JPS6123469Y2 - - Google Patents

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JPS6123469Y2
JPS6123469Y2 JP15587981U JP15587981U JPS6123469Y2 JP S6123469 Y2 JPS6123469 Y2 JP S6123469Y2 JP 15587981 U JP15587981 U JP 15587981U JP 15587981 U JP15587981 U JP 15587981U JP S6123469 Y2 JPS6123469 Y2 JP S6123469Y2
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JP
Japan
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ring
shape
knot
receiving groove
cable
Prior art date
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Application number
JP15587981U
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English (en)
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JPS5863837U (ja
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Publication of JPS6123469Y2 publication Critical patent/JPS6123469Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規な防護網の端部に形成される結び
輪構造に係り、特に防護網の端部に、これと連結
索あるいは防護網相互を連結させるべく形成され
る結び輪の保形を確実になし、連結作業を容易に
すると共に保形リンクが結び輪から離脱すること
を防止することができる結び輪構造に関するもの
である。
一般に、鉄道等の軌道を横断して送電線を架線
する際に、電線その他索線の垂下、摺動により、
汽車、電車等の運行をさまたげるために、これを
防止するために架線される送電線の下方に防護網
を張ることが行なわれている。この防護網の端部
には連結索あるいは隣接する防護網相互を連結さ
せるために網を編成する索をリング状に結んだ結
び輪が設けられる。
ところで、従来の結び輪は単に索をリング状に
結んだものであり、輪の形状が変形して、容易に
この輪の内輪中に連結索等を挿通させることがで
きないことが起る。
特に、この防護網は高所位置において張設作業
が行なわれるために、結び輪が変形することはそ
の作業上極めて不便であつた。
そこで、結び輪の変形を防止するために、結び
輪の内輪内にリングを嵌合させることが提案され
ているが、しかし乍ら、この保形リングが結び輪
から離脱し易く且つ強度的に弱いという欠点を有
しており、実用化が充分達成されていないのが現
状である。
そこで、本考案は以上の如き問題点を有効に解
決すべく創案されたものである。
本考案の目的は防護網の端部に形成される結び
輪の保形を耐久的に保持し得、結び輪に対する連
結索の接続作業を簡便になし得る防護網の結び輪
構造を提供する。
次に本考案の一実施例を添付図面に従つて詳述
する。
第1図に示す如く防護網1は電気的に絶縁する
ナイロン製の縦索2と横索3とによつて編成され
ており、その端部4には編成する索の一端部を延
出させて、リング状の結び輪5が形成される。図
示例にあつては縦索2がその長手方向に延出さ
れ、結び輪5を形成することになる。
このように形成された結び輪5には第2図及び
第3図に示す如き保形リング6が嵌合されて取り
付けられる。この保形リング6は上記結び輪5の
内輪7に沿つて環状に形成される。特に、本実施
例にあつては保形リング6は略水滴乃至防錘形状
を呈するように構成される。この保形リング6に
はその外周縁に沿つて径方向外方に開放された受
溝8が環状に形成される。
第3図に示す如く、この保形リング6はプラス
チツク等の合成樹脂材によつて成形され、保形リ
ング6上には受溝8が一体的に成形されている。
即ち、この受溝8は保形リング6の外周縁に沿つ
て並行に起立した二条の側壁9,9によつて区画
形成され、半径方向外方に臨んで開放された断面
略U字形状の溝を形成する。この受溝8内には結
び輪5を形成する索51が嵌合される。
上記側壁9,9にはその内側に相向い合つて形
成された案内溝10が設けられ、その案内溝10
には受溝8内に挿入される索51の外側を覆つて
外方への離脱を防止する覆部材11が着脱自在に
係合するように構成されている。また、上記案内
溝10は結び輪5の結び目12と反対側に位置さ
れて起立した側壁9の周縁に沿つて形成され、保
形リング6の外方に臨んで両端部が開口された出
入口13を形成する。この出入口13から覆部材
11が挿入される。この覆部材11は第5図に示
す如く、帯状を呈し、断面が略円弧状に形成さ
れ、受溝8と案内溝10とによつて断面略円形の
通路を形成する。
第5図に示す如く側壁9,9には互に向い合つ
て突出した段部14が設けられ、この段部14は
覆部材11を側壁9に係合させつつ案内する案内
