JPS61234139A - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

Info

Publication number
JPS61234139A
JPS61234139A JP60074750A JP7475085A JPS61234139A JP S61234139 A JPS61234139 A JP S61234139A JP 60074750 A JP60074750 A JP 60074750A JP 7475085 A JP7475085 A JP 7475085A JP S61234139 A JPS61234139 A JP S61234139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
amplitude
output
circuit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60074750A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0666771B2 (ja
Inventor
Junzo Murakami
村上 純造
Noboru Yamazaki
昇 山崎
Masatoshi Yorozu
萬 政俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7475085A priority Critical patent/JPH0666771B2/ja
Publication of JPS61234139A publication Critical patent/JPS61234139A/ja
Publication of JPH0666771B2 publication Critical patent/JPH0666771B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0334Processing of samples having at least three levels, e.g. soft decisions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野〕 この発明は、クロック再生に適した位相同期回路に関す
る。
(発明の技術的背景とその問題点)     ・近年、
NTSCカラーテレビジョン方式に比してより高精細な
画像伝送ができる。いわゆる高品位テレビジョン方式が
種々で提案されており、そのうちの一つに文献二二宮は
か「高品位テレビの衛星1チャン゛ネル伝送方式(MU
SE)Jテレビジョン学会技術報告、TEBS  95
−2.昭和59年3月、で提案されたM U S E 
(M ultlple S ub−N、yquist 
 Samplino Encodlna )がある。
MLISE方式は、信号伝送に要する周波数帯域幅を極
力小さくするために格子点毎のサンプル値で表現した画
像情報を所定の法則に従って格子点を間引いて伝送し、
受信側ではフィールド内、フィールド閲、フレーム間内
挿を用いて、伝送されなかった格子点情報を近似的に再
現する方式である。この方式では伝送すべき格子点情報
は、一定サンプリング周期9例えば1/ (16,2M
)−12)周期のRAM (パルス振幅変調)信号とし
て伝送されるが、伝送帯域幅節約のためベースバンド換
算総合伝達特性はナイキスト条件、すなわち孤立パルス
のサンプル値がt−nT (n≠O,Tはサンプリング
周期)で0になるという条件を満す範囲内で、できるだ
け狭帯域に選ばれる。従って、受信側のPAMIIII
器(サンプリング回路)のサンプリング・クロックの位
相が本来の位相から僅かでもずれると、それに応じて復
調出力にサンプル間理詰を生ずる。このサンプル間理詰
は最終的には再生画面上での水平・垂直両方向の解徴度
低下につながるから、高品位の画像伝送を目的とするM
USE方式においては、極力小さく抑えられなければな
らない。すなわち、MtJSE方式においては受信側に
おけるサンプリング・クロックの位相を極めて正確に送
信側のクロックに同期させる必要がある。
ところで、MUSE方式においてはサンプリング・クロ
ックそのものは伝送されておらず、代りに同期信号どし
て第2図(a)(b)に示すようなHC)(水平同期)
信号およびFP(フレームパルス)信号が伝送されてい
る。MeO2号は各水平走査線信号の頭の部分に挿入さ
れる。1水平走査線はりC17り周期をT−1/ (1
6,2MHz )として480Tの長さを有するが、そ
の第1〜第12サンプリング点が第25i!1(a)の
