JPS61238812A - トリオキサンの連続重合方法 - Google Patents
トリオキサンの連続重合方法Info
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- JPS61238812A JPS61238812A JP60081697A JP8169785A JPS61238812A JP S61238812 A JPS61238812 A JP S61238812A JP 60081697 A JP60081697 A JP 60081697A JP 8169785 A JP8169785 A JP 8169785A JP S61238812 A JPS61238812 A JP S61238812A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G2/00—Addition polymers of aldehydes or cyclic oligomers thereof or of ketones; Addition copolymers thereof with less than 50 molar percent of other substances
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/18—Stationary reactors having moving elements inside
- B01J19/20—Stationary reactors having moving elements inside in the form of helices, e.g. screw reactors
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G2/00—Addition polymers of aldehydes or cyclic oligomers thereof or of ketones; Addition copolymers thereof with less than 50 molar percent of other substances
- C08G2/10—Polymerisation of cyclic oligomers of formaldehyde
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/18—Details relating to the spatial orientation of the reactor
- B01J2219/182—Details relating to the spatial orientation of the reactor horizontal
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- Medicinal Chemistry (AREA)
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- Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は実質的に液状の原料から細粒化された状態の重
合物製品を連続して取り出す重合方法に関する。
合物製品を連続して取り出す重合方法に関する。
更に詳しく言えば、2本の平行して互いに同方向または
異方向に回転する軸と、各軸上に取り付けられた多数の
パドルと、該パドル外周に近接するバレルとを有する、
いわゆる連続撹拌混合機タイプの重合反応装置を使用す
る連続重合方法に於いて、該重合反応装置の後部取出口
側を持ち上げて反応装置の長軸が水平に対して1〜10
°の傾斜角度を有するように勾配をつけて設置した状態
で反応を行わせることを特徴とする、液状の原料から細
粒状固体重合生成物を得るための連続重合方法に関する
。
異方向に回転する軸と、各軸上に取り付けられた多数の
パドルと、該パドル外周に近接するバレルとを有する、
いわゆる連続撹拌混合機タイプの重合反応装置を使用す
る連続重合方法に於いて、該重合反応装置の後部取出口
側を持ち上げて反応装置の長軸が水平に対して1〜10
°の傾斜角度を有するように勾配をつけて設置した状態
で反応を行わせることを特徴とする、液状の原料から細
粒状固体重合生成物を得るための連続重合方法に関する
。
一般に重合性の液状単量体を適当なる重合触媒の存在下
において重合させた場合、生成する重合物が単量体に可
溶であるために粘性液を形成し、重合の進行とともに高
粘稠体を生成するに至る場合と、重合物が原料の単量体
に不溶であるため重合の進行に伴って液状からスラリー
状態を経て完全固体状重合物の析出という相変化を起こ
す場合との二つの場合があるが、本発明は後者に関する
ものである。この後者のような重合反応によって固体状
重合物の連続的な製造が行われている典型例としては、
ポリ塩化ビニルの塊状重合法による製造および同じく塊
状重合法によるポリアセタール樹脂の製造などが挙げら
れる。そこで、以下にポリアセタール樹脂の製造法を中
心に説明する。
において重合させた場合、生成する重合物が単量体に可
溶であるために粘性液を形成し、重合の進行とともに高
粘稠体を生成するに至る場合と、重合物が原料の単量体
に不溶であるため重合の進行に伴って液状からスラリー
状態を経て完全固体状重合物の析出という相変化を起こ
す場合との二つの場合があるが、本発明は後者に関する
ものである。この後者のような重合反応によって固体状
重合物の連続的な製造が行われている典型例としては、
ポリ塩化ビニルの塊状重合法による製造および同じく塊
状重合法によるポリアセタール樹脂の製造などが挙げら
れる。そこで、以下にポリアセタール樹脂の製造法を中
心に説明する。
三弗化ホウ素、三弗化燐、四塩化錫、過塩素酸、または
それらの塩、あるいは錯塩などのカチオン活性重合触媒
