JPS61232790A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPS61232790A JPS61232790A JP60073206A JP7320685A JPS61232790A JP S61232790 A JPS61232790 A JP S61232790A JP 60073206 A JP60073206 A JP 60073206A JP 7320685 A JP7320685 A JP 7320685A JP S61232790 A JPS61232790 A JP S61232790A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- frequency characteristic
- color difference
- signal
- difference signal
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、輝度信号と色差信号とをそれぞれＦＭ変調し
て多重記録する記録装置に関し、特にＦＭ色差信号の不
十分な記録レベルに起因する再生画像の色反転現象を防
止するように工夫したものである。
て多重記録する記録装置に関し、特にＦＭ色差信号の不
十分な記録レベルに起因する再生画像の色反転現象を防
止するように工夫したものである。
（従来の技術）
固体撮像素子等で撮像した静止画を磁気ディスクに記録
する方式が知られている。この記録方式は、撮像素子の
出力信号から輝度信号Ｙおよび色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ
を生成し、輝度信号ＹをＦＭ変調記録するとともに、色
差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙをもｌ水平走査期間毎に交互にＦ
Ｍ変調記録する。
する方式が知られている。この記録方式は、撮像素子の
出力信号から輝度信号Ｙおよび色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ
を生成し、輝度信号ＹをＦＭ変調記録するとともに、色
差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙをもｌ水平走査期間毎に交互にＦ
Ｍ変調記録する。
第５図には、上記記録方式により記録されるＦＭ信号の
スペクトラムを示す。ＦＭ色差信号Ｒ。
スペクトラムを示す。ＦＭ色差信号Ｒ。
−Ｙｏ、Ｂｏ−Ｙｏの中心周波数はそれぞれ１．２ Ｍ
Ｈｚ＋ １．３ ＭＨｚに選ばれる。ＦＭ色差信号Ｒ。
Ｈｚ＋ １．３ ＭＨｚに選ばれる。ＦＭ色差信号Ｒ。
−Ｙｏの周波数偏位（デビエーション）は０，７ＭＨｚ
に選ばれ、高周波側の赤が１．５５ＭＨｚ、低周波側の
シアンが０．８５Ｍ Ｈｚである。ＦＭ色差信号Ｂｏ−
Ｙｏのデビエーションは０．５ＭＨｚに選ばれ、高周波
側の青が１．５５ＭＨ２，低周波側の黄が１．０５ＭＨ
２である。一方、ＦＭ輝度信号Ｙｏのデビエーションは
１．５ＭＨｚに選ばれ、シンクチップがＧ Ｍ Ｈｚ
＋ ホワイトピークが７．５ＭＨｚである。ＦＭ色差信
号Ｒｏ −Ｙｏ、Ｂｏ−Ｙｏの記録レベルＥｃは、ヘッ
ド換算再生出力で、ＦＭ輝度信号Ｙの記録レベルＥｙの
一３３ｄＢ以上に選ばれる。
に選ばれ、高周波側の赤が１．５５ＭＨｚ、低周波側の
シアンが０．８５Ｍ Ｈｚである。ＦＭ色差信号Ｂｏ−
Ｙｏのデビエーションは０．５ＭＨｚに選ばれ、高周波
側の青が１．５５ＭＨ２，低周波側の黄が１．０５ＭＨ
２である。一方、ＦＭ輝度信号Ｙｏのデビエーションは
１．５ＭＨｚに選ばれ、シンクチップがＧ Ｍ Ｈｚ
＋ ホワイトピークが７．５ＭＨｚである。ＦＭ色差信
号Ｒｏ −Ｙｏ、Ｂｏ−Ｙｏの記録レベルＥｃは、ヘッ
ド換算再生出力で、ＦＭ輝度信号Ｙの記録レベルＥｙの
一３３ｄＢ以上に選ばれる。
第６図には、上記記録方式に用いられる従来の記録装置
を示す。第６図において、輝度信号Ｙおよび色差信号Ｒ
−Ｙ、Ｂ−Ｙは、撮像管より出力された原色信号Ｒ（赤
）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）をマトリクス回路（図示せず）
に通して得られる。
を示す。第６図において、輝度信号Ｙおよび色差信号Ｒ
−Ｙ、Ｂ−Ｙは、撮像管より出力された原色信号Ｒ（赤
）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）をマトリクス回路（図示せず）
に通して得られる。