ように規定されている。一方、FP倍信号1125本の
水平走査線からなる1フレームの中の隣り合う2水平走
査線1組に挿入きれており、第2図(b)のように規定
されている。
このように、HDfi号およびFP倍信号いずれもクロ
ック周波数(16,2MHz )を分周して作成された
ものであり、特にHD信号の波形はサンプリング時刻で
の振幅値が正確に規定された波形であるから、受信側で
はHD信号を!1111にしてサンプリング・クロック
を再生することができる。
受信側におけるサンプリング・クロックの再生は、具体
的には受信された入力信号を一方の入力とする位相比較
器と、この位相比較器の出力を入力とするループフィル
タ、およびループフィルタの出力により発振周波数が制
御される電圧制御発振器からなる位相同期回路を用いて
行なわれる。
すなわち、入力信号から検出したFP倍信号電圧制御発
振器の出力に基き内部で作成した内部FP傷信号の位相
比較により得られた位相誤差信号で電圧制御発振器を制
御して、電圧制御発振器の出力に得られるサンプリング
・クロックの位相誤差を一定範囲内に追込んだ後、入力
信号中のHD信号と電圧111111発振器の出力に基
き内部で作成した内部HD信号との位相比較により得ら
れた位相誤差信号で電圧制御発振器を制御することによ
り。
サンプリング・クロックの位相誤差を極めて零に近い値
まで追込むことによって、送信側のクロックに正しく位
相同期したサンプリング・クロックが再生される。
しかしながら、このような位相同期回路では入力信号に
含まれる雑音成分によってサンプリング・クロックの位
相ジッタが発生するという問題がある。すなわち、上記
のようなHD 48 号に関する位相同期ループを含ん
だ回路では本来の位相誤差信号の振幅変化範囲が非常に
狭いため、入力信号に大きな雑音が含まれていると、そ
の雑音成分の振幅が本来の位相誤差信号の振幅変化範囲
を越えてしまい、これによって電圧制御発振器の発振位
相が本来の位相誤差とはI関係に過大に変動するのであ
る。この位相ジッタの大きさは入力信号のS/Nと位相
同期ループのパラメータ(ループ利得、ダンピング係数
)で決まり、一般に位相ジッタを小さくしようとすれば
位相同期ループの引込み特性が劣化するという関係にあ
る。
MUSE方式においては、このようなサンプリング・り
Oツクの位相ジッタはサンプル値の振幅変動となって直
接画質劣化につながるから、位相ジッタは極力小さく抑
えられなければならない。
一方、位相同期回路の周波数引込み範囲や引込み時間も
、一定の要求仕様を満足させなければならない。しかし
、位相ジッタの抑圧と引込み特性の向上とは上述のよう
に一般に相反する要求であり、両者を同時に満たすこと
は特に入力信号のS/Nが低いときには困難であった。
〔発明の目的) この発明の目的は、入力信号に含まれる雑音に起因する
位相ジッタの少ない再生クロックが得られる位相同期回
路を提供することである。
〔発明の概要〕
この発明による位相同期回路は、入力信号が一方の入力
端に与えられる位相比較器と、この位相比較器の出力を
入力とするループフィルタと、このループフィルタの出
力によって発振周波数が制御されその出力が前記位相比
較器の他方の入力端に与えられる電圧制御発振器とを含
む位相同期回路において、位相比較器と前記ループフィ
ルタとの間に振幅リミッタを挿入したことを特徴してい
る。
〔発明の効果〕
この発明によれば、位相比較器とループフィルタとの間
に挿入した振幅リミッタによって、入力信号に大きな雑
音成分が含まれている場合でも、この雑音成分による電
圧制御発振器の発振位相の変動が抑えられるため、位相
ジッタの少ないクロック再生が可能となる。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明をMUSE方式のテレビジョン伝送に
おける受信側のサンプリング・クロック再生用位相同期
回路に適用した一実施例を示すものである。図において
、入力端子1には第2図(a)(b)に示すHD信号、
FP倍信号含むベースバンド・テレビ信号が印加され、
まずA/D変換器2で8ビット程度のディジタル信号に
変換される。A / D変換器2はVCXO(電圧制御
水晶発振器)12から供給されるサンプリング・クロッ
クによって動作する。VCXOl 2は必要なサンプリ
ング・クロックの周波数16.2M HZを直接出力す
る発振器であってもよいし、16.2M HZと一定の
比にある別の周波数で発振する発振器と分局器との組合
せであってもよい。
A/D変換器2の出力は三方され、一方はFP(、フレ
ームパルス)検出回路3に、他方はHD(水平同期)信