を用いて、トリオキサンの単独重合、またはトリオキサ
ンとエチレンオキサイド等の環状エーテル、または環状
ホルマール等との共重合によりポリアセクール樹脂を製
造する方法は既に公知であり、工業的にも実施されてい
るが、この重合または共重合反応では、上述の通り液状
モノマーから重合の進行につれて、いわゆる相変化が起
こり液状から短時間のスラリー状態を経て固体状重合物
に変化する。
それらの塩、あるいは錯塩などのカチオン活性重合触媒
を用いて、トリオキサンの単独重合、またはトリオキサ
ンとエチレンオキサイド等の環状エーテル、または環状
ホルマール等との共重合によりポリアセクール樹脂を製
造する方法は既に公知であり、工業的にも実施されてい
るが、この重合または共重合反応では、上述の通り液状
モノマーから重合の進行につれて、いわゆる相変化が起
こり液状から短時間のスラリー状態を経て固体状重合物
に変化する。
而も稀釈剤の殆ど存在しない、いわゆる塊状重合法では
反応速度が極めて早いため、この相変化は急激であり反
応の制御は容易ではない。例えばこの重合または共重合
反応を静止状態で行うと、殆ど瞬間的に近い短時間のう
ちに大きな塊状の強靭な生成物が得られ、後の粉砕洗滌
精製工程における取り扱いが非常に困難となり、また重
合熱の内部蓄積のために温度調節は殆ど不可能となって
重′合物の品質の劣化および重合転化率の低下を招(結
果となる。そこでこのような反応の特殊な様相を考慮し
て大塊状の重合生成物の発生を防ぎ、比較的品質の安定
した細粒状の重合体生成物を効率よく生産する方法とし
て数多くの発明が提案されている。それらに共通する基
本的な考え方は、平行2軸の撹拌構造を有する押出機型
の重合反応機の利用である。
反応速度が極めて早いため、この相変化は急激であり反
応の制御は容易ではない。例えばこの重合または共重合
反応を静止状態で行うと、殆ど瞬間的に近い短時間のう
ちに大きな塊状の強靭な生成物が得られ、後の粉砕洗滌
精製工程における取り扱いが非常に困難となり、また重
合熱の内部蓄積のために温度調節は殆ど不可能となって
重′合物の品質の劣化および重合転化率の低下を招(結
果となる。そこでこのような反応の特殊な様相を考慮し
て大塊状の重合生成物の発生を防ぎ、比較的品質の安定
した細粒状の重合体生成物を効率よく生産する方法とし
て数多くの発明が提案されている。それらに共通する基
本的な考え方は、平行2軸の撹拌構造を有する押出機型
の重合反応機の利用である。
このような平行2軸の撹拌構造を有する押出機型の反応
機を、当該ポリアセタール樹脂の製造に利用する考えは
、特公昭47−629号および特公昭47−42145
号の2軸スクリユータイプの押出機を使用する発明、続
いて特開昭51−84890号において示されたスクリ
ユーと楕円板状パドルとの組合せからなる2軸部合機を
利用する発明などが端緒となって、パドル形状に対する
工夫改良が重ねられ、特開昭53−86794号、特開
昭56−38313号あるいは特開昭58−32619
〜21号など多(の提案が次々と行われるに至っている
。
機を、当該ポリアセタール樹脂の製造に利用する考えは
、特公昭47−629号および特公昭47−42145
号の2軸スクリユータイプの押出機を使用する発明、続
いて特開昭51−84890号において示されたスクリ
ユーと楕円板状パドルとの組合せからなる2軸部合機を
利用する発明などが端緒となって、パドル形状に対する
工夫改良が重ねられ、特開昭53−86794号、特開
昭56−38313号あるいは特開昭58−32619
〜21号など多(の提案が次々と行われるに至っている
。
また平行する2軸が互いに同方向回転するタイプと逆回
転(異方向回転)するタイプとがあり、いずれも類僚の
機能を示すが、前者についてはセルフクリーニング性の
良さが特徴とされ、後者については例えば特開昭57−
40520号の如く、相変化に対応して自動的に剪断力
が望ましい方向に変化して発現されるという発明提案が
行われている。現在ポリアセタール樹脂の工業的生産の
多くはこのような発明を基礎にした製造方式によって行
われている。
転(異方向回転)するタイプとがあり、いずれも類僚の
機能を示すが、前者についてはセルフクリーニング性の
良さが特徴とされ、後者については例えば特開昭57−
40520号の如く、相変化に対応して自動的に剪断力
が望ましい方向に変化して発現されるという発明提案が
行われている。現在ポリアセタール樹脂の工業的生産の
多くはこのような発明を基礎にした製造方式によって行
われている。
近年、ポリアセタール樹脂の需要は増加の一途を辿って
おり、かつ樹脂の品質、特に熱時安定性に関して、より
高品質のものが要望されているので、製造プロセスとし
ても現状必ずしも充分満足すべき域にあるとは言えない
。すなわち装置当たりの重合物収率あるいは重合転化率
の向上、さらに安定化処理の効率化による重合物品質の
改善、向上の努力が望まれているわけである。玉揚の多
くの発明提案に基づいて平行2軸回転撹拌型の反応機を
用い回転軸に取り付けるパドル形状およびそれらの配列
に種々の工夫をこらしたものを使用することによってポ
リアセタール樹脂の製造を行った場合、確かに実験室的
な小規模の装置においては比較的細粒状の重合物を高転
化率で得ることができるが、装置の規模が大きくなると
ともに必ずしも満足すべき結果は得られていない。例え
ば細粒といっても、小指大あるいはそれ以上の大きさを
有する、むしろ粗粒ともいうべき粒度の重合物の生成す
る比率が多くなり、また装置の内壁に付着する重合物ス
ケール層の厚さも増加し、伝熱効率の低下による重合転
化率の低減と重合物品質の劣化とがある程度不可避の状
況となっている。
おり、かつ樹脂の品質、特に熱時安定性に関して、より
高品質のものが要望されているので、製造プロセスとし
ても現状必ずしも充分満足すべき域にあるとは言えない
。すなわち装置当たりの重合物収率あるいは重合転化率
の向上、さらに安定化処理の効率化による重合物品質の
