JPS61225454A - 防水工法 - Google Patents

防水工法

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JPS61225454A
JPS61225454A JP6481785A JP6481785A JPS61225454A JP S61225454 A JPS61225454 A JP S61225454A JP 6481785 A JP6481785 A JP 6481785A JP 6481785 A JP6481785 A JP 6481785A JP S61225454 A JPS61225454 A JP S61225454A
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JP
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adhesive
foaming
foam
water
waterproof
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JP6481785A
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JPH0369423B2 (ja
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望月 尭
永安 久光
山森 博志
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、建造物の屋上や床、或は運動場等の床面の
防水工法に関するもので、塗膜防水又はシート防水施工
に際し、躯体中の水分や塗膜等に含まれる揮発分による
防水層のふくれの防水に効果的な防水工法を0指したも
のである。
(従来技術) 建築や土木関係の防水施工において、防水層の剥離によ
るふくれは、重大欠陥につながるため、これまでにも発
生する気体を通気拡散させるための種々の対策が講じら
れてきている。
例えば、特開昭58−178750号のように、合成樹
脂発泡シートの一面に凹凸状の合成樹脂フィルム又はシ
ートを一体貼着することにより、又実開昭58−355
25号のようにゴムシートの片面に多数の溝を設けた合
成樹脂発泡体を積層し、これらの凹溝を通して蒸気圧を
通気拡散させる手段や、脱気筒の取付は工法面での工夫
(特開昭58−20246号)など数多くの提案がなさ
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術では1通気拡散用シート又は発泡体に多数
の溝を設けたり、貼り合せ加工を行ったりの手間がかか
るだけでなく、躯体に接着させる場合に、接着剤の塗布
量が多くなると溝を埋めてしまい接着剤層に通気性がな
いので通気性を低下させ、ふくれが生起するという難点
があった。
又1通常発泡体としては独立気泡のポリエチレンフオー
ムや、柔軟性に乏しい硬質ウレタンフオーム或はスチレ
ンフオームのようなものが多用されているが、躯体表面
に段差や凹凸があると接着剤の塗布むらの問題だけでな
く、接着時に浮きが生じ易く、これがふくれの原因にな
るという難点があった。
本願は1発泡性接着剤を櫛目のような多数の凸状部が形
成される状態に塗布し、且つ接着剤が発泡した時に通気
性を示すような連続気泡を包含する気泡構造をとらせて
、充分な通気拡散機能をもたせるようにし、更に発泡性
接着剤が発泡を開始し、まだ硬化が完了しない段階で防
水性を有するフィルム又はシートを積層接着させるよう
にしたので、躯体面に段差や凹凸があっても、接着剤が
発泡によって厚みを増すので確実に接着させることので
きる防水工法を提供することにある。
(発明の構成) 本願で使用し得る発泡性接着剤としては1発泡させた時
の気泡構造が通気性を示す程度に連続気泡を形成させ得
るものであれば、ウレタン系やビニール系或はエポキシ
系のような合成樹脂であっても、又ゴム系の接着剤であ
ってもよい6しかしながら発泡倍率の制御性や、常温で
架橋反応を進行させ易い点等を考慮すればポリウレタン
系が最適である。
この場合のポリウレタン系発泡性接着剤としては1発泡
剤として水単独或は、フレオンのような低沸点炭化水素
系発泡剤と水とを併用したものであることが必要である
。これは水を発泡剤として用いることにより発泡硬化物
中に連続気泡をもたせることが可能となるからである。
又ポリウレタン系発泡性接着剤組成液としてはシリコン
系整泡剤を欠除させたものであることが望ましい、シリ
コン系整泡剤を欠除させると気泡径の微細化や均一化は
できなくなるが、接着剤自体がチクソトロピック性を示
し易くなり、従って、躯体に櫛目のような凸状部を設け
て塗布したとき、その凸形状を保持しながら発泡硬化さ
せるのに極めて効果的であるからである。尚、この発泡
性接着剤の発泡倍率は余り大きくなくてもよく、通常1
.2〜5倍程度の範囲が好適である。その他には特に限
定されたものを用いる必要はなく1例えばポリオール成