号に関する位相比較回路(以下、HD位相比較回路とい
う)5に導入される。A/D変換器2の出力のうらFP
検出回路3に入力されるのは、MSB (Most 5
1gn1cant  Bit)だけでよい。FP検出回
路3の礪能は、FP倍信号第2図(b)のように規定さ
れた特定の形状の波形であることに@目して、A10変
換器2の出力中にこれと一致するパターンが出現する時
刻を検出することである。すなわち、A/D変換器2の
出力のMSBの系列の中に第3図に示すような2値パタ
ーンと、これの1.0を逆にした2値・パターンとが、
ちょうど480 /iミロツクけずれて存在するという
事象を検出するものである。第3図の2値パターン系列
のうち、R後の“°1″の連続のうちの最初の“1”の
時刻(口で示す)を検出FP点と呼び、入力信号から検
出されるFP倍信号時刻基準とする。
一方、VCXOl2の出力は分周回!813゜14によ
って1/ (480X 1125)に分周され、30)
−12の内部FPF号としてFP(フレームパルス)に
関する位相同期回路(以下、FP位相比較回路という)
4に導入される。FP位相比較回路4では検出FP点と
、内部FP信号の例えば立上り点との位相比較がなされ
、どちらが先に到来したかを判定する。但し、両者がち
ょうど30H2周期の1772だけ互いにずれていると
きには、どちらが先と判定してもよい。この判定結果は
、“1″。
“−1パ、“0″ (ずれが±1クロック以内)の3r
Ii信号としてディジタル積分回路9に送られる。
ディジタル積分回路9はFP位相比較回路4の判定結果
に応じて、積分結果を1単位だけ増減する。
但し、FP位相比較回路4の判定結果が0′のときはそ
れまでの積分結果を保持する。ディジタル積分回路9の
出力は加算器1oを経てD / A変換器11に供給さ
れ、アナログ電圧に変換される。
このD/A変換器11の出力電圧によってVC×012
の発振周波数が制御されるが、その方向はFP位相比較
回路4において内部FP信号が検出FP点よりも遅れて
いれば、VCXO12の発振周波数を高くする方向に設
定する。
以上;ホベたrvcx○12〜分周回路13゜14〜F
P位相比較回路4〜ディジタル積分回路9〜D/A変換
器11〜VCX012」からなるループによって、第1
の位相同期ループが形成され、この位相同期ループの作
用によってVCXO12の発振周波数はやがて送信側の
伝送りロック周波数にほぼ等しくなると共に、内部FP
信号と検出FP点のタイミングも±1クロックの範囲内
で一致する。
この状態に入ると、FP位相比較回路4の出力は原則と
して“O”になり、これに応答してスイッチ8が「開」
から「閉」になる。これ以後は上述のFP位相比較回路
4を含む第1の位相同期ループに加わって、rVcXO
10〜分周回路13〜位相比較器16〜振幅リミッタ6
〜ルーブフィ/L’+7〜D/A変換器11〜VCXO
I 2J (7)/L。
−ブよりなる第2の位相同期ループも動作を開始する。
但し、位相比較器16は第2の位相同期ループにおける
位相比較器であって、A/D変換回路2とHD位相比較
回路5とで構成される部分である。
HD位相比較回路5は具体的には第4因に示すような構
成で実現される。すなわち、A/D変換器2からの8ビ
ット並列信号からなるサンプル値系列は4段のシフトレ
ジスタ21〜24、係数回路26.27、加算回路25
.28、シフトレジスタ29を経て位相誤差信号として
出力される。
ここで、シフトレジスタ21〜24はA/D変換器2と
同様16.2)(zのサンプリング・クロックで駆動さ
れるのに対し、シフトレジスタ29はサンプリング・ク
ロックを1/480分周して得た内部HD信号で駆動さ
熟る。位相比較器16で実行している演算を式で示せば
、A/D変換器2へのアナログ入力をX(t)、シフト
レジスタ29のディジタル出力値をV、A/D変換器2
のサンプリング・クロックの位相誤差をサンプリング周
期Tで規格化したものをφ(なお、1/480分周回路
13の初期条件で決まる内部HD信号のタイミング誤差
もφに含めるので、1φlは1以上にもなり得る)とし
て シーエ(x(φT−27)+x (φT+2T>1−X
(φT) ・・・(1) となる。φを横軸、yを縦軸にとって(1)式の演算結
果を図示すると、第5図に示すようになる。yはφに関
して周期480の周期!!!数であるが、位相比較特性
を示しているのは−3くφ〈3の限られた区間だけであ
る。これ以外の区間については、位相比較器16からは
サンプリング・クロックの位相誤差φに関して意味のあ
る情報は得られない。
位相比較器16の出力、つまりHD位相比較回路5の出
力は振幅リミッタ6により後述のように振幅制限された
