JPS61224228A - 遮断器用引外し装置とその作動方法 - Google Patents
遮断器用引外し装置とその作動方法Info
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- JPS61224228A JPS61224228A JP60214452A JP21445285A JPS61224228A JP S61224228 A JPS61224228 A JP S61224228A JP 60214452 A JP60214452 A JP 60214452A JP 21445285 A JP21445285 A JP 21445285A JP S61224228 A JPS61224228 A JP S61224228A
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- Japan
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- circuit
- circuit breaker
- output
- trip
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/08—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current
- H02H3/093—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current with timing means
- H02H3/0935—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current with timing means the timing being determined by numerical means
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は遮断器用の引外し装置、一層詳細には、マイク
ロプロセッサを用いた引外し装置に関する。
ロプロセッサを用いた引外し装置に関する。
遮断器用の引外し装置は故障電流条件のもとて遮断器を
自動的に開くために用いられる。遮断器を開くのに必要
な時間は故障電流の大きさおよび性質に依存する。引外
し装置は、多年にわたり、比較的低い故障電流の大きさ
に所定の仕方で応動するバイメタル部材と、それよりも
高い故障電流の大きさに応動する電研引外し装置とを用
いてきた。
自動的に開くために用いられる。遮断器を開くのに必要
な時間は故障電流の大きさおよび性質に依存する。引外
し装置は、多年にわたり、比較的低い故障電流の大きさ
に所定の仕方で応動するバイメタル部材と、それよりも
高い故障電流の大きさに応動する電研引外し装置とを用
いてきた。
引外し装置はバイメタルおよび電磁引外し装置の挙動を
シミュレートするディジタル電子回路およびマイクロプ
ロセッサを用いる引外し装置は知られている。これらの
形式の引外し装置は典型的にたとえば1983年12月
27日付は米国特許第4,423.459号明細書およ
び1982年7月6日付は米国特許第4,338,64
7号明細書に示されている。
シミュレートするディジタル電子回路およびマイクロプ
ロセッサを用いる引外し装置は知られている。これらの
形式の引外し装置は典型的にたとえば1983年12月
27日付は米国特許第4,423.459号明細書およ
び1982年7月6日付は米国特許第4,338,64
7号明細書に示されている。
ディジタル技術およびマイクロプロセッサを用いた公知
の引外し装置はアナログおよびディジタル回路の組合わ
せを用いている。しかし、公知の引外し装置は真のRM
S負荷電流測定を行わず、また地絡電流解析を行うため
に追加的な回路および変圧器を必要とする。さらに、公
知の引外し装置は全電流測定範囲にわたり制限された測
定精度を有し、また遮断器の以前の熱的履歴を正確に考
慮に入れない。
の引外し装置はアナログおよびディジタル回路の組合わ
せを用いている。しかし、公知の引外し装置は真のRM
S負荷電流測定を行わず、また地絡電流解析を行うため
に追加的な回路および変圧器を必要とする。さらに、公
知の引外し装置は全電流測定範囲にわたり制限された測
定精度を有し、また遮断器の以前の熱的履歴を正確に考
慮に入れない。
電子式引外し装置用の公知の電流検出システムは各相お
よび(もし中性線が用いられているならば)中性線に変
流器を用いる。変流器出力はそれぞれブリッジ接続の全
波整流器に供給される。各線の整流された出力は次いで
麟波され、またレヘル検出回路に与えられる。測定され
たピークレベルは次いで、重畳されて各線のRMS電流
に関係伺けられる出力を生ずるように0.707のスケ
ールファクタを1↓1りられる。測定されたRMS電流
に関係付けられた信号は次いで、所与の大きさの測定さ
れた電流が所与の時間にわたり存在する時に遮断器引外
しを生じさせるタイミング回路に与えられる。
よび(もし中性線が用いられているならば)中性線に変
流器を用いる。変流器出力はそれぞれブリッジ接続の全
波整流器に供給される。各線の整流された出力は次いで
麟波され、またレヘル検出回路に与えられる。測定され
たピークレベルは次いで、重畳されて各線のRMS電流
に関係伺けられる出力を生ずるように0.707のスケ
ールファクタを1↓1りられる。測定されたRMS電流
に関係付けられた信号は次いで、所与の大きさの測定さ
れた電流が所与の時間にわたり存在する時に遮断器引外
しを生じさせるタイミング回路に与えられる。
公知の電子式引外し装置の主な問題点は、測定される電
流波形が完全な正弦波形であるときのみ、測定されたR
MS電流が正しいことである。もし波形が非正弦波であ
れば、スケールファクタが正しくない。たとえば、イン
バータドライブのような認め得る線キャパシタンスを有
する回路では、電流波形は正弦波形からのかなりのひず
みを含んでいる。正弦波形からの電流波形のひずみの他
の源はよく知られている。この不正確さの結果として、
遮断器は誤ってかつ不必要に低過ぎる線電流で引外しを
したり、または遮断器が不正確な測定のために引外しす
べき時に引外しをしなかったりする。
流波形が完全な正弦波形であるときのみ、測定されたR
MS電流が正しいことである。もし波形が非正弦波であ
れば、スケールファクタが正しくない。たとえば、イン
バータドライブのような認め得る線キャパシタンスを有
する回路では、電流波形は正弦波形からのかなりのひず
みを含んでいる。正弦波形からの電流波形のひずみの他
の源はよく知られている。この不正確さの結果として、
遮断器は誤ってかつ不必要に低過ぎる線電流で引外しを
したり、または遮断器が不正確な測定のために引外しす
べき時に引外しをしなかったりする。
上記の不正確な測定を補正する回路は知られている。た
とえば、変流器の出力端を抵抗器に接続しておき、抵抗
器の温度を測定することにより真のRMS値を求め得る
。しかし、このようなシステムは高価であり、また電子
式引外し装置に使用するのには電流変化への応動が遅過
ぎる。
とえば、変流器の出力端を抵抗器に接続しておき、抵抗
器の温度を測定することにより真のRMS値を求め得る
。しかし、このようなシステムは高価であり、また電子
式引外し装置に使用するのには電流変化への応動が遅過
ぎる。
市販品として入手可能な半導体チップで、RMS出力を
生じ得るものも存在する。しかし、このようなチップは
遮断器用の電子式引外し装置に使用するためには高価過
ぎる。
生じ得るものも存在する。しかし、このようなチップは
遮断器用の電子式引外し装置に使用するためには高価過
ぎる。
波の瞬時振幅を周期的に測定するサンプリングシステム
も知られている。各サイクルで十分な数のサンプルを測
定し、各サンプルの値を二乗し、次いで二乗の和の平方
根を求めることにより、9MS測定が行われる得る。そ
のネh度はサンプルの数の増大と共に増大する。サンプ
ルの有効な数は、相続く各半サイクル中の各サンプルに
対する測定点の開始位相を1”らすことにより増大され
得る。このような非同期サンプリングは任意の周期的波
形のRMS値を求めるのに使用され得る。しかし、この
方法が電子式引外し装置に応用される時には、回路が複
雑かつ高価になる。なぜならば、もし中性線が設けられ
ているならば、測定が相線および中性線の各々に対して
別々に行われなければならないからである。
も知られている。各サイクルで十分な数のサンプルを測
定し、各サンプルの値を二乗し、次いで二乗の和の平方
根を求めることにより、9MS測定が行われる得る。そ
のネh度はサンプルの数の増大と共に増大する。サンプ
ルの有効な数は、相続く各半サイクル中の各サンプルに
対する測定点の開始位相を1”らすことにより増大され
得る。このような非同期サンプリングは任意の周期的波
形のRMS値を求めるのに使用され得る。しかし、この
方法が電子式引外し装置に応用される時には、回路が複
雑かつ高価になる。なぜならば、もし中性線が設けられ
ているならば、測定が相線および中性線の各々に対して
別々に行われなければならないからである。
後で説明するように、本発明によれば、真の9MS測定
のための簡単な経済的な回路が提供される。
のための簡単な経済的な回路が提供される。
既存の電子式引外し装置の他の問題点は、各相および中
性回路に対して中間変流器を必要とすることである。典
型的に、これらの変流器はY形に接続されており、また
地絡信号を生ずる必要がある。このような変流器は高価
であり、また制御ハウジング内でかなりの空間を占有す
る。
性回路に対して中間変流器を必要とすることである。典
型的に、これらの変流器はY形に接続されており、また
地絡信号を生ずる必要がある。このような変流器は高価
であり、また制御ハウジング内でかなりの空間を占有す
る。
後で説明するように、本発明によれば、このような別々
の中間変流器の必要は消去される。
の中間変流器の必要は消去される。
公知のマイクロプロセッサを用いたシステムの他の問題
点は、測定分解能が低く、また比較的大きなマイクロプ
ロセッサを必要とすることである。たとえば、8ビット
・マイクロプロセッサを用いることが、そのコストが低
い点で、望ましい。
点は、測定分解能が低く、また比較的大きなマイクロプ
ロセッサを必要とすることである。たとえば、8ビット
・マイクロプロセッサを用いることが、そのコストが低
い点で、望ましい。
しかし、もし最大負荷電流の1/4(地絡検出用)から
最大負荷電流の10倍までの電流を弁別し得ることが望
まれるならば、電流範囲は1:40である。もし最大負
荷電流が60OAであれば、最大負荷電流の10倍と最
大負荷電流の1/4との間の差は(6,000−150
) −5,85OAである。8ビット・マイクロプロセ
ッサは256種類の8ビット組合わせを生ずる。従って
、個々のステップは6,000/256=23.44A
である。これは約23.44A/150A=16%の分
解能を与える(ここで15OAは600Aの25%であ
る)。しかし、約5%またはそれよりも小さい値の分解
能が望まれる。従って、簡□ 単な8ビット・マイク
ロプロセッサの使用によっては所望の分解能が得られな
い。
最大負荷電流の10倍までの電流を弁別し得ることが望
まれるならば、電流範囲は1:40である。もし最大負
荷電流が60OAであれば、最大負荷電流の10倍と最
大負荷電流の1/4との間の差は(6,000−150
) −5,85OAである。8ビット・マイクロプロセ
ッサは256種類の8ビット組合わせを生ずる。従って
、個々のステップは6,000/256=23.44A
である。これは約23.44A/150A=16%の分
解能を与える(ここで15OAは600Aの25%であ
る)。しかし、約5%またはそれよりも小さい値の分解
能が望まれる。従って、簡□ 単な8ビット・マイク
ロプロセッサの使用によっては所望の分解能が得られな
い。
後で説明するように、本発明によれば、8ビット・マイ
クロプロセッサを使用する場合にも、新規な自動的スケ
ール調節により、必要な精度が得られる。
クロプロセッサを使用する場合にも、新規な自動的スケ
ール調節により、必要な精度が得られる。
既存のディジタル回路の他の問題点は、熱的メモリを形
成するための手段である。すなわち、標準的な遮断器用
用外し装置では、以前の遮断動作による遮断器の加熱ま
たは容量性負荷を閉じることにより惹起された以前の加
熱などの履歴が遮断器内に留まる。公知のディジタルシ
ステムでは、遮断器の熱的履歴の効果は遮断器が開いた
後に失われた。後で説明するように、本発明によれば、
熱的メモリを持続するための手段が設けられている。
成するための手段である。すなわち、標準的な遮断器用
用外し装置では、以前の遮断動作による遮断器の加熱ま
たは容量性負荷を閉じることにより惹起された以前の加
熱などの履歴が遮断器内に留まる。公知のディジタルシ
ステムでは、遮断器の熱的履歴の効果は遮断器が開いた
後に失われた。後で説明するように、本発明によれば、
熱的メモリを持続するための手段が設けられている。
既存の引外し装置の他の問題点は、遮断器の磁気的ラッ
