JPS6122716B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6122716B2
JPS6122716B2 JP55046146A JP4614680A JPS6122716B2 JP S6122716 B2 JPS6122716 B2 JP S6122716B2 JP 55046146 A JP55046146 A JP 55046146A JP 4614680 A JP4614680 A JP 4614680A JP S6122716 B2 JPS6122716 B2 JP S6122716B2
Authority
JP
Japan
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well
elements
oil well
conveyor
oil
Prior art date
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Expired
Application number
JP55046146A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55161191A (en
Inventor
O Hatsuchison Sutanrei
Bui Orudaasho Hooru
Ii Hansen Jeemusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chevron USA Inc
Original Assignee
Chevron Research and Technology Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chevron Research and Technology Co filed Critical Chevron Research and Technology Co
Publication of JPS55161191A publication Critical patent/JPS55161191A/ja
Publication of JPS6122716B2 publication Critical patent/JPS6122716B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B19/00Handling rods, casings, tubes or the like outside the borehole, e.g. in the derrick; Apparatus for feeding the rods or cables
    • E21B19/20Combined feeding from rack and connecting, e.g. automatically
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B19/00Handling rods, casings, tubes or the like outside the borehole, e.g. in the derrick; Apparatus for feeding the rods or cables
    • E21B19/14Racks, ramps, troughs or bins, for holding the lengths of rod singly or connected; Handling between storage place and borehole
    • E21B19/15Racking of rods in horizontal position; Handling between horizontal and vertical position
    • E21B19/155Handling between horizontal and vertical position

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はたとえばパイプ、チユービング(採油
管)およびサツカーロツドのごとき細長い油井要
素を取扱うのに有用な装置に関し、特に、本発明
は油井またはその他の類似の作動で使用するため
の、可動で、完備した、自動的に作動される維
持・掘削用台車に関する。 油井作動において、採油管、パイプおよびサツ
カーロツドのごとき細長い油井要素が油井の生産
および油井の掘削のごとき目的で使用される。油
井内で使用するための細長い分割連管を形成する
ため互いに連結される。しばしばこの分割連管は
100本あるいはそれ以上の油井要素から構成され
ている。 各の順次連続した分割部分を油井内へほゞその
全長まで降下するのにリグホイストが使用され
る。1条の分割部分が上記位置に降下された後
に、この1条の分割部分は油井内への懸吊のた
め、適当な装置、たとえばスリツプ、により上端
部近くで掴持される。次で前記ホイスト(巻上げ
機)がこの1条の分割部分から解放され、次で第
2の1条の分割部分が前記ホイストから支持さ
れ、次で第1の1条の分割部分に結合される。次
で、第2の分割部分がその全長まで油井内へ降下
され、次で前記スリツプにより保持され、上記の
1連の順次作動が繰返えされる。この1連の順次
作動が繰返えされるにしたがつて、順次連続した
分割部分が1連の連管を形成し、この1連の連管
は油井内へますます深く漸進する。 1連の連管が油井から除去されつゝある場合は
前記ホイストは最上方の分割部分に連続され且つ
この連管の全体が、上記分割部分が油井を離れる
まで、持上げられる。残りの1連の連管はウエル
ヘツド内にスリツプにより吊され、次で最上方の
の分割部分が結合を分離されて、貯蔵位置へ移動
される。普通の先行技術の野外作動において、貯
蔵位置は前記ウエルヘツドに隣接しておりまた分
割部分は手動装置によりホイストに連結のためあ
るいはこれから除去のため貯蔵位置からウエルヘ
ツドへ運ばれる。その他の先行技術のシステムに
おいては、ホイストを作動するのと、分割部分を
貯蔵位置からホイスト位置へ運ぶのに、別個な機
械的運搬要素が必要とされる。 多くの先行技術の作動において、1条の分割部
分をホイスト位置に配置し、上記1条の分割部分
を1連の連管に連結しあるいは分離し上記1連の
連管を油井内へ進めあるいは油井から除去するの
に必要である働きの全てを実施するのに数人の従
業者が必要とされる。ある場合には、ウエルヘツ
ドレベルに1人の従業者が、分割部分をホイスト
に連結しあるいは連結を分離するためウエルヘツ
ドより高い位置に1人の従業者が、また分割部分
を貯蔵位置に配置しあるいは貯蔵位置から除去す
るのに1人の従業者がそれぞれ必要とされる。油
井要素を油井に出し入れする作動に関連される各
の従業者はウエルヘツドと、油井から除去される
要素とに緻密に接触する。 現代の石油油井の多くは、地層内における深さ
のため、あるいは、重い原油を生産中の油戸に向
けて流動するように流れ易くするため水蒸気また
は熱い流体が油井内へポンプで圧送される2次回
収システムでの作動のため、高い温度で作動す
る。このような油井の処理と作動とにおいて、油
井要素の温度が高いため油井要素の除去はきわめ
て困難となる。ある場合には、油井要素を担当者
が安全に取扱える温度まで油井要素の温度を引き
下げるため冷水を油井内へ圧入する手段により数
日の間油井が冷却される。個人がこれ等の油井要
素に触れられる温度まで油井要素の温度を引き下
げるのに必要な冷却段階を回避するようにこの種
の要素を取扱うための自動油井要素取扱い装置が
提案されている。 本発明は、装置が単一の可動車輛上に完全に内
蔵され且つ貯蔵位置から油井内への挿入位置への
油井要素の取扱いあるいは油井から貯蔵位置への
除去のためのその逆の取扱いがウエルヘツドにあ
るいはその近くに担当者を必要とせずに完全に自
動的に達成されるようにされた細長い油井要素を
取扱うための装置に向けられている。 完全に可動で完備した油井維持台車が提供され
る。この台車は、パイプ、チユービングおよびサ
ツカーロツドを含む個々の細長い油井要素を貯蔵
し、貯蔵位置と油井孔腔と整列位置との間で運搬
し且つ持上げるための装置を含んでいる。この油
井要素取扱い装置は完全に自動的であり且つ油井
要素を水平貯蔵位置から垂直作動位置へ傾動しま
た油井要素を移送装置へ、また油井孔腔に関する
作動のための巻上げ機構へ移送するための装置を
提供する。この可動台車はさらに油井孔腔内の1
連を連管に油井要素を連結しまた連結を分離する
ための自動やつとこと、上記1連の連管の長手方
向の運動を防止するためのスリツプの形の自動掴
持装置と、油井要素を油井孔腔の中心線に関して
位置決めするための自動中心位置決め装置とを含
んでいる。本発明の肝要な部分は、ウエルヘツド
から遠方の位置から十分な維持作動が行えるよう
に、本装置の各の部分の順次作動を制御するため
の自動制御機構である。全装置の個々の部分の各
は、この台車と、全てのその作動要素が作動位置
から作動位置へ1つのユニツトとして輸送可能で
あるように、この可動台車上に格納される設計に
されている。 本発明の特定の目的は、ウエルヘツドに輸送さ
れ、作動位置にセツトされ且つ手による制御をで
きるだけ少くして作動される、完備した、完全可
動の油井維持台車を提供することである。 本発明のさらに他の目的および利点は本明細書
の一部をなしている添付図面についての以下の詳
細な説明から明らかとなるであろう。 本発明にしたがつて組立てられた好ましい形式
の装置が第1図に図示されている。この第1図に
はこの装置が油井に関する維持作動のため直立さ
れた要素を地層に貫通させた作動位置にて図示さ
れている。本発明のこの装置は細長い油井要素を
水平の貯蔵位置と垂直作動位置との間で取扱うの
に有用である。かくして、本発明の装置は油井内
で使用するためのチユービング、パイプおよびサ
ツカーロツドを横置しあるいは取り上げるのに有
用である。本文全体にわたり、「油井要素」、「チ
ユービング」、「パイプ」および「サツカーロツ
ド」は互換的に使用され、ある場合にはロツドと
パイプまたはチユービングの取扱いはパイプ、チ
ユービングおよびサツカーロツドの相互間の大き
さの物理的寸法差のため異なるであろう。「チユ
ービングの横置」および「チユービングの取り上
げ」なる術語はそれぞれ1連のチユービング連管
から結合を分離されたチユービング部分を取り且
つこれをパイプラツクまたはそれに類似したもの
の上に水平に配置すること、およびパイプラツク
上の水平位置からチユービング部分を取り、これ
を1連のチユービング連管との接続のため垂直に
位置決めすることとを意味している。 第1A図に図示されているとおり、本発明が有
用である普通一般の環境は、たとえば、地表面に
位置決めされた、全体を符号14で示されている
ウエルヘツドを有するウエルケーシング12を含
む油井10を含んでいる。1連のチユービング連
管16が前記ウエルヘツドを通り、ウエルヘツド
14上に位置決めされたチユービング懸吊用スリ
ツプ18を貫通して油井を下向きに延びている。
上記1連のチユービング連管はエレベータリンク
24および26により運動ブロツク22に連結さ
れているエレベータ20により保持される。ホイ
ストケーブル28および30が運動ブロツク22
をホイスト(図示されていない)に連結してい
る。動力やつとこ21およびバツクアツプ23が
ねじ山を切られたチユービング部分を前記1連の
チユービング連管に連結しあるいは分離するため
ウエルヘツド14の上方に位置決めされている。 本発明の装置は上記の環境にて使用するように
企図され且つウエルヘツドからウエルヘツドへ移
動される完備した油井維持装置を提供するように
設計され、したがつて、前記のいずれかの油井要
素を取扱い且つ上記油井要素を完全に自動的に取
り上げるための必要な設備の全てを含むであろ
う。第1図に図示されているとおり、本装置は全
体を符号31で示されている車輪付きの運搬具か
ら成り、またこの運搬具はそれぞれ前部と後部と
に1組の車輪32および33を有している。この
運搬具上に動力システムが配備され且つ符号34
で示されている作動室と、この運搬具を作動する
ための動力駆動システム35と、巻揚げシステム
36とを含み、これ等の全てはよく下に明確にさ
れる単一の、動力で駆動されるシステムから駆動
される。 組立てられた装置の要素の各は詳細図で例示さ
れるであろう。だが、一般的に、第1図には、パ
イプラツク腕37、ジブクレーン38、パイプコ
ンベア39、移送腕41、ホイストケーブル4
2、油井やぐら43、クラウンブロツク44、自
動パイプ操作装置45、運動ブロツク46、動力
やつとこ21、バツクアツプ腕23、中心位置決
め装置47、およびエレベータ48が図示されて
いる。全ての上記設備は運搬具31上に支持され
且つ同様に運搬具31上に支持されている作動装