分としては公知の2官能以上のポリエーテル又はポリエ
ステルポリオールを、ポリイソシアネート成分としては
、トリレンジイソシアネートやジフェニルメタンジイソ
シアネート或はポリアルキレンポリフェニルイソシアネ
ートのような官能基数2以上の芳香族ポリイソシアネー
トを、触媒としてアミン類や有機金属化合物を、更に必
要に応じ公知のアミノアルコールやアミン系架橋剤等を
用いて、プレミックス又はプレポリマー法により発泡さ
せればよい、このような発泡性接着剤を躯体に多数の凸
状部が形成されるように塗布する手段としては、例えば
櫛目を設けたヘラやコテを用いる方法、所望の凹凸を設
けたロールを用いる方法、或はスクリーンを用いてスプ
レー塗装する方法等公知のいずれの方法を用いてもよい
、尚躯体の材質によっては予め適当なプライマーを塗布
して接着性を高めるようにしてもよい。
本願で使用する防水性フィルム又はシートは防漏、防水
性のあるものを意味し1例えば、ポリオレフィン、ポリ
エステル、ポリアミド、ビニール系ポリマーのような熱
可塑性樹脂や、ポリブタジェン、ポリウレタンのような
ゴム系のフィルムやシート、或はポリエチレンフオーム
、ウレタンフオーム、スチレンフオームのような発泡体
シート等も含まれる。尚これらのフィルムやシートに天
然繊維や合成繊維の編織物や不織布等を積層一体化した
ものであってもよい。
躯体としては、アスファルト、コンクリート、金属板、
スレート等の他、運動場の下地のような。
土砂を突き固めたり、ゴムや合成樹脂で固めたものであ
ってもよい。
本願はこれらの躯体に発泡性接着剤を凸状部が多数形成
されるように塗布し、防水性フィルム又はシートを積層
して接着硬化させることにあるが、必要に応じ更に防水
性フィルム又はシート上に他の防水層を重設することも
できる。重設する防水層としては、ウレタン系やアスフ
ァルト系その他公知の塗膜防水材であってもよく、又市
販の接着剤を介してゴムや合成樹脂製の防水シートを貼
合せ施工してもよい。又必要があれば、公知の排気機構
例えば脱気筒や排気孔を設けるようにすることもできる
(実施例) 実施例1 (1)ウレタン防水材の調整 2官能で分子量2000のポリプロピレングリコール1
00重量部にトリレンジイソシアネート(TDI−80
)18重量部の割合で徐々に撹拌しながら加え、80℃
で2時間加熱撹拌を続けてイソシアネート末端プレポリ
マー(A)を得た。このプレポリマーの遊離イソシアネ
ートは3.6%であった・ 次にタール50重量部に3.3′−ジクロロ4.4シア
ミノジフェニルメタン8重量部の割合で加え、80℃で
30分間加熱してタール分を低粘度化させ、これに42
重量部の割合のタルク粉末を加えて混合液(B)とした
。このプレポリマー(A)液と混合液(B)とを重量化
で等量混合して所望箇所に塗布すれば常温で硬化して防
水塗膜が得られる。
(2)発泡性接着剤の調整 2官能で分子量2000のポリプロピレングリコール1
00重量部にジフェニルメタンジイソシアネート61重
量部の割合で徐々に撹拌しながら加え。
80℃で2時間加熱撹拌を続けて遊離イソシアネートが
10.1%のイソシアネート末端プレポリマー(C)を
得た。
別に2官能で分子量2000のポリプロピレングリコー
ル100重量部に4.4′−ジアミノフェニルメタン2
.5重量部及びトリエチレンジアミン0.1重量部の割
合で混合し60℃で30分間撹拌して均一混合液となし
、冷却後水を1重量部の割合となるよう混合して(D)
液とした。(C)液と(D)液とは1:1で混合すれば
常温で発泡硬化させることができる。
(3)プライマーの調製 2官能で分子量が1000のポリプロピレングリコール
100重量部にジフェニルメタンジイソシアネート50
重量部の割合で徐々に撹拌しながら加え、80℃で2時
間加熱撹拌を続けて遊離イソシアネートが5.5%のイ
ソシアネート末端プレポリマーを得た。これに固形分が
40%となるようトルエンを加えてプライマーとした。
(4)防水試験 厚さ8mm、幅及び長さ300mmのスレート板に(2
)で調製した発泡性接着剤を25■騰ピツチの櫛目を有
するヘラを用いて300脅の割合で塗布した。接着剤が
発泡を開始したとき、その上に厚す3III11で30
倍発発泡ポリエチレンフオームシートを載置して発泡硬
化を完了させた。ウレタン発泡性接着剤の凸状部の厚さ
は2mmであった。次に(1)で調製したウレタン防水
剤(A)液と(B)液を1=1の割合で混合し、2m厚
みに塗布して硬化させた。その後上面のウレタン防水層
からポリエチレンフオームシート層に至る迄の層に直径
10Wnの排気用穴を中央部に設けた。この穴あき積層
体を深さ500+m+、幅及び長さ300+mの鉄製容
器内に川砂を満たし、表面の砂が温潤状態になる迄注水
しておいてこの上に砂と密着する様にして載せ、穴あき
積層体の周側面全面に(1)で調製したウレタン防水材
を塗布硬化させて水密状態とした。このようにして得た
試験体を40℃の恒温槽内で14日間加温し加温前後の
重量減少より水分減量を求めると共に、防水層の外観変