チの引外し巻線が大きなターン数、従ってまた高いイン
ダクタン不を有することである。
チの引外し巻線が大きなターン数、従ってまた高いイン
ダクタン不を有することである。
従って、コイルを有する引外し回路が大きな時定数を有
するので、引外し信号を迅速にコイルに供給することが
難しい。従って、遮断器が非常に高速の電流制限遮断器
で操作されるとき、遮断器の性能を協調さ、せることか
難しい。
するので、引外し信号を迅速にコイルに供給することが
難しい。従って、遮断器が非常に高速の電流制限遮断器
で操作されるとき、遮断器の性能を協調さ、せることか
難しい。
本発明によれば、マイクロプロセッサを用いた引外し装
置であって、主要な構成要素として電力供給装置と各線
に対するサンプル・アンド・ホールド回路とアナログ−
ディジタル変換器とマイクロプロセッサと引外し装置の
調節パラメiりを設定するための構成スイッチとを用い
て、新規な引外し装置が提供される。この引外し装置は
三線式回路にも四線式回路にも応用可能である。遮断器
の開路は、電子式用外し装置によりトリガされる電磁ラ
ッチング機構により能動化される通常の機核的機構によ
り成就される。
置であって、主要な構成要素として電力供給装置と各線
に対するサンプル・アンド・ホールド回路とアナログ−
ディジタル変換器とマイクロプロセッサと引外し装置の
調節パラメiりを設定するための構成スイッチとを用い
て、新規な引外し装置が提供される。この引外し装置は
三線式回路にも四線式回路にも応用可能である。遮断器
の開路は、電子式用外し装置によりトリガされる電磁ラ
ッチング機構により能動化される通常の機核的機構によ
り成就される。
電力供給装置は3つの相線および1つの中性線からの全
波整流された電流を供給する。この電流は次いで、すべ
ての論理回路に対する+5vの電力源を発生し、またア
ナログ−ディジタル変換器(A−P変換器)に対する正
の参照電圧をも供給する。正の参照電圧は、マイクロコ
ンピュータからの制御信号の状態に関係して、+IVも
しくは+5Vである。電力供給装置は、線電流がその定
格電流(たとえば600Aであってよい)のわずか25
%であるときに、25mAを供給する能力を有する。
波整流された電流を供給する。この電流は次いで、すべ
ての論理回路に対する+5vの電力源を発生し、またア
ナログ−ディジタル変換器(A−P変換器)に対する正
の参照電圧をも供給する。正の参照電圧は、マイクロコ
ンピュータからの制御信号の状態に関係して、+IVも
しくは+5Vである。電力供給装置は、線電流がその定
格電流(たとえば600Aであってよい)のわずか25
%であるときに、25mAを供給する能力を有する。
相線および中性線の電流を表す信号は同一形式の変流器
により導き出され、また高精密抵抗器を用いて電圧波形
に変換される。信号値は反転されており、またO〜+5
Vの範囲内にあり、+5Vは定格電流の20倍を表す。
により導き出され、また高精密抵抗器を用いて電圧波形
に変換される。信号値は反転されており、またO〜+5
Vの範囲内にあり、+5Vは定格電流の20倍を表す。
本発明の1つの重要な特徴によれば、すべての(もし中
性線が存在する場合には)4つの信号は反復してかつ同
時にサンプルされ、またサンプルされた信号はそれぞれ
のキャパシタを充電するのに用いられる。■サンプルは
約1,500μsごとにサンプルされ(60Hzでは約
11サンプル/サイクル)、また各RMS測定サイクル
中に約1.100サンプルを生ずるように約100サイ
クルにわた継続する。順次に、各線に対するサンプル・
アンド・ホールド回路の出力が単一のA−D変換器に読
み出される。ディジタル値への変換は、±I LSBの
精度を有する8ビツト変換器を用いて、約100μsで
行われる。
性線が存在する場合には)4つの信号は反復してかつ同
時にサンプルされ、またサンプルされた信号はそれぞれ
のキャパシタを充電するのに用いられる。■サンプルは
約1,500μsごとにサンプルされ(60Hzでは約
11サンプル/サイクル)、また各RMS測定サイクル
中に約1.100サンプルを生ずるように約100サイ
クルにわた継続する。順次に、各線に対するサンプル・
アンド・ホールド回路の出力が単一のA−D変換器に読
み出される。ディジタル値への変換は、±I LSBの
精度を有する8ビツト変換器を用いて、約100μsで
行われる。
各線の同時にサンプルされた信号は次いで順次にマイク
ロコンピュータに与えられ、マイクロコンピュータが、
通常のプログラムを用いて、各線に対する真のRMS電
流を計算する。
ロコンピュータに与えられ、マイクロコンピュータが、
通常のプログラムを用いて、各線に対する真のRMS電
流を計算する。
マイクロコンピュータは、同時にサンプルされ処理され
た信号を地絡電流を計算するためにも使用する。すなわ
ち、もし線電流および中性線電流の和が零でなければ、
地絡が生じているに違いない。3つの相および中性線の
信号が同時にサンプルされ、また正確なRMS値が得ら
れるので、地絡電流がマイクロコンピュータ内の情報か
ら計算され得る。
た信号を地絡電流を計算するためにも使用する。すなわ
ち、もし線電流および中性線電流の和が零でなければ、
地絡が生じているに違いない。3つの相および中性線の
信号が同時にサンプルされ、また正確なRMS値が得ら
れるので、地絡電流がマイクロコンピュータ内の情報か
ら計算され得る。
電流定格、瞬時用外し電流、地絡検出電流および地絡遅
延時間のパラメータを調節可能に設定するため、それぞ
れ外部で調節可能な2進化10進スイツチが設けられて
おり、これらのスイッチは個別にアドレス指定されかつ
マイクロコンピュータにより読まれ得る。これらのスイ
ッチの設定およびA−D変換器からの読みに基づいて、
マイクロコンピュータが遮断器を引外すべき時点を計算
する。もし電流が減少せず、かつ計算された時点に達す
れば、マイクロコンピュータが引外し信号を発する。
延時間のパラメータを調節可能に設定するため、それぞ
れ外部で調節可能な2進化10進スイツチが設けられて
おり、これらのスイッチは個別にアドレス指定されかつ
マイクロコンピュータにより読まれ得る。これらのスイ
ッチの設定およびA−D変換器からの読みに基づいて、
マイクロコンピュータが遮断器を引外すべき時点を計算
する。もし電流が減少せず、かつ計算された時点に達す
れば、マイクロコンピュータが引外し信号を発する。
上記のように、本発明による新規なシステムでは真のR
MS測定が用いられる。さらに、地絡電流がマイクロコ
ンピュータ内で計算される。なぜならば、同時に測定さ
れた線電流および中性線型流の値が得られ、中間変流器
の必要を無くずからである。
MS測定が用いられる。さらに、地絡電流がマイクロコ
ンピュータ内で計算される。なぜならば、同時に測定さ
れた線電流および中性線型流の値が得られ、中間変流器
の必要を無くずからである。
本システムは8ビツト・マイクロプロセッサを用いるが
、スケール切換により高い分解能でこれらの動作を実行
する。こうして、1つの電流スケールがたとえば定格電
流の1.5倍よりも小さい電流に対して用いられる。も
し定格電流が60OAであれば、900Aまでの範囲で
は900/256=3.52A/ビツトである。定格電
流の1/4(150A)の地絡電流に対しては、分解能
は3゜52/150=2.3%である。これら、実際上
、±1.2%であり、非常に満足な分解能である。
、スケール切換により高い分解能でこれらの動作を実行
する。こうして、1つの電流スケールがたとえば定格電
流の1.5倍よりも小さい電流に対して用いられる。も
し定格電流が60OAであれば、900Aまでの範囲で
は900/256=3.52A/ビツトである。定格電
流の1/4(150A)の地絡電流に対しては、分解能
は3゜52/150=2.3%である。これら、実際上
、±1.2%であり、非常に満足な分解能である。
900Aよりも大きい電流では、10倍の負荷電流に対
して同一の最小精度を生ずるA/ビットが6,000/
256であるように、電流スケールがダイナミックに切
換えられる。
して同一の最小精度を生ずるA/ビットが6,000/
256であるように、電流スケールがダイナミックに切
換えられる。
本発明による新規な引外し装置はシミュレートされた熱
的メモリをも有する。このメモリはシステムに対する変
流器検出部の一次巻線として作用する母線上に取付けら
れたサーミスタから成っている。サーミスタは負の温度
係数を有するデバイスであり、またそれらの抵抗器は遮
断器内に蓄積された熱(12t)の大きさに関係付けら
れることになる。従って、それらの抵抗器は電流レベル
およびマイクロプロセッサのタイムアウト機能を予め設
定するために用いられる。
的メモリをも有する。このメモリはシステムに対する変
流器検出部の一次巻線として作用する母線上に取付けら
れたサーミスタから成っている。サーミスタは負の温度
係数を有するデバイスであり、またそれらの抵抗器は遮
断器内に蓄積された熱(12t)の大きさに関係付けら
れることになる。従って、それらの抵抗器は電流レベル
およびマイクロプロセッサのタイムアウト機能を予め設
定するために用いられる。
代替的に、熱的メモリはキャパシタンス性蓄積回路およ
び分離したA−D変換器チャネルを用い得る。大電流に
よる遮断器への加熱効果が、キャパシタを遮断器エネル
ギー(12t)に関係付けられるレベルへ充電すること
により考慮に入れられる。遮断器が引外しを行うとき、
キャパシタの電荷は遮断器の冷却速度に関係付けられる
速度で放電する。遮断器が再び閉しられるとき、キャパ
シタの電圧レベルがA−D変換器チャネルを通じて読ま
れ、また測定された値がエネルギーレベルおよびマイク
ロプロセッサのタイムアウト機能を予め設定するために
用いられる。
び分離したA−D変換器チャネルを用い得る。大電流に
よる遮断器への加熱効果が、キャパシタを遮断器エネル
ギー(12t)に関係付けられるレベルへ充電すること
により考慮に入れられる。遮断器が引外しを行うとき、
キャパシタの電荷は遮断器の冷却速度に関係付けられる
速度で放電する。遮断器が再び閉しられるとき、キャパ
シタの電圧レベルがA−D変換器チャネルを通じて読ま
れ、また測定された値がエネルギーレベルおよびマイク
ロプロセッサのタイムアウト機能を予め設定するために
用いられる。
本発明の引外し装置を用いる遮断器の磁気ラッチは新規
な分割巻線構造を有する。こうして、引外しラッチに対
する巻線は大きなターン数、たとえば40ゲージワイヤ
の6,500ターンを有する。このコイルは高いインダ
クタンスを有し、従ってコイルを含む引外し回路はたと
えば8〜10m5の長い時定数を有する。多くの応用で
は、たとえば電流制限遮断器を用いる応用では、磁気ラ
ッチは3〜dms以内に引外しを行わなければならない
。もし磁気ラッチが遅過ぎれば、高速度電流制限遮断器
が磁気ラッチの応動以前に引外しを行うことになる。本
発明の新規な分割巻線は2つの部分、6.600ターン
の部分および110ターンの部分、を有する連続的な磁
気ラッチ巻線を備えている。高速動作が必要とされると
き、高い引外し電圧が得られる。大きなターン数の巻線
は次いでバイパスされ、また十分な電流が110ターン
の部分を通って流れ、ラッチを非常に短い時間で引外す
のに十分なアンペアターンを生ずる。
な分割巻線構造を有する。こうして、引外しラッチに対
する巻線は大きなターン数、たとえば40ゲージワイヤ
の6,500ターンを有する。このコイルは高いインダ
クタンスを有し、従ってコイルを含む引外し回路はたと
えば8〜10m5の長い時定数を有する。多くの応用で
は、たとえば電流制限遮断器を用いる応用では、磁気ラ
ッチは3〜dms以内に引外しを行わなければならない
。もし磁気ラッチが遅過ぎれば、高速度電流制限遮断器
が磁気ラッチの応動以前に引外しを行うことになる。本
発明の新規な分割巻線は2つの部分、6.600ターン
の部分および110ターンの部分、を有する連続的な磁
気ラッチ巻線を備えている。高速動作が必要とされると
き、高い引外し電圧が得られる。大きなターン数の巻線
は次いでバイパスされ、また十分な電流が110ターン
の部分を通って流れ、ラッチを非常に短い時間で引外す
のに十分なアンペアターンを生ずる。
本発明の他の特徴は、主マイクロプロセッサに与えられ
るいくかの予め定められた引外し特性を選択するための
スイッチと共にマイクロプロセッサと共にEPROMを
使用することである。
るいくかの予め定められた引外し特性を選択するための
スイッチと共にマイクロプロセッサと共にEPROMを
使用することである。
また、もし引外し装置の温度が85℃を越えるならば、
作動機構の磁気ラッチが釈放されるように、熱的オーバ
ーライドが遮断器に対して行われる。
作動機構の磁気ラッチが釈放されるように、熱的オーバ
ーライドが遮断器に対して行われる。
本発明の新規な引外し装置はコンパクトにパッケージさ
れ、またそのそれぞれの遮断器と共にハウジングに収容
され得る。代替的に、引外し装置は遮断器から離して取
付けられ得る。たとえば、複数個の遮断器を含む配電盤
に対しては、遮断器用外し装置は単一の制御位置に配置
され、適当な入力および出力線により遮断器とそれぞれ
