JPS61225389A - 耐塩素堅牢度向上剤 - Google Patents
耐塩素堅牢度向上剤Info
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- JPS61225389A JPS61225389A JP60066245A JP6624585A JPS61225389A JP S61225389 A JPS61225389 A JP S61225389A JP 60066245 A JP60066245 A JP 60066245A JP 6624585 A JP6624585 A JP 6624585A JP S61225389 A JPS61225389 A JP S61225389A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は耐塩素堅牢度向上に関する。
従来、直接染料または反応性染料を用いてセルロース系
繊維染色物を得るさい、良好な耐塩素堅牢度をもつ染色
物を得るため、ジアリルアミン塩酸塩のポリマーを使用
する技術がある(たとえば特公昭57−48671号令
報)。しかしこの場合耐塩素堅牢度は充分でない。
繊維染色物を得るさい、良好な耐塩素堅牢度をもつ染色
物を得るため、ジアリルアミン塩酸塩のポリマーを使用
する技術がある(たとえば特公昭57−48671号令
報)。しかしこの場合耐塩素堅牢度は充分でない。
本発明者らは、直接染料または反応性染料を用いてセル
ロース系繊維染色物を得るさい、すぐれた耐塩素堅牢度
向上効果を有する耐塩素堅牢度向上剤につき検討した結
果本発明に到達した。
ロース系繊維染色物を得るさい、すぐれた耐塩素堅牢度
向上効果を有する耐塩素堅牢度向上剤につき検討した結
果本発明に到達した。
本発明は一般式
%式%(1)
(式中R・は炭素数2〜10の2価の脂肪族炭化水素基
または炭素数。6〜10の2価の芳香族炭化水素基であ
る。R1およびR2はそれぞれ独立にH1炭素数1〜8
のアルキル基またはヒドロキシアルキル基である。)で
示されるジアミノ化合物(a+)と脂肪族または芳香族
ジカルボン酸(R2)とのアミド化合物(6)、アミノ
プラスト樹脂(至)および必要により触媒(qからなる
ことを特徴とする直接染料または反応性染料によるセル
ロース系繊維染色物の耐塩素堅牢度向上剤である。
または炭素数。6〜10の2価の芳香族炭化水素基であ
る。R1およびR2はそれぞれ独立にH1炭素数1〜8
のアルキル基またはヒドロキシアルキル基である。)で
示されるジアミノ化合物(a+)と脂肪族または芳香族
ジカルボン酸(R2)とのアミド化合物(6)、アミノ
プラスト樹脂(至)および必要により触媒(qからなる
ことを特徴とする直接染料または反応性染料によるセル
ロース系繊維染色物の耐塩素堅牢度向上剤である。
一般式(1)中Rの炭素数2〜10の2価の脂肪族炭化
水素基としては、直鎖または分岐のものたとえばエチレ
ン基、プロピレン基、トリメチレン基1、テトラメチレ
ン基、ペンタメチレン基およびヘキサメチレン基があげ
られる。また炭素数6〜10の2価の芳香族炭化水素基
としては、オルト、メタまたはパラフェニレン基、メタ
またはバラキシリレン基があげられる。これらのうち好
ましいものは炭素数2〜10の2価の脂肪族炭化水素基
であ、す、特に好ましいものはエチレン基およびプロピ
レン基である。
水素基としては、直鎖または分岐のものたとえばエチレ
ン基、プロピレン基、トリメチレン基1、テトラメチレ
ン基、ペンタメチレン基およびヘキサメチレン基があげ
られる。また炭素数6〜10の2価の芳香族炭化水素基
としては、オルト、メタまたはパラフェニレン基、メタ
またはバラキシリレン基があげられる。これらのうち好
ましいものは炭素数2〜10の2価の脂肪族炭化水素基
であ、す、特に好ましいものはエチレン基およびプロピ
レン基である。
Rの炭素数が1以上になるとアミド化合物(ハ)の水溶
性が低下し、また耐塩素堅牢度向上効果も低下する。
性が低下し、また耐塩素堅牢度向上効果も低下する。
一般式(1)のに1およびR2の炭素数1〜3のアルキ
