JPS61231994A - 酸産生バクテリアの保存方法及びそれによつて製造される組成物 - Google Patents
酸産生バクテリアの保存方法及びそれによつて製造される組成物Info
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- JPS61231994A JPS61231994A JP61074394A JP7439486A JPS61231994A JP S61231994 A JPS61231994 A JP S61231994A JP 61074394 A JP61074394 A JP 61074394A JP 7439486 A JP7439486 A JP 7439486A JP S61231994 A JPS61231994 A JP S61231994A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/04—Preserving or maintaining viable microorganisms
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、酸産生バクテリアの保存又は安定化の技術に
関する。更に詳しくは1本発明は、冷凍処理を行なわず
、氷点よりも高い温度で長時間の保存を容易にするバク
テリアの保存方法に関する。
関する。更に詳しくは1本発明は、冷凍処理を行なわず
、氷点よりも高い温度で長時間の保存を容易にするバク
テリアの保存方法に関する。
[発明の技術背景]
酸産生バクテリアは、ヨーグルト、チーズ等の製造のみ
ならず、発酵食肉製品及び貯蔵牧草の製造においても広
く使用されている。酪酸産生バクテリアは、これらの製
造工程において特に有用である。これらのバクテリアの
代表的な保存方法には、冷凍、凍結乾燥及び/又はマイ
クロカプセルへの封入がある。
ならず、発酵食肉製品及び貯蔵牧草の製造においても広
く使用されている。酪酸産生バクテリアは、これらの製
造工程において特に有用である。これらのバクテリアの
代表的な保存方法には、冷凍、凍結乾燥及び/又はマイ
クロカプセルへの封入がある。
冷凍は微生物の保存に広く用いられており、冷凍培地に
おいて最大の活性を維持する最適条件を決定するために
、幅広い研究が行なわれている。
おいて最大の活性を維持する最適条件を決定するために
、幅広い研究が行なわれている。
例えば、「フローズン・スターターズ・フロム・インタ
ーナル・PH・コントロールーグロウス・カルチャーズ
」テクニカルペーパー第6427号、オレゴン農業試験
場、ジャーナル拳オブ拳ディリー・サイエンス67巻1
号(1984年)、サンネル及びサンダイア (” F
rozen 5tart−ers from Inte
rnal pH−Control−Grown Cu1
−tures”、 Technical Paper
No、 6427、Oregon Agricultu
ral Experia+ent 5tation、J
ournal of Dairy 5cience、
Vol、67、N001、(1984) 、 Thun
nel and 5andine)があげられる。
ーナル・PH・コントロールーグロウス・カルチャーズ
」テクニカルペーパー第6427号、オレゴン農業試験
場、ジャーナル拳オブ拳ディリー・サイエンス67巻1
号(1984年)、サンネル及びサンダイア (” F
rozen 5tart−ers from Inte
rnal pH−Control−Grown Cu1
−tures”、 Technical Paper
No、 6427、Oregon Agricultu
ral Experia+ent 5tation、J
ournal of Dairy 5cience、
Vol、67、N001、(1984) 、 Thun
nel and 5andine)があげられる。
更に、凍結乾燥(Iyophilization)は酪
酸産生バクテリアを保存するために、20年間にわたっ
て使用されている。例えば、T・モリチ、「ブリザベー
ション・オヴやラフティック・アシッドΦバクテリア・
バイ・フリーズドライイングJ、JARQ、3号、17
0〜176頁(1974年) (Marichi、
T 、、”Preserva−tion of L
actic Ac1d Bacteria by
Freeze−dr7ing” 、 J ARQ
、No、 3、Pages l 70−176 (
1974))があげられる、また、鉛末(Suzuki
)は、米国特許第4,217,419号(1980年)
において、グルコース及びアルギン酸ナトリウムを含む
ラクトバシラス(Lactobacillus)懸濁液
の凍結乾燥を開示している。
酸産生バクテリアを保存するために、20年間にわたっ
て使用されている。例えば、T・モリチ、「ブリザベー
ション・オヴやラフティック・アシッドΦバクテリア・
バイ・フリーズドライイングJ、JARQ、3号、17
0〜176頁(1974年) (Marichi、
T 、、”Preserva−tion of L
actic Ac1d Bacteria by
Freeze−dr7ing” 、 J ARQ
、No、 3、Pages l 70−176 (
1974))があげられる、また、鉛末(Suzuki
)は、米国特許第4,217,419号(1980年)
において、グルコース及びアルギン酸ナトリウムを含む
ラクトバシラス(Lactobacillus)懸濁液
の凍結乾燥を開示している。
しかしながら、これらの方法には多くの問題点が伴う、
冷凍が行なわれる際には、若干の細胞が死滅する。同様
に、保存物質の再水利を行なうと、再水利工程により、
細胞が更に死滅する。したがって、冷凍及び/又は凍結
乾燥工程中の培養物の保護のために、担体が使用される
0代表的な担体として、グルコース、ラクトース又はシ
ュークロースのような発酵性炭水化物がある。しかしな
がら、発酵性炭水化物が存在することによって、微生物
が酸を産生し、PHが最適レベル以下へ減少するために
、結果として若干のバクテリア細胞が損傷及び/又は死
滅する。
冷凍が行なわれる際には、若干の細胞が死滅する。同様
に、保存物質の再水利を行なうと、再水利工程により、
細胞が更に死滅する。したがって、冷凍及び/又は凍結
乾燥工程中の培養物の保護のために、担体が使用される
0代表的な担体として、グルコース、ラクトース又はシ
ュークロースのような発酵性炭水化物がある。しかしな
