JP2982818B2 - 色差信号処理回路 - Google Patents
色差信号処理回路Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号をコンポーネント化して記録する
際に使用される色差信号処理回路に関するものである。
際に使用される色差信号処理回路に関するものである。
従来の技術 従来の上記色差信号処理回路を第3図の構成図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
映像信号処理回路に入力されたNTSC信号Aは、Y/C分
離回路31で変調色差信号Bと輝度信号Fに分離され、輝
度信号Fについては、その同期信号の振幅の変化を捉え
て振幅制御を行うAGC回路34を通り、第3のFM変調回路3
7によってFM変調される。また変調色差信号Bについて
は、そのバースト信号の振幅の変化を捉えて振幅制御を
行なうACC回路32を通り、さらに色差信号復調回路33に
よってR−Y信号DとB−Y信号Eに復調され、色差信
号D,Eは、それぞれ第1および第2のFM変調回路35,36に
よりFM変調される。
離回路31で変調色差信号Bと輝度信号Fに分離され、輝
度信号Fについては、その同期信号の振幅の変化を捉え
て振幅制御を行うAGC回路34を通り、第3のFM変調回路3
7によってFM変調される。また変調色差信号Bについて
は、そのバースト信号の振幅の変化を捉えて振幅制御を
行なうACC回路32を通り、さらに色差信号復調回路33に
よってR−Y信号DとB−Y信号Eに復調され、色差信
号D,Eは、それぞれ第1および第2のFM変調回路35,36に
よりFM変調される。
これらFM変調された輝度信号と、2つの色差信号は、
それぞれの独立した記録ヘッドにより記録されるか、あ
るいは適当な周波数アロケーションを設定することによ
って周波数多重処理を行い、1つの記録ヘッドで記録さ
れる。
それぞれの独立した記録ヘッドにより記録されるか、あ
るいは適当な周波数アロケーションを設定することによ
って周波数多重処理を行い、1つの記録ヘッドで記録さ
れる。
また第3図においては色素信号D,Eを独立にFM変調す
る場合について示したが、色差信号を線順次化してFM変
調される場合もある。
る場合について示したが、色差信号を線順次化してFM変
調される場合もある。
発明が解決しようとする課題 第3図の従来の構成において、輝度信号Fについて
は、同期信号の振幅の変化を捉えて振幅制御を行うAGC
回路34を設けているため、入力のNTSC信号Aの振幅が変
動しても第3のFM変調回路37でFM変調する際の周波数偏
移の最大値は一定に保たれるため問題はない。しかし、
変調色差信号Bの振幅に対して、その変調色差信号Bに
含まれるバースト信号の振幅の比率がNTSCの規格におけ
る規定より低い場合においては、ACC回路32の動作によ
って、その出力信号Cの振幅が増大し、色差信号復調回
路33の出力であるR−Y信号DとB−Y信号Eの振幅も
増大して、第1および第2のFM変調回路35,36に送られ
ることになる。第1および第2のFM変調回路35,36によ
る周波数偏移の設定は、変調色差信号Bの振幅とその変
調色差信号Bに含まれるバースト信号の振幅の比率がNT
SCの規格に対して正規な場合における、色差信号復調回
路33により得られるR−Y信号DとB−Y信号Eの信号
振幅に対して行われるため、前述した変調色差信号Bに
含まれるバースト信号の振幅の比率が変調色差信号Bの
振幅に対し、NTSCの規定より低い不正規な信号の場合に
は、あらかじめ設定した周波数偏移の範囲を超えてしま
うこと(以上オーバーデビエーションと記述する)にな
り、再生時においてやぶれなどの現象を生じるという問
題があった。
は、同期信号の振幅の変化を捉えて振幅制御を行うAGC
回路34を設けているため、入力のNTSC信号Aの振幅が変
動しても第3のFM変調回路37でFM変調する際の周波数偏
移の最大値は一定に保たれるため問題はない。しかし、
変調色差信号Bの振幅に対して、その変調色差信号Bに
含まれるバースト信号の振幅の比率がNTSCの規格におけ
る規定より低い場合においては、ACC回路32の動作によ
って、その出力信号Cの振幅が増大し、色差信号復調回
路33の出力であるR−Y信号DとB−Y信号Eの振幅も
増大して、第1および第2のFM変調回路35,36に送られ
ることになる。第1および第2のFM変調回路35,36によ
る周波数偏移の設定は、変調色差信号Bの振幅とその変
調色差信号Bに含まれるバースト信号の振幅の比率がNT
