JPS61238317A - 粉粒体供給装置におけるフイルタクリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、材料供給源に連通させた密閉貯溜容器内を、
フィルタを介してこの密閉貯溜容器に連通ずる吸気源に
より負圧にして、材料供給源の粉粒体材料を密閉貯溜容
器内へ吸引すべくした粉粒体供給装置におけるフィルタ
クリーニング装置に関するものである。

（従来の技術） この種の粉粒体供給装置におけるフィルタクリーニング
装置として、従来よりフィルタに機械的振動を与えるよ
うにしたもの、掻き落し操作によるもの、逆気流を利用
するもの等が知られている。

このうち通気流方式は、他の機械的振動方式および掻き
落し方式に比べて構成が簡単であり故障も少なく非常に
有効である。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、この通気流方式を採用する場合でも、逆気流
を発生させるための専用の気力源を、従来見られるよう
に別に用意するのでは構成の簡略化にさほど寄与しない
ばかりか、装置およびその運転に要するコストも相当増
大することになり、送気流方式の利点が大幅に減殺され
てしまうという不都合を有する。

本発明は、従来例における如上の問題点を解決するため
になされたものであって、負圧を利用した粉粒体供給装
置において、簡単かつ低コストで構成することのできる
フィルタクリーニング装置の提供を目的とするものであ
る。

（問題点を解決するための手段） 本発明のフィルタクリーニング装置は、材料供給管を介
して材料供給源に連通ずる密閉貯溜容器内を、この密閉
貯溜容器に吸気管、フィルタを介して連通ずる吸気源よ
り負圧にして、材料供給源の粉粒体材料を密閉貯溜容器
内へ吸引すべくした粉粒体供給装置において、前記吸気
管のフィルタ取付位置より吸気源寄りの部分に負圧応動
型空気作動弁からなる外気導入用のクリーニングバルブ
を設け、このクリーニングバルブのパイロットエア導入
部と前記密閉貯溜容器とをパイロ７）信号伝達管を介し
て連通させる一方、このパイロット信号伝達管と前記材
料供給管と吸気管のそれぞれの途中に、これらの管路を
開閉するカットバルブを設けてなり、吸気源により密閉
貯溜容器内を負圧にした後、吸気管のカットバルブを閉
じると共にバイロフト信号伝達管のカットバルブを開い
て密閉貯溜容器の負圧をクリーニングバルブのパイロッ
トエア導入部に及ぼすことにより、クリーニングバルブ
を開いて外気を吸気管内に導入し、フィルタを経て密閉
貯溜容器内に流入する上記外気の送気流でフィルタを洗
浄するようにしたことを特徴とするものである。

（実施例Ｉ） 本発明の第１の実施例を、第１図および第２図に基き以
下に説明する。

第１図は本発明のフィルタクリーニング装置を適用した
吸引（負圧）輸送式の粉粒体供給装置の概略構成を示す
ものであって、フレコン、ホッパー、袋詰め等の材料供
給源である材料供給容器（１）と、この材料供給容器＋
１．１から粉粒体材料を吸引して受は取る貯溜用密閉貯
溜容器（２）とは、材料供給管（３）を介して連通して
いる。

一方、真空ポンプまたはブロワからなる吸気源（４）と
前記密閉貯溜容器（２）とは吸気管（５）を介して連通
しており、密閉貯溜容器（２）向上部に開放する上記吸
気管（５）の終端部にはフィルタ（６）が装着されてい
る。また上記吸気管（５）の途中、すなわち、上記フィ
ルタ取付位置より吸気源（４）寄りの部分には、開放動
作により上記吸気管（５）を外気側に開放する外気導入
用のクリーニングバルブ（７）が介装されており、この
クリーニングバルブ（７）は負圧パイロットエアに応動
して開放動作する第２図に示す構造の空気作動弁により
構成されている。第２図において、クリーニングバルブ
（７）の弁体内空部はダイヤフラム（８）によって入口
（９）および出口００）の形成されている下半部とパイ
ロットエア導入部ＯＤが開口する上半部とに２分されて
おり、そのダイヤフラム（８）はスプリング叫の付勢に
より出口００）側に形成された弁座（１０ａ）に押し当
てられて、入口（９）と出口α〔の間を常時ダイヤフラ
ム（８）が遮断するように構成されている。また、ダイ
ヤフラム（８）がしきる上半部のダイヤフラム室α美と
入口（９）とは図示しないブリード穴で連通しており、
これによりダイヤフラム室Ｑ３１が常時入口（９）と同
一圧力となるように構成されている。このクリーニング
バルブ（７）の上記出口０φは吸気管（５）に連通ずる
一方、入口（９）は外気側に開放されている。