がら、発酵性炭水化物が存在することによって、微生物
が酸を産生し、PHが最適レベル以下へ減少するために
、結果として若干のバクテリア細胞が損傷及び/又は死
滅する。
カプセル容器材料の崩壊作用により、一定時間にわたり
カプセル製品の制御された放出を行うことを目的とした
カプセル封入技術及びカプセル化製品もまた微生物を保
存する方法として従来技術により十分に確立されている
。カプセルは外部の環境から微生物を保護することによ
り、微生物が機能し続けることを可能にしている0例え
ば、リム及ヒモスの「マイクロカブシュレージ望ンΦオ
ヴ・リビング・セルズφアンドeディジユーズ」ジャー
ナルeオプ中ファーマスーティカルΦサイエンス、70
@4号、351〜354頁(1981年4月) (L
i11and Mass、′旧craen−capsu
lation of Living Ce1ls an
d Trssues”、Journal of Pha
rmaceutical 5ciences、 、 V
al。
カプセル製品の制御された放出を行うことを目的とした
カプセル封入技術及びカプセル化製品もまた微生物を保
存する方法として従来技術により十分に確立されている
。カプセルは外部の環境から微生物を保護することによ
り、微生物が機能し続けることを可能にしている0例え
ば、リム及ヒモスの「マイクロカブシュレージ望ンΦオ
ヴ・リビング・セルズφアンドeディジユーズ」ジャー
ナルeオプ中ファーマスーティカルΦサイエンス、70
@4号、351〜354頁(1981年4月) (L
i11and Mass、′旧craen−capsu
lation of Living Ce1ls an
d Trssues”、Journal of Pha
rmaceutical 5ciences、 、 V
al。
70、No、 4、Pages 351−354 (
April、1981)lは、アルギン酸ナトリウム小
滴中に浮遊した細胞をゲル化するために塩化カルシウム
を用いた、生細胞のマイクロカプセル封入工程を開示し
ている。
April、1981)lは、アルギン酸ナトリウム小
滴中に浮遊した細胞をゲル化するために塩化カルシウム
を用いた、生細胞のマイクロカプセル封入工程を開示し
ている。
より近年の研究は十分に確立されている冷凍、凍結乾燥
又はマイクロカプセル封入技術を用いずに、微生物の保
存を強化することに関連している。
又はマイクロカプセル封入技術を用いずに、微生物の保
存を強化することに関連している。
例えば、冷凍を行なわずに微生物を保存するために塩を
用いる方法が、カーノ及びイーベア (Kahn an
d Eapen)の米国特許第4.308,287号に
示されている。この特許は、キニーネ塩類を用いること
によりヨーグルト(酸産生バクテリアを含有する)の保
存を強化するための方法を開示している。
用いる方法が、カーノ及びイーベア (Kahn an
d Eapen)の米国特許第4.308,287号に
示されている。この特許は、キニーネ塩類を用いること
によりヨーグルト(酸産生バクテリアを含有する)の保
存を強化するための方法を開示している。
微生物保存のために塩を使用することを開示した別の文
献として、スミス、ベネディクト及びパルンポの「プロ
テクション・アゲインスト・ヒート・インジュリー書イ
ンースタフィロコッカス・オーレウス・バイ・ソルート
」、ジャーナル・オブ吻フード・プロテクション、45
巻1号、54〜58頁(1982年1月) (Smit
h、Benedict、 and Palumbo、”
Protection AgainstHeat I
njury in Sta hylococcu
+ aureus bySalute” 、 J
ournal of Food Protecti
on、Val。
献として、スミス、ベネディクト及びパルンポの「プロ
テクション・アゲインスト・ヒート・インジュリー書イ
ンースタフィロコッカス・オーレウス・バイ・ソルート
」、ジャーナル・オブ吻フード・プロテクション、45
巻1号、54〜58頁(1982年1月) (Smit
h、Benedict、 and Palumbo、”
Protection AgainstHeat I
njury in Sta hylococcu
+ aureus bySalute” 、 J
ournal of Food Protecti
on、Val。
45、No、 l 、 Pages 54−58
、 (January 、1982)) がある、こ
の記事は、クエン酸ナトリウム、KCfL、NaNO3
、Na2 SO4、Na2 HPO,I 、NH4C1
、Ca(112及びLiC1のような塩を使用すると熱
損傷に対する保護が行われ、それにより49℃での90
分の加熱時間により損傷されるS・オーレウス(影剋ユ
…)細胞数が減少するということを開示している。担体
としてラクトースを用いて、ストレプトコッカス・ラク
ティス拳E (StreptococcusLLliL
!旦)及びS−クレモリス(S、 cremoris)
ノ懸濁液を4℃で保存することが、コーラエル、コバー
ガー及びウィーズの「ストーレッジ・オヴ・ラフティッ
ク自ストレプトコッキ、(I)、エフエフ)−オヴ・ペ
ーパー・オン・サバイバル・アンド・エンドジーニアス
・メタポリズム・イン・ホフフェート・バッファー」ウ
ェストφバージニア大学廃業試験場、報文第859号3
65〜369頁(1966年1月) ((Cowell
、 Koburger、and Weese 、
”Strage of Lactic 5tre t
ococci。
、 (January 、1982)) がある、こ
の記事は、クエン酸ナトリウム、KCfL、NaNO3
、Na2 SO4、Na2 HPO,I 、NH4C1
、Ca(112及びLiC1のような塩を使用すると熱
損傷に対する保護が行われ、それにより49℃での90
分の加熱時間により損傷されるS・オーレウス(影剋ユ
…)細胞数が減少するということを開示している。担体
としてラクトースを用いて、ストレプトコッカス・ラク
ティス拳E (StreptococcusLLliL
!旦)及びS−クレモリス(S、 cremoris)
ノ懸濁液を4℃で保存することが、コーラエル、コバー
ガー及びウィーズの「ストーレッジ・オヴ・ラフティッ
ク自ストレプトコッキ、(I)、エフエフ)−オヴ・ペ
ーパー・オン・サバイバル・アンド・エンドジーニアス
・メタポリズム・イン・ホフフェート・バッファー」ウ
ェストφバージニア大学廃業試験場、報文第859号3