の引外し装置との間を相互接続され得る。このような配
置では、ローカルな引外し装置は共通電力供給装置、デ
ータ処理装置などのような特定の共通部分を共用し得る
。
れ、またそのそれぞれの遮断器と共にハウジングに収容
され得る。代替的に、引外し装置は遮断器から離して取
付けられ得る。たとえば、複数個の遮断器を含む配電盤
に対しては、遮断器用外し装置は単一の制御位置に配置
され、適当な入力および出力線により遮断器とそれぞれ
の引外し装置との間を相互接続され得る。このような配
置では、ローカルな引外し装置は共通電力供給装置、デ
ータ処理装置などのような特定の共通部分を共用し得る
。
第1図において、先ず相線A、BおよびCならびに(場
合によっては)中性線Nを含む三相交流電力線が示され
ている。遮断器20はそれぞれ相線A、BおよびCなら
びに中性線Nに対して4つの極を有するものとして簡単
に示されている。遮断器20は比較的低い電圧およびた
とえば600Aの定格電流の通常の遮断器であってよい
。明らかに、任意の所望の定格が遮断器に対して用いら
れ得る。遮断器20は、同一定格または異なる定格を有
する他の所望の数の遮断器と共にメタルクラッド開閉装
置内に収容されていてよい。
合によっては)中性線Nを含む三相交流電力線が示され
ている。遮断器20はそれぞれ相線A、BおよびCなら
びに中性線Nに対して4つの極を有するものとして簡単
に示されている。遮断器20は比較的低い電圧およびた
とえば600Aの定格電流の通常の遮断器であってよい
。明らかに、任意の所望の定格が遮断器に対して用いら
れ得る。遮断器20は、同一定格または異なる定格を有
する他の所望の数の遮断器と共にメタルクラッド開閉装
置内に収容されていてよい。
遮断器20は引外し機構21を含み、この引外し機構2
1はその引外しコイル22を通じて電流に応動して作動
可能な通常の形式の電磁用外し機構であってよい。引外
しコイル22は、それと直列に接続されているシリコン
II御整流素子(SCR)23の点弧に応答して整流装
置34により供給される正電圧から付勢され得る。引外
しコイル22は後記のように電磁ラッチの分割コイルで
あってよい。熱的用外し回路24も、遮断器20の温度
がある予め定められた値、たとえば85℃、を越えると
きに、5CR23と並列にスイッチング作用をするべく
設けられていてよい。
1はその引外しコイル22を通じて電流に応動して作動
可能な通常の形式の電磁用外し機構であってよい。引外
しコイル22は、それと直列に接続されているシリコン
II御整流素子(SCR)23の点弧に応答して整流装
置34により供給される正電圧から付勢され得る。引外
しコイル22は後記のように電磁ラッチの分割コイルで
あってよい。熱的用外し回路24も、遮断器20の温度
がある予め定められた値、たとえば85℃、を越えると
きに、5CR23と並列にスイッチング作用をするべく
設けられていてよい。
本発明の目的は、遮断器20により保護されや回路内の
特定の条件のもとに5CR23のゲート電極25に引外
し信号を与えることである。
特定の条件のもとに5CR23のゲート電極25に引外
し信号を与えることである。
通常の変流器30.31.32および33がそれぞれ相
線A、B、Cおよび中性線Nに設けられている。これら
の変流器の出力は通常それぞれ巻線30〜33の各々に
対する単相全波ブリッジ接続から成る適当な整流装置3
4に与えられる。この配置については後で一層詳細に説
明する。
線A、B、Cおよび中性線Nに設けられている。これら
の変流器の出力は通常それぞれ巻線30〜33の各々に
対する単相全波ブリッジ接続から成る適当な整流装置3
4に与えられる。この配置については後で一層詳細に説
明する。
整流器34の出力端は電力供給回路35に接続されてい
る。電力供給回路35は引外し機構の構成要素および後
記の論理回路要素を制御するための5vの制御電力出力
を生ずる。電力供給回路35は参照回路35Aに+12
Vの電圧をも出力する。参照回路35Aは少なくとも2
つの値の間、たとえば3.5Vおよび0.56 Vの間
の、vrer制御部を用いて調節可能な電圧V ref
を後記のアナログ−ディジタル変換器の入力端子Vre
fに供給する。
る。電力供給回路35は引外し機構の構成要素および後
記の論理回路要素を制御するための5vの制御電力出力
を生ずる。電力供給回路35は参照回路35Aに+12
Vの電圧をも出力する。参照回路35Aは少なくとも2
つの値の間、たとえば3.5Vおよび0.56 Vの間
の、vrer制御部を用いて調節可能な電圧V ref
を後記のアナログ−ディジタル変換器の入力端子Vre
fに供給する。
この回路は、後で説明するように、自動スケーリングを
行うため参照電圧Vrefを切換えるべく作動する。切
換は測定された電流がたとえば遮断器20の定格電流の
1.5倍であるときに行われる。参照レベルの切換は自
動スケーリング形式の作動を可能にするので、測定回路
の比較的高い分解能が低い電流スケール領域で得られ、
臨界的な電流レベルにおいて必要な電流測定精度で8ビ
ツト・マイクロプロセッサを用いることを可能にする。
行うため参照電圧Vrefを切換えるべく作動する。切
換は測定された電流がたとえば遮断器20の定格電流の
1.5倍であるときに行われる。参照レベルの切換は自
動スケーリング形式の作動を可能にするので、測定回路
の比較的高い分解能が低い電流スケール領域で得られ、
臨界的な電流レベルにおいて必要な電流測定精度で8ビ
ツト・マイクロプロセッサを用いることを可能にする。
整流器34の出力は信号変換器回路36にも与えられ、
そこで整流器34の出力電流信号が個別にそれぞれの電
圧信号に変換される。信号変換器回路36の出力は次い
でアナログインバータ37に与えられ、そこで極性が負
から正へ変換される。
そこで整流器34の出力電流信号が個別にそれぞれの電
圧信号に変換される。信号変換器回路36の出力は次い
でアナログインバータ37に与えられ、そこで極性が負
から正へ変換される。
線A、B、CおよびNから導き出された(局別信号の各
々は次いで同時サンプル・アンド・ホールド回路38に
与えられる。同時サンプル・アン]−・ボールド回路3
8は1500μsごとに1回、または60 tlz系統
の各サイクル中に11回、変流器30〜33の出力の各
々から同時にサンプルを取出す。
々は次いで同時サンプル・アンド・ホールド回路38に
与えられる。同時サンプル・アン]−・ボールド回路3
8は1500μsごとに1回、または60 tlz系統
の各サイクル中に11回、変流器30〜33の出力の各
々から同時にサンプルを取出す。
同時サンプルが取出される時点で、各信号A、B、Cお
よびNはそれぞれのキャパシタを、各々それぞれの瞬時
相電流を表す電圧レベルに充電する。各キャパシタの電
荷は次いで順次にサンプルされ、またアナログ−ディジ
タル変換器39によりその相の瞬時電流を表すディジタ
ル値に変換される。このディジタル値は次いでマイクロ
コンピュータ41に送られる。アドレスおよびテコ−1
−゛回路40は、マイクロコンピュータ41により最終
的に制御されるこの作用をコーディネートする。はぼ1
00サイクルごとにRMS電流がこれらのサンプルから
算術的に計算される。
よびNはそれぞれのキャパシタを、各々それぞれの瞬時
相電流を表す電圧レベルに充電する。各キャパシタの電
荷は次いで順次にサンプルされ、またアナログ−ディジ
タル変換器39によりその相の瞬時電流を表すディジタ
ル値に変換される。このディジタル値は次いでマイクロ
コンピュータ41に送られる。アドレスおよびテコ−1
−゛回路40は、マイクロコンピュータ41により最終
的に制御されるこの作用をコーディネートする。はぼ1
00サイクルごとにRMS電流がこれらのサンプルから
算術的に計算される。
データハス42はマイクロコンピュータ41をアナログ
−ディジタル変換器39およびスイッチバッファ回路4
3と相互接続し、スイッチバッファ回路43はそれぞれ
電流定格、瞬時用外し、地絡検出および地絡遅延の値を
設定するためのそれぞれ4つの構成スイッチに接続され
ている。任意の所望の数の構成スイッチが任意の所望の
それぞれのパラメータに対して用いられ得る。これらの
スイッチは2進化10進スイツチであり、制御回路の外
部に配置されているので、容易に手動で調節され得る。
−ディジタル変換器39およびスイッチバッファ回路4
3と相互接続し、スイッチバッファ回路43はそれぞれ
電流定格、瞬時用外し、地絡検出および地絡遅延の値を
設定するためのそれぞれ4つの構成スイッチに接続され
ている。任意の所望の数の構成スイッチが任意の所望の
それぞれのパラメータに対して用いられ得る。これらの
スイッチは2進化10進スイツチであり、制御回路の外
部に配置されているので、容易に手動で調節され得る。
また、第1図中に示されているように、水晶発振器45
と、マイクロコンピュータ41とスイッチバッファ回路
43との間に接続されているスイッチアドレスデコード
回路46とが設けられている。
と、マイクロコンピュータ41とスイッチバッファ回路
43との間に接続されているスイッチアドレスデコード
回路46とが設けられている。
また、第1図中には、サーミスタまたはキャパシタンス
性回路であってよい熱的メモリ装置50が設けられてい
る。マイクロコンピュータ41による引外しの直前に遮
断器の熱的条件を表す値に充電されるキャパシタンス性
回路を使用するときには、遮断器が開いておりかつその
部分が冷たいときには熱的メモリ装置50内のキャパシ
タンス性または他の構造が放電され、または同一の速度
で冷却するように、放電回路手段が装置50内に設けら
れている。it、断器が再閉路されるとき、熱的メモリ
装置50内に留まっている出力がシステム内へ読み戻さ
れ、またすべての引外しレベルが、遮断器の以前の熱的
履歴を考慮に入れるべく適当に調節される。熱的メモリ
としてサーミスタを使用するときには、サーミスタは好
ましくは遮断器内の主母線上に取付けられた負温度係数
のデバイスであり、上記のようにマイクロプロセッサに
より読まれる。
性回路であってよい熱的メモリ装置50が設けられてい
る。マイクロコンピュータ41による引外しの直前に遮
断器の熱的条件を表す値に充電されるキャパシタンス性
回路を使用するときには、遮断器が開いておりかつその
部分が冷たいときには熱的メモリ装置50内のキャパシ
タンス性または他の構造が放電され、または同一の速度
で冷却するように、放電回路手段が装置50内に設けら
れている。it、断器が再閉路されるとき、熱的メモリ
装置50内に留まっている出力がシステム内へ読み戻さ
れ、またすべての引外しレベルが、遮断器の以前の熱的
履歴を考慮に入れるべく適当に調節される。熱的メモリ
としてサーミスタを使用するときには、サーミスタは好
ましくは遮断器内の主母線上に取付けられた負温度係数
のデバイスであり、上記のようにマイクロプロセッサに
より読まれる。
マイクロコンピュータ41からの出力は+Vref制御
出力を含んでいる。この出力は参照出力の所望の自動ス
ケーリングを得るべく→−V refを調節するため参
照回路35Aに与えられる。
出力を含んでいる。この出力は参照出力の所望の自動ス
ケーリングを得るべく→−V refを調節するため参
照回路35Aに与えられる。
適当な計算された環境のもとに5CR23に与えられる
引外し信号がマイクロコンピュータ41のボート1から
導き出される。サンプルが同時サンプル・アンド・ホー
ルド回路から取出されるようにアナログ−ディジタル変
換器39に与えられるA−D変換開始信号もマイクロコ
ンピュータ41から導き出される。
引外し信号がマイクロコンピュータ41のボート1から
導き出される。サンプルが同時サンプル・アンド・ホー
ルド回路から取出されるようにアナログ−ディジタル変
換器39に与えられるA−D変換開始信号もマイクロコ
ンピュータ41から導き出される。
第2A図および第2B図には第1図のマイクロコンピュ
ータに対するフローチャートが示されている。この同一
のフローチャートが後記の第3A図、第3B図および第
3c図の回路にも応用可能である。
ータに対するフローチャートが示されている。この同一
のフローチャートが後記の第3A図、第3B図および第
3c図の回路にも応用可能である。
第2A図の右上の開始ステップから初めてフローチャー
トを説明する。開始ステップに続いて、タイマーメモリ
、入力/出力ポートおよびインターラブドの初期化を含
めてシステムの初期化が行われる。その後に、熱的メモ
リ装置5o内のサーミスタの値が読まれ、またRMS引
外し値がサーミスタの値により定められた遮断器の熱的
履歴に従って予め設定される。スイッチバッファ回路4
3に接続されている構成スイッチが次いで読まれ、また
引外しパラメータが適当に設定される。その後に、ボー
トおよび状態が設定され、またアナログ−ディジタル変
換器39が始動される。
トを説明する。開始ステップに続いて、タイマーメモリ
、入力/出力ポートおよびインターラブドの初期化を含
めてシステムの初期化が行われる。その後に、熱的メモ
リ装置5o内のサーミスタの値が読まれ、またRMS引
外し値がサーミスタの値により定められた遮断器の熱的
履歴に従って予め設定される。スイッチバッファ回路4
