JPS61236746A - 液状有機物質の酸化法 - Google Patents

液状有機物質の酸化法

Info

Publication number
JPS61236746A
JPS61236746A JP7367185A JP7367185A JPS61236746A JP S61236746 A JPS61236746 A JP S61236746A JP 7367185 A JP7367185 A JP 7367185A JP 7367185 A JP7367185 A JP 7367185A JP S61236746 A JPS61236746 A JP S61236746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
oxidation
tubular reactor
reaction
conduit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7367185A
Other languages
English (en)
Inventor
パウル・ボンゼンス
ウルリヒ・ネフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7367185A priority Critical patent/JPS61236746A/ja
Publication of JPS61236746A publication Critical patent/JPS61236746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液状有機物質、殊にパラ−キジロールおよびパ
ラートルイ′ル酸メチルエステルの混合物を酸素含有ガ
スを用いて酸化する方法に関する。
従来の技術 液状有機物質の酸化の従来の方法では、物質移動が攪拌
のような機械的手段またはノズルによるガスの芥配によ
シ行なわれる部分の大きさを調節するのが普通であった
。ガスは液体中を通され、多かれ少なかれそれによシ強
く吸収される。
この終わシに使用される反応器は、適した冷却媒体によ
シ反応熱を排出するために、縦方向または横方向からの
流れを収容する冷却管を有する、垂直にまたは水平に配
置された長いシリンダー状容器である(たとえば米国特
許第3065061号明細書および西ドイツ国特許出願
公開第2250431号明細書)。西ドイツ国特許第2
8[]5915号明細書はまた、反応器を、複数の連結
する反応室に分割することを教示する。
不明確な流れ状態(ガス相および液相の双方)の結果と
して、これらの装置では、定義された滞留時間も反応−
間も、正確な伝熱も達成することができないので、(殊
に縦方向および横方向に配置された冷却管の場合には、
低い 熱のため)液体の熱容量を越える局部的加熱が生
じる。さらに、物質移動を行なうことのできる比較的小
さな使用領域は、反応ガスおよびそれゆえにエネルギー
の高い費用を必要とし、反応ガスが液体カラムを通過す
る際の明確でなくかつ実際に影響のない反応ガスの挙動
と関連して反応器の容積が比較的大きくなシ、これが大
きなデツVスペースを示し、大きい所要スペースならび
に高い投資コストを必要とする。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、特許請求の範囲第1項の前提部に記載
された種類の方法から出発して、たとえば液体の熱容量
、滞留時間の長さ、吸収係数の大きさ、化学反応の種類
、圧力および温度のような多数の臨界的因子を考慮する
ことによシ従来技術の欠点を避け、およびそれ棹よシよ
シ低い投資コストおよびよシわずかな所要スペースにお
いて高い収率を達成することである。
この問題は、本発明によシ、その上端に設けられたパル
ス室を有する、少なくとも1つの垂直に配置された管状
反応器および管状反応器に配置された液相およびガス相
に接続しかつパルス室中へ開口する管状反応器ジェット
ノズルを使用することによシ解決される。
本発明の手段によシ、液体の量および液体の組成に関す
る正確な物質供給および量および組成に関する正確なガ
ス分配が可能であるだけでなく、また液体、ガスおよび
触媒間の物質移動の行なわれる領域が著しく増加するた
め、反応経過の著しい改良ならびに触媒の必要量のかる
シの減少が達成される。さらに、反応エンタルピーの直
接および有効な除去による正確な温度調節および所望で
ない副生成物の形成を妨げる滞留時間の正確な調節も可
能である。
本発明は図面および実施例に示されておシ、次に図面に
つき本発明を゛詳述する。
実施例 第1図で、管状反応器1はその上端部にパルス室2を示
し、その下端部に生成物排出帯域3を示す。管群4は前
述の室と帯域との間に位置ぎめされ、これら管の間のす
き間は、パルス室2および生成物排出帯域3に対して管
支持板5および6によシ閉鎖され、かつ冷却帯域12と
して役立ち;冷却媒体の供給および排出導管7および8
に接続されている。
管状反応器ジェットノズル9は管状反応器1上に配置さ
れ、パルス室2中へ開口している。
該ノズルには、導管10および10aにより、ポンプ(
図示せず)によって運搬され、同様に図示されていない
熱交換器によシ所望の温度に調節される液相が中心の動
力シェツトとして供給され;導管10および10bによ
シ第2の環状ジェットとして供給され;ならびに導管1
1によシ、動力シェツトと第2ジエツトの間に形成され
る環状室(図示せず)中に、たとえば同様にポンプによ
り運搬され、熱交換器(図示せず)中で最適に加温され
るガス相が供給される。
管状反応器ジェットノズル9を通って流れた後、液相お
よびガス相はパルス室2中で密に混合され、直ちに冷却
帯域12に達する。次いで、酸化生成物はその後−ンプ
13から熱交換器14および導管15を通過する。
主に不活性成分から成る残ガスは、導管16によシ蒸気
凝縮器17に達し、ここで反応の間に形成した反応水が
集められ、散在後に排気浄化装置(図示せず)に達する
。排気導管18中には、課内の圧力を調節するために調
整装置19が設けられている。
酸化過程は十分に調節することができる。最後に、適当
な調節弁が導管中に設けられている。
生成物排出管15を、導管20を介して導管10と接続
し、接続点21に調節弁を配置することによシ、多かれ
少なかれ大部分の酸化生成物を多かれ少なかれ長時間酸
