JPS61237867A - 内燃機関のシリンダヘツド - Google Patents
内燃機関のシリンダヘツドInfo
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- JPS61237867A JPS61237867A JP60080925A JP8092585A JPS61237867A JP S61237867 A JPS61237867 A JP S61237867A JP 60080925 A JP60080925 A JP 60080925A JP 8092585 A JP8092585 A JP 8092585A JP S61237867 A JPS61237867 A JP S61237867A
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- Japan
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- cylinder head
- reinforcing
- cylinder
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0085—Materials for constructing engines or their parts
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/14—Direct injection into combustion chamber
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F2001/008—Stress problems, especially related to thermal stress
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- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
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- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/247—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated in parallel with the cylinder axis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/249—Cylinder heads with flame plate, e.g. insert in the cylinder head used as a thermal insulation between cylinder head and combustion chamber
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は内燃機関においてシリンダの端部を閉止し、
燃焼室を構成するためのシリンダヘッドに関するもので
ある。
燃焼室を構成するためのシリンダヘッドに関するもので
ある。
(従来の技術及びその問題点)
従来のシリンダヘッドの具体例としては、例えば実開昭
56−143539号公報や、Mo tor tech
n 1scheZeitschrift第40巻第1号
(1979年1月発行)の第27頁に記載されたシリン
ダヘッドを挙げることができる。このシリンダヘッドは
第5図〜第7図に示すように、燃焼室51に臨む底壁部
52と、この底壁部52から燃焼室51とは逆方向に延
びる補強部53とを有するものであって、補強部53に
は補強リブ54が形成されると共に、この補強リブ54
によって冷却水通路55が区画形成されている。また上
記補強部53内には、上記補強リブ54によって、底壁
部52へと連通ずる空気通路56や排気通路57が形成
されているが、シリンダヘッドがこのように複雑な構造
を有することから、従来のシリンダヘッドはその全体が
、アルミニウム鋳物や鋳鉄等によって一体的に形成され
ている。
56−143539号公報や、Mo tor tech
n 1scheZeitschrift第40巻第1号
(1979年1月発行)の第27頁に記載されたシリン
ダヘッドを挙げることができる。このシリンダヘッドは
第5図〜第7図に示すように、燃焼室51に臨む底壁部
52と、この底壁部52から燃焼室51とは逆方向に延
びる補強部53とを有するものであって、補強部53に
は補強リブ54が形成されると共に、この補強リブ54
によって冷却水通路55が区画形成されている。また上
記補強部53内には、上記補強リブ54によって、底壁
部52へと連通ずる空気通路56や排気通路57が形成