SCの規格に対して正規な場合における、色差信号復調回
路33により得られるR−Y信号DとB−Y信号Eの信号
振幅に対して行われるため、前述した変調色差信号Bに
含まれるバースト信号の振幅の比率が変調色差信号Bの
振幅に対し、NTSCの規定より低い不正規な信号の場合に
は、あらかじめ設定した周波数偏移の範囲を超えてしま
うこと(以上オーバーデビエーションと記述する)にな
り、再生時においてやぶれなどの現象を生じるという問
題があった。
また、色差信号D,EをFM変調するときには、一般に水
平帰線区間のレベルを固定するため、水平帰線区間レベ
ルより高いレベルのみ、もしくは低いレベルのみを有す
る色差信号の振幅の増大においても、FM変調回路35の動
作が色差信号の水平帰線区間のキャリア周波数を中心に
して片側に発生するオーバーデビエーションによる再生
時のやぶれ現象を生じるという問題があった。
平帰線区間のレベルを固定するため、水平帰線区間レベ
ルより高いレベルのみ、もしくは低いレベルのみを有す
る色差信号の振幅の増大においても、FM変調回路35の動
作が色差信号の水平帰線区間のキャリア周波数を中心に
して片側に発生するオーバーデビエーションによる再生
時のやぶれ現象を生じるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するものであり、例えば、
変調色差信号の振幅レベルに対して、そのバースト信号
振幅がNTSCの規定より低い不正規な信号に対しても、前
述した色差信号をFM変調する際にオーバーデビエーショ
ンが生じない色差信号処理回路を提供することを目的と
するものである。
変調色差信号の振幅レベルに対して、そのバースト信号
振幅がNTSCの規定より低い不正規な信号に対しても、前
述した色差信号をFM変調する際にオーバーデビエーショ
ンが生じない色差信号処理回路を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明の色差信号処理回路
は、映像信号から分離されて復調された色差信号をFM変
調するためのFM変調回路の前に、前記色差信号の振幅制
限手段を設け、前記振幅制御手段は、その制御電圧レベ
ルが、所定のレベルに達するまでは利得が一定であり、
前記制御電圧が前記所定のレベルを超えた時点より利得
が可変となる電圧制御増幅回路を有し、前記電圧制御増
幅回路の出力信号の振幅検出手段の出力信号が前記電圧
制御増幅回路の制御電圧となるように構成され、また前
記振幅検出手段は、前記電圧制御増幅回路の出力色差信
号の水平帰線区間を一定電圧にクランプするためのクラ
ンプ回路と、前記クランプ回路のクランプレベルを基準
とした、前記出力色差信号の最大値及び最小値を検出す
るための第一及び第二のピークホールド回路を有し、前
記第一及び第二のピークホールド回路の出力レベルの各
々の絶対値検出手段と、前記絶対値検出手段の出力レベ
ルの大きい方を選択するための選択手段を有し、前記選
択手段の出力信号が前記電圧制御増幅回路の制御電圧と
なるように構成されたものである。
は、映像信号から分離されて復調された色差信号をFM変
調するためのFM変調回路の前に、前記色差信号の振幅制
限手段を設け、前記振幅制御手段は、その制御電圧レベ
ルが、所定のレベルに達するまでは利得が一定であり、
前記制御電圧が前記所定のレベルを超えた時点より利得
が可変となる電圧制御増幅回路を有し、前記電圧制御増
幅回路の出力信号の振幅検出手段の出力信号が前記電圧
制御増幅回路の制御電圧となるように構成され、また前
記振幅検出手段は、前記電圧制御増幅回路の出力色差信
号の水平帰線区間を一定電圧にクランプするためのクラ
ンプ回路と、前記クランプ回路のクランプレベルを基準
とした、前記出力色差信号の最大値及び最小値を検出す
るための第一及び第二のピークホールド回路を有し、前
記第一及び第二のピークホールド回路の出力レベルの各
々の絶対値検出手段と、前記絶対値検出手段の出力レベ
ルの大きい方を選択するための選択手段を有し、前記選
択手段の出力信号が前記電圧制御増幅回路の制御電圧と
なるように構成されたものである。
作用 上記構成により、本発明の色差信号処理回路は、前記
電圧制御増幅回路の出力色差信号の振幅検出手段によっ
て、前記電圧制御増幅回路の制御電圧レベルが変化し、
従って、前記電圧制御増幅回路の入力信号である色差信
号の振幅レベルが所定のレベルを超えたとき、前記電圧
制御増幅回路の制御電圧も所定のレベルを超えることに
なるため、過大な振幅を有する色差信号の振幅を抑える