改善、向上の努力が望まれているわけである。玉揚の多
くの発明提案に基づいて平行2軸回転撹拌型の反応機を
用い回転軸に取り付けるパドル形状およびそれらの配列
に種々の工夫をこらしたものを使用することによってポ
リアセタール樹脂の製造を行った場合、確かに実験室的
な小規模の装置においては比較的細粒状の重合物を高転
化率で得ることができるが、装置の規模が大きくなると
ともに必ずしも満足すべき結果は得られていない。例え
ば細粒といっても、小指大あるいはそれ以上の大きさを
有する、むしろ粗粒ともいうべき粒度の重合物の生成す
る比率が多くなり、また装置の内壁に付着する重合物ス
ケール層の厚さも増加し、伝熱効率の低下による重合転
化率の低減と重合物品質の劣化とがある程度不可避の状
況となっている。
この場合、重合反応機を出た重合物は多くの場合粉砕機
によって粉砕整粒化してからいわゆるクエンチ工程に入
り、充分冷却下で洗滌などの安定化処理を行って次工程
に移すわけであるが連続的に操作を行う場合、刻々に製
造されてくる重合物の品質の変動幅は相当大きく、かつ
原料から転換された重合生成物の装置内における流れは
、かなりの脈動を生じるので反応を制御しようとしても
、その精度は必ずしも満足すべきものでないのが実情で
ある。
によって粉砕整粒化してからいわゆるクエンチ工程に入
り、充分冷却下で洗滌などの安定化処理を行って次工程
に移すわけであるが連続的に操作を行う場合、刻々に製
造されてくる重合物の品質の変動幅は相当大きく、かつ
原料から転換された重合生成物の装置内における流れは
、かなりの脈動を生じるので反応を制御しようとしても
、その精度は必ずしも満足すべきものでないのが実情で
ある。
この種の2軸撹拌型の反応機に要求される機能としては
(イ) 触媒と重合性単量体、すなわちトリオキサンま
たはトリオキサンと共重合可能な環状化合物単量体との
混合物の迅速かつ均質混合化 (ロ) 重合の開始にともなって重合物が析出する初期
段階のいわゆるスラリー状態における重合物粒子の癒着
防止(強い剪断力)(ハ) 固体状重合物の塊化防止ま
たは塊形成物の粉砕化(強い剪断力) (ニ) 反応機内におけるセルフクリーニング性の保持
(付着滞留物の防止、あるいは除去) (ホ) 細粒状重合物への伝熱効率の確保(所定重合温
度の保持、反応熱内部蓄積の緩和軽減) (へ) 原料流入から重合物吐出までの製品流れの脈動
化の防止(充満度の局所的偏倚の防止) 等が挙げられるが、仮令パドルの形状あるいは配列に種
々工夫を加えるとしても、一つの反応機の中において、
これだけの要件を充分溝たすことは極めて困難であり、
ここにこの種反応機の上述の如きスケールアップの難し
さが存するわけである。殊に液状から固体状への相変化
は、重合反応速度が非常に早いため急激であり、それに
伴って密度の変化も著しく、反応内容物の容積変化も極
めて大きいことに注目しなければならない。このような
現象によって、軸の方向に沿って局所的に内容物の充満
度が変化するため製品の流れに脈動を生じさせ撹拌ある
いは粉砕の効率変化を惹起して、均一な細粒化が困難と
なり、重合転化率の低下や重合物品質の劣化を招くもの
と考えられる。このような問題に対して、パドル配列に
おいて「送り」タイプのものと「逆向き(逆送り)」タ
イプのものとを適当に組み合わせて流れを調整する対策
が採られることが多いが、運転中における動力の消費が
大きくなったり、オーバーロードを生じたり、内容物の
閉塞を生起したりするトラブルが多くなり易く、必ずし
も適確な調整には役立たないのである。また特開昭53
−86794号では重合を二段階に分は前段でセルフク
リーニングタイプの反応機を使用し、後段で重合を完結
させるためピンミキサー型の熱交換反応機を用いる方法
の提案が行われているが、それにしても前段の反応機に
おける困難な問題を如何に解決するかという点では、何
ら根本的な対策とはなり得ていないのである。
たはトリオキサンと共重合可能な環状化合物単量体との
混合物の迅速かつ均質混合化 (ロ) 重合の開始にともなって重合物が析出する初期
段階のいわゆるスラリー状態における重合物粒子の癒着
防止(強い剪断力)(ハ) 固体状重合物の塊化防止ま
たは塊形成物の粉砕化(強い剪断力) (ニ) 反応機内におけるセルフクリーニング性の保持
(付着滞留物の防止、あるいは除去) (ホ) 細粒状重合物への伝熱効率の確保(所定重合温
度の保持、反応熱内部蓄積の緩和軽減) (へ) 原料流入から重合物吐出までの製品流れの脈動
化の防止(充満度の局所的偏倚の防止) 等が挙げられるが、仮令パドルの形状あるいは配列に種
々工夫を加えるとしても、一つの反応機の中において、
これだけの要件を充分溝たすことは極めて困難であり、
ここにこの種反応機の上述の如きスケールアップの難し
さが存するわけである。殊に液状から固体状への相変化
は、重合反応速度が非常に早いため急激であり、それに
伴って密度の変化も著しく、反応内容物の容積変化も極
めて大きいことに注目しなければならない。このような
現象によって、軸の方向に沿って局所的に内容物の充満
度が変化するため製品の流れに脈動を生じさせ撹拌ある
いは粉砕の効率変化を惹起して、均一な細粒化が困難と
なり、重合転化率の低下や重合物品質の劣化を招くもの
と考えられる。このような問題に対して、パドル配列に
おいて「送り」タイプのものと「逆向き(逆送り)」タ
イプのものとを適当に組み合わせて流れを調整する対策
が採られることが多いが、運転中における動力の消費が
大きくなったり、オーバーロードを生じたり、内容物の
閉塞を生起したりするトラブルが多くなり易く、必ずし
も適確な調整には役立たないのである。また特開昭53
−86794号では重合を二段階に分は前段でセルフク
リーニングタイプの反応機を使用し、後段で重合を完結
させるためピンミキサー型の熱交換反応機を用いる方法
の提案が行われているが、それにしても前段の反応機に
おける困難な問題を如何に解決するかという点では、何