3に接続されている構成スイッチが次いで読まれ、また
引外しパラメータが適当に設定される。その後に、ボー
トおよび状態が設定され、またアナログ−ディジタル変
換器39が始動される。
次いで、地絡回路がイネーブルされているが否かについ
ての判定が行われる。もし判定結果がノーであれば、R
MS計算命令がイネーブルされているか否かについての
判定が行われる。もし判定結果がノーであれば、サブル
ーチンは地絡イネーブル条件の判定に戻る。
ての判定が行われる。もし判定結果がノーであれば、R
MS計算命令がイネーブルされているか否かについての
判定が行われる。もし判定結果がノーであれば、サブル
ーチンは地絡イネーブル条件の判定に戻る。
上記の順序で、もし地絡がイネーブルされたことが判定
されれば、フローチャートは第2八図中の左側の行に移
り、最大の相電流の決定が行われる。この最大の相電流
が他の2つの相で測定された電流および中性線電流から
差し引かれ、またその結果がメモリ内に記憶される。こ
れは地絡電流サンプルである。その後に、l/4サイク
ルにわたる地絡電流の平均値の計算が行われ、次いで地
絡平均電流(GFA)が地絡検出電流(GFp)よりも
小さいか否かの判定が行われる。
されれば、フローチャートは第2八図中の左側の行に移
り、最大の相電流の決定が行われる。この最大の相電流
が他の2つの相で測定された電流および中性線電流から
差し引かれ、またその結果がメモリ内に記憶される。こ
れは地絡電流サンプルである。その後に、l/4サイク
ルにわたる地絡電流の平均値の計算が行われ、次いで地
絡平均電流(GFA)が地絡検出電流(GFp)よりも
小さいか否かの判定が行われる。
もし地絡平均電流が地絡検出電流よりも小さければ、最
初に表示された引外しフラグがクリアされ、従って回路
は、後で説明されるように、その作動を継続する。しか
し、もし地絡平均電流が地絡検出電流よりも小さくない
ことが見出されれば、遅延が計算され、また遅延がカウ
ンタのそれよりも大きいか否かの判定が行われる。もし
判定結果がイエスであれば、引外しフラグが直ちにセン
トされる。もし判定結果がノーであれば、その値がタイ
マー回路内ヘロードされ、またタイマーが始動されるの
で、引外しフラグが所与の時間の後にセットされること
になる。
初に表示された引外しフラグがクリアされ、従って回路
は、後で説明されるように、その作動を継続する。しか
し、もし地絡平均電流が地絡検出電流よりも小さくない
ことが見出されれば、遅延が計算され、また遅延がカウ
ンタのそれよりも大きいか否かの判定が行われる。もし
判定結果がイエスであれば、引外しフラグが直ちにセン
トされる。もし判定結果がノーであれば、その値がタイ
マー回路内ヘロードされ、またタイマーが始動されるの
で、引外しフラグが所与の時間の後にセットされること
になる。
開始ステップで開始する第2A図の右側のコラムに戻っ
て、もし参照電圧が高(Hl)レベルであることが見出
されれば、論理フローは経路■を進み、第2B図の右下
に示されているように、すべてのフラグがクリアである
か否かの判定が行われる。判定結果がイエスであれば、
低(LO)レベルの参照電圧への切換が可能である。も
し判定結果がノーであれば、論理フローは経路■を進み
、′第2A図の右側のコラムに■と記入されている位置
へ進む。
て、もし参照電圧が高(Hl)レベルであることが見出
されれば、論理フローは経路■を進み、第2B図の右下
に示されているように、すべてのフラグがクリアである
か否かの判定が行われる。判定結果がイエスであれば、
低(LO)レベルの参照電圧への切換が可能である。も
し判定結果がノーであれば、論理フローは経路■を進み
、′第2A図の右側のコラムに■と記入されている位置
へ進む。
第2A図のフローチャートの右側のコラムの、RMS計
算がイネーブルされているか否かの判定が行われるステ
ップに戻って、その判定結果がイエスであれば、論理フ
ローは第2A図中の中央のコラムへ進む。そして、各相
に対して、マイクロプロセッサが測定されたサンプルを
二乗し、それを和に加え、また次いでカウントをインク
レメントする。次いで、カウントが256よりも小さい
か否かの判定が行われる。もし判定結果がノーであれば
、RMS計算ステップでRMS値が256により除算さ
れる。次いで、参照電圧がHl・であるか否かが判定さ
れ、もし判定結果がイエスであれば、HIパラメータが
使用され、他方もし判定結果がノーであれば、I、0パ
ラメータが使用される。
算がイネーブルされているか否かの判定が行われるステ
ップに戻って、その判定結果がイエスであれば、論理フ
ローは第2A図中の中央のコラムへ進む。そして、各相
に対して、マイクロプロセッサが測定されたサンプルを
二乗し、それを和に加え、また次いでカウントをインク
レメントする。次いで、カウントが256よりも小さい
か否かの判定が行われる。もし判定結果がノーであれば
、RMS計算ステップでRMS値が256により除算さ
れる。次いで、参照電圧がHl・であるか否かが判定さ
れ、もし判定結果がイエスであれば、HIパラメータが
使用され、他方もし判定結果がノーであれば、I、0パ
ラメータが使用される。
その後に、測定されたRMS電流が最大負萄電。
流(FLS)の115%より小か、または等しいか否か
についての判定が行われる。判定結果がノーであれば、
過電温和が〔過電流和+RMS値−冷却フアクタ〕に等
しくされ、また引外しフラグがセットされる。次いで、
過電温和が和RMS一定値よりも小であるか否かについ
ての判定が行われる。判定結果がノーであれば、遮断器
が引外され、またシーケンスは終了される。もしRMS
電流が最大負荷電流の115%より小か、または等しい
ことが見出されれば、過電温和が〔過電温和−冷却フア
クタ〕に等しいか否かについての判定が行われる。
についての判定が行われる。判定結果がノーであれば、
過電温和が〔過電流和+RMS値−冷却フアクタ〕に等
しくされ、また引外しフラグがセットされる。次いで、
過電温和が和RMS一定値よりも小であるか否かについ
ての判定が行われる。判定結果がノーであれば、遮断器
が引外され、またシーケンスは終了される。もしRMS
電流が最大負荷電流の115%より小か、または等しい
ことが見出されれば、過電温和が〔過電温和−冷却フア
クタ〕に等しいか否かについての判定が行われる。
その後に、過電温和が0に等しいときには、引外しフラ
グがクリアされる。こうして引外しフラグがクリアされ
たとき、または過電温和が和RMS一定値よりも小であ
ることが見出されたときには、論理フローは第2A図の
右側のコラムの、参?電圧がHlであるか否かの判定ス
テップに進み、その後は前記のように進行する。
グがクリアされる。こうして引外しフラグがクリアされ
たとき、または過電温和が和RMS一定値よりも小であ
ることが見出されたときには、論理フローは第2A図の
右側のコラムの、参?電圧がHlであるか否かの判定ス
テップに進み、その後は前記のように進行する。
遮断器が引外され、かつシーケンスが終了されるとき、
引外しフラグもセットされる。これらの同一のフラグは
第2B図の左側のコラムに示されているインターラブ1
−ザーヒスルーチンによりセットされ得る。このコラム
内でインターラブドサービスルーチンは〔ピーク和−ピ
ーク和−冷却フアクタ〕からポインタをステップし始め
る。これは次いでアナログ−ディジタル変換器の入力端
に与えられ、そこで供給されている瞬時値がサンプルさ
れる。サンプルは次いでポインタにおいて記1eされ、
また1/4サイクルにわたるピーク平均のif算が行わ
れる。
引外しフラグもセットされる。これらの同一のフラグは
第2B図の左側のコラムに示されているインターラブ1
−ザーヒスルーチンによりセットされ得る。このコラム
内でインターラブドサービスルーチンは〔ピーク和−ピ
ーク和−冷却フアクタ〕からポインタをステップし始め
る。これは次いでアナログ−ディジタル変換器の入力端
に与えられ、そこで供給されている瞬時値がサンプルさ
れる。サンプルは次いでポインタにおいて記1eされ、
また1/4サイクルにわたるピーク平均のif算が行わ
れる。
その後に、次回のアナログ−ディジタル変換サイクルが
開始され、また参照電圧がLOであるか否かについての
判定が行われる。もし参照電圧がHlであれば、ピーク
平均電流(PKA)がピーク検出電流(P K P )
より小であるか否かについての第2の判定が行われる。
開始され、また参照電圧がLOであるか否かについての
判定が行われる。もし参照電圧がHlであれば、ピーク
平均電流(PKA)がピーク検出電流(P K P )
より小であるか否かについての第2の判定が行われる。
判定結果がノーであれば、ピーク和がある一定値よりも
大であるか否かについての判定が行われる。判定結果が
イエスであれば、引外しフラグがセットされ、また遮断
器が引外される。他方、判定結果がノーであれば、論理
フローは経路■を進み、第2B図の中央のコラムに示さ
れているルーチンが開始される。この同一のルーチンが
、参照電圧がLOであることが見出されたときにも開始
される。
大であるか否かについての判定が行われる。判定結果が
イエスであれば、引外しフラグがセットされ、また遮断
器が引外される。他方、判定結果がノーであれば、論理
フローは経路■を進み、第2B図の中央のコラムに示さ
れているルーチンが開始される。この同一のルーチンが
、参照電圧がLOであることが見出されたときにも開始
される。
第2B図の中央のコラムに示されているルーチンでは、
ピーク平均電流(PKA)がある高レベル(IIIx)
よりも小であるか否かについての判定が行われる。判定
結果がノーであれば、システムは高い参照電圧値に切換
わる。その後に、ポインタが3に等しいか否かについて
の判定が行われる。判定結果がノーであれば、RMSサ
ンプルが記憶され、またRMS計算がイネーブルされた
ことを示すフラグが立てられる。次いで、測定された全
電流が0であるか否かについての判定が行われる。判定
結果がノーであれば、地絡が存在しており、地絡サンプ
ルが記憶され、また地絡計算がイネーブルされたことを
示すフラグが立てられる。それによりインターラブドシ
ーケンスは終了する。
ピーク平均電流(PKA)がある高レベル(IIIx)
よりも小であるか否かについての判定が行われる。判定
結果がノーであれば、システムは高い参照電圧値に切換
わる。その後に、ポインタが3に等しいか否かについて
の判定が行われる。判定結果がノーであれば、RMSサ
ンプルが記憶され、またRMS計算がイネーブルされた
ことを示すフラグが立てられる。次いで、測定された全
電流が0であるか否かについての判定が行われる。判定
結果がノーであれば、地絡が存在しており、地絡サンプ
ルが記憶され、また地絡計算がイネーブルされたことを
示すフラグが立てられる。それによりインターラブドシ
ーケンスは終了する。
第2B図の右側のコラムに示されているシーケンスは、
タイマーを再ロードしかつ始動させるタイマーインター
ラブドで開始する。その後に、地絡電流用外しシステム
がクリアされているか否かについての判定が行われる。
タイマーを再ロードしかつ始動させるタイマーインター
ラブドで開始する。その後に、地絡電流用外しシステム
がクリアされているか否かについての判定が行われる。
判定結果がイエスであれば、インターラブドルーチンは
終了する。判定結果がノ、−であれば、カウントダウン
が行われ、またカウントが0よりも大であるか否かにつ
いての判定が行われる。判定結果がノーであれば、論理
フローは経路■を進み、第2A図の中央のコラムの■と
記入されている位置へ入って、遮断器を引外し、またシ
ーケンスを終了させる。
終了する。判定結果がノ、−であれば、カウントダウン
が行われ、またカウントが0よりも大であるか否かにつ
いての判定が行われる。判定結果がノーであれば、論理
フローは経路■を進み、第2A図の中央のコラムの■と
記入されている位置へ入って、遮断器を引外し、またシ
ーケンスを終了させる。
マイクロコンピュータ41により上記のプロセスを実行
する際、所望のプログラムがたとえば専用マイクロプロ
セッサ内またはEPROMまたはROM内に記憶される
ことは明らかであろう。スインチテーブルデータおよび
タイミングデータも適当なROM内に記憶され得る。
する際、所望のプログラムがたとえば専用マイクロプロ
セッサ内またはEPROMまたはROM内に記憶される
ことは明らかであろう。スインチテーブルデータおよび
タイミングデータも適当なROM内に記憶され得る。
次に、第3A図、第3B図および第3C図に示されてい
る本発明の詳細な回路配置を説明する。
る本発明の詳細な回路配置を説明する。
第3A図、第3B図および第3C図は単一の回路図の部
分であるが、図面を見易くするため別々に示されている
。相互接続線には互いに一致する参照符号が付されてい
る。
分であるが、図面を見易くするため別々に示されている
。相互接続線には互いに一致する参照符号が付されてい
る。
第1図の整流器34が第3B図には一層詳細に4つの単
相全波ブリッジ60.61,62および63を含むもの
として示されている。これらのブリッジはそれぞれ相線
A、B、Cおよび中性線Nに対する変流器30.31.