置を有している。作動位置にある場合、この運搬
具は地表面に係合するようにされた1組の水平保
持具49により水平に保持される。 第2図および第3図において、本発明の油井維
持台車が作業位置から作業位置への輸送のための
格納位置にて図示されている。特に第2図に図示
されているように、油井やぐら43はピボツト5
1の周りを枢動され且つ運搬具31の頂部上に折
り返えされ且つ第4図に図示されているとおり倒
立A形フレーム脚部52上に支持されている。パ
イプラツク腕37は運搬具の軸線に平行であるよ
うに折りたゝまれ且つジブクレーン38は運搬具
に関して中心に位置決めされ且つ運搬具内に支持
されるようにそれぞれの接続点で折りたゝまれ
る。コンベア39は運搬具の内部に向けて傾動さ
れ且つ油井やぐら43の内部に位置決めされる。
移送腕41がそれぞれの水平位置に位置決めされ
且つ支持体53上に支持されている。運動ブロツ
ク46とエレベータ48とは運搬具の前端部にあ
る操作室34に隣接して格納される。第3図に図
示されているように、自動パイプ操作装置45は
やぐら脚部43の内側に格納される。 第1図ないし第5図を参照し且つ格納位置と作
動位置とにおける装置の位置を比較することで、
油井を維持し且つ作動するのに必要とされる全て
の装置がこの可動油井維持台車内に含くまれてい
る。特に第2図に図示されているとおり、運搬具
のフレームとやぐら43の脚部との間で作動する
油圧持上げ機構54は作動されると、ピストンシ
ステムを拡大して脚部43をピボツト51の周り
に回転し、かくしてやぐらをウエルヘツド14の
上方の、第1図に図示されているような位置まで
持上げる。持上げられた位置にある場合、脚部4
3はこの運搬具の前端部に関して、垂直線のわず
かに前方に傾動され、且つやぐらエレベータピス
トンと、運搬具の車体に連結されたケーブル40
とにより所定位置に維持される。持上げ位置にあ
る場合、自動パイプ操作装置45は実質上垂直位
置にあつて、ウエルヘツド14に出入りする油井
要素のための真の整列と案内とを提供する。 本発明の装置の幾つかの統合部分の中の第1の
ものが図示されている第1図、第5図および第6
図において、この完全に完備された掘削用台車が
行うおそらく第1の働きは油井要素のための格納
スペースの提供である。第5図および第6図に図
示されているとおり、台車31の各側は折りたゝ
まれたパイプラツク腕37を有している。各側に
1対のパイプラツク腕が配備されて、台車からの
接近位置で運搬具の両側に、シヤーシイの軸線に
平行に貯蔵される。第6図に図示されているよう
に、運搬具の左側(前方に面して)において前記
パイプラツク腕はこの運搬具に垂直をなした伸長
位置にて図示され、またこの運搬具の右側におい
ては、このパイプラツク腕は台車の限度内の格納
位置にて図示されている。前記パイプラツク腕の
装架のそれ以上の詳細は第7図、第8図および第
9図に図示されている。 第8図に図示されていとおり、前記パイプラツ
ク腕はこの台車のシヤーシイに固定された適当な
骨組脚部58上に支持されているフレーム57上
にこの台車の中心にて軸支されたフレーム部材5
6上に支持された垂直のピン55に軸支されてい
る。それぞれフレーム部材56とシヤーシイ31
とにピン61および62で適当に固定された油圧
作動器59が軸支ピン55より内方にてフレーム
部材56の下面に取付けられている。上記油圧作
動器は作動されて、前記パイプラツク腕をフレー
ム57上のそれぞれのピボツトの周りに上げ下げ
して、前記腕をシヤーシイ31に遠近して傾動
し、あるいはシヤーシイ31に関して同じ高さに
することができる。 特に、パイプラツク37の1つが例示されてい
る第7図において、このラツクの傾斜度は、油井
要素17が前記台車の内方部分に向け、前記パイ
プラツクの上表面に沿つて転動するように、定め
られることが理解されるであろう。この台車の反
対側においては、油井要素17がこの台車から外
方へ転動されて、外方の側面に固定されているス
トツプピン63に押し当つて貯蔵されるように、
台車から離れる方に傾斜した状態を幻線で図示さ
れている。 第8図および第9図に図示されているとおり、
前記パイプラツク腕をこの台車の外方の伸長位置
へ動かす作動力を提供するため油圧作動器64が
前記の腕の各のごとに配備されている。 第7図に図示されているとおり、パイプラツク
より上方にて中央回転板71上に1対のジブクレ
ーン38が枢架されている。このジブクレーンの
ための垂直支持体はチヤンネル軸72であり、ま
たこのチヤンネル軸は、この軸を回転板71上に
回転自在に装架するための、軸支配列73を含ん
でいる。前記ジブクレーンの水平腕は垂直軸72
に取付けられた部材74と、この部材上にヒンジ
76で取付けられ且つピン77で固定された延長
部75とを含んでいる。延長部75の外方の側は
ブラケツト79上に枢架された綱車78を担持
し、またケーブル81が上記綱車上を通り越し且
つ水平部材74の上表面上に装架された作動器8
2により動かされる可動綱車80上で案内され
る。前記ジブクレーンは、この台車の傍の地面上
かまたは配達用トラツクの荷台上の供給用油井要
素17を取り上げるのに使用するためケーブル8
1を位置決めするよう垂直軸72の周りに回転自
在であることは注目されるべきである。上記ケー
ブルとクレーンは、パイプラツク37がこの台車
に平行に位置決めされている間油井要素を持上げ
るのに使用されまた上記ケーブルが油井要素をパ
イプラツクの位置より上方に保持する間前記ラツ
クがこの台車に垂直となるように伸長され、次で
油井要素がパイプラツク上に配置されてもよい。
その逆の作動で、油井要素がケーブルで持上げら
れることでパイプラツクから抜き取られて、配達
用のトラツク上かまたはこの台車に隣接した地面
上に配置されることができる。ジブクレーン38
は前記パイプラツクの腕より上方に装架され且つ
いずれの側のパイプラツクにも持上げ作動と維持
作動とを提供するため、この台車のいずれの側に
も回転できるように位置決めされている。延長部
75を有する構造と、この延長部がヒンジで取付
けられ且つピンで固定された相互関係とにより、
このジブクレーンは、その輸送位置へ折りたゝま
れた場合、第2図に図示されている位置に格納さ
れることができる。 油井要素を移送腕41に、究極的には油井内へ
送り込むための自動パイプ操作器45に引き渡す
目的で、油井維持台車のその他の部分が油井要素
と協同できる一定の位置に個々の油井要素17が
段進されることがどうしても必要である。パイプ
ラツク腕37は、できれば木製で前記パイプラツ
ク腕の可動部分よりわずかに短い、上方部材67
を備えている。第7図に図示されているとおり、
段進装置91が油井要素が油井から退出しつゝあ
るかあるいは進入しつゝあるかにより、それぞれ
パイプラツク腕に関し、わずかに上方かまたは下
方の位置に位置決め可能である。この段進装置の
詳細が第10A図および第10B図に図示されま
たこの段進装置の作動が第34図、第35図およ
び第36図に図示されている。これ等の図におい
て上記段進装置は本体部分92から成り且つこの
本体部分は幻線でチユーブかまたはロツドとして
図示されている油井要素17のための整列位置を
提供するように段進みぞ93を上表面に設けられ
ている。この段進装置はウオーム軸96と協同す
る位置にて外側表面に1対のねじ山を切られた移
動子94を取付けられて、前記ウオーム軸の回転
で前記段進装置が前記ウオームに沿つて上下に動
かされかくして段進装置がパイプラツク腕37に
関して位置決めされるようにされている。第6図
に図示されているように、段進装置91はその一
部分を掘削用台車から油井要素と協同する位置ま
で外方に延在させてパイプラツク腕37に隣接し
ている。 段進装置91はさらにゲート装置97をも有
し、且つこのゲート装置は前記段進装置の段進み
ぞ内への油井要素の運動を制御するための引込み
自在な障壁98を含んでいる。引込み自在な障壁
100を含んだ第2のゲート装置99が前記段進
みぞ内への油井要素の通過を制御する。油井要素
の運動の制御と順次作動とが本発明の肝要な部分
と理解される場合、油井内へ油井要素を進入させ
るのにこれ等2つのゲート装置97および99が
必要とされる。第34図、第35図および第36
図に図示されているとおり、パイプラツク腕37
上に支持されていた油井要素が段進装置91の本
体部分92上へ落下して段進装置ゲート100に
押し当つて停止する。本装置が油井要素17を進
める用意が整つた場合、ゲート98が伸長されて
要素を保持し且つ第35図に図示されているよう
にその1列から1つの要素を分離する。次でゲー
ト100が後退されて、要素17が第36図に図
示されているように段進みぞ93内へ転り込む。
次でゲート100が伸長され且つゲート98が後
退されて、第34図に図示されているように使用
するため次の要素を段進する。前記段進装置はさ
らに阻止棒101を有し、この阻止棒は本体部分
92にピン102で固定され且つ前記本体部分の
内方の側面における耳部103と協同する位置ま
で回転することができる。第10A図に幻線で示
されているように、耳部103と協同する位置ま
で回転された場合、この阻止棒101は油井要素
を前記段進装置から排除し、その結果、前記要素
は前記阻止棒の上表面上に載り且つパイプラツク
腕37まで傾斜を下つて輸送される。 前記段進装置の2つの作動位置、すなわち、油
井内への進入のための油井要素を段進する位置
と、油井から退出する場合に油井要素を案内する
ための位置とにおいて、前記段進装置はパイプラ
ツク腕37上に貯蔵されている要素の高さ次第で
決まるウオーム96に沿つた位置にあることは明
らかであろう。ゲート97および99はこの段進
装置への要素の進入を制御しまた阻止棒101は
貯蔵されている要素上かパイプラツク腕上へ要素
をころがすであろう。 本発明の可動の油井維持用台車と関連された段
進装置は、パイプラツク腕の各ごとに1つづつ、
計4個である。前記台車の同側にある2つの段進
装置は、要素を受領しつゝあるが通過させつゝあ
るかにかゝわりなく同じ高さに位置決めされる。
段進装置に運動と支持を提供するウオーム歯車は
運搬装置39上に支持されている。次で第10
図、第11図および第12図において、ウオーム
歯車96はこのウオーム歯に支持とベアリングジ
ヤーナルとを提供する装架板104上に支持され
て図示されている。装架板104は運搬装置39
のフレームに取付けられている。上記運搬装置の
片側において、ウオーム歯車96の所要の回転運
動を提供するための油圧モーター105が装架板
104上に支持されている。前記運搬装置の各側
に上方軸案内106が配備されまた軸107がウ
オーム96からの駆動運動を伝える相互関係をな
して前記案内に支持されている。1対の90度型の
歯車箱108が、駆動方向を、ウオーム96から
支持をベアリングジヤーナル111で提供されて
前記運搬装置の上表面を横切つて水平に延びてい
る軸109へ変える。上記の機構により、モータ
ー105の回転で第10図の左側におけるウオー
ム96を駆動し、段進装置91の運動で前記運搬
装置を上方か下方に動かす。軸96の回転は歯車
箱108を介して軸106にまた軸109を介し
て第10図の右側における歯車箱108へまた軸
107を介して右側におけるウオーム96へ伝達
される。この駆動装置と歯車箱とは前記コンベア
の両側の段進装置91を同時に且つ同方向に運動
せしめる設計にされている。 上記の機構により、予めパイプラツク腕上に配
置されている油井要素はこの時には、油井に送り
込む場合、段進位置に位置決めされ、かくして、
この油井維持台車のさらに他の機構が常に油井要
素を全く同じ位置に発見できるようにされる。同
様に、油井要素が油井から送り出されている場
合、前記段進機構はこれ等の油井要素を再使用の
ためパイプラツク上へ荷降しする位置にある。第
11図で判るとおり、この図の左側の段進装置9
1は油井要素を油井に送り込む位置に位置決めさ
れている。この図の右側に図示されている段進装
置91は油井要素を油井から送り出す位置にあ
る。 前に述べたとおり、装架板104はパイプ運搬
装置39の垂直支持部材112および113の一
部分上に支持されている。パイプ運搬装置39は
この油井維持用台車の各側で同じに作くられてお
り、したがつて説明の簡略の目的で上記運搬装置
の片側のみが述べられる。油井要素を油井に送り
込んでいる場合のこのパイプ運搬装置39の目的
は油井要素を段進装置91から取り上げてこれ等
の要素を移送腕41内へ配置される位置へ輸送す
ることである;あるいは油井要素を油井から送り
出している場合には油井要素を油井から送り出し
てこれ等の要素を移送腕41から段進装置91と
協同するように転送し且つパイプラツク腕37上
へ送ることである。第7図、第11図および第1
2図に図示されているとおり、この台車が作動位
置にある場合、前記パイプ運搬装置はこの油井維
持台車の水平にされたシヤーシイに垂直に整列さ