ことができる。
電圧制御増幅回路の出力色差信号の振幅検出手段によっ
て、前記電圧制御増幅回路の制御電圧レベルが変化し、
従って、前記電圧制御増幅回路の入力信号である色差信
号の振幅レベルが所定のレベルを超えたとき、前記電圧
制御増幅回路の制御電圧も所定のレベルを超えることに
なるため、過大な振幅を有する色差信号の振幅を抑える
ことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
なお、従来例の第3図の構成と同一の構成には同一の符
号を付して説明を省略する。
なお、従来例の第3図の構成と同一の構成には同一の符
号を付して説明を省略する。
第1図は本発明の一実施例を示す映像信号処理回路の
構成図である。
構成図である。
本発明の映像信号処理回路は、第1および第2のFM変
調回路35,36の前段として、それぞれ第1および第2の
振幅制限回路38,39を設けたものである。
調回路35,36の前段として、それぞれ第1および第2の
振幅制限回路38,39を設けたものである。
第1の振幅制限回路38を第2図の構成図に基づいて説
明する。なお、第2の振幅制限回路39の構成は第1の振
幅制限回路38の構成と同一であり、説明を省略する。
明する。なお、第2の振幅制限回路39の構成は第1の振
幅制限回路38の構成と同一であり、説明を省略する。
第1の振幅制限回路38に入力されたR−Y信号Dは、
電圧制御増幅回路1で増幅され、その出力R−Y信号G
は第1のFM変調回路35へ出力されるとともに、クランプ
回路2へ入力され、クランプ回路2において、出力R−
Y信号Gの水平帰線区間が、クランプレベル設定回路3
によって設定されたクランプレベルにクランプされる。
電圧制御増幅回路1で増幅され、その出力R−Y信号G
は第1のFM変調回路35へ出力されるとともに、クランプ
回路2へ入力され、クランプ回路2において、出力R−
Y信号Gの水平帰線区間が、クランプレベル設定回路3
によって設定されたクランプレベルにクランプされる。
また、クランプ回路2の出力信号Hは、第1および第
2のピークホールド回路4,5に入力され、第1のピーク
ホールド回路4で、クランプレベルより高いレベルのピ
ークがホールドされ、第2のピークホールド回路5で、
クランプレベルより低いレベルのピークがホールドされ
る。
2のピークホールド回路4,5に入力され、第1のピーク
ホールド回路4で、クランプレベルより高いレベルのピ
ークがホールドされ、第2のピークホールド回路5で、
クランプレベルより低いレベルのピークがホールドされ
る。
また、第1および第2の差動増幅器6,7は等しい利得
を有しており、第1の差動増幅器6は第1のピークホー
ルド回路4の出力信号Jの電圧をクランプレベルに対し
て非反転増幅し、第2の作動増幅器7は第2のピークホ
ールド回路5の出力信号Kの電圧をクランプレベルに対
して反転増幅する。即ち、差動増幅器6,7はピークホー
ルド回路4,5の出力レベルのクランプレベルに対する絶
対値検出回路である。さらに第1および第2の差動増幅
器6,7の出力はそれぞれダイオード8,9を介して接続点P
で接続されており、さらに接続点Pは、比較器11のマイ
ナス入力に入力されている。したがって、ダイオード8,
9により、第1および第2の差動増幅器6,7の出力信号L,
Mの電圧の大きい方が比較器11のマイナス入力に入力さ
れることになる。すなわち、クランプ回路2、クランプ
レベル設定回路3、ピークホールド回路4,5、作動増幅
器6,7、ダイオード8,9からなる構成により、クランプレ
ベル、すなわち出力R−Y信号Gの水平帰線レベルを基
準とした出力R−Y信号Gの大きい方の振幅が検出され
る。
を有しており、第1の差動増幅器6は第1のピークホー
ルド回路4の出力信号Jの電圧をクランプレベルに対し
て非反転増幅し、第2の作動増幅器7は第2のピークホ
ールド回路5の出力信号Kの電圧をクランプレベルに対
して反転増幅する。即ち、差動増幅器6,7はピークホー
ルド回路4,5の出力レベルのクランプレベルに対する絶
対値検出回路である。さらに第1および第2の差動増幅
器6,7の出力はそれぞれダイオード8,9を介して接続点P
で接続されており、さらに接続点Pは、比較器11のマイ
ナス入力に入力されている。したがって、ダイオード8,
9により、第1および第2の差動増幅器6,7の出力信号L,
Mの電圧の大きい方が比較器11のマイナス入力に入力さ
れることになる。すなわち、クランプ回路2、クランプ
レベル設定回路3、ピークホールド回路4,5、作動増幅
