JPS6122895Y2 - - Google Patents

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JPS6122895Y2
JPS6122895Y2 JP3396981U JP3396981U JPS6122895Y2 JP S6122895 Y2 JPS6122895 Y2 JP S6122895Y2 JP 3396981 U JP3396981 U JP 3396981U JP 3396981 U JP3396981 U JP 3396981U JP S6122895 Y2 JPS6122895 Y2 JP S6122895Y2
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JP
Japan
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sensor
carrier roller
belt conveyor
roller
carrier
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JP3396981U
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JPS57147817U (ja
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  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はベルトコンベヤの故障診断装置に係
り、特に長距離コンベヤにおけるキヤリヤローラ
の異常を迅速に検出できるようにしたベルトコン
ベヤの故障診断装置に関する。
一般に、ベルトコンベヤには移送用ベルトを支
持するためのキヤリヤローラが移送方向に沿つて
複数配設されている。これらのキヤリヤローラに
は、輸送側のベルトを支持する上側キヤリヤロー
ラと、返送側のベルトを支持する下側キヤリヤロ
ーラ(リターンローラ)とがあるが、特に上側キ
ヤリヤローラは運搬物の荷重を直接受けるため摩
耗損傷等の不具合が発生し易い。キヤリヤローラ
の摩損は移送用ベルトの耐久性を著しく低下させ
るものであるから、異常キヤリヤローラは早期に
発見し、交換することが望ましい。
ところで、キヤリヤローラの異常の発見は従来
から巡回作業員の経験的勘によるところが大き
く、とりわけ移送距離の長いコンベヤ(長距離コ
ンベヤ)にあつて数万個にも及ぶキヤリヤローラ
が装備されていることから、メンテナンス上極め
て大変な作業であつた。また、コンベヤの設置場
所との関係でこのような巡回作業は一般に作業環
境の厳しいところで行われることになるので、異
常を早期に検出できるような装置による自動化、
省力化が望まれていた。
そこで、これらの要望に応えるベルトコンベヤ
の各キヤリヤローラ毎に異常を検出するためのセ
ンサを設置することも考えられるが、この場合製
作費が高くつくと共に振動等によりセンサが故障
し易いという問題がある。
本考案は上記実情に着目してこれらの問題点を
一挙に解決すべく案出されたものである。本考案
の目的は人手を必要とすることなくキヤリヤロー
ラの異常を迅速且つ容易に検出することができ、
キヤリヤローラの異常発見の自動化、省力化を達
成し得ると共に、耐久性があり廉価に製作するこ
とができるベルトコンベヤの故障診断装置を提供
するにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。
第1図、第2図において、1はベルトコンベヤ
であり、このコンベヤ1はフレーム2の長手方向
両端部に設けられた図示省略のベルト車と、これ
ら両ベルト車に巻掛けられた無端環境の移送用ベ
ルト3と、このベルト3の輸送側3aを支持すべ
くフレーム2上側にその長手方向に沿つて適宣間
隔にローラ台4を介して回転自在に設けられたキ
ヤリヤローラ5と、ベルト3の返送側3bを支持
すべくフレーム2下側にその長手方向に沿つて適
宣間隔に吊りブラケツト6を介して回転自在に設
けられたリターンローラ7とから主に構成されて
いる。
上記フレーム2の一側部には、キヤリヤローラ
5の位置を後述する台車11に知らせるためのロ
ーラ位置発信器8が上記キヤリヤローラ5毎に位
置させて設けられていると共に、台車の移動を案
内するためのガイドレール9がフレーム2の長手
方向、即ちコンベヤ1の移送方向に沿つて腕材1
0を介して設けられている。
一方、台車11には電動機により回転駆動され
る走行輪12が設けられ、これらの走行輪12は
上記ガイドレール9に転動自在に係合されてい
る。また、台車11にはコンベヤ1方向に伸縮す
る入れ子管状の操作部材13が設けられ、この操
作部材13の先端部にはキヤリヤローラ5の異常
を検出するためのセンサ14が取付けられてい
る。
台車11における操作部材13の対向側にはこ
の操作部材13を伸縮させるための伸縮駆動部1
5が設けられており、これによる操作部材13の
伸縮によつて台車11の移動時にはセンサ14を
第2図に仮想線で示すごとくローラ台4に当らな
いように収縮し、且つ台車11の停止状態におけ
る異常検出操作時にはセンサ14を同図に実線で
示すごとくキヤリヤローラ5間にその軸方向に沿
つて挿入すべく伸張するようになつている。
上記センサ14は摩擦や破壊等の異常によりキ
ヤリヤローラ5から発生する音を検出するもの
で、例えばマイクロホンが採用される。なお、そ
の他センサ14としてキヤリヤローラ5が破損時
および破損の結果生じる超音波、電子線、熱線、
振動等を検出し得るセンサを採用することも考え
られる。
台車11にはその走行及び操作部材13の伸縮
をコントローラ16からの指令信号により操作さ
せる指令信号受信器と、センサ14から検出され
た信号をコントローラ16へ送信する検出データ
送信器とが搭載されている。即ち、台車11はコ
ントローラ16からの指令によりガイドレール9
上を移動し、ローラ位置発信器8に接近した時そ
の信号を受けて停止し、この停止状態でセンサ1
4を伸縮操作してキヤリヤローラ5から発生して
いる信号を非接触状態で検出した後、その検出デ
ータをコントローラ16への送信して再び移動す
るように構成されている。一方、コントローラ1
6は台車11の移動・停止及びセンサ14の伸縮
を指令すると共に、台車11から送信された検出
データを受信してこれとキヤリヤローラの正常時