また、排出口α滲の形成されている前記密閉貯溜容器（
２）の底部と前記クリーニングバルブ（７）のパイロッ
トエア導入部ａυとは、パイロット信号伝達管０りを介
して連通させてあり、このパイロット信号伝達管ＱＳＩ
の途中にはその管路を開閉するカットバルブαｅが介装
されている。

更に、前記吸気管（５）のクリーニングバルブ（７）取
付位置より吸気源（４）よりの部分および前記材料供給
管（３）の途中にも、それぞれこれらの管路を開閉する
ためのカットバルブαη、α匂が介装されている。

なお、材料供給管（３）の始端側には吸込みノズルａ値
が連結されている。この吸込みノズルα９の適所には、
材料供給管（３）内に二次空気を取り入れるための二次
空気取入れ管（図示せず）を設けると共に、この二次空
気取入れ管の途中に介装した電磁弁（図示せず）を間欠
的に開閉駆動することにより、プラグ輸送を図れると同
時に材料供給管（３）内が粉粒体材料で閉塞するのを防
止するように構成することもできる。また材料供給管（
３）の途中の適所には、別に二次空気の補助取入れ部（
図示せず）を設け、材料供給管（３）内が粉粒体材料で
閉塞した際、上記補助取入れ部から取入れる二次空気で
閉塞材料を解きほぐすようにすることもできる。

要するに、材料供給容器（１）より密閉貯溜容器（２）
へ材料を送る材料供給管（３）などの供給手段は任意で
ある。（２０）は吸気管（５）の途中に設けた圧力計、
（２１）は密閉貯溜容器（２）内の粉粒体材料の貯溜上
限レベルを示す上限レベル計である。

前記構成の粉粒体供給装置において、材料供給容器（１
）から密閉貯溜容器（２）への粉粒体材料の供給は一５
吸気管（５）および材料供給管（３）のそれぞれのカッ
トバルブＱｌ　、α匂を開く一方、密閉貯溜容器（２）
底部の排出口α旬のカットバルブ（２２）およびパイロ
ット信号伝達管ａつのカットバルブαｅを閉じた状態で
行われる。これにより吸気源（４）と密閉貯溜容器（２
）とは吸気管（５）を介して連通ずる一方、密閉貯溜容
器（２）と材料供給容器（１）の間も材料供給管（３）
を介して連通し、吸気源（４）の吸引作用により密閉貯
溜容器（２）内ば負圧となり、材料供給容器（１１の粉
粒体材料が材料供給管（３）を経て密閉貯溜容器（２）
内に吸引貯溜されるものである。このとき、前記したよ
うにバイロフト信号伝達管α９の途中はカントバルブα
ｅで閉じられているため、密閉貯溜容器（２）内の負圧
がクリーニングバルブ（７）に検知されることはない。

すなわち、クリーニングバルブ（７）では、外気側に開
放されている入口（９）と図示しないブリード穴で連通
しているダイヤフラム室ａ３の内圧が外気圧と等しく、
ダイヤプラム（８）はスプリング（２）に押されて入口
（９）と出口αｌの間を遮断しており、外気がこのクリ
ーニングバルブ（７）より吸気管（５）内に導入される
ことはない。また吸気管（５）の終端部はフィルタ（６
）を介して密閉貯溜容器（２）内に開放しているので、
密閉貯溜容器（２）内に送り込まれた粉粒体材料がさら
に吸気管（５）に侵入するのは防止される。

以上の材料供給動作に伴って上記フィルタ（６）には粉
粒体材料が付着し、このため吸気輸送の能率が低下する
ことになる。このフィルタ（６）に付着した粉粒体材料
を除去するフィルタクリーニング処理は次のような動作
によって行われる。