器6,7、ダイオード8,9からなる構成により、クランプレ
ベル、すなわち出力R−Y信号Gの水平帰線レベルを基
準とした出力R−Y信号Gの大きい方の振幅が検出され
る。
一方、比較器11のプラス入力には、動作点設定回路10
によって設定された電圧が入力されていて、その出力信
号Nは、電圧制御増幅回路1の制御入力に入力されてい
る。したがって、電圧制御増幅回路1の出力R−Y信号
Gの振幅の水平帰線区間レベルを基準とした増減によっ
て、電圧制御増幅回路1の利得を自動的に変化させるこ
とができ、動作点設定回路10の設定電圧を、電圧制御増
幅回路1の利得が、その制御電圧レベル、即ち、比較器
11の出力信号Nのレベルが所定のレベルまでは一定であ
り、所定のレベルを超えたときは可変となるように設定
しておけば、電圧制御増幅回路1の出力R−Y信号Gの
水平帰線区間レベルを基準とした振幅が一定のレベルに
なるまでは利得が一定となり、そのレベルを超えたとき
から利得を変化させることが可能となって過大な振幅を
有するR−Y信号Dが入力されても出力R−Y信号Gは
一定振幅となる振幅制限動作を実現することができ、オ
ーバーデビエーションのないFM変調回路35の動作を実現
することができる。
によって設定された電圧が入力されていて、その出力信
号Nは、電圧制御増幅回路1の制御入力に入力されてい
る。したがって、電圧制御増幅回路1の出力R−Y信号
Gの振幅の水平帰線区間レベルを基準とした増減によっ
て、電圧制御増幅回路1の利得を自動的に変化させるこ
とができ、動作点設定回路10の設定電圧を、電圧制御増
幅回路1の利得が、その制御電圧レベル、即ち、比較器
11の出力信号Nのレベルが所定のレベルまでは一定であ
り、所定のレベルを超えたときは可変となるように設定
しておけば、電圧制御増幅回路1の出力R−Y信号Gの
水平帰線区間レベルを基準とした振幅が一定のレベルに
なるまでは利得が一定となり、そのレベルを超えたとき
から利得を変化させることが可能となって過大な振幅を
有するR−Y信号Dが入力されても出力R−Y信号Gは
一定振幅となる振幅制限動作を実現することができ、オ
ーバーデビエーションのないFM変調回路35の動作を実現
することができる。
また、振幅検出を出力R−Y信号Gの水平帰線区間レ
ベルを基準として水平帰線区間レベルより高いレベルと
低いレベルで別個に行なうため、水平帰線区間を基準と
したR−Y信号Gの振幅の比率が異なる場合において
も、振幅制限動作が成立し、FM変調回路35の動作が、R
−Y信号Gの水平帰線区間の周波数を中心として、片側
にのみ発生するオバーデビエーションを防ぐことができ
る。
ベルを基準として水平帰線区間レベルより高いレベルと
低いレベルで別個に行なうため、水平帰線区間を基準と
したR−Y信号Gの振幅の比率が異なる場合において
も、振幅制限動作が成立し、FM変調回路35の動作が、R
−Y信号Gの水平帰線区間の周波数を中心として、片側
にのみ発生するオバーデビエーションを防ぐことができ
る。
なお、本実施例では、色差信号D,Eをそれぞれ独立にF
M変調する場合について記述したが、色差信号D,Eを線順
次化してFM変調する場合についても有効である。
M変調する場合について記述したが、色差信号D,Eを線順
次化してFM変調する場合についても有効である。
また、本実施例における振幅制限回路38,39は、ダイ
オードのような非線形素子を用いた、いわゆるリミッタ
とは異なるため、波形のひずみを生じさせることなく振
幅制限を行ってFM変調回路35のオーバーデビエーション
を防止することができる。
オードのような非線形素子を用いた、いわゆるリミッタ
とは異なるため、波形のひずみを生じさせることなく振
幅制限を行ってFM変調回路35のオーバーデビエーション
を防止することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、FM変調回路の前段に振
幅制限回路を設けることによって、変調回路へ入力され
る色差信号の振幅がある一定レベルを超えたときその振
幅を波形のひずみを発生させることなく抑えることがで
き、不正規な信号等による色差信号の振幅の増大によっ
て発生するFM変調時のオーバーデビエーションを防止す
ことができる。
幅制限回路を設けることによって、変調回路へ入力され
る色差信号の振幅がある一定レベルを超えたときその振
幅を波形のひずみを発生させることなく抑えることがで
き、不正規な信号等による色差信号の振幅の増大によっ
て発生するFM変調時のオーバーデビエーションを防止す
ことができる。
第1図は本発明の一実施例を示す映像信号処理回路の構