されているが、シリンダヘッドがこのように複雑な構造
を有することから、従来のシリンダヘッドはその全体が
、アルミニウム鋳物や鋳鉄等によって一体的に形成され
ている。
ところで近年、内燃機関の熱効率を向上し、機関出力を
向上するために、シリンダ内の最高圧力を上昇させる必
要が生じている。いまこれを、上記シリンダヘッドにつ
いて考えると、シリンダヘッドにおいては、その底壁部
52における熱応力と機械応力とが上昇することになる
ということである。そこで第8図に示す単純モデルによ
って、上記熱応力σthと機械応力σ腸とについて検討
する。
向上するために、シリンダ内の最高圧力を上昇させる必
要が生じている。いまこれを、上記シリンダヘッドにつ
いて考えると、シリンダヘッドにおいては、その底壁部
52における熱応力と機械応力とが上昇することになる
ということである。そこで第8図に示す単純モデルによ
って、上記熱応力σthと機械応力σ腸とについて検討
する。
まず熱応力σthに関しては、
tythocE ・a −q −h/λ(hとなる。な
お上式において、Eは縦弾性係数、αは線膨張係数、λ
は熱伝導率、qは熱流密度、hは肉厚をそれぞれ示して
いるが、上式から熱応力σthを上昇させないためには
、肉厚りの増加をおさえる必要があるということになる
。
お上式において、Eは縦弾性係数、αは線膨張係数、λ
は熱伝導率、qは熱流密度、hは肉厚をそれぞれ示して
いるが、上式から熱応力σthを上昇させないためには
、肉厚りの増加をおさえる必要があるということになる
。
一方、機械応力σ蒙に関しては、
σ−ocp・ (a / h )”
となる、なお式中、pはシリンダ内最高圧力、aは補強
リブ54のスパンをそれぞれ示しているが、上式から機
械応力σ−を上昇させないためには、補強リブ54のス
パンaを小さくすると共に、肉厚りを厚くする必要があ
るということになる。
リブ54のスパンをそれぞれ示しているが、上式から機
械応力σ−を上昇させないためには、補強リブ54のス
パンaを小さくすると共に、肉厚りを厚くする必要があ
るということになる。
そして上記両式から熱応力σthと機械応力σ麟とを増
加することなく、シリンダ内の最高圧力を上昇させるた
めには、シリンダヘッドの底壁部52の肉厚りを増加さ
せることなく、補強リブ54のスパンaを小さくすれば
よいことが明らかとなる。
加することなく、シリンダ内の最高圧力を上昇させるた
めには、シリンダヘッドの底壁部52の肉厚りを増加さ
せることなく、補強リブ54のスパンaを小さくすれば
よいことが明らかとなる。
しかしながら上記した一体鋳物構造のシリンダヘッドに
おいては、上記のように補強リブ54のスパンaを小さ
くするにも、その工作上自ずと限度があり、そのためシ
リンダ内最高圧力を充分に上昇することが不可能であっ
た。
おいては、上記のように補強リブ54のスパンaを小さ
くするにも、その工作上自ずと限度があり、そのためシ
リンダ内最高圧力を充分に上昇することが不可能であっ
た。
この発明は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、補強リブのスパンを充分に小さくすることが可能で
あるため、シリンダ内最高圧力を上昇させることを可能
とし、しかも容易に製造することの可能なシリンダヘッ
ドを提供することにある。
は、補強リブのスパンを充分に小さくすることが可能で
あるため、シリンダ内最高圧力を上昇させることを可能
とし、しかも容易に製造することの可能なシリンダヘッ
ドを提供することにある。
(問題点を解決するための手段及び作用)そこでこの発
明のシリンダヘッドにおいては、実施例に対応する第1
図に示すように、底壁部1と補強部2とを別体に形成す
ると共に、両者を接合するようにしである。この場合の
接合法としては、拡散接合法、熱間静水圧プレス法によ
る接合、電子ビーム溶接法、摩擦圧接法等を挙げること
ができるが、特にこれらに限定される訳ではない。
明のシリンダヘッドにおいては、実施例に対応する第1
図に示すように、底壁部1と補強部2とを別体に形成す
ると共に、両者を接合するようにしである。この場合の
接合法としては、拡散接合法、熱間静水圧プレス法によ
る接合、電子ビーム溶接法、摩擦圧接法等を挙げること
ができるが、特にこれらに限定される訳ではない。
そして上記のような構造を採用することにより、予め補
強部2に設ける補強リブ9のスパン距離は、自由に設定
し得ることとなり、そのため補強リブ9のスパンを充分
に小さくして、熱応力及び機械応力を増加させることな
く、シリンダ内最高圧力を上昇させ、機関の出力を向上
することが可能となる。また補強部2は、接合前にはそ
の一端側が開口していることとなる訳であるが、このた
めこの補強部2を、例えば鋳造法によって製造するよう
な場合には、その製造が容易となる。
強部2に設ける補強リブ9のスパン距離は、自由に設定
し得ることとなり、そのため補強リブ9のスパンを充分
に小さくして、熱応力及び機械応力を増加させることな
