JPS61237605A - 耐火材、コンクリ−ト材等の表面削り機 - Google Patents

耐火材、コンクリ−ト材等の表面削り機

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JPS61237605A
JPS61237605A JP60079015A JP7901585A JPS61237605A JP S61237605 A JPS61237605 A JP S61237605A JP 60079015 A JP60079015 A JP 60079015A JP 7901585 A JP7901585 A JP 7901585A JP S61237605 A JPS61237605 A JP S61237605A
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chisel
piston
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air
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、コンクリ−1〜壁や製鉄所にお【」るfi
lのキ11スター材の表面をすみやかに削り取る耐火材
、コンクリート材等の表面削り機に関するものである。
[発明の技術的背現とその問題点コ 従来、耐火材、コンクリート材等の表面削り機どは利用
分野が周なるが、同種の構造を右する携帯用多側タガネ
器として、例えば実開昭48−54371号公報に記載
のものが知られている。この多針タガネ器は、第7図に
示すように、モータに連繋した特殊カム10に当接する
ピストン12を有した本体14を備え、この本体14に
保護筒体16を取り付け、この保護筒体16内に衝撃針
18を多数取り付けた保持体20及びハンマ22をそれ
ぞれ前後動自在に収容し、この保護筒体16の先端に着
脱自在に係合させた係止筒28の係止部30と保持体2
0との間にスプリング32を介在させた構成からなるも
のである。
従って、この種のタガネ器は、保持体2oをスプリング
320弾撥力によってハンマ22に押圧する構造を採用
しており、ハンマ22の打撃で保持体20を往動させる
衝撃はスプリング32の弾撥)jにより保持体20を復
動させ、この作動により衝撃針18は往復動する。この
ため、l1iv1釧18は保持体20とハンマ22どの
間でフリーの状態で待機しているため、衝撃針18の前
部を対象物に押し付けて全衝撃it 18の基端をハン
マ22に押し当てないと、効率の良い打撃を行えイ1い
不都合を有する。例えば、ピストン12が2000打撃
/分行うものとした場合、発生する打撃によって保護筒
体16が振動するため、実際に衝撃針18がハンマ22
から打撃を受けるのは、その約173の約700打撃/
分前後となり、残りの約1300打撃/分は作用してい
ない状態どなる。従って、前記従来の多側タガネ器は、
常に対象物に衝撃針18の先端を押し当てなければ効率
の良い稼働ができない難点がある1゜ また、従来よりこの種の衝1111を使用する■具とし
て空気圧を使用してシリンダ内のビス1−ンを往復動さ
せて、衝撃発生機構部分の摩滅防止を図ると共に、騒音
の低減を達成し得るものが提案されている。
このよう41観点から、本発明者は、多数のチゼルに対
し空気圧により打撃力を与えるよう構成する耐火材、コ
ンクリ−1−材等の表面削り機どして打撃力の調整を可
能とし、効率の良い打撃を行うと技に耐久性の向上を図
ることがでさる耐火材、−5= コンクリート材等の表面削り機の開発に成功した。
この表面削り機の典型的な構成例を示せば、第8図に示
す通りである。すなわち、この表面削り機は、圧縮空気
をシリンダ40内のピストン42の前後に交互に供給し
てピストン42を往復動させるハンマ本体44の前部に
このハンマ本体440前後方向に沿って保持筒46を連
設し、この保持筒46の後部に開口した開口部48に挿
通させた前記ピストン42前端に保持筒46内で進退自
在に配装したタペット50の後端を当接させ、また、保
持筒7I6の先端部に装着したホルダ52に多数のチゼ
ル保持孔54を前後方向で穿設して前記タペット50の