65〜369頁(1966年1月) ((Cowell
、 Koburger、and Weese 、
”Strage of Lactic 5tre t
ococci。
1、Effect of pHon 5urvi
val and EndogsneousMsta
bolism in Phosphats Bu
ffer” 、WestVirginia Univ
ersity Agricultural Expe
rimentStation 、 Paper
No、 859 Pages 365−369
、(Januarテ、1966))に開示されている。
val and EndogsneousMsta
bolism in Phosphats Bu
ffer” 、WestVirginia Univ
ersity Agricultural Expe
rimentStation 、 Paper
No、 859 Pages 365−369
、(Januarテ、1966))に開示されている。
しかしながら、この参考文献の366頁図2から分かる
ように、ラクトース含有懸濁液が最適のpH8,5に緩
衝されている場合でも、活性又は生存率の減少は、およ
そ5日目で開始し、lO0日目でには多大になり始める
。したがって、コーラエル(Cowell)らは、氷点
以上の温度における酸産生バクテリアの生存率をコンス
タントに保持する方法については示してはいない。むし
ろ、彼らは、pHを8.5に緩衝することによって、4
℃におけるバクテリアのラクトース含有懸濁液を保存し
た場合の生存率の減少を低減させることを示している。
ように、ラクトース含有懸濁液が最適のpH8,5に緩
衝されている場合でも、活性又は生存率の減少は、およ
そ5日目で開始し、lO0日目でには多大になり始める
。したがって、コーラエル(Cowell)らは、氷点
以上の温度における酸産生バクテリアの生存率をコンス
タントに保持する方法については示してはいない。むし
ろ、彼らは、pHを8.5に緩衝することによって、4
℃におけるバクテリアのラクトース含有懸濁液を保存し
た場合の生存率の減少を低減させることを示している。
[発明の概要]
すなわち、本発明は、バクテリアに対する特異基質であ
る担体の存在しない安定化量の水性緩衝化溶液中へバク
テリアを添加混合することを特徴とする酸産生バクテリ
アの保存方法を提供するものである。
る担体の存在しない安定化量の水性緩衝化溶液中へバク
テリアを添加混合することを特徴とする酸産生バクテリ
アの保存方法を提供するものである。
[本発明の有利性]
本発明の目的は、酸産生バクテリアを安定化又は保存す
る方法を提供することにある。保存は、氷点以下の温度
において行なってもよいが、本発明の目的は、氷点以上
の温度でバクテリアを保存することを意図する方法にあ
る。
る方法を提供することにある。保存は、氷点以下の温度
において行なってもよいが、本発明の目的は、氷点以上
の温度でバクテリアを保存することを意図する方法にあ
る。
先行技術で用いられている標準的な冷凍技術を使用しな
いというきわめて有利な状況のために、本方法によれば
、時間及び経費の両者が削減される。バクテリアを氷点
以上の温度で保存することにより、明らかに、解凍時間
が不要となる。また、先行技術において用いられている
代表的な冷凍物質である高価な液体窒素を使用する必要
がないので、大きな経費削減が達成される。さらに、冷
凍される際の若干のバクテリア細胞の死滅や、解凍が生
じる際の更なる細胞の死滅の原因である冷凍−解凍サイ
クルによるストレスも起こらない。加えて、培養物が既
に懸濁液中にあるので、それを使用するために、解凍し
た培養物を溶解する必要がない。最後に、本発明の技術
によって保存された培養物は、凍らせてもよいが、その
必要がないので、冷凍保存に伴うすべての問題が除去さ
れる。むしろ、培養物は氷点以上の温度、好ましくは約
4°Cで、又はより高い温度、例えば室温及びそれ以上
の温度で貯蔵することができる。氷点以上の温度では、
温度の上昇に伴なって、概して保存可能日数は減少する
が、バクテリアの生存力(率)は実質的に保持される。
いというきわめて有利な状況のために、本方法によれば
、時間及び経費の両者が削減される。バクテリアを氷点
以上の温度で保存することにより、明らかに、解凍時間
が不要となる。また、先行技術において用いられている
代表的な冷凍物質である高価な液体窒素を使用する必要
がないので、大きな経費削減が達成される。さらに、冷
凍される際の若干のバクテリア細胞の死滅や、解凍が生
じる際の更なる細胞の死滅の原因である冷凍−解凍サイ
クルによるストレスも起こらない。加えて、培養物が既
に懸濁液中にあるので、それを使用するために、解凍し
た培養物を溶解する必要がない。最後に、本発明の技術
によって保存された培養物は、凍らせてもよいが、その
必要がないので、冷凍保存に伴うすべての問題が除去さ
れる。むしろ、培養物は氷点以上の温度、好ましくは約
4°Cで、又はより高い温度、例えば室温及びそれ以上
の温度で貯蔵することができる。氷点以上の温度では、
温度の上昇に伴なって、概して保存可能日数は減少する
が、バクテリアの生存力(率)は実質的に保持される。
「実質的に生存力を保持する」ということは、0℃以上
の保存期間において細胞数の変化が、実験誤差の範囲内
である10のべき数(factor)の範囲内に押さえ
られていることを意味している。37℃までの温度では
、生存力は実質的に少なくとも6日間保持される。望ま
しい具体例においては、バクテリアは、約4℃で保存し
た時には実質的に10日、20日又更には2ケ月以上と
いうより長い期間においても、生存率(力)が保持され
る。
の保存期間において細胞数の変化が、実験誤差の範囲内
である10のべき数(factor)の範囲内に押さえ
られていることを意味している。37℃までの温度では
、生存力は実質的に少なくとも6日間保持される。望ま
しい具体例においては、バクテリアは、約4℃で保存し
た時には実質的に10日、20日又更には2ケ月以上と
いうより長い期間においても、生存率(力)が保持され
る。
[発明の詳細な説明]
本発明において、緩衝化された溶液中で安定化された微
生物は、酸を産生ずるバクテリアである。バクテリア細
胞は、適した増殖培地中で培養され、限外濾過及び/又
は遠心分離のような通常の技術によって収穫される。緩
衝化された溶液中にバクテリア細胞の培養菌を投入する
前に、培養液濃度は、どの細胞も正しく計測されるよう
に調整されなければならない。