く、シリンダ内最高圧力を上昇させ、機関の出力を向上
することが可能となる。また補強部2は、接合前にはそ
の一端側が開口していることとなる訳であるが、このた
めこの補強部2を、例えば鋳造法によって製造するよう
な場合には、その製造が容易となる。
まだこの発明の好ましい実施態様においては、上記底壁
部1と補強部2とを互いに材質の異なった金属にて形成
し、また上記底壁部lを、上記補強部2よりも高温強度
が高く熱伝導の悪い耐熱金属、例えばニッケル系合金(
Nimonic 80A) 、オーステナイト系ステ
ンレス鋼、マルテンサイト系ステンレス鋼等によって形
成するようにしである。
部1と補強部2とを互いに材質の異なった金属にて形成
し、また上記底壁部lを、上記補強部2よりも高温強度
が高く熱伝導の悪い耐熱金属、例えばニッケル系合金(
Nimonic 80A) 、オーステナイト系ステ
ンレス鋼、マルテンサイト系ステンレス鋼等によって形
成するようにしである。
このようにした場合には、燃焼室に臨む底壁部の機械的
及び熱的強度が大幅に改善されると共に断熱性を有する
ことになるので、シリンダヘッドひいては機関の耐久性
及び熱効率を向上することが可能となる。
及び熱的強度が大幅に改善されると共に断熱性を有する
ことになるので、シリンダヘッドひいては機関の耐久性
及び熱効率を向上することが可能となる。
(実施例)
次ぎにこの発明のシリンダヘッドの具体的な実施例につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず第1図に第1実施例を模式的に示す。このシリンダ
ヘッドは、底壁部lと補強部2とを有しているが、底壁
部1の下面は燃焼室内に配置され、また補強部2は燃焼
室とは逆方向に配置される部分である。上記底壁部1は
板状の部材であって、複数の透孔、すなわち給気弁用孔
3.3、排気弁用孔4.4、燃料弁用孔5、始動弁用孔
6及び安全弁用孔7がそれぞれ穿設されている。一方補
強部2は概略筒状の外筒8と、この外筒8内を区画する
補強リブ9とを有しており、この補強リブ9によって給
気通路10、排気通路11、燃料通路12及び冷却水通
路13等がそれぞれ区画形成されている。
ヘッドは、底壁部lと補強部2とを有しているが、底壁
部1の下面は燃焼室内に配置され、また補強部2は燃焼
室とは逆方向に配置される部分である。上記底壁部1は
板状の部材であって、複数の透孔、すなわち給気弁用孔
3.3、排気弁用孔4.4、燃料弁用孔5、始動弁用孔
6及び安全弁用孔7がそれぞれ穿設されている。一方補
強部2は概略筒状の外筒8と、この外筒8内を区画する
補強リブ9とを有しており、この補強リブ9によって給
気通路10、排気通路11、燃料通路12及び冷却水通
路13等がそれぞれ区画形成されている。
上記において底壁部1を形成するのに用いる材料として
は、底壁部1の下面が燃焼室内に位置することになるた
めに、熱伝導度が低くかつ耐熱性のある高強度材、例え
ばニッケル系合金(Nimon−ic 80A :2
0Cr −lCo−2,5Ti −1,3AI ) 、
オーステナイト系ステンレス鋼(25Cr−2ONi)
、マルテンサイト系ステンレス鋼(17Cr −7N
i)等を用いるのが好ましいが、特にこれらに限定され
るものではなく、他の鋼種を使用することも可能である
。また底壁部1を上記のような形状に形成するのは、板
状体に施削等の機械加工を施すことによっても可能であ
るが、鋳造法や鍛造法を採用してもよい。
は、底壁部1の下面が燃焼室内に位置することになるた
めに、熱伝導度が低くかつ耐熱性のある高強度材、例え
ばニッケル系合金(Nimon−ic 80A :2
0Cr −lCo−2,5Ti −1,3AI ) 、
オーステナイト系ステンレス鋼(25Cr−2ONi)
、マルテンサイト系ステンレス鋼(17Cr −7N
i)等を用いるのが好ましいが、特にこれらに限定され
るものではなく、他の鋼種を使用することも可能である
。また底壁部1を上記のような形状に形成するのは、板
状体に施削等の機械加工を施すことによっても可能であ
るが、鋳造法や鍛造法を採用してもよい。
一方上記補強部2は、その構造が複雑であるために、鋳
鉄、鋳鋼等の鋳造製とするのが好ましいが、鋼板を溶接
して構成した溶接板金構造や、鋼製ブロックに機械加工
を施して形成することも可能である。
鉄、鋳鋼等の鋳造製とするのが好ましいが、鋼板を溶接
して構成した溶接板金構造や、鋼製ブロックに機械加工
を施して形成することも可能である。
そして上記番孔3・・7と各通路1o・・12とが合致
した状態において、上記底壁部1の、図における上面に
、補強部2の下端部、すなわち外筒8及び補強リブ9の
下端面を拡散接合、熱間静水圧プレス法、電子ビーム溶
接、摩擦圧接等によって一体的に接合する。その後、必
要のある場合には、上記接合体にさらに機械加工を施し
、シリンダヘッドを形成する。
した状態において、上記底壁部1の、図における上面に