ル基としては直鎖または分岐のものたとえばメチル基、
エチル基、およびプロピル基があげられる。
ル基としては直鎖または分岐のものたとえばメチル基、
エチル基、およびプロピル基があげられる。
炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基としてはヒドロキ
シエチル基および2−ヒドロキシプロピル基があげられ
る。
シエチル基および2−ヒドロキシプロピル基があげられ
る。
R+ 、R2のうち好ましいものはH1メチル基および
ヒドロキシエチル基であり、特に好ましいものはHであ
る。
ヒドロキシエチル基であり、特に好ましいものはHであ
る。
R+ 、:R2の炭素fが4以上になるとアミド化合物
(ハ)の水溶性が低下し、また耐塩素堅牢度向上効果も
低下する。
(ハ)の水溶性が低下し、また耐塩素堅牢度向上効果も
低下する。
一般式(1)で示されるジアミノ化合物(al)を具体
的に示すとアルキレンジアミンたとえばエチレンジアミ
ン、プロピレンジアミン、トリメチレンジアミン、テト
ラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサ
メチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N−
エチルエチレンジアミン、N、N−ジメチルエチレンジ
アミン、ヒドロキシル基含有アルキレンジアミンたとえ
ばN−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、芳香族ジア
ミンたとえばフェニレンジアミンおよび芳香脂肪族ジア
ミンたとえばキシリレンジアミンがあげられる。
的に示すとアルキレンジアミンたとえばエチレンジアミ
ン、プロピレンジアミン、トリメチレンジアミン、テト
ラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサ
メチレンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、N−
エチルエチレンジアミン、N、N−ジメチルエチレンジ
アミン、ヒドロキシル基含有アルキレンジアミンたとえ
ばN−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、芳香族ジア
ミンたとえばフェニレンジアミンおよび芳香脂肪族ジア
ミンたとえばキシリレンジアミンがあげられる。
これらのうち好ましいものはエチレンジアミン、プロピ
レンジアミン、N−メチルエチレンジアミンおよびN−
ヒドロキシエチルエチレンジアミンであり、特に好まし
いものはエチレンジアミンおよびプロピレンジアミンで
ある。
レンジアミン、N−メチルエチレンジアミンおよびN−
ヒドロキシエチルエチレンジアミンであり、特に好まし
いものはエチレンジアミンおよびプロピレンジアミンで
ある。
本発明における脂肪族または芳香族ジ、カルボン酸(a
2)としては不飽和EC肪族ジカルボン酸たとえばマレ
イン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン製、および
メサコン酸;飽和鮨肪族ジカルボン酸たとえばマロン酸
、コハク酸、グルタル酸、およびアジピン酸;および芳
香族ジカルボン酸たとえばフタル酸およびテレフタル酸
があげられる。
2)としては不飽和EC肪族ジカルボン酸たとえばマレ
イン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン製、および
メサコン酸;飽和鮨肪族ジカルボン酸たとえばマロン酸
、コハク酸、グルタル酸、およびアジピン酸;および芳
香族ジカルボン酸たとえばフタル酸およびテレフタル酸
があげられる。
これらのうち好ましいものは不飽和脂肪族ジカルボン酸
であり、特に好ましいものはマレイン酸、フマル酸およ
びイタコン酸(特fζマレイン酸およびイタコン酸)で
ある。
であり、特に好ましいものはマレイン酸、フマル酸およ
びイタコン酸(特fζマレイン酸およびイタコン酸)で
ある。
ジアミノ化合物(al)と脂肪族または芳香族ジカルボ
