JPS6123818Y2 - - Google Patents

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JPS6123818Y2
JPS6123818Y2 JP1976100445U JP10044576U JPS6123818Y2 JP S6123818 Y2 JPS6123818 Y2 JP S6123818Y2 JP 1976100445 U JP1976100445 U JP 1976100445U JP 10044576 U JP10044576 U JP 10044576U JP S6123818 Y2 JPS6123818 Y2 JP S6123818Y2
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JP
Japan
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coil bobbin
magnetic
housing
hole
magnetic body
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JP1976100445U
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JPS5323273U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁電変換素子を用いた磁気センサー装
置に関する。
磁気センサー装置は、磁性体や磁石で形成され
或は磁性体成分を含有した物で印刷された被検出
体を検出することが出来る。これらの被検出体を
検知する磁気センサーには、磁界の変化に感応す
る磁電変換素子が多用されている。
磁電変換素子は、被検出体との間に定められた
空隙の幅が多少変動しても電磁コイルを用いた場
合のように急激にその出力を減衰することがない
利点を持つている。
しかし、磁電変換素子は、被検出体の進行方向
に対して回転すると被検出体から影響を受ける期
間が長くなるので分解能力が悪くなり、また被検
出体の進行方向と直角の方向に対して磁電変換素
子が傾くと磁気センサーの出力特性も基準電位に
対して傾いたものになりセンサ回路を正確に動作
させることが出来なくなる。
例えば、第1図のように、磁気インキで印刷さ
れたパターンが磁電変換素子の上を通過すると、
正常時には第2図のような一定のレベル範囲8で
の信号が得られるが、磁電変換素子が被検出体か
ら傾くと第3図のように定められた一定のレベル
範囲Sにおさまらず磁気センサー装置を組込んだ
機器を正確に動作させなくなる虞れがあつた。
このような欠点は、成型品の製造時のひけや内
蔵部品の発熱による変形、或は成型品の寸法誤差
によるガタツキによつて発生し、好ましい磁気セ
ンサーが得られなかつた。
本考案は上述の欠点を解決するもので、以下添
付図面を用いて詳細に説明する。
第4図に於て、箱状のハウジング10の中に
は、円筒状のコイルボビン11とプリント基板1
2が支持されている。ハウジング10のセンサー
面13には、ボビン11に設けたガイド部14を
挿入する透孔15が穿たれ、またコイルボビン1
1と直角になるようにプリント基板12が固定さ
れている。ガイド部14を挿入する透孔15はシ
ールドキヤツプ20によつてセンサー面13と面
一関係に密封され、塵や水滴或は熱や湿気、更に
は衝撃等からハウジング10の内部を保護してい
る。
コイルボビン11には、第5図に示すように、
円柱状の磁性体16が芯金として磁性体16の両
端面の一部が露出するように埋設されている。ガ
イド部14のある磁性体16の露出表面には、ホ
ール素子や磁気抵抗素子等の磁電変換素子18が
貼着され、他方の端面にはネジ19の先端があて
られて支持されると共に、ボビン11全体の長手
方向の位置が調整され最適感度に維持される。
コイルボビン11には、硬質或は半硬質磁性体
16を磁化する電磁コイル17が巻回され動作時
に着磁しその他の時は消磁するように構成されて
いる。
ハウジング10に支持されるコイルボビン11
は、第6図に示すように、ハウジング10の中に
形成したガイド台21,22と図示しないハウジ
ング10の蓋体により鍔部分11a,11bが上
下左右の位置を規制され、またコイルボビン11
が回転しないように嵌合されている。
上述のように構成すると、磁電変換素子18、
磁性体16、コイルボビン11および電磁コイル
17が一体構成になり相互に動くことがないので
磁電変換素子18を正確な位置に定めることが出
来ると共に、コイル17の通電時の発熱によつて
コイルボビン11が膨脹しても磁性体16が埋設
されているので変形せずコイルボビン11の寸法
精度および形状精度を維持する。
本考案は上述のように、コイルボビンに磁性体
が埋設され、また磁電変換素子が磁性体の露出表
面に貼着されているから、これらは一体構成とな
つて相互に動くことがなく、コイルボビンの位置
を定めることによつて磁電変換素子の位置を選定
することが出来、磁気感度の調整が容易になる。
また、コイルボビンは磁性体を芯金として持つ
ているので、電磁コイルの発熱によつて変形せず
コイルボビンの形状精度を維持し、磁電変換素子
を被検出体に対して傾けたりすることなく良好な
出力が得られる。
更に、磁性体とコイルボビンは一体構造となつ
ているため、従来のように磁性体が回転せず分解
能を良好に維持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は検知するパターンの一例を示す平面
図、第2図は正常時の出力特性図、第3図は磁電
変換素子が傾いたときの出力特性図、第4図は本
考案装置の断面図、第5図は本考案のコイルボビ
ン部分の拡大断面図、第6図は本考案装置のコイ
ルボビンを支持する構成を説明する第4図のX−
Xに於ける一部断面図である。 10……ハウジング、11……コイルボビン、
11a,11b……鍔部分、16……磁性体、1
8……磁電変換素子、21,22……ガイド台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングと、該ハウジングの外壁を貫通して
    設けた透孔と、該透孔を密封するシールドキヤツ
    プと、前記透孔の中に一端を挿入する如く配置さ
    れた磁性体と、該磁性体を芯金とし且つ少なくと
    も端面の一部分を露出して埋設成型したコイルボ
    ビンと、前記透孔側の露出された磁性体面に固定
    した磁電変換素子と、前記コイルボビンを前記ハ
    ウジング内に支持する支持手段とから構成するこ
    とを特徴とする磁気センサー装置。
JP1976100445U 1976-07-28 1976-07-28 Expired JPS6123818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976100445U JPS6123818Y2 (ja) 1976-07-28 1976-07-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976100445U JPS6123818Y2 (ja) 1976-07-28 1976-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5323273U JPS5323273U (ja) 1978-02-27
JPS6123818Y2 true JPS6123818Y2 (ja) 1986-07-16

Family

ID=28710695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976100445U Expired JPS6123818Y2 (ja) 1976-07-28 1976-07-28

Country Status (1)

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JP (1) JPS6123818Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5169892U (ja) * 1974-11-27 1976-06-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5323273U (ja) 1978-02-27

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