JPS61227149A - パ−ライト地ｃｖ黒鉛鋳鉄 - Google Patents
パ−ライト地ｃｖ黒鉛鋳鉄Info
- Publication number
- JPS61227149A JPS61227149A JP6864585A JP6864585A JPS61227149A JP S61227149 A JPS61227149 A JP S61227149A JP 6864585 A JP6864585 A JP 6864585A JP 6864585 A JP6864585 A JP 6864585A JP S61227149 A JPS61227149 A JP S61227149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cast iron
- graphite cast
- mechanical properties
- pearlite
- ferrite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は微細パーライトとフェライトとの混合組織を有
する鋳放しパーライト地ＣＶ黒鉛鋳鉄に関するものであ
り、詳しくは機械的性質および耐摩耗性の優れた鋳放し
パーライト地ＣＶ黒鉛鋳鉄に関するものであり、薄肉鋳
物、軽量化鋳物等に利用される。
する鋳放しパーライト地ＣＶ黒鉛鋳鉄に関するものであ
り、詳しくは機械的性質および耐摩耗性の優れた鋳放し
パーライト地ＣＶ黒鉛鋳鉄に関するものであり、薄肉鋳
物、軽量化鋳物等に利用される。
（従来の技術）
ＣＶ黒鉛鋳鉄トシテ、特開昭５４−１５０３１４号公報
に示された如き製造法によって製造されたＣｖ黒鉛鋳鉄
があり、このものは、イオウ含量が０．０２５重量％以
下の近共晶溶融体（炭素約３．０〜４．５重量％、シリ
コン約１．０〜３゜５重量％、マンガン約１．２重量％
まで、リン約０．１重量％以下で残りが鉄からなる組成
を有し、該鉄組成物は処理しない状態ではネズミ鉄に固
化しうる。）を形成せしめ、該溶融体と、少くとも１種
の希士含有添加物を混合して安定な希土オキシサルファ
イドを形成せしめ、それによって溶融体中のヘンリイイ
オウ活性を約０．００４と０．０３５間に減少させ、そ
の後、該溶融体を固ｆヒせしめたＣｖ黒鉛鋳鉄である。
に示された如き製造法によって製造されたＣｖ黒鉛鋳鉄
があり、このものは、イオウ含量が０．０２５重量％以
下の近共晶溶融体（炭素約３．０〜４．５重量％、シリ
コン約１．０〜３゜５重量％、マンガン約１．２重量％
まで、リン約０．１重量％以下で残りが鉄からなる組成
を有し、該鉄組成物は処理しない状態ではネズミ鉄に固
化しうる。）を形成せしめ、該溶融体と、少くとも１種
の希士含有添加物を混合して安定な希土オキシサルファ
イドを形成せしめ、それによって溶融体中のヘンリイイ
オウ活性を約０．００４と０．０３５間に減少させ、そ
の後、該溶融体を固ｆヒせしめたＣｖ黒鉛鋳鉄である。
（発明が解決しようとする問題点）
この従来のＣＶ黒鉛鋳鉄は、冷却速度の変化に感受性が
なく、基地組織がフェライトとなるので、機械的性質お
よび耐摩耗性が低下するという問題がある。
なく、基地組織がフェライトとなるので、機械的性質お
よび耐摩耗性が低下するという問題がある。
そこで１本発明が解決しようとする問題点は。
機械的性質および耐摩耗性を向上させることである。
（問題点を解決するための手段）
本発明は重量％で、Ｃ： ３．０〜４．２％、 Ｓｉ：
２．０〜３．３％、Ｍｎ：０．８％以下、Ｍｇ：０．０
０５〜０．０４０％、Ｃｕ： ０．３〜２．０Ｃ：３．
０〜 ４ 、 ２ ％ Ｃは３．０％未満ではチル化傾向が大となり。
２．０〜３．３％、Ｍｎ：０．８％以下、Ｍｇ：０．０
０５〜０．０４０％、Ｃｕ： ０．３〜２．０Ｃ：３．
０〜 ４ 、 ２ ％ Ｃは３．０％未満ではチル化傾向が大となり。
４．２％を越えると凝固の際、異常黒鉛が晶出し易くな
るため３．０〜４．２％と限定した。
るため３．０〜４．２％と限定した。
Ｓｉ：２．０〜３．３％