ン酸(a2)とのアミド化合物において(al)と(a
2)を反応させる場合のモル比は通常1:0.1〜2好
ましくは0.2〜1.5 である。
ン酸(a2)とのアミド化合物において(al)と(a
2)を反応させる場合のモル比は通常1:0.1〜2好
ましくは0.2〜1.5 である。
アミド化合物(へ)を得る方法としては(al)に対し
て胆°肪族ジカルボン酸またはその無水物(好ましくは
無水物)を発熱に注意しながら通常100℃以下好まし
くは80℃以下の温度で徐々に投入しその後80〜25
0℃、好ましくは100〜200℃に加熱反応させる。
て胆°肪族ジカルボン酸またはその無水物(好ましくは
無水物)を発熱に注意しながら通常100℃以下好まし
くは80℃以下の温度で徐々に投入しその後80〜25
0℃、好ましくは100〜200℃に加熱反応させる。
加熱時間は通常2〜8時間、好ましくは3〜6時間であ
る。その反応のさい生成する水を留去しながら反応を行
なうのが好ましい。また反応後未反応の(al)が残留
している場合は、必要により減圧または常圧下で留去し
てもよい。反応は窒素雰囲気下で行なうと得られるアミ
ド化合物(ハ)の着色が軽減される。
る。その反応のさい生成する水を留去しながら反応を行
なうのが好ましい。また反応後未反応の(al)が残留
している場合は、必要により減圧または常圧下で留去し
てもよい。反応は窒素雰囲気下で行なうと得られるアミ
ド化合物(ハ)の着色が軽減される。
得られるアミド化合物(ハ)は通常淡黄色〜褐色の口状
〜ペースト状のものである。
〜ペースト状のものである。
アミド化合物(ハ)の例としては下記があげられる。
(A−1)エチレンジアミンとマレイン酸(モル比1:
σ、9とのアミド化合物 (A−2)プロピレンジアミンとマレイン酸(モル比1
:1)とのアミド化合物 (A−a)エチレンジアミンとフマル酸(モル比1:1
、・j)とのアミド化合物 (A−4)エチレンジアミンとイタコン酸(モル比1:
0.5)とのアミド化合物 本発明におけるアミド化合物(ハ)は一般式(式中X+
i、t HO+、 R+HN −R−NR2−t f:
= ハR2HN−R−NRI−;X2はHまたは−CO
RCOOH; Rは脂肪族または芳香族ジカルボン酸残
基;R11,R4およびR5は一般式(1)中のR、R
+およびR2と同様の基:nは1以上の整数である。)
で表わすことができる。
σ、9とのアミド化合物 (A−2)プロピレンジアミンとマレイン酸(モル比1
:1)とのアミド化合物 (A−a)エチレンジアミンとフマル酸(モル比1:1
、・j)とのアミド化合物 (A−4)エチレンジアミンとイタコン酸(モル比1:
0.5)とのアミド化合物 本発明におけるアミド化合物(ハ)は一般式(式中X+
i、t HO+、 R+HN −R−NR2−t f:
= ハR2HN−R−NRI−;X2はHまたは−CO
RCOOH; Rは脂肪族または芳香族ジカルボン酸残
基;R11,R4およびR5は一般式(1)中のR、R
+およびR2と同様の基:nは1以上の整数である。)
で表わすことができる。
Rが不側和ジカルボン酸の残基〔たとえば−RC=CR
−(但シRハH、RハHtタハCHs)!?、:(、t
R+)iN−R−NR2−またはR2HN−R−NR+
−である。)〕Cζ置き換わっていてもよい。
−(但シRハH、RハHtタハCHs)!?、:(、t
R+)iN−R−NR2−またはR2HN−R−NR+
−である。)〕Cζ置き換わっていてもよい。
マイケル付加していない化合物とマイケル付加した化合
物は、混在していてもよい。アミド化合物(ハ)中には
未反応の(a+)および(a2)を含有したものであっ
てもよい。
物は、混在していてもよい。アミド化合物(ハ)中には
未反応の(a+)および(a2)を含有したものであっ
てもよい。
本発明lζおけるアミノプラスト材脂(ト)はアミノ基
を含む化合物とアルデヒドの縮合反応によって得られる
樹脂で、セルロース系繊維等の樹脂加工に通常用いられ
るものはいずれでもよく、たとえば次のようなものがあ
げられる。
を含む化合物とアルデヒドの縮合反応によって得られる
樹脂で、セルロース系繊維等の樹脂加工に通常用いられ
るものはいずれでもよく、たとえば次のようなものがあ
げられる。
■ メチロールメラミン樹脂〔スミテックスレジ:/
M −8(住人化学製)、ベッカミンJ−101(大日
本インキ妓)、リヶンレデンMM−1(三木理研製)な
ど〕 ■ メチロール尿素樹脂〔スミテックスレジン260(
住人化学製)、ベッカミンN−tx8(大日本インキ製
)など〕 ■ メチロール尿素・メラミン樹脂〔スミテックスレシ
ンULW (住人化学製〕など〕■ グリオキザール系
樹脂〔スミテックスレジンN5−11.N5−16.N
5−18.N5−19 (住人化学製)、パーマフレッ
シュLF、LK(大日本インキ製)、リケンレヂンMS
−5(三木理研製)など〕■ メチロールウロン樹脂
〔スミテックスレジン810(住人化学製)ベッカミン
N−50(大日本インキ製)など〕 ■ メチロールエチレン尿素樹脂〔スミテックスレジン
901 (住人化学製)、プリムE(大日本インキ製)
、リケンレヂンRE−1(三木理研製)など〕 ■ メチロールトリアゾン樹脂〔スミテックスレシンW
−2(住人化学製) 、パーマフレッシュLCR(大日
本インキ製)など〕 ■ メチロールプロピレン尿素樹脂〔ベッカミンN−1
19(大日本インキ裟)〕 ■ メチロールカルバメート樹脂〔パーマフレッシュC
H−M (大日本インキgA)など〕アミノプラスト樹
脂の内好ましいものはメチロールメラミン樹脂グリオキ
ザール系樹脂、メチロールウロン樹脂およびメチロール
エチレン尿素樹脂である。
M −8(住人化学製)、ベッカミンJ−101(大日
本インキ妓)、リヶンレデンMM−1(三木理研製)な
ど〕 ■ メチロール尿素樹脂〔スミテックスレジン260(
住人化学製)、ベッカミンN−tx8(大日本インキ製
)など〕 ■ メチロール尿素・メラミン樹脂〔スミテックスレシ
ンULW (住人化学製〕など〕■ グリオキザール系
樹脂〔スミテックスレジンN5−11.N5−16.N
5−18.N5−19 (住人化学製)、パーマフレッ
シュLF、LK(大日本インキ製)、リケンレヂンMS
−5(三木理研製)など〕■ メチロールウロン樹脂
〔スミテックスレジン810(住人化学製)ベッカミン
N−50(大日本インキ製)など〕 ■ メチロールエチレン尿素樹脂〔スミテックスレジン
901 (住人化学製)、プリムE(大日本インキ製)
、リケンレヂンRE−1(三木理研製)など〕 ■ メチロールトリアゾン樹脂〔スミテックスレシンW
−2(住人化学製) 、パーマフレッシュLCR(大日
本インキ製)など〕 ■ メチロールプロピレン尿素樹脂〔ベッカミンN−1
19(大日本インキ裟)〕 ■ メチロールカルバメート樹脂〔パーマフレッシュC
H−M (大日本インキgA)など〕アミノプラスト樹
脂の内好ましいものはメチロールメラミン樹脂グリオキ
ザール系樹脂、メチロールウロン樹脂およびメチロール
エチレン尿素樹脂である。
本発明の耐塙素堅牢度向上剤においてアミド化合物(6
)とアミノプラスト樹脂0の重量比は通常l:100な
いし800:100.好ましくは5:100 ないし
200:100とくに好ましくは20:100ないし1
00:100である。
)とアミノプラスト樹脂0の重量比は通常l:100な
いし800:100.好ましくは5:100 ないし
200:100とくに好ましくは20:100ないし1
00:100である。
必要により、アミノプラスト樹脂の硬化促進のための触
媒0、たとえば塩化マグネシウム、塩化亜塩、硼沸化亜
塙、硝酸亜塩、重リン酸マグネシウム、塩化アンモニウ
ム、硝酸アンモニウム、モノエタノールアミン塩酸塩、
ジェタノールアミン塩酸塩、トリクロル酢酸等を添加し
て使用してもよい。これらの使用量はアミノプラスト樹
脂の重量に対して通常O〜10% g好ましくは0.0
5〜5%(固形分)である。
媒0、たとえば塩化マグネシウム、塩化亜塩、硼沸化亜
塙、硝酸亜塩、重リン酸マグネシウム、塩化アンモニウ
ム、硝酸アンモニウム、モノエタノールアミン塩酸塩、
ジェタノールアミン塩酸塩、トリクロル酢酸等を添加し
て使用してもよい。これらの使用量はアミノプラスト樹