後、所定の伝達特性を有するループフィルタ7、切換ス
イッチ8.加算回路10およびD/A変換器11を経由
してVCXO12の制御入力となり、ここにもう一つの
位相同期ループが形成される。前述のFP倍信号関する
第1の位相同期ループの役割がサンプリング・クロック
の位相誤差φを−1くφく1の範囲に追込むことであっ
たのに対し、このHD信号に関する位相同期ループの役
割は、φをざらに極めて零に近い直に保つことである。
ここで、位相比較器16は(1)式に示した演算を行な
うものであるから、入力信号に含まれる雑音成分はHD
位相比較回N5の出力に電力で 1.′’4+  1.
、’4 +i −1,5倍、電圧では 1.5倍されて
現われる。この雑音成分がループフィルタ7およびD/
A変換器11を経由してVCXO12の制御入力端子に
与えられると、VCXO12の発振周波数がランダムに
変動し、その結果、出力端子15に得られるサンプリン
グ・クロックに位相ジッタが生じてしまう。この発明に
よれば、位相比較器16とループフィルタ7との間に振
幅リミッタ6を挿入したことにより、このような問題が
解決される。以下、この振幅リミッタ6の作用について
説明する。
A/D変換器12の出力に得られるサンプリング・クロ
ックの位相誤差φと位相比較器16の出力1ilyとの
関係は、第5図に示したような特性を有する。A 、/
 D変換器2のダイナミックレンジを1、/256〜2
5G、/25Bと定義すると、位相比較器16の出力の
振幅変化範囲は、サンプリング・クロックの位相誤差φ
に起因する成分としては、−64/ 256〜64.、
’25Gに限られる。
しかし、位相比較器16の入力信号に雑音成分が含まれ
ている場合には、雑音の大きさによっては位相比較器1
6の出力は(1)式の演算の結果、−256/’256
〜256.’256の全範囲にわたって変化し得る。す
なわち、入力信号のS/Nが低い場合には位相比較器1
6の出力に、本来サンプリング・クロックの位相誤差φ
が原因では生じないはずの大振幅の信号が生じる可能性
がある。
振幅リミッタ6はこのような雑音成分に基く出力を抑圧
するためのもので、その振幅制限範囲は例えば入力信号
に雑音成分が存在しないときに位相比較器16の出力に
生じ得る位相誤差信号、換言すればサンプリング・クロ
ックの位相誤差φにのみ起因する本来の位相誤差信号の
振幅変化範囲一64/ 256〜64/ 256とほぼ
等しく設定される。
これにより入力信号にどのような瞬時振幅の雑音が混入
していても、ループフィルタ7に供給される信号の振幅
変化範囲は、サンプリング・クロックの位相誤差に起因
する本来の位相誤差信号の振幅変化範囲を越えることは
ない。なお、振幅リミッタ6はこの例ではディジタル信
号を扱うものであり、例えばROMを用いて実現するこ
とができる。すなわち、ROMの各アドレスに入力の位
相誤差信号の多値に対応した振幅制限後のディジタル値
を書込んでおき、それらをHD位相比較回路5の出力値
をアドレス入力として読出す構成とすればよい。
このような振幅リミッタ6を設けることによって、ルー
プフィルタ7、D/A変換器11を経由してVCXO1
2に供給される制御入力に含まれる雑音成分が抑圧され
、結果として出力端子15に得られるサンプリング・ク
ロックの位相ジッタが抑圧される。しかも、振幅リミッ
タ6は本来の位相誤差信号に関してはほとんど影響を及
ぼさないので、振幅リミッタ6の挿入によって位相同期
ループの引込み特性(引込み周波数R囲や引込み時間)
の劣化といった弊害を伴うことはない。 ゛なお、上記
の説明では振幅リミッタ6の振幅制限範囲を位相比較器
16の本来の出力変化範囲にほぼ等しくしたが、これよ
り狭い範囲に設定してもよい。その場合、位相同期ルー
プの引込み特性は幾分犠牲になるが、雑音抑圧効果はさ
らに向上する。
第6図はこの発明の他°の実施例を示すもので、第1図
の位相同期回路にざらに振幅υ1限範囲設定回路17を
付加したものである。この振幅制限範囲設定回路17は
振幅リミッタ6の振幅制限範囲を複数種に切換えて設定
するための回路であり、−例として一64/ 256〜
64/ 25Gと、−8/ 256〜8/256の2種
に切換えて設定できるものとする。
この振幅制限範囲設定回路17により、振幅リミッタ6
の振幅制限範囲はスイッチ8が「開」から「閉」になっ
てHD信号に関する第2の位相同期ループが動作を開始
してから予め定められた一定時間の間は広い方の範囲一
64/ 25B〜64.’256に設定され、これ以後
は−L’256〜8/ 256に設定される。このよう
にすれば、位相同期ループの過渡状態においては第1図