、補強部2の下端部、すなわち外筒8及び補強リブ9の
下端面を拡散接合、熱間静水圧プレス法、電子ビーム溶
接、摩擦圧接等によって一体的に接合する。その後、必
要のある場合には、上記接合体にさらに機械加工を施し
、シリンダヘッドを形成する。
上記のようなシリンダヘッドにおいては、従来の鋳造法
によって製造されたシリンダヘッドのように寸法上の制
限がないために、補強リブ9のスパン距離を自由に、つ
まり充分に小さく設定することが可能となり、そのため
シリンダヘッドの底壁部1の熱応力σthと機械応力σ
Iとを増加させることなくシリンダ内最高圧力を上昇さ
せ、機関の出力を向上することが可能である。また上記
補強部2は、底壁部1に接合される前の状態においては
、その端部が開口しているため、鋳造等による製造が容
易なものとなり、しかもその接合前に鋳造欠陥等を検査
すると共に補修しておくことができるので、高品質なシ
リンダヘッドを提供することが可能となる。さらに上記
のように、燃焼室に臨む底壁部1を熱伝導度が低く耐熱
性のある高強度材で形成した場合には、該底壁部lの機
械的及び熱的強度が大幅に改善されると共に断熱性を有
することになるので、シリンダヘッドひいては機関全体
の耐久性及び熱効率を向上することが可能である。
によって製造されたシリンダヘッドのように寸法上の制
限がないために、補強リブ9のスパン距離を自由に、つ
まり充分に小さく設定することが可能となり、そのため
シリンダヘッドの底壁部1の熱応力σthと機械応力σ
Iとを増加させることなくシリンダ内最高圧力を上昇さ
せ、機関の出力を向上することが可能である。また上記
補強部2は、底壁部1に接合される前の状態においては
、その端部が開口しているため、鋳造等による製造が容
易なものとなり、しかもその接合前に鋳造欠陥等を検査
すると共に補修しておくことができるので、高品質なシ
リンダヘッドを提供することが可能となる。さらに上記
のように、燃焼室に臨む底壁部1を熱伝導度が低く耐熱
性のある高強度材で形成した場合には、該底壁部lの機
械的及び熱的強度が大幅に改善されると共に断熱性を有
することになるので、シリンダヘッドひいては機関全体
の耐久性及び熱効率を向上することが可能である。
第2図及び第3図にはこの発明のシリンダヘッドの第2
実施例を模式的に示す。これは補強部2側に、上記のよ
うな補強リブ9に加えてさらに複数のリブ14・・14
を突設し、冷却水通路13を細分化した点において上記
第1実施例と相異している。なお他の部分の構造及びそ
の構造による効果は第1実施例と同様であるために、同
一部分に同一の符合を付し、その説明を省略する。そし
て上記冷却水通路13は、リブ14・・14によって、
第3図のように、底壁部1の近傍において特に細分化さ
れている。このように冷却水通路13を細分化すること
によって、リブ9.14間のスパン距離をより一層小さ
くすることができると共に、さらに該通路13内を通過
する冷却水の流速を大きくし、その冷却効果をも向上す
ることが可能となる。
実施例を模式的に示す。これは補強部2側に、上記のよ
うな補強リブ9に加えてさらに複数のリブ14・・14
を突設し、冷却水通路13を細分化した点において上記
第1実施例と相異している。なお他の部分の構造及びそ
の構造による効果は第1実施例と同様であるために、同
一部分に同一の符合を付し、その説明を省略する。そし
て上記冷却水通路13は、リブ14・・14によって、
第3図のように、底壁部1の近傍において特に細分化さ
れている。このように冷却水通路13を細分化すること
によって、リブ9.14間のスパン距離をより一層小さ
くすることができると共に、さらに該通路13内を通過
する冷却水の流速を大きくし、その冷却効果をも向上す
ることが可能となる。
なお上記各実施例においては、平板状の底壁部1を用い
、その上面にリブ9.14の先端面を突合せ接合する場
合を示しているが、第4図に示すように、底壁部1にな
めらかに隆起する突部15を形成すると共に、この突部
15に外筒8やリブ9.14の端面を接合し、該接合部
の疲労強度を向上するようにすることもある。
、その上面にリブ9.14の先端面を突合せ接合する場
合を示しているが、第4図に示すように、底壁部1にな
めらかに隆起する突部15を形成すると共に、この突部
15に外筒8やリブ9.14の端面を接合し、該接合部
の疲労強度を向上するようにすることもある。
また上記各実施例においては、いずれもシリンダヘッド
を模式的に図示しているが、その実用に際しては、シリ
ンダライナやシリンダブロック等への取付部等を付加す
るものであることはもちろんである。
を模式的に図示しているが、その実用に際しては、シリ
ンダライナやシリンダブロック等への取付部等を付加す
るものであることはもちろんである。
(発明の効果)
この発明のシリンダヘッドは、底壁部と補強部とを別体
に形成すると共に、これら両者を一体的に接合すること
によって構成されたものであるため、予め補強部に設け