密閉貯溜容器（２）底部の排出口Ｑ４１のカットバルブ
（２２）およびパイロット信号伝達管αつのカットバル
ブ＋１６１は閉し、吸気管（５）のカットバルブ０１は
開いた材料供給時の状態に保って、材料供給管（３）の
カットバルブａＳ＋を閉しる。この状態で吸気ｔＸ（４
）を駆動すると、その吸引作用により密閉貯溜容器（２
）内は負圧にされる。

上記吸引動作の開始より所定時間が経過すると、図示し
ないタイマが働いて吸気管（５）のカントバルブＯＤが
閉じると同時にパイロット信号伝達管ｏ９のカットバル
ブ０印が開く。これによりパイロット信号伝達管ＱＳＩ
を介してクリーニングバルブ（７）のダイヤフラム室α
でと密閉貯溜容器（２）内が連通し、ダイヤフラム室α
蜀は負圧となり入口（９）側の外気圧との圧力差により
ダイヤフラム（８）が゛スプリングα乃の付勢力に抗し
て押し上げられ、外気側に開口する入口（９）と吸気管
（５）側に開口する出口αのとが連通ずる。

これに伴い、外気と密閉貯溜容器（２）内との圧力差に
よってクリーニングバルブ（７）よりフィルタ（６）を
経て密閉貯溜容器（２）内に流入し、この外気の通気流
によりフィルタ（６）の洗浄が行われる。

以上のフィルタクリーニング動作において、クリーニン
グバルブ（７）のダイヤフラム室α■は密閉貯溜容器（
２）内と連通して前記の如く負圧に変るものであるから
、このとき密閉貯溜容器（２）の粉粒体材料がダイヤフ
ラム室α■に流入するようなことはなく、従って上記フ
ィルタクリーニングは密閉貯溜容器（２）から粉粒体材
料を排出した場合に限らず、密閉貯溜容器（２）内に粉
粒体材料を残した状態のままでも行うことが出来る。

尚、前記各カットバルブ０６１．αη、αｍ　、　（２
２）　！７）開閉は、エア制御あるいは電気制御により
遠隔操作される。

（実施例２） 本発明の第２の実施例を、第３図および第４図に基づき
以下に説明する。

本実施例は、材料供給容器（１）から送られる粉粒体材
料を貯溜する密閉貯溜容器（２）の排出口ａａ側に、貯
溜された粉粒体材料を別の場所に輸送するための気力輸
送装置（２６）を接続してなる粉粒体供給装置に適用し
たものであって、第１の実施例と同じ構成要素について
は同一符号を付して示している。

前記気力輸送装置（２６）は密閉貯溜容器（２）底部の
排出口α船側に設けられた混入器（２７）と材料集荷部
であるホッパ（２日）などの間を結ぶ輸送管（２９）、
ガス供給管（３０）を介して上記輸送管（２９）に空気
やアルゴンなどの加圧ガスを供給する気力！　（３１）
などを備えている。前記輸送管（２９）の適所には気力
源（３１）より補助ガス供給管（３２）・・・を介して
別に加圧ガスを供給し得るように構成され、これにより
輸送管（２９）の輸送圧を高めたり管内での粉粒体材料
の閉塞を防止するように工夫されている。

また前記混入器（２７）には、第４図に拡大して示すよ
うにその側壁部において前記ガス供給管（３０）より分
岐する分岐管（３３）が連通しており、この分岐管（３
３）より供給される加圧ガスにより密閉貯溜容器（２）
内の粉粒体材料を定量ずつ断続的に順次輸送管（２９）
へ送り込むように構成されている。そして密閉貯溜容器
（２）の内圧をクリーニングバルブ（７）のダイヤフラ
ム室α刃に伝達するパイロット信号伝達管（５）の密閉
貯溜容器（２）側端部は、前記混入器（２７）の側壁部
より密閉貯溜容器（２）内に連通ずるように構成されて
いる。

本実施例の粉粒体供給装置では、フィルタクリーニング
動作において密閉貯溜容器（２）内を負圧にする場合、
密閉貯溜容器（２）の排出口Ｃｔｔ側を遮断するため、
輸送管（２９）の途中に設けられたカフ）バルブ（３４
）、ガス供給管（３０）のカットバルブ（３５）、補助
ガス供給管（３２）のカットバルブ（３６）などを閉′
じて行う。