輝度信号Ｙは、同期付加回路１で複合同期信号Ｓを付加
されてからプリエンファシス回路２でＳ／Ｎ比改善のた
めの高域強調を施され、クランプ回路３．可変抵抗器４
゛を介してＦＭ変調器５に供給される。クランプ回路３
は、水平同期信号に同期した制御信号ＣＬに応答して水
平帰線期間の無信号（黒）レベルを所定電圧にクランプ
し、それによって輝度信号とキャリア周波数との関係を
一定にする。可変抵抗器４はデビエーション調整用であ
る。ＦＭ変調器５はマルチバイブレータ発振器からなり
、マルチバイブレータの両スイッチングトランジスタ（
図示せず）のエミッタに接続された可変抵抗器６により
自走周波数、すなわちキャリアの調整を行うようになっ
ている。ＦＭ変調器５の出力周波数は輝度信号Ｙの瞬時
入力レベルに応じて変化し、バイパスフィルタ１８を介
してその出力端子からＦＭ輝度信号Ｙｏが生成される。
されてからプリエンファシス回路２でＳ／Ｎ比改善のた
めの高域強調を施され、クランプ回路３．可変抵抗器４
゛を介してＦＭ変調器５に供給される。クランプ回路３
は、水平同期信号に同期した制御信号ＣＬに応答して水
平帰線期間の無信号（黒）レベルを所定電圧にクランプ
し、それによって輝度信号とキャリア周波数との関係を
一定にする。可変抵抗器４はデビエーション調整用であ
る。ＦＭ変調器５はマルチバイブレータ発振器からなり
、マルチバイブレータの両スイッチングトランジスタ（
図示せず）のエミッタに接続された可変抵抗器６により
自走周波数、すなわちキャリアの調整を行うようになっ
ている。ＦＭ変調器５の出力周波数は輝度信号Ｙの瞬時
入力レベルに応じて変化し、バイパスフィルタ１８を介
してその出力端子からＦＭ輝度信号Ｙｏが生成される。
ＦＭ輝度信号Ｙｏは混合回路７を介して記録増幅器８に
供給される。
供給される。
一方、色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙは線順次変換回路９の入
力端子ａ 、ｂにそれぞれ与えられる。線順次変換回
路９はアナログスイッチからなり、水平同期信号に同期
した切替制御信号ＬＰに応答して入力端子ａ 、ｂを
１水平走査期間毎に交互に出力端子Ｃと接続させる。線
順次変換回路９により１水平走査期間毎に交互に選択さ
れた色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙは、プリエンファシス回路
１０でＳ／Ｎ比改善のための高域強調を施されてから、
クリップ回路１１．クランプ回路１２．可変抵抗器１３
を介してＦＭ変調器１４に供給される。
力端子ａ 、ｂにそれぞれ与えられる。線順次変換回
路９はアナログスイッチからなり、水平同期信号に同期
した切替制御信号ＬＰに応答して入力端子ａ 、ｂを
１水平走査期間毎に交互に出力端子Ｃと接続させる。線
順次変換回路９により１水平走査期間毎に交互に選択さ
れた色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙは、プリエンファシス回路
１０でＳ／Ｎ比改善のための高域強調を施されてから、
クリップ回路１１．クランプ回路１２．可変抵抗器１３
を介してＦＭ変調器１４に供給される。
クリップ回路１１は、第７図に示すように、プリエンフ
ァシス処理で色差信号Ｒ−Ｙ （Ｂ−Ｙ）の立上がりお
よび立下がりに生じたスパイクＦｌ。
ァシス処理で色差信号Ｒ−Ｙ （Ｂ−Ｙ）の立上がりお
よび立下がりに生じたスパイクＦｌ。
Ｆ２の先端を所定レベルＶｌ、Ｖ２でクリップし、これ
によってＦＭの過変調を防ぐ。
によってＦＭの過変調を防ぐ。
クランプ回路１２．可変抵抗器１３．ＦＭ変調器１４は
、それぞれ上記クランプ回路３．可変抵抗器４．ＦＭ変
調器５と同様な構成であり、色差信号Ｒ−Ｙ （Ｂ−Ｙ
）を中心周波数が１．２ＭＨｚ（１，３ＭＨＺ ） 、
デビエーションが０．７ＭＨｚ（ｏ、ｓＭＨｚ）の上記
フォーマットでＦＭ変調するように動作する。このＦＭ
変調において、色差信号Ｒ−Ｙ （Ｂ−Ｙ）の振幅を越
える上記スパイクＦｌ、Ｆ２のＦＭ信号はデビエーショ
ンの外側の帯域（０，１５〜Ｉ ＭＨｚ、 １．５５〜
２．５ ＭＨｚ）に分布する。ＦＭ変調器１４より出力
されたＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂｏ−Ｙｏ）は
、混合回路７でＦＭ変調器５からのＦＭ輝度信号Ｙｏと
混合されたのち記録増幅器８に供給される。記録増幅器
８は、ＦＭ輝度信号ＹｏおよびＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙ
。
、それぞれ上記クランプ回路３．可変抵抗器４．ＦＭ変