32および33から入力を受ける。ブリッジ60〜63
の各々の正の出力端子は第3A図の電力供給回路に通ず
る正の出力線64に接続されている。
相全波ブリッジ60.61,62および63を含むもの
として示されている。これらのブリッジはそれぞれ相線
A、B、Cおよび中性線Nに対する変流器30.31.
32および33から入力を受ける。ブリッジ60〜63
の各々の正の出力端子は第3A図の電力供給回路に通ず
る正の出力線64に接続されている。
第3A図には電力供給回路および電磁遮断画引外し装置
の概要が示されている。電力供給回路はその内部に生じ
得る超過電力をブリードオフするべく配置された形式2
N6533であってよいダーリントン配置されたトラン
ジスタスイッチ65を含んでいる。形式MPSA’06
であってよいトランジスタ66も設けられており、これ
はそれぞれ形式lN5261BおよびlN5240Bで
あってよいツェナーダイオード67および68に接続さ
れている。ツェナーダイオード67は線64を最大47
Vにクランプし、ツェナーダイオード6Bは電圧をlO
vにクランプする。フィルタキャパシタ69(1,5μ
F)も設けられている。抵抗器73(lkΩ)はツェナ
ーダイオード68を接地電位に接続している。
の概要が示されている。電力供給回路はその内部に生じ
得る超過電力をブリードオフするべく配置された形式2
N6533であってよいダーリントン配置されたトラン
ジスタスイッチ65を含んでいる。形式MPSA’06
であってよいトランジスタ66も設けられており、これ
はそれぞれ形式lN5261BおよびlN5240Bで
あってよいツェナーダイオード67および68に接続さ
れている。ツェナーダイオード67は線64を最大47
Vにクランプし、ツェナーダイオード6Bは電圧をlO
vにクランプする。フィルタキャパシタ69(1,5μ
F)も設けられている。抵抗器73(lkΩ)はツェナ
ーダイオード68を接地電位に接続している。
遮断器の主磁気ラッチコイル80および遮断器に対する
分路用外し回路81も正電位線64に接続されている。
分路用外し回路81も正電位線64に接続されている。
磁気ラッチコイル80はダイオード75(形式lN40
04)および5CR82(形式C103Bであってよく
、接地電位に接続されている)と直列に接続されている
。5CR82のゲート回路は抵抗器83(lkΩであっ
てよい)とキャパシタ84(0,5μFであってよい)
との並列回路を有する。サーモスタット85 (形式5
CCRP85C3であってよい)が5CR82と並列に
接続されており、遮断器温度が85℃を越えるときに閉
じて、5CR82の作動と無関係に遮断器の引外しを開
始する。
04)および5CR82(形式C103Bであってよく
、接地電位に接続されている)と直列に接続されている
。5CR82のゲート回路は抵抗器83(lkΩであっ
てよい)とキャパシタ84(0,5μFであってよい)
との並列回路を有する。サーモスタット85 (形式5
CCRP85C3であってよい)が5CR82と並列に
接続されており、遮断器温度が85℃を越えるときに閉
じて、5CR82の作動と無関係に遮断器の引外しを開
始する。
入力用外し信号は、後記のように第3C図のマイクロプ
ロセッサ制御部から導き出されている引外し信号線86
を経て、ダイオード87 (IN4148)を通じて5
CR82のゲートに与えられる。
ロセッサ制御部から導き出されている引外し信号線86
を経て、ダイオード87 (IN4148)を通じて5
CR82のゲートに与えられる。
コイル80は6650ターンの40ゲージワイヤの巻線
部分80aおよび110ターンの33ゲージワイヤの巻
線部分80bを有する巻線から成っている。巻線80a
および80bの抵抗器はそれぞれ1150Ωおよび4.
4Ωである。両巻線は直列に接続されており、またそれ
らの接続点はツェナーダイオード80C(ゼネラルセミ
コンダクター(General Sem1condu
ctor)製の形式5A26A I−ランスツォーブ
(Transzorb)であり、たとえばIIAの大電
流を流し得る)を通じて5CR82の陽極に接続されて
いる。ツェナーダイオード80cと共に別々のコイル部
分80aおよび80bを用いることにより、高い故障条
件の間に生ずる線64上の高電圧の存在時にコイル部分
80aのバイパスが可能にされる。この状況下に、ラッ
チコイル80はラッチを3〜4msの中に作動させるべ
きである。しかし、この高速作動を可能にするためには
、コイル部分80aをバイパスし、それにより回路の時
定数を実質的に減する必要がある。高い電圧が得られる
ので、磁気ラッチを引外すのに十分なアンペアターンが
110タ一ン巻線80b内の電流の高い上昇速度から与
えられている。
部分80aおよび110ターンの33ゲージワイヤの巻
線部分80bを有する巻線から成っている。巻線80a
および80bの抵抗器はそれぞれ1150Ωおよび4.
4Ωである。両巻線は直列に接続されており、またそれ
らの接続点はツェナーダイオード80C(ゼネラルセミ
コンダクター(General Sem1condu
ctor)製の形式5A26A I−ランスツォーブ
(Transzorb)であり、たとえばIIAの大電
流を流し得る)を通じて5CR82の陽極に接続されて
いる。ツェナーダイオード80cと共に別々のコイル部
分80aおよび80bを用いることにより、高い故障条
件の間に生ずる線64上の高電圧の存在時にコイル部分
80aのバイパスが可能にされる。この状況下に、ラッ
チコイル80はラッチを3〜4msの中に作動させるべ
きである。しかし、この高速作動を可能にするためには
、コイル部分80aをバイパスし、それにより回路の時
定数を実質的に減する必要がある。高い電圧が得られる
ので、磁気ラッチを引外すのに十分なアンペアターンが
110タ一ン巻線80b内の電流の高い上昇速度から与
えられている。
第3A、図中には、トランジスタを用いた電圧調整器9
0(形式LM340LA50であってよい)も設けられ
ている。キャパシタ91および92(それぞれ15μF
および1.5μFであってよい)が電圧調整器90のピ
ン1および2に接続されている。調整された5vの出力
電圧は電圧調整器90のピン3に現れ、システムの5V
を必要とするすべての個所に用いられる。IOVの出力
電圧が電圧調整器90のピン1から取出される。
0(形式LM340LA50であってよい)も設けられ
ている。キャパシタ91および92(それぞれ15μF
および1.5μFであってよい)が電圧調整器90のピ
ン1および2に接続されている。調整された5vの出力
電圧は電圧調整器90のピン3に現れ、システムの5V
を必要とするすべての個所に用いられる。IOVの出力
電圧が電圧調整器90のピン1から取出される。
5■の出力電圧は、スケール変更のために用いられるデ
ュアル参照電圧回路の抵抗器95および96(それぞれ
2.7にΩおよび10にΩであってよい)にも接続され
ている。抵抗器95および96の節点は演算増幅器(L
M358N)部分95aの正電位のピン3に接続されて
いる。部分95aのピン1および2はダイオード96
(IN4148)を通じて抵抗器97aおよび97b(
それぞれ1にΩおよび6,2にΩ)に接続されている。
ュアル参照電圧回路の抵抗器95および96(それぞれ
2.7にΩおよび10にΩであってよい)にも接続され
ている。抵抗器95および96の節点は演算増幅器(L
M358N)部分95aの正電位のピン3に接続されて
いる。部分95aのピン1および2はダイオード96
(IN4148)を通じて抵抗器97aおよび97b(
それぞれ1にΩおよび6,2にΩ)に接続されている。
抵抗器97aおよび97bの節点は演算増幅器部分95
bのピン6に接続されている。部分95bのピン7はダ
イオード98(IN4148)および抵抗器99(2,
7にΩ)を通じて引外し信号入力線86に接続されてい
る。節点50における入力システム電圧は抵抗器5](
]kΩ)に、また次いで抵抗器52(6,2にΩ)およ
びキャパシタ52a(0,1μF)に与えられる。
bのピン6に接続されている。部分95bのピン7はダ
イオード98(IN4148)および抵抗器99(2,
7にΩ)を通じて引外し信号入力線86に接続されてい
る。節点50における入力システム電圧は抵抗器5](
]kΩ)に、また次いで抵抗器52(6,2にΩ)およ
びキャパシタ52a(0,1μF)に与えられる。
次に第3B図の配置および第1図の信号コンディショナ
ー36、第1図のアナログインバータ37および第1図
の同時サンプル・アントホールド回路38について説明
する。第313図を参照すると、ブリッジ接続された整
流器6o、61.62および631の負の信号はそれぞ
れ精密抵抗器100.101.102および103に接
続されている。これらの抵抗器の各々は精度1%、電力
2Wの低い値、たとえば2.5Ωの抵抗器である。
ー36、第1図のアナログインバータ37および第1図
の同時サンプル・アントホールド回路38について説明
する。第313図を参照すると、ブリッジ接続された整
流器6o、61.62および631の負の信号はそれぞ
れ精密抵抗器100.101.102および103に接
続されている。これらの抵抗器の各々は精度1%、電力
2Wの低い値、たとえば2.5Ωの抵抗器である。
これらの抵抗器はたとえば酸化へりリューム抵抗器であ
ってよく、ブリッジ接続された整流器60〜63により
検出された電流信号を電圧信号に変換するのに用いられ
る。
ってよく、ブリッジ接続された整流器60〜63により
検出された電流信号を電圧信号に変換するのに用いられ
る。
しかし、これらの抵抗器100〜103上の信号は反転
されており、また接地電位よりも低い電位にある。ここ
で説明されるマイクロプロセッサは反転されておりかつ
接地電位よりも高い電位にある入力信号を必要とするの
で、抵抗器100〜103からの信号は、信号を反転す
る演算増幅器U1のそれぞれの部分に接続されている。
されており、また接地電位よりも低い電位にある。ここ
で説明されるマイクロプロセッサは反転されておりかつ
接地電位よりも高い電位にある入力信号を必要とするの
で、抵抗器100〜103からの信号は、信号を反転す
る演算増幅器U1のそれぞれの部分に接続されている。
演算増幅器TJ lは形式T−M2243であってよい
。各々形式4308SIPであってよ<10にΩ抵抗器
を含んでいる2つの抵抗器回路網110a、110b、
110c、110dおよび1lla、111b、l1l
c、、1lldが、図示されているように、抵抗器10
0および103と演算増幅器U1との間に挿入されてお
り、また演算増幅器U1を正しく作動させるために必要
なバイアスを与える。
。各々形式4308SIPであってよ<10にΩ抵抗器
を含んでいる2つの抵抗器回路網110a、110b、
110c、110dおよび1lla、111b、l1l
c、、1lldが、図示されているように、抵抗器10
0および103と演算増幅器U1との間に挿入されてお
り、また演算増幅器U1を正しく作動させるために必要
なバイアスを与える。
こうして回路線115.116.117および118上
の信号は第1図の回路のそれぞれ相線A、B、Cおよび
中性線Nの瞬時電流に関係付けられた反転された電圧信
号に相当する。換言すれば、これらの信号はそれぞれ変
流器3o、31.32および33から導き出された信号
に直接に関係付&−1られている。これらの信号は次い
で、それぞれ節点50に接続されているダイオード(1
N4148)’l 12a、112b、112cおよび
112dを含んでいるオア回路に与えられる。これらの
信号は、それぞれ線115.116.117および11
8上の4つの信号の瞬時値をサンプルするべく作動する
4つの別々のスイッチを含んでいる四つ組みの両方向性
スイッチU2にも与えられる。このスイッチU2は形式
CD4066であってよい。
の信号は第1図の回路のそれぞれ相線A、B、Cおよび
中性線Nの瞬時電流に関係付けられた反転された電圧信
号に相当する。換言すれば、これらの信号はそれぞれ変
流器3o、31.32および33から導き出された信号
に直接に関係付&−1られている。これらの信号は次い
で、それぞれ節点50に接続されているダイオード(1
N4148)’l 12a、112b、112cおよび
112dを含んでいるオア回路に与えられる。これらの
信号は、それぞれ線115.116.117および11
8上の4つの信号の瞬時値をサンプルするべく作動する
4つの別々のスイッチを含んでいる四つ組みの両方向性
スイッチU2にも与えられる。このスイッチU2は形式
CD4066であってよい。
本発明の1つの特徴によれば、これらのサンプルは同時
に取出される。こうして、両方向性スイッチは、後で第
3C図により一層詳細に説明するように、マイクロプロ
セッサのピン341Pl〜7)から到来する制御線12
0により同時に各線のサンプルを取出すべく閉じられる
。制御線120は、能動化されたとき、スイッチング装
置tJ2のピン12.13.5および6において一緒に
接続されている制御入力線を通じてU2のすべての4つ
のスイッチのサンプリング動作を開始する。
に取出される。こうして、両方向性スイッチは、後で第
3C図により一層詳細に説明するように、マイクロプロ
セッサのピン341Pl〜7)から到来する制御線12
0により同時に各線のサンプルを取出すべく閉じられる
。制御線120は、能動化されたとき、スイッチング装
置tJ2のピン12.13.5および6において一緒に
接続されている制御入力線を通じてU2のすべての4つ
のスイッチのサンプリング動作を開始する。
線115.116.117および118はそれぞれU2
の入力/出力ピン1.4.8および11に接続されてい
る。制御線120は、スイッチンクー装置U2のスイッ
チを1500μsごとに(60゛11z系統ではほぼ1
1回/サイクル)ターンオンおよびターンオフさせるよ
うに作用する。このサンプリングは所与のサイクリング
間隔内に線A、B ・、CおよびNの各々に対して1
100の同時サンプルを生ずるべく100サイクルにわ
たり繰り返される。
の入力/出力ピン1.4.8および11に接続されてい
る。制御線120は、スイッチンクー装置U2のスイッ
チを1500μsごとに(60゛11z系統ではほぼ1
1回/サイクル)ターンオンおよびターンオフさせるよ
うに作用する。このサンプリングは所与のサイクリング
間隔内に線A、B ・、CおよびNの各々に対して1
100の同時サンプルを生ずるべく100サイクルにわ
たり繰り返される。
サンプルされた信号は次いで、それぞれ線A、B、Cお
よびNに対応するそれぞれのキャパシタ130.131
.132および133に与えられる。キャパシタ130
〜133は各々1000μFのキャパシタであってよい
。スイッチング装置U2のスイッチの1つが閉じるつど
、適当なキャパシタ130〜133が充電することは明
らかであろう。演算増幅器U3のそれぞれの部分はスイ
ッチング装置U2のスイッチの出力端に接続されている
。これらは電圧ホロワとして作用し、またサンプリング
動作の間のキャパシタ130−133の過剰な放電を阻
止する役割をする。
よびNに対応するそれぞれのキャパシタ130.131
.132および133に与えられる。キャパシタ130
〜133は各々1000μFのキャパシタであってよい
。スイッチング装置U2のスイッチの1つが閉じるつど
、適当なキャパシタ130〜133が充電することは明
らかであろう。演算増幅器U3のそれぞれの部分はスイ
ッチング装置U2のスイッチの出力端に接続されている
。これらは電圧ホロワとして作用し、またサンプリング
動作の間のキャパシタ130−133の過剰な放電を阻
止する役割をする。
完全なサンプリングの終了時に、各キャパシタ130〜
133上の正味電荷は、それぞれ変流器30〜33によ
り測定された瞬時電流に関係付けられることになる。こ
れらの測定は同時に行われたので、各線の真のRMSデ
ータを与えるだけでなく、地絡データをも計算するよう
に、データの処理が行われ得る。
133上の正味電荷は、それぞれ変流器30〜33によ
り測定された瞬時電流に関係付けられることになる。こ
れらの測定は同時に行われたので、各線の真のRMSデ
ータを与えるだけでなく、地絡データをも計算するよう
に、データの処理が行われ得る。
第3C図かられかるように、電圧ホロワU3の出力はデ
ィジタル化され、次いでRMSおよび地絡電流のマイク
ロプロセッサに与えられる。
ィジタル化され、次いでRMSおよび地絡電流のマイク
ロプロセッサに与えられる。
次に第3C図の構成要素を説明する。第3C図には先ず
主マイクロプロセッサU4が示されている。本発明の好
ましい実施態様では、マイクロプロセッサU4はシステ
ムに対するプログラムが“マスターイン”されている形
式80C49NPCである。代替的に、マイクロプロセ
ッサは任意の所望の引外し特性を生ずるようにスイッチ
により選択され得るプログラムを用意するための適当な
EPROMを有する市販品として入手可能な8049N
ECであってよい。
主マイクロプロセッサU4が示されている。本発明の好
ましい実施態様では、マイクロプロセッサU4はシステ
ムに対するプログラムが“マスターイン”されている形
式80C49NPCである。代替的に、マイクロプロセ
ッサは任意の所望の引外し特性を生ずるようにスイッチ
により選択され得るプログラムを用意するための適当な
EPROMを有する市販品として入手可能な8049N
ECであってよい。
6MHz水晶Y1がピン2および3に接続されており、
また参照電圧がそれぞれ10にΩ、10にΩおよびO,
lμFであってよい抵抗器150、抵抗器151および
キャパシタ152に接続されている。ピン7は接地電位
に接続されている。第3B図のスイッチU 2を作動さ
せる制御線120はマイクロプロセッサU4のピン34
に接続されている。ピン31は線160を通じてインバ
ータU6に接続されている。U6の出力は後記のように
参照電圧回路を切換えるために用いられる。
また参照電圧がそれぞれ10にΩ、10にΩおよびO,
lμFであってよい抵抗器150、抵抗器151および
キャパシタ152に接続されている。ピン7は接地電位
に接続されている。第3B図のスイッチU 2を作動さ
せる制御線120はマイクロプロセッサU4のピン34
に接続されている。ピン31は線160を通じてインバ
ータU6に接続されている。U6の出力は後記のように
参照電圧回路を切換えるために用いられる。
マイクロプロセッサU4のピンlに接続されている第1
のジャンパスイッチは、ピンが地絡または非地絡測定の
ために5■または接地電位に接続されることを許す。ピ
ン39に接続されている第2のジャンパはそれぞれ瞬時
用外しまたは非瞬時引外しを許す。
のジャンパスイッチは、ピンが地絡または非地絡測定の
ために5■または接地電位に接続されることを許す。ピ
ン39に接続されている第2のジャンパはそれぞれ瞬時
用外しまたは非瞬時引外しを許す。
第3C図は次に、好ましくは形式ADCO809である
アナログ−ディジタル変換器U5を含んでいる。第3B
図の変換器U5のピン8.14.1および7からの出力
線はそれぞれ変換器U5のピン26.1.28および2
7に接続されている。上記の入力ピンのアナログ電圧を
表すディジタル値はピンDBO−DB7からマイクロプ
ロセッサへ出力される。変換終了信号EOCは変換器U
5のピン7からインバータU6(748CO4へソクス
インバータ)の部分を通じてマイクロプロセッサU4の
ピン6へ出力される。ピン6におけるU4の開始信号は
マイクロプロセッサU4のピン29から導き出される。
アナログ−ディジタル変換器U5を含んでいる。第3B
図の変換器U5のピン8.14.1および7からの出力
線はそれぞれ変換器U5のピン26.1.28および2
7に接続されている。上記の入力ピンのアナログ電圧を
表すディジタル値はピンDBO−DB7からマイクロプ
ロセッサへ出力される。変換終了信号EOCは変換器U
5のピン7からインバータU6(748CO4へソクス
インバータ)の部分を通じてマイクロプロセッサU4の
ピン6へ出力される。ピン6におけるU4の開始信号は
マイクロプロセッサU4のピン29から導き出される。
マイクロプロセッサU4と変換器U5との間のすべての
他のピン接続は図示されているように行われている。
他のピン接続は図示されているように行われている。
次に任意の所望の形式、たとえば形式74HC138で
あってよい3〜8線デコーダU9が設けられている。ま
た、各々形式74HC244である2つの8進3状態バ
ツフアUIOおよびUllが設けられている。
あってよい3〜8線デコーダU9が設けられている。ま
た、各々形式74HC244である2つの8進3状態バ
ツフアUIOおよびUllが設けられている。
次に第30図中には、各々形式230102GBBCD
であってよく、それぞれ地絡遅延、地絡検出、瞬時用外
しレベルおよび電流設定を設定するため作動可能な4つ
の10位置の2進化10進スイツチS1、S2、S3お
よびS4が設けられている。開いたスイッチが信号をプ
ルダウンするように、抵抗器回路網RN3、RNA、R
N5およびRN6がスイッチ51〜54とバッファU1
0およびUllとの間のコネクタ内に設けられている。
であってよく、それぞれ地絡遅延、地絡検出、瞬時用外
しレベルおよび電流設定を設定するため作動可能な4つ
の10位置の2進化10進スイツチS1、S2、S3お
よびS4が設けられている。開いたスイッチが信号をプ
ルダウンするように、抵抗器回路網RN3、RNA、R
N5およびRN6がスイッチ51〜54とバッファU1
0およびUllとの間のコネクタ内に設けられている。
最後に第30図中には、各々形式050C103J−E
CであってよいサーミスタNTCI、2および3を含む
熱的メモリを形成する回路が設けられている。これらは
それぞれ変流器30.31および32の一次巻線として
の役割をする遮断器内の導体の上に取付けられている。
CであってよいサーミスタNTCI、2および3を含む
熱的メモリを形成する回路が設けられている。これらは
それぞれ変流器30.31および32の一次巻線として
の役割をする遮断器内の導体の上に取付けられている。
サーミスタは、各々30にΩであってよい抵抗器220
.221および222とそれぞれ直列に接続されている
。
.221および222とそれぞれ直列に接続されている
。
遮断器の熱的条件を表ず信号ば次いで変換器U5に接続
されており、それらのディジタル値が、遮断器の引外し
特性をその以前の熱的履歴に従って適当に変更するべく
マイクロプロセッサU4内ヘロードされる。
されており、それらのディジタル値が、遮断器の引外し
特性をその以前の熱的履歴に従って適当に変更するべく
マイクロプロセッサU4内ヘロードされる。
次に第3C図内には新規なデュアル参照電圧回路が示さ
れている。この回路は、リード160において出力端に
接続されている抵抗器260および261 (それぞれ
6にΩおよび14にΩ)を有する分圧器から成っている
。抵抗器260および261の節点は演算増幅器U7(
デュアル演算増幅器形式LM358AN)のピン3に接
続されている。第2の分圧器の抵抗器265および26
6(それぞれ12にΩおよび1.5にΩ)も5Vに接続
されており、またそれらの節点はデュアル演算増幅器U
7のピン5に接続されている。U7の出力ピン4および
7はそれぞれダイオード270および271 (各々l
N4148)を介して、変換WU5のピン12に接続さ
れている出力リード272に接続されている。
れている。この回路は、リード160において出力端に
接続されている抵抗器260および261 (それぞれ
6にΩおよび14にΩ)を有する分圧器から成っている
。抵抗器260および261の節点は演算増幅器U7(
デュアル演算増幅器形式LM358AN)のピン3に接
続されている。第2の分圧器の抵抗器265および26
6(それぞれ12にΩおよび1.5にΩ)も5Vに接続
されており、またそれらの節点はデュアル演算増幅器U
7のピン5に接続されている。U7の出力ピン4および
7はそれぞれダイオード270および271 (各々l
N4148)を介して、変換WU5のピン12に接続さ
れている出力リード272に接続されている。
抵抗器260および261の節点における電位は3.5
Vであり、また抵抗器265および266の節点におけ
る電位は0.556 Vである。もLマイクロプロセッ
サU4からの線160上の電圧が5Vであれば、リード
272上の出力はダイオード270を通じて3.5Vで
ある。しかし、もしマイクロプロセッサU4が参照電圧
の変更を要求すれば、線162上の電圧はOであり、ま
た線272上の出力はダイオード271を通じて0.5
56Vである。
Vであり、また抵抗器265および266の節点におけ
る電位は0.556 Vである。もLマイクロプロセッ
サU4からの線160上の電圧が5Vであれば、リード
272上の出力はダイオード270を通じて3.5Vで
ある。しかし、もしマイクロプロセッサU4が参照電圧
の変更を要求すれば、線162上の電圧はOであり、ま
た線272上の出力はダイオード271を通じて0.5
56Vである。
多数の検査点が第3A図、第3B図および第3C図の回
路を通じて設けられている。実施例では下記の14の検
査点TPI〜TP14が設けられている。
路を通じて設けられている。実施例では下記の14の検
査点TPI〜TP14が設けられている。
TPI ・・・(−)A相
TP2 ・・・(−)B相
TP3 ・・・(−)C相
TP4 ・・・(−)N相
TP5 ・・・(−)磁気ラッチ
TP6 ・・・検査点
TP7 ・・・検査点
TP8 ・・・検査点
TP9 ・・・インデックスピン
TPIO・・・]−磁気ラソチ
TPII・・・十N相
TPI2・・・+C相
TPI3・・・十B相
TPI4・・・+A相
いま第3A図、第3B図および第3C図の新規なシステ
ムの作動を記述すること、また特にキャパシタ130.
