JPS61234938A - アンモニア合成触媒前駆体組成物 - Google Patents

アンモニア合成触媒前駆体組成物

Info

Publication number
JPS61234938A
JPS61234938A JP61067008A JP6700886A JPS61234938A JP S61234938 A JPS61234938 A JP S61234938A JP 61067008 A JP61067008 A JP 61067008A JP 6700886 A JP6700886 A JP 6700886A JP S61234938 A JPS61234938 A JP S61234938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expressed
cobalt
weight
catalyst
iron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61067008A
Other languages
English (en)
Inventor
ジエームズ・ロバート・ジエニングス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Imperial Chemical Industries Ltd filed Critical Imperial Chemical Industries Ltd
Publication of JPS61234938A publication Critical patent/JPS61234938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は触媒に関し、さらに詳しくは鉄触媒の酸化物系
前駆体及びその製造方法に関する。
アンモニア合成に使用される鉄触媒は、多くの場合に少
量のその他の酸化物類を含む酸化鉄を溶融し、その溶融
物を固化させ、その固化物を所要の粒子寸法に粉砕する
ことからなる本工程によって製造されるのが普通である
。例えばルピンシュタイン等によって(米国ニュー・ヨ
ークのコンサルタンツ・ビュウロウによって翻訳発行さ
れた[キネチカ・イ・カタリツ(に1nQtlka i
 kataliZ)。
1965、6 (2)、 285−293参照]、水酸
化第二鉄及び水酸化アルミニウムの共沈、沈澱物を60
0℃で溶焼してそれらの水酸化物を酸化物に転化するこ
と、酸化鉄を還元して金属鉄とすること、及びその還元
の前または俊のカリウム促進剤導入、によリアンモニア
合成触媒を製造することが提案されてきている。
ルピンシュタイン等によって引用された実験結果は、そ
れらの触媒のうちで最も活性なものが、30000 h
r−1の空間速度を用いて、450℃及び300気圧で
試験されたときに、18.5%のアンモニア収率を与え
ることを示している。
しかしながら、我々は、燻焼温度がそれ程高くないなら
ば、沈澱酸化物系前駆体組成物が溶融法により作られた
前駆体よりもはるかに大きな表面積(窒素を用いてのB
ET法表面積)を有するので、一層大きな活性度の触媒
を製造しうることを発見した。溶融法による前駆体は1
R2・、−1より小さいBET表面積を普通有するが、
沈澱法で作られ500℃で燻焼された酸化物系前駆体は
少なくとも2077L2 ・、−1のBET表面積を有
する。
酸化鉄を還元して活性な金属触媒とするために前駆体を
還元するときに、大きなりET表面積を有するそのよう
な前駆体は、溶融法で作られた触媒におけるよりも著し
く大きい活性金属表面(亜酸化窒素分解により推定され
る)をもつ触媒を与える。
溶融法による触媒と比較して低い密度であるにもかかわ
らず、沈澱法による前駆体は、溶融法により製造された
触媒と比較して、単位触媒床容積当りの活性度が大きい
アルミナは、還元時及び/または使用中の活性金属の焼
結を低減する安定剤としての作用を果す。