れる。このパイプ運搬は運搬具31のシヤーシイ
の下面に取付けられた棒114上に支持される。
各の垂直支持部材は、前記パイプコンベアが第7
図および第11図に図示されているような作動位
置から第4図に図示されているような格納位置へ
回転できるように、棒114に適当に連結された
軸に枢着されている。運搬具31のシヤーシイと
垂直支持部材との間で作動する油圧アクチユエー
タ115が棒114上のそれぞれのピボツトの周
りに前記コンベア装置を動かすようにされてい
る。 各の垂直支持部材は、細長くされ、符号118
および119で示されている回転表面を各端部に
有し且つ内部みぞ孔121を設けられている1対
の案内板116および117を構成している。案
内板116および117と、それぞれの回転表面
118および119と、みぞ孔121とは、前記
運搬装置の各の垂直支持部材と関連された持上げ
あご金122に連続した向きを提供するように設
計されている。 第12図に図示されているとおり、持上げあご
金122は符号123を与えられている段進用み
ぞを設けられている。前記持上げあご金は段進装
置91の段進用みぞ93と整列するように設計さ
れ且つ位置決めされている。上記持上げあご金が
上向きに運動して段進装置91を通過する際に、
このあご金は前記段進装置から1本の油井要素を
ひろい上げて、これを前記運搬装置に沿つて運ぶ
ようにされている。前記持上げあご金は、1対の
腕124および125を前記持上げあご金上に枢
着されたピン126および127で取付けられ
て、1対のピン128および129で細長い案内
板116と117との間に位置決めされているこ
とで、垂直の向きを維持される。リンク131が
みぞ孔121内で腕124と125を互いに離隔
し且つ案内板116と117との間に適当な整列
状態を維持するため適当なスペーサ装置132が
各の腕ごとに提供されている。案内板116およ
び117は前記コンベア装置に沿つて互いに垂直
方向に離隔された1連のU形状のブレース部材1
33により固定された位置に支持される。上記ブ
レースのU形状の内部は前記持上げ用あご金を収
容するようにされまたU形状の屈曲部は油井要素
を妨げない部分である運搬装置の内方の部分だけ
にされている。 前記持上げあご金への駆動力は油圧モーター1
34により提供されるがこの油圧モーター134
は第10図に図示されているように垂直支持部材
112に隣接して装架されて、垂直支持部材11
3における全く同様に作くられた1組の駆動機構
に細長い軸135により連結されている。モータ
ー134はまた駆動軸136に連結され且つブレ
ース133上に装架されてこれを貫通しているベ
アリング137を貫通してスプロケツト139の
ハブ138に連結している。スプロケツト139
はチエーンリンクベルト141と協同する。適当
な装置により上記チエーンリンクベルトに固定さ
れたドロウピン142が、持上げあご金122
と、それぞれ、案内板116または117の回転
表面118または119と協同する位置における
ローラー143とを担持した腕124に取付けら
れている。 モーター134による軸136および135の
回転で、パイプコンベア装置39の垂直支持部材
112および113の各の内側部分でスプロケツ
ト139が回転せしめられる。第11図および第
12図に図示されているとおり、前記持上げあご
金の通路が前記あご金を運んで段進装置91の段
進みぞ孔と整列せしめる。また前記駆動機構の設
計は常に前記持上げあご金を上向きの方向に配向
された状態に保持する。第11図に左側に示され
ている矢印は油井要素を油井に送り込むための持
上げあご金の回転方向を示し、また右側の矢印は
油井要素を油井から除去するための、反対の方向
における回転を示している。 第7図に、コンベア39の左側で且つこの台車
の左側に、油井要素117をその通路内でコンベ
ア39の上方に運んでいる持上げ用あご金122
が図示されている。同じコンベアの右側に、持上
げ用あご金122が、移送腕41の手のあご金内
へ油送要素117を置いた後における位置にて図
示されている。第13図には腕145に装架され
たあご金144が図示されている。第1図に図示
されているとおり腕145は細長い部材で2つの
あご金144を担持し且つコンベア39と協同す
る位置と、自動パイプ操作装置45と協同する位
置との間で運動する。第1図はまた前記コンベア
装置と、自動パイプ操作装置との間の中間の位置
における移送腕を幻線で示している。前記移送腕
は、この台車のフレーム149にそれぞれピボツ
ト148で枢着されている1対の腕146および
147により前記台車のフレームの一部分上に支
持されている。油圧シリンダ151から成る持上
げ機構が伸縮して、この移送腕を前記コンベアと
協同する位置から自動パイプ操作装置と協同する
位置へ持上げる。第7図に図示されているとお
り、腕145はこの台車のフレームの一部分に取
付けられた支持体151上に載つている。支持体
151上に載つている場合、移送腕41はパイプ
を受け取るかまたはパイプをコンベア装置39に
移す位置にある。第13図に図示されているとお
り、あご金144は段進形状を提供するように作
くられる。前記移送腕の向きと、特にあご金14
4の段進形状とは前記持上げあご金が前記運搬装
置の周りに回転される際に上記持上げあご金の段
進みぞと整列しているように定められている。掴
持ピン153はピボツト154で枢着され且つこ
のピボツトを越えた延長部が油圧作動器155と
協同して、たとえば第13図に図示されているチ
ユーブ片のごとく、油井要素の周りに前記ピンを
閉鎖する。 前記台車の各側ごとに1つづつ2つの移送腕4
1が存在し、且つ各の移送腕は別個腕146およ
び147とその油圧作動器151とを備えてい
る。移送腕41の目的は油井維持用台車より上方
の水平位置から油井孔腔の中心線に隣接した自動
パイプ操作装置(APM)45と協同する垂直位
置へ油井要素を移送することである。 第1図、第5図、第15図および第16図に図
示されているとおり、腕145と、前記移送腕の
あご金144とは油井やぐら43の脚部の相互間
に整列される平面内で作動する。前記移送腕が直
立した垂直位置にある場合、そのあご金内の油井
要素が操作装置あご金へ伝達されるように位置決
めされている。第15図および第16図は自動パ
イプ操作装置を正面図と側面図とで示している。
自動パイプ操作装置の運動を頂部平面図で示して
いる第16A図において、油井やぐら43の脚部
相互間の点線156および157で代表されてい
る平面は水平から垂直へ傾動する際の移送腕の作
動平面を代表している。前記自動パイプ操作装置
は移送腕の作動平面の相互間で、且つ油井やぐら
の脚部内で作動する。前記自動パイプ操作装置
は、上端部では分枝された突張り159によりま
た底端部では油井やぐらのためのピボツト161
に隣接した油井やぐら43の脚部にそれぞれ固定
された1対の案内158を構成している。この油
井やぐらに対するAPM案内の装架は、この油井
やぐらが直立位置にある場合に、この油井やぐら
は油井維持用台車に関して前方に傾いておりまた
案内158は垂直であるとともに修理されつゝあ
る油井の中心線から外されるようにされている。
前記案内の相互間で作動する支持体162が水平
の突張り163および164内に枢架され且つ上
記突張りは案内158および150の内側と外側
の表面に押し当てられるローラー165により支
持される。支持体162は162の上方部分とは
心違いにされた下方部分162bを提供するよう
に162aで心違いにされている。この心違いの
目的はこの台車の諸要素のそれ以上の説明とこの
台車の作動の説明でより明白になるであろう。 上方APMハンド167を支持する上方APM腕
166が支持体162の上端部に取付けられてい
る。この支持体の下端部162bに取付けられた
下方APM腕168が下方APMハンド169を支
持している。腕166と168は油圧的に作動さ
れるピストンであつて、それぞれハンド167お
よび169を支持し且つ前記腕の本体に押し当る
実線位置から腕166および168上のそれぞれ
の支持から一定距離離れた伸長位置まで前記ハン
ドを動かすように作用する。前記伸長位置は第1
6図に幻線で示され且つ第15図には回転された
位置で示されている。 水平突張り163および164上の支持体16
2のピボツトは案内158を通る平面のわずかに
前方にあり、したがつて、前記支持体が前記案内
の相互間の平面に垂直をなす位置から、前記案内
の平面に平行な位置へ回転された場合、APM腕
166および168が前記案内の前方にあり且つ
垂直直立位置にある場合前記移送腕により保持さ
れる油井要素の中心線を通る平面内の作動位置に
ある。下方水平突張り164上に支持されている
油圧モーター171は、案内158に平行な位置
と案内158に垂直な位置との間で所望の回転を
させるように、支持体162のピボツトに連結さ
れている。水平突張り164とこの台車の固定さ
れた部分との間に連結された油圧ピストン170
が案内158に沿つた前記APMの垂直運動を提
供する。 上方のハンド167が第17図、第18図およ
び第19図に図示されている。このハンドは本体
部分172を構成しまたこの本体部分は上方あご
金と下方あご金177および178のためのピボ
ツトをそれぞれ175および176に提供する1
対の脚部173および174を有している。1対
の油圧作動器179および180が一方の端部で
本体部分172に取付けられまた前記あご金を油
井要素の周りに囲ませるように前記ピボツトに隣
接した位置にて上方と下方のあご金の中の1方の
可動部分に取付けられている。 心違いの下方部分162bにおける自動パイプ
操作装置の下端部上で、下方APMハンドが下方
APM腕168に装架されている。第20図、第
21図および第22図に図示されているとおり、
下方APMハンドは1対のあご金181および1
82から成り、またこの1対のあご金は、油井要
素を油井孔腟と整列させ且つ整列から分離すると
ともに移送腕41と係合させ且つ係合を分離する
際にこれ等の油井要素を堅固に掴持するように水
平方向に互いに遠近して動かされるようにされて
いる。互いに実質上全く同様な形に作くられてい
るあご金181および182はほゞU形状を有
し、そのU形の屈曲部は第21図に符号183で
示されているようなあご金の掴持部分を形成し、
また1対の脚部184および185を有してい
る。上記脚部はほゞU形状にされたトラツク部材
186を取り囲み、このU形状の屈曲部分は下方
APMハンド169を下方のAPM腕168に装架
するようにされたねじ山を切られた装置187に
溶接されている。脚部188および189は、た
とえば脚部188上の191および192のごと
き、外方端縁にトラツク表面を提供する。あご金
181および182を貫通したジヤーナルボルト
194上に回転自在に装架されたカム193が前
記トラツク表面と協同する。カム193とトラツ
ク表面191および192との間の協同で前記あ
ご金が下方APMハンド169の垂直中心線に関
して側方に水平に動かされる。 2つのあご金181および182の、一様で且
つ互いに相等しい運動が、トラツク186の脚部
188および189の内側表面上の耳部186に
装架された油圧作動器195の作動により、達成
される。油圧作動器195のロツド197は、第
20図に図示されているとおり、あご金181上
の耳部にねじ込められ、かくして作動器195の
作動で、前記ロツドがシリンダ内へ縮められる
と、前記あご金181が下方のAPMハンドの中
心線に向けて移動せしめられる。 1対の耳部199があご金181の上方と下方
の表面に溶接されまた上記耳部に上方と下方のラ
ツク201および202が装架されている。装架
装置187に関して前記あご金の内方に位置決め
された同様な耳部203をあご金182が有して
いる。また上方と下方のラツク204および20
5が耳部203に適当に装架されている。適当な
ピニオン軸ボルト208上の1対のピニオン20
6および207が脚部188および189上のト
ラツク186の頂部と底部とに中心に装架されて
いる。上記ピニオンは209にハブを備えて、脚
部188および189から離隔し、且つ前記ピニ
オンの歯車部分をラツク201および204とそ
れぞれ協同させまた202および205とそれぞ
れ協同させる。 上記の機構により、油圧作動器195が作動さ
れ且つロツド197が作動器内へ引込められる
と、あご金181の耳部198への連結により、
上記あご金は運動せしめて、カム192および1
93をトラツク表面191および192上を転動
させる。上記の運動で、トラツク201はハンド
169の中心に向けて運動せしめられ且つピニオ
ン206が回転せしめられ、その回転運動がトラ
ツク203の線運動に変換される。ラツク203
の運動であご金182がAPMハンド169の中
心に向けて同じ距離を、だがあご金181に関し
て逆方向に運動せしめられる。相互に向けての前
記の2つのあご金の運動で、これ等のあご金の相