131.132および133から導き出された信号の処
理を記述することが可能である。第2A図および第2B
図のフローチャー1−は第3A図、第3B図および第3
C図に応用可能である。
ムの作動を記述すること、また特にキャパシタ130.
131.132および133から導き出された信号の処
理を記述することが可能である。第2A図および第2B
図のフローチャー1−は第3A図、第3B図および第3
C図に応用可能である。
システムの作動を開始するためには、遮断器が閉じられ
、ただしマイクロプロセッサの作動は参照信号電圧が発
生されるまで阻止されている。いったん参照信号電圧が
発生されると、マイクロプロセッサがそれぞれ地絡遅延
設定、地絡検出設定、瞬時検出設定および連続電流設定
に対応するスイッチS1、B2、B3およびB4の条件
を読む。これらの信号はそれぞれスイッチS1、B2、
B3およびB4のピン1.3.4および6から3状恕ハ
ソフアUIOおよびUllの入力ビンへ与えられる。3
状態バツフアUIOおよびUllの出力はそれぞれマイ
クロプロセッサピン12.13.14および15におい
て順次に読まれ、また装置に対する所望の引外し特性が
適当に設定される。同様に、サーミスタNTCI、NT
C2およびNTC3の出力がそれぞれ変換器U5のピン
4.3および2内へ読まれ、変換器U5がサーミスタの
アナログ出力を変換器U5の出力ピン17.14.15
.8.18.19.20および21上のディジタル信号
に変換して、マイクロプロセッサの対応するピンに与え
る。マイクロプロセッサは次いでこの熱的履歴情報を、
冷たい遮断器が引外す点に対して相対的に遮断器が引外
される点を適当に調節するために用いる。
、ただしマイクロプロセッサの作動は参照信号電圧が発
生されるまで阻止されている。いったん参照信号電圧が
発生されると、マイクロプロセッサがそれぞれ地絡遅延
設定、地絡検出設定、瞬時検出設定および連続電流設定
に対応するスイッチS1、B2、B3およびB4の条件
を読む。これらの信号はそれぞれスイッチS1、B2、
B3およびB4のピン1.3.4および6から3状恕ハ
ソフアUIOおよびUllの入力ビンへ与えられる。3
状態バツフアUIOおよびUllの出力はそれぞれマイ
クロプロセッサピン12.13.14および15におい
て順次に読まれ、また装置に対する所望の引外し特性が
適当に設定される。同様に、サーミスタNTCI、NT
C2およびNTC3の出力がそれぞれ変換器U5のピン
4.3および2内へ読まれ、変換器U5がサーミスタの
アナログ出力を変換器U5の出力ピン17.14.15
.8.18.19.20および21上のディジタル信号
に変換して、マイクロプロセッサの対応するピンに与え
る。マイクロプロセッサは次いでこの熱的履歴情報を、
冷たい遮断器が引外す点に対して相対的に遮断器が引外
される点を適当に調節するために用いる。
いま電力供給がアンプであり、また遮断器が成功裡に再
閉路しかつ閉路状態に留まると仮定して、故障条件が遮
断器のA相に生起するものと仮定しよう。この状況のも
とに、比較的大きな電流が第3B図のブリッジ接続の整
流器60を通り、次いでダーリントンスイッチ65 (
第3A図)を通って流れ、次いで接地回路および抵抗器
100を通って整流器60の他方の端子に戻る。抵抗器
100における電圧降下は利得1の演算増幅器U1によ
り反転されて、ダイオード112aに与えられる。
閉路しかつ閉路状態に留まると仮定して、故障条件が遮
断器のA相に生起するものと仮定しよう。この状況のも
とに、比較的大きな電流が第3B図のブリッジ接続の整
流器60を通り、次いでダーリントンスイッチ65 (
第3A図)を通って流れ、次いで接地回路および抵抗器
100を通って整流器60の他方の端子に戻る。抵抗器
100における電圧降下は利得1の演算増幅器U1によ
り反転されて、ダイオード112aに与えられる。
もし瞬時用外しオーバーライドが必要とされるほど信号
が高いならば、故障電流が抵抗器51を通って演算増幅
器95bのピン5へ流れ、そのピン7における出力がサ
イリスタ82を点弧させるのに十分に大きな値となり、
こうして磁気ラッチ構造を作動させる。しかし、もしダ
イオード112aに与えられる信号出力が上記のように
演算増幅器95bを作動させるのに十分に大きくなけれ
ば、出力信号は四つ組みの両方向性スイッチU2のスイ
ッチSWAのピン1に現れることになる。
が高いならば、故障電流が抵抗器51を通って演算増幅
器95bのピン5へ流れ、そのピン7における出力がサ
イリスタ82を点弧させるのに十分に大きな値となり、
こうして磁気ラッチ構造を作動させる。しかし、もしダ
イオード112aに与えられる信号出力が上記のように
演算増幅器95bを作動させるのに十分に大きくなけれ
ば、出力信号は四つ組みの両方向性スイッチU2のスイ
ッチSWAのピン1に現れることになる。
四つ組みの両方向性スイッチU2のスイッチのすべては
、マイクロプロセッサU4のピン31から取出される線
120上の出力信号に応答して同時に導通もしくは遮断
状態となる。
、マイクロプロセッサU4のピン31から取出される線
120上の出力信号に応答して同時に導通もしくは遮断
状態となる。
スイッチU2が導通状態とされるとき、キャパシタ13
0〜133は演算増幅器U1のそれぞれの部分から到来
する入力信号に関係付けられる値へ充電される。故障電
流は相Aに存在したので、キャパシタ130は他のキャ
パシタ131.132および133よりも高く充電され
る。線120上の信号がスイッチU2のスイッチのすべ
てを遮断状態とするとき、キャパシタ130〜133上
の信号は演算増幅器部分U3から成る電圧ホロワを通じ
てアナログ−ディジタル変換器U5に与えられる。演算
増幅器U3はキャパシタ130〜133上の電流ドレイ
ンを実質的に制限するべく利得1を有する。
0〜133は演算増幅器U1のそれぞれの部分から到来
する入力信号に関係付けられる値へ充電される。故障電
流は相Aに存在したので、キャパシタ130は他のキャ
パシタ131.132および133よりも高く充電され
る。線120上の信号がスイッチU2のスイッチのすべ
てを遮断状態とするとき、キャパシタ130〜133上
の信号は演算増幅器部分U3から成る電圧ホロワを通じ
てアナログ−ディジタル変換器U5に与えられる。演算
増幅器U3はキャパシタ130〜133上の電流ドレイ
ンを実質的に制限するべく利得1を有する。
アナログ−ディジタル変換器U5は1回に1つの変換の
みを行い得る。マイクロプロセッサU4は相線および中
性線の電流に関する信号が変換される順序、たとえば相
線A、相線B、相線Cおよび中性線Nの順序を選択する
。
みを行い得る。マイクロプロセッサU4は相線および中
性線の電流に関する信号が変換される順序、たとえば相
線A、相線B、相線Cおよび中性線Nの順序を選択する
。
いったんアナログ−ディジタル変換が相線Aの電流に関
する信号について実行されると、マイクロプロセッサは
変換器U5からキャパシタ130上の電圧に相当する8
ビツト値を読み出す。順次にマイクロプロセッサは演算
増幅器U3から同時に入力された値のすべてを変換器U
5から読みかつ記憶する。その後に、プログラムの影響
のもとに、マイクロプロセッサU4は相線A1相線B1
相線Cおよび中性線Nから取出されたすべての4つの値
を加算し、かつもし存在するならば地絡電流を4算する
。もし所与の大きさを越える地絡電流が測定されれば、
マイクロプロセッサはサイリスタ82の点弧を開始させ
る信号を出力する。解析を実行中のマイクロプロセッサ
は、短時間引外し動作に対するピーク平均値を決定する
べく個々の値を検査する。
する信号について実行されると、マイクロプロセッサは
変換器U5からキャパシタ130上の電圧に相当する8
ビツト値を読み出す。順次にマイクロプロセッサは演算
増幅器U3から同時に入力された値のすべてを変換器U
5から読みかつ記憶する。その後に、プログラムの影響
のもとに、マイクロプロセッサU4は相線A1相線B1
相線Cおよび中性線Nから取出されたすべての4つの値
を加算し、かつもし存在するならば地絡電流を4算する
。もし所与の大きさを越える地絡電流が測定されれば、
マイクロプロセッサはサイリスタ82の点弧を開始させ
る信号を出力する。解析を実行中のマイクロプロセッサ
は、短時間引外し動作に対するピーク平均値を決定する
べく個々の値を検査する。
マイクロプロセッサU4は測定された値を、長時間過電
流例外し機能に対する真のRMS値を計算するための個
々のサンプルとしても用いる。256サンプルが串−の
RMS値を得るために必要とされる。引き続いて、いく
つかのRMS(直が引外し動作の開始以前に測定されな
ければならない。本発明のシステムによる単一のRMS
値の計算は約1.25で行われる。
流例外し機能に対する真のRMS値を計算するための個
々のサンプルとしても用いる。256サンプルが串−の
RMS値を得るために必要とされる。引き続いて、いく
つかのRMS(直が引外し動作の開始以前に測定されな
ければならない。本発明のシステムによる単一のRMS
値の計算は約1.25で行われる。
いったんマイクロプロセッサがなんらかの理由でサイリ
スタ82を点弧することを決定すると、出力信号がピン
30(PI〜3)に与えられ、この信号はU6を通じて
サイリスタ82のゲートに与えられる。
スタ82を点弧することを決定すると、出力信号がピン
30(PI〜3)に与えられ、この信号はU6を通じて
サイリスタ82のゲートに与えられる。
回路が最初に始動されるときには、変換開始信号が必要
とされる。この変換開始信号はマイクロプロセッサU4
のピン29から取出される。変換終了信号は変換器TJ
5によりピン7に発せられ、この信号は新たな変換信
号を開始させるべくマイクロプロセッサのピン29から
新たな開始信号を発生させる。
とされる。この変換開始信号はマイクロプロセッサU4
のピン29から取出される。変換終了信号は変換器TJ
5によりピン7に発せられ、この信号は新たな変換信
号を開始させるべくマイクロプロセッサのピン29から
新たな開始信号を発生させる。
演算増幅器U7からの参照電圧信号は線272を経て変
換器U 5のピン12に与えられる。マイクロプロセッ
サU4は、故障条件の間に測定されている電流値に関係
して、この参照電圧が高(H■)レベルであるべきか低
(LO)レベルであるべきかの決定を行う。こうして、
マイクロプロセッサU4は、参照電圧を所望の仕方で切
換えるため、ピン30−1ニの適当な信号をインバータ
U6を通じて線160を経て出力し、こうして前記の本
発明の新規なスケーリング動作を行わせる。
換器U 5のピン12に与えられる。マイクロプロセッ
サU4は、故障条件の間に測定されている電流値に関係
して、この参照電圧が高(H■)レベルであるべきか低
(LO)レベルであるべきかの決定を行う。こうして、
マイクロプロセッサU4は、参照電圧を所望の仕方で切
換えるため、ピン30−1ニの適当な信号をインバータ
U6を通じて線160を経て出力し、こうして前記の本
発明の新規なスケーリング動作を行わせる。
マイクロプロセッサU4のピン5および6に接続されて
いる回路は、必要なリセット機能を行う抵抗器およびキ
ャパシタを含んでいる。こうして遮断器が最初に閉じ、
かつ電力供給がまだその正規出力に達していないときに
は、リセットが約1msにわたり、かつ電力が得られる
まで保持されることになる。
いる回路は、必要なリセット機能を行う抵抗器およびキ
ャパシタを含んでいる。こうして遮断器が最初に閉じ、
かつ電力供給がまだその正規出力に達していないときに
は、リセットが約1msにわたり、かつ電力が得られる
まで保持されることになる。
マイクロプロセッサの作動は適当なプログラムの制御下
にある。成功裡に使用された1つのプログラムの概要は
第2A図および第2B図に示したとおりである。
にある。成功裡に使用された1つのプログラムの概要は