そのような焼結は活性金属の有効表面積を低減する。そ
れでも一般には時間と共に触媒活性の可成りの低下があ
る。
ここに我々は、特に高い活性を有し、若干の場合には活
性の低下度が小さい触媒を案出した。本発明では、鉄の
いく分かをコバルトで置き換える。
沈澱された鉄及びコバルトの化合物から得られるアンモ
ニア合成触媒類はコマロフ及び共同研究者によって研究
されてきており、ソ連特許第535958号、5396
01号、598632号、697178号、81025
7号、818646号及び988327号明細書に開示
されている。これらの開示された組成物は、゛還元前に
、一般に約8〜11%W/Wの酸化コバルトを含んでい
る。これに対しスイス特許第818646号明細書では
前駆体は高温で焼結されること、及び酸化コバルトはい
く分高い割合、すなわち13.8%V/Wで使用される
ことが記載されている。この研究において、コマロフ(
KOIlarOV)及び共同研究者は、活性を増加する
ために、マグネシア、アルカリ土類金属アルミンIl塩
、ジルコニア及びアルカリ土類金属ジルコニウム酸のよ
うな物質を、fa焼及びカリウムによる促進゛化性に、
沈澱鉄・コバルト化合物に添加した。上記のコマロフ等
の特許明m書において、触媒の活性は、高圧で(一般に
300気圧、すなわち約300絶対バールで)、種々の
温度で測定された。450℃で、300気圧及び300
00hr”の空間速度において、達成された最高アンモ
ニア濃度は21,9%であった(スイス特許第5986
32号明綱書参照)。かかる条件下でのアンモニア平衡
濃度は約36%である。その場合にいずれかの設定条件
下において触媒が活性であればあるほど、アンモニア濃
度は平衡濃度に近くなる。標準的な熱力学式を適用する
ことにより、別の圧力においてどのようなアンモニア濃
度が達成されるかを計算することが可能であり、従って
そのときの活性を計算することが可能である。
比較を容易にするには、活性を、標準試験条件下でのa
ll準触媒の活性と関係付けるのが便宜である。この明
細書では、採用標準触媒は、下記の概略組成(%W/W
)を有するインペリアル・ケミカル・インダストリイス
φplc社市販のアンモニア合成触媒前駆体「35−4
Jを還元することにより得られる触媒である。該市販前
駆体の概略組成(%W/W)は、(このものは酸化物の
融合混合物)ア  ル  ミ  す         
        2.5酸化カルシウム       
   2.0マグネシア      0□3 シ     リ     カ            
        0.4酸化カリウム        
0.8 7グネタイト        残部 標準試験条件は以下で詳述するものであり、50絶対バ
ールの圧力及び450℃の温度を用いるものである。
検討されるある触媒の初期活性(I)は、単位触媒重量
につき標準条件下で測定される初期反応速度定数と、標
準触媒のそれとの比である。
下記の表は、種々の相対活性度の触媒についての450
℃の温度、50及び300絶対バールの圧力における触
媒1g当り毎時30000.3の空間速度について計算
したアンモニア濃度、ならびに450℃の温度、上記両
圧力におけるアンモニア平衡濃度を示すものである。
アンモニア澹  %v/v エ    圧力−圧力− 銃監亙益二五 −赳」L組氏二に 0.4           5,0        
21.91.0           7.2    
    30.82.0           8.5
        34.92.5          
8.8        35.23.0       
    8.9        35.7平衡濃度  
   9.1235.9 溶融法による触媒前駆体類にコバルトを導入するという
提案もなされてきている。従って、ピント’(pint
o)の米国特許ffI4298588 @明aSには、
上記標準に似ているがQo 304として表わして5.