成図、第2図は同映像信号処理回路の主要な構成要素で
ある振幅制限回路の構成図、第3図は従来の映像信号処
理回路の構成図である。 1……電圧制御増幅回路、2……クランプ回路、3……
クランプレベル設定回路、4,5……ピークホールド回
路、6,7……差動増幅回路、8,9……ダイオード、10……
動作点設定回路、11……比較回路、35,36……FM変調回
路、38,39……振幅制限回路、A……NTSC信号(映像信
号)、D……R−Y信号、E……B−Y信号、G……出
力R−Y信号。
成図、第2図は同映像信号処理回路の主要な構成要素で
ある振幅制限回路の構成図、第3図は従来の映像信号処
理回路の構成図である。 1……電圧制御増幅回路、2……クランプ回路、3……
クランプレベル設定回路、4,5……ピークホールド回
路、6,7……差動増幅回路、8,9……ダイオード、10……
動作点設定回路、11……比較回路、35,36……FM変調回
路、38,39……振幅制限回路、A……NTSC信号(映像信
号)、D……R−Y信号、E……B−Y信号、G……出
力R−Y信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/64 - 9/898 H04N 5/14 - 5/217
Claims (1)
- 【請求項1】色差信号が入力され、その制御電圧レベル
が所定のレベルに達するまでは利得が一定であり、前記
制御電圧レベルが前記所定のレベルを超えた時点より利
得が可変となる電圧制御増幅回路を有し、 前記電圧制御増幅回路の出力色差信号の水平帰線区間を
一定電圧にクランプするためのクランプ回路と、前記ク
ランプ回路のクランプレベルを基準とした前記電圧制御
増幅回路の出力色差信号の最大値及び最小値を検出する
ための第一及び第二のピークホールド回路と、前記第一
及び第二のピークホールド回路の出力レベルの前記クラ
ンプレベルを基準とした絶対値検出手段と、前記絶対値
検出手段の出力レベルの大きい方を選択するための選択
手段とで構成された前記電圧制御増幅回路の出力色差信
号の振幅検出手段を有し、 前記振幅検出手段の出力信号が前記電圧制御増幅回路の
制御電圧となるように構成されたこと を特徴とする色差信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1182882A JP2982818B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 色差信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1182882A JP2982818B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 色差信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0346871A JPH0346871A (ja) | 1991-02-28 |
JP2982818B2 true JP2982818B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=16126063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1182882A Expired - Fee Related JP2982818B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 色差信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2982818B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4812623B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2011-11-09 | サンフォード エル.ピー. | 太−細の複数の幅のマーキング具 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1182882A patent/JP2982818B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0346871A (ja) | 1991-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |