JPS61227188A - 気化性防錆剤 - Google Patents
気化性防錆剤Info
- Publication number
- JPS61227188A JPS61227188A JP6809485A JP6809485A JPS61227188A JP S61227188 A JPS61227188 A JP S61227188A JP 6809485 A JP6809485 A JP 6809485A JP 6809485 A JP6809485 A JP 6809485A JP S61227188 A JPS61227188 A JP S61227188A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rust
- caprylic acid
- corrosion inhibitor
- hexamethylenetetramine
- volatile corrosion
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業上の利用分野】本発明は亜硝酸塩を含まない鉄鋼
用の気化性防錆包装材料用の気化性防錆剤に関する。
用の気化性防錆包装材料用の気化性防錆剤に関する。
【従来技術および本発明が解決しようとする問題点】従
来、鉄鋼の気化性防錆包装材料用として使用されている
気化性防錆剤としては、ジシクロヘキシルアンモニウム
ナイトライト、尿素と亜硝酸ナトリウム、ヘキサメチレ
ンテトラミンと亜硝酸ナトリウム、安息香酸エタノール
アミンと亜硝酸ナトリウム、エチレン尿素と亜硝酸ナト
リウム等がしられている。しかし、これらの気化性防錆
剤は、いずれも、有機アミンまたは有機アミン塩と亜硝
酸ナトリウムを含有しているため、近年、発ガン性の疑
いが濃厚といわれているニトロソアミンの生成の恐れが
あり、使用が好ましくないといわれているにもかかわら
ず今もって広く使用されているのは、防錆性と持続性に
優れ、しかも経済的であるからである。従来、鉄鋼用の
非亜硝系で水溶性の気化性防錆剤としては、安息香酸ア
ンモン、安息香酸モノエタノールアミン、安息香酸シク
ロヘキシルアミン、ヘキサメチレンテトラミン、エチレ
ン尿素等が知られているが、気化性に乏しく気化性防錆
包装材料用としては実用上使用し得ないものである。 本発明は前述の点に鑑み、従来の亜硝系の防錆紙に匹敵
する気化性防錆性と防錆持続性を具備する気化性防錆包
装材料用に適した経済的な非亜硝系の気化性防錆剤を提
供するためになされたものである。
来、鉄鋼の気化性防錆包装材料用として使用されている
気化性防錆剤としては、ジシクロヘキシルアンモニウム
ナイトライト、尿素と亜硝酸ナトリウム、ヘキサメチレ
ンテトラミンと亜硝酸ナトリウム、安息香酸エタノール
アミンと亜硝酸ナトリウム、エチレン尿素と亜硝酸ナト
リウム等がしられている。しかし、これらの気化性防錆
剤は、いずれも、有機アミンまたは有機アミン塩と亜硝
酸ナトリウムを含有しているため、近年、発ガン性の疑
いが濃厚といわれているニトロソアミンの生成の恐れが
あり、使用が好ましくないといわれているにもかかわら
ず今もって広く使用されているのは、防錆性と持続性に
優れ、しかも経済的であるからである。従来、鉄鋼用の
非亜硝系で水溶性の気化性防錆剤としては、安息香酸ア
ンモン、安息香酸モノエタノールアミン、安息香酸シク
ロヘキシルアミン、ヘキサメチレンテトラミン、エチレ
ン尿素等が知られているが、気化性に乏しく気化性防錆
包装材料用としては実用上使用し得ないものである。 本発明は前述の点に鑑み、従来の亜硝系の防錆紙に匹敵
する気化性防錆性と防錆持続性を具備する気化性防錆包
装材料用に適した経済的な非亜硝系の気化性防錆剤を提
供するためになされたものである。
【問題を解決する手段】即ち本発明は、カプリル酸と一
般式Ｒ，Ｎ−ＣＨ２ＣＨ２ＯＨ（Ｒ： ＣｎＨ２ｎ、Ｉ
ｎ＝１〜３）テ表わされる第３級アミンの当モル反応
生成物（９下カプリル酸アミン塩という）とヘキサメチ
レンテトラミンの混合物で、その配合比は、重量比で２
０〜８０ ：８０〜２０の割合で含有する気化性防錆剤
に関する。本発明の一成分であるカプリル酸アミン塩を
含浸加工して得た防錆紙は、気化性に優れ初期防錆効果
がよいが、その反面防錆持続性が劣ることがわかった。 この点を改善するため含浸量を多くする方法は、臭気が
若干強くなる欠点があり、特にコストが高くなることで
実用上、採用し難いものである。本発明者は、この問題
を改善するため、種々検討を重ねた結果、カプリル酸ア
ミン塩にヘキサメチレンテトラミンを配合使用すること
により、従来の亜硝系の防錆紙の性能に匹敵することを
見い出し本発明の目的を達成することができた。本発明
に使用する前述の第３級アミンは、ジメチルエタノール
アミン及び、ジエチルエタノールアミン、または、ジイ
ソプロピルエタノールアミンのことであり、単独または
任意の量を２Ｍ以以上台して使用することができる。 カプリル酸アミン塩とヘキサメチレンテトラミンの配合
