JPS6123710Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6123710Y2
JPS6123710Y2 JP10568785U JP10568785U JPS6123710Y2 JP S6123710 Y2 JPS6123710 Y2 JP S6123710Y2 JP 10568785 U JP10568785 U JP 10568785U JP 10568785 U JP10568785 U JP 10568785U JP S6123710 Y2 JPS6123710 Y2 JP S6123710Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
ball
circumferential surface
groove
ball screw
Prior art date
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Expired
Application number
JP10568785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6141949U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10568785U priority Critical patent/JPS6141949U/ja
Publication of JPS6141949U publication Critical patent/JPS6141949U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6123710Y2 publication Critical patent/JPS6123710Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • F16H25/2214Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は各種機械要素として使用されるボー
ルねじの改良に関し、改良点はバツクラツシユを
小さくすることにある。
NC旋盤等の精密な位置決め制御に用いるボー
ルねじでは、バツクラツシユが小さいことが必要
である。バツクラツシユを小さくするために、厚
さを調節した問座を挾んで2つのボールナツトを
締め付けることにより予圧を与えることは従来か
らよく知られている。しかし、この方法では2つ
のナツトと面倒な調整が必要であり、コストが高
くつく。
そこでこの考案は、ナツトそれ自体にバツクラ
ツシユの軽減機構を組み込んだボールねじを提供
することを目的とする。
このためこの考案のボールねじは、ナツトとね
じ軸のそれぞれの内外周に刻設したねじ溝の溝面
の間に複数個のボールを介在させたボールねじに
おいて、前記ナツトが、内周面から外周面にわた
つて円周の一部を軸方向の一部にわたつて切り欠
いたナツト本体と、この本体の切り欠きに適合す
る形状を備え、半径方向に摺動可能なよう前記ナ
ツト本体に支持されたナツト調整部とからなり、
この調整部を前記ナツト本体に向けて押しやるス
プリングをさらに有し、このスプリングの力で前
記ナツト調整部は前記ボールを前記ねじ軸に押し
付けており、前記ナツト調整部は内周面が平滑で
あつて、前記ナツトのねじ溝が前記ナツト調整部
において中断していることを特徴とする。
この考案によれば、ナツトの内径が狭められる
のでボールは両溝面に接触する。したがつて、軸
方向のすきまがなくなり、これによるバツクラツ
シユを除去することができる。
ナツト調整部を付勢する力を増してボール接触
部の圧力を充分大きくすれば、前記のように予圧
をかけたのと同様の結果を得ることができ、ボー
ル接触部での弾性変形によるバツクラツシユをも
軽減することが可能である。
前記ナツト本体は円周の約半分またはそれ以上
にわたつて切り欠くことができる。この切り欠き
が大きいときは、調整部の数を複数とすることも
できる。
前記ナツト調整部の内周には、ナツト本体のね
じ溝と連続するねじ溝を設けることが、ボールと
ねじ溝の負坦を軽くする意味で好ましい。しか
し、このようにすると、ねじ溝の接続部で形状的
な不連続が生じないよう高い工作精度が要求され
る。そこで、この考案のボールねじでは、ナツト
調整部の内周を、ねじ溝のない単なる平滑面と
し、この面とねじ軸のねじ面の間でボールを保持
するようになつている。
前記ナツト調整部をナツト本体に付勢する手段
には様々のものが考えられるが、ナツトの周囲に
懸回したコイルスプリングの収縮力を利用すれ
ば、ナツトからの突出物がなく、取付部品への加
工も容易になる。
次にこの考案の実施例を図面にしたがつて説明
する。
1はねじ軸、2はこれに螺合するナツトであつ
て、それぞれの外内面にはねじ溝3,4が刻設し
てある。これらねじ溝の断面形状は、半円形のほ
か、交さする2本の直線または曲線からなる略V
字形とすることもできる。
これらねじ溝3,4の溝面の間には複数のスチ
ールボール5が介在させてあり、ねじ軸とナツト
の回転に伴つてボールはその間を転動する。
6はナツト2に固定されたボールチユーブであ
り、これを通じてボール5はねじ軸とナツトの間
を循環する。
前記ナツト2は、ナツト本体2aとこれを補完
するナツト調整部2bとからなる。ナツト本体
は、内周面から外周面にわたつて円周の略半分を
軸方向中央部で切り欠いてある。この切り欠きに
適合する円弧状の横断面を備えたナツト調整部2
bは、前後をナツト本体2aの両側部に支えら
れ、半径方向にのみ摺動することができる。
ナツト本体2aと調整部2bの外周には連続す
るスプリング溝7が刻設してあり、この溝に沿つ
てコイルスプリング8を引き伸ばした状態で懸回
してある。ナツト調整部2bは、このスプリング
の収縮力で本体2aに向け付勢されている。
このように構成されたボールねじにおいては、
ナツト調整部2bが本体2aに付勢されるので、
組み合わされたナツト2の内径が狭められ、ボー
ル5はねじ溝3,4の溝面に強く押し付けられ
る。したがつて、軸方向のすきまがなくなり、こ
れに基づくバツクラツシユを取り除くことができ
るのである。
ところで、第1図のように、ナツト調整部の内
面にねじ溝を設けると、ナツト本体2aとナツト
調整部2bの間でねじ溝4にわずかであるが食い
違いが生じ易く、この部分でボール5の動きが妨
げられることがある。これを防止するため、この
考案のボールねじでは、第3図に示すように、ナ
ツト調整部2b’の内周面を、溝のない平滑面と
している。このようにした場合も、ボール5はナ
ツト調整部の内周面でねじ軸のねじ溝3に押し付
けられているので、ボールはこの溝3に沿つて支
障なく転動し、しかもバツクラツシユを小さくす
るという本来の効果も失われない。
以上のようにこの考案によれば、バツクラツシ
ユの小さな、しかも、ボールの動きが円滑であつ
て、製作の容易なボールねじが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はボールねじの縦断面図、第2図は第1
図のボールねじの横断面図、第3図はこの考案の
実施例を示すボールねじの部分縦断面図である。 1……ねじ軸、2……ナツト、2a……ナツト
本体、2b’……ナツト調整部、3,4……ねじ
溝、5……ボール、8……コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ナツトとねじ軸のそれぞれの内外周に刻設した
    ねじ溝の溝面の間に複数個のボールを介在させた
    ボールねじにおいて、前記ナツトが、内周面から
    外周面にわたつて円周の一部を軸方向の一部にわ
    たつて切り欠いたナツト本体と、この本体の切り
    欠きに適合する形状を備え、半径方向に摺動可能
    なよう前記ナツト本体に支持されたナツト調整部
    とからなり、この調整部を前記ナツト本体に向け
    て押しやるスプリングをさらに有し、このスプリ
    ングの力で前記ナツト調整部は前記ボールねじ軸
    に押し付けており、前記ナツト調整部は内周面が
    平滑であつて、前記ナツトのねじ溝が前記ナツト
    調整部において中断していることを特徴とするボ
    ールねじ。
JP10568785U 1985-07-11 1985-07-11 ボ−ルねじ Granted JPS6141949U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10568785U JPS6141949U (ja) 1985-07-11 1985-07-11 ボ−ルねじ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10568785U JPS6141949U (ja) 1985-07-11 1985-07-11 ボ−ルねじ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6141949U JPS6141949U (ja) 1986-03-18
JPS6123710Y2 true JPS6123710Y2 (ja) 1986-07-16

Family

ID=30664998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10568785U Granted JPS6141949U (ja) 1985-07-11 1985-07-11 ボ−ルねじ

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JPS6141949U (ja) 1986-03-18

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