JPS61231051A - 形状記憶物品 - Google Patents
形状記憶物品Info
- Publication number
- JPS61231051A JPS61231051A JP7332185A JP7332185A JPS61231051A JP S61231051 A JPS61231051 A JP S61231051A JP 7332185 A JP7332185 A JP 7332185A JP 7332185 A JP7332185 A JP 7332185A JP S61231051 A JPS61231051 A JP S61231051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- shape
- shape memory
- memory article
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は形状記憶物品詳しくは熱により記憶された形状
に変形成長する物品に関するものである。
に変形成長する物品に関するものである。
(従来技術)
従来形状が変形する物品例えば玩具として、ゴム中に吸
水性ポリマーを配合したものからなるものがある。即ち
吸水性ポリマーを多量に配合したゴムで動物や怪獣を成
形し、そのあと卵形に塊状化しこれを水の中に入れてお
くと吸湿により徐々に大きく成長するという玩具である
。
水性ポリマーを配合したものからなるものがある。即ち
吸水性ポリマーを多量に配合したゴムで動物や怪獣を成
形し、そのあと卵形に塊状化しこれを水の中に入れてお
くと吸湿により徐々に大きく成長するという玩具である
。
(発明が解決しようとする問題点)
上記にあっては、水分の拡散速度に依存するため成長速
度が遅い。又湯水程度(35〜75℃)の温度でも形状
が復元する物品が玩具の外容器、リベット、保護リング
等として望まれる。
度が遅い。又湯水程度(35〜75℃)の温度でも形状
が復元する物品が玩具の外容器、リベット、保護リング
等として望まれる。
上記に鑑み、本発明は上記欠点や要望を解決するため開
発されたものである。以下例示の第1〜3図をも用いて
詳細に説明する。
発されたものである。以下例示の第1〜3図をも用いて
詳細に説明する。
(問題点を解決するための手段)
即ち本発明の形状記憶物品は、融点又はガラス転移点が
35〜75℃の高分子化合物に非結晶性プラスチック又
はゴムを配合し、種々の形状(例えば容器、リベット、
保護リング、動物、その他)に成形(第1〜3図の図(
al参照)後、架橋させ、その後加熱し乍ら卵型や三角
、四角の形状に或いは目的用途に応じた形状に圧縮成形
したものである(第1〜3図の図fbl参照)。
35〜75℃の高分子化合物に非結晶性プラスチック又
はゴムを配合し、種々の形状(例えば容器、リベット、
保護リング、動物、その他)に成形(第1〜3図の図(
al参照)後、架橋させ、その後加熱し乍ら卵型や三角
、四角の形状に或いは目的用途に応じた形状に圧縮成形
したものである(第1〜3図の図fbl参照)。
(作用)
圧縮成形されたものは前記融点近傍のお湯に浸漬するこ
とにより短時間で元の成形体に回復することが出来る(
第1〜3図の図(a)参照)。
とにより短時間で元の成形体に回復することが出来る(
第1〜3図の図(a)参照)。
第1〜3図中(1)は容器、(2)はリベット、(3)
は金属、プラスチック等の板、(4)は保護リング、(
5)は電気機器のシャーシ、(6)はあな、(7)は電
線コードを示し、(1′)、(2’)、及び(4つは容
器(1)、リベット(2)及び保護リング(4)を夫々
最初の形状(これは引いては最終の形状でもある)から
目的、用途に応じて変形させた中間の形状のものを示し
ている。
は金属、プラスチック等の板、(4)は保護リング、(
5)は電気機器のシャーシ、(6)はあな、(7)は電
線コードを示し、(1′)、(2’)、及び(4つは容
器(1)、リベット(2)及び保護リング(4)を夫々
最初の形状(これは引いては最終の形状でもある)から
目的、用途に応じて変形させた中間の形状のものを示し
ている。
前記に於いて、使用する高分子化合物としてはポリノル
ボーネン(ガラス転移点約35℃)やε−カブロラクト
ン重合体(ガラス転移点約60℃)やシス1−4トラン
スイソプレン重合体(ガラス転移点約70℃)を用いる
ことが出来、これらの融点又はガラス転移点が35℃未
満では保存安定性に欠け、75℃を超えると取り扱いが
やっかいとなり例えば小児等にはやけどの恐れが生じる
ため不向きである。
ボーネン(ガラス転移点約35℃)やε−カブロラクト
ン重合体(ガラス転移点約60℃)やシス1−4トラン
スイソプレン重合体(ガラス転移点約70℃)を用いる
ことが出来、これらの融点又はガラス転移点が35℃未
満では保存安定性に欠け、75℃を超えると取り扱いが
やっかいとなり例えば小児等にはやけどの恐れが生じる
ため不向きである。
上記高分子化合物単独では室温で硬くてもろい性質があ
るため非結晶性プラスチック又はゴムを10〜70重量
%配合することにより形状記憶物品例えば玩具として取
り扱いやすい成形体が得られる。
るため非結晶性プラスチック又はゴムを10〜70重量
%配合することにより形状記憶物品例えば玩具として取
り扱いやすい成形体が得られる。
非結晶性プラスチック又はゴムとしては35〜75℃で
融点あるいはガラス転移点をもたないポリ塩化ビニル樹
脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアク
リレート共重合体、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴ
ム、クロロプレンゴム、スチレンブタジェンゴム等を用
いることが出来、場合によってはプロセスオイル、ポリ
ブテンオイル、ペトロラタムジエリー等の軟化剤及び炭
酸カルシウム、タルク、クレー、石英粉、カーボン粉等
の充填材を添加することも可能である。
融点あるいはガラス転移点をもたないポリ塩化ビニル樹
脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアク
リレート共重合体、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴ
ム、クロロプレンゴム、スチレンブタジェンゴム等を用
いることが出来、場合によってはプロセスオイル、ポリ
ブテンオイル、ペトロラタムジエリー等の軟化剤及び炭
酸カルシウム、タルク、クレー、石英粉、カーボン粉等
の充填材を添加することも可能である。
上記混合物はプレス成形、射出成形あるいはブロー成形
等により種々の形状に成形し、その後化学架橋あるいは
電子線照射架橋等により3次元架橋する。
等により種々の形状に成形し、その後化学架橋あるいは
電子線照射架橋等により3次元架橋する。
架橋された物品は融点又はガラス転移点以上に加熱し例
えば卵形や四角形の型に入れ成形し、冷却後取り出すこ
とにより形状記憶物品が得られる。
えば卵形や四角形の型に入れ成形し、冷却後取り出すこ
とにより形状記憶物品が得られる。
以下に本発明の理解を助けるため実施例を述べる。
(実施例)
第1表の配合の樹脂で第1図に示すようなコツプ状玩具
を成形し電子線照射架橋後ブロック状に圧縮成形した。
を成形し電子線照射架橋後ブロック状に圧縮成形した。
その後何℃何分で元の状態に復元するか測定を行なった
。その結果を第1表に示す。
。その結果を第1表に示す。
第1表 実 施 例
(発明の効果)
以上の様な本発明は下記の様な効果を有している。即ち
低融点ポリマーを使用するため日常使用する容易に入手
出来る温度(35〜75℃)のお湯や熱風で、容易に形
状が復元出来る。
低融点ポリマーを使用するため日常使用する容易に入手
出来る温度(35〜75℃)のお湯や熱風で、容易に形
状が復元出来る。
図面は何れも本発明の形状記憶物品の適用例の説明図で
あり、第1図(al、(blは容器に、第2図(al、
(blはリベットに、第3図(al、(bl、(C1は
電気機器の保護リングに適用する場合である。なおこれ
ら図中(illは形状復元後(最初の形状でもある)、
(blは形状復元前、(C1は適用前の電気機器の部分
図を示している。 (1)・・・容器、(2)・・・リベット、(3)・・
・板、(4)・・・保護リング、(5)・・・シャーシ
、(6)・・・穴、(7)・・・電線コード /+ 1 図 (a) (b) 第2図 (a) (b)
あり、第1図(al、(blは容器に、第2図(al、
(blはリベットに、第3図(al、(bl、(C1は
電気機器の保護リングに適用する場合である。なおこれ
ら図中(illは形状復元後(最初の形状でもある)、
(blは形状復元前、(C1は適用前の電気機器の部分
図を示している。 (1)・・・容器、(2)・・・リベット、(3)・・
・板、(4)・・・保護リング、(5)・・・シャーシ
、(6)・・・穴、(7)・・・電線コード /+ 1 図 (a) (b) 第2図 (a) (b)
Claims (6)
- (1)融点又はガラス転移点が35℃〜75℃の高分子
化合物に、少くとも非結晶性プラスチック又はゴムを上
記の高分子化合物とプラスチック又はゴムの合計に対し
10〜70重量%混練した組成物で所望の形状に成形後
架橋した物品を融点以上に加熱し上記形状と異れる形に
成形し冷却後取り出してなることを特徴とする形状記憶
物品。 - (2)高分子化合物が、ポリノルボーネン、ε−カプロ
ラクトン共重合体、シス1−4トランスイソプレン共重
合体の群から選ばれる一つである特許請求の範囲第(1
)項記載の形状記憶物品。 - (3)非結晶性プラスチックが、ポリ塩化ビニル樹脂、
エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアクリレ
ート共重合体の群から選ばれる一つである特許請求の範
囲第(1)項記載の形状記憶物品。 - (4)非結晶性ゴムが、エチレンプロピレンゴム、ブチ
ルゴム、クロロプレンゴム、スチレンブタジエンゴムの
群から選ばれる一つである特許請求の範囲第(1)項記
載の形状記憶物品。 - (5)組成物が更に軟化剤としてプロセスオイル、ポリ
ブテンオイル、ペトロラタムジエリーの群から選ばれる
一つを含んでいる特許請求の範囲第(1)項記載の形状
記憶物品。 - (6)組成物が、更に充填材として炭酸カルシウム、タ
ルク、クレー、石英粉の群から選ばれる一つを含んでい
る特許請求の範囲第(1)項記載の形状記憶物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7332185A JPS61231051A (ja) | 1985-04-06 | 1985-04-06 | 形状記憶物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7332185A JPS61231051A (ja) | 1985-04-06 | 1985-04-06 | 形状記憶物品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61231051A true JPS61231051A (ja) | 1986-10-15 |
Family