互間の油井要素は、油井修理台車のそれ以上の作
動にしたがつた操作のため、堅固に掴持される。 1対の支持部材211が脚部188および18
9の上表面および下表面に装架され且つこれ等の
部材は前記ラツクの内部支持のための肩部212
を有している。また支持部材211の外方端部は
タツプ孔を有し、このタツプ孔内へマシンボルト
213がねじ込められて、保護板214を下方
APMハンドの頂部に、また底板215をその底
部にて支持するようにされている。 以上で述べた機構によれば、パイプを油井に送
り込む場合には、油井要素は予めパイプ積込みラ
ツク上に積込まれ、コンベア装置により移送腕へ
伝達され、移送腕により自動パイプ操作装置と協
同する位置へ傾動されていて、この時にはパイプ
操作装置により掴持されてウエルヘツドと整列せ
しめられる位置にある。第16A図には、油井や
ぐらと、油井要素が転送されるべき油井孔腔の中
心線とに関する自動パイプ操作装置45と移送腕
41の幾つかの位置が合せ示されている。第16
A図に図示されているとおり、あご金144で油
井要素17を掴示している移送腕145は油井や
ぐら43の内側の脚部の相互間で且つ上記脚部の
正中心にある。上方APM腕166とそのハンド
167は実線ではAPM案内158に関して伸長
された位置からわずかに後退されて示されまた幻
線位置では、油井孔腔14の中心線と整列した完
全伸長状態で示されている。また、移送腕145
のあご金144に関して引込まされた位置Aと伸
長された位置Bとにおける上方APM腕166と
そのハンド167の位置が幻線で示されている。
APM腕166の伸長に関し3つの位置が存在し
ている。すなわち、移送腕あご金との整列と油井
孔腔の中心を通る線との間における回転位置A
と、油井要素を前記移送腕の内部に保持した接触
位置Bと、油井孔腔の中心線との垂直整列位置C
とである。前記APMは移送腕145の1つと協
同する位置と、油井孔腔14との整列位置と、引
続いての他の移送腕145を整列する位置へと90
度間隔で回転される。第16図に図示されている
ように、油圧モーター171は付勢されると前記
3つの位置の各を通つてAPM支持162を回転
する。両方のAPM腕166と168はAPMハン
ドを所望の位置A,BまたはCへ導入する油圧ア
クチユエータを備えている。APM腕のための位
置についての後の説明で、位置Aは30インチ
(76.2cm)位置と呼ばれ、位置Bは35インチ
(88.3cm)位置と呼ばれ、また位置Cは55インチ
(139.7cm)位置と呼ばれる。 第16A図における実線の位置から開始し、上
方APM腕166は引込められ且つ油井孔腔と整
列し、油井要素17を図示されているように移送
腕145内にして、APM腕166があご金14
4内に保持されている油井要素と整列する位置ま
で反時計方向に90度回転される。この時には、腕
166は油井要素をハンド167のあご金の中心
内に配置する位置まで伸長され、また後に述べら
れる機構により、第17図に図示されているよう
にあご金177および178は相互に向けて動か
されて油井要素を掴持する。下方APM腕168
とそのハンド169が同様に操作され且つ上方と
下方のあご金181と182が同様に作動されて
油井要素17を堅図に掴持する。上方APMハン
ドの場合には、あご金177と178は単に案内
として作用して油井要素を堅固に掴持しない。こ
の時期に、前記自動制御機構が前記移送腕のあご
金144の掴持を解放し且つAPM腕をして油井
要素を支持させる。前記APM腕は第15A図に
図示されている実線位置まで90度だけ回転され且
つこの自動修理台車がさらに他の油井要素を受け
入れる準備を整えていることを前記制御機構が知
らせた場合、APM腕168と166は油井孔腔
の中心線と整列する位置Cまで伸長される。 第16A図の左側にある油井要素が前記移送腕
から自動パイプ操作装置へ、次で油井孔腔と整列
するまで移送されるべきである場合には、上記の
作動が全く同様に繰返えされる。 油井要素が上記の位置へ移送された後には、こ
の油井要素は油井孔腔の中心線に関してさらに操
作する位置にある。第23図、第24図、第25
図および第26図は適当な装置により運動ブロツ
ク46に連結されたエレベータ機構48を図示し
ている。エレベータ48は符号17Aで第23図
に図示されているように、油井要素の膨径カラー
を掴持し、このカラーとの協同により油井要素を
支持し且つAPMハンドをして油井要素17の支
持を解放させるという主目的を行う。次で前記
APMハンドは第16A図の位置Aまで後退され
また油井要素は運動ブロツク46の作動により油
井内へ降下される。以上は最初の要素が油井に進
入している場合の油井要素の運動の説明である。
全ての他の引続いた油井要素は、油井内に既に存
在している要素のカラーと接触するようになるま
でAPM腕を降下することで、移送されるであろ
う。上記降下は油井要素のねじ山を切られた端部
17Bがその時にはエレベータ48により保持さ
れている油井要素のカラー17A内へ刺通される
まで、APM案内158に沿つてAPMを垂直に動
かすことで達成される。したがつてエレベータ4
8は2つの働き、すなわち、先ず油井要素を上げ
下げする働きと、第2に進入している場合の油井
要素を接続するための案内となる働きとを有して
いる。 エレベータ48は中心に円形の貫通孔216を
設けられている中実のベース部分215を有して
構成されている。上記ベース部分は1対の側方突
張り217にたとえば溶接により取付けられてい
る。上記エレベータは運動ブロツク46の支持耳
部218への連結のための構造を上端部に有して
いる。突張り219は前記エレベータを運動ブロ
ツクの耳部218に保持するため所定位置にボル
トで固定されるようにされている。矩形状のじよ
うご221が側方突張り217の内側表面にたと
えば溶接により固定され且つ連結案内222が側
方突張り217の内側の内部突張り224に前記
案内上の耳部223を連結することでじようご2
21より下方に支持されている。 1対のあご227および228がベース215
の上方延長部226を貫通して延びているピン2
24および225上に、側方突張り217の内部
内で、前記エレベータの中実のベース215より
上方且つ連結用案内222より下方に装架されて
いる。前記あご金は符号229で示されている半
円形の切欠き部分を有し且つ互いに相補足して上
記切欠き部分が前記あご金を垂直に貫通する円形
の孔を形成するようにされている。 空気力作動器231が固定端部を側方突張り2
17の一方の内部表面上の耳部232に取付けら
れまたその可動端部をピン233によりあご金2
28に固定されている。たとえばリンク234お
よび235のごとき適当なリンク仕掛け機構によ
り、空気圧作動器231の運動であご金228が
動かされ、またあご金227が同様に動かされ
る。リンク235がピン224であご金227に
固定されていることは理解されるべきである。 あご金227および228がベース部材215
と接触した第23図に幻線で示されている位置に
ある場合、これ等のあご金は油井要素17の本体
をして前記エレベータを通り抜けさせる位置にあ
るがカラー17Aは前記あご金を通り抜けないで
あろう。第23図の上方部分にさらに幻線で図示
されているとおり、油井要素17のねじ山を切ら
れた端部17Bはじようご221内に突込めら
れ、連結用案内222を通り抜けて継手17Aに
接触し、かくして油井孔腔内へ延びた1連の連管
にねじ込められる位置にある。 以上において、1本の油井要素がエレベータ4
8に移送され且つ運動ブロツク46により油井ヘ
ツド14まで降下された理想化された状況が述べ
られた。1本の油井要素が送り込まれて油井ヘツ
ド内に現在存在している1連のロツドまたは連管
と接続された後に、エレベータ48はAPMより
下方の位置に降下されており且つAPMは1連の
油井要素への接続のため第2の油井要素を掴持す
るように移送腕と協同する位置へ戻つているであ
ろう。APMが油井孔腔と整列した状態に戻さ
れ、かくして油井ヘツドと軸線を整列した状態へ
伸長されていれば、新たな油井要素がじようご2
21内へ降下されて、油井孔腔より上方に延びて
いる最上方の油井要素の継手17Aと接触するよ
うになるであろう。 新たな油井要素が後に述べられるように1連の
連管に接続された場合、前記エレベータがわずか
に降下されて、前記あご金を油井要素との間の接
続を解放しかくしてエレベータが解放される。こ
の時には、前記エレベータは1連の要素を油井孔
腔内へさらに降下させる状態にある。次でエレベ
ータあご金126と127は前記油井要素が降下
される際に前記継手を捕えるように復元されかく
してこのエレベータは1連の要素への連結のため
次の要素を受領する準備が整えられる。 それとは反対に、要素が油井から抜き取られつ
つある場合、前記エレベータはそのあご金を前記
1連の要素の中の最上方の要素の継手17Aと接
触させ且つ運動ブロツク46で前記エレベータを
持上げることで、上記油井要素が前記自動パイプ
操作装置腕により掴持される位置まで持上げられ
る。次で前記油井要素は前記1連の連管からねじ
戻され、次でさらに持上げられて、自動パイプ操
作装置をして前記要素を掴持させる。あご金22
6および227を開放させるためエレベータを降
下させることで、このエレベータは継手の頂部上
へ引き寄せられ且つ自動パイプ操作装置がパイプ
をエレベータとの整列から引つ込めかくして移送
腕へ進める準備を整える。それと同時に、エレベ
ータ48は前記1連の連管の中の次の油井要素を
掴示する位置へ降下されつゝある。中実のベース
215は前記継手上へ進み且つ連結案内222内
の継手に整列する。かくしてあご金226および
227は前記継手の底部と接触する位置に配置さ
れ、次で前記エレベータは持上げられて、油井要
素部分を油井ヘツドから引き外す。 運動ブロツク46はスプリツトブロツクとして
知られたスタイルのものであつて、2重速度運動
ブロツクとしてドレツサーアイデイ社から市販さ
れているブロツクであつてもよい。このスプリツ
トブロツクは油井要素をこのブロツクの中心を通
つて垂直方向に通り抜けさせまた前記要素を前記
ブロツク内へその前方から水平方向に挿入させ
る。 動力やつとこ21とバツクアツプやつとこ23
が前記油井要素を連結しあるいは連結を分離させ
るのに必要な1連の油井要素の回転を生成するた
め配備されている。油井ヘツドに出入する要素の
ための案内となる中心配置装置47が前記動力や
つとことバツクアツプやつとこの下方にあり且つ
1連の連管がエレベータ48から解放された場合
に1連の油井要素連管が垂直下方へ運動しないよ
うに保持するための1組のスリツプ50が油井ヘ
ツドに配備されている。 動力やつとことそれ等の関連されたバツクアツ
プやつとことはヒルマン−ケリーモデル3700−H
−動力やつとことしてジヨイペトロリアムエクイ
ツプメント社から出されている1978−1979年総合
カタログの68頁に記載されているように、利用可
能である。この設備は本例にて必要とされる自動
制御を提供するように変更される。 前記スリツプは、カリフオルニヤ州ロングビー
チのキヤビン社から入手可能で、キヤビンアドバ
ンスオートマチツクスパイダーとして1978−1979
総合カタログ1621頁および1623頁に記載されてい
る装置から変更される。これ等のスパイダーは必
要とされる自動制御を提供するように変更され
る。 第27図および第28図には油井修理用台車の
前端部と油井ヘツドとに関するやつとこ、中心配
置装置およびスリツプの装架と配列とが図示され
ている。前記動力やつとこは修理用台車31の前
端部に取付けられた装架ポスト240および24
2の相互間に位置決めされた横断部材261によ
り支持されている。前記横断部材は前記ポストと
適当な転り接触を有している案内262および2
63上の部材の支持を介して、前記ポストに沿つ
て垂直に滑動自在である。垂直運動は油圧シリン
ダ264の伸長により提供されるが上記油圧シリ
ンダは伸長自在なピストン端部265を横断部材
261の下方部分266に取付けられまたその固
定端部をこの修理台車31のシヤーシイに取付け
られた耳部267に装架されている。 横断部材261は第27図のそれぞれ左方と右
方とにおける延長部268および269により案
内262および263内に水平に支持されてい
る。油圧シリンダ271が修理台車31の前端部
に取付けられた端部を図示されていない装置によ
り支持され、また動力やつとこ21と前記スタイ
ルのバツクアツプ23とを支持している支持部材
274上のポスト273に、可動ピストン端部を
取付けられている。同様に、案内277上に支持
されるローラー276を有するジヨイントフアイ
ンダ275が支持部材274上に支持されてい
る。前記やつとことバツクアツプとの水平運動
は、案内262および263上のそれぞれの支持
内での延長部268および269の運動を生成す
るピストン271の伸縮により達成される。以下
において詳述される目的を有するジヨイントフア