生物は、酸を産生ずるバクテリアである。バクテリア細
胞は、適した増殖培地中で培養され、限外濾過及び/又
は遠心分離のような通常の技術によって収穫される。緩
衝化された溶液中にバクテリア細胞の培養菌を投入する
前に、培養液濃度は、どの細胞も正しく計測されるよう
に調整されなければならない。
緩衝化溶液又は懸濁液は、水と1種又はそれ以上の緩衝
剤とから調製される。酸産生バクテリア細胞は、この緩
衝媒体に添加混合される。あるいは、バクテリアをH2
Oに添加混合し、続いて緩衝剤を加えても良い、更に詳
しくは、バクテリアを含む緩衝化溶液又は懸濁液に、組
織を与えるために担体を使用しても良い、この担体は、
バクテリアの分散状態の保持を助け、バクテリアが、そ
の溶液を収容している容器の底へ沈殿する傾向を減少さ
せる。
剤とから調製される。酸産生バクテリア細胞は、この緩
衝媒体に添加混合される。あるいは、バクテリアをH2
Oに添加混合し、続いて緩衝剤を加えても良い、更に詳
しくは、バクテリアを含む緩衝化溶液又は懸濁液に、組
織を与えるために担体を使用しても良い、この担体は、
バクテリアの分散状態の保持を助け、バクテリアが、そ
の溶液を収容している容器の底へ沈殿する傾向を減少さ
せる。
担体を使用する場合、それは、安定化される特定の酸産
生バクテリアに対する特異基質であってはならない0本
発明で使用される担体が「基質でない」ということは、
担体が本質的に酸産生バクテリアによって発酵可能のも
のでなく、従って、実質的に酸の産生が起こらない、と
いうことを意味する。先行技術において担体として使用
されているある種の澱粉又は発酵性の糖は、酸産生バク
テリアに対する特異基質である。これらの澱粉又は発酵
性の糖の存在下で酸産生バクテリアが繁殖しても、バク
テリアによる基質の発酵が起こり、その結果酸が産生さ
れそれによりpHが減少し、バクテリア細胞の損傷を引
きおこす。
生バクテリアに対する特異基質であってはならない0本
発明で使用される担体が「基質でない」ということは、
担体が本質的に酸産生バクテリアによって発酵可能のも
のでなく、従って、実質的に酸の産生が起こらない、と
いうことを意味する。先行技術において担体として使用
されているある種の澱粉又は発酵性の糖は、酸産生バク
テリアに対する特異基質である。これらの澱粉又は発酵
性の糖の存在下で酸産生バクテリアが繁殖しても、バク
テリアによる基質の発酵が起こり、その結果酸が産生さ
れそれによりpHが減少し、バクテリア細胞の損傷を引
きおこす。
バクテリアは、0.1〜10重量/容量パーセント、好
ましくは0.2〜2重量/容量パーセントの量の担体を
含む水性緩衝化溶液中で保存することが特に望ましい、
担体は、保存又は安定化されるバクテリアに対する特異
基質ではないものである。水性緩衝化溶液は単独で使用
しても良い。
ましくは0.2〜2重量/容量パーセントの量の担体を
含む水性緩衝化溶液中で保存することが特に望ましい、
担体は、保存又は安定化されるバクテリアに対する特異
基質ではないものである。水性緩衝化溶液は単独で使用
しても良い。
しかし、緩衝溶液のみに添加した方がバクテリアの安定
度が多少優れているにせよ、組織を与え、バクテリア細
胞を懸濁状態(suspension)に保持するため
に、緩衝液中に担体を含有させることが望ましい。ここ
で用いられているサスペンション(5uspensio
n)という用語は、純粋な意味においての懸濁液及び/
又はある物による分散状態とみなされる物理的状態を包
含するものである。また、懸濁□uspension)
又は分散(dispersion)という用語は、バク
テリアが容器の底に沈降する状態を包含するものである
。担体、緩衝剤、H2O及びバクテリアは、どの順序で
加えて混合してもよい。担体を用いる際は、カラジーナ
ン及びアルギン酸ナトリウムのような海藻誘導体などの
食用に適する物質から選ばれることが望ましい、その他
の望ましい担体は、ペクチン、グアール舎ガム(Gua
r gum) 、 ローカスト拳ビーンeガム(Loc
ust bean gum) 、キサンタンガム、ポリ
オール、非発酵性の糖又は食用に適するセルロースであ
る。これらの担体は、すべて米国食品薬剤局(the
U、S、 Food and Drug Admini
stration)によって安全であると認定されたG
RASである。
度が多少優れているにせよ、組織を与え、バクテリア細
胞を懸濁状態(suspension)に保持するため
に、緩衝液中に担体を含有させることが望ましい。ここ
で用いられているサスペンション(5uspensio
n)という用語は、純粋な意味においての懸濁液及び/
又はある物による分散状態とみなされる物理的状態を包
含するものである。また、懸濁□uspension)
又は分散(dispersion)という用語は、バク
テリアが容器の底に沈降する状態を包含するものである
。担体、緩衝剤、H2O及びバクテリアは、どの順序で
加えて混合してもよい。担体を用いる際は、カラジーナ
ン及びアルギン酸ナトリウムのような海藻誘導体などの
食用に適する物質から選ばれることが望ましい、その他
の望ましい担体は、ペクチン、グアール舎ガム(Gua
r gum) 、 ローカスト拳ビーンeガム(Loc
ust bean gum) 、キサンタンガム、ポリ
オール、非発酵性の糖又は食用に適するセルロースであ
る。これらの担体は、すべて米国食品薬剤局(the
U、S、 Food and Drug Admini
stration)によって安全であると認定されたG
RASである。
好ましい担体は、アルギン酸ナトリウム、セルロース誘
導体又はポリエチレングリコール(PEG)である。
導体又はポリエチレングリコール(PEG)である。
本発明においてp)Iは、種々ある緩衝剤のいずれかを
用いて中性付近に保たれる。望ましいPHの範囲は、約
6.0乃至約8.0である。より好ましくは、pH6,
4乃至7.6である。緩衝剤は、結果として大量の酸の
生成を起こすもの、すなわちバクテリアの特異基質でな
ければ、pHを中性付近に保つどのようなものを使用し
ても良い。好ましい緩衝剤は、リン酸ジアンモニウム、
二塩基性リン酸ナトリウム又はそれらの混合物のような
、リン酸塩緩衝剤である。リン酸マグネシウム、リン酸
マグネシウムアンモニウム及び重炭酸ジアンモニウムも
また、緩衝剤として用いると有利なものである。水性緩
衝化溶液は、通例、緩衝剤を0.2〜5重量/容量パー
セント含む。
用いて中性付近に保たれる。望ましいPHの範囲は、約
