JPS61227267A - ビデオデイスクプレ−ヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はサイズの異なる複数のディスクを再生すること
が可能なビデオディスクプレーヤに関するものである。

〈発明の概要〉 本発明はディスクサイズに応じて再生ＦＭ信号の高域成
分を増減し画質の向上を図るものである。

〈従来の技術〉 一般にビデオディスクでは映像及び音声信号をＦＭ変調
し、螺旋状の記録トラックに沿って凹凸信号（以下ピッ
トと称す）として記録している。

従って定速回転再生する方式の通常のビデオディスクプ
レーヤにおいては、ディスク内周部でのピット密度が高
くなり、ピックアップしｆｃ　Ｆ　Ｍ信号のスペクトラ
ムが第３図Ｂの破線で示す如く外周部でのスペクトラム
（第３図Ａの実線に示す）に比べ、高域周波数成分のエ
ネルギーが減少する。

〈発明が解決しようとする問題点〉 このようなことはディスク内周部での画質劣化の原因と
なる。

特にサイズの異なる大小２種類のディスクの再生可能な
ビデオディスクプレーヤにおいて、特にコンパクトサイ
ズのディスクを再生したときには標準サイズのディスク
再生時と比較して画質劣化が顕著となっていた。

く問題点を解決するための手段〉 本発明はこのような点に鑑みなされたものであり、第１
図に示すようにピックアップ装置１、前置増幅器２、Ｆ
Ｍ復調器３、映像信号処理回路４、音声信号処理回路５
等からなるビデオディスクプレーヤにおいて、ディスク
６のサイズを検知するディスクサイズ検知装置７を設け
るとともにＦＭ復調器３の前段に高域周波数特性を適宜
切換えることができるイコライザ増幅器８を設は友もの
である。

く作　用〉 上記のように構成されるビデオディスクプレーヤでは、
ピックアップ装置１にてディスク６より検出されたディ
スク再生ＦＭ信号は前置増幅器２及びイコライザ増幅器
８にて増幅されたのちＦＭ復調器３に加えられＦＭ復調
される。この復調信号は映像信号処理回路４及び音声信
号処理回路５に加えられ、映像信号処理回路４ではドロ
ップアウト補償、色副搬送波周波数変換、ジッター補正
等の周知の処理動作が行なわれ標準カラーテレビジョン
方式の映像信号として出力され、一方音声信号処理回路
５ではノイズリダクション処理されるとともにり、Ｒの
２つの音声チャンネルに分離され出力される。

さらにここではディスクサイズ検知装置７において装着
したディスク６のサイズが検知され、特にコンパクトサ
イズのディスクが検知された場合には、イコライザ増幅
器８の周波数特性が第４図りの破線に示す如く切換えら
れ、殊にその高域特性が第４図Ｃに示す標準サイズのデ
ィスク再生時に比較して持上げられる。

このような結果コンパクトサイズのディスク再生時に生
じる再生ＦＭ信号の側波帯の高域成分の低下が抑止され
、画質の劣化が補償される。

〈実施例〉 第２図は本発明のビデオディスクプレーヤに使用される
イコライザ増幅器８の具体的な回路図を示す。ここでは
トランジスタＱｔ＋コイルＩｊｌ＋コンデンサＣｒ　＋
　Ｃ２、抵抗Ｒｔ　、Ｒ２、Ｒ３等からなる一般のイコ
ライザ回路において、エミッタ抵抗Ｒ３と並列にエミッ
タピーキング用コンデンサＣ３とスイッチング用トラン
ジスタＱ２との直列回路を接続したものである。

ここでいま標準サイズのディスクを再生した場合にはデ
ィスクサイズ検知装置７よりスイッチング用トランジス
タＱ２のベースに″Ｌ＃レベルの信号が印加され該トラ
ンジスタＱ２はカットオフ状態に維持される。この場合
前置増幅器２より供給される再生ＦＭ信号はバンドパス
フィルタ及び結合用コンデンサＣ１を介してトランジス
タＱ１のベースに印加され、ここで第４図Ｃの実線に示
すような周波数特性をもって増幅されたのちトランジス
タＱ１のコレクタより出力され後段のＦＭ復調器３に供
給される。

一方コンパクトサイズのディスクを再生した場合には、
ディスクサイズ検知装置７よりスイッチング用トランジ
スタＱ２のベースにＨ“レベルの信号が印加され該トラ
ンジスタＱ２がオン状態になる。これによってエミッタ
抵抗Ｒ３と並列にピーキング用コンデンサＣ３が挿入さ
れ、このとき前置増幅器２よりバンドパスフィルタを介
して供給される再生ＦＭ信号は第４図りの破線に示すよ
うな周波数特性をもって増幅されトランジスタＱｌのコ
レクタから後段のＦＭ復調器３へ出力される。

上記実施例では標準サイズとコンパクトサイズとの大小
２種類のディスクを再生する場合について述べたが、３
種類以上のディスクを再生する場合にはそれに合わせて
適当な定数をもったピーキング用コンデンサとスイッチ
ング用トランジスタとの直列回路をエミッタ抵抗Ｒ３と
並列に複数個接続し、ディスクサイズに応じて適宜スイ
ッチング用トランジスタをオンオフ制御すればよい。

〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、サイズの異なる複数のデ
ィスクの再生可能なビデオディスクプレーヤにおいて、
装着ディスクのサイズを検知してＦＭ復調器前段のイコ
ライザ増幅器の周波数特性を自動的に切換えるようにし
ているため、特にコンパクトサイズのディスク再生時の
画質劣化を補償することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るビデオディスクプレーヤのブロッ
ク図、第２図は同ビデオディスクプレーヤに使用される
イコライザ増幅器の１実施例の回路図、第３図は再生Ｆ
Ｍ波のスペクトラム、第４図はイコライザ増幅器の周波
数特性である０３・・・ＦＭ復調器、　６・・・ディス
ク、　７・・・ディスクサイズ検知装置、　　８・・・
イコライザ増幅器。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名）第１図 イコフイｆ４＃Ｊｃｒ）ｍｓｓｍ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、サイズの異なる複数のディスクの再生可能なビデオ
   ディスクプレーヤにおいて、装着したディスクのサイズ
   を検知するディスクサイズ検知手段と、該検知手段の検
   知出力に基いてＦＭ復調器前段のイコライザー増幅器の
   高域周波数特性を切換える特性切換手段とを具備し、デ
   ィスクサイズに応じて再生ＦＭ信号の高域成分を増減す
   るようにしたことを特徴とするビデオディスクプレーヤ
   。