2%のコバルトを含む組成物が開示されており、これが
1.34のI値を有することが記載されている。
本発明の前駆体から作られる触媒は前述の先行技術触媒
類よりもはるかに高い相対活性度を有し、さらに詳しく
は少なくども2,0、殊に少なくとも2.5、そして若
干の場合には3.0を越える初wJ活性度を有する。
従って、本発明は、鉄、アルミニウム、コバルト及び原
子番号が19またはそれよりも大きいアルカリ金属の酸
化物類を含み、そして少なくとも2077L2 ・9−
1のBET表面積を有し、促進剤成分を含む酸化物系の
アンモニア合成触媒前駆体組成物であって:それらの酸
化物の割合は、600℃での強熱後に、その強熱済組成
物がCoOとして表わして12〜503! ffi%、
殊に14〜40重量%の酸化コバルト、Aj 203と
して表わして少なくとも0.5重量%のアルミナ、Y2
0 (Yは上記アルカリ金属)として表わして0,1〜
i、5311%のアルカリ金属酸化物、及びl:e 2
03として表わした酸化鉄とCoOとして表わした酸化
コバルトとを合計して少なくとも75重量%を含むよう
な割合であり;かつ該前駆体は水素で還元されて、少な
くとも2の相対初期アンモニア合成活性度をもつ触媒と
なりうる;ことを特徴とする前記アンモニア合成触媒前
駆体組成物を、提供するものである。
本発明の触媒前駆体は、鉄、コバルト、及びアルミニウ
ムの各化合物の沈澱、得られる沈澱物の燻焼、及び燻焼
の前または後に促進剤アルカリ金属の化合物の溶液での
沈澱物の含浸、により製造できる。
鉄及びコバルトは、コバルト及び鉄の塩類(殊に硝酸塩
類)を含む水溶液を、塩基水溶液と混合することにより
「共沈」させるのが好ましい。
回分法では、塩基溶液を鉄/コバルト塩溶液に対して徐
々に添加してよく、あるいはその逆であってもよい。反
応体の相対量は、6.5以上、殊に8以上の最終pH値
を与える量であるのが好ましい。
一般的には、R$11)11が高くなればなるほど、得
られる触媒の活性が高くなる。低い最終pHでの沈澱は
、一層大きな表面積を与えるけれども、表面積が増大す
るにつれて、促進剤としてのアルカリの均一分散が次第
に困難となり、そして活性に対する不均一な促進剤分散
の悪影響は、増大した表面積によって与えられる活性の
増加による利益よりも重大になる。
アルミニウムは、鉄及びコバルトの塩類を含む溶液中に
、適当なアルミニウム、例えば硝酸アルミニウムを含、
ませることにより、あるいは塩基としてアルカリ金属ア
ルミ酸塩を含む水溶液を使用することにより、鉄及びコ
バルトと「共沈」させることもできる。
別法として、アルミニウム化合物を別個に、好ましくは
ゲルの形で、沈澱させてもよ(、従って、アルミニウム
を沈澱させて沈澱アルミニウム化合物の塩基性スラリー
を形成してから、鉄及びコバルトの塩類を含む溶液をこ
の塩基性スラリーに添加することにより鉄及びコバルト
を沈澱させてもよい。別法として、鉄及びコバルトの塩
類を「共沈」させて沈澱した鉄及びコバルトの化合物類
のスラリーを形成し、これらの沈澱した鉄及びコバルト
の化合物類のスラリーに対して、適当なアルミニウム塩
、例えば硝酸アルミニウムの溶液を添加することにより
、アルミニウムを沈澱させてもよい。さらに別の方法は
、鉄及びコバルトを「共沈」させて沈澱した鉄化合物及
びコバルト化合物のスラリーを形成し、そしてアルミニ
ウムを別に沈澱させて沈澱アルミニウム化合物のスラリ
ーを得て、これらのスラリー同志を混合することである
好ましい方法は、アルミニウム、鉄及びコバルトの3種
類のすべての金属の塩類、例えば硝酸塩、を含む溶液か
らアルミニウム、鉄及びコバルト化合物類を「共沈」さ
せることである。
沈澱中にpH値が変動するのが不可避である回分沈澱法
の代りに、連続法を用いることもできる。
連続法では、鉄、コバルト及びアルミニウムの多塩を含
む溶液と、塩基の溶液とを、連続的に沈澱用容器へ供給
し、この容器で両溶液を混合させて、沈澱物を形成させ