6.0乃至約8.0である。より好ましくは、pH6,
4乃至7.6である。緩衝剤は、結果として大量の酸の
生成を起こすもの、すなわちバクテリアの特異基質でな
ければ、pHを中性付近に保つどのようなものを使用し
ても良い。好ましい緩衝剤は、リン酸ジアンモニウム、
二塩基性リン酸ナトリウム又はそれらの混合物のような
、リン酸塩緩衝剤である。リン酸マグネシウム、リン酸
マグネシウムアンモニウム及び重炭酸ジアンモニウムも
また、緩衝剤として用いると有利なものである。水性緩
衝化溶液は、通例、緩衝剤を0.2〜5重量/容量パー
セント含む。
抗酸化剤、かび抑制剤及び/又は塩のような試薬もまた
、任意に包有して良い0通常、このような試薬の微生物
の保存生存率に対する影響は、はとんど無いか、全く無
い。これらの試薬は、緩衝溶液に対する添加剤の量とし
て0.1〜5重量/容量パーセント、好ましくは0.2
〜2重量/容量パーセント加える0通例、少量の安息香
酸ナトリウムが、かび(mold)すなわち菌類(fu
ngus)を防止するために加えられる。また、少量の
有機塩、クエン酸ナトリウムを、細胞内の浸透圧を維持
するために加えても良い、もし、保存寿命が数日減少す
る場合、この欠点は通常、その試薬の有利性、すなわち
かび抑止力によって相殺される。
、任意に包有して良い0通常、このような試薬の微生物
の保存生存率に対する影響は、はとんど無いか、全く無
い。これらの試薬は、緩衝溶液に対する添加剤の量とし
て0.1〜5重量/容量パーセント、好ましくは0.2
〜2重量/容量パーセント加える0通例、少量の安息香
酸ナトリウムが、かび(mold)すなわち菌類(fu
ngus)を防止するために加えられる。また、少量の
有機塩、クエン酸ナトリウムを、細胞内の浸透圧を維持
するために加えても良い、もし、保存寿命が数日減少す
る場合、この欠点は通常、その試薬の有利性、すなわち
かび抑止力によって相殺される。
本発明方法によって保存される微生物は、酸産生バクテ
リアである0通常、かかるバクテリアは、その発酵生成
物の少なくとも1種であり、通常は最も豊富である酪酸
によって、ラクトース又はグルコースのような単純炭水
化物を発酵させる能力を有する。このような酸産生バク
テリアとしては、ロイコノストック・クレモリス(Le
uconostocarea+oris) 、 スト
レブトコクス・ラクティス(Streptococcu
s Iactis) 、 S *クレモリス(S、 c
remoris)、S−ジアセチラクティス(S。
リアである0通常、かかるバクテリアは、その発酵生成
物の少なくとも1種であり、通常は最も豊富である酪酸
によって、ラクトース又はグルコースのような単純炭水
化物を発酵させる能力を有する。このような酸産生バク
テリアとしては、ロイコノストック・クレモリス(Le
uconostocarea+oris) 、 スト
レブトコクス・ラクティス(Streptococcu
s Iactis) 、 S *クレモリス(S、 c
remoris)、S−ジアセチラクティス(S。
diacetylactis)、S−サーモフィルス(
S。
S。
thern+ophilus) 、ラクトバシラス・ブ
ルガリクス(Lactobacillus bulga
ricus) 、 L eアシドフィルス(L、 ac
idophilus) 、 L @ へルヘティクス(
L、 helveticus) 、 L *ビフィズ
ス(L。
ルガリクス(Lactobacillus bulga
ricus) 、 L eアシドフィルス(L、 ac
idophilus) 、 L @ へルヘティクス(
L、 helveticus) 、 L *ビフィズ
ス(L。
bifidus)、L−カゼイ(L、 casei)
、 L eラクティス(L、 Iactis)、L−プ
ランタルム(L、 plantarum) 、 L @
デルブルエツキー(L、 delbrueckii)
、 L 拳サーモ74)レス(L。
、 L eラクティス(L、 Iactis)、L−プ
ランタルム(L、 plantarum) 、 L @
デルブルエツキー(L、 delbrueckii)
、 L 拳サーモ74)レス(L。
thermophilug) 、 L * 7.ルメ
ンティ−(L。
ンティ−(L。
fermentii)、及びペディオコッカス・セレビ
ジアx (Pediococcus cerevisi
ae)である。より好ましい乳酸菌は、ラクトバシラス
・アシドフィルス(Lactobacillus ac
idophilus)、L@ラクティス(L。Iact
is) 、 L *プランタルム(L。
ジアx (Pediococcus cerevisi
ae)である。より好ましい乳酸菌は、ラクトバシラス
・アシドフィルス(Lactobacillus ac
idophilus)、L@ラクティス(L。Iact
is) 、 L *プランタルム(L。
plantarum)、又はロイコノストック番クレモ
リス(Lauconostac cremoris)で
ある、以下の実施例においては、酪酸産生バクテリア、
L・プランタルム(L、 plantarum)を用い
る。
リス(Lauconostac cremoris)で
ある、以下の実施例においては、酪酸産生バクテリア、
L・プランタルム(L、 plantarum)を用い
る。
[具体例〕
本発明の以下の実施例は、単に本発明を具体的に説明す
る目的で示すものである。それにより。
る目的で示すものである。それにより。
特許請求の範囲を制限する意図は無い。これらの実施例
で用いられたラクトバシラス會プランタルム(Lact
obacillus plantaru+++)株は、
メリーランド州ロックビルのアメリカン・タイプ・カル
チ+−8:IL/クシ、17 (American T
ype Cu1tureCollection)に寄託
され、ATCC#39542として登録されているもの
である。この株は以下の様に培養し、濃縮した。
で用いられたラクトバシラス會プランタルム(Lact
obacillus plantaru+++)株は、
メリーランド州ロックビルのアメリカン・タイプ・カル
チ+−8:IL/クシ、17 (American T
ype Cu1tureCollection)に寄託
され、ATCC#39542として登録されているもの
である。この株は以下の様に培養し、濃縮した。
L−プランタルム(L、 PIantaru+w)の生
細胞を、デクストロース、イースト抽出物及び無機塩で
強化した加水分解ミルクをベースとした増殖培地中で培