前端に当接するチゼル56を進退自在に貫挿させ、タペ
ット50の後部において突成された段部58前方と保持
筒46の内周面との空間を第1空気室60どなし、チゼ
ル56の後部において突成されに段部62とチゼル保持
孔54の内周面との空間を第2空気室64どなし、これ
ら第1空気室60および第2空気室64のそれぞれに圧
縮空気を供給してタペット50およびチゼル56をそれ
ぞれ後方へ付勢押圧させておき、前記ピストン42の往
復動にて得られるタペッ1〜50の打撃前進を介してチ
ゼル56を打撃前進させるようにし、更にハンマ本体4
4のピストン42および保持筒46のタペッ1へ50の
軸心に沿って配設したパイプ66の前端を前記ホルダ5
2に開穿した開口部68から前方に貫挿外出させ、この
パイプ66によって流体供給または粉塵吸入を行えるよ
う構成したものである。
このJ:うに構成された表面削り機は、ハンマ本体44
に送られる圧縮空気は、圧縮空気供給ロア0に入り、ハ
ンマ本体44側と保持筒46側とに分流され、ハンマ本
体44側に供給された圧縮空気はクッション圧を利用し
たバルブ72の作動によって交互に切換えられてピスト
ン42の前後に入り、ピストン42を往復動させ、タペ
ット50を打撃する。一方、保持筒46側に入った圧縮
空気は、シリンダ401保持筒46を通り第1空気室6
0に、供給され、タペツ1〜50の段部58によってタ
ペット50自体をピストン42側に常時適当な力で押圧
する。さらに、圧縮空気は保持筒46の周溝74に溜り
、ホルダ52の圧縮空気導入路76を通って第2空気室
64に供給され、チゼル56の段部62によってチゼル
56自体をタペット50側に常時適当な力で押圧してい
る。
そこで、往復動されたピストン42によって打撃を受け
たタペット50は、その打撃作用をチゼル56に伝達し
、チげル56は第2空気室64における空気圧による押
圧力に抗して前進し、対象物たるコンクリート表面を打
撃する。打撃後のチゼル56は、第2空気室64におけ
る空気圧ににる押圧力によって直ちに後退し、タペット
50の前端に当接し再び打撃を受【ノて前進する。各チ
ゼル56はこれらの動作を繰り返す。この時、タペット
50は常時保持筒46の打撃位置にヒラI〜され、第1
空気室60に送り込まれた圧縮空気によって保持筒46
の奥底部側、すなわち、ビス1〜ン42側に適当な圧力
で押圧されている。打撃を受けたタペット50は、その
衝撃にJ:って押圧力に抗して前進しチゼル56を打撃
し、第1空気室60内の圧縮空気によって直ちに元の打
撃位置に復帰し、再び打撃を受【ノて前記動作を繰り返
す。
従って、この種の表面削り機において、対象物に対づ−
る打撃力は、タペット50に接してI撃を受けた状態に
あるチゼル56が最強力であり、またチゼル56の段部
62に後方への押圧力を常時受けているために、前進中
に次第に打撃力が弱まるから、チゼル56の段部62が
チゼル保持孔54の前部に接近した状態にあるチゼル5
6が最も弱い打撃力を有したものどなり、さらに前進中
の状態にあるチゼル56にあっては中程度の打撃力どな
る。このように、各チゼル56の第2空気室64におけ
る段部62に対しての押圧力よりも、タペッI〜50に
よって受ける打撃力の方を遥かに大きいものとしておく
ことで、チゼル56は勢いよく前方に飛び出して対象物
を打撃し、勢いが停止したら直ちに押圧力によって後退
させるものとし、これがため、多数あるチゼル56は各
自単独に打撃を受けてストロークし、対象物表面を打撃
するのである。これにより、例えば、コンクリ−ト壁や
製鉄所等における樋のキャスタ拐の表面を削り取ること
ができる。
特に、前記構成からなる表面削り機は、十数本のチゼル
56を常にタペツ]−50に当接づることにより、遊ん
でいるヂゼル56を少なくして各チゼル56をそれぞれ
効率良く作動させることができると共に、圧縮空気の作
用により常に一定した力でチゼル56を押し戻し、その
往復動作用も無理なく得られる。しかしながら、前述し
た表面削り機においてチゼル56に所要のス1−〇−り
を与え、しかも圧縮空気により充分な打撃力を与えるに
は、ピストン42とタペット50の結合構成につきピス
トン42を収容するシリンダ40の容積およびタペット
50を収容する保持筒46の容積が大きくなり、全体構