化サイクル中に維持することを達成しうる。同様に、パ
ルス室と導管11との間の接続導管22(調節弁(図示
せず)を有する)によシ、多かれ少なかれ大部分のガス
相を多かれ少なかれ長い時間酸化サイクル中に維持する
ことができる。
管状反応器1中にデッドスペースが存在せずかつ調節可
能な高い流量が支配するので、反応熱は迅速かつ能率的
に、冷却帯域12中外部に位置ぎめされた熱交換器14
によシ排出される。
最適の冷却効果を得るためには、方法の調節を、管状反
応器中の液面を、できるかぎシ、管4の上端および上方
の管支持板5と正確に同じ高さにあるように設計するの
がとくに有利であることが立証された。
1つだけの管状反応器中での上述の酸化法は、複数の核
種管状反応器を組合せることによシ実質的に改良するこ
とができる。このようにして、複数の反応工程によシ、
反応物の濃度、定量比、温度比、ならびに反応熱の排出
に関しできる限′    シ良好な方法の実施を達成す
ることができ、それによシ反応は全ての臨界的パラメー
ターが調節可能になり、従って従来の方法の収率および
選択性が著しく改良される。
第2図で示された、多工程方法での酸化のための数個の
反応器の使用において、同じ構成部分は同じ参照番号で
示されている。
ポンプ23から熱交換器24を経、導管10゜10’、
1σ′を通って供給される酸化生成物の循環量と、ポン
プ13.13’、1γから導管20゜20’、2σ′を
経て、供給される酸化生成物の循環量は、調節部材(図
示せず)にょシ任意所望の割合に変えることができるの
で、純出発物質ならびに、出発物質と酸化生成物の任意
所望の混合物の双方はそれぞれの工程で酸化することが
できる。
有利な実施例では、異なる工程を互いに所望の組合せで
操作することもでき、即ち所望にょシ個々の工程を省略
することもできる。
また、反応ガスの量および組成熱交換器25中で行なわ
れる反応ガスの加熱に関し任意所望の変更を行なうこと
ができる。たとえば、反応器1に出発物質を供給し、こ
れを酸化し、反応器1′、1“等によって酸化して最終
生成物を得ることができる。酸化ガスは向流で通過させ
る、即ち最高02濃度は最終工程で利用でき、最初の工
程に向かって減少するか、02含量に依存して、直接そ
れぞれの工程後に精製装置に運搬される。新しいガスを
別個に混合することにより、それぞれの工程をその酸化
度に関して調節することができ、個々の工程を、新しい
物質および循環物質を混合することにより有利な濃度に
調節することができる。
酸化のために使用される酸素含有ガスは、多かれ少なか
れ大量の不活性成分を含有するガスであるかまたは純粋
な酸素であってよく、酸化プロセスの経過の調節は、そ
れぞれの場合困難なしに、所望のように適合させること
ができる。
方法をどのようにして実施するかに依存して、反応ガス
としての純粋酸素の使用は、蒸気ガスの量が実質的に減
少し、特定の事情下ではむしろ完全に避けられるという
利点を有する。
反応熱は直接、それが発生する場所で、即ち冷却帯域1
2,12’、1z′中でおよび外部に配置された熱交換
器14. 14’、  14”等巾で排出される。冷却
域および熱交換器はもちろん、個個に調節可能に適合さ
れている。生成物の流れはプラグ流の゛形式で行なわれ
るので、局部過熱が避けられる。
最終反応器の排気は、反応水の凝縮後、先行工程の反応
ガスとして利用することができる。
必要な場合、02濃度は新鮮ガスの添加にょシ増加させ
ることができ;この先行工程の排ガスは、同様に再び反
応水の凝縮後に、先行工程等に供給することができ、各
先行工程におけるo2濃度は、新しいガスによって調節
して最後に第1工程の排ガスが、反応水の凝縮後に浄化
装置に運搬されるようにすることができる。
これまで常用の酸化方法の場合におけるように、ガス相
中に爆発性混合物の形成は絶対に排除することはできな
い。しかしながら、ここではガス室の容積は、これまで
公知技術の装置において利用されたガス体積の数分の1
にすぎず、それによシこの危険はかなシ減少する。爆発
に対する完全な保護を保証するために、本発明は、それ
ぞれの反応器のパルス室中に、放射線源、α形のイオン
化器、殊にα線放射器を設けることを提案する。
【図面の簡単な説明】
第1図は管状反応器ジェットノズルを有する管状反応器
の略示断面図であシ、第2図は反応器が直列に配置され
ている、管状反応器ジェットノズルを有する複数の管状
反応器の略示断面図である。 1・・・管状反応器、2・・・パルス室、3・・・排出
帯域、4・・・管群、5,6・・・支持板、γ、8・・
・導管9・・・ジェットノズル、10.11・・・導管
、12・・・冷却帯域、13・・・ポンプ、14・・・
熱交換器、1’5.16・・・導管、17・・・蒸気凝
縮器、18・・・導管、19・・・調節装置、20・・
・導管、21・・・接合点、22・・・導管 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、その上端に位置ぎめされたパルス室を有する、少な
    くとも1つの垂直に配置された管状反応器および該管状
    反応器上に配置され、液相およびガス相に接続されかつ
    、パルス室中へ開口している管状反応器ジェットノズル
    を使用することを特徴とする、液状有機物質の酸化法。 2、パルス室を放射線によりイオン化する、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3、放射線がα線である、特許請求の範囲第2項記載の
    方法。
JP7367185A 1985-04-09 1985-04-09 液状有機物質の酸化法 Pending JPS61236746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7367185A JPS61236746A (ja) 1985-04-09 1985-04-09 液状有機物質の酸化法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7367185A JPS61236746A (ja) 1985-04-09 1985-04-09 液状有機物質の酸化法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61236746A true JPS61236746A (ja) 1986-10-22