に記録した信号との比較演算を行い、キヤリヤロ
ーラの正常、異常を判定し、その判定結果を表示
及び記録するように構成されている(第3図参
照)。
なお、第3図において、17は台車に設けられ
た送受信アンテナ、18はコンベヤ1の移送方向
に沿つて適宣間隔にチヤンネルセレクタを介して
配設されたコントローラ16側の送受信アンテナ
である。
次に上記実施例の作用を述べる。
コンベヤ1の稼動時において、キヤリヤローラ
5は回転や摩擦により振動音や熱を発生している
が、摩耗したり破損した所謂異常キヤリヤローラ
5にあつては正常なものと比べて物理的に異なる
異常音あるいは異常熱を発しており、本考案装置
はそれらを信号として検出するものである。コン
トローラ16からの指令信号によつて台車11
は、ガイドレール9に沿つて自走し、その際ロー
ラ位置検出器8の位置に来たら一時停止し、この
停止状態でセンサ14によるキヤリヤローラ5の
異常検出操作が終了した後再び自走するというサ
イクルでキヤリヤローラ5の異常を逐一診断しつ
つコンベヤ1に沿つて移動する。
センサ14による異常検出操作を行う場合は、
収納状態にある操作部材13を伸張させ、その先
端に設けられたセンサ14をキヤリヤローラ5間
に軸方向に沿つて挿入する。この動作はコントロ
ーラ16からの信号に基づいて自動的になされ、
センサ14をキヤリヤローラ5に接触することに
なく検出を行う。キヤリヤローラ5から発してい
る信号はセンサ14によつて検出され、その検出
データは台車11からコントローラ16へ送られ
る。そして、コントローラ16は検出データをキ
ヤリヤローラ5の正常時に記録した信号と比較し
て、今診断されたキヤリヤローラ5の正常、異常
を判定し、その結果は表示及び記録される。
これらにより、キヤリヤローラの異常は迅速且
つ容易に検出されることになり、異常ロラは直ち
に交換することができる。ところで、センサ14
は操作部材13による移動操作によりキヤリヤロ
ーラ5やその近傍の部材と接触せずに検出機能を
発揮できるため、振動等を直接受けることがな
く、従つて耐久性の向上が図れると共に、本考案
装置は1つのセンサ14ですべてのキヤリヤロー
ラ5を賄えることから廉価に製作することができ
る。
なお、上記実施例における台車11の電動機等
への給電は、外部からの給電かあるいは蓄電池に
よつて行い、操作部材13の伸縮駆動部15はね
じジヤツキかあるいは流体圧シリンダによつて構
成しても良い。また、上記台車11の走行輪12
の代りにリニアモータを用いることもできる。
以上要するに本考案によれば次のごとき優れた
効果を発揮する。
(1) センサをベルトコンベヤに沿つて移動させつ
つ逐一キヤリヤローラの全体に接近させてその
異常を検出するため、人手を必要とすることな
くキヤリヤローラの異常を迅速且つ容易に検出
することができ、キヤリヤローラの異常発見の
自動化、省力化を達成し得る。
(2) 1つのセンサでしかもキヤリヤローラの振動
等発生源に直接接触させることなく異常を検出
できるため、廉価に製作することができると共
に、耐久性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す斜視図、
第2図は同要部拡大断面図、第3図はコントロー
ラの系統図である。 図中、1はベルトコンベヤ、5はキヤリヤロー
ラ、9はガイドレール、11は台車、14はセン
サ、16はコントローラである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移送方向に沿つて複数配列されたキヤリヤロー
    ラを有するベルトコンベヤを故障を診断する装置
    において、上記ベルトコンベヤの側部にその移送
    方向に沿つて設けられたガイドレールと、該ガイ
    ドレール上に走行自在に支持された台車と、該台
    車からベルトコンベヤ方向へ伸縮自在に設けら
    れ、キヤリヤローラ間に挿入されてその異常を検
    出するセンサと、上記台車の移動を操作すると共
    に上記センサからの検出信号に基づき異常キヤリ
    ヤローラの位置を検出するコントローラとを備え
    たことを特徴とするベルトコンベヤの故障診断装
    置。
JP3396981U 1981-03-11 1981-03-11 Expired JPS6122895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3396981U JPS6122895Y2 (ja) 1981-03-11 1981-03-11

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JP3396981U JPS6122895Y2 (ja) 1981-03-11 1981-03-11

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Publication Number Publication Date
JPS57147817U JPS57147817U (ja) 1982-09-17
JPS6122895Y2 true JPS6122895Y2 (ja) 1986-07-09

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ID=29831300

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JP5318611B2 (ja) * 2009-02-19 2013-10-16 株式会社ブリヂストン コンベヤベルト及びガイドローラの不良判定システム
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JP6179610B2 (ja) * 2015-02-03 2017-08-16 Jfeスチール株式会社 ベルトコンベア設備点検システム
JP6809494B2 (ja) * 2017-07-14 2021-01-06 Jfeスチール株式会社 ベルトコンベアの管理方法および管理システム

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JPS57147817U (ja) 1982-09-17

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