造が大きくなることから、駆動に際しての機械的損失も
大きくなるばかりでなく、各構成部品の摩耗発生やこれ
による部品交換が必要となり、メンテナンスが面倒とな
る等の問題がある。また、この種の表面削り機は、用途
の多様化に鑑み、チゼル56の打撃能力についても用途
に応じて幅広く対応できることが要求され、打撃対象物
によってはチゼル56が簡便に往復動し得る簡単な機構
でメンテナンスも容易であり、低コス1〜に製造できる
ものが要求される。
[発明の目的] 本発明の目的は、チゼルを往復動させてこれに所要の打
撃力を与える空気圧駆動機構を簡単な構成とし、メンテ
ナンスも容易化し得ると共に、低コストに製造ができ多
くの用途に使用することができる耐火材、コンクリート
材等の表面削り機を提供することにある。
[発明の概要] 本発明に係る耐火材、コンクリート材等の表面削り機は
、一端部側に段部を備え他端部側周面に貫通孔を穿設し
たピストンと、このピストンに対し段部の閉塞側面に第
1空気室を形成すると共にピストンの貫通孔と連通ずる
排気路を形成し第1空気室へ供給する圧力空気の通気孔
を備えたシリンダとを備え、シリンダの後端部をバック
ヘッドで閉塞してその内部に第2空気室を形成し、シリ
ンダの端部をフロントヘッドで閉塞すると共に、このフ
ロントヘッドに複数のチゼル挿通孔を穿設し、これらの
チゼル挿通孔にそれぞれ後端部が前記ピストンの前端面
と直接当接するよう配設し、さらにチゼルの後端部側に
突出段部を設けてこの突出段部の一側面にチゼルを常に
ピストン側へ押圧作用させる第3空気室を形成し、前記
第1空気室と第3空気室に圧力空気を連続的に供給する
ことにより、前記ピストンによって形成される第2空気
室が貫通孔を介して排気路と第1空気室とに交互に連通
状態となるストローク間においてピストンが往復動し、
チゼルに対し打撃を与えるよう構成したことを特徴とす
るものである。
[発明の実施例] 次に、本発明に係る表面削り機の実施例につき添附図面
を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図および第2図は本発明表面削り機の一実施例を示
すものである。すなわち、第1図において、参照符号8
0は内部に圧縮空気を供給してピストン82の往復動を
行うシリンダを示し、このシリンダ80の後端部はバッ
クヘッド84で密閉すると共に前端部はシリンダブッシ
ング86を介してフロントヘッド88で密閉する。しか
るに、前記シリンダ80内に配置されたピストン82は
ハツト形状を有し、その中心部にダストチューブ90が
挿通配置される。このダストチューブ90は、一端部を
フロントヘッド88先端部に開口させ、他端部をバック
ヘッド84を介して外部と連通ずるよう構成する。前記
シリンダ80の一側部には圧縮空気を供給するための通
気孔92を設け、この通気孔92の一部を前記ピストン
82の上部外側に設けた段差部94によって形成される
第1空気室96と連通ずるよう構成する。一方、前記ピ
ストン82の下部側面には周方向に貫通孔98を設け、
シリンダ80に対するピストン82の下方位置にはシリ
ンダ80の外周部に設けた排気路100と連通ずるよう
構成すると共に、シリンダ80に対するピストン82の
上方位置において前記第1空気室96と連通ずるよう構
成する。従って、前記貫通孔98を介してシリンダ80
の内部には第2空気室102が形成される。なお、前記
シリンダ80の外周部に設けた排気路100は、バック
ヘッド84を介してその外側にバックヘッドカバー10
4により形成された排気室106と連通し、このバック
ヘッドカバー104に穿設した通孔108を介して外部
への排気が行われる。
また、前記シリンダ80の前端部におけるシリンダブッ
シング86およびフロントヘッド88には、前記ダスト
チューブ90の外周に複数のチゼル挿通孔110を穿設
し、これらチゼル挿通孔110にそれぞれチゼル112
を進退自在に挿通配置する(第2図参照)。この場合、
チゼル112の後端部はピストン82の先端部と当接す
るよう位置決めし、しかもこれらチゼル112の後端部
側の一側部に突出段部114を設けてこの突出段部11
4の移動可能な範囲において前記チゼル112を進退さ