脂の重量に対して通常O〜10% g好ましくは0.0
5〜5%(固形分)である。
本発明の向上剤はセルロース系繊維染色物の後処理に使
用される。セルロース系繊維としては木綿、麻などのよ
うな天然繊維およびビスコースレーヨン、銅アンモニア
レーヨンなどのような再生晟維をあげることができる。
用される。セルロース系繊維としては木綿、麻などのよ
うな天然繊維およびビスコースレーヨン、銅アンモニア
レーヨンなどのような再生晟維をあげることができる。
また、上記繊維と他の天然繊維(たとえば羊毛、絹)、
または合成繊維(たとえばポリエステル繊維、ポリアミ
ド繊維、ポリアクリル繊維、アセテート繊維)などとの
混紡交編織物でもよい。繊維形体としては、わた、トウ
、テープ、チーズ、ケーク、布帛、組糸などいずれでも
よい。
または合成繊維(たとえばポリエステル繊維、ポリアミ
ド繊維、ポリアクリル繊維、アセテート繊維)などとの
混紡交編織物でもよい。繊維形体としては、わた、トウ
、テープ、チーズ、ケーク、布帛、組糸などいずれでも
よい。
本発明における1維染色物は直接染料または反応性染料
で染色されるが、直接染料または反応性染料としてはセ
ルロース系繊維の染色に一般に使用されているものでよ
く、たとえば新版染料便覧〔有桟合成協会編、丸善■〕
、第815〜390頁、第881〜984頁に記載の染
料があげられる。
で染色されるが、直接染料または反応性染料としてはセ
ルロース系繊維の染色に一般に使用されているものでよ
く、たとえば新版染料便覧〔有桟合成協会編、丸善■〕
、第815〜390頁、第881〜984頁に記載の染
料があげられる。
本発明の耐塩素堅牢度向上剤は^および@を併用してな
るものであり、併用の方法は制限されない。たとえば(
ハ)および(ハ)〔必要により(qその他の成分〕を予
め混合し、耐塩素堅牢度向上剤を得てもよく、浴(水浴
)中で(ハ)および(ト)〔必要により(qその・池の
成分〕よりなる耐塩素堅牢度向上剤を作成してもよい。
るものであり、併用の方法は制限されない。たとえば(
ハ)および(ハ)〔必要により(qその他の成分〕を予
め混合し、耐塩素堅牢度向上剤を得てもよく、浴(水浴
)中で(ハ)および(ト)〔必要により(qその・池の
成分〕よりなる耐塩素堅牢度向上剤を作成してもよい。
予め混合する方法としては(ハ)に(ハ)を投入して均
一に混合溶解する方法、(ハ)および/または■を水ま
たは親水性有機溶剤(メタノール、エチレングリコール
など)に溶解させてから混合する方法などがあげられる
。また浴中で耐塩素堅牢度向上剤を作成する方法として
は、(3)および◎をそのまま、または水もしくは親水
性有機溶剤に溶解し両者を同時にまたは順次に浴に添加
する方法があげられる。耐塩素堅牢度向上剤含有処理浴
の濃度は一般に0.5〜15 重量%(固形分)好まし
くは1〜10重量%(固形分)である。
一に混合溶解する方法、(ハ)および/または■を水ま
たは親水性有機溶剤(メタノール、エチレングリコール
など)に溶解させてから混合する方法などがあげられる
。また浴中で耐塩素堅牢度向上剤を作成する方法として
は、(3)および◎をそのまま、または水もしくは親水
性有機溶剤に溶解し両者を同時にまたは順次に浴に添加
する方法があげられる。耐塩素堅牢度向上剤含有処理浴
の濃度は一般に0.5〜15 重量%(固形分)好まし
くは1〜10重量%(固形分)である。
本発明の耐塩素堅牢度向上剤の使用は通常、該処理浴に
染色物をパディングし、マングル等にて絞液し、90〜
110℃で予備乾燥し、次いで180〜160℃でo、
5〜3分間熱処理することにより行われる。処理液を付
着させる方法としてパディング処理以外にディピング、
スプレー塗付等によって処理する方法でもよい。処理に
おいて、耐塩素堅牢度向上剤の付着量はセルロース系繊
維染色物に対して一段に0.5〜15 重量%(固形分
)、好ましくは1〜10重量%(固形分)である。付着
量が0.5重量%未満では耐塩素堅牢度の向上効果に乏
しくまた、15重量%を越えた場合には染色物の風合が
堅くなったり、変色したりする場合があり、さらにこれ