ID=13514787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7332185A Pending JPS61231051A (ja) | 1985-04-06 | 1985-04-06 | 形状記憶物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61231051A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62174263A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-07-31 | Nok Corp | 形状記憶性エラストマ− |
JPS62192440A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-24 | Kuraray Co Ltd | 形状記憶性成形体およびその使用方法 |
JPS6485303A (en) * | 1987-09-28 | 1989-03-30 | Aderans Kk | Wig having shape holding member |
JPH01272822A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-31 | Motohisa Yoshida | 特殊フイラメント糸 |
JPH02118701U (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-25 | ||
WO1991007464A1 (fr) * | 1989-11-08 | 1991-05-30 | Atochem | Elastomere thermoplastique a base de polynorbornene et de polychlorure de vinyle |
GB2343896A (en) * | 1998-11-18 | 2000-05-24 | Norsk Hydro As | Thermoplastic elastomers |
WO2004033539A1 (en) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | University Of Connecticut | Blends of amorphous and semicrystalline polymers having shape memory properties |
EP1790680A1 (en) * | 2005-11-28 | 2007-05-30 | Mnemoscience GmbH | Verfahren zur Herstellung von Form-Gedächtnis Materialien aus standard thermoplastichen Polymeren |
CN113370561A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-09-10 | 浙江大学衢州研究院 | 多晶型聚合物弹性体区域化编程制备复杂三维结构的方法 |
-
1985
- 1985-04-06 JP JP7332185A patent/JPS61231051A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62174263A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-07-31 | Nok Corp | 形状記憶性エラストマ− |
JPS62192440A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-24 | Kuraray Co Ltd | 形状記憶性成形体およびその使用方法 |
JPS6485303A (en) * | 1987-09-28 | 1989-03-30 | Aderans Kk | Wig having shape holding member |
JPH01272822A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-31 | Motohisa Yoshida | 特殊フイラメント糸 |
JPH02118701U (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-25 | ||
WO1991007464A1 (fr) * | 1989-11-08 | 1991-05-30 | Atochem | Elastomere thermoplastique a base de polynorbornene et de polychlorure de vinyle |
US5312856A (en) * | 1989-11-08 | 1994-05-17 | Marius Hert | Thermoplastic elastomer based on polynorbornene and polyvinyl chloride |
GB2343896A (en) * | 1998-11-18 | 2000-05-24 | Norsk Hydro As | Thermoplastic elastomers |
GB2343896B (en) * | 1998-11-18 | 2002-09-18 | Norsk Hydro As | Thermoplastic elastomers |
WO2004033539A1 (en) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | University Of Connecticut | Blends of amorphous and semicrystalline polymers having shape memory properties |