せるように構成する。従って、前記チゼル112の突出
段部114の下端側は、前記シリンダ80に設けた通気
孔92と連通させて第3空気室116を形成する。
なお、前記フロントヘッド88の先端部外周にはチゼル
112を囲繞するように防塵カバー118を取付けると
共にこの防塵カバー118より若干内方に位置させて前
記ダストチューブ90の先端部にも吸塵カバー120を
取付ける。また、参照符号122は、シリンダ80に設
けた通気孔92内に圧縮空気を供給するための給気管を
示し、参照符号124は、ダストチューブ90と連通接
続するダストガイドパイプを示す。
次に、このような構成からなる表面削り機の動作につき
説明する。
まず、給気管122を適宜の給気源に接続して圧縮空気
をシリンダ80の通気孔92内へ供給すれば、圧縮空気
の一部はピストン82の段差部94すなわち、第1空気
室96内に流入してピストン82を上方へ押上げる。こ
の時、チゼル112の突出段部114に対して形成され
た第3空気室116内にも前記通気孔92を介して圧縮
空気の一部が流入し、チゼル112を全て上方へ押上げ
る。このようにして、ピストン82が上方へ押上げられ
ると、その先端部はチゼル112の後端部より離反し、
所定位置においてピストン82の一部に設けた貫通孔9
8が前記第1空気室96と連通し、これと同時に圧縮空
気は貫通孔98を介してピストン82の内部すなわち第
2空気室102に流入する。この結果、第2空気室10
2の圧力が急上昇し、ピストン82は急激に下方へ押下
げられてその先端部がチゼル112の後端部を打撃する
。この打撃により、各チゼル112は第3空気室116
の空気圧に抗して一斉に下方へ突出する。一方、ピスト
ン82は所定位置まで押下げられると、前記貫通孔98
が排気路100と連通し、第2空気室102内の圧縮空
気は直ちに外部へ放出されると同時に、再び第1空気室
96内に圧縮空気が流入してピストン82を上方へ押上
げる動作に移行する。この間に、前記各チゼル112は
、再び第3空気室116内へ圧縮空気の供給により、上
方へ押上げられる。これらの動作を連続的に繰り返すこ
とにより、チゼル112は充分な打撃力を以って所定の
対象物に対し衝撃を与えてその表面の研削を達成するこ
とができる。
このようにして、本発明に係る表面削り機は、ピストン
82自体がその所定ストローク内において往復動変位さ
せる圧縮空気の切変弁機能を有し、しかもピストン82
の先端部で直接チゼル112を打撃することによって、
構成の簡略化と共に打撃力の増大と効率化を達成し、小
形で機能性に優れた表面削り機が実現される。
なお、本実施例における表面削り機によれば、チゼル1
12の作用により対象物の表面を削り取る結果発生する
粉塵は、防塵カバー118により外方に飛散することな
く、また、吸塵カバー120により円滑にダストチュー
ブ90内へ吸引し、ダストガイドパイプ124を介して
適宜ダストコレクタに日東することができる。
第3図および第4図は、前記実施例に示す表面削り機の
変形実施例を示すものである。すなわち、本実施例にお
いては、シリンダ80およびピストン82の中心部を挿
通させるダストチューブを省略し、一方バツクヘッド8
4のシリンダ内側面の中心部にバックヘッドプラグ13
0を突設し、第2空気室102内の容積を調整した構成
からなる。
その他の構成は、第1図に示す実施例と同一であるため
、同一の構成部分には同一の参照符号を付してその詳細
な説明は省略する。
従って、本実施例の表面削り機においても、前記実施例
と同様に動作させることができる。なお、本実施例にお
いては、防塵カバーを省略したため、粉塵の飛散防止手
段として、例えば第4図に示すように、フロントヘッド
88に散水孔132を設けて、この散水孔132より対
象物に対し注水散布するよう構成すれば好適である。
本実施例の表面削り機は、前記実施例に比べて構成が著
しく簡略化されるため、低コストで製造することができ
るから、粉塵の日東に制限されない対象物についての簡
易削り機として簡便に使用することができる。
第5図および第6図は、本発明に係る表面削り機のさら
に変形された別の実施例を示すものである。すなわち、
本実施例においては、シリンダ8Oの外周をシリンダカ