、そして沈澱物を連続的にその容器から取り出す。この
場合、両溶液の流mは、沈澱用溶液中に所望のpH値が
維持されるように選定される。
若干の場合には、前駆体中に、アルカリ土類金属(例え
ば、カルシウム、バリウム、ストロンチウム、殊にマグ
ネシウム)化合物を沈澱して含むのが好ましいことがあ
る(欧州特許EP−八一へ 74080号明細書参照)
。この欧州特許明細書に記載されているように、アルカ
リ土類化合物を沈澱させる方式が、触媒の性質に影響を
もつことがありうる。
従って、アルカリ土類金属は、アルカリ土類金属の溶液
をアルカリ金属アルミン酸塩と混合することによりアル
カリ土類金属アルミン酸塩スラリーの形で沈澱させ、次
いで沈澱した鉄及びコバルト化合物スラリーをこの沈澱
アルミン酸塩スラリーと混合させてもよい。あるいは鉄
及びコバルトを上記アルミン酸塩スラリー中で沈澱させ
てもよい。
別法として、適当なアルカリ土類金属塩、例えば硝酸塩
を、鉄塩及びコバルト塩含有溶液中に含ませて、アルカ
リ土類金属化合物を、鉄化合物及びコバルト化合物と同
時に沈澱させてもよい。アルミニウムは、この溶液中に
存在させても、あるいは前述のように別に沈澱させても
よい。鉄及びコバルト、ならびに(存在するならば)場
合によリアルミニウム及びアルカリ土類金属は、水和酸
化物、水酸化物、炭酸塩、または塩基性炭酸塩の形で沈
澱させるのが好ましい。
沈澱は、15〜65℃の湿度で実施するのが好ましい。
沈澱は、沈澱剤としてアンモニアを用いて実施しうるで
あろうが、コバルトアミン類の生成の結果としてコバル
トの不当な消耗が生じ易い。従って沈澱は、アンモニア
合成触媒前駆体中においてナトリウムが存在するのが望
ましくなく、またその他のアルカリ金属が比較的高価で
あるにも拘らず、アルカリ金属の水酸化物または炭酸塩
を用いて実施するのが好ましい。驚(べきことに、゛沈
澱剤としてナトリウム化合物、例えば炭酸ナトリウムを
用いる場合であっても、殊に高い触媒活性を与える前駆
体が得られうる。′ 鉄は水和酸化第二鉄の形で沈澱させるのが好ましい。そ
の沈澱条件は、その水和酸化物をゲルの形で生成させる
ような条件であるのが好ましく、特にその酸化鉄と共に
水和アルミナを共沈させる場合にはそのような条件が好
ましい。その理由はそのようにするとアルミナもゲルの
形とすることができ、また結晶形態的欠陥が回避される
からである。あるいは、水和酸化鉄はレビドクロサイト
型(ガンマFa 0OH)であり、その場合アルミナな
イソモルフ7ス・ベーマイト型(ガンマAll OOH
あるいはアルファ・アルミナ−水和物)となりうる。所
望ならば、レビドクロサイトの結晶形は、例えば針状形
に(多くの場合は形安定添加剤を用いて)、意図的に制
御できる。別の可能性は、水和酸化第二鉄をゲータイト
型(アルファFe 0OH)に生成させ、水和アルミナ
を混晶の少量成分としてダアスボア(ベータ・アルミナ
−水和物)型で共沈させることである。
沈澱物は、殊に反応体の一つまたはそれ以上がナトリウ
ムを含んでいた場合には、洗浄して可溶性成分を除去し
なければならない。通常は、沈澱物は乾燥され、燻焼さ
れる(典型的には200〜500℃の範囲内の温度で)
。所要量のアルカリ金属促進剤は、燻焼の前または後に
沈澱物を適当な溶液(例えば炭酸カリウム溶液)で含浸
することにより配合できる。
得られる組成物を次いでベレット化または圧ロール圧縮
する。グラファイトのような加工助剤を配合してもよい
好ましいベレット化触媒前駆体においては、酸化鉄は、
1.2:1ないし1.4:1の範囲内のO:Fe原子比
を有する。このような物質は、欧州特許第174078
号明細書に記載される方法によって得ることができる。
本発明の前駆体における原子番号が19またはそれより
も大ぎいアルカリ金属は、触媒の活性を増加するための
促進剤として配合される。
少量のアルカリ金属を含むにすぎない合成触媒は、コバ
ルトを含んでも含まなくても、時間に伴なう触媒活性低