JP2006503172A (ja) * | 2002-10-11 | 2006-01-26 | ユニバーシティ オブ コネチカット | 形状記憶特性を有するアモルファス及び半結晶質ポリマーのブレンド |
EP1790680A1 (en) * | 2005-11-28 | 2007-05-30 | Mnemoscience GmbH | Verfahren zur Herstellung von Form-Gedächtnis Materialien aus standard thermoplastichen Polymeren |
WO2007060022A1 (en) * | 2005-11-28 | 2007-05-31 | Mnemoscience Gmbh | Method of preparing shape memory materials starting from standard thermoplastic polymers |
CN113370561A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-09-10 | 浙江大学衢州研究院 | 多晶型聚合物弹性体区域化编程制备复杂三维结构的方法 |
CN113370561B (zh) * | 2021-04-21 | 2022-07-29 | 浙江大学衢州研究院 | 多晶型聚合物弹性体区域化编程制备复杂三维结构的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0323742A3 (en) | Polymer composition, its heat resistant, shape memory formed product and method of producing same | |
JPS61231051A (ja) | 形状記憶物品 | |
GB924285A (en) | A dunnage or packaging material and method of manufacture thereof | |
DE3885494D1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Propylenpolymergranulaten. | |
EP1790680A1 (en) | Verfahren zur Herstellung von Form-Gedächtnis Materialien aus standard thermoplastichen Polymeren | |
EP0780437A4 (en) | CROSSLINKABLE OR CURABLE POLYACTEON COMPOSITION, CROSSLINKED OR HARDENED MOLDING MATERIAL THEREOF AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF | |
JPH08109278A (ja) | 発泡成形体、発泡成形体用原料、および発泡成形体の製造方法 | |
MXPA01009556A (es) | Mezcla madre que tiene niveles elevados de resina, en particular para modificar polimeros. | |
JPH0572405B2 (ja) | ||
EP0026484A3 (en) | Process for producing elastomeric particles free of agglomeration | |
JPS6042432A (ja) | 発泡粒子 | |
EP0153464A2 (en) | Method of curing expansion-molded body of polyolefin | |
JP3207425B2 (ja) | エラストゾル,並びにその製造,使用及び製品 | |
EP0369387A3 (en) | Spherical vinyl chloride resin granules and process for producing the same | |
JP2004521160A5 (ja) | ||
JP2002270403A (ja) | 正抵抗温度特性抵抗体 | |
JPS5817239B2 (ja) | 接着性樹脂成形品 | |
JPS5516029A (en) | Hot-melt type adhesive | |
JPS5536204A (en) | Preparation of crosslinked molded product from chlorine- containing polymethylene rubber composition | |
JPS61190534A (ja) | 臭気の無いポリエチレン系樹脂の架橋発泡体の製造方法 | |
JPS5991125A (ja) | 球状ポリオレフイン樹脂粒子の製造方法 | |
KR930012941A (ko) | 전도성 중합체 조성물의 제조방법 | |
GB737111A (en) | Process and apparatus for the manufacture of porous moulded bodies from thermoplastic synthetic material | |
JPH01188323A (ja) | 形状記憶性ポリマー成形体の製造方法 | |
CA1055638A (en) | Dry, moldable and stable unsaturated polyester resin paste |