JPS6122756Y2 - - Google Patents

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JPS6122756Y2
JPS6122756Y2 JP2672682U JP2672682U JPS6122756Y2 JP S6122756 Y2 JPS6122756 Y2 JP S6122756Y2 JP 2672682 U JP2672682 U JP 2672682U JP 2672682 U JP2672682 U JP 2672682U JP S6122756 Y2 JPS6122756 Y2 JP S6122756Y2
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JP
Japan
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chips
cutting oil
conveyor
sieve plate
chip
Prior art date
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JP2672682U
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JPS58128852U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は旋盤等の工作機械の作業中に生じた切
削油が付着したチツプをベルトコンベアにより搬
送除去する過程において、切削油の付着したチツ
プから切削油を篩別除去してチツプと切削油をそ
れぞれ、個別に回収しうるチツプコンベアのスト
レーナに関する。
(従来技術) 従来、この種のチツプコンベアとしては、たと
えば、本願出願人の出願による実願昭55−94774
号(実開町58−128851号)公報に記載の技術があ
る。この技術は、具体的には、切削用工作機械の
稼動中に生じた切削屑(チツプ)をベルトコンベ
アの上に搭載して搬送するに際し、チツプを順
次、機框の終端方向へ移動させ、コンベアの折り
返し部位において落下させ、チツプ収容箱内に回
収する手段について開示したものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の従来技術ではチツプに切
削油が付着した状態のままで回収される。したが
つて、通常、回収された切削油の付着したチツプ
をそのまま処分するか、あるいは適当な爾後処理
によつてあらためて、チツプから切削油を分離
し、回収した切削油を再使用し、切削油が分離除
去されたチツプのみを集めて処分しているいうの
が実情である。このように、従来技術によれば、
チツプの搬送過程でチツプとこれに付着する切削
油をそれぞれ、分離しようというものではないの
で切削油の効率的なリサイクル活用という点なら
びに切削油が篩別除去されたチツプの効率的回収
という点ではきわめて問題が多いといわざるをえ
なかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述の問題点にかんがみ、考案された
ものであつて、旋盤等の工作機械の稼働中に生じ
た切削油の付着したチツプを作業場からベルトコ
ンベアで搬送除去するに際し、切削油が付着した
チツプから切削油を効率的に分離除去し、切削油
が分離除去されたチツプを効率的に回収するとと
もに切削油を効率的にリサイクル活用する目的で
チツプの搬送過程で切削油の付着したチツプから
切削油を効率的に篩別分離できるチツプコンベア
のストレーナを提供しようというものである。
以下、本考案の構成について説明する。
すなわち、本考案の構成要旨とするところは、
切削油を含すチツプを搭載して移動するベルトコ
ンベアの前方端から前記チツプを落下させて回収
するチツプコンベアにおいて、前記コンベア機框
終端に落差のある長溝が相互対応する個所に設け
られた一対の保護カバーを略機框幅に離間して配
設するとともにチツプが滑落しない程度に傾斜さ
れた篩板をその下端部を支点として前記保護カバ
ー内に遊嵌し、前記長溝間に支承杆を貫通して前
記篩板を支承するとともにベルト体の駆動軸端部
に配装したスプロケツト歯車の偏心点と前記支承
杆の両端との間を連杆でもつて連結したことを特
徴とするチツプコンベアのストレーナにある。
(実施例) つぎに、本考案の一実施例を添付図面について
説明する。
第1図は本考案チツプコンベアのストレーナの
作動状態を示す説明図、第2図は同じくストレー
ナ部分の拡大斜視図、第3図は同じく拡大正面
図、第4図は本考案チツプコンベアのベルト体の
一部拡大平面図、第5図は同じく一部拡大断面図
である。
これらの図面において、符号1はベルトコンベ
アであり、作業場から発生する切削油が付着した
チツプ2を搭載して機框20終端方向へ移動す
る。ベルトコンベアのベルト体3は好ましくは、
第4図ならびに第5図に示すように金遷板4を蝶
番5で連結した無端のもので、金属板の適当数ご
とに一定間隔をおいてチツプ掻き板6が固着され
たものとする。また、8,8′は略機框幅に離間
してベルトコンベアの機框終端に配設された保護
カバーであつて、該カバーの相互対応する個所に
落差のある長溝9,9′が設けられている。そし
て、7は前記チツプが滑落しない程度に傾斜さ
れ、その下端部を支点として、前記保護カバー内
に遊装された篩板であつて、ベルトコンベアの折
り返し点から落下するチツプを受け止めて切削油
のみを濾しうる役割を果たし、たとえば、金網
類・金属板に多数の孔が穿設されたものなどを選
択すればよい。10は前記長溝9,9′間に貫通
された支承杆であつて、前記篩板をその裏面側か
ら支承している。ちなみに、上記において、落差
のある長溝とは、長溝の低位に支承杆が位置する
場合には篩板の傾斜状態が緩傾斜となつて該簫板
上に堆積したチツプが滑落せず、逆に、長溝の高
位に支承杆が位置する場合には篩板の傾斜状態が
急傾斜となつて該篩板上に堆積したチツプが完全
に滑落しうる状態を現出するという意味であり、
通常、これを達成するための長溝の形状は第2図
に図示するように斜め方向に長細い穿孔が採用さ
れるが、かならずしもこれに限らず、その長溝の
形状、長さは上述のように篩板が緩傾斜と急傾斜
の両状態になるうるように適宜、決定すればよ
い。さらに、11は連杆であつて、ベルト体を回
転させる駆動軸19と同軸端部に配装されたスプ
ロケツト歯車12の偏心点13と前記支承杆の両
端との間を連結すべく前記保護カバー8の外側に
配設されている。なお、スプロケツト歯車におけ
る偏心点13の位置は前記長溝の長さとの関係を
考慮して決定する。また、14は切削油パンであ
り、この中に溜つた切削油15はパイプ16で以
て再び作業場へ供給し、使用する。さらに、17
は切削油が篩別除去されたチツプの回収するため
のチツプ収容箱である。
(作用) 以上のように構成される本考案はつぎのように
作用する。
すなわち、本考案においては工作機械の稼働中
に発生する切削油が付着したチツプはコンベアベ
ルトによつて前方端部の折り返し部位まで搬送さ
れ、ここで下方の篩板の上に落下する。コンベア
ベルトが動いている間は同ベルトの駆動軸の端部
に配装したスプロケツト歯車が回転し、これに同
調して同スプロケツト歯車の偏心点と篩板を支承
する支承杆の両端を連結する連杆を介して支承杆
は長溝の低位と高位の間を往復動する。支承杆の
動きに追動して篩板はその下端部を支点として傾
斜揺動するが、支承杆が長溝の低部位に位置して
いると篩板は緩傾斜となつてチツプは篩板上に堆
積し、落下するまでの間にチツプに付着せる切削
油が篩板で漉される。ついで支承杆の長溝の高位
に位置して篩板が急傾斜となるとチツプは篩板面
上から滑落してチツプ収容箱へ回収され、コンベ
アベルトが動いている間、篩板の上記傾斜揺動は
繰り返される。
(考案の効果) 以上のように構成される本考案はつぎのような
効果を奏する。
(1) 本考案によれば、従来、切削油の付着したチ
ツプは回収後に爾後処理を経なければチツプと
切削油とを分離できなかつたが、ベルトコンベ
アによる搬送過程の段階でチツプから切削油を
自動的に分離できるので爾後処理が不要であ
り、きわめて能率的にチツプと切削油の篩別分
離ができる。
(2) また、本考案によれば、篩板の傾斜揺動はベ
ルトコンベアのベルト体を駆動させる駆動源と
同一のものを利用することによつて簡単におこ
なわれるので、従来のこの種のコンベアに若干
の改良(篩板を傾斜揺動させるための改良)を
施すだけでなしうるので、従来のこの種コンベ
ア(既存設備)をそのまま、活用できるメリツ
トもある。
(3) さらに、本考案によれば、篩板がベルトコン
ベアの前方端下向きに配設されているので、こ
こで濾過された切削油は切削油パンからパイプ
により作業場の工作機械まで搬送されるが、前
記パンは比較的高い位置にあるのでポンプ等の
使用によらずとも落差の利用により搬送がおこ
なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案チツプコンベアのストレーナの
作動状態を示す説明図、第2図はストレーナ部分
の拡大斜視図、第3図は同じく拡大正面図、第4
図は本考案チツプコンベアのベルト体の一部拡大
平面図、第5図は同じく拡大断面図である。 1……ベルトコンベア、2……チツプ、3……
ベルト体、4……金属板、5……蝶番、6……チ
ツプ掻き板、7……篩板、8,8′……保護カバ
ー、9,9′……長溝、10……支承杆、11…
…連杆、12……スプロケツト歯車、13……偏
心点、14……切削油パン、15……切削油、1
6……パイプ、17……チツプ収容箱、18……
駆動源(モータ)、19……駆動源、20……機
框。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切削油を含むチツプを搭載して移動するベルト
    コンベアの前方端から前記チツプを落下させて回
    収するチツプコンベアにおいて、前記コンベア機
    框終端に落差のある長溝が相互対応する個所に設
    けられた一対の保護カバーの略機框幅に離間して
    配設するとともにチツプが滑落しない程度に傾斜
    された篩板をその下端部を支点として前記保護カ
    バー内遊装し、前記長溝間に支承杆を貫通して前
    記篩板を支承するとともにベルト体の駆動軸端部
    に配装したスプロケツト歯車の偏心点と前記支承
    杆の両端との間を連杆でもつて連結したことを特
    徴とするチツプコンベアのストレーナ。
JP2672682U 1982-02-25 1982-02-25 チツプコンベアのストレ−ナ Granted JPS58128852U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2672682U JPS58128852U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 チツプコンベアのストレ−ナ

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JP2672682U JPS58128852U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 チツプコンベアのストレ−ナ

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Publication Number Publication Date
JPS58128852U JPS58128852U (ja) 1983-08-31
JPS6122756Y2 true JPS6122756Y2 (ja) 1986-07-08

Family

ID=30038669

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JP2672682U Granted JPS58128852U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 チツプコンベアのストレ−ナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4247876B2 (ja) * 2002-10-18 2009-04-02 住友重機械ファインテック株式会社 コンベヤ用液切り装置
JP5489231B2 (ja) * 2010-10-15 2014-05-14 テラル株式会社 クーラント処理装置
JP6751034B2 (ja) * 2017-02-16 2020-09-02 Dmg森精機株式会社 チップコンベア

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JPS58128852U (ja) 1983-08-31

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