調器５と同様な構成であり、色差信号Ｒ−Ｙ （Ｂ−Ｙ
）を中心周波数が１．２ＭＨｚ（１，３ＭＨＺ ） 、
デビエーションが０．７ＭＨｚ（ｏ、ｓＭＨｚ）の上記
フォーマットでＦＭ変調するように動作する。このＦＭ
変調において、色差信号Ｒ−Ｙ （Ｂ−Ｙ）の振幅を越
える上記スパイクＦｌ、Ｆ２のＦＭ信号はデビエーショ
ンの外側の帯域（０，１５〜Ｉ ＭＨｚ、 １．５５〜
２．５ ＭＨｚ）に分布する。ＦＭ変調器１４より出力
されたＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂｏ−Ｙｏ）は
、混合回路７でＦＭ変調器５からのＦＭ輝度信号Ｙｏと
混合されたのち記録増幅器８に供給される。記録増幅器
８は、ＦＭ輝度信号ＹｏおよびＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙ
。
（Ｂｏ−Ｙｏ）を増幅し、第５図のフォーマットの記録
レベルに相当する記録電流をビデオへラド１７に供給す
る。上述したように、ＦＭ色差信号Ｒ。
レベルに相当する記録電流をビデオへラド１７に供給す
る。上述したように、ＦＭ色差信号Ｒ。
−Ｙｏ （Ｂｏ−Ｙｏ）の記録レベルＥｌはヘッド換
算再生出力でＦＭ輝度信号Ｙｏの記録レベルＥ２の一３
３ｄＢ以上であるが、これは記録電流に関してみると略
１：１０の比率である。
算再生出力でＦＭ輝度信号Ｙｏの記録レベルＥ２の一３
３ｄＢ以上であるが、これは記録電流に関してみると略
１：１０の比率である。
第８図は記録増幅器８の回路構成を示す。混合回路７（
第６図）より入力端子２０に入力されたＦＭ輝度信号Ｙ
ｏおよびＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙ。
第６図）より入力端子２０に入力されたＦＭ輝度信号Ｙ
ｏおよびＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙ。
（Ｂｏ−Ｙｏ）は、周波数特性調整回路２１．結合コン
デンサ２２を介して増幅トランジスタ２５のベース端子
に供給される。周波数特性調整回路２１は高域周波数の
記録減磁現象に基づ＜ＦＭ輝度信号ＹＯのレベル低下を
補償するためのもので、ＦＭ輝度信号ＹＯの高域を強調
する。可変コンデンサ２３は共振調整用で、可変抵抗器
２４はＱ調整用である。エミッタフォロアの増幅トラン
ジスタ２５は平坦な周波数特性を有し、ＦＭ輝度信号Ｙ
ｏおよびＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙｏ
）を所定の記録電流、例えばそれぞれ３０ｍＡ 、
３ｍＡの大きさで出力端子２６よりビデオへラド１７（
第６図）に供給する。
デンサ２２を介して増幅トランジスタ２５のベース端子
に供給される。周波数特性調整回路２１は高域周波数の
記録減磁現象に基づ＜ＦＭ輝度信号ＹＯのレベル低下を
補償するためのもので、ＦＭ輝度信号ＹＯの高域を強調
する。可変コンデンサ２３は共振調整用で、可変抵抗器
２４はＱ調整用である。エミッタフォロアの増幅トラン
ジスタ２５は平坦な周波数特性を有し、ＦＭ輝度信号Ｙ
ｏおよびＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙｏ
）を所定の記録電流、例えばそれぞれ３０ｍＡ 、
３ｍＡの大きさで出力端子２６よりビデオへラド１７（
第６図）に供給する。
なお、第６図において記録増幅器８とビデオヘッド１７
との間に設けられたスイッチ１６は、磁気記録媒体（図
示せず）の１トラツクに１フイ一ルド分の信号を記録す
るためのもので、垂直同期信号に同期した切替制御信号
ｊｐにより１フイ一ルド期間（１ｖ）閉成される。
との間に設けられたスイッチ１６は、磁気記録媒体（図
示せず）の１トラツクに１フイ一ルド分の信号を記録す
るためのもので、垂直同期信号に同期した切替制御信号
ｊｐにより１フイ一ルド期間（１ｖ）閉成される。
（発明が解決しようとする問題点）
上述した従来の記録装置では、輝度信号Ｙおよび色差信
号Ｒ−Ｙ、Ｂ−ＹをそれぞれＦＭ変調したのちそれらを
混合・増幅し、その際ＦＭ輝度信号Ｙｏの周波数特性を
調整して第５図のフォーマットに合わせているが、しか
し実際にはビデオヘッド（１６）の周波数特性または書
込み能力の限界によりＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ 、Ｂ
ｏ−Ｙｏの記録レベルが第５図の点線りＩで示すように
低下してしまう。これにより再生時において、再生され
たＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ ＋ Ｂｏ−Ｙｏのレベル
低下部分がＦＭ復調に先立つ’Ｊミッタ処理で識別され
なかったり、あるいは復調された色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−
Ｙの立上がり部分および立下がり部分（画像の色が変わ
る部分）がデエンファシス処理を受けることによって第
９図に示すように過度に抑圧され、その結果再生画像に
色反転等の望ましくない劣化現象が生じる。
号Ｒ−Ｙ、Ｂ−ＹをそれぞれＦＭ変調したのちそれらを
混合・増幅し、その際ＦＭ輝度信号Ｙｏの周波数特性を
調整して第５図のフォーマットに合わせているが、しか
し実際にはビデオヘッド（１６）の周波数特性または書
込み能力の限界によりＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ 、Ｂ
ｏ−Ｙｏの記録レベルが第５図の点線りＩで示すように
低下してしまう。これにより再生時において、再生され
たＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ ＋ Ｂｏ−Ｙｏのレベル
低下部分がＦＭ復調に先立つ’Ｊミッタ処理で識別され
なかったり、あるいは復調された色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−
Ｙの立上がり部分および立下がり部分（画像の色が変わ
る部分）がデエンファシス処理を受けることによって第
９図に示すように過度に抑圧され、その結果再生画像に
色反転等の望ましくない劣化現象が生じる。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、ＦＭ色差信号
の不十分な記録レベルに起因する再生画像の色反転現象
等を防止する記録装置を提供することを目的とする。
の不十分な記録レベルに起因する再生画像の色反転現象
等を防止する記録装置を提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
上記目的を達成する本発明の構成は、輝度信号を比較的
高い帯域でＦＭ変調するとともに色差信号を比較的低い
帯域でＦＭ変調し、その結果得られたＦＭ輝度信号とＦ
Ｍ色差信号とを１つのビデオヘッドより所定の記録レベ
ルで磁気記録媒体に多重記録する記録装置において、Ｆ
Ｍ輝度信号の周波数特性を調整する第１の周波数特性調
整手段とＦＭ色差信号の周波数特性を調整する第２の周
波数特性調整手段とを備えることを特徴とする。
高い帯域でＦＭ変調するとともに色差信号を比較的低い
帯域でＦＭ変調し、その結果得られたＦＭ輝度信号とＦ
Ｍ色差信号とを１つのビデオヘッドより所定の記録レベ
ルで磁気記録媒体に多重記録する記録装置において、Ｆ
Ｍ輝度信号の周波数特性を調整する第１の周波数特性調
整手段とＦＭ色差信号の周波数特性を調整する第２の周
波数特性調整手段とを備えることを特徴とする。
（作用）
広帯域に分布するＦＭ変調された記録信号に対して第１
および第２の周波数特性調整手段が帯域を異にして作用
する。すなわち、第１の周波数特性調整手段は高い帯域
のＦＭ輝度信号に作用してビデオヘッド書込み能力の高
周波における限界を補償し、第２の周波数特性調整手段
は低い帯域のＦＭ色差信号に作用してビデオヘッド書込
み能力の低周波における限界を補償する。特に、第２の
周波数特性調整手段はＦＭ色差信号の低域を強調してそ
の記録レベルを規格に合わせる。これにより再生時にお
いて、全帯域に亘り適正なレベルでＦＭ信号が再生され
、特にＦＭ色差信号の低域成分が適性な再生レベルで復
調処哩を受ける。
および第２の周波数特性調整手段が帯域を異にして作用
する。すなわち、第１の周波数特性調整手段は高い帯域
のＦＭ輝度信号に作用してビデオヘッド書込み能力の高
周波における限界を補償し、第２の周波数特性調整手段
は低い帯域のＦＭ色差信号に作用してビデオヘッド書込
み能力の低周波における限界を補償する。特に、第２の
周波数特性調整手段はＦＭ色差信号の低域を強調してそ
の記録レベルを規格に合わせる。これにより再生時にお
いて、全帯域に亘り適正なレベルでＦＭ信号が再生され
、特にＦＭ色差信号の低域成分が適性な再生レベルで復
調処哩を受ける。
（実施例）
第１図ないし第４図を参照して本発明の詳細な説明する
。
。
第１図は本発明の一実施例による記録装置の回路構成を
示す。図中、第６図の要素と同じ構成、機能を有する要
素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