インダ275はピストン部材278の作動により
水平に動かされて、ローラー276を前記やつと
こ内の油井要素17と接触せしめ、且つ油井要素
相互間の継目の位置を確認する。 動力やつとこ21とバツクアツプ23の下方に
て、中心配置装置47が台車31の前端部上に支
持されている。第31図、第32図および第33
図には、油井孔腔の中心線と整列する位置にて油
井修理台車の前端部上に装架された折りたゝみ自
在な中心配置装置47が図示されている。中心配
置装置47はこの修理用台車31の右方の(前方
に向つて)装架用ポスト242に、たとえば溶接
により、固定された装架用ブラケツト241上に
枢着されている。ピボツトピン243とロツクピ
ン244とにより、前記中心配置装置をこの台車
31を越えて伸長したりあるいは台車31上に折
り返えすことができる。折りたゝみ自在なジヨイ
ント245はこの中心配置装置を伸長位置にしあ
るいは収縮位置に折りたゝむための装置を提供し
またこの中心配置装置のための2つの部分枢架端
部分246とあご部分247とを確立する。あご
装置248が前記あご部分の端部に装架されてい
る。 前記あご金装置は第32図に図示されているよ
うに1対のあご金部材249および251を含
み、またあご金251は開放自在な指金252を
有している。あご金249および251は、ピニ
オン歯車254の回転と、その結果としてのそれ
ぞれあご金249と251上に装架されたラツク
255および256の側方運動とを生成する油圧
モーター253の作動により、互いに遠近して動
くことができる。前記あご金は幻線で示されてい
るように油井要素17上に閉じまた前記油井要素
を油井孔腔の中心線と整列された状態に保持する
ようにされている。前記中心配置装置が油井ヘツ
ド14と動力やつとこ21との間に位置決めされ
ていることと、中心配置装置47とやつとこ21
の両方が地面の上方かなりの距離にあることが第
1図から注目されるべきである。前記中心配置装
置内の油井要素の初期整列を可能ならしめるため
指金252が配備され、その後においては上記要
素はパイプ、チユービングまたはロツドのいずれ
が送くられているかにかゝわりなく前記あご金内
に留まる。 油井ヘツド14の頂部には、動力で作動される
1組のスリツプ18が装架されている。推奨され
るスリツプは後にさらに述べられるように所要の
作動順序にしたがつて自動的に作動せしめられる
ように適当に変更された前記形式を有している。
この場合、概略的に図示されているように前記ス
リツプはスリツプハウジングの延長部285およ
び286上に枢架されたリンク連結たとえば28
3および284を有している少くとも1対の歯付
きあご金281および282を構成している。1
対のピストン287および288が前記の枢着さ
れたリンク仕掛けを動かすことで前記あご金を動
かし、前記スリツプを開閉させるように作動する
ことができる。 第29図および第30図には本発明の継ぎ目発
見装置が拡大されて図示されている。管類および
ロツドに関して使用するための少くとも2つの可
能なサイズを有している案内277上のローラー
276が動力やつとこ21のための支持体274
とともに運動する。油井要素相互間に継ぎ目を作
りまた継ぎ目を外す際には、前記動力やつとこで
上方の要素を掴持し、下方の要素を保持し且つ上
方の要素を回転することが必要である。動力やつ
とこ21は上方要素を掴持し且つ回転しまたバツ
クアツプ腕23が下方要素を回転しないように保
持する。だが、油井要素の全部が全部正確に同じ
長さのものではない(特にロツドに関し)ので、
所望の継ぎ目を作りまた外すのに継ぎ目の位置を
感得し且つ継ぎ目とやつとことを位置決めするこ
とが必要となる。継ぎ目発見装置275は、前記
やつとこが前記要素に沿つて垂直に動かされてい
る際にローラー276を前記油井要素と接触して
位置決めすることにより上記の目的に役立つ。 管類の場合に、やつとこはピストン264によ
りやつとこの上方限度まで持ち上げられ、次でロ
ーラー276を上記要素と接触させながら、降下
される。ローラー276が継ぎ目17Aを通り過
ぎた場合に、上記やつとこの垂直運動が停止され
且つ事前の調節のため、前記やつとこは、所要の
回転運動を提供するため、前記上方要素と下方要
素とを掴持する位置にある。 ロツドの場合には、前記やつとこはそれぞれの
底部まで降下され且つピストン264により持上
げられる。ロツドに沿つた膨径部291が感得さ
れた場合、前記やつとこが停止される。上記位置
においては、前記やつとこは上方要素を掴持する
位置にありまたフオークの形のバツクアツプ腕は
前記膨径部と継ぎ目17Aとの間の平坦部に接触
するであろう。 ローラー案内277上のばね293がローラー
276を油井要素17に向けて押し付けまた案内
277の延長部の運動でセンサ294が作動され
て前記やつとこのそれ以上の運動を停止する。 自動感得・制御装置が要素の各と関連されて、
直接人間が接触するのを必要とせずにこの油井修
理用台車の全作動が達成されるように油井要素を
操作する働きを行う。第37A図、第37B図、
第37C図および第37D図には感得され且つ制
御されている作動がグラフで表示されている。最
初の左方の数字の縦行に特定の要素が達成する働
きを述べた単語を有する縦行が隣接し、また右方
に延びた次の1連の縦行は上記作用が達成される
タイミング期間である。水平の棒は上記働きを達
成する1つのサイクル内の持続時間を表示してい
る。前記棒と、関連された数字は第38A図、第
38B図および第38C図に列記されている番号
付きのセンサーを指している。 次で第37A図において、この図の上方と下方
の部分は、上方部分においては油井孔腔から引き
出されている場合の各の要素の作動を示し、また
下方の部分においては油井要素を油井孔腔に送り
込んでいる。場合の各の要素の作動が図示される
ことが企図されている。この図面の2つのセクシ
ヨン相互間には前記数字の縦行にしたがつて指定
された働きが概略的に図解されている。 第38A図、第38B図および第38C図に
は、本発明の自動油井修理台車のためのセンサ作
動が図表の形で示されている。感得装置(または
センサ)が台車の要素により行われる状態または
1連の状態に関する主制御に表示を提供するよう
本発明の要素の各と関連されることは理解される
べきである。この台車の要素が以上で述べられた
がこの台車の全体の作動内での上記要素の作動も
また述べられた。作動を順次行うことは本発明の
肝要な一特色でありまた本発明が自動作動を制御
することも明らかである。第37A図、第37B
図、第37C図および第37D図には要素を油井
に送り込みあるいは送り出す際に行われる1連の
出来事が示されている;第38A図、第38B図
および第38C図には1連の出来事が生じないう
ちに生起しなければならない状態が図示されてい
る。 第38A図、第38B図および第38C図の各
の頂部を横切つている1連のセンサは数字の順序
で区別される。各のセンサの下にその機能が述べ
られている。たとえば、センサ1は段進装置91
内のパイプ(またはその他の油井要素)の存在を
感得する。センサの指定の下方の文字AおよびB
は要素を油井に送り込んでいる場合の作動Aと、
要素を油井から引き出している場合の作動Bとを
区別する。 第38A図の左側に沿つて、数字の順序に並べ
られて識別名称を与えられたアクチユエータが縦
行をなして列挙されている。これ等の名称は第3
7A図、第37B図、第37C図および第37D
図に図示されているものと同じである。これ等の
アクチユエータとセンサとはこの修理用台車の自
動作動中はそれぞれの機能に関して関連されてい
る。これ等のアクチユエータにより行われる作動
がアクチユエータの記述の右方に言葉で述べられ
ている。たとえば、アクチユエータ1−ゲート9
7を「伸長」するかまたは「引込め」ることがで
きる。 図表第38A図、第38B図、および第38C
図の本体内に1、0、+およびORなる称呼が存在
している。これ等の称呼は以下の記載を有してい
る: 1=アクチユエータを始動する。 0=アクチユエータを停止する。 +=作用が行われる前に存在しなければならない
2つまたはそれ以上の条件を確立する「アン
ド」回路を示す。 −=作用を行うため存在する2つまたはそれ以上
の条件を確立する「オア」回路を示す。 たとえば、第38A図において、この台車が要
素を油井に送り込むように作動している場合、セ
ンサ1は段進装置91内の要素を感知し且つゲー
ト97が伸長されて他の要素が前記段進装置に進
入するのを防止するであろう。この台車が要素を
油井内へ送り込むように作動しており且つセンサ
2がコンベア39の持上げ用あご金122が前記
コンベアの底部にあることを確立した場合に、停
止作動の1つの例が設定される。コンベア39
は、パイプ段進装置センサ91が段進装置内にパ
イプが存在しているのを感知するまで、上記位置
に停止するであろう。さらにその上に、アクチユ
エータ3(パイプコンベア列)に沿つて右方に読
んで、センサ5が移送腕41(台車の同側の)が
水平位置に位置決めされたことを確立するまで、
持上げあご金122がコンベア39の頂部にて停
止されるであろう。 「アンド」作動の1例が、アクチユエータ5す
なわち移送腕41(左または右側)とAPM上方
腕166上のセンサ14およびAPM下方腕16
8上のセンサ17に関し且つ油井要素が油井から
引き出されつゝある場合に関して図示されてい
る。要素が油井から引き出されつゝある場合には
前記要素が垂直方向に引張られ且つAPMハンド
により掴持された場合、APMが35インチ(88.9
cm)位置まで引込み且つ要素を移送腕41のハン
ド144内に配置するため右方または左方に回転
する準備を整えられる。前記移送腕のハンドに対
して移送がなされた後にセンサ7は1つの要素が
前記ハンド内にあることを認識し且つセンサ9は
移送腕ハンド144が閉鎖されていることを認識
すると、APMの上方および下方の腕は30インチ
(76.2cm)位置まで引込むことができ且つ前記移
送腕が水平位置まで降下されることができる。セ
ンサ14および17からの信号は、移送腕が水平
まで降下する前に両方の腕が引込まされることを
表示しなければならない。 「オア−」作動の一例をアクチユエータ9すな
わちAPM下方腕とセンサ12および13に関し
第38A図を参照することで理解することができ
る。この図面に示されているように要素が油井に
送り込まれている場合、APMが移送腕41と整
列するように右方または左方に回転されるかまた
はAPMが油井孔腔の中心線と整列するように回
転されていれば、APM下方腕168は伸長され
るであろう。これ等の位置のいずれにおいても、
APMは伸長を防止されるべきである。油井に送
り込んでいる場合、APMはAPMに向けて回転す
るに先立つて30インチ(76.2cm)位置まで引込む
であろう。 以下は油井要素を油井に送り込みまた油井から
引き出す場合の本発明の要素の作動についての説
明である。要素は参照数字符号により参照され
る;センサは第38A図、第38B図、第38C
図および第38D図を横切る上方の水平連続物内
に発見される数字により参照される。 くり込み 1 ゲート97 パイプコンベア122が頂部に達しセンサ3
が作動され且つゲート97を引込ませる。パイ
プが段進装置内へ転り込むや否や、センサ1が
作動され、ゲート97が伸長する。パイプが段
進装置99内にあれば、センサ3が作動されて
もゲート97は引込まないであろう。 2 段進装置91 パイプが段進装置99内にある場合、センサ
1が作動され且つ段進装置を引込める。パイプ
コンベア122が底部に達した場合、センサ2
が作動され且つ段進装置99が伸長する。 3 パイプコンベア39 パイプが段進装置99内にあり、センサ1が
作動され且つ移送腕145が水平である場合、
センサ5が作動され且つこのコンベアが回転し
てパイプをパイプラツクから移送腕ハンドへ運
ぶ。 センサ2がセンサ1からの信号に対し底部で
このコンベアを不持しまたセンサ3がセンサ5
からの信号に対し頂部でこのコンベアを保持す
る。 4 移送腕ハンド144 パイプが両方の移送腕ハンド144内に配置
されると、直列に接続された各のハンド内のセ
ンサ7は主弁を作動して両方のハンドを閉じ
る。圧力が前記移送腕ハンドを閉じる管路内で
蓄積した場合、圧力センサ9がセンサ7からの
圧力を遮断する弁を作動してこの弁を中立にす
る。APMハンド167および169がパイプ
の周りに閉じた場合、圧力センサ21および2
3をして前記移送腕ハンドを開放させる。移送
腕ハンドを開放する管路内に蓄積された圧力が
センサ8を作動し且つ弁が中立に進む。 5 移送腕145 前記パイプが移送腕ハンド144内にあり、
これ等のハンドが閉じ且つパイプが掴持される
にしたがつて圧力が上昇した場合、センサ9が
作動されて移送腕をして垂直に上昇させる。垂
直位置において、センサ6が作動されて主弁へ
の圧力を遮断してこの主弁を中立にする。パイ