以上の効果はえられず不経済である。処理時の浴比は一
般に2〜100である。処理温度は通常8〜50℃であ
る。処理温度を8℃未満で行った場合は、その処理溶液
の粘度が高くなったりして処理するのが難しくなる場合
がある。また、50℃より高くなると耐塩素堅牢度向上
剤は樹脂化がすすみ、処理する上で問題を生ずる。
染色物をパディングし、マングル等にて絞液し、90〜
110℃で予備乾燥し、次いで180〜160℃でo、
5〜3分間熱処理することにより行われる。処理液を付
着させる方法としてパディング処理以外にディピング、
スプレー塗付等によって処理する方法でもよい。処理に
おいて、耐塩素堅牢度向上剤の付着量はセルロース系繊
維染色物に対して一段に0.5〜15 重量%(固形分
)、好ましくは1〜10重量%(固形分)である。付着
量が0.5重量%未満では耐塩素堅牢度の向上効果に乏
しくまた、15重量%を越えた場合には染色物の風合が
堅くなったり、変色したりする場合があり、さらにこれ
以上の効果はえられず不経済である。処理時の浴比は一
般に2〜100である。処理温度は通常8〜50℃であ
る。処理温度を8℃未満で行った場合は、その処理溶液
の粘度が高くなったりして処理するのが難しくなる場合
がある。また、50℃より高くなると耐塩素堅牢度向上
剤は樹脂化がすすみ、処理する上で問題を生ずる。
本発明の耐塩素堅牢度向上剤には必要により消泡剤、仕
上剤(平滑剤、柔軟剤など)、染料固着剤などの他の成
分を含有させることができる。また処理時に併用使用し
てもよい。
上剤(平滑剤、柔軟剤など)、染料固着剤などの他の成
分を含有させることができる。また処理時に併用使用し
てもよい。
以下実施例により本発明をさらに説明するが本発明はこ
れに限定されるものではない。
れに限定されるものではない。
実施例1〜4.比較例1〜4
本発明の耐塩素堅牢度向上剤および比較品を表−1に示
す。
す。
表 1
170.5 )とのアミド化合物(50%水溶液)融)
S、R・N5−11〜N5−19はスミテックスレジン
1’Js−11〜NS−19(いずれもグリオキザール
系栃脂、住人化学製〕 注8) S、A、X−80はスミテックスアクセレレー
ターX−5o(触媒、住人化学製〕 試験例1 綿ブロード 40を下記の染料で浸染染色した。
S、R・N5−11〜N5−19はスミテックスレジン
1’Js−11〜NS−19(いずれもグリオキザール
系栃脂、住人化学製〕 注8) S、A、X−80はスミテックスアクセレレー
ターX−5o(触媒、住人化学製〕 試験例1 綿ブロード 40を下記の染料で浸染染色した。
得られた染色布を下記の処理条件に従って実施例1〜4
および比較例1〜4に示す耐塩素堅牢度向上剤を用いて
処理した。同時に処理布の引裂強度も測定した。
および比較例1〜4に示す耐塩素堅牢度向上剤を用いて
処理した。同時に処理布の引裂強度も測定した。
(染 料)
a、 ダイアミラブリリアントレッドBB2%0・w−
f〔反応性染料、三菱化成(至)〕 b、 カヤラスライトレッドF5B 2%o −w−f
〔直接染料、日本化薬O)〕 (処理条件) 処理溶液 ° 表−1 温度9時間 :20℃1パッド/1ニップ絞り率
: 70% 予備乾燥・ : 110℃、2分熱処理
:150℃、1分 (性能評価) それぞれの処理布に−)いて下記の試験を行い、その結
果を表−2に示した。
f〔反応性染料、三菱化成(至)〕 b、 カヤラスライトレッドF5B 2%o −w−f
〔直接染料、日本化薬O)〕 (処理条件) 処理溶液 ° 表−1 温度9時間 :20℃1パッド/1ニップ絞り率
: 70% 予備乾燥・ : 110℃、2分熱処理
:150℃、1分 (性能評価) それぞれの処理布に−)いて下記の試験を行い、その結
果を表−2に示した。
(1)耐塩業堅牢度試験
次亜塩Kmソーダの有効塩素50ppmの水溶液を作成
し、20℃で4時間浸漬しく浴比1:100)、ついで
流水洗し、乾燥した。試験布の変退色を変退色用グレー
スケールにて判定した(級)。
し、20℃で4時間浸漬しく浴比1:100)、ついで
流水洗し、乾燥した。試験布の変退色を変退色用グレー