る補強リブのスパン距離は、自由に設定し得ることとな
り、そのため補強リブのスパンを充分に小さくして、熱
応力及び機械おりを増加させることなく、シリンダ内最
高圧力を上昇させ、機関の出力並びに熱効率を向上する
ことが可能となる。また補強部は、接合前にはその一端
側が開口していることとなる駅であるが、このためこの
補強部を、例えば鋳造法によって製造するような場合に
は、その製造が容易となる。
に形成すると共に、これら両者を一体的に接合すること
によって構成されたものであるため、予め補強部に設け
る補強リブのスパン距離は、自由に設定し得ることとな
り、そのため補強リブのスパンを充分に小さくして、熱
応力及び機械おりを増加させることなく、シリンダ内最
高圧力を上昇させ、機関の出力並びに熱効率を向上する
ことが可能となる。また補強部は、接合前にはその一端
側が開口していることとなる駅であるが、このためこの
補強部を、例えば鋳造法によって製造するような場合に
は、その製造が容易となる。
第1図はこの発明のシリンダヘッドの第1実施例の説明
図、第2図は第2実施例の説明図、第3図は上記実施例
の要部の縦断面図、第4図は接合部形状の変更例を示す
説明図、第5図ないし第7図は従来例を示す断面図で、
第5図は中央縦断面図、第6図は前回Vl−VI線断面
図、第7図は第5図■−■線断面図、第8図はシリンダ
ヘッドに作用する応力の解析モデルの説明図である。 1・・・底壁部、2・・・補強部、9・・・補強リブ。 特許出願人 川崎重工業株式会社第1図 第8図
図、第2図は第2実施例の説明図、第3図は上記実施例
の要部の縦断面図、第4図は接合部形状の変更例を示す
説明図、第5図ないし第7図は従来例を示す断面図で、
第5図は中央縦断面図、第6図は前回Vl−VI線断面
図、第7図は第5図■−■線断面図、第8図はシリンダ
ヘッドに作用する応力の解析モデルの説明図である。 1・・・底壁部、2・・・補強部、9・・・補強リブ。 特許出願人 川崎重工業株式会社第1図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、燃焼室に臨む底壁部と、この底壁部から燃焼室とは
逆方向に延びる補強部とを有する内燃機関のシリンダヘ
ッドにおいて、上記底壁部と補強部とが別体に形成され
ると共に、両者が一体的に接合されていることを特徴と
する内燃機関のシリンダヘッド。 2、上記底壁部と補強部とが互いに材質の異なる金属に
よって形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の内燃機関のシリンダヘッド。 3、上記底壁部が、補強部よりも高温強度が高く熱伝導
の悪い材料によって形成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第2項記載の内燃機関のシリンダヘッド。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60080925A JPS61237867A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 内燃機関のシリンダヘツド |
US06/913,234 US4774912A (en) | 1985-04-15 | 1986-09-30 | Composite cylinder head of internal-combustion engine |
EP86113450A EP0262240B2 (en) | 1985-04-15 | 1986-09-30 | Composite cylinder head of internal-combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60080925A JPS61237867A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 内燃機関のシリンダヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61237867A true JPS61237867A (ja) | 1986-10-23 |
Family
ID=13732005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60080925A Pending JPS61237867A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 内燃機関のシリンダヘツド |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4774912A (ja) |
EP (1) | EP0262240B2 (ja) |
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