プがAPM45に移送された場合、移送腕ハン
ド144が開放し且つ蓄積された圧力がセンサ
8を作動して主弁を切換えて移送腕を水平に進
める。移送腕が水平である場合、センサ5が遮
断し且つパイロツト圧力を通気し且つ主弁をし
て中立に進める。 6 APMトツプハンド167 APMトツプハンド167が35インチ(88.5
cm)半径(R)へ移動し且つ前記ハンドがパイ
プに接触した場合に、センサ15および51が
作動され且つ主弁を切換えてAPMトツプハン
ド166を閉じる。圧力が蓄積するにしたがつ
て、圧力センサ21が作動され且つ遮断してパ
イロツトへの圧力を通気し主弁を中立に進め
る。エレベータ20が上昇途中にあり且つ27フ
イート(8.23m)レベルを通過した場合、セン
サ28が作動されて主弁を切換えハンド167
を開放する。 7 APM下方ハンド169 APM下方ハンド169が35−Rへ運動し且
つ上記ハンドがパイプに接触すると、センサ1
8および52が作動されて主弁を切換えて
APM下方ハンドを閉じる。圧力が蓄積するに
したがつて圧力センサ23が作動され且つ圧力
を通気して、主弁を中立に進め、やつとこ21
が油井の中心線へ移動した時に、センサ43が
作動されて、主弁を切換え、APM下方ハンド
を開放する。圧力が蓄積するにつれて圧力セン
サ23が作動され、遮断し且つ圧力をパイロツ
トへ通気して主弁を中立に進める。 8 APMトツプ腕166 1 APMトツプ腕166は30−R位置にあ
る。この腕は側方へ回転し且つ移送腕145
が垂直位置に達するや否やセンサ6および1
2が作動され、それにより主弁が切換えられ
てAPMトツプ腕166を伸長させる。パイ
プがAPM下方ハンド169内に固定され且
つAPM45が回転して中心へ戻ると、セン
サ13および23が作動されて主弁を切換
え、かくして腕166が55インチ(139.7
cm)Rまで伸長する。センサ16が作動され
て遮断し且つパイロツト圧力を通気し、かく
して主弁が中立へ進む。 2 パイプが所定位置にあり且つAPM上方ハ
ンド167が開放すると、センサ16および
20がパイロツト弁を作動して信号を与え、
主弁を切換え且つ腕166を引込める。30イ
ンチ(76.2cm)R位置においてセンサ14が
作動されて遮断し且つパイロツト圧力を主弁
へ通気してこの主弁を中立へ進め且つパイロ
ツト弁を閉鎖位置へ切換える。 9 APM下方腕168 この下方腕のためのセンサが異つている点を
除いてAPMトツプ腕と全く同じ。 10 APM回転用アクチユエータ 1 APM45が上方位置にあり且つ上方ハン
ド167が開放している場合、センサ10お
よび20が作動されて主弁を切換え、かくし
て回転アクチユエータ171を選択された側
へ回転させる。完全に回転された位置におい
て、センサ12が作動されて主弁を中立へ進
める。上方ハンドがチユーブの周りに閉じる
や否や回転信号が発せられる。 2 チユーブが移送腕145から腕45へ移送
され且つ移送腕ハンド144が開いた場合
に、センサ8が作動されて主弁を切換え回転
アクチユエータ171を回転させ且つ中心位
置へ戻し、この位置に2センサ13が作動さ
れて主弁を中立へ進める。 11 APM垂直アクチユエータ 1 APM45は両方のハンド167,169
内にチユーブを有しており且つ両方の腕16
6,168を55インチ(139.7cm)Rまで延
在させた場合センサ16および19が作動さ
れ、主弁を切換え且つアクチユエータ170
が引込み且つAPMが降下する。APMが底に
達した場合、センサ11が作動され且つパイ
ロツト圧力を遮断して主弁を中立に進める。 2 チユーブがやつとこ内の要素に取付けられ
た後に、APM腕266,168が30インチ
(76.2cm)Rまで引込み且つセンサ14を作
動し、それにより主弁が切換えられてアクチ
ユエータ170を伸長し且つAPMを上昇さ
せる。上方位置において、センサ10が作動
され且つパイロツト圧力を遮断し、主弁を中
立へ進める。 12 やつとこ水平アクチユエータ271 1 APM45が底部位置にある場合、センサ
1が作動されそれにより主弁が切換えられて
やつとこ水平アクチユエータ271を伸長す
る。やつとこ21が油井の中心線に達した場
合に、センサ43が作動されてパイロツト圧
力を主弁から遮断し且つ主弁を中立に進め
る。 2 やつとこ21が継目を作り上げ且つ逆回転
をなし且つ開放圧力をロツクした後に、セン
サ41が主弁を切換えてやつとこと引込ませ
る。やつとこが完全に引込められた場合、セ
ンサ44が作動されて主弁を中立に進める。 13 やつとこ垂直アクチユエータ264 1 やつとこ水平アクチユエータ271が油井
の中心まで延びた場合に、センサ43が作動
されて主弁を切換えてアクチユエータを引込
めまたやつとこ21が降下し(パイプの場
合)あるいは上昇する(ロツドの場合)。ロ
ーラー276が継手17Aに接触した場合
に、センサ35が作動され且つパイロツト圧
力を遮断しまた主弁が中立へ進み且つやつと
こ21を上記レベルに保持する。 2 継手が作られた後に、やつとこ水平アクチ
ユエータ271が引込められる。前記やつと
こが徐々に後退するや否や、センサ43ある
いは35のいずれも作動されず且つやつとこ
水平アクチユエータ271が完全に引込めら
れると、センサ44が作動され且つ主弁を切
換えてやつとこ垂直アクチユエータ264を
伸長し且つやつとこ21を上昇せしめる。や
つとこが頂部に達した場合、センサ33が作
動されて主弁へのパイロツト圧力を遮断し、
この主弁を中立に進める。 14 やつとこ回転 ローラー276がパイプ継手の位置を発見し
た場合、センサ35が作動され且つ主弁を切換
えてやつとこ21を時計方向に回転し且つ継手
を作り上げる。高いトルクが得られた場合、圧
力センサ40が作動されてセンサ35を遮断し
且つ主弁を逆にしてやつとこ21の回転を逆に
する。センサ40からの信号は「解放遅延装
置」(TDR)を通り抜けて、やつとこが回転を
逆にし、開放状態にロツクし且つ継手を後退さ
せることができるまで、上記信号を保持する。 15 中心配置装置47 1 エレベータ48が27フイート(8.23m)に
ある場合に進めるとセンサー28が作動され
て主弁を切換え、中心配置装置あご金24
9,251を開放する。スリツプ50がセツ
トされた場合、センサ28により発せられた
信号が遮断される。 2 前記スリツプがセツトされ且つ前記エレベ
ータが8′−0″レベル(2.92mレベル)にある
場合、中心配置装置あご金249,251が
閉じる。エレベータが27′−0″(9.85m)に
ある場合、センサ28が弁を作動して25に
より発せられた信号を遮断する。 16 スリツプ50 1 エレベータ48が35′−0″(10.67m)にあ
つて上昇中である場合、センサ29が作動さ
れて主弁を切換え、荷重が取り除かれるや否
やスリツプ解放する。エレベータ48が8′−
0″レベル(2.92mレベル)まで降下した場
合、運動ブロツク46への駆動装置に対する
ブレーキがセツトされ、センサ49および2
8を作動して主弁を切換え、スリツプあご金
281,282をセツトする。 17 エレベータあご金227,228、 APMが底部にある場合、センサ11があご
金227,228を作動して開放する。エレベ
ータが11の位置にある場合、センサ27があ
ご金227,228を作動して閉鎖せしめる。 18 伸張用具クラツチ 降下継手(クラツチ解放状態)ブレーキが
8′−0″においてエレベータを停止し、APMが
次の継手を突き通して且つエレベータが6′−
0″(センサ24)まで降下してクラツチに係合
する。エレベータが27′−0″まで上昇し且つ
APM頂部腕166が30インチR(76.2cmR)
にない場合、クラツチは腕が30インチRになる
まで解放している。エレベータ48は40′−
0″(センサ32)まで上昇し続け且つクラツチ
は解放している。エレベータ48は1連の連管
とともに落下する。 19 伸張用具ブレーキ 1 エレベータ48がチユービングを滑り上が
り且つ継手を掴み上げる。エレベータはやつ
とこが連結する(センサ40)まで27′(セ
ンサ28)で停止し、次でブレーキが解放
し、クラツチが係合してエレベータが上昇し
続ける。 2 エレベータ48が1連の連管を孔内へ降下
し且つAPM垂直アクチユエータが底部(セ
ンサ11)に打ち当つて、スリツプがセツト
され(センサ36)且つブレーキが解放する
まで9′−0″の高さ(センサ26)で停止して
いる。 20 バツクアツプ腕やつとこ 継手ローラ(センサ35)により発見された
場合にバツクアツプ腕が伸長する。やつとこが
(信号41で)段進した場合にバツクアツプ腕
が引込む。 21 エンジンスロツトル 1 エレベータ48が6′−0″の高さ(センサ2
4)に打当つた場合、スロツトルが前進し、
クラツチが係合する。 2 エレベータが16フイート(4.88m)(セン
サ53)にある時にクラツチが解放し且つス
ロツトルが遊転位置へ進む。 3 下方腕APM168が30インチR(76.2cm
R)(センサ17)にある時に、クラツチが
係合し且つスロツトルが前進する。 4 エレベータが271(センサ28)にある
場合に、クラツチが解放し且つスロツトルが
遊転位置へ進む。 5 上方APM腕166が30インチR(センサ
14)にある場合にクラツチが係合し且つス
ロツトルが進む。 6 エレベータが40フイート(12.2m)(セン
サ32)にある場合に、クラツチが解放し且
つスロツトルが遊転位置へ進む。 引き出し 1 ゲート97 1 引き出しの際ゲート97が常時引込み位置
に保持される。 2 段進装置91 1 段進装置は引込み位置に保持される。 3 パイプコンベア39 移送腕ハンド144が開いている場合、セン
サ8、パイプコンベアは時計方向に回転する。
持上げあご金122がコンベアの背後にある場
合、センサ4と移送腕ハンド144は開かず、
センサ8、パイプコンベアは停止する。 4 移送腕ハンド144 1 APM45が移送腕145のハンド144
内へチユーブを置いた場合、センサ7が作動
されて主弁を切換え、ハンドを閉じる。上記
圧力が蓄積した場合、圧力センサ9が作動さ
れてパイロツト圧力を遮断し且つ主弁を中立
へ進める。 2 移送腕145が水平である場合、センサー
5が作動されて主弁を切換えてハンドを開
く。蓄積された圧力が圧力センサ8を作動し
てパイロツト圧力を遮断し且つ主弁を中立へ
進める。 5 移送腕145 1 移送腕145が垂直であり且つAPM45
がチユーブを移送腕145へ移送し且つ両方
のAPM腕166,168が30インチRまで
引込むと、センサ14および17が主弁を作
動して移送腕145を水平まで回転する。水
平となつた場合、センサ5が作動されてパイ
ロツト圧力を遮断して主弁を中立へ進める。 2 チユーブがコンベア39の頂部に達した場
合、センサ3が瞬間的に作動されて弁を切換
え、持続された信号を与えて主弁を切換え、
移送腕145を垂直まで回転する。センサ6
が作動されて弁を逆に切換え且つ主弁を中立
に進める。 6 APM頂部ハンド167 1 APM上方腕167が55インチR(139.7cm
R)にあり且つチユーブがAPM上方ハンド
内にある場合、センサ16および51が作動
されて主弁を切換えてハンドを閉じる。圧力
センサ21が作動されてパイロツト圧力を遮
断し且つ主弁が中立へ進む。 2 APM上方ハンドがチユーブを移送腕ハン
ド145へ移送した場合に、センサー9が作
動されて、主弁を切換えてAPM上方ハンド
167を開き、それにより圧力センサー20
を作動してパイロツト圧力を遮断し、主弁を
中立へ進める。 7 APM下方ハンド169 1 APM腕166,168が55インチRまで
伸長され、センサー39が作動された場合
(ブレーク時のやつとこ回転数をカウントす
る)主弁を作動してハンド169を閉じる。
圧力センサ23がパイロツト圧力を遮断し且
つ主弁が中立へ進む。センサ9が閉じた移送
腕ハンドを感知する。下方APMハンドがセ
ンサー22からの信号で開放する。 8 APM頂部腕166 1 APM45が頂部位置に達した場合、セン
サ10が作動されて主弁を切換え、腕166
を引込める。腕が35インチRに達した場合、
センサー15が作動されて弁を切換え且つセ
ンサ10からの信号を遮断しまた主弁が中立
へ進んで腕を35インチRに保持する。チユー
ブが移送腕145へ移送されまたAPMハン
ド167および169が開いた後に、再び圧
力センサー20が主弁を切換えて腕を30イン
チRへ引込め、この位置でセンサー14が作
動されてパイロツト圧力を遮断し且つ主弁を
中立へ進める。 9 APM下方腕168 1 センサが異なる点を除いて上方腕166と
同様に作動し且つ上方腕と同時に引込む。 10 APM回転アクチユエータ171 1 上方と下方の両方のAPM腕166,16
8が35インチRまで引込められた場合、セン
サー15および18が作動されて主弁を切換
え、APMを側方へ回転し、この位置でセン
サ12が作動されてパイロツト圧力を遮断し