スケールにて判定した(級)。
(if) 引裂強度
Li2O2−1972C法(ペシジュラム法)20℃、
65%RHにて測定 (結 果) 冥施例5〜8.比較例5〜8 注◇プロピレンジアミン/イタコン酸(モル比170.
5)とのアミド化合物(50%水溶液)注5)メチロー
ルウロン樹脂、注6)メチロールプロピレン尿素栃詣、
注7)メチロールメラミン樹脂性8)メチロールエチレ
ン原票樹脂、注9)金属塩系触媒 〔いずれも大日本インキ寥D〕 試り例2 T/C(65/85)ブロード 60の線側を下記の染
料で片染め染色した。得られた染色布を下記の処理条件
に従って実施例5〜8および比較例5〜8に示す耐塩素
堅牢度向上剤を用いて処理した。同時に引裂強度も測定
した。
65%RHにて測定 (結 果) 冥施例5〜8.比較例5〜8 注◇プロピレンジアミン/イタコン酸(モル比170.
5)とのアミド化合物(50%水溶液)注5)メチロー
ルウロン樹脂、注6)メチロールプロピレン尿素栃詣、
注7)メチロールメラミン樹脂性8)メチロールエチレ
ン原票樹脂、注9)金属塩系触媒 〔いずれも大日本インキ寥D〕 試り例2 T/C(65/85)ブロード 60の線側を下記の染
料で片染め染色した。得られた染色布を下記の処理条件
に従って実施例5〜8および比較例5〜8に示す耐塩素
堅牢度向上剤を用いて処理した。同時に引裂強度も測定
した。
(染 料)
C1ダイアミラブ)Ll −8R2%o、w、 f〔反
応性染料、三菱化成(至)〕 d、カヤラススプライx o −RL 291;o、
w、 f〔直接染料、日本化薬(資)〕 (処理条件) 処理溶液 ° 表−8 温度1時間 :80℃1パッド/1ニップ絞り率
: 55% 予備乾燥 =115℃、2分 熱処理 :150℃、2分 (性能評価) 試9例1の性能評価に同じ。
応性染料、三菱化成(至)〕 d、カヤラススプライx o −RL 291;o、
w、 f〔直接染料、日本化薬(資)〕 (処理条件) 処理溶液 ° 表−8 温度1時間 :80℃1パッド/1ニップ絞り率
: 55% 予備乾燥 =115℃、2分 熱処理 :150℃、2分 (性能評価) 試9例1の性能評価に同じ。
(結 果)
表−4
実施例9〜11.比較例9〜11
注目)エチレンジアミン/フマル酸(モル比110.5
)とのアミド化合物(50%水溶液) 注10エチレンジアミン/コハク酸(モル比170.5
)とのアミド化合物(50%水溶液) 注13)エチレンジアミン/イタコンN (−E−ル比
110.5)とのアミド化合物(50%水溶液) 注1滲メチロール尿素柿脂〔大日本インキ(へ)〕注1
5)有機アミン系触媒〔大日本インキ0〕試験例8 スフモスリンを下記の染料で浸染染色した。得られた染
色布を下記の処理条件に従って実施例9〜11、比較例
9に示す耐塩素堅牢度向上剤を用いて処理した。同時に
引裂強度も測定した。
)とのアミド化合物(50%水溶液) 注10エチレンジアミン/コハク酸(モル比170.5
)とのアミド化合物(50%水溶液) 注13)エチレンジアミン/イタコンN (−E−ル比
110.5)とのアミド化合物(50%水溶液) 注1滲メチロール尿素柿脂〔大日本インキ(へ)〕注1
5)有機アミン系触媒〔大日本インキ0〕試験例8 スフモスリンを下記の染料で浸染染色した。得られた染
色布を下記の処理条件に従って実施例9〜11、比較例
9に示す耐塩素堅牢度向上剤を用いて処理した。同時に
引裂強度も測定した。
(染 料)
e、 レバフィックスE−2GA2%o、w、f〔反応
性染料、バイエルジャパン(ト)〕0.8%oyjaf
、カヤラススプラルビ:zBLOJ%o、w、f〔直接
染料9日本化共■〕 (処理条件) 処理溶液 ° 辰−4 温度9時間 :25℃、1パツド、1ニック絞り率
: 60% 予備乾燥 :105℃、5分 熱処理 :160℃、80秒 (性能評価) 試験例1の性能評価に同じ (結 果) 〔発明の効果〕 本発明は直接染料または反応性染料で染色されたセルロ
ース系繊維染色物に対し引裂強度を低下させることなし
に、すぐれた耐塩素堅牢度向上剤果を発揮する。
性染料、バイエルジャパン(ト)〕0.8%oyjaf