バー140で囲繞し、このシリンダカバー140の前後
端部をそれぞれバックヘッド84およびフロントヘッド
88に対しシールパツキン142を介して気密に装6す
る。この場合、シリンダ80は、前後方向に移動可能と
なるよう通気孔92と連通ずる空気室144.146お
よび排気路100と連通ずる排気室148を形成すると
共にシリンダ80の外周部に適宜Oリング150を装着
する。また、本実施例においては、シリンダブッシング
86およびフロントヘッド88に穿設するチゼル挿通孔
110を放射状に設定してチゼル112が放射状に拡開
突出するよう構成する。この場合、チゼル112の後端
部に当接して打撃を与えるためのピストン82の先端面
は、図示のように彎曲状またはテーパ状に構成すれば好
適である。その他、ピストン82とチゼル112の駆動
機構については、前述の実施例と同様であるので、同一
の構成部分には同一の参照符号を何してその詳細な説明
は省略する。
従って、本実施例の表面削り機によれば、シリンダ80
はシリンダカバー140によりそれぞれ空気室144.
146を介してその前後部が空気圧によって保持されて
いるので、シリンダカバー140を固定してチゼル11
2の先端部を対象物に当接した場合、エアクッション作
用により前後動し、チゼル112の先端部に過大な応力
が集中するのを防止することができ、このため、本実施
例の表面削り機は、対象物の表面に段差や凹凸のある場
合に有効に使用することができる。また、この場合、チ
ゼル112が放射状に拡開突出することにより、対象物
の研削面積の拡大並びに隅部に対する研削を容易に実現
することができる。なお、圧縮空気を使用してピストン
82によりヂゼル112を打撃駆動する動作は前記実施
例と全く同様である。
[発明の効果] 前述した種々の実施例から明らかなように、本発明表面
削り機によれば、シリンダとピストンとの組合せのみに
よってピストンに空気圧の切換機能を持たせ、しかもこ
のピストンが直接チゼルを打撃する構成としたことによ
り、チゼルの駆動機構の機械系および空気圧系の構成を
簡略化することができ、しかもチゼルに対する打撃力も
効率的に与えることができる。このため、チゼルのメン
テナンスも容易となり、チゼルの交換も簡便になし得る
ため、運転コスト並びに維持管理費も著しく低減される
次に、本発明の表面削り機によれば、必要に応じて吸H
機構を付設する際にも、シリンダとピストンの基本構成
はそのままにして、バックヘッド、シリンダブッシング
およびフロントヘッドの交換のみで低コス1〜に実現す
ることができる。
さらに、本発明表面削り機によれば、シリンダの構成を
小形化することができることから、このシリンダをシリ
ンダカバーによりエアクッション作用を有するよう保持
することが可能となり、対象物に対するチゼルの当接に
際してチゼルに過大な応力が加わるのを防止することが
でき、機械的保護が有効に実現できる。この結果、操作
ミスによる機械の損傷を防止することができる。
また、ピストンによりチゼルを直接打撃する構成を採用
することから、チゼルを放射状に拡開突出するよう構成
配置することができ、これにより研削面積の拡大および
隅部の研削の容易化等汎用性に富んだ表面削り機を提供
することができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更を
なし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の実施例を示すもので、第1
図は要部断面側面図、第2図は第1図に示す表面削り機
の底面図であってチゼルの構成配置を示し、第3図は別
の実施例を示す要部断面側面図、第4図は第3図に示す
表面削り機の底面図であってチゼルの構成配置を示し、
第5図はさらに別の実施例を示す要部断面側面図、第6
図は第5図に示す表面削り機の底面図であってチゼルの
構成配置を示すものであり、第7図及び第8図は従来例
を示し、第7図は従来の携帯用多針タガネ器の構成を示
す要部断面側面図、第8図は従来の表面削り機の一構成
例を示す要部断面側面図である。 10・・・特殊カム、12・・・ピストン、14・・・
本体、16・・・保護筒体、18・・・衝撃針、20・
・・保持体、22・・・ハンマ、28・・・係止筒、3
