JPS6122573Y2 - - Google Patents

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JPS6122573Y2
JPS6122573Y2 JP1982142676U JP14267682U JPS6122573Y2 JP S6122573 Y2 JPS6122573 Y2 JP S6122573Y2 JP 1982142676 U JP1982142676 U JP 1982142676U JP 14267682 U JP14267682 U JP 14267682U JP S6122573 Y2 JPS6122573 Y2 JP S6122573Y2
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air
motor
air supply
exhaust
motor casing
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JP1982142676U
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JPS5946510U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本願はエアモータを内蔵し、これによつて切削
工具を駆動すると共に、その駆動方向を切換える
ように構成した歯科用ハンドピースに関するもの
である。
従来、この種の歯科用ハンドピースは例えば実
開昭57−23310号公報において公知であり、その
組み立ては筒状の把持部内にエアモータ及び空気
回路部材をその一方から順次嵌合装着する構成で
あつたので、その組み立て及びエアモータの修理
作業が面倒であり、かつ空気回路の気密性が充分
得られないなどの欠陥があつた。そこで本願はこ
の様な欠点を解消したものであり、以下図面とと
もに本願の実施例を詳述すると、1は歯科用ハン
ドピースの把持部の一部を構成する筒状のモータ
ケーシングで、このモータケーシング1は前筒部
2と、この前筒部2より段部pを介して内径がや
や小径の後筒部3とから構成されている。4は前
記前筒部2に密嵌して前記段部pにより周辺が受
止められて前筒部2と後筒部3とを仕切る仕切板
で、この仕切板4はその周辺部のほゞ45゜角の2
個所位置に通気孔5,5′が切欠により設けら
れ、また中心部には貫通孔6が設けられている。
7は前記モータケーシング1の前筒部2内に嵌合
装着されたエアモータであり、該エアモータ7は
内部に扁心した円筒孔8を有して前記前筒部2の
内部に密嵌されかつ位置決め用球体10を外周に
設けた円筒状のステータ9と、軸部周面に一定の
角度図では90゜角をもつて軸方向に延びるスリツ
ト11を設け、かつ両端部が後述する軸受部材1
2,12′により前記ステータ9の中心軸位置に
即ち前記円筒孔8に対して扁心となる位置に軸承
されたローター軸13と、前記各スリツト11に
出没自在に嵌合する複数の羽根14とから構成さ
れ、前記ステータ9の外周面には、加圧空気を導
入する為のL字状の給気用窪み15と、加圧空気
を排出するためのL字状の排気用窪み16とが
夫々形成されており、各窪み15,16には前記
扁心円筒孔8と夫々連通する通孔15′,16′が
穿設されている。17は後端面が前記エアモータ
7の前端面を閉じるように前記ケーシング1の前
筒部2内に密嵌され、かつ中心部前面にローター
軸13の前方出力軸18を支承する軸受部材12
を設けて成る保持板で、該保持板17は前記モー
タケーシング1の前筒部2の前端内周に設けたネ
ジ部19に、環状の締付部材20の外周面を螺合
することにより前記エアモータ7の前端面に密着
され、これによつて前記エアモータ7の後端面が
前記仕切板4の前面にまた仕切板4の周辺が前記
段部pに密着する。21はねじ22により前記締
付部材20の前端部に固着する接続筒であり、こ
の接続筒21には図示しない先端に切削バーを備
えるとともに内部に前記ローター軸13の前方出
力軸18と接続する回転軸を備えた先端部材aが
係脱機構23を介して取外し自在に接続されてい
る。24は前記モータケーシング1の後筒部3内
に回転可能に密嵌される軸部材から成る回転制御
部材で、その前面中心部には前記ローター軸13
の後端部を軸承する軸受部材12′が、また後面
中心部にはボス部25が夫々設けられている。こ
の回転制御部材24は内部に後端が前記ボス部2
5の後端面で開口し、前端が前面周辺部で円弧状
に開口する給気路26と、後端が後面で開口し、
前端が前記給気路26の前端開口部26′から左
右方向に等しい角度例えば夫々90′角をもつて離
れた位置で開口する一対の排気路27、28とが
夫々設けられている。29は前記モータケーシン
グ1の後部外周にOリング30を介して回転自在
に嵌合された操作リングで、この操作リンング2
9にはその半径方向に伸びる連結ねじ31が取付
けられ、この連結ねじ31は前記モータケーシン
グ1に形成した円周方向の長孔32を介して前記
回転制御部材24の半径方向に延びて螺合接続さ
れ、従つて操作リング29の回転操作によつて回
転制御部材24が前記長孔32の範囲内で回転操
作される。33は前面に中心部に位置して前記回
転制御部材24のボス部を回転自在に密嵌する嵌
合凹部34と、それと同心円状に形成されて前記
回転制御部材24の排気路27,28と常時連通
する環状凹部35と、外周縁に沿つて突出するリ
ブ36とを夫々有し、かつ内部に中心部を貫通し
て軸方向に延び前記回転制御部材24の給気路2
6と連通する給気孔37と、前記環状凹部35と
連通し後端が外周面で開口する排気孔38とを、
また後方に突出して加圧空気及び水を供給する図
示しない可撓性ホースを接続するための継手筒部
39とを夫々設けた継手部材で、前記モータケー
シング1の後端部外周に螺合されかつ前記リブ3
6と係合する袋ナツト40の締付けにより、前記
仕切板4の後面に前記回転制御部材24の前面
が、また回転制御部材24の後面に継手部材33
の前面が夫々前記回転制御部材24の回転を許容
するように圧接される。41は前記給気孔37の
後端部に接続されて可撓性ホースからの加圧空気
の供給を受ける給気管、42は継手部材33の後
部に前記給気管41と平行して設けられて可撓性
ホースからの水の供給を受ける給水管、43は継
手部材33の外周に突設された導水管で、その内
端が継手部材33内で前記給水管42と連通し、
外端には水を歯牙の切削部に差し向ける為の導水
チユーブ44が接続されている。45は前記継手
部材33の後端部外周に取付けられた端末リング
でこの後端部内周と前記継手筒部39との間に
は、排気孔38を外気に通過するための通路46
が形成されている。47はモータケーシング1に
対する継手部材33の位置決め用球体、48は消
音フイルタ、49は前記エアモータ7の前端部内
周面に形成した前記位置決め用球体10と係合す
るスリツトで、これらの係合によつてエアモータ
7に対するステータ9の円周方向での位置決め