示す。図中、第６図の要素と同じ構成、機能を有する要
素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
この実施例によれば、ＦＭ変調器５より出力されたＦＭ
輝度信号ＹＯは、バイパスフィルタ１８を介して記録増
幅器８に供給される。記録増幅器８は、上述したように
ＦＭ輝度信号ＹＯを所定レベルまで、すなわち３０ｍＡ
の記録電流になるまで増幅し、その際に周波数特性調整
回路２１の作用により高域を強調して記録減磁現象を補
償する。
輝度信号ＹＯは、バイパスフィルタ１８を介して記録増
幅器８に供給される。記録増幅器８は、上述したように
ＦＭ輝度信号ＹＯを所定レベルまで、すなわち３０ｍＡ
の記録電流になるまで増幅し、その際に周波数特性調整
回路２１の作用により高域を強調して記録減磁現象を補
償する。
記録増幅器８で増幅・補償されたＦＭ輝度信号Ｙ。
は混合回路７およびスイッチ１６を介してビデオヘッド
１７に供給される。
１７に供給される。
一方、ＦＭ変調器１４より出力されたＦＭ色差信号Ｒｏ
−Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙｏ）はローハスフィルタ１９
を介して記録増幅器３０に供給され、ここで所定レベル
、すなわち３ｍＡの記録電流になるまで増幅されるとと
もに、低域周波数におけるビデオヘッド能力の限界を補
償するような周波数特性の調整が行われる。
−Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙｏ）はローハスフィルタ１９
を介して記録増幅器３０に供給され、ここで所定レベル
、すなわち３ｍＡの記録電流になるまで増幅されるとと
もに、低域周波数におけるビデオヘッド能力の限界を補
償するような周波数特性の調整が行われる。
第２図に記録増幅器３０の回路構成を示す。入力端子３
１に入力されたＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙ。
１に入力されたＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙ。
（Ｂｏ −Ｙｏ）は結合コンデンサ３２を通って周波数
特性調整回路３３のトランジスタ３６のベース端子に供
給される。トランジスタ３６のベース端子はバイアス用
の抵抗器３５．３４をそれぞれ介して電源電圧＋Ｖ ｃ
ｃ、アース電位に接続され、コレクタ端子は出力用の抵
抗器３７を介して電源電圧＋Ｖｃｃに接続されるととも
に増幅トランジスタ４３のベース端子に接続され、エミ
ッタ端子はバイアス用の抵抗器３８を介してアースに接
続される。さらにトランジスタ３６のエミッタ端子は、
低域成分強調用のコイル３９．可変抵抗器４０の直列回
路を介してアースに接続されるとともに、高域成分強調
用のコンデンサ４１．可変抵抗器４１の直列回路を介し
てアースに接続される。ここで、”低域成分“とはＦＭ
色差信号Ｒｏ−Ｙｏ（Ｂｏ −Ｙｏ ）の低域成分０．
１５ＭＨｚ −Ｉ ＭＨｚを意味し、”高域成分“とは
ＦＭ色差信号Ｒｏ−Ｙ。
特性調整回路３３のトランジスタ３６のベース端子に供
給される。トランジスタ３６のベース端子はバイアス用
の抵抗器３５．３４をそれぞれ介して電源電圧＋Ｖ ｃ
ｃ、アース電位に接続され、コレクタ端子は出力用の抵
抗器３７を介して電源電圧＋Ｖｃｃに接続されるととも
に増幅トランジスタ４３のベース端子に接続され、エミ
ッタ端子はバイアス用の抵抗器３８を介してアースに接
続される。さらにトランジスタ３６のエミッタ端子は、
低域成分強調用のコイル３９．可変抵抗器４０の直列回
路を介してアースに接続されるとともに、高域成分強調
用のコンデンサ４１．可変抵抗器４１の直列回路を介し
てアースに接続される。ここで、”低域成分“とはＦＭ
色差信号Ｒｏ−Ｙｏ（Ｂｏ −Ｙｏ ）の低域成分０．
１５ＭＨｚ −Ｉ ＭＨｚを意味し、”高域成分“とは
ＦＭ色差信号Ｒｏ−Ｙ。
（Ｂｏ −Ｙｏ）の高域成分１．７Ｍ Ｈｚ 〜２．５
Ｍ Ｈｚを意味する。増幅トランジスタ４３はエミッタ
フォロアであり、ＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂｏ
−Ｙｏ）を所定レベルまで増幅・補償して出力端子４４
に与える。
Ｍ Ｈｚを意味する。増幅トランジスタ４３はエミッタ
フォロアであり、ＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂｏ
−Ｙｏ）を所定レベルまで増幅・補償して出力端子４４
に与える。
次に、かかる構成の記録増幅器３０において周波数特性