養した。培養中のpHを約6.5に保持するために、N
H,OHを加えた。培養は37℃で16〜24時間行な
った。その後、培養菌をデスラッジャーを用いた遠心分
離により収穫し、細胞のスラリーを回収した。デスラッ
ジャーは、排流中の母液、未使用の増殖媒体及び代謝副
生成物を除去する、連続が過が可能な積層板を備えた回
転ドラムである。次に、細胞スラリーを、それぞれ中性
又は中性に近いPHをもつ洗浄溶液である生理食塩水又
はペプトン水で洗浄した。かかる洗浄溶液は当業界にお
いて周知であり、収穫されたバクテリア細胞の培養菌の
洗浄に使用されるものである。これらは、培地中に存在
している可能性のある残留物の除去を促進する。濾過を
続け、細胞数が以ドの各実施例において望ましい数にな
るまで、新たに収穫された培養菌を−a1i!シた。生
存力の尺度として用いた細胞数は、CFU/、J(1ミ
リリツトル中のコロニー形成単位)で示され、それは、
以下の様に測定した。
細胞を、デクストロース、イースト抽出物及び無機塩で
強化した加水分解ミルクをベースとした増殖培地中で培
養した。培養中のpHを約6.5に保持するために、N
H,OHを加えた。培養は37℃で16〜24時間行な
った。その後、培養菌をデスラッジャーを用いた遠心分
離により収穫し、細胞のスラリーを回収した。デスラッ
ジャーは、排流中の母液、未使用の増殖媒体及び代謝副
生成物を除去する、連続が過が可能な積層板を備えた回
転ドラムである。次に、細胞スラリーを、それぞれ中性
又は中性に近いPHをもつ洗浄溶液である生理食塩水又
はペプトン水で洗浄した。かかる洗浄溶液は当業界にお
いて周知であり、収穫されたバクテリア細胞の培養菌の
洗浄に使用されるものである。これらは、培地中に存在
している可能性のある残留物の除去を促進する。濾過を
続け、細胞数が以ドの各実施例において望ましい数にな
るまで、新たに収穫された培養菌を−a1i!シた。生
存力の尺度として用いた細胞数は、CFU/、J(1ミ
リリツトル中のコロニー形成単位)で示され、それは、
以下の様に測定した。
殺菌したピペットを用い、1.0ミリリツトルの試料を
、それぞれ2℃〜5℃に冷却され殺菌した蒸留ペプトン
水(0,1重量/容量パーセント)10ミリリツトルを
入れたチューブの中に移した。適度の混合を行なうため
に、試料を低速で回転させ、殺菌した0、1重量/容量
パーセントのペプトン水を用いて希釈溶液をいくつか調
製した。希釈溶液を、各1対のAPT(ディフコ社の全
目的用トウウィーン媒体(AIl PurposeTw
een medium from Difco))寒天
プレート上に配置した。プレートを37℃で48時間、
嫌気的に培養し、CFU/−をケベック(Quebec
)自動コロニーカウンターを用いて測定した。寒天プレ
ート上のそれぞれ個々のコロニーは、試料からのひとつ
の有機体の存在を示している。すなわちバクテリアコロ
ニーの数は、試料中に存在する有機体の総数を示す。
、それぞれ2℃〜5℃に冷却され殺菌した蒸留ペプトン
水(0,1重量/容量パーセント)10ミリリツトルを
入れたチューブの中に移した。適度の混合を行なうため
に、試料を低速で回転させ、殺菌した0、1重量/容量
パーセントのペプトン水を用いて希釈溶液をいくつか調
製した。希釈溶液を、各1対のAPT(ディフコ社の全
目的用トウウィーン媒体(AIl PurposeTw
een medium from Difco))寒天
プレート上に配置した。プレートを37℃で48時間、
嫌気的に培養し、CFU/−をケベック(Quebec
)自動コロニーカウンターを用いて測定した。寒天プレ
ート上のそれぞれ個々のコロニーは、試料からのひとつ
の有機体の存在を示している。すなわちバクテリアコロ
ニーの数は、試料中に存在する有機体の総数を示す。
見立主−ユ
水100cc中に(N H4) HP O4を2.8g
混合することにより緩衝液を調製した。これにアルギン
酸ナトリウム0.7gを加え、pH7を有する溶液を調
製した。次に、望ましい細胞濃度を有するラクトバシラ
ス・プランタルムの新たに収穫し濃縮した培養菌15c
cを、少量の上記調製溶液中に撹拌しながら懸濁させた
。更に、調製溶液を全量が50ccになるまで加え、p
)17 、6を有するバクテリア懸濁液を調製した。細
胞数を上記記載方法で測定した安定度のデータを下記の
人工に報告する。
混合することにより緩衝液を調製した。これにアルギン
酸ナトリウム0.7gを加え、pH7を有する溶液を調
製した。次に、望ましい細胞濃度を有するラクトバシラ
ス・プランタルムの新たに収穫し濃縮した培養菌15c
cを、少量の上記調製溶液中に撹拌しながら懸濁させた
。更に、調製溶液を全量が50ccになるまで加え、p
)17 、6を有するバクテリア懸濁液を調製した。細
胞数を上記記載方法で測定した安定度のデータを下記の
人工に報告する。
衣」
実施例1の懸濁液を4℃及び22℃で保存した。
548.7 +、5X10110無
表1の結果から、4℃の保存においては生存率は実質的
に保持されていることが認められる。
に保持されていることが認められる。
54日経過後も、10のべき数の範囲内で細胞数が実質
的に一定であり、生存率の減少が無いことが観察された
。パーセントレベルの減少も無かった。温度22℃で6
日経過後は、数パーセントの生存率の減少が観察された
が、細胞数は10”のレベルのままであり、10のべき
数の減少はなかった。細胞数が10!oから109のレ
ベルに減少するlOのべき数においての生存率の減少は
15日目までは起こらなかった。
的に一定であり、生存率の減少が無いことが観察された
。パーセントレベルの減少も無かった。温度22℃で6
日経過後は、数パーセントの生存率の減少が観察された
が、細胞数は10”のレベルのままであり、10のべき
数の減少はなかった。細胞数が10!oから109のレ
ベルに減少するlOのべき数においての生存率の減少は
15日目までは起こらなかった。
支立遺−」
新たに収穫し、洗浄し、濃縮したラクトパシラス・プラ
ンタルム25ccを、5.0重量/容量パーセントのリ
ン酸ジアンモニウム1m液75ccと混合して全量を1
00ccとし、異なる温度において保存した。細胞数を
上記記載の方法と同様に測定した。結果を下記の表■に
報告する。
ンタルム25ccを、5.0重量/容量パーセントのリ
ン酸ジアンモニウム1m液75ccと混合して全量を1
00ccとし、異なる温度において保存した。細胞数を
上記記載の方法と同様に測定した。結果を下記の表■に