比は、重量比で２０〜ｓｏ ：８０〜２０でありこの範
囲外では本発明の目的；よ達せられないまた好ましい配
合比は、４０〜６０ ：６０〜４０である。カプリル酸
アミン塩は、ジメチルエタノールアミン塩またはジエチ
ルエタノールアミン塩及びジイソプロピルアミン塩があ
るが単品でも２種以上の混合品でも効果に変わりはない
。カプリル酸と第３級アミンの反応は当モルを常温で３
０分程度撹拌混合することで容易に製造できる。反応生
成物は、液体で水には任意の割合で溶解する。 本発明による気化性防錆剤を、シート状の紙、不織布、
織布等の包装材料に塗布含浸加工する場合はイオン交換
水で５０％程度の濃厚液を調製して使用すればよい。本
発明による防錆剤の含浸量は、乾燥重量で５〜１５ｇ／
ｒｎ’が適当である。以下本発明を実施例によって説明
する。
般式Ｒ，Ｎ−ＣＨ２ＣＨ２ＯＨ（Ｒ： ＣｎＨ２ｎ、Ｉ
ｎ＝１〜３）テ表わされる第３級アミンの当モル反応
生成物（９下カプリル酸アミン塩という）とヘキサメチ
レンテトラミンの混合物で、その配合比は、重量比で２
０〜８０ ：８０〜２０の割合で含有する気化性防錆剤
に関する。本発明の一成分であるカプリル酸アミン塩を
含浸加工して得た防錆紙は、気化性に優れ初期防錆効果
がよいが、その反面防錆持続性が劣ることがわかった。 この点を改善するため含浸量を多くする方法は、臭気が
若干強くなる欠点があり、特にコストが高くなることで
実用上、採用し難いものである。本発明者は、この問題
を改善するため、種々検討を重ねた結果、カプリル酸ア
ミン塩にヘキサメチレンテトラミンを配合使用すること
により、従来の亜硝系の防錆紙の性能に匹敵することを
見い出し本発明の目的を達成することができた。本発明
に使用する前述の第３級アミンは、ジメチルエタノール
アミン及び、ジエチルエタノールアミン、または、ジイ
ソプロピルエタノールアミンのことであり、単独または
任意の量を２Ｍ以以上台して使用することができる。 カプリル酸アミン塩とヘキサメチレンテトラミンの配合
比は、重量比で２０〜ｓｏ ：８０〜２０でありこの範
囲外では本発明の目的；よ達せられないまた好ましい配
合比は、４０〜６０ ：６０〜４０である。カプリル酸
アミン塩は、ジメチルエタノールアミン塩またはジエチ
ルエタノールアミン塩及びジイソプロピルアミン塩があ
るが単品でも２種以上の混合品でも効果に変わりはない
。カプリル酸と第３級アミンの反応は当モルを常温で３
０分程度撹拌混合することで容易に製造できる。反応生
成物は、液体で水には任意の割合で溶解する。 本発明による気化性防錆剤を、シート状の紙、不織布、
織布等の包装材料に塗布含浸加工する場合はイオン交換
水で５０％程度の濃厚液を調製して使用すればよい。本
発明による防錆剤の含浸量は、乾燥重量で５〜１５ｇ／
ｒｎ’が適当である。以下本発明を実施例によって説明
する。
表−１の配合処方による成分を含有する気化性防錆剤を
イオン交換水を用いて、５０％ｗｔ水溶液とし、秤量７
０ｇ／ｒｎ’の中性クラフト紙に塗布含浸後、乾燥して
防錆紙を調製した。得られた防錆紙は次の防錆試験■お
よび■を行なった。
イオン交換水を用いて、５０％ｗｔ水溶液とし、秤量７
０ｇ／ｒｎ’の中性クラフト紙に塗布含浸後、乾燥して
防錆紙を調製した。得られた防錆紙は次の防錆試験■お
よび■を行なった。
【防錆試験！】・・・・・気化性防錆性ＪＩＳＺＩＳ３
５気化性サビ止め気化性サビ環、及び４．４項の気化性
さび止め性試験に準じて行った。 初期防錆効果をしらべるための試験条件は温度２０±２
℃にて１時間保存後とし、防錆力の持続性を判定するｔ
二めに、温度６０±２℃の条件で一定時間防錆紙を暴露
した後の気化防錆力試験を行った。
５気化性サビ止め気化性サビ環、及び４．４項の気化性
さび止め性試験に準じて行った。 初期防錆効果をしらべるための試験条件は温度２０±２
℃にて１時間保存後とし、防錆力の持続性を判定するｔ
二めに、温度６０±２℃の条件で一定時間防錆紙を暴露
した後の気化防錆力試験を行った。
【防錆試験■】・・・・・濃度サイクルテスト研磨清浄
した鋼板（ＪＩＳＧ−３１４１６０Ｘ８０Ｘ１．２ｍｍ
）を供試防錆紙で包装し下記条件にて２８サイクル（４
週間）試験した。試験終了後さびの有無を目視でしらべ
た。 （試験条件） 温度５℃、９０％ＲＨ，８時間、温度４０℃、９５％Ｒ
Ｈ，１６時間を１サイクルとする。 試験結果を表−２に示す。 表−１配合処方 表−２試験結果 （注）比較例１１は市販防錆紙（ダイカンｔｏ ｇ ７
ｒｒｔ塗工紙）Ａ：発錆 ０％ Ｂ：発錆１０％以下 Ｃ：発錆１０％〜２５％ Ｄ二発錆２５％〜５０％ Ｅ：発錆５１％以上 （注） Ｊ Ｉ ５−Ｚ−１５３５気化性さび止め紙の
気化性さび止め試験方法ではＡ：発錆０％以外は全て不
合格である。
した鋼板（ＪＩＳＧ−３１４１６０Ｘ８０Ｘ１．２ｍｍ
）を供試防錆紙で包装し下記条件にて２８サイクル（４
週間）試験した。試験終了後さびの有無を目視でしらべ
た。 （試験条件） 温度５℃、９０％ＲＨ，８時間、温度４０℃、９５％Ｒ
