JPS61238578A - 競技用自転車等用のフレ−ム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自転車のフレーム、特に競技用自転車のフ
レームに関する。

従来の競技用自転車のフレームは、おおむね、サドルと
クランク軸とハンドルと車輪とが取付けられる箇所で一
連の管体を接続したものからなる。

このようなフレームは、その目的を一応は達しているけ
れども、空気力学的な観点からは必ずしも好ましいもの
ではなく選手により加えられる運動力を阻害していた。

空気力学的な観点からは、次の二つの明確な理由から不
都合が生じていた。

ａ）フレームを構成する管体の周囲に旋回空気流がかな
り形成されること ｂ）選手が取る姿勢 最初の点に関しては、管体の形状を適当なものとするこ
とにより好ましくない現象を減少させようという試みが
なされてきたが、想わしい効果は得られていなかった。

第２の点に関しては、ハンドル八−を低くすることによ
りできるだけ選手がかがむようにさせていた。こうする
ためには、ハンドルに接続する管体が許す限りハンドル
用の円筒部の高さを低くする必要があった。従来のフレ
ームでは、管体は、実際上一箇所で結合されていた。

このため、もともとは永久固定接続に似た、ハンドル用
の円筒部とフレームの管体との接続がちょうつがい状の
ものになるので、フレームの剛性と堅固性を低下させて
いた。

現在、同種のフレームを製造するに際し、選手の体格に
合わせて種々のサイズで同種のフレームを製造できる１
以上の設備を前もって製造する必要がある。

をもたらすには、種々のフレームを製造する必要があっ
た。

このように、従来の競技用自転車のフレームの製造を標
準化することは、明らかに困難であつた。

この発明の目的は、独特の流線形と堅固性と多様性とを
備えたフレームを提供することにある。

この目的及び他の目的は、以下の説明及び特許請求の範
囲の欄の記載を参照することにより当業者には明らかと
なる。

この発明による自転車用フレーム、特に、競技用自転車
に用いるフレームは、三個のロブ（肝葉のように表面が
丸く突出しているもつ）を備えた層流構造体からなり、
この中に、サドルとクランク軸とハンドルと車輪を固定
する機構が収容される事を特徴とする。

次に、この発明について、添付図面に示した非限定的な
実施例を参照しながら詳述する。

添付図面において、全体を符号ｌで示す本発明によるフ
レームは、第１のロブ２と第２のロブ３と第３のロブ４
とを表面に備えた層流構造体からなる。

第１のロブは、断面が楕円形をＬ７ていて実質的に湾曲
して突出したものからなり、その端部に、低い位置でハ
ンドル用の円筒部１４が収容され、る。

第２のロブ３は、断面形状が飛行機の翼状をしていて、
まず自転車の後部の方に若干傾斜し、続いて傾斜を緩め
て延長部５が突出している。この延長部内には、後述す
るサドルを固定する機構６が設けられる。

下部の第３のロブ４は、前述したロブに対し寸法が大き
くなっていて、部分的に左右二つの部分７及び８に別れ
ている。これら二つに分けられた部分により、これらの
構造体内に収容される小さなブラケット１１によって自
転車に固定された後輪ｌＯ用の収容部９が形成される。

第３のロブの二つに分けられた部分７及び８の下部接続
部には、中央の鎖歯車１５を支持するブシュ１２が収容
される。このブシュには、車輪の軸線とペダルの回転軸
線間の中心距離を小さく出来るようにスプラインが設け
られる。

第３のロブを二つに分けた一方の部分７には、流線形の
スリット１３を設け、ここから、・動チェーン１６を入
れる。８３図において、第２のロブ３の延長部は、一定
の長さには確定しておらず、選手の体格に応じて適宜切
除することにより長さを減少できる。

延長部５の微調整は、適当な高さの修正挿入片エフを加
えることにより可能となる。

延長部５には、サドル２１を固定するブロック２０を従
来どおり結合するねじ１９とかみ合うねじ形成されたブ
シュ１８が収容される。

修正挿入片１７は、このねじ１９がとおる穴１７′が形
成される。

後輪のブレーキは、ブレーキ用の流線形のカバーを形成
するように、第３のロブを２つに分けられた部分７およ
び８に適切な形状を施した部分に収容される。

第１図から明らかのように、各ロブの形状は、互いに整
合している。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるフレームの右側面図を示すもの
で、一部を断面図で表わしである。第２図は、左側面図
を示すものである。第３図は、サドルの固定及び高さ調
節機構を示す斜視図である。第４図は、本発明によるフ
レームを取り付けた自転車の斜視図を示すものである。 １・・・フレーム、２・・・第１のロブ、３・・・第２
のロブ、４・・・第３のロブ、６・・・サドル固定機構
、７・８・・・第３のロブを２つに分けた部分、１７・
・・修正挿入片、１８・・・ブシュ 特Ｎ出願人　工ツフエイエルレ　ソチェタ　ペルアチオ
ーニ　ファツブリ力　イタリ アナ　ルオテ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）第１のロブと、第２のロブと、第３のロブを備えた
   層流構造体からなり、この中に、サドルと、クランク軸
   と、ハンドルと、車輪を固定する機構が収容されること
   を特徴とする競技用自転車等用のフレーム。 ２）前記三つのロブからなる層流構造体は、ロブが二つ
   の対称な部分に半分に分れたものからなり、これらは、
   後輪とこれに取り付けられるブレーキ機構を収容するス
   ペースをもたらすように二つに分れた第３のロブの一部
   を除いて、自転車の対称軸線で結合されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載のフレーム。 ３）前記第１のロブの端部には、ハンドル機構が収容さ
   れ、前記第２のロブの端部には、サドル支持機構が収容
   され、第３のロブの端部には、クランク軸と後輪を支持
   する機構とが収容されることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項又は第２項に記載のフレーム。 ４）前記第３のロブは、二つの部分に分かれていて、各
   々の端部で後輪を支持するための小型のブラケットを支
   持していることを特徴とする特許請求の範囲第１項ない
   し第３項のいずれかに記載のフレーム。 ５）前記サドル固定機構は、前記第２のロブに収容され
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項
   のいずれかに記載のフレーム。 ６）前記第２のロブ（３）の延長部（５）は、当初にお
   いて、長さが不確定であつて、選手の体格に合せて組立
   てることができ、該端部には、前記サドル（２１）の固
   定機構（６）とかみ合うねじ付きブシユ（１８）が収容
   されることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
   ５項のいずれかに記載のフレーム。 ７）前記第２のロブ（３）の高さの微調節が、修正挿入
   片（１７）によりもたらされることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記載のフレー
   ム。 ８）低くなつたハンドル用の円筒部は、ハンドル機構の
   一部をなすことを特徴とする特許請求の範囲第１項ない
   し第７項のいずれかに記載のフレーム。 ９）前記クランク軸のブシユは、車輪軸とペダル軸間の
   距離を短かくできるように、スプラインを備えているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第８項のい
   ずれかに記載のフレーム。 １０）前記構造体に前記後輪ブレーキを収容したことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第９項のいずれ
   かに記載のフレーム。