Ｓｉは２．０％未満ではチル化傾向が大となり。
３．３％を越えるとフェライト基地になるため２．０〜
３．３％と限定した。
３．３％と限定した。
Ｍｎ：０．８％以下
Ｍｎはパーライトを安定化するために有効であるが、多
量に含有するとチル化傾向を高めるため０．８％以下と
限定した。
量に含有するとチル化傾向を高めるため０．８％以下と
限定した。
Ｍｇ：０．００５〜０．０４０％
Ｍｇは０．００５％未満ではＣｖ黒鉛鋳鉄が得られず、
０．０４０％を越えると黒鉛が球状化し易くなるため０
．００５〜０．０４０％と限定した。
０．０４０％を越えると黒鉛が球状化し易くなるため０
．００５〜０．０４０％と限定した。
’Ｃｕ： ０．３〜２．０％
Ｃｕはパーライト安定化元素であり１機械的性質を向上
させるとともに基地組織の微細化に役立ち。
させるとともに基地組織の微細化に役立ち。
鋳物の肉厚差による基地組織および機械的性質の変化を
小さくする効果がある。Ｃが０．３％未満ではＣｕのパ
ーライト化能が弱く、２．０％を越えるとそれ以上存在
しても、パーライトを安定化させる効果の一層の向上が
望めず、共晶セル境界部などに析出して靭性を低下させ
るため０．３〜２．０％と限定した。
小さくする効果がある。Ｃが０．３％未満ではＣｕのパ
ーライト化能が弱く、２．０％を越えるとそれ以上存在
しても、パーライトを安定化させる効果の一層の向上が
望めず、共晶セル境界部などに析出して靭性を低下させ
るため０．３〜２．０％と限定した。
Ｖ：０．１〜０．６％
■は炭化物形成傾向が極めて強く、セメンタイ物を生ず
るので耐摩耗性の向上に極めて有効であす、０．１％未
満ではパーライト化能が弱く、０．６％を越えると白銑
化する傾向にあるため０．１〜０．６％と限定した。
るので耐摩耗性の向上に極めて有効であす、０．１％未
満ではパーライト化能が弱く、０．６％を越えると白銑
化する傾向にあるため０．１〜０．６％と限定した。
（実施例）
以下、上記手段の具体例を示す実施例について説明する
。
。
２０ｋｇ高周波炉で全炭素量＝３．０〜４．２％、Ｓｉ
： ２．０〜３．２％、ｌｌｎ：０．８％以下、Ｓ：０
．０１〜０．０３％よりなる鋳鉄溶湯を溶製し、１４５
０℃でこの溶湯にＣｕ：０．３〜２．０％、Ｖ： ０．
１〜０．６％を添加し１次いでＦｅ −５ｉ−Ｍｇ−Ｃ
ａを添加し、溶湯処理を施した後、材の成分組成を示し
、第２表はその機械的性質を示す６また。第１図はビッ
カース硬さ試験結果、第２図は摩擦摩耗試験結果を示し
たものである第１表 第２表 第２表かられかるように１発明材２，３．４は比較材１
に比べて機械的性質が向上している。第１図に示されて
いるように１発明材２，３．４は比較材１に比べて硬さ
が高く、シかも肉厚差による硬さの変化が小さいので質
量効果が少なく、また第２図に示されているように、発
明材２，３゜４は比較材１と比べて摩耗量が少ないので
耐摩耗性が優れていることがわかる。段階状肉厚感受試
験片のひけ、ドロスの発生状況を調べた結果、少なくと
も片状黒鉛鋳鉄なみであった。第３図は本発明のＣＶ黒
鉛鋳鉄の顕微鏡組織写真（３％ナイタール腐食、倍率１
００倍）であり、ＣＶ黒鉛が晶出した微細パーライトと
フェライトとの混合基地組織にＣＶ （Ｖ、９．Ｃ３）
炭化物が析出している（ｌ＠明の効果） 本発明は次の効果を生じる。
： ２．０〜３．２％、ｌｌｎ：０．８％以下、Ｓ：０
．０１〜０．０３％よりなる鋳鉄溶湯を溶製し、１４５
０℃でこの溶湯にＣｕ：０．３〜２．０％、Ｖ： ０．
１〜０．６％を添加し１次いでＦｅ −５ｉ−Ｍｇ−Ｃ
ａを添加し、溶湯処理を施した後、材の成分組成を示し
、第２表はその機械的性質を示す６また。第１図はビッ
カース硬さ試験結果、第２図は摩擦摩耗試験結果を示し
たものである第１表 第２表 第２表かられかるように１発明材２，３．４は比較材１
に比べて機械的性質が向上している。第１図に示されて
いるように１発明材２，３．４は比較材１に比べて硬さ
が高く、シかも肉厚差による硬さの変化が小さいので質
量効果が少なく、また第２図に示されているように、発
明材２，３゜４は比較材１と比べて摩耗量が少ないので