ら根本的な対策とはなり得ていないのである。
本発明者は以上のような観点から平行2軸撹拌混合機タ
イプの重合反応機における操作性を改善し、細粒化され
た重合物を効率よく製造するために鋭意検討を行った結
果、本発明に到達したのである。即ち、本発明は2本の
平行して互いに同方向または異方向に回転する軸と、各
軸上に取り付けられた多数のパドルと、該パドル外周に
近接するバレルとを有し、周期的にパドル長軸端が相手
側パドルの短軸端に近接するよう構成され軸方向の一端
に設けられた投入口から原料が仕込まれ他の一端に設け
られた取出口から重合物製品が取り出される、いわゆる
連続撹拌混合機タイプの重合反応装置を使用する連続重
合方法に於いて該装置の後部取出口側を持ち上げて反応
装置の長軸が水平に対して1〜10°の傾斜角度を有す
るように勾配をつけて設置した状態で反応を行わせるこ
とを特徴とする液状の原料から固体状重合物を得るため
の連続重合方法を提案するものである。従来2軸回転撹
拌混合機タイプの装置は水平の状態で運転するという既
成概念があるが、本発明はこのような固定観念にとられ
れず、全く新規な着想のもとに検討を行い、その特徴を
見出すに至ったものである。
イプの重合反応機における操作性を改善し、細粒化され
た重合物を効率よく製造するために鋭意検討を行った結
果、本発明に到達したのである。即ち、本発明は2本の
平行して互いに同方向または異方向に回転する軸と、各
軸上に取り付けられた多数のパドルと、該パドル外周に
近接するバレルとを有し、周期的にパドル長軸端が相手
側パドルの短軸端に近接するよう構成され軸方向の一端
に設けられた投入口から原料が仕込まれ他の一端に設け
られた取出口から重合物製品が取り出される、いわゆる
連続撹拌混合機タイプの重合反応装置を使用する連続重
合方法に於いて該装置の後部取出口側を持ち上げて反応
装置の長軸が水平に対して1〜10°の傾斜角度を有す
るように勾配をつけて設置した状態で反応を行わせるこ
とを特徴とする液状の原料から固体状重合物を得るため
の連続重合方法を提案するものである。従来2軸回転撹
拌混合機タイプの装置は水平の状態で運転するという既
成概念があるが、本発明はこのような固定観念にとられ
れず、全く新規な着想のもとに検討を行い、その特徴を
見出すに至ったものである。
即ち本発明に於いては反応装置の軸心が水平面に対しで
ある角度以上傾斜する様勾配をつけて反応装置が設置さ
れることを特徴としており、これにより、装置の連続運
転に際し、吐出量の変動が極めて小さくなり、重合反応
も安定化して内温の変動幅が小さくなり、生成重合物の
重合転化率の向上及びその変動幅が小さくなること等、
重合操作が非常に良好に行い得るのである。
ある角度以上傾斜する様勾配をつけて反応装置が設置さ
れることを特徴としており、これにより、装置の連続運
転に際し、吐出量の変動が極めて小さくなり、重合反応
も安定化して内温の変動幅が小さくなり、生成重合物の
重合転化率の向上及びその変動幅が小さくなること等、
重合操作が非常に良好に行い得るのである。
装置の勾配角度が1°未満では上記の様な本発明の効果
が充分には得られない、一方装置の勾配角度が10°以
上であると、回転軸を支持し、回転動力を与える機構部
分に相当の負担がかかるため長時間の運転に支障を生じ
易く、またグランドシール部の気密保持にも問題が生じ
易いので実際的ではない、実際運転に際して操作性が良
(、所期の効果を得る上で好ましい勾配の角度は1〜5
°程度である。
が充分には得られない、一方装置の勾配角度が10°以
上であると、回転軸を支持し、回転動力を与える機構部
分に相当の負担がかかるため長時間の運転に支障を生じ
易く、またグランドシール部の気密保持にも問題が生じ
易いので実際的ではない、実際運転に際して操作性が良
(、所期の効果を得る上で好ましい勾配の角度は1〜5
°程度である。
次に、本発明の反応機の回転軸に取り付けられるパドル
に関しては公知のものを使用すればよく何ら特定する必
要はない、参考に第3図において種々のバドール断面(
撹拌軸に対して垂直方向の断面)の形状を例示したが、
いわゆる凸レンズ型、楕円型、擬三角形型、あるいはそ
れらの先端にスクレーバー作用を付与させるために一種
の切り欠き、あるいは鋸歯を備えたちの等、いずれも状
況あるいは條件に応じて採用することができる。又偏心
円板又は偏心変形円板形状のパドルも採用することが出
来る。要は、これらの種々のタイプのパドルを重合の状
況あるいは様相に応じて適宜選定し、かつ適当に配列組
み合わせをして使用すればよいのであって、むしろこの
ような適当な組み合わせを幅広く選択し得る点に本発明
の特徴が存するわけである。
に関しては公知のものを使用すればよく何ら特定する必
要はない、参考に第3図において種々のバドール断面(
撹拌軸に対して垂直方向の断面)の形状を例示したが、
いわゆる凸レンズ型、楕円型、擬三角形型、あるいはそ
れらの先端にスクレーバー作用を付与させるために一種
の切り欠き、あるいは鋸歯を備えたちの等、いずれも状
況あるいは條件に応じて採用することができる。又偏心
円板又は偏心変形円板形状のパドルも採用することが出
来る。要は、これらの種々のタイプのパドルを重合の状
況あるいは様相に応じて適宜選定し、かつ適当に配列組
み合わせをして使用すればよいのであって、むしろこの
ような適当な組み合わせを幅広く選択し得る点に本発明
の特徴が存するわけである。
次に、本発明の方法に用いられる平行2軸撹拌型反応機
としては工業的に安価であり、かつパドル先端とバレル
内面との間のクリアランスがパドルの外接円の直径の2
%以下、好ましくは1%以下であるように保持し、而も
長軸のたわみによるクリアランスの変動や偏りがないよ
うに、工作精度および操業安全性を併せて考慮すると、
L/D (但しLは反応機の長さ、Dはその内径)は
通常20以下、望ましくは15以下であり、一方充分の
重合転化率を得るためにはL/1)5以上という範囲が