の実施例と同様の動作が行なわれるため、位相同期ルー
プの引込み特性が損われることはなく、また位相同期が
確立した定常状態においては位相誤差φは通常十分に小
さいので、振幅制限範囲が狭く設定された振幅リミッタ
6によって、同期外れを起こすことなく、過大雑音の影
響が効果的に抑圧される。なお、万一位相同期が外れて
位相誤差φが±1を越えたときには、FP位相比較回路
4でこれが検出されるので、スイッチ8が一旦「開」と
なって動作が最初からやり直されることになる。
この発明は上記した実施例に限定されるものではなく、
例えば実施例ではこの発明をMUSE方式のテレビジョ
ン伝送における受信側でのクロック再生用の位相同期回
路に適用した例について述べたが、この発明はこれ以外
の種々の位相同期回路に適用が可能である。また、位相
同期ループ中にA/D変換器やD/A変換器を含まず位
相比較器やループフィルタがアナログ回路で構成される
位相同期回路にも適用することができる。その池、この
発明は要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の位相同期回路の構成図、
第2図(a)(b)はM U S E方式における伝送
信号に挿入される水平同期信号およびフレームパルスの
波形図、第3図はフレームパルス検出回路が検出する2
値パターンを示す図、第4図は水平同期信号に関する位
相比較回路の具体的構成図、第5図は水平同期信号に関
する位相比較回路を含む位相比較器の出力とサンプリン
グ・クロックの位相誤差との関係を示す特性図、第6因
はこの発明の他の実施例の位相同期回路の構成図である
。 3・・・フレームパルス検出回路、4・・・フレームパ
ルスに関する位相比較回路、5・・・水平同期信号に関
する位相比較回路、6・・・振幅リミッタ、7・・・ル
ープフィルタ、12・・・電圧制御発振器、16・・・
位相比較器、17・・・振幅制限範囲設定回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2FM (a) (b) s3図 17回場近し 第4図 1J6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号が一方の入力端に与えられる位相比較器
    と、この位相比較器の出力を入力とするループフィルタ
    と、このループフィルタの出力によつて発振周波数が制
    御されその出力が前記位相比較器の他方の入力端に与え
    られる電圧制御発振器とを含む位相同期回路において、
    前記位相比較器と前記ループフィルタとの間に振幅リミ
    ッタを挿入したことを特徴とする位相同期回路。
  2. (2)振幅リミッタは、その振幅制限範囲が位相同期回
    路への入力信号中に雑音成分が存在しないときに位相比
    較器の出力に生じ得る位相誤差信号の振幅変化範囲にほ
    ぼ等しく設定されたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の位相同期回路。
  3. (3)振幅リミッタは、その振幅制限範囲が位相同期回
    路の入力信号中に雑音成分が存在しないときに位相比較
    器の出力に生じ得る位相誤差信号の振幅変化範囲より狭
    い範囲に設定されたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の位相同期回路。
  4. (4)振幅リミッタは、その振幅制限範囲が位相同期回
    路の動作開始後の時間経過に伴い順次狭い範囲に設定さ
    れるものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の位相同期回路。
JP7475085A 1985-04-09 1985-04-09 位相同期回路 Expired - Lifetime JPH0666771B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7475085A JPH0666771B2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09 位相同期回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7475085A JPH0666771B2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09 位相同期回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61234139A true JPS61234139A (ja) 1986-10-18