且つ主弁を中立へ進める。 2 チユーブが移送腕145へ移送され且つ上
方と下方の両方のAPM腕166,168が
30インチRへ引込められた場合に、センサ1
4および17が作動されて主弁を切換え、
APMを逆に中心位置へ回転し、この位置に
てセンサー13が作動されてパイロツト圧力
を遮断し且つ主弁を中立へ進め且つAPMを
中央位置に保持させる。 11 APM垂直アクチユエータ170 1 上方と下方の両方のAPM腕166,16
8が30インチRへ引込められた場合、センサ
14および17が作動され且つ主弁を切換え
て、APMを下方へ動かし、それと同時に
APMは逆に中心へ回転している。完全下方
位置においては、センサ11が作動されてパ
イロツト圧力を遮断し且つ主弁を中立へ進め
る。 2 チユーブが両方のAPMハンド167,1
69内に固定されまたエレベータ48が6′−
0″レベルまで落下した後に、センサー24が
作動されてパイロツト圧力を遮断し且つ主弁
を中立へ進める。 12 やつとこ水平アクチユエータ271 1 エレベータ48が35′−0″レベルにある場
合、センサ29が作動されて主弁を切換えて
水平アクチユエータを油井の中心線まで伸長
し、センサ43が作動されてパイロツト圧力
を遮断し且つ主弁が中立へ進む。 2 やつとこ21がチユーブとの接合を分離し
且つ開放位置に固定した後に圧力センサ40
が作動されて、主弁を切換え、水平アクチユ
エータを引込める。次でセンサ44がパイロ
ツト圧力を遮断し且つ主弁を中立へ進める。 13 やつとこ垂直アクチユエータ やつとこは管を取扱う場合は、頂部で開始
し、あるいはロツドを取扱う場合には、底部で
開始するであろう。したがつて、この順序は逆
であることができる。垂直アクチユエータは信
号43で引込む。水平アクチユエータ35(継
手)で伸長し且つ停止する。垂直アクチユエー
タは44で伸長する。水平アクチユエータが引
込む。 14 やつとこ回転 1 ローラー276が継手と接触した場合、セ
ンサ35が作動されて主弁を切換え、やつと
こ21を反時計方向に回転する。特定数の回
転後に、カウンタがセンサー39を作動し、
センサ35を遮断し且つ主弁を切換え且つや
つとこを時計方向の回転に逆転し且つやつと
こを開放位置に固定する。 15 中心配置装置47 1 エレベータあご金227,228が閉鎖し
て1連の連管を引き出した場合に、センサ4
8が作動され且つ主弁を切換え且つ中心配置
装置あご金249,251を開放する。圧力
センサーがパイロツト圧力を遮断し且つ主弁
を中立に進める。 2 エレベータ48が38′−0″にあり且つスリ
ツプ50がセツトされた場合、センサ31お
よび50が作動され、主弁を切換えて中心配
置あご金249,251を閉じる。圧力セン
サがパイロツト圧力を遮断し且つ主弁が中立
へ進む。 16 スリツプ50 1 エレベータあご金227,228が閉じた
場合にセンサー48が作動され且つ主弁が切
換わつてスリツプあご金281,282を解
放する。 2 ブレーキセツトされ且つエレベータ48が
38′−0″レベルにある場合センサー31およ
び49が主弁を作動してスリツプあご金28
1,282を閉鎖する。 17 エレベータあご金 エレベータ48が6フイートにある場合、セ
ンサ24があご金227,228を作動して開
放する。 18 伸張装置クラツチ エレベータ48が継手上に落下し且つ閉鎖し
(センサ48)またクラツチが係合して1連の
連管を37′−6″(センサー30)まで持上げ且
つクラツチを解放する。 19 伸張装置ブレーキ 1 エレベータ48が孔から1連の連管を巻上
げる。スリツプがセツト(センサー36)さ
れた場合にブレーキを解放する。 2 エレベータが継目を滑り下り且つやつとこ
が段進し(センサー40)且つ引続いて降下
し続けるまで11′−0″の高さ(センサー2
7)で停止する。 20 バツクアツプ腕やつとこ 35で伸長し(連結)且つ40で引込む(や
つとこ段進)。 21 エンジンスロツトル 1 エレベータ48が6′(センサ24)にあり
且つエレベータあご金が閉じている(センサ
48)場合、クラツチが係合し且つスロツト
ルが進む。 2 頂部と底部の腕166,168が30インチ
Rまで下がつていなければ11フイート(セン
サ27)でクラツチが解放する。 3 センサ48がエレベータあご金が閉鎖され
ていることを再度表示するまでクラツチが
39′−6″(センサ30)で解放して、スロツ
トルが遊転位置へ進む。 本発明の好ましい形式での装置においては、単
一エンジンで駆動されるポンプシステムが全ての
作動システムに供給するため配備されている。こ
のポンプシステムは空気圧型と油圧型の両方のポ
ンプとを車輪およびその他の運搬具制御システム
を駆動するために基本的動力を提供するため貯槽
システムとともに含み且つまた所要のセンサおよ
びアクチユエータ制御装置をも含んでいる。安全
と防災上の必要から石油の油井ヘツドの周りでの
電気システムの使用が制限され、したがつて油圧
と空気圧のシステムが所要の動力と信頼性とを提
供している。好ましい形式の装置においては、台
車上の35の点に中央動力システムが配備され且
つ油圧駆動システムがこの設備により36におけ
るホイスト機構に供給される。 以上において本発明の好ましい実施例を特定的
に開示したが、本発明の範囲内に各種の変化変更
をこれに施し得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は油井ヘツドに関する作動位置にて図示
された可動油井維持台車の側面図、第1A図は油
井ヘツドと、この油井ヘツドと関連された諸要素
との、一部断面による概略立面図、第2図は台車
の全ての要素を油井ヘツド相互間に輸送されるよ
うに収納されて輸送位置にある油井維持用台車の
側面図、第3図は輸送位置における油井維持台車
の頂部平面図、第4図は格納位置における油井維
持用台車を示した、一部断面による部分的背面
図、第5図は油井ヘツドに関する作動位置にある
油井維持台車の正面図、第6図は台車のパイプ貯
蔵部分を特に示した油井維持台車の頂部平面図、
第7図はパイプ貯蔵、運搬および移送の装置を示
した油井維持台車の背面図、第8図は第6図の8
−8線に沿つた部分的断面図、第9図は第8図の
パイプラツクの詳細の頂部平面図第10図は油井
維持台車のパイプコンベア部分の側面図、第10
A図は段進装置と、それに関連されたゲートとを
示した第10図のコンベア装置の部分的立面図、
第10B図は一部断面による第10A図の頂部平
面図、第11図は第10図の11−11線にほゞ
沿つた断面図、第12図はほゞ第10図の12−
12線に沿つた部分的断面図、第13図は移送腕
ハンドの詳細立面図、第14図は第13図の側面
図、第15図は本発明の自動パイプ操作装置
(APM)の正面図、第16図は自動パイプ操作装
置の両端部の作動位置を示した第15図の側面
図、第16A図は第5図の16A−16A線に沿
つた断面図で、本発明の要素の数個の協同位置を
示した図、第17図、第18図および第19図は
それぞれ、自動パイプ操作装置の頂部ハンドの詳
細の、頂部平面図、正面図および側面図、第20
図、第21図および第22図は、それぞれ、自動
パイプ操作装置の底部ハンドの、頂部平面図、側
面図および側面図、第23図および第24図は本
発明のエレベータ装置の正面図と側面図、第25
図は第23図の25−25線にほゞ沿つた断面
図、第26図は第23図の26−26線にほゞ沿
つた断面図、第27図は油井ヘツドに隣接し且つ
台車の前方における油井要素取扱い要素の正面
図、第28図は第27図の側面図、第29図およ
び第30図はそれぞれチユービンク要素とロツド
要素のための継目位置を決め装置を示した部分的
断面図、第31図は本発明の中心配置装置の頂部
平面図、第32図および第33図は第31図の中
心配置装置のあご金の頂部平面図および側面図、
第34図、第35図および第36図は第10A図
および第10B図に同様に図示されているパイプ
運搬装置のゲートと段進装置との作動を示した順
次連続した図、第37A図、第37B図、第37
C図および第37D図は本発明の各種の要素の作
動の順序を順次示した図表、第38A図、第38
B図、第38C図および第38D図は本発明のセ
ンサ制御を示した図表である。 10……油井、14……油井ヘツド、16……
1連の連管、18……管懸吊用スリツプ、20…
…エレベータ、21……動力やつとこ、22……
連動ブロツク、23……バツクアツプやつとこ、
31……車付き運搬具、37……パイプラツク
腕、38……ジブクレーン、39……パイプコン
ベア、41……移送腕、43……油井やぐら、4
5……自動パイプ操作装置、46……運動ブロツ
ク、47……中心配置装置、48……エレベー
タ、50……スリツプ、64……油圧作動器、9
1……段進装置、92……段進装置本体部分、9
7……ゲート装置、98……引込み自在な障壁、
99……ゲート装置、100……段進装置ゲー
ト、101……阻止棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 細長い油井要素を水平貯蔵位置から油井と作
    動関係にある垂直位置へ、あるいはその逆に上記
    垂直位置から水平貯蔵位置へ取り扱うための完備
    した可動の油井維持・掘削用台車において、前記
    油井要素を水平位置に貯蔵するための装置と;個
    個の油井要素を前記水平貯蔵装置から移送位置へ
    運搬するための装置と;移送装置で、前記個々の
    油井要素を保持するための装置、および前記移送
    装置を前記油井の中心線に隣接し且つこれに平行
    に位置決めするための装置とを含んだ移送装置
    と;前記移送装置からの前記油井要素を掴持し
    て、前記油井要素の長手軸線を前記油井の中心線
    と整列した状態に位置決めするための装置を含ん
    だ操作装置と;前記油井要素をその長手軸線に沿
    つて、前記油井に関する有効位置へ移動するため
    の装置と;前記油井要素を前記油井に連結するた
    めの装置と;前記運搬装置、前記移送装置、前記
    操作装置、前記移動装置、および前記連結装置の
    作動を順次行わせて、前記油井との前記作動関係
    に出し入れる前記油井要素の前記取扱いを完全に
    自動的に達成するための制御装置とを含んで成る
    装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    前記貯蔵装置と、前記運搬装置と、前記移送装置
    と、前記操作装置と、前記移動装置と、前記連結
    装置とが可動の台車上に装架され且つ前記台車が
    油井に関する作動のため位置決めされた場合、有
    効位置に配置されるようにされ、また前記の各装
    置は、前記台車が場所から場所へ移動されている
    場合には、前記台車上に格納されるようにされて
    成る装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    1対の脚部を有する油井やぐらと、クラウンブロ
    ツクと巻上げ装置を前記油井腔口より上方に支持
    するための前記脚部に取付けられた上方クロス部
    材と、前記油井やぐらを安定化するための支え綱
    装置とをさらに備え;前記脚部と支え綱装置と
    が、前記移送装置と前記操作装置とを前記脚部の
    相互間で、しかも前記支え綱装置の妨げとなるこ
    となく作動させるように、相互に関して互いに離
    隔されて成る装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    前記油井要素を貯蔵するための前記装置が、前記
    可動台車のフレームと整列した貯蔵位置と、ほゞ
    水平で且つ前記フレームに垂直である作動位置と
    の間で垂直軸線の周りに枢動されるように前記フ
    レームの各側に枢動自在に装架された1対のパイ
    プラツク腕と;前記細長い油井要素を前記パイプ
    ラツク腕に積込み且つ荷降ろしするため前記パイ
    プラツク腕と作用関係をなすように前記可動油井
    掘削台車のフレーム上に回転自在に装架された1
    対のクレーン装置とを含んで成る装置。 5 特許請求の範囲第1項および第4項のいずれ
    かに記載された装置において、前記パイプラツク
    腕が前記フレームに向けての傾斜と前記フレーム
    からの傾斜との間で調節自在であるように前記フ
    レームに平行な軸線の周りに調節自在に枢動され
    るようにされて成る装置。 6 特許請求の範囲第4項記載の装置において、
    前記クレーン装置が前記パイプラツク腕を越えて
    の作動上の接近を提供するように関節接合された
    腕を含んで成る装置。 7 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    前記パイプラツク腕と前記運搬装置との間の油井