望ましい。また適度に所望の細粒化重合生成物を得るた
めには撹拌軸の回転速度を、パドル先端の回転周速度と
して0.1〜l、Qm/secの範囲であるようにする
ことが望ましいが、本発明方法の場合、0.1m/se
c以下でも概ね所期の目的を達成し得る。さらに2軸の
回転については前述したように同方向および異方向の場
合が考えられるが本発明法はいずれの場合にも適用でき
る。
としては工業的に安価であり、かつパドル先端とバレル
内面との間のクリアランスがパドルの外接円の直径の2
%以下、好ましくは1%以下であるように保持し、而も
長軸のたわみによるクリアランスの変動や偏りがないよ
うに、工作精度および操業安全性を併せて考慮すると、
L/D (但しLは反応機の長さ、Dはその内径)は
通常20以下、望ましくは15以下であり、一方充分の
重合転化率を得るためにはL/1)5以上という範囲が
望ましい。また適度に所望の細粒化重合生成物を得るた
めには撹拌軸の回転速度を、パドル先端の回転周速度と
して0.1〜l、Qm/secの範囲であるようにする
ことが望ましいが、本発明方法の場合、0.1m/se
c以下でも概ね所期の目的を達成し得る。さらに2軸の
回転については前述したように同方向および異方向の場
合が考えられるが本発明法はいずれの場合にも適用でき
る。
最後に本発明は上記の如(、液状の原料から固体状重合
生成物を製造する重合法、つまり重合生成物が原料の単
量体に不溶であり、重合の進行とともに完全固体状重合
物が析出するような系の重合製造法に関するものであっ
て、このような系に対しては広く適用することができる
。
生成物を製造する重合法、つまり重合生成物が原料の単
量体に不溶であり、重合の進行とともに完全固体状重合
物が析出するような系の重合製造法に関するものであっ
て、このような系に対しては広く適用することができる
。
特に好ましくは、塩化ビニルの重合、トリオキサンの単
独重合、または共重合などに用いられる。トリオキサン
の共重合の場合、トリオキサンが主成分として50モル
%以上含まれる系においては共重合性単量体には特に限
定はなく、また使用する重合触媒についても制限はない
。
独重合、または共重合などに用いられる。トリオキサン
の共重合の場合、トリオキサンが主成分として50モル
%以上含まれる系においては共重合性単量体には特に限
定はなく、また使用する重合触媒についても制限はない
。
またもち論無水の不活性溶剤や分子量調節剤や、その他
少量の添加剤の使用も何ら差支えはない。
少量の添加剤の使用も何ら差支えはない。
以上述べた所により本発明の効果は明らかであるが更に
これを要約すると本発明は従来の水平設置の2軸回転撹
拌型の反応装置と異なり、これを適度に傾斜勾配をつけ
て設置して使用することにより、外見的に同じ機械構造
であっても反応内容物の充満度が長軸の方向にほぼ一定
に保たれ易く、かつその充満度レベルを自由に調節し易
いこと、従って急激な相変化あるいは容積変化も緩和さ
れ易(、撹拌効率に大きな変動を生じないことなどの点
において、驚(べき程に改善された装置機能の発現に成
功したもので、全く斬新、かつ独特の着想に基づくもの
である。本発明の連続重合方法によれば大規模な装置で
も上記の如く極めて安定した連続重合反応を行うことが
出来、均一にして品質良好な重合物を望ましい形状、大
きさの粒塊として、高収率で取得することが出来る。
これを要約すると本発明は従来の水平設置の2軸回転撹
拌型の反応装置と異なり、これを適度に傾斜勾配をつけ
て設置して使用することにより、外見的に同じ機械構造
であっても反応内容物の充満度が長軸の方向にほぼ一定
に保たれ易く、かつその充満度レベルを自由に調節し易
いこと、従って急激な相変化あるいは容積変化も緩和さ
れ易(、撹拌効率に大きな変動を生じないことなどの点
において、驚(べき程に改善された装置機能の発現に成
功したもので、全く斬新、かつ独特の着想に基づくもの
である。本発明の連続重合方法によれば大規模な装置で
も上記の如く極めて安定した連続重合反応を行うことが
出来、均一にして品質良好な重合物を望ましい形状、大
きさの粒塊として、高収率で取得することが出来る。
以下に図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。
第3図(1)に示した断面形状のパドルを、第2図に示
すパドル配列にて設置した第1図の如き2軸撹拌型連続
重合反応装置を用い、次に示すような共通反応条件の下
に勾配角度θを0゜(比較例)、1°、2°、3°およ
び5° (実・流側1,2.3及び4)に変えた実験を
実施した。もとより各実施例ごとに装置内は充分に清掃
した上で操作を行った。
すパドル配列にて設置した第1図の如き2軸撹拌型連続
重合反応装置を用い、次に示すような共通反応条件の下
に勾配角度θを0゜(比較例)、1°、2°、3°およ
び5° (実・流側1,2.3及び4)に変えた実験を
実施した。もとより各実施例ごとに装置内は充分に清掃
した上で操作を行った。
ここで第1図中、lは原料投入口、2は製品取出口、3
はバレル本体、4は重合触媒投入口、5および5”は2
軸の軸受部である。6はバレル外周を囲繞して、3セク
シヨンに区分されたジャケットである。7は■〜■の測
温点に取り付けられたサーモカップルである(もとより
このサーモカップルの数や位置については何ら限定はな
い)。又θは軸心が水平面となす角度である。
はバレル本体、4は重合触媒投入口、5および5”は2
軸の軸受部である。6はバレル外周を囲繞して、3セク
シヨンに区分されたジャケットである。7は■〜■の測
温点に取り付けられたサーモカップルである(もとより
このサーモカップルの数や位置については何ら限定はな
い)。又θは軸心が水平面となす角度である。
又第2図は第1図に対応してパドルの種類及びパドル配
列の一例を模式的に示したものであり、1つの矩形で一
対のねじりのない断面凸レンズ型パドルを表し斜線を付
した矩形で前送り(図面中口で表される)、および逆送