と、ステータ9の回転止めがなされる。
しかして歯科用ハンドピースの組み立てに際し
ては、仕切板4と保持板17との間にエアモータ
7を介在し、かつローター軸13の両端が軸受部
材12,12′によつて軸承された状態で、モー
タケーシング11の前方より前筒部2内に嵌入す
ると共に締付部材20をモータケーシング1のネ
ジ部19に螺合してこれを締付けることにより、
仕切板4の後面周辺部を段部pに、エアモータ7
の後面に仕切板4の前面に、保持板17の後面を
エアモータ7の前面に夫々圧接し、かつ締付部材
20の前面にねじ杆22により接続筒21を止着
する。次いでモータケーシング1の後方より後筒
部3内に回転制御部材24を嵌入すると共に、そ
の後面に継手部材33の前面を当接したのち、袋
ナツト40をモータケーシング1の後端部に螺合
して、回転制御部材24の前面を仕切板4の後面
に、かつ回転制御部材24の後面に継手部材33
の前面を夫々圧接することにより主要部が組み立
てられる。この時エアモータ7及び継手部材33
は、位置決め用球体10,47により円周方向の
位置とその回転止めとがなされる。
しかして第1図の状態において加圧空気が供給
されると、該空気は給気管41、給気路26、通
気孔5、給気用窪み15を経て通孔15′からス
テータ9内に噴出されてローター軸13が駆動さ
れ、駆動後の加圧空気は排気路27、環状凹部3
5、排気孔38を介して端末リング45の後端よ
り外気に排出される。また操作リング29の回転
操作により回転制御部材を約90゜角回転して第5
図イの想像線で示すように設定するときは、エア
モータ7は前記と逆方向に回転されることは従来
の場合と同様である。
以上の様に本願によれば、エアモータ及び空気
路の形成及び分解が簡単に行うことができて修理
作業にも便利であると共に、特にモータケーシン
グに設けた段部に対し締付部材の締付けによりエ
アモータを圧接固着し、またエアモータの後面側
に袋ナツトの締付けにより回転制御部材を回転可
能に圧接する構成としたので、空気回路の気密性
が充分得られ駆動効率の向上をはかることができ
るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図は要部を90
゜角で切断し展開状態で示した断面図、第2図は
エアモータを示す縦断面図、第3図イ,ロはステ
ータを示す平面図及び端面図、第4図イ,ロは仕
切板を示す端面図及び側面図、第5図イ,ロ,ハ
は回転制御部材の端面図、縦断面図及び横断面図
である。 図中1はモータケーシング、2は前筒部、3は
後筒部、4は仕切板、5,5′は通気孔、7はエ
アモータ、15は給気用窪み、16は排気用窪
み、17は保持板、18は出力軸、20は締付部
材、24は回転制御部材、26は給気路、27,
28は排気路、37は給気孔、38は排気孔、4
0は袋ナツト、pは段部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 把持部の一部を構成する筒状のモータケーシン
    グ内に段部を介して内径の稍大きい前筒部と内径
    の稍小さい後筒部とを区別して形成すると共に、
    前記前筒部内に、1対の通気孔を周辺に有した仕
    切板と、前記1対の通気孔に夫々給気用窪み及び
    排気用窪みが対向するエアモータと、保持板とを
    順次密嵌してこれらを前記モータケーシングの前
    端部に螺合した締付部材により前記段部方向に圧
    接固定せしめると共にエアモータの出力軸を切削
    バーの回転軸に接続し、また前記後筒部内に、前
    記仕切板に設けた1対の通気孔と夫々連通する給
    気路と排気路を内部に有した回転制御部材を密嵌
    し、かつその後面に前記給気路及び排気路と夫々
    連通する給気孔及び排気孔を有した継手筒部を接
    合して、これらを前記モータケーシングの後部に
    螺合した袋ナツトにより前記仕切板方向に圧接せ
    しめて成るエアモータを備えた歯科用ハンドピー
    ス。
JP14267682U 1982-09-22 1982-09-22 エアモ−タを備えた歯科用ハンドピ−ス Granted JPS5946510U (ja)

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JP14267682U JPS5946510U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 エアモ−タを備えた歯科用ハンドピ−ス

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JP14267682U JPS5946510U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 エアモ−タを備えた歯科用ハンドピ−ス

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JPS5946510U JPS5946510U (ja) 1984-03-28
JPS6122573Y2 true JPS6122573Y2 (ja) 1986-07-07

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ID=30318721

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JP14267682U Granted JPS5946510U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 エアモ−タを備えた歯科用ハンドピ−ス

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56143154A (en) * 1980-03-11 1981-11-07 Kaltenbach & Voigt Dental air pressure motor apparatus
JPS5740419B2 (ja) * 1975-06-23 1982-08-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740419U (ja) * 1980-08-18 1982-03-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740419B2 (ja) * 1975-06-23 1982-08-27
JPS56143154A (en) * 1980-03-11 1981-11-07 Kaltenbach & Voigt Dental air pressure motor apparatus

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JPS5946510U (ja) 1984-03-28

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