調整回路３３の作用を第３図につき説明する。低域成分
強調用のコイル３９．可変抵抗器４０の直列回路は、周
波数の低い信号に対し、そのリアクタンスが小さくなっ
てバイパス効果を大きくすることによりトランジスタ３
６の負帰還量を小さくさせ、第３図の鎖線Ｇｌで示すよ
うに低域の増幅利得を持ち上げる。可変抵抗器（ボリウ
ム）４０の抵抗値を大きくすると、コイル３９のバイパ
ス効果が弱くなり鎖線Ｇｌ’のように低域の増幅利得が
抑制される。このようにして、ボリウム４０を調節する
ことによりＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙ
ｏ）の低域成分０．１５ＭＨｚ−Ｉ ＭＨ２を適度に強
調し、実際の記録レベルを実線Ｐ２で示すフォーマット
のレベルに合わせることができる。なお、点線ＰＩは第
５図と同様のものであり、上述したような低域強調がな
かった場合の実際の記録レベルを示す。一方、高域成分
強調用のコンデンサ４１．可変抵抗器４２の直列回路は
、高い周波数の信号に対し、コンデンサ４１によるバイ
パス効果で第３図の鎖線Ｇ２で示すように増幅利得を持
ち上げ、可変抵抗器（ボリウム）４２により鎖線Ｇ２で
示すように増幅利得の抑制ないし調節を可とし、これに
よってＦＭ色差信号ＲＯ−Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙｏ）の
高域成分１．５ ＭＨｚ 〜２．５ＭＨｚを適度に強調
し、実際の記録レベルを実線Ｐ２のフォーマットレベル
に合わせる。
調整回路３３の作用を第３図につき説明する。低域成分
強調用のコイル３９．可変抵抗器４０の直列回路は、周
波数の低い信号に対し、そのリアクタンスが小さくなっ
てバイパス効果を大きくすることによりトランジスタ３
６の負帰還量を小さくさせ、第３図の鎖線Ｇｌで示すよ
うに低域の増幅利得を持ち上げる。可変抵抗器（ボリウ
ム）４０の抵抗値を大きくすると、コイル３９のバイパ
ス効果が弱くなり鎖線Ｇｌ’のように低域の増幅利得が
抑制される。このようにして、ボリウム４０を調節する
ことによりＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙ
ｏ）の低域成分０．１５ＭＨｚ−Ｉ ＭＨ２を適度に強
調し、実際の記録レベルを実線Ｐ２で示すフォーマット
のレベルに合わせることができる。なお、点線ＰＩは第
５図と同様のものであり、上述したような低域強調がな
かった場合の実際の記録レベルを示す。一方、高域成分
強調用のコンデンサ４１．可変抵抗器４２の直列回路は
、高い周波数の信号に対し、コンデンサ４１によるバイ
パス効果で第３図の鎖線Ｇ２で示すように増幅利得を持
ち上げ、可変抵抗器（ボリウム）４２により鎖線Ｇ２で
示すように増幅利得の抑制ないし調節を可とし、これに
よってＦＭ色差信号ＲＯ−Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙｏ）の
高域成分１．５ ＭＨｚ 〜２．５ＭＨｚを適度に強調
し、実際の記録レベルを実線Ｐ２のフォーマットレベル
に合わせる。
上述のようにして記録増幅器３０により増幅・補償され
たＦＭ色差信号Ｒｏ ”Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙｏ）は、
混合回路７で記録増幅器８からのＦＭ輝度信号ＹＯと混
合されたのちスイッチ１６を通ってビデオヘッド１７に
供給され、フォーマットに略一致した記録レベルで磁気
ディスク等の磁気記録媒体（図示せず）に多重記録され
る。したがって、再生時においてＦＭ信号の全帯域に亘
って適正な再生レベルが得られ、特に再生されたＦＭ色
差信号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙｏ）の低域成分は
ＦＭ復調に先立つリミッタ処理で確実に識別され、また
ＦＭ復調後の色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙの立上がり部およ
び立下がり部（色の変わり目）はデエンファシス処理で
過度に抑制されることもないので、再生画像に色反転等
の劣化が生じない。
たＦＭ色差信号Ｒｏ ”Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙｏ）は、
混合回路７で記録増幅器８からのＦＭ輝度信号ＹＯと混
合されたのちスイッチ１６を通ってビデオヘッド１７に
供給され、フォーマットに略一致した記録レベルで磁気
ディスク等の磁気記録媒体（図示せず）に多重記録され