り型のパドル(図面中口で表される)それぞれ一対を表
示した。下部の数字は投入口側からのパドル枚数類を示
している。
列の一例を模式的に示したものであり、1つの矩形で一
対のねじりのない断面凸レンズ型パドルを表し斜線を付
した矩形で前送り(図面中口で表される)、および逆送
り型のパドル(図面中口で表される)それぞれ一対を表
示した。下部の数字は投入口側からのパドル枚数類を示
している。
原料としてはトリオキサン単量体に2.5%のエチレン
オキサイドおよび調節剤として500ppmのメチラー
ルを加えて混合したものを毎時10重量部の割合で1の
投入口より導入し、重合触媒として三弗化ホウ素、ジブ
チルエーテラートをシクロヘキサン溶液にして重合性単
量体に対して34ppa+に相当する量を触媒投入口4
より流入させた。ジャケット6には90℃に加熱したオ
イルを通して装置を加温し、2軸の回転速度はそれぞれ
50rpmに保持した。
オキサイドおよび調節剤として500ppmのメチラー
ルを加えて混合したものを毎時10重量部の割合で1の
投入口より導入し、重合触媒として三弗化ホウ素、ジブ
チルエーテラートをシクロヘキサン溶液にして重合性単
量体に対して34ppa+に相当する量を触媒投入口4
より流入させた。ジャケット6には90℃に加熱したオ
イルを通して装置を加温し、2軸の回転速度はそれぞれ
50rpmに保持した。
取出口2から吐出されてくる重合生成物を随時サンプリ
ングし、滞留時間、吐出量、重合転化率および重合物の
メルトインデックス(MI)などを測定し、その変動の
状況を調べた。また内温の温度変化を記録した。
ングし、滞留時間、吐出量、重合転化率および重合物の
メルトインデックス(MI)などを測定し、その変動の
状況を調べた。また内温の温度変化を記録した。
一方それぞれの実施例及び比較例において約3〜4時間
運転した後、反応を中断させ装置内の内容物の充満度を
調べた。これらの結果をまとめて第1表および第4図に
示した。
運転した後、反応を中断させ装置内の内容物の充満度を
調べた。これらの結果をまとめて第1表および第4図に
示した。
第1表の結果から明らかな如く、反応装置をある角度以
上に傾斜勾配をつけて設置して運転を行うことにより吐
出量の変動が極めて小さくなり重合反応も安定化して、
内温の変動幅が小さくなり、生成重合物の重合転化率は
向上して、而も変動幅も小さくなること、また生成重合
物の旧も低目に安定化することが確認された。
上に傾斜勾配をつけて設置して運転を行うことにより吐
出量の変動が極めて小さくなり重合反応も安定化して、
内温の変動幅が小さくなり、生成重合物の重合転化率は
向上して、而も変動幅も小さくなること、また生成重合
物の旧も低目に安定化することが確認された。
また第4図から判るように、反応装置に傾斜勾配をつけ
ることによって装置内における内容物の充満度が均一化
することが認められ、第1表の成績が裏付けられている
と言える。
ることによって装置内における内容物の充満度が均一化
することが認められ、第1表の成績が裏付けられている
と言える。
即ち装置内壁にはほとんど付着層は存在せず、重合物は
2m径以下の細粒で3m径以下のものは掻く少量混在す
る程度であった。
2m径以下の細粒で3m径以下のものは掻く少量混在す
る程度であった。
第1図は本発明゛の方法に用いられる代表的な反応装置
の長さ方向の縦断面図、第2図はパドルの種類及びパド
ル配列の一例を模式的に示した説明図、第3図(1)〜
(3)は各種パドルの断面図、第4図(1)〜(4)は
実施例及び比較例に於ける装置内各部の充満度を示すグ
ラフで、横軸は進行方向に対するパドル数を示し、縦軸
は各場所の充填率を示す。 1・・・・・・・・・・・・原料投入口2・・・・・・
・・・・・・製品取出口3・・・・・・・・・・・・バ
レル本体4・・・・・・・・・・・・触媒投入口5.5
°・・・ 軸受部 6・・・・・・・・・・・・ジャケット7・・・・・・
・・・・・・サーモカップル8・・・・・・・・・・・
・バレル 9・・・・・・・・・・・・軸 10・・・・・・・・・・・・パドル 出願人代理人 古 谷 馨 第4図 進行方向(パドルI1.) 手続補正書(自船 昭和61年6月25日
の長さ方向の縦断面図、第2図はパドルの種類及びパド
ル配列の一例を模式的に示した説明図、第3図(1)〜
(3)は各種パドルの断面図、第4図(1)〜(4)は
実施例及び比較例に於ける装置内各部の充満度を示すグ
ラフで、横軸は進行方向に対するパドル数を示し、縦軸
は各場所の充填率を示す。 1・・・・・・・・・・・・原料投入口2・・・・・・
・・・・・・製品取出口3・・・・・・・・・・・・バ
レル本体4・・・・・・・・・・・・触媒投入口5.5
°・・・ 軸受部 6・・・・・・・・・・・・ジャケット7・・・・・・
・・・・・・サーモカップル8・・・・・・・・・・・
・バレル 9・・・・・・・・・・・・軸 10・・・・・・・・・・・・パドル 出願人代理人 古 谷 馨 第4図 進行方向(パドルI1.) 手続補正書(自船 昭和61年6月25日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2本の平行して互いに同方向または異方向に回転す
る軸と、各軸上に取り付けられた多数のパドルと、該パ
ドル外周に近接するバレルとを有し、周期的にパドルの
長軸端が相手側の短軸端に近接するよう構成され、軸方
向の一端に設けた投入口から原料が仕込まれ他端に設け
た取出口から重合物製品が取り出される連続撹拌混合機
タイプの反応装置を使用して液状原料から固体状重合物
を連続的に製造する連続重合方法に於いて、該装置の後
部取出口側を持ち上げて反応装置の長軸が水平に対して
1〜10°の傾斜角度を有するように勾配をつけて設置
した状態で反応を行わせることを特徴とする連続重合方
法。 2 液状原料がトリオキサン、又はトリオキサンを主成
分としこれと共重合しうるコモノマーとの混合液であり
、固体状重合物がトリオキサン重合体又はトリオキサン