報告する。
人工
実施例2の懸濁液を4℃、22℃、32℃及び37°C
で保存した。
で保存した。
保1」1支」」
26 7.2 +、ex+oI0 12
g2G 6.5 り、0X10799有 表IIから、PEG又はアルギン酸ナトリウムのような
担体を含まない緩衝液を用いることにより、良好な安定
性が達成されるということが認められる。保存温度4℃
で47日、及び保存温度22℃で26日におよびパーセ
ントレベルのg少も、lOのべき数の減少もなく、生存
率は実質的に保持された。10のべき数の減少は、32
℃におし1ては、18日までは起こらず、37℃におい
ては11日目までは起こらな力)った。
g2G 6.5 り、0X10799有 表IIから、PEG又はアルギン酸ナトリウムのような
担体を含まない緩衝液を用いることにより、良好な安定
性が達成されるということが認められる。保存温度4℃
で47日、及び保存温度22℃で26日におよびパーセ
ントレベルのg少も、lOのべき数の減少もなく、生存
率は実質的に保持された。10のべき数の減少は、32
℃におし1ては、18日までは起こらず、37℃におい
ては11日目までは起こらな力)った。
見立1
水100ccに(NH4) 2 HP Oaを5g混合
して、緩衝液を調製した。これにPEG3000を1g
、安息香酸ナトリウム1g及びクエン酸ナトリウム0.
17gを加えた。次に、新たに収穫した未洗浄の、濃縮
したラクトパシラス・ブランタルム(Lactobac
illus plantarum)25ccヲ、このリ
ン酸ジアンモニウム、ポリエチレングリコール3000
(3000は平均分子量である)、安息香酸ナトリウ
ム及びクエン酸ナトリウムの溶液と混合し、異なる温度
で保存した。細胞数を上記記載の方法と同様に測定し、
本実施例の結果を下記の表mに要約した。
して、緩衝液を調製した。これにPEG3000を1g
、安息香酸ナトリウム1g及びクエン酸ナトリウム0.
17gを加えた。次に、新たに収穫した未洗浄の、濃縮
したラクトパシラス・ブランタルム(Lactobac
illus plantarum)25ccヲ、このリ
ン酸ジアンモニウム、ポリエチレングリコール3000
(3000は平均分子量である)、安息香酸ナトリウ
ム及びクエン酸ナトリウムの溶液と混合し、異なる温度
で保存した。細胞数を上記記載の方法と同様に測定し、
本実施例の結果を下記の表mに要約した。
墓;
実施例3の懸濁液を32℃及び37℃で保存した。
19 Ef、83.8X10’ 137有19 G、5
5.8X108 !353表mのデータから、32℃に
おいては、生存率は10日1までは実質的に保持され、
19日1までは10のべき数の減少は無かったことが認
められる。より高い37℃の温度においては、細胞数の
10のべき数の減少は、6日目経過時点から始まった。
5.8X108 !353表mのデータから、32℃に
おいては、生存率は10日1までは実質的に保持され、
19日1までは10のべき数の減少は無かったことが認
められる。より高い37℃の温度においては、細胞数の
10のべき数の減少は、6日目経過時点から始まった。
丈1己Lu
かびを防ぐために、1重量/容量パーセントの安息香酸
ナトリウムを、アルギン酸ナトリウム及びリン酸ジアン
モニウムの溶液に加えたほかは、実施例1の工程と同様
に実験を行なった0次に、この調製溶液をラクトバシラ
ス・ブランタルムの懸濁に使用した。かび抑止剤を含ま
ない培養菌懸濁液の結果を記録した表工と、生存率にお
いて木質的に変化は無かった。
ナトリウムを、アルギン酸ナトリウム及びリン酸ジアン
モニウムの溶液に加えたほかは、実施例1の工程と同様
に実験を行なった0次に、この調製溶液をラクトバシラ
ス・ブランタルムの懸濁に使用した。かび抑止剤を含ま
ない培養菌懸濁液の結果を記録した表工と、生存率にお
いて木質的に変化は無かった。
要約すると、実施例1は担体としてアルギン酸ナトリウ
ムを含む緩衝液を用いた具体例を示している0表nは、
担体を含まない緩衝液を用いた具体例を示している。し
かしながら、組織を与えるための担体を加えないと、バ
クテリアは懸濁液中に沈殿していく傾向があり、この生
成物を1例えば牧畜への経口投与のような投与を行なう
ことは困難である0表mは担体としてPEGを含む緩衝
化溶液を、任意の安定度強化剤、安息香酸ナトリウム及
びクエン酸ナトリウムと共に用いた具体例を示す。
ムを含む緩衝液を用いた具体例を示している0表nは、
担体を含まない緩衝液を用いた具体例を示している。し
かしながら、組織を与えるための担体を加えないと、バ
クテリアは懸濁液中に沈殿していく傾向があり、この生
成物を1例えば牧畜への経口投与のような投与を行なう
ことは困難である0表mは担体としてPEGを含む緩衝
化溶液を、任意の安定度強化剤、安息香酸ナトリウム及
びクエン酸ナトリウムと共に用いた具体例を示す。
上記の実施例1及び2で分かるように、ラクトバシラス
・プランタルムを4℃において保存した場合はそれぞれ
54日及び47日の長期にわたって保存した場合におい
ても、生存率の減少は起こらない。更に表■から分かる
ように、安息香酸ナトリウム又はクエン酸ナトリウムの
ような1種以上の任意の試薬を用いても、生存率の減少
にほとんど影響を与えない。
・プランタルムを4℃において保存した場合はそれぞれ
54日及び47日の長期にわたって保存した場合におい
ても、生存率の減少は起こらない。更に表■から分かる
ように、安息香酸ナトリウム又はクエン酸ナトリウムの
ような1種以上の任意の試薬を用いても、生存率の減少
にほとんど影響を与えない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、バクテリアに対する特異基質である担体を含まない
、安定化量の水性緩衝化溶液中にバクテリアを添加混合
し、それにより、バクテリアの懸濁液を提供することを
特徴とする酸産生バクテリアの保存方法。 2、得られるバクテリア懸濁液が約6.0乃至約8.0
のpHを示す特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、該バクテリアが新たに収穫された培養物から誘導さ
れた酪酸産生バクテリアである特許請求の範囲第2項記
載の方法。 4、バクテリアを水性緩衝化溶液中に添加混合する前に
、新たに収穫された培養物を洗浄溶液で洗浄する特許請
求の範囲第3項記載の方法。 5、該水性緩衝化溶液が更に、バクテリアによる被発酵
