JPS61231130A - 複合材成形に供する繊維成形体の製造方法 - Google Patents

複合材成形に供する繊維成形体の製造方法

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Publication number
JPS61231130A
JPS61231130A JP7123985A JP7123985A JPS61231130A JP S61231130 A JPS61231130 A JP S61231130A JP 7123985 A JP7123985 A JP 7123985A JP 7123985 A JP7123985 A JP 7123985A JP S61231130 A JPS61231130 A JP S61231130A
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JP
Japan
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fiber
metal
fiber molded
molding
molded body
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Application number
JP7123985A
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English (en)
Inventor
Keiichiro Noguchi
野口 啓一郎
Yuji Takahashi
雄二 高橋
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属に鋳ぐるまれる等して繊維強化金属等の
複合材成形に供される繊維成形体の製造方法に関するも
のである。
(従来技術) 従来、自動車等に使用される部品の部分的強度゛ ある
いは部分的耐席耗性等を向上させるため、軽量、高強度
、高弾性率、高耐熱性などの特徴を有する繊維強化金属
(F RM、 Fibre ReinforcedMe
tal)が用いられている。このような繊維強化金属は
、従来、金属繊維を成形してなる繊維成形体を金属で鋳
ぐるむことよりなる溶湯鍛造法により製造されていた。
溶湯鍛造法は、上記繊維成形体と金属溶湯とのぬれ性が
良く、最終製品の形状が複雑な場合でも適用できること
などの理由により生産性が良いので、繊維強化金属の量
産に適していた。
ところで、上記繊維成形体は、ステンレスなどの鋼材あ
るいは鋳鉄などの所定の金属材料を切削する等により得
た金属繊維をプレスによって圧縮成形された成形体とし
て製造されていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、繊維成形体の従来の製造方法では、寸法
精度が悪く、また、短繊維を使用した場合、所定の空孔
率を得ることが困難であった。すなわち、従来の製造方
法では、プレス成形後の金属繊維がスプリングバックを
起こし、また圧縮成形した繊維成形体自身の強度を高め
るために繊維同志を焼結することも考えられが、この場
合、繊雌成形体が焼結炉の中に入れるまでの持ち運び作
業やわずかな振動でこわれ易く、このような理由により
、例えば繊維長5mm以下の短繊維では空孔率60%以
上の繊維成形体を製造することが事実上不可能であった
。また、高圧鋳造の場合には、従来の方法すなわち圧縮
成形のみにより得た繊維成形体は変形し易く、製品の所
定の場所に鋳ぐるまれないことがあった。
したがって、本発明の目的は、寸法精度が良くて所望の
空孔率を得ることができ、しかも変形を起こしにくいよ
うにした繊維成形体の製造方法を提供するものである。
(問題を解決するための手段、作用) 前述の目的を達成するため、本発明にあっては、加熱装
置を備えた成形型内で、金属繊維を加圧成形すると同時
に焼結するようにしである。
このような構成とすることにより、加圧成形のための外
力が開放された後も、焼結による形状保持作用によって
、加圧成形時の状態がそのまま維持されることになる。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
第1図において、1はプレス装置で、このプレス装置l
は、上パンチ2、下パンチ3、ホルダ4を備えている。
上パンチ2は、絶縁部5を介してアッパープラテン6に
懸架され、下パンチ3は絶縁部7を介してベースプラテ
ン8上に設置されている。上記ホルダ4は、下パンチ3
上下変位可能として図中左右方向に貫通するコネクティ
ングロッド9を利用して、所定ストロークだけ上下方向
に移動可能として下パンチ3に保持されている。
ホルダ4の底部lOと下パンチ3の上部11との間には
ダンパースプリング12が介在され、ホルダ4を上下動
可能に支持する。なお、上下のパンチ2.3とホルダ4
との間には絶縁部13a% 13bが介装されている。
上記上下のパンチ2.3はダイス鋼で構成されル一方、
該上下のパンチ2.3には、電極14.15が内蔵、保
持されている。この電極14,15は、銅又は黒鉛によ
って構成され、電源16に接続されている。
プレス装置lは、実施例ではリング状の繊維成形体を成
形するためのものであり・上記上下のパンチ2.3、ホ
ルダ4、絶縁部13a、13b。
電極14.15は円筒状の外形を有する。そして、ホル
ダ4は、円柱状の内ホルダ4Aと円筒状の外ホルダ4B
とを、前記コネクティングロッド9で結合することによ
り構成されている。
第2図に詳細に示すように、電極14、15の端面17
.18および絶縁部13a、13bを介したホルダ4の
壁面19.20は、実質的に金型を構成する。なお、2
2は、焼結を非酸化雰囲気で行なうための不活性ガス例
えばアルゴンガスの導入路である。
次に、第1図、第2図を参照しつつ、繊維成形体を製造
する方法を説明する。
まず、上パンチ2を挿入する前の前述した成形金型21
内に、金属繊維23を載置する。しかる後に上パンチ2
を金型21内に挿入し、金属繊維23を加圧成形する。
また、プレス成形すると同時に電源16から電力を供給
し、電極14.15を介して金属繊維23に通電を行な
う、金属繊維23は、通電されることによってジュール
熱を発生し、このジュール熱によって、金属線@23特