の共重合体である特許請求の範囲第1項記載の連続重合
方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60081697A JPS61238812A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | トリオキサンの連続重合方法 |
KR1019860002780A KR920001666B1 (ko) | 1985-04-17 | 1986-04-12 | 연속 중합방법 |
EP86302853A EP0198719B1 (en) | 1985-04-17 | 1986-04-16 | Method of continuous polymerization and apparatus therefor |
DE8686302853T DE3673682D1 (de) | 1985-04-17 | 1986-04-16 | Kontinuierliches polymerisationsverfahren und apparat dafuer. |
CA000506783A CA1265287A (en) | 1985-04-17 | 1986-04-16 | Method of continuous polymerization |
US06/853,096 US4661570A (en) | 1985-04-17 | 1986-04-17 | Method of continuous polymerization |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60081697A JPS61238812A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | トリオキサンの連続重合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61238812A true JPS61238812A (ja) | 1986-10-24 |
JPH058725B2 JPH058725B2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=13753562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60081697A Granted JPS61238812A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | トリオキサンの連続重合方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4661570A (ja) |
EP (1) | EP0198719B1 (ja) |
JP (1) | JPS61238812A (ja) |
KR (1) | KR920001666B1 (ja) |
CA (1) | CA1265287A (ja) |
DE (1) | DE3673682D1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0789040A4 (en) * | 1994-10-27 | 1998-05-06 | Asahi Chemical Ind | PROCESS FOR PRODUCING POLYOXYMETHYLENE |
WO2014175042A1 (ja) * | 2013-04-25 | 2014-10-30 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタール共重合体の製造方法 |
US9546241B2 (en) | 2013-04-25 | 2017-01-17 | Polyplastics Co., Ltd. | Method for producing polyacetal copolymer |
US9745400B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-08-29 | Polyplastics Co., Ltd. | Method for producing polyacetal copolymer |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2735596B2 (ja) * | 1989-01-20 | 1998-04-02 | 出光石油化学株式会社 | スチレン系重合体の製造方法 |
KR100508905B1 (ko) * | 2002-11-11 | 2005-08-17 | 주식회사 엘지화학 | 스티렌계 중합체 제조용 반응기 |
KR100508904B1 (ko) * | 2002-11-19 | 2005-08-17 | 주식회사 엘지화학 | 중합체 제조 시스템 |
CN103406087A (zh) * | 2013-08-27 | 2013-11-27 | 北京化工大学 | 一种节能高效自清洁聚合工艺及装置 |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPS5740520A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-06 | Polyplastics Co | Continuous polymerization |
JPS5832619A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-25 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ポリオキシメチレンの製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1257780A (fr) * | 1960-02-26 | 1961-04-07 | Saint Gobain | Perfectionnement à la polymérisation en masse de dérivés de l'éthylène |