下傾向が少なく、若干の場合には時間と共に活性の増加
を示すが、そのような触媒の活性の水準はしばしば不適
当である。適切に活性を促進するためにさらに多くの量
のアルカリ金属を添加すると、時間と共に活性が低下す
る傾向は、組成物がコバルトをも含まない限り、著しく
なるのが一般である。
通常は最適アルカリ金属含量があり、強熱後の組成物の
最適アルカリ金属酸化物台間は一般には0.3〜1.5
%W/Wの範囲内となろう。
本発明の前駆体における強熱後の酸化鉄及び酸化コバル
トの含量の合計は、80重量%以上、特に90重量%以
上、殊に94〜98重量%の範囲内であるのが好ましい
強熱後のアルミナ含量は1〜10重厘%、殊に2〜6重
量%の範囲内であるのが好ましい。酸化コバルト含量(
強熱後)は、15〜35重量%の範囲内であるのが好ま
しい。
活性触媒への前駆体の還元は、300〜500℃の範囲
内の温度の水素により都合よ〈実施される。
使用される還元剤ガスは、普通、アンモニア合成ガスで
あり、合成を行なう反応器中の前駆体上に通される。還
元により生成された鉄に水蒸気が逆拡散して接触するの
を防止し、また一旦アンモニア合成反応が開始したとき
の加熱を防止する注意を払う。別法として、前駆体は窒
素を含まない水素で還元することもできる。いずれの場
合にも、還元剤ガス圧力は、1〜300絶対バール、例
えば20〜120絶対バールの範囲内であるのが適当で
ある。別の還元操作においては、前駆体を合成反応器の
外で還元し、そして冷稀酸索で不動態化して「予備還元
」触媒を得る。このものは後で合成反応器に仕込まれ、
その中で完全に還元される。
得られる還元された触媒は、溶融法により製造される触
媒よりも著しく大きな金属表面積を有する。
本発明は、その触媒上で、そして下記のような好ましい
条件下でのアンモニア合成方法をも提供する。好ましい
合成反応条件は: 温  度 :  300〜500℃、特許350〜43
0 ’C1圧  力 :20〜250絶対バール、特に
40〜120絶対バール、 ガス混合物:1−12/N2比が3.1まで、特に2.
5〜3.0、あるいは(我々の米 国特許第4383982号明a書記載のように)1.5
〜2.3゜ 前述のようにIli準条件下で試験したときに、本発明
の前駆体の還元で得られる触媒は、2より大きな相対活
性度を示す。相対活性度の標定には下記操作を採用する
前駆体の試料を粉砕して0.6〜1.0ai+175篩
範囲とし、それぞれの試料を、直径3.2重量.長さ3
2履の触媒床を有する実験室反応器に仕込む。この仕込
み触媒を、50絶対バールの圧力の3=1の水素/窒素
混合ガス中で、温度を12時間にわたり415℃まで上
昇させ、この温度を3時間保持することにより、還元す
る。この触媒を、上記圧力において450℃の温度で、
触媒1g当り毎時40000α゛3のガスの空間速度で
のアンモニア合成で使用する。
この空間速度及びその他の空間速度で測定される転化率
から、触ts1g当りの「初期」反応速度定数を計算す
る。使用する水素/窒素混合ガスは、もちろん、触媒毒
、特に炭素酸化物類及び水分を含んでいてはならない。
炭素酸化物類の合計及び水分含量の両者は1 ppm(
容積)以下であるべきである。
活性の低減速度を標定するために、次いで、温度を55
0℃に上昇させ、その温度を6時間保持することにより
、促進老化操作を採用する。次いで温度を450℃まで
下げ、種々の流量で転化率を測定する。次いで触媒前駆
体単位重量当りの「最終」反応速度定数を計算する。
初期及び最終の相対活性度は、かかる初期反応速度定数
及び最終反応速度定数と、標準触媒の初期反応速度定数
とのそれぞれの比である。
下記の実施例においては、いろいろのコバルト含量の溶
焼、促進剤不含有、沈澱物を作った。これらのそれぞれ
について、燻焼沈澱物を炭酸カリウム水溶液で湿潤する
ことにより、種々の量のカリウムを含む促進化前駆体を
得た。得られた前駆体を次いで前述のようにして試験し
た。
均一のコバルト含量であるが促進剤合計がいろいろであ