る。したがって、再生時においてＦＭ信号の全帯域に亘
って適正な再生レベルが得られ、特に再生されたＦＭ色
差信号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂｏ −Ｙｏ）の低域成分は
ＦＭ復調に先立つリミッタ処理で確実に識別され、また
ＦＭ復調後の色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙの立上がり部およ
び立下がり部（色の変わり目）はデエンファシス処理で
過度に抑制されることもないので、再生画像に色反転等
の劣化が生じない。
第４図には上述した実施例の変形を示す。この例では、
ＦＭ変調器５より出力されてバイパスフィルタ１８を通
されたＦＭ輝度信号Ｙｏと記録増幅器３０により増幅・
補償されてローパスフィルタ１９を通されたＦＭ色差信
号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂ。
ＦＭ変調器５より出力されてバイパスフィルタ１８を通
されたＦＭ輝度信号Ｙｏと記録増幅器３０により増幅・
補償されてローパスフィルタ１９を通されたＦＭ色差信
号Ｒｏ −Ｙｏ （Ｂ。
−Ｙｏ）とを混合回路７で混合してから記録増幅器８を
通し、ここでＦＭ輝度信号Ｙｏを増幅・補償する。その
際、ＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ 、（Ｂｏ −Ｙｏ）
は記録増幅器８においてその全帯域成分に亘り一定の利
得で増幅されるので、記録増幅器３０の増幅利得はその
分だけ低くなっている。このような構成によっても、上
述した実施例と同じ作用効果が得られる。
通し、ここでＦＭ輝度信号Ｙｏを増幅・補償する。その
際、ＦＭ色差信号Ｒｏ −Ｙｏ 、（Ｂｏ −Ｙｏ）
は記録増幅器８においてその全帯域成分に亘り一定の利
得で増幅されるので、記録増幅器３０の増幅利得はその
分だけ低くなっている。このような構成によっても、上
述した実施例と同じ作用効果が得られる。
（発明の効果）
本発明では、第１の周波数特性調整手段が高周波に対す
るビデオヘッドの限界を補償するよう高い帯域のＦＭ輝
度信号の周波数特性を調整し、第２の周波数特性調整手
段が低周波に対するビデオヘッドの限界を補償するよう
低い帯域のＦＭ色差信号の周波数特性を調整することに
より、記録信号の全帯域に亘って精細なレベル調整が可
能で、特にＦＭ色差信号の記録レベルを規格通りにでき
るから、再生時において適正な再生レベルのＦＭ色差信
号が得られ、これが再生処理を受けるとＦＭ復調に先立
つリミッタ処理において確実に識別され、また復調後の
デエンファシス処理において色差信号の立上がり部およ
び立下がり部が過度の抑制を受けて欠けることもないの
で、再生画像に色反転等の望ましくない劣化現象が生じ
ることはない。
るビデオヘッドの限界を補償するよう高い帯域のＦＭ輝
度信号の周波数特性を調整し、第２の周波数特性調整手
段が低周波に対するビデオヘッドの限界を補償するよう
低い帯域のＦＭ色差信号の周波数特性を調整することに
より、記録信号の全帯域に亘って精細なレベル調整が可
能で、特にＦＭ色差信号の記録レベルを規格通りにでき
るから、再生時において適正な再生レベルのＦＭ色差信
号が得られ、これが再生処理を受けるとＦＭ復調に先立
つリミッタ処理において確実に識別され、また復調後の
デエンファシス処理において色差信号の立上がり部およ
び立下がり部が過度の抑制を受けて欠けることもないの
で、再生画像に色反転等の望ましくない劣化現象が生じ
ることはない。
第１図は本発明の一実施例による記録装置を示す回路図
、 第２図は上記記録装置に含まれる記録増幅器３０の構成
を詳細に示す回路図、 第３図は上記記録増幅器３０における周波数特性調整回
路３３の作用を説明するための図、第４図は上記実施例
の変形を示す回路図、第５図は静止画記録方式により記
録されるＦＭ信号のスペクトラムを示す図、 第６図は上記記録方式に用いられる従来の記録装置を示
す回路図、 第７図は上記従来の記録装置に含まれるクリップ回路の
作用を説明するための図、 第８図は上記従来の記録装置に含まれる記録増幅器８の
構成を詳細に示す回路図、および第９図は上記従来の記
録装置によって記録された色差信号が再生されたときの
波形劣化を示す図である。 ５．１４・・・・ＦＭ変調器、７・・・・混合器、８・
・・・記録増幅器、１７・・・・ビデオヘッド、２１・
・・・周波数特性調整回路、３０・・・・記録増幅器、
３３・・・・周波数特性調整回路、３６・・・・トラン
ジスタ、′３８・・・・コイル、４１・・・・コンデン