    要素段進装置を含み、前記段進装置が前記運搬装
    置に関し前記油井要素を位置決めするための装置
    と、前記油井要素を前記位置決め装置内へ通す装
    置とを含んで成る装置。 8 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    前記運搬装置が、前記パイプラツク腕の各に隣接
    した垂直案内部材で、前記パイプラツク腕を相互
    間になした垂直案内部材と、前記個々の油井要素
    を前記ラツク腕と前記移送位置との間で運搬する
    ように前記案内部材に沿つて可の装置とを含んで
    成る装置。 9 特許請求の範囲第1項および第8項のいずれ
    かに記載された装置において、前記案内部材に沿
    つて可動の前記装置がコンベア要素と、前記コン
    ベア要素を前記案内部材に関して連続的に軸線方
    向に向いた状態に維持するように動かすための装
    置を含んで成る装置。 10 特許請求の範囲第1項、第7項および第8
    項のいずれかに記載された装置において、前記コ
    ンベア要素を動かすための前記装置が前記コンベ
    ア要素を前記段進装置および段進構造を有してい
    る前記コンベア要素と整列した状態になし、それ
    により油井要素が、前記移送装置内へ段進するよ
    うに整列している前記コンベア要素内へ段進され
    るようにされて成る装置。 11 特許請求の範囲第1項および第9項のいず
    れかに記載された装置において、前記コンベア要
    素を動かすための前記装置が、(a)前記コンベア装
    置上の1対の側板で、外側の案内表面と内側のみ
    ぞ孔案内とを有し、前記みぞ孔案内が前記コンベ
    ア要素の前記の連続した軸線方向の向きを維持す
    るように相互に関して整列されて成る1対の側板
    と、(b)一方の端部で前記コンベア要素に枢動自在
    に連結されまた前記みぞ孔案内内に位置決めされ
    るピンを他方の端部に有している腕と、(c)1つの
    前記側板の前記外側の案内表面と協同する前記腕
    の1つ上のローラーと、(d)前記コンベア要素を動
    かすように前記側板に関して前記ローラーととも
    に前記腕を動かすための無端ベルト駆動装置とを
    含んで成る装置。 12 特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、前記移送装置が前記台車の一部分上に枢架さ
    れた2つの剛固な部材から成り、上記剛固な部材
    は前記運搬装置と協同する水平位置と、前記操作
    装置と協同する垂直位置との間で前記ピボツトの
    周りを回転するように作動可能であり、また前記
    剛固な部材は前記台車および前記操作装置の各側
    で1つづつ作動するようにされて成る装置。 13 特許請求の範囲第1項、第11項および第
    12項のいずれかに記載された装置において、1
    対の掴持用の手が前記コンベア(運搬)装置のコ
    ンベア要素と協同整列関係をなして前記剛固な部
    材に取付けられて成る装置。 14 特許請求の範囲第13項記載の装置におい
    て、前記掴持用の手が前記油井要素を位置決めす
    るための段進装置と、前記掴持用の手の内にある
    前記油井要素を前記段進装置内に固定するように
    作動する装置とを有して成る装置。 15 特許請求の範囲第14項記載の装置におい
    て、前記水平位置における前記剛固な部材が前記
    コンベア要素から前記油井要素を受領するととも
    に前記油井要素を前記コンベア要素へ解放するよ
    うに前記掴持用の手を位置決めし、また前記垂直
    位置における前記剛固な要素は前記操作装置から
    前記油井要素を受領するとともに前記油井要素を
    前記操作装置へ解放するように前記掴持用の手を
    位置決めするようにされて成る装置。 16 特許請求の範囲第12項記載の装置におい
    て、前記剛固な部材を水平位置と垂直位置との間
    で単独に動かすための前記剛固な部材の各ごとの
    制御自在な機械装置を含んで成る装置。 17 特許請求の範囲第1項および第12項のい
    ずれかに記載された装置において、前記剛固な部
    材が互いに平行な平面内でそれぞれのピボツトの
    周りを水平位置と垂直位置との間で運動し、前記
    平面が前記操作装置の中心軸線の相互間および前
    記油井やぐらの前記脚部の相互間にあるようにさ
    れて成る装置。 18 特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、前記操作装置が前記油井やぐらの前記脚部上
    に支持され且つ前記操作装置を前記移送装置と整
    列して位置決めしまた前記油井と整列するための
    回転自在な部材を含んで成る装置。 19 特許請求の範囲第1項、第15項および第
    18項のいずれかに記載された装置において、前
    記操作装置が前記油井の前記中心線に平行に垂直
    方向に整列され且つ1対の互いに垂直方向に離隔
    された締着装置を含み、前記締着装置が、(a)前記
    移送装置の前記掴持用の手との協同整列状態と前
    記油井との整列状態とに前記回転自在な部材とと
    もに回転され、(b)前記油井の前記中心線との垂直
    整列状態状態へ水平方向に動くことが可能であ
    り;(c)且つ前記油井と垂直に整列するように前記
    台車に関して垂直方向に動くことが可能にされて
    成る装置。 20 特許請求の範囲第19項記載の装置におい
    て、前記回転自在な部材が前記油井やぐらの前記
    脚部内の前記締着装置を前記移送装置の前記掴持
    用の手と整列するように動かすようにされて成る
    装置。 21 特許請求の範囲第19項記載の装置におい
    て、前記締着装置内に保持されている前記油井要
    素を前記油井の中心線と整列して位置決めするた
    めの中心位置決め装置を含んで成る装置。 22 特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、連結するための前記装置が前記剛固な台車の
    前記操作装置内の油井要素を前記油井内の油井要
    素と連結し且つ分離するための自動的に作動され
    る装置が、(a)前記油井に関する前記油井要素の垂
    直方向の運動を防止するように自動的に作動され
    るスリツプと、(b)前記連結および(あるいは)分
    離が達成されるべきである場所に、油井要素相互
    間の継手を位置決めするための装置と、(c)前記油
    井要素を前記油井内の前記油井要素に連結し且つ
    (あるいは)分離するように前記油井に関して前
    記油井要素を回転するための、自動的に作動され
    る回転自在なやつとこと、(d)前記スリツプ、前記
    位置決め装置および前記やつとこを作動するため
    の前記制御装置内の順次制御装置とを含んで成る
    装置。 23 特許請求の範囲第1項および第22項のい
    ずれかに記載された装置において、(a)1組のエレ
    ベータあご、(b)前記あごを前記油井に関して動か
    すため前記エレベータあごを伸張用具に連結する
    ケーブル装置を含んだ動力で作動される伸張用具
    とを含んでおり、また前記伸張用具がクラツチと
    ブレーキ装置とを含み、前記エレベータあご、伸
    張用具、クラツチおよびブレーキが順次制御を達
    成するように前記制御装置により制御されて成る
    装置。 24 特許請求の範囲第1項、第6項、第11
    項、第15項、第18項および第21項のいずれ
    かに記載された装置において、自動制御および順
    次作動装置を備え、それにより前記油井要素段進
    装置が前記コンベア装置の作動を制御し、前記剛
    固な部材の前記水平位置が前記操作装置の前記回
    転自在な部材の作動を制御し、また前記操作装置
    の前記締着装置の前記垂直位置が前記巻揚げ装置
    の作動を制御するようにされて成る装置。 25 特許請求の範囲第1項および第24項のい
    ずれかに記載された装置において、前記自動制御
    および順次作動装置が別々に収容され且つ前記油
    井の見える所で前記台車から離隔して位置決め可
    能であり且つ作動連結により前記台車に連結され
    それにより前記台車上の前記装置の作動が、作業
    者が前記台車または前記油井要素と接触すること
    なく、制御されるようにされて成る装置。 26 油井の中心線と整列して位置決め可能な油
    井やぐらと巻上げ機構、前記油井に出し入れして
    の油井要素の取扱いのための操作装置、この操作
    装置へ出し入れしての油井要素の取扱いのための
    移送装置、前記移送装置へ出し入れしての油井要
    素の取扱いのための油井要素コンベア装置、油井
    要素を前記コンベア装置に供給し且つこれから受
    領するためのパイプラツク装置とを含んだ、完備
    した掘削装置台車で油井を維持しあるいは掘削す
    るための方法において、 (a) 油井要素を水平位置にて貯蔵する段階と; (b) 前記コンベア装置への出し入れのため単一の
    油井要素を段進する段階と; (c) 前記パイプラツクへの出し入れのため水平位
    置における油井要素を持上げる段階と; (d) 水平位置における前記油井要素を前記移送装
    置へ運び込み且つ運び出す段階と; (e) 油井要素を前記移送装置から取り出しあるい
    は移送装置内へ位置決めする段階と; (f) 前記油井要素を前記移送装置とともに水平位
    置から垂直位置へあるいは垂直位置から水平位
    置へ回転する段階と; (g) 前記油井要素を前記操作装置から除去しある
    いは前記油井要素を前記操作装置へ通す段階
    と; (h) 前記油井要素を前記油井の中心線と整させあ
    るいは前記油井要素を前記油井との整列から除
    去して前記移送装置を整列させる段階と; (i) 前記油井要素を前記巻上げ機構で掴持しある
    いは前記巻上げ機構を前記油井要素から解放す
    る段階と; (j) 前記油井要素を前記油井に関して上げ下げす
    る段階と; (k) また前記油井要素を前記油井内の他の油井要
    素に連結しあるいは分離する段階とを含んで成
    る方法。 27 完備した油井維持用掘削装置台車を使用し
    た、油井の中心線との垂直整列と水平貯蔵位置と
    の間における油井要素の取扱い方法において、 (a) 前記台車の側面に水平に取付けられる水平の
    油井要素貯蔵区域を設ける段階と; (b) 個々の油井要素を水平位置と垂直位置との間
    にて回転する段階と; (c) 前記垂直の油井要素を前記油井の軸線と整列
    状態に配置する段階と; (d) 前記油井要素を移動して前記油井の中心線と
    整列させる段階と; (e) 前記油井要素を前記油井内の前記他の油井要
    素と係合するように位置決めする段階とを含ん
    で成る方法。 28 特許請求の範囲第26項記載の方法におい
    て、人力を介在させることなく前記各作動段階を
    行うのに必要とされる自動制御システムの制御の
    もとに前記作動段階を順次行うようにされて成る
    方法。 29 特許請求の範囲第28項記載の方法におい
    て、管状の油井要素のための前記順次作動制御装
    置が要素相互間の継手を感知し且つロツド状油井
    要素のための前記順次作動制御装置が前記ロツド
    状油井要素上の水坦部に隣接した膨径部の位置を
    感知するようにされて成る方法。 30 特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、前記装置および制御装置に油圧力および空気
    圧力を供給するためのエンジンで駆動される油圧
    と空気圧のポンプ装置と、前記台車装置を作動し
    また前記台車を場所から場所へ駆動するように前
    記油圧力と空気圧力とを調整するための装置とを
    備えて成る改善された装置。
JP4614680A 1979-04-09 1980-04-08 Oil well maintaining and excavating truck completely equipped and movable to handle slender oil well element and method of maintaining and excavating oil well Granted JPS55161191A (en)

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