に金属繊維同志の絡みあう部分の焼結が行われる。なお
、前記成形時には、導入路22よりアルゴンガスが導入
されて、非酸化雰囲気に保たれる。
このようにして焼結成形された金属線a23は、繊維成
形体として鋳造工程に送られるが、この鋳造工程におけ
る鋳造装置(図示せず)をプレス装置1に近接して設け
た場合には、上記金属成形体に対して特に予熱を行われ
なくても、焼結時の熱が残存するため、鋳造時の金属溶
湯が繊維成形体の内部に入り易くなる。
上記第1図、第2図のプレス装置lを使用して本発明を
実施した結果得られた製品と、プレスし ゛た後に焼結
するという比較例の方法により製造した製品との比較を
行うため、次のような条件で試験を行った。
■繊維成形体の仕様 (i)使用する繊維:鋳鉄ファイ/( 直径100ILX長さ20mm (ii)寸法(プレス終了時):外径 100mm内径
 75mm 厚さ  10mm (iii )空孔率=80% ■成形の方法: (i)比較例ニ プレス荷重2.5tにて圧縮成形し、その後、1140
C@で30分間真空焼結を行った。
(ii)本発明試験例ニ ブレス荷重?、5tにて圧縮成形すると同時に、800
0Aで1200サイクル通電して焼結した。
試験結果は次のとおりであった。
■成形終了(焼結終了)後の成形体の寸法比 較 例:
  外径  101.3〜103.2 +u+厚み  
11.5〜12.8 mm 本発明試験例: 外径  88.8〜100.Ota層
厚さ   9.9〜10.0 mm ■曲げ強さ 比較例:22〜39kg/cm2 本発明試験例:  38〜45kg/cm2上記試験結
果から明らかなように、比較例による製品は、加圧成形
から焼結までのスプリングlくツクなどにより、焼結後
の製品のバラツキが多い、これに対し、本発明試験例に
よる製品は、プレスと焼結とを同時に行うので、スプリ
ングノ(ツタがなくバラツキが少ない、また、曲げ強さ
も38〜45Kg/cm2であり、空孔率80%すなわ
ち70%以上のものにも十分使用できることがわかった
第3図は本発明の他の実施例を示すものである。すなわ
ち、第3図に示したものは、リング状ではなく円盤状の
繊維成形体を成形するためのプレス装置30を示す0本
プレス装置30では略平板状の電極31と凹形の電極3
2とによって実質的に金型を構成し、この金型内に金属
繊維33を載置し成形する。なお、図において、34は
上パンチ35は下パンチであり、36はこれら上パンチ
34と下パンチ35との絶縁部である。
本発明によって製造した繊維成形体は、例えば第4図に
示されるようなピストンリングのリングキャリヤに使用
することができる0図において、41はピストンリング
、42はリングキャリヤ部である。該リングキャリヤ部
42に本発明によって製造した繊維成形体43を鋳ぐる
むことにより、高ガス圧に対抗することができ・、特に
ガス圧の高くなるディーゼルエンジンに用いて好適であ
る。なお、第4図中44はピストン(の頭部)、45は
シリンダ壁部である。
本発明によって製造した繊維成形体は、例えば第4図の
ようなリングキャリヤ部42に鋳込まれた場合、曲げ強
さが強く、形状維持性が良いので、高圧鋳造法により溶
湯内に鋳ぐるまれる際に変形せず、所定の位置に確実に
鋳ぐるまれることとなる。
(発明の効果) 本発明は以上述べたことから明らかなように。
金属繊維を加圧成形すると同時に焼結するようにしたの
で、繊維成形体のスプリングバックを生じることがなく
、寸法精度が向上する。
また、得られる繊維成形体を高圧鋳造によって鋳ぐるむ
場合でも変形しにくく、所定の位置に確実に鋳ぐるむこ
とができる。
さらに、短繊維を使用した場合でも高い空孔率の繊維成
形体を製造することができる。
さらにまた、加圧成形と焼結の二工程が一工程で行われ
るので、省工程化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するためのプレス装置の半断面図
。 第2図は第1図のプレス装置の成形金型部分を示す拡大
断面図。 第3図は他のプレス装置の金型部分を示す拡大断面図。 第4図は本発明によって製造した繊維成形体をピストン
のリングキャリヤ部に鋳ぐるんだものの断面図。 1.30ニブレス装置 2.34:上パンチ 3.35:下パンチ 4:ホルダ 5.7.13a、13b、36:絶縁部14.15.3
1.32:電極 16:電源 21:成形金型 23.33:金属繊維 43:繊維成形体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱装置を備えた成形金型内に金属繊維を充填し
    た後に、上記成形金型を閉成して上記金属繊維を加圧成
    形すると同時に、上記加熱装置により該金属繊維を焼結
    するようにした、 ことを特徴とする複合材成形に供する繊維成形体の製造
    方法。
JP7123985A 1985-04-05 1985-04-05 複合材成形に供する繊維成形体の製造方法 Pending JPS61231130A (ja)

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JP7123985A Pending JPS61231130A (ja) 1985-04-05 1985-04-05 複合材成形に供する繊維成形体の製造方法

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JP (1) JPS61231130A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6432557B2 (en) 1999-08-10 2002-08-13 Nhk Spring Co., Ltd. Metal matrix composite and piston using the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6432557B2 (en) 1999-08-10 2002-08-13 Nhk Spring Co., Ltd. Metal matrix composite and piston using the same

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