サ、４０．４２・・・・可変抵抗器（ボリウム）。
、 第２図は上記記録装置に含まれる記録増幅器３０の構成
を詳細に示す回路図、 第３図は上記記録増幅器３０における周波数特性調整回
路３３の作用を説明するための図、第４図は上記実施例
の変形を示す回路図、第５図は静止画記録方式により記
録されるＦＭ信号のスペクトラムを示す図、 第６図は上記記録方式に用いられる従来の記録装置を示
す回路図、 第７図は上記従来の記録装置に含まれるクリップ回路の
作用を説明するための図、 第８図は上記従来の記録装置に含まれる記録増幅器８の
構成を詳細に示す回路図、および第９図は上記従来の記
録装置によって記録された色差信号が再生されたときの
波形劣化を示す図である。 ５．１４・・・・ＦＭ変調器、７・・・・混合器、８・
・・・記録増幅器、１７・・・・ビデオヘッド、２１・
・・・周波数特性調整回路、３０・・・・記録増幅器、
３３・・・・周波数特性調整回路、３６・・・・トラン
ジスタ、′３８・・・・コイル、４１・・・・コンデン
サ、４０．４２・・・・可変抵抗器（ボリウム）。
Claims (3)
- （１）輝度信号を比較的高い帯域でＦＭ変調するととも
に色差信号を比較的低い帯域でＦＭ変調し、その結果得
られたＦＭ輝度信号とＦＭ色差信号とを１つのビデオヘ
ッドより所定の記録レベルで磁気記録媒体に多重記録す
る記録装置において、前記ＦＭ輝度信号の周波数特性を
調整する第１の周波数特性調整手段と、 前記ＦＭ色差信号の周波数特性を調整する第２の周波数
特性調整手段と、 を備えることを特徴とする記録装置。 - （２）前記第１の周波数特性調整手段は前記ＦＭ輝度信
号の高域成分を適度に強調する回路からなり、前記第２
の周波数特性調整手段は前記ＦＭ色差信号の低域成分を
適度に強調する回路からなる特許請求の範囲第１項に記
載の記録装置。 - （３）前記第１および第２の周波数特性調整手段は、記
録電流を前記ビデオヘッドに供給する記録増幅器に設け
られる、特許請求の範囲第１項または第２項に記載の記
録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60073206A JPS61232790A (ja) | 1985-04-06 | 1985-04-06 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60073206A JPS61232790A (ja) | 1985-04-06 | 1985-04-06 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61232790A true JPS61232790A (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=13511442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60073206A Pending JPS61232790A (ja) | 1985-04-06 | 1985-04-06 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61232790A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63103589A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-09 | Victor Co Of Japan Ltd | カラ−映像信号記録装置 |
| JPH0662427A (ja) * | 1993-03-19 | 1994-03-04 | Victor Co Of Japan Ltd | カラー映像信号記録装置 |
-
1985
- 1985-04-06 JP JP60073206A patent/JPS61232790A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63103589A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-09 | Victor Co Of Japan Ltd | カラ−映像信号記録装置 |
| JPH0662427A (ja) * | 1993-03-19 | 1994-03-04 | Victor Co Of Japan Ltd | カラー映像信号記録装置 |
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