化を調べた。その結果は第1表に示した通りであった。
比較例1 実施例に用いたのと同じスレート板に(3)で調製した
プライマーを薄く塗布し、硬化後(1)で調製したウレ
タン防水材を2m厚みに塗布して硬化させ、以下実施例
と全く同様にして水分減量及び防水層の外観変化を調べ
た。その結果も第1表に併記した。
実施例2 防水性を有するシートとして、ナイロンフィルムに3m
厚みのポリプロピレン製不織布を貼合せたもの、及び厚
さ3m+で30倍発発泡ポリエチレンフオームの片面に
深さ1m、幅3mの溝を10mピッチに形成させた脱気
溝付のポリエチレンフオームを用いた以外は、実施例1
と全く同様にして得た防水試験体を、40℃で14時間
処理した時の処理前後の防水層の外観変化、及び防水層
とスレートとの間の接着性の変化を手で剥離する方法で
比較した結果を第2表に示した。
比較例2 接着剤として非発泡性の市販のアクリルエマルジョン系
接着剤を300154の割合で塗布した以外は全〈実施
例2と同様にして加温試験を行い、その結果も第2表に
併記した。
比較例3 接着剤として非発泡性の市販のエポキシ樹脂系接着剤を
300%の割合で塗布した以外は、全〈実施例2と同様
にして加温試験を行いその結果も第2表に併記した。
(発明の効果) 比較例2のように耐水性の乏しいアクリルエマルジョン
系接着剤を用いた場合は加温試験により躯体中の水分の
蒸発のため多くの部分で剥離してしまうので外観上防水
層のふくれは現れてこないが到底長期に使用し得ないも
のである。一方比較例3のように耐水性に富むエポキシ
系接着剤を用いた場合は加温試験後も接着力としては優
れるが躯体中の水分の蒸発に起因する圧力が接着力の弱
い箇所に集中するため、防水層に脱気溝及び排気孔を設
けたにも拘わらず接着剤自体に通気性がないためにふく
れ現象を起したものと推定される。
又、30倍発発泡ポリエチレンフオームはかなりの弾性
をもっているが、それだけ反撲力も強くそのため接着剤
を塗布してポリエチレンフオームを圧接させた際、接着
剤の硬化が相当進行する迄は押圧状態を保持しておかな
いと、ポリエチレンフオームの僅かな反りや躯体側の段
差によってもポリエチレンフオームの反撲性のために剥
離が起ってくるという難点があった。これに対して躯体
面に櫛目状のような多数の凸状部を間隔をもって発泡性
接着剤を塗布発泡させれば防水シートに反りが若干あっ
ても或は躯体に少々段差が生じていても発泡によって良
好な接着状態のものが得られる上、躯体から発生する水
蒸気や揮発成分は凸状部間の間隙部を通して通気拡散さ
せることができるだけでなく1発泡性接着剤層と防水層
との間に。
防湿性フィルム又はシート層を設けであるから防水層中
の揮発分の接着剤層への影響も防止することができるの
で、長期間にわたって防水層のふくれの防止効果が得ら
れる。更に加えて、発泡性接着剤自体に連続気泡を包含
する気泡構造で発泡させるようにしたので、凸状部の間
隔の大小多寡に拘わらず、優れた通気拡散効果を発揮さ
せることが可能となる。これは躯体中に水分が多い例え
ば熟成が不充分な躯体の場合や雨水等の乾燥が不充分な
躯体に対して施工してもふくれ防止の心配が少なく、従
って業界にとって永年の課題となっていた工期短縮の可
能性に一歩近づき得ると共に。
躯体に段差や凹凸があっても良好な接着性を発揮する防
水工法として工業的に極めて有用な技術ということがで
きる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)躯体に多数の凸状部が形成されるように発泡性接
    着剤を塗布し、該発泡性接着剤が発 泡を開始しまだ硬化が完了しない間に、防 水性を有するフィルム又はシートを積層し て発泡硬化を行わせると共に接着一体化す ることを特徴とする防水工法。
  2. (2)発泡性接着剤が泡化した時、少くとも気体が透過
    し得る連続気泡を包含した気泡構造 となる特許請求の範囲第1項記載の防水工 法。
JP6481785A 1985-03-28 1985-03-28 防水工法 Granted JPS61225454A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6481785A JPS61225454A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 防水工法

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JP6481785A JPS61225454A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 防水工法

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JPH0369423B2 JPH0369423B2 (ja) 1991-11-01

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