Ｈ，１６時間を１サイクルとする。 試験結果を表−２に示す。 表−１配合処方 表−２試験結果 （注）比較例１１は市販防錆紙（ダイカンｔｏ ｇ ７
ｒｒｔ塗工紙）Ａ：発錆 ０％ Ｂ：発錆１０％以下 Ｃ：発錆１０％〜２５％ Ｄ二発錆２５％〜５０％ Ｅ：発錆５１％以上 （注） Ｊ Ｉ ５−Ｚ−１５３５気化性さび止め紙の
気化性さび止め試験方法ではＡ：発錆０％以外は全て不
合格である。
Claims (1)
- カプリル酸と一般式Ｒ＿２Ｎ−ＣＨ＿２ＣＨ＿２ＯＨ（
Ｒ：Ｃ＿πＨ＿２＿π＿＋＿１ｎ＝１〜３）で表わされ
る第３級アミンの当モル反応生成物とヘキサメチレンテ
トラミンとを含有することを特徴とする気化性防錆剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6809485A JPS61227188A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 気化性防錆剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6809485A JPS61227188A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 気化性防錆剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61227188A true JPS61227188A (ja) | 1986-10-09 |
Family
ID=13363801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6809485A Pending JPS61227188A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 気化性防錆剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61227188A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5958115A (en) * | 1997-02-28 | 1999-09-28 | EXCOR Korrosionsschutz-Technolgien und--Produkte GmbH | Corrosion-inhibiting composite material |
| US6540959B1 (en) | 1998-07-29 | 2003-04-01 | Excor Korrosionsforschung Gmbh | Vapor-phase corrosion inhibitors and methods for their production |
| KR100825277B1 (ko) | 2006-06-07 | 2008-04-28 | (주)알티아이엔지니어링 | 기화성 방청제 및 그 제조 방법 |
| EP2357266A1 (de) | 2010-01-28 | 2011-08-17 | EXCOR Korrosionsforschung GmbH | Zusammensetzungen von Dampfphasen-Korrosionsinhibitoren, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung für den temporären Korrosionsschutz |
| DE102017122483B3 (de) | 2017-09-27 | 2018-10-25 | Excor Korrosionsforschung Gmbh | Zusammensetzungen von Dampfphasen-Korrosionsinhibitoren und deren Verwendung sowie Verfahren zu deren Herstellung |
| EP3677706A1 (de) | 2019-01-04 | 2020-07-08 | EXCOR Korrosionsforschung GmbH | Zusammensetzungen und verfahren zur vorbehandlung von substraten für die nachfolgende fixierung von dampfphasen-korrosionsinhibitoren |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP6809485A patent/JPS61227188A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5958115A (en) * | 1997-02-28 | 1999-09-28 | EXCOR Korrosionsschutz-Technolgien und--Produkte GmbH | Corrosion-inhibiting composite material |
