JPS61234210A - きのこ状弁の製造方法 - Google Patents
きのこ状弁の製造方法Info
- Publication number
- JPS61234210A JPS61234210A JP7592285A JP7592285A JPS61234210A JP S61234210 A JPS61234210 A JP S61234210A JP 7592285 A JP7592285 A JP 7592285A JP 7592285 A JP7592285 A JP 7592285A JP S61234210 A JPS61234210 A JP S61234210A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- ion nitriding
- titanium alloy
- nitriding treatment
- valves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関用給、排気弁等に使用されるチタン合
金製きのこ状弁の製造方法に関する。
金製きのこ状弁の製造方法に関する。
〔従来の技術ゴ
近年、一部の高速エンジンにおいてチタン合金製給、排
気弁が使用されるようになってきた。第２図はチタン合
金製給、排気弁１０の従前の１例を示す。チタン合金は
軽量かつ高い耐熱性を有するが硬さ、耐摩耗性の面では
通常の鋼製給、排気弁よりもやや劣るため、図のように
弁軸１の軸端部にステライ） （Ｃ０基合金）製のチッ
プ３をろう付けするとともに、弁軸部１の表面に耐摩耗
性向上のためのクロムメッキ処理４を施こしている。２
は弁傘部である。
気弁が使用されるようになってきた。第２図はチタン合
金製給、排気弁１０の従前の１例を示す。チタン合金は
軽量かつ高い耐熱性を有するが硬さ、耐摩耗性の面では
通常の鋼製給、排気弁よりもやや劣るため、図のように
弁軸１の軸端部にステライ） （Ｃ０基合金）製のチッ
プ３をろう付けするとともに、弁軸部１の表面に耐摩耗
性向上のためのクロムメッキ処理４を施こしている。２
は弁傘部である。
しかしながら、かかる従来のきのこ状弁は弁軸部１にク
ロムメッキ４を施こすため、該クロムメッキ４施行のた
めの前処理工程が多く、このため弁の製造コストが高騰
するとともに、メッキ層の密着性についての信頼性も充
分でないという問題点がある。
ロムメッキ４を施こすため、該クロムメッキ４施行のた
めの前処理工程が多く、このため弁の製造コストが高騰
するとともに、メッキ層の密着性についての信頼性も充
分でないという問題点がある。
本発明は上記に鑑みなされたもので、製造コストが低置
かつ高い信頼性を有するきのこ状弁を提供することを目
的とする。
かつ高い信頼性を有するきのこ状弁を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段、作用〕本発明方法は上
記問題点を解決するため、弁の外面にイオン窒化処理を
施こすことを特徴としている。
記問題点を解決するため、弁の外面にイオン窒化処理を
施こすことを特徴としている。
かかるイオン窒化法は処理が簡単であり、また硬化層が
確実に形成できるので弁の信頼性も向上する。
確実に形成できるので弁の信頼性も向上する。
以下第１図を参照して本発明の１実施例につき説明する
と１０は内燃機関用給、排気弁でチタン合金からなる。
と１０は内燃機関用給、排気弁でチタン合金からなる。
１は該弁１０の弁軸部、２は弁傘部、３は弁軸部１の軸
端部に銀ろう付けされたステライト製のチップである。
端部に銀ろう付けされたステライト製のチップである。
尚、４は上記チップ３のろう封部である。
上記構成を具えた給、排気弁１０の製造方法につき説明
すると、先ず外形を所要寸法に機械切削する。次に弁軸
部１の軸端部にステライト製のチップ３を銀ろう付けす
る。更に該弁１０の弁軸部１を主体として表面にイオン
窒化処理を施こす。該イオン窒化は、温度７００℃（６
００〜８００℃の範囲）にて２時間程度が好適である。
すると、先ず外形を所要寸法に機械切削する。次に弁軸
部１の軸端部にステライト製のチップ３を銀ろう付けす
る。更に該弁１０の弁軸部１を主体として表面にイオン
窒化処理を施こす。該イオン窒化は、温度７００℃（６
００〜８００℃の範囲）にて２時間程度が好適である。
また該イオン窒化による硬化層１１の深さは００１咽程
度である。上記イオン窒化後外面を研磨等により仕上げ
る。
度である。上記イオン窒化後外面を研磨等により仕上げ
る。
一般にチタン合金は摺動部が焼付きを起し易い傾向にあ
るが、本発明に係るイオン窒化処理を施した給、排気弁
１０は摺動部のなじみ性が良好であり、高い耐焼付性を
有する。
るが、本発明に係るイオン窒化処理を施した給、排気弁
１０は摺動部のなじみ性が良好であり、高い耐焼付性を
有する。
本発明は以上のように構成されており、本発明によれば
下記の利点がある。
下記の利点がある。
従来の弁軸部外周にクロムメッキを施こす方式のきのこ
駄弁では前処理の工程が多く製造コストが高くなり、ま
たガス窒化を施こす方式のものでは温度８００℃にて３
０時間程度の処理が必要でこれも製造コストが高くなる
が、本発明のイオン窒化処理は表面処理が簡単にでき、
上記従来のものよりも弁の製造コストが格段に低くなる
。また硬化層が確実に形成されるので、弁の信頼性も高
い。
駄弁では前処理の工程が多く製造コストが高くなり、ま
たガス窒化を施こす方式のものでは温度８００℃にて３
０時間程度の処理が必要でこれも製造コストが高くなる
が、本発明のイオン窒化処理は表面処理が簡単にでき、
上記従来のものよりも弁の製造コストが格段に低くなる
。また硬化層が確実に形成されるので、弁の信頼性も高
い。
第１図は本発明の１実施例を示す外観図、第２図は従来
の内燃機関用給、排気弁の１例を示す外観図である。 １０・・・弁、１・・・弁軸部、２・・・弁傘部、１１
・・・硬化層 ｔへ ♂ 垢１閃 躬２閾 手続補正書（自発）（１） 昭和６０年 ６ 月／ρ日
の内燃機関用給、排気弁の１例を示す外観図である。 １０・・・弁、１・・・弁軸部、２・・・弁傘部、１１
・・・硬化層 ｔへ ♂ 垢１閃 躬２閾 手続補正書（自発）（１） 昭和６０年 ６ 月／ρ日
Claims (1)
- 内燃機関用給、排気弁等に使用されるチタン合金等から
なるきのこ状弁を製造するにあたり、上記弁の外面にイ
オン窒化処理を施こして該外面に硬化層を形成すること
を特徴とするきのこ状弁の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7592285A JPS61234210A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | きのこ状弁の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7592285A JPS61234210A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | きのこ状弁の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61234210A true JPS61234210A (ja) | 1986-10-18 |
Family
ID=13590281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7592285A Pending JPS61234210A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | きのこ状弁の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61234210A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5758415A (en) * | 1995-05-08 | 1998-06-02 | Fuji Oozx Inc. | Method of manufacturing a tappet in an internal combustion engine |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6181505A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-25 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関用バルブ |
-
1985
- 1985-04-10 JP JP7592285A patent/JPS61234210A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6181505A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-25 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関用バルブ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5758415A (en) * | 1995-05-08 | 1998-06-02 | Fuji Oozx Inc. | Method of manufacturing a tappet in an internal combustion engine |
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