Family

ID=13524932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7367185A Pending JPS61236746A (ja) 1985-04-09 1985-04-09 液状有機物質の酸化法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61236746A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012521985A (ja) * 2009-03-23 2012-09-20 ユニバーシティ・オブ・カンザス 選択的酸化用スプレープロセス

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1442821A1 (de) * 1963-03-12 1968-12-05 Power Gas Ltd Verfahren und Vorrichtung zur Durchfuehrung chemischer Reaktionen mit Rueckfuehrung
US3590058A (en) * 1968-06-07 1971-06-29 Elmer J Lemaster Atomized hydrocarbon oxygenation reaction process and apparatus therefor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1442821A1 (de) * 1963-03-12 1968-12-05 Power Gas Ltd Verfahren und Vorrichtung zur Durchfuehrung chemischer Reaktionen mit Rueckfuehrung
US3590058A (en) * 1968-06-07 1971-06-29 Elmer J Lemaster Atomized hydrocarbon oxygenation reaction process and apparatus therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012521985A (ja) * 2009-03-23 2012-09-20 ユニバーシティ・オブ・カンザス 選択的酸化用スプレープロセス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5516344A (en) Fuel cell power plant fuel processing apparatus
US6703454B2 (en) Adsorber system to replace water column in a polyester process
US5573736A (en) Catalytic reactor
CS217968B2 (en) Reactor for oxydation of the alkylaromate in the liquid phase under utilization of tha gs containing the oxygen
EP3888781B1 (en) Built-in micro interfacial enhanced reaction system and process for pta production with px
US4008050A (en) Apparatus for combining oxygen and hydrogen
US3212559A (en) Method of concentrating liquidcontaining mixtures
EP0770040B1 (en) Wet oxidation system
CA1318199C (en) Method of catalytic combustion of organic compounds and a catalytic burner for combustion of organic compounds
RU2150995C1 (ru) Способ и реактор для гетерогенного экзотермического синтеза формальдегида
GB1089353A (en) Synthesis reaction apparatus
US5066421A (en) Heating and producing a hydrocarbon steam mixture
NO143532B (no) Fremgangsmaate og reaktor for fremstilling av etylenoksyd ved katalytisk oksydasjon av etylen
RU2552623C2 (ru) Теплообменник для охлаждения горячих газов и теплообменная система
JPS61236746A (ja) 液状有機物質の酸化法
US3522017A (en) Reactor for conducting controlledtemperature gas phase reactions with mixing
SU490296A3 (ru) Способ риформинга нефт ных фракций
JPH10328699A (ja) 超臨界水酸化反応装置
US3271116A (en) Apparatus for continuous pyrolysis of liquid materials
HU188285B (en) Method for catalytic purifying gases
EP0150835B1 (de) Verfahren zur Oxydation von flüssigen organischen Stoffen
JP2817236B2 (ja) メタノール改質反応装置
JP2004533410A (ja) カルボン酸を製造するための改善された方法
JPS602171Y2 (ja) エチレンオキサイドの製造装置
RU2292946C2 (ru) Система для проведения экзотермических реакций