| US6540959B1 (en) | 1998-07-29 | 2003-04-01 | Excor Korrosionsforschung Gmbh | Vapor-phase corrosion inhibitors and methods for their production |
| KR100825277B1 (ko) | 2006-06-07 | 2008-04-28 | (주)알티아이엔지니어링 | 기화성 방청제 및 그 제조 방법 |
| EP2357266A1 (de) | 2010-01-28 | 2011-08-17 | EXCOR Korrosionsforschung GmbH | Zusammensetzungen von Dampfphasen-Korrosionsinhibitoren, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung für den temporären Korrosionsschutz |
| DE102010006099A1 (de) | 2010-01-28 | 2011-08-18 | EXCOR Korrosionsforschung GmbH, 01067 | Zusammensetzungen von Dampfphasen-Korrosionsinhibitoren, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung für den temporären Korrosionsschutz |
| US8906267B2 (en) | 2010-01-28 | 2014-12-09 | Excor Korrosionsforschung Gmbh | Compositions of vapour phase corrosion inhibitors, method for the production thereof and use thereof for temporary protection against corrosion |
| DE102017122483B3 (de) | 2017-09-27 | 2018-10-25 | Excor Korrosionsforschung Gmbh | Zusammensetzungen von Dampfphasen-Korrosionsinhibitoren und deren Verwendung sowie Verfahren zu deren Herstellung |
| EP3461931A1 (de) | 2017-09-27 | 2019-04-03 | EXCOR Korrosionsforschung GmbH | Zusammensetzungen von dampfphasen-korrosionsinhibitoren und deren verwendung sowie verfahren zu deren herstellung |
| US10753000B2 (en) | 2017-09-27 | 2020-08-25 | Excor Korrosionsforschung Gmbh | Compositions of vapor phase corrosion inhibitors and their use as well as methods for their manufacture |
| EP3677706A1 (de) | 2019-01-04 | 2020-07-08 | EXCOR Korrosionsforschung GmbH | Zusammensetzungen und verfahren zur vorbehandlung von substraten für die nachfolgende fixierung von dampfphasen-korrosionsinhibitoren |
| DE102019100123A1 (de) | 2019-01-04 | 2020-07-09 | Excor Korrosionsforschung Gmbh | Zusammensetzungen und Verfahren zur Vorbehandlung von Substraten für die nachfolgende Fixierung von Dampfphasen-Korrosionsinhibitoren |
| US11827806B2 (en) | 2019-01-04 | 2023-11-28 | Excor Korrosionsforschung Gmbh | Compositions and methods for pretreating substrates for the subsequent fixing of vapor phase corrosion inhibitors |
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