性を実質的に示さない担体を含む特許請求の範囲第4項
記載の方法。 6、特許請求の範囲第5項記載の方法であって、該担体
が、緩衝化溶液の全容量に対して0.1乃至10重量/
容量パーセントの量存在する特許請求の範囲第5項記載
の方法。 7、該担体が、アルギン酸ナトリウム、カラジーナン、
アルギン酸カリウム、キサンタンガム、グアール・ガム
(Guar gum)、ローカスト・ビーン・ガム(L
ocust bean gum)、ペクチン、ポリエチ
レングリコール又はセルロース誘導体である特許請求の
範囲第6項記載の方法。 8、該緩衝化溶液中の緩衝剤が、リン酸ジアンモニウム
、二塩基性リン酸ナトリウム、重炭酸ジアンモニウム又
はそれらの混合物である特許請求の範囲第7項記載の方
法。 9、該溶液中のバクテリアが、0℃乃至32℃の温度で
保存した場合に少なくとも11日間の生存力を実質的に
保存する特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4
項、第5項、第6項、第7項又は第8項記載の方法。 10、抗酸化剤、かび抑制剤及び塩類から成る群より選
ばれた添加剤を更に包含する特許請求の範囲第8項記載
の方法。 11、かび抑制剤が、緩衝化溶液基準で0.1乃至5重
量/容量パーセントの安息香酸ナトリウムであり、塩が
、0.1乃至5重量/容量パーセントのクエン酸ナトリ
ウムである特許請求の範囲第10項記載の方法。 12、特許請求の範囲第3項、第4項又は第5項記載の
方法によって調製されたバクテリア懸濁液であって、該
バクテリアの生存力が、該懸濁液を約4℃の温度で47
日間保存した場合に実質的に保持される懸濁液。 13、生存酸産生バクテリアの懸濁液及び、バクテリア
に対する特異基質である担体を含まない水性緩衝化溶液
からなることを特徴とする組成物。 14、該懸濁液が、リン酸ジアンモニウム、二塩基性リ
ン酸ナトリウム、重炭酸ジアンモニウム及びそれらの混
合物から成る群より選ばれた緩衝剤を用いることにより
、約6.0乃至約8.0のpHを有し、該バクテリアが
、ロイコノストック・クレモリス(¥Leuconos
toc¥ ¥cremoris¥)、ストレプトコッカ
ス・ラクティス(¥Streptococcus¥ ¥
lactis¥)、S・クレモリス(¥L.¥ ¥cr
emoris¥)、S・ジアセチラクティス(¥S.¥
¥diacetylactis¥)、S・サーモフィ
ルス(¥S.¥ ¥thermophilus¥)、ラ
クトバシラス・ブルガリクス(¥Lactobacil
lus¥ ¥bulgaricus¥)、L・アシドフ
ィルス(¥L.¥ ¥acidophilus¥)、L
・ヘルベティクス(¥L.¥ ¥helveticus
¥)、L・ビフィズス(¥L.¥ ¥bifidus¥
)、L・カゼイ(¥L.¥ ¥casei¥)、L・ラ
クティス(¥L.¥ ¥lactis¥)、L・プラン
タラム(¥L.¥ ¥plantarum¥)、L・デ
ルブルエッキー(¥L.¥ ¥delbrueckii
¥)、L・サーモフィルス(¥L.¥ ¥thermo
philus¥)、L・フェルメンティー(¥L.¥
¥fermentii¥)及びペディオコッカス・セレ
ビジアエ(¥Pediococcus¥ ¥cerev
isiae¥)から成る群より選ばれたものである特許
請求の範囲第13項記載の組成物。 15、特許請求の範囲第14項記載の組成物であって、
該懸濁液が、アルギン酸ナトリウム、カラジーナン、ア
ルギン酸カリウム、キサンタンガム、グアール・ガム(
Guar gum)、ローカスト・ビーン・ガム(Lo
cust bean gum)、ペクチン、ポリエチレ
ングリコール又はセルロース誘導体から成る群より選ば
れた担体を包含する組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/719,895 US4720460A (en) | 1985-04-04 | 1985-04-04 | Process for preserving acid producing bacteria and compositions produced thereby |
US719895 | 1991-06-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61231994A true JPS61231994A (ja) | 1986-10-16 |
Family
ID=24891813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61074394A Pending JPS61231994A (ja) | 1985-04-04 | 1986-04-02 | 酸産生バクテリアの保存方法及びそれによつて製造される組成物 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4720460A (ja) |
EP (1) | EP0196593B1 (ja) |
JP (1) | JPS61231994A (ja) |
AT (1) | ATE77407T1 (ja) |
AU (1) | AU566174B2 (ja) |
BR (1) | BR8601513A (ja) |
CA (1) | CA1277266C (ja) |
DE (1) | DE3685673T2 (ja) |
ES (1) | ES8706336A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0276573A (ja) * | 1988-06-17 | 1990-03-15 | Allelix Inc | 微生物の生存性の維持方法 |
JP2015514750A (ja) * | 2012-04-23 | 2015-05-21 | バハラ バイオテック インターナショナル リミテッド | 新規なロタウイルスワクチン組成物及び同組成物を調製する方法 |
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CA1264275A (en) * | 1985-09-04 | 1990-01-09 | Wadley Technologies, Inc. | Stabilization of specimens for microbial analysis |
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