0・・・係止部、32・・・スプリング、40・・・シ
リンダ、42・・・ビスl−ン、44・・・ハンマ本体
、46・・・保持筒、48・・・開口部、50・・・タ
ペット、52・・・ホルダ、54・・・チゼル保持孔、
56・・・チゼル、58・・・段部、60・・・第1空
気室、62・・・段部、64・・・第2空気室、66・
・・パイプ、68・・・開口部、70・・・圧縮空気供
給口0172・・・バルブ、74・・・周面、76・・
・圧縮空気導入路、 80・・・シリンダ、82・・・ピストン、84・・・
バックヘッド、86・・・シリンダブッシング、8′8
・・・フロントヘッド、90・・・ダストチコーブ、9
2・・・通気孔、94・・・段差部、96・・・第1空
気室、98・・・貫通孔、100・・・排気路、102
・・・第2空気室、104・・・バックヘッドカバー、
106・・・排気室、108・・・通孔、110・・・
チゼル挿通孔、112・・・チゼル、114・・・突出
段部、116・・・第3空気室、118・・・防塵カバ
ー、120・・・吸塵カバー、122・・・給気管、1
24・・・ダストガイドパイプ、130・・・バックヘ
ッドプラグ、132・・・散水孔、140・・・シリン
ダカバー、142・・・シールパツキン、144.14
6・・・空気室、148・・・排気室、150・・・O
リング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一端部側に段部を備え他端部側周面に貫通孔を穿設
    したピストンと、このピストンに対し段部の閉塞側面に
    第1空気室を形成すると共にピストンの貫通孔と連通す
    る排気路を形成し第1空気室へ供給する圧力空気の通気
    孔を備えたシリンダとを備え、シリンダの後端部をバッ
    クヘッドで閉塞してその内部に第2空気室を形成し、シ
    リンダの端部をフロントヘッドで閉塞すると共に、この
    フロントヘッドに複数のチゼル挿通孔を穿設し、これら
    のチゼル挿通孔にそれぞれ後端部が前記ピストンの前端
    面と直接当接するよう配設し、さらにチゼルの後端部側
    に突出段部を設けてこの突出段部の一側面にチゼルを常
    にピストン側へ押圧作用させる第3空気室を形成し、前
    記第1空気室と第3空気室に圧力空気を連続的に供給す
    ることにより、前記ピストンによって形成される第2空
    気室が貫通孔を介して排気路と第1空気室とに交互に連
    通状態となるストローク間においてピストンが往復動し
    、チゼルに対し打撃を与えるよう構成したことを特徴と
    する耐火材、コンクリート材等の表面削り機。 2、シリンダの中心部にピストンとバックヘッドとフロ
    ントヘッドとをそれぞれ貫通して吸塵用ダストチューブ
    を挿通配置し、フロントヘッドの先端部外周に防塵カバ
    ーを取付けてなる特許請求の範囲第1項記載の耐火材、
    コンクリート材等の表面削り機。 3、フロントヘッドの一部に散水孔を穿設し、この散水
    孔により注水散布可能に構成してなる特許請求の範囲第
    1項記載の耐火材、コンクリート材等の表面削り機。 4、シリンダおよびこのシリンダの前後端部を閉塞する
    フロントヘッドおよびバックヘッドをシリンダカバーで
    囲繞し、このシリンダカバーの前後端部にそれぞれシー
    ルパッキンを設けてその内部を気密に保持すると共に、
    シリンダの外周面に空気室を形成して前記シリンダをシ
    リンダカバーに対しエアクッション作用により前後動可
    能に構成してなる特許請求の範囲第1項記載の耐火材、
    コンクリート材等の表面削り機。 5、フロントヘッドに挿通配置する複数のチゼルはそれ
    ぞれ先端が放射状に拡開突出するよう設けてなる特許請
    求の範囲第1項記載の耐火材、コンクリート材等の表面
    削り機。
JP60079015A 1985-04-13 1985-04-13 耐火材、コンクリ−ト材等の表面削り機 Granted JPS61237605A (ja)

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