JPH0666771B2 JPH0666771B2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=13556245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7475085A Expired - Lifetime JPH0666771B2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09 位相同期回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0666771B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0763949A2 (en) * 1995-09-15 1997-03-19 Thomson Consumer Electronics, Inc. Apparatus for detecting noise in a color video signal

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54148410A (en) * 1978-05-15 1979-11-20 Oki Electric Ind Co Ltd Timing extracting pll circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54148410A (en) * 1978-05-15 1979-11-20 Oki Electric Ind Co Ltd Timing extracting pll circuit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0763949A2 (en) * 1995-09-15 1997-03-19 Thomson Consumer Electronics, Inc. Apparatus for detecting noise in a color video signal
EP0763949A3 (en) * 1995-09-15 1999-07-07 Thomson Consumer Electronics, Inc. Apparatus for detecting noise in a color video signal

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0666771B2 (ja) 1994-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58191573A (ja) 水平走査周波数逓倍回路
JP2972178B2 (ja) フレーム同期装置及びその方法
US4024572A (en) PAL alternate line color phase detector
US5272532A (en) Horizontal AFC (automatic frequency control) circuit
JPS61234139A (ja) 位相同期回路
JPH05207413A (ja) 映像信号の処理装置
JPS6120483A (ja) 映像信号再生装置
JPS61189081A (ja) 画像メモリ装置
JP2609936B2 (ja) Muse/ntscコンバータ
JPH0787525A (ja) 自動位相制御装置
JP2523010B2 (ja) クランプパルス制御回路
JPS60107992A (ja) 搬送色信号の処理装置
JP2711142B2 (ja) 時間伸長回路
JPS59153393A (ja) 映像信号記録再生装置
JPH0810859B2 (ja) 位相同期回路
JPS5833379A (ja) 静止画記録装置
JPS61234138A (ja) 位相同期回路
JPH09163404A (ja) 磁気記録再生装置
JPS62262587A (ja) 回転ヘツド型映像信号再生装置
JPH01248777A (ja) 時間軸補正方式
JPH11187358A (ja) 時間軸補正装置
JPH02206983A (ja) Pll回路
JPS6130187A (ja) 映像信号の処理方法
JPH0197082A (ja) 文字放送信号再生装置
JPH05207514A (ja) 映像信号処理装置と映像信号の時間軸補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term