面
には柱を植設してその上端に重錘を移動且つ着脱
自在に取り付けているので地震が発生すると、そ
の際に生じる加速度によつて、直ちにバルブを閉
じることができ、配管が地震で破損してもガス漏
れを生じることがなく安全である。また、バルブ
の操作力は磁気的に与えられるので、気密を要す
る管の内外を貫通する部材を必要とせず、バルブ
の部分からガス漏れを生じるおそれがない。そし
て、第2の磁性体には重錘を付加してその重心位
置を高めてあるので、充分な感度を得ることがで
きる。さらに、第2の磁性体は第1の磁性体に磁
気的な力によつてのみ位置が変えられるようにな
つているため不完全な閉止状態はなく安全性が高
い。又本体上部に窓を設けているので、この窓を
利用して容易にバルブを組み込むことができ便利
である。
特に本考案は地震に対する感度が良好で外部か
ら感震調節ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の利用状態を示す正面図、第2
図は本考案の実施例の縦断面図、第3図、第4図
は動作状態を示す要部縦断面図である。 6……感震バルブ、7……本体、11……バル
ブ、15……スプリング、16,19……マグネ
ツト、21……重錘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内部のガス通路に配設した弁にシヤフトを
    貫通し、該シヤフトの下端と弁座との間にスプリ
    ングを設けて弁を弁座に圧接し、シヤフト上端に
    扁平なマグネツトを固定し、本体上部の窓に取り
    付けた非磁性体キヤツプ上に前記マグネツトに対
    向して扁平な磁石を載置して本体内のマグネツト
    をスプリングの弾力に抗して上方に吸引して弁を
    弁座よりはなし、外部のマグネツト上面には柱を
    植設してその上端に重錘を移動且つ着脱自在に取
    り付けてなる感震バルブ。
JP4335084U 1984-03-28 1984-03-28 感震バルブ Granted JPS59163273U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4335084U JPS59163273U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 感震バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4335084U JPS59163273U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 感震バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59163273U JPS59163273U (ja) 1984-11-01
JPS6123984Y2 true JPS6123984Y2 (ja) 1986-07-18

Family

ID=30173883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4335084U Granted JPS59163273U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 感震バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59163273U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5189336U (ja) * 1975-01-16 1976-07-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59163273U (ja) 1984-11-01

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