DE1432024A1 (de) * | 1961-04-18 | 1969-08-07 | Aachener Misch & Knetmasch | Mischmaschine |
JPS57101A (en) * | 1980-06-04 | 1982-01-05 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Method and apparatus for polymerization |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP60081697A patent/JPS61238812A/ja active Granted
-
1986
- 1986-04-12 KR KR1019860002780A patent/KR920001666B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1986-04-16 EP EP86302853A patent/EP0198719B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-16 CA CA000506783A patent/CA1265287A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-16 DE DE8686302853T patent/DE3673682D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-17 US US06/853,096 patent/US4661570A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5740520A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-06 | Polyplastics Co | Continuous polymerization |
JPS5832619A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-25 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ポリオキシメチレンの製造方法 |
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EP0789040A4 (en) * | 1994-10-27 | 1998-05-06 | Asahi Chemical Ind | PROCESS FOR PRODUCING POLYOXYMETHYLENE |
US6139804A (en) * | 1994-10-27 | 2000-10-31 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Process for production of polyoxymethylene |
WO2014175042A1 (ja) * | 2013-04-25 | 2014-10-30 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタール共重合体の製造方法 |
JP2014214224A (ja) * | 2013-04-25 | 2014-11-17 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタール共重合体の製造方法 |
KR20160004315A (ko) * | 2013-04-25 | 2016-01-12 | 포리프라스틱 가부시키가이샤 | 폴리아세탈 공중합체의 제조방법 |
US9546241B2 (en) | 2013-04-25 | 2017-01-17 | Polyplastics Co., Ltd. | Method for producing polyacetal copolymer |
US9550853B2 (en) | 2013-04-25 | 2017-01-24 | Polyplastics Co., Ltd. | Method for producing polyacetal copolymer |
US9745400B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-08-29 | Polyplastics Co., Ltd. | Method for producing polyacetal copolymer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH058725B2 (ja) | 1993-02-03 |
EP0198719B1 (en) | 1990-08-29 |
EP0198719A2 (en) | 1986-10-22 |
KR920001666B1 (ko) | 1992-02-22 |
CA1265287A (en) | 1990-01-30 |
EP0198719A3 (en) | 1988-05-04 |
KR860008211A (ko) | 1986-11-14 |
DE3673682D1 (de) | 1990-10-04 |
US4661570A (en) | 1987-04-28 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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