耐摩耗性が優れていることがわかる。段階状肉厚感受試
験片のひけ、ドロスの発生状況を調べた結果、少なくと
も片状黒鉛鋳鉄なみであった。第３図は本発明のＣＶ黒
鉛鋳鉄の顕微鏡組織写真（３％ナイタール腐食、倍率１
００倍）であり、ＣＶ黒鉛が晶出した微細パーライトと
フェライトとの混合基地組織にＣＶ （Ｖ、９．Ｃ３）
炭化物が析出している（ｌ＠明の効果） 本発明は次の効果を生じる。
本発明のＣＶ黒鉛鋳鉄は基地組織が７０％以上の微細パ
ーライトと残部フェライトとの混合組織から形成される
とともに基地組織にＶＣ（Ｖ、Ｃ。
ーライトと残部フェライトとの混合組織から形成される
とともに基地組織にＶＣ（Ｖ、Ｃ。
）炭ｆヒ物が析出しているので１機械的性質および耐摩
耗性が良好であり、かつひけ欠陥、ドロス欠陥の発生が
少ないので、鋳造性も優れている。このため、鋳造品の
薄肉化、軽量化に寄与するところが大である。
耗性が良好であり、かつひけ欠陥、ドロス欠陥の発生が
少ないので、鋳造性も優れている。このため、鋳造品の
薄肉化、軽量化に寄与するところが大である。
第１図は肉厚と硬さとの関係を示すグラフ、第２図は発
明材と比較材との摩耗試験結果を示すグラフ、第３図は
発明材３の金属組織を示す顕微鏡写真である。
明材と比較材との摩耗試験結果を示すグラフ、第３図は
発明材３の金属組織を示す顕微鏡写真である。
Claims (1)
- 重量％で、Ｃ：３．０〜４．２％、Ｓｉ：２．０〜３．
３％、Ｍｎ：０．８％以下、Ｍｇ：０．００５〜０．０
４０％、Ｃｕ：０．３〜２．０％、Ｖ：０．１〜０．６
％、残部がＦｅおよび不可避的不純物からなることを特
徴とするパーライト地ＣＶ黒鉛鋳鉄。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6864585A JPS61227149A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | パ−ライト地ｃｖ黒鉛鋳鉄 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6864585A JPS61227149A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | パ−ライト地ｃｖ黒鉛鋳鉄 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61227149A true JPS61227149A (ja) | 1986-10-09 |
Family
ID=13379656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6864585A Pending JPS61227149A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | パ−ライト地ｃｖ黒鉛鋳鉄 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61227149A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04128340A (ja) * | 1990-09-19 | 1992-04-28 | Hitachi Ltd | エレベータ装置 |
-
1985
- 1985-04-01 JP JP6864585A patent/JPS61227149A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04128340A (ja) * | 1990-09-19 | 1992-04-28 | Hitachi Ltd | エレベータ装置 |
| JP2624886B2 (ja) * | 1990-09-19 | 1997-06-25 | 株式会社日立製作所 | エレベータ装置 |
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