る試料の各組について、活性に関しての最適促進剤含量
があることが明らかであった。以下の実施例においては
、その最適値に最も近い試料のみを引用しである。
友1且−ユ 硝酸第二鉄、硝酸コバルト及び硝酸アルミニウムを所要
山で(所要割合で)含む20’Cの水溶液を、炭酸ナト
リウム水溶液に添加しく初期pH10) 、スラリーを
得ることにより、酸化物混物を沈澱で製造した。使用し
た炭酸ナトリウムの割合は、最終1)lIlf[7を与
えるような割合であった。
沈澱物をフィルター上に捕集し、硝酸イオンが無くなる
まで洗浄し、120℃で乾燥した。この沈澱物を400
℃で6時間溶焼し、粉砕し、炭酸カリウム溶液で湿潤し
て所要のカリウム含量とし、次いで乾燥した。
この生成物を次いで、約1重層%のグラファイトをベレ
ット化助剤として用いてベレットとし、直径8.8a1
長さ10.の円柱体の形にした。硝酸コバルト及び硝酸
アルミニウムの割合を変えて、上記操作を繰り返えし、
すべてが201rL2 ・、−1よりはるかに大きいS
ET表面積を有する前駆体組成物を得た。
傘 600’Cr強熱後、残部はFe2O+斡 比較例
:活性は無視しつる程度 NH測定せず 衷1阿−−2 実施例1の操作を繰り返えしたが、本例では連続式沈澱
法を用いた。この沈澱法では、硝酸塩類溶液と炭酸ナト
リウム溶液とを小さな沈澱用容器に連続的に供給し、そ
の容器から沈澱物を連続的に取り出した。炭酸ナトリウ
ム溶液の供給速度は沈澱用容器中に所望のpH値を維持
するような速度とした。
試料1.1〜2,3のナトリウム含量の変動は、沈澱物
の洗浄完全度の変動を反映している。
本発明の触媒は高い相対活性度を有することが判る。こ
のような増加した活性度によって、より低いアンモニア
反応器温度を用いることができ、かくして反応器圧力を
低減することができ(慣用の条件と比較して)、その結
果として圧縮経費の節減がもたらされる。
(’A−”06ン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄、アルミニウム、コバルト、及び原子番号が1
    9またはそれよりも大きいアルカリ金属の酸化物類を含
    み、そして少なくとも20m^2・g^−^1のBET
    表面積を有し、促進剤成分を含む酸化物系アンモニア合
    成触媒前駆体組成物であつて:それらの酸化物の割合は
    、600℃での強熱後に、強熱済組成物がCoOとして
    表わして12〜50重量%の酸化コバルト、Al_2O
    _3として表わして少なくとも0.5重量%のアルミナ
    、Y_2O(Yはアルカリ金属)として表わして0.1
    〜1.5重量%のアルカリ金属酸化物、及びFe_2O
    _3として表わした酸化鉄とCoOとして表わした酸化
    コバルトとを合計して少なくとも75重量%を含むよう
    な割合であり;かつ該前駆体は水素で還元されて、少な
    くとも2の相対初期アンモニア合成活性度をもつ触媒と
    なりうる;ことを特徴とする前記アンモニア合成触媒前
    駆体組成物。
  2. (2)600℃での強熱後に、強熱済組成物が14〜4
    0重量%の酸化コバルト(CoOとして表わして)を含
    む特許請求の範囲第1項に記載の組成物。
  3. (3)600℃での強熱後に、強熱済組成物が、Fe_
    2O_3として表わした酸化鉄とCoOとして表わした
    酸化コバルトとを合計して少なくとも90重量%含む特
    許請求の範囲第1または2項に記載の組成物。
  4. (4)600℃での強熱後に、強熱済組成物が、Al_
    2O_3として表わして2〜6重量%のアルミナを含む
    特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の組成物。
  5. (5)鉄、コバルト及びアルミニウムの各々の塩を含む
    水溶液と、炭酸ナトリウム水溶液とを、少なくとも6.