、カヤラススプラルビ:zBLOJ%o、w、f〔直接
染料9日本化共■〕 (処理条件) 処理溶液 ° 辰−4 温度9時間 :25℃、1パツド、1ニック絞り率
: 60% 予備乾燥 :105℃、5分 熱処理 :160℃、80秒 (性能評価) 試験例1の性能評価に同じ (結 果) 〔発明の効果〕 本発明は直接染料または反応性染料で染色されたセルロ
ース系繊維染色物に対し引裂強度を低下させることなし
に、すぐれた耐塩素堅牢度向上剤果を発揮する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 R_1HN−R−NHR_2(1) (式中Rは炭素数2〜10の2価の脂肪族炭化水素基ま
たは炭素数6〜10の2価の芳香族炭化水素基である。 R_1およびR_2はそれぞれ独立にH、炭素数1〜3
のアルキル基またはヒドロキシアルキル基である。)で
示されるジアミノ化合物(a1)と脂肪族または芳香族
ジカルボン酸(a2)とのアミド化合物(A)、アミノ
プラスト樹脂(B)および必要により触媒(C)からな
ることを特徴とする直接染料または反応性染料によるセ
ルロース系繊維染色物の耐塩素堅牢度向上剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60066245A JPS61225389A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 耐塩素堅牢度向上剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60066245A JPS61225389A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 耐塩素堅牢度向上剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61225389A true JPS61225389A (ja) | 1986-10-07 |
Family
ID=13310289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60066245A Pending JPS61225389A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 耐塩素堅牢度向上剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61225389A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6506220B2 (en) * | 1998-09-30 | 2003-01-14 | Unilever Home & Personal Care Usa Division Of Conopco | Treatment for fabrics |
WO2013005280A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | 株式会社 伊藤園 | ポリフェノール加工繊維の製造方法 |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP60066245A patent/JPS61225389A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6506220B2 (en) * | 1998-09-30 | 2003-01-14 | Unilever Home & Personal Care Usa Division Of Conopco | Treatment for fabrics |
WO2013005280A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | 株式会社 伊藤園 | ポリフェノール加工繊維の製造方法 |
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