そのほかのフィルタクリーニング動作は前記実施例と同
様である。

なお、この実施例では、吸込みノズル０匂の適所には材
料供給管（３）内に二次空気を取り入れるための二次空
気取入れ管（２３）を設け、この二次空気取入れ管（２
３）の途中に介装した電磁弁（２４）を間欠的に開閉駆
動することにより、プラグ輸送を図ると同時に材料供給
管（３）内が粉粒体で閉塞するのを防止するように構成
しであるが、このような構成を採らないこともでき任意
である。また、材料供給管（３）の途中には、別に加圧
空気の補助取入れ部（２５）を設け、該補助取入れ部（
２５）からの加圧ガスにより材料供給管（３）内での粉
粒体の閉塞を解きほぐすようにしであるが、このような
構成のないものにも実施できる。

さらに、この実施例の気力輸送装置（２６）はガスの圧
送による方式を採っているが、吸引式の気力輸送装置を
実施することもできる。

各実施例では、密閉貯溜容器（２）としては耐圧容器を
用いたが、その内部で生じる圧力に耐えるものであれば
任意である。また、クリーニングバルブ（７）として、
第２図示の構造のものを示したが、これに限定されるも
のではなく、適宜設計変更できるものである。

（発明の効果） 本発明のフィルタクリーニング装置は、以上のように負
圧応動型空気作動弁からなる外気導入用のクリーニング
バルブを吸気管のフィルタ取付位置より吸気管寄りの部
分に設け、このクリーニングバルブのパイロットエア導
入部と密閉貯溜容器とをパイロ・ノド信号伝達管を介し
て連通させる一方、前記密閉貯溜容器に連通ずる吸気管
、材料供給管および前記パイロット信号伝達管の途中を
カットバルブで開閉するように構成したから、吸気管の
カットバルブを開き、材料供給管およびパイロット信号
伝達管のカットバルブを閉じた状態で前記吸気源を駆動
して密閉貯溜容器を負圧にした後、吸気管のカットバル
ブを閉してパイロット信号伝達管のカットバルブを開く
ことにより、クリーニングバルブより外気を負圧の密閉
貯溜容器に導入して、その外気の通気流でフィルタを洗
浄することができ、フィルタクリーニングのために特別
な気力源を新たに用意することなく材料輸送用の吸気源
をそのままフィルタクリーニング用の気力源として併用
することができる。そのため構成が簡単になり、装置の
構成及びその運転に要するコストも大幅に低減すること
ができるなどの効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の構成を示す概略図、第
２図はそのクリーニングバルブの縦断面図、第３図は本
発明の第２の実施例の構成を示す概略図、第４図はその
混合器部分の配管を示す部分拡大図である。 （１１・・・・材料供給容器（材料供給源）、（２）・
・・・密閉貯溜容器、（３）・・・・材料供給管、（４
）・・・・吸気源、（５）・・・・吸気管、（６）・・
・・フィルタ、（７）・・・・クリーニングバルブフ゛
、（８ン・・・・ダイヤフラム、（９）・・・・入口、
α０・・・・出口、αυ・・・・パイロットエア導入部
、（２）・・・・スプリング、α１・・・・ダイヤフラ
ム室、α船・・・・排出口、０り・・・・パイロット信
号伝達管、αｅ、αη、α乃。 （２２）　、　（３４）　、　（３５）　、　（３６）
　　・・・・カットバルブ、（２７）・・・・混入器。 特　許　出　願　人　株式会社　松井製作所第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 材料供給管を介して材料供給源に連通する密閉貯溜容器
   内を、この密閉貯溜容器に吸気管、フィルタを介して連
   通する吸気源により負圧にして、材料供給源の粉粒体材
   料を密閉貯溜容器内へ吸引すべくした粉粒体供給装置に
   おいて、前記吸気管のフィルタ取付位置より吸気源寄り
   の部分に負圧応動型空気作動弁からなる外気導入用のク
   リーニングバルブを設け、このクリーニングバルブのパ
   イロットエア導入部と前記密閉貯溜容器とをパイロット
   信号伝達管を介して連通させる一方、このパイロット信
   号伝達管と前記材料供給管と吸気管のそれぞれの途中に
   、これらの管路を開閉するカットバルブを設けたことを
   特徴とする粉粒体供給装置におけるフィルタクリーニン
   グ装置。