    5の最終pH値を与えるような両水溶液の割合で混合し
    ;得られる沈澱物を洗浄し、乾燥し、そして 200〜
    500℃の範囲内の温度で■焼し;そしてその■焼の前
    または後に、原子番号が19またはそれよりも大きいア
    ルカリ金属の化合物の溶液で上記沈澱物を含浸する;こ
    とからなる特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載
    の前駆体組成物を製造する方法。
  6. (6)特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の前
    駆体組成物、または特許請求の範囲第5項に記載の方法
    で製造された前駆体組成物、の還元生成物を触媒として
    使用するアンモニア合成方法。
JP61067008A 1985-03-25 1986-03-25 アンモニア合成触媒前駆体組成物 Pending JPS61234938A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB858507691A GB8507691D0 (en) 1985-03-25 1985-03-25 Catalysts
GB8507691 1985-03-25
GB8601716 1986-01-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61234938A true JPS61234938A (ja) 1986-10-20

Family

ID=10576592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61067008A Pending JPS61234938A (ja) 1985-03-25 1986-03-25 アンモニア合成触媒前駆体組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS61234938A (ja)
GB (1) GB8507691D0 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239163A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Nkk Corp アンモニア合成触媒

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239163A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Nkk Corp アンモニア合成触媒
JP4554752B2 (ja) * 2000-02-29 2010-09-29 Jfeエンジニアリング株式会社 アンモニア合成触媒

Also Published As

Publication number Publication date
GB8507691D0 (en) 1985-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4111847A (en) Methanol synthesis catalyst
US4191664A (en) Thermally stable nickel-alumina catalysts useful for methanation and other reactions
JP4062647B2 (ja) メタノールをスチーム改質するための触媒
US4064152A (en) Thermally stable nickel-alumina catalysts useful for methanation
US20100102278A1 (en) Low temperature water gas shift catalyst
JP3553066B2 (ja) 純粋のもしくはガス混合物中に含有されている一酸化二窒素の接触分解の方法
JP2961585B2 (ja) 中軽質油の深度脱硫方法
US3961037A (en) Process for forming hydrogen and carbon dioxide using a catalyst consisting essentially of oxides of copper, zinc and aluminum or magnesium
US4305842A (en) Preparation of improved catalyst composition
US4668658A (en) Iron catalyst and method of producing it
JP4343697B2 (ja) メタノール合成用Cu/Zn/Al触媒
US3752774A (en) Zirconia silica promoted cobalt oxide catalyst
US4042532A (en) Thermally stable nickel-alumina catalysts useful for methanation and other reactions and method for the manufacture of said catalysts
JPS6232972B2 (ja)
US4654320A (en) Catalysts for ammonia synthesis and process for producing the catalyst
US4689317A (en) Catalyst precursor for ammonia synthesis and process for its production
CA1259601A (en) Catalysts
JPS5931720A (ja) 1,4−ブチンジオ−ルの製造法
NO861570L (no) Katalysatorforloeper og fremgangsmaate til fremstilling derav.
JPS61234938A (ja) アンモニア合成触媒前駆体組成物
JPH01288337A (ja) 触媒の担体物質およびそのような担体物質の製造方法
US4668657A (en) Iron catalyst and method of producing it
US4683218A (en) Chlorine resistant shift gas catalyst
JP2000044203A (ja) 炭化水素の改質用触媒及び改質方法
RU2320409C2 (ru) Способ получения катализаторов, содержащих оксид железа