溝10を構成する。また、上記段部14は弾性を
有する合成樹脂材によつて形成された保形リング
6の側壁9,9に一体的に成型されているため
に、突出した段部14はその外方へ展開移動し、
受溝8の内径を拡大するように構成されている。
以上の構成からなる本考案の作用について述べ
る。
先ず、第1図、第2図に示す如く防護網1の端
部に網を編成する索51で結び輪5を形成した後
に、この結び輪5の内輪7に保形リング6を嵌合
させつつこの保形リング6の受溝8内に索51を
挿入させる、受溝8内に挿入された索51はこれ
を区画する側壁9,9によつて内方向に弾圧され
て保持される。受溝8内に索51を挿入した後、
覆部材11を側壁9,9の案内溝10に係合させ
ることによつて、上記受溝8の開放口を覆つた通
路を形成して索51はその周縁が覆われて拘束さ
れることになる。
特に、上記側壁9,9及び覆部材11は弾性を
有する合成樹脂によつて成型されているために、
受溝8内に索51の挿入を容易にすると共に内方
向に弾圧して保持することができる。
かように、結び輪5はその内輪7が保形リング
6によつて規制されるために、所定のリングとし
て保形されることになる。保形リング6が水滴乃
至紡錘形状に形成されているために、結び輪5の
内輪7への挿入が容易となると共に保形の強度を
高めることができる。
次に、保形リング6の外周部に形成された受溝
8内に挿入された索51は覆部材11によつてそ
の外周側部が被覆されつつ受溝8内に係止される
ことになり、保形リング6が結び輪5から離脱す
ることを防止することができる。このように、結
び輪5が所定のリングを保持された状態で保形さ
れると共に保形リング6が結び輪5から離脱しな
いために、結び輪5への連結索等の接続作業が容
易になし得る。
尚、第5図に示す如く受溝8を区画する側壁
9,9の端部に形成された段部14,14は索5
1を受入れた後、内方向に弾発力が復元して索5
1の外周部を係止することができる。
以上の如く本考案によれば次の如き優れた効果
を発揮する。
(1) 防護網の端部に形成される結び輪の保形を容
易に且つ強固になし得、この結び輪と連結索と
の接続作業を容易になし得る。
(2) 結び輪を保形するための保形リングの離脱を
防止することができる。
(3) 結び輪への保形リングの取付が容易であると
共に外部的応力に充分耐えることができる結び
輪のリング形状になし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は第1図の部分拡大側面図、第3図は本考案に
用られる保形リングの一実施例を示す一部断面斜
視図、第4図は保形リングの一側面図、第5図は
保形リング6の変形例を示す部分側断面図であ
る。 図中、1は防護網、5は結び輪、6は保形リン
グ、7は内輪、51は索、8は受溝、9は側壁、
11は覆部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防護網の端部に、これを連結索等に接続させる
    べく該網を編成する索で結び輪を形成し、該輪の
    内輪に沿つて環状に且つ該内輪に着脱自在に保形
    リングを設け、該リングの外周縁にこれに沿つて
    径方向外方に開放され上記輪を形成する索を受け
    入れるための受溝を一体的に形成し、該受溝を区
    画形成する両側壁に該受溝内に受け入られた索の
    外側を覆つて離脱を防止する覆部材を着脱自在に
    設けたことを特徴とする防護網の端部に形成され
    る結び輪構造。
JP15587981U 1981-10-20 1981-10-20 防護網の端部に形成される結び輪構造 Granted JPS5863837U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15587981U JPS5863837U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 防護網の端部に形成される結び輪構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15587981U JPS5863837U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 防護網の端部に形成される結び輪構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5863837U JPS5863837U (ja) 1983-04-28
JPS6123469Y2 true JPS6123469Y2 (ja) 1986-07-14

Family

ID=29948444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15587981U Granted JPS5863837U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 防護網の端部に形成される結び輪構造

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JP (1) JPS5863837U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5863837U (ja) 1983-04-28

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