第2A図および第2B図に示したとおりである。
以上に本発明を特定の好ましい実施例について説明して
きたが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲によってのみ限定されるものであ
り、本発明の範囲内で種々の変更が可能であることは明
らかであろう。
きたが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲によってのみ限定されるものであ
り、本発明の範囲内で種々の変更が可能であることは明
らかであろう。
第1図はマイクロプロセッサを用いた本発明による新規
な電子式例外し装置のブロック回路図、第2A図および
第2B図は第1図のマイクロプロセッサに対するフロー
チャート、第3A図、第3B図および第3C図は本発明
の詳細な回路および′マイクロプロセッサの総合回路を
分割して示す回路図である。 A、B、、C・・・相線、N・・・中性線、S1〜S4
・・・2進化10進スイツチ、U 2・・・四つ組みの
両方向性スイッチ、U3・・・電圧ホロワ、U4・・・
マイクロプロセッサ、U5・・・アナログ−ディジタル
変換器、U9・・・3〜8線デコーダ、UIOlUll
・・・3状恕バツフア20・・・遮断器、21・・・引
外し機構、22・・・引外しコイル、23・・・シ・リ
コン制御整流素子、24・・・熱的中外し回路、30〜
33・・・変流器、34・・・整流装置、35・・・電
力供給回路、36・・・信号変換器回路、37・・・ア
ナログインバータ、38・・・サンプル・アンド・ホー
ル1回路、39・・・アナログ−ディジタル変換器、4
0・・・アドレスおよびデコード回路、41・・・マイ
クロプロセッサ、42・・・データバス、43・・・ス
イッチバッファ回路、45・・・水晶発振器、46・・
・スイノチアドレスデコーダ回路、50・・・熱的メモ
リ装置、60〜63・・・単相全波ブリッジ、65・・
・ダーリントン配置]・ランジスタスイソチ、80・・
・主磁気ラッチコイル、81・・・分路用外し回路、8
2・・・シリコン制御整流素子、85・・・サーモスタ
ット、100〜103・・・精密抵抗器。
な電子式例外し装置のブロック回路図、第2A図および
第2B図は第1図のマイクロプロセッサに対するフロー
チャート、第3A図、第3B図および第3C図は本発明
の詳細な回路および′マイクロプロセッサの総合回路を
分割して示す回路図である。 A、B、、C・・・相線、N・・・中性線、S1〜S4
・・・2進化10進スイツチ、U 2・・・四つ組みの
両方向性スイッチ、U3・・・電圧ホロワ、U4・・・
マイクロプロセッサ、U5・・・アナログ−ディジタル
変換器、U9・・・3〜8線デコーダ、UIOlUll
・・・3状恕バツフア20・・・遮断器、21・・・引
外し機構、22・・・引外しコイル、23・・・シ・リ
コン制御整流素子、24・・・熱的中外し回路、30〜
33・・・変流器、34・・・整流装置、35・・・電
力供給回路、36・・・信号変換器回路、37・・・ア
ナログインバータ、38・・・サンプル・アンド・ホー
ル1回路、39・・・アナログ−ディジタル変換器、4
0・・・アドレスおよびデコード回路、41・・・マイ
クロプロセッサ、42・・・データバス、43・・・ス
イッチバッファ回路、45・・・水晶発振器、46・・
・スイノチアドレスデコーダ回路、50・・・熱的メモ
リ装置、60〜63・・・単相全波ブリッジ、65・・
・ダーリントン配置]・ランジスタスイソチ、80・・
・主磁気ラッチコイル、81・・・分路用外し回路、8
2・・・シリコン制御整流素子、85・・・サーモスタ
ット、100〜103・・・精密抵抗器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)マイクロプロセッサを用いた遮断器用引外し装置に
おいて、 前記遮断器のそれぞれの極に接続されている多相回路の
対応する線に接続されている複数個の変流器と、 前記遮断器の前記極を開くべく付勢可能な引外し機構と
、 前記変流器の電流出力をそれぞれの電圧信号に変換する
ため、前記複数個の変流器に接続されているそれぞれの
信号変換手段と、 予め定められた数のサンプルに対して前記電圧信号の各
々のアナログ値を反復的かつ同時にサンプルしかつ保持
するためのそれぞれのサンプル・アンド・ホールド回路
と、 前記の予め定められた数のサンプルに対して前記サンプ
ル・アンド・ホールド回路内で発生されたアナログ値を
対応するディジタル信号に変換するため、前記サンプル
・アンド・ホールド回路の各々に接続されているアナロ
グ−ディジタル変換器手段と、 前記線の各々の電流のRMS値を計算するため、前記ア
ナログ−ディジタル変換器の各々に接続されているマイ
クロコンピュータ手段と、予め定められた電流条件に応
答して前記引外し機構を作動させるため、前記マイクロ
コンピュータと前記用件し機構との間に接続されている
出力回路手段と を含んでいることを特徴とする遮断器用引外し装置。 2)前記マイクロコンピュータが8ビット回路であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の引外し装置
。 3)前記線の1つが中性線であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の引外し装置。 4)前記マイクロコンピュータが、前記線内の電流の同
時のサンプルから地絡電流を計算するための手段をも含
んでいることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
引外し装置。 5)所与の電流範囲を前記マイクロコンピュータのビッ
トあたりのアンペア値で第1の小さい値および第2の大
きい値に分割するため、前記マイクロコンピュータに接
続されている自動スケーリング手段をも含んでいること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の引外し装置。 6)前記線と前記アナログ−ディジタル変換器手段との
間に接続されており、前記遮断器のなかに蓄積された瞬
時熱エネルギーに関係付けられた出力を発生する熱的メ
モリ手段と、以前の熱的履歴を考慮に入れるべく、前記
遮断器が閉じられた後に前記引外し装置の引外しタイミ
ング動作を変更するため、前記熱的メモリ手段の前記出
力に関係付けられている前記アナログ−ディジタル変換
器のディジタル出力を前記マイクロコンピュータに与え
る回路手段とをも含んでいることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の引外し装置。 7)前記サンプル・アンド・ホールド回路がそれぞれの
スイッチ回路手段およびそれぞれのキャパシタ手段を含
んでおり、前記線がサンプルされるつど、前記線の各々
に対する前記スイッチ回路手段のすべてか同時に閉し、
かつサンプリングの瞬間における電圧信号振幅に関係付
けられた値の電荷をそのそれぞれの前記キャパシタ手段
に加えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
引外し装置。 8)前記線の1つが中性線であることを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の引外し装置。 9)前記マイクロコンピュータが、前記線内の電流の同
時のサンプルから地絡電流を計算するための手段をも含
んでいることを特徴とする特許請求の範囲第2項または
第8項記載の引外し装置。 10)所与の電流範囲を前記マイクロコンピュータのビ
ットあたりのアンペア値で第1の小さい値および第2の
大きい値に分割するため前記マイクロコンピュータに接
続されている自動スケーリング手段をも含んでいること
を特徴とする特許請求の範囲第9項記載の引外し装置。 11)前記線と前記アナログ−ディジタル変換器手段と
の間に接続されており、前記遮断器のなかに蓄積された
瞬時熱エネルギーに関係付けられた出力を発生する熱的
メモリ手段と、以前の熱的履歴を考慮に入れるべく、前
記遮断器が閉じられた後に前記引外し装置の引外しタイ
ミング動作を変更するため、前記熱的メモリ手段の前記
出力に関係付けられている前記アナログ−ディジタル変
換器のディジタル出力を前記マイクロコンピュータに与
える回路手段とをも含んでいることを特徴とする特許請
求の範囲第2項ないし第5項のいずれか1項に記載の引
外し装置。 12)前記サンプル・アンド・ホールド回路がそれぞれ
のスイッチ回路手段およびそれぞれのキャパシタ手段を
含んでおり、前記線がサンプルされるつど、前記線の各
々に対する前記スイッチ回路手段のすべてが同時に閉じ
、かつサンプリングの瞬間における電圧信号振幅に関係
付けられた値の電荷をそのそれぞれの前記キャパシタ手
段に加えることを特徴とする特許請求の範囲第11項記
載の引外し装置。 13)前記熱的メモリ手段が前記遮断器のそれぞれの極
の導体に取付けられた第1、第2および第3のサーミス
タを含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第6項
記載の引外し装置。 14)前記熱的メモリ手段が前記遮断器のそれぞれの極
の導体に取付けられた第1、第2および第3のサーミス
タを含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第11
項記載の引外し装置。 15)前記引外し機構が磁気ラッチおよび半導体スイッ
チング装置を含んでおり、前記磁気ラッチは前記半導体
スイッチング装置と直列に接続されているラッチ作動巻
線を含んでおり、前記半導体スイッチング装置は、前記
出力回路手段からの所与の出力に応答して導通状態に切
換えられるべく前記出力回路手段に接続されている制御
電極を有し、前記巻線は直列に接続されたターン数が多
くかつ高抵抗の部分と比較的ターン数が少なくかつ低抵
抗の部分とから成っており、また前記直列に接続された
部分の節点から前記半導体スイッチング装置へ接続され
ているバイパススイッチング手段を含んでおり、それに
より、前記巻線および前記スイッチング装置と直列の出
力電圧が所与の値を超過するとき、前記バイパススイッ
チング手段が導通し、また前記のターン数が多くかつ高
抵抗の部分を短絡することを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の引外し装置。 16)遮断器用引外し装置において、 前記遮断器のそれぞれの極に接続されている多相回路の
対応する線に接続されている複数個の変流器と、 前記遮断器の前記極を開くべく付勢可能な引外し機構と
、 前記変流器の電流出力をそれぞれの電圧信号に変換する
ため前記複数個の変流器に接続されているそれぞれの信
号変換手段と、 予め定められた電流条件に応答して前記引外し機構を作
動させるため、前記変流器と前記引外し機構との間に接
続されている出力回路手段と、 前記引外し機構が磁気ラッチおよび半導体スイッチング
装置を含んでおり、前記磁気ラッチは前記半導体スイッ
チング装置と直列に接続されているラッチ作動巻線を含
んでおり、 前記半導体スイッチング装置は、前記出力回路手段から
の所与の出力に応答して導通状態に切換えられるべく前
記出力回路手段に接続されている制御電極を有しており
、 前記巻線は直列に接続されたターン数が多くかつ高抵抗
の部分と比較的ターン数が少なくかつ低抵抗の部分とか
ら成っており、 また前記直列に接続された部分の節点から前記半導体ス
イッチング装置へ接続されているバイパススイッチング
手段を含んでおり、それにより、前記巻線および前記ス
イッチング装置と直列の出力電圧が所与の値を超過する
とき、前記バイパススイッチング手段が導通し、また前
記のターン数が多くかつ高抵抗の部分を短絡することを
特徴とする遮断器用引外し装置。 17)複数の交流線を有する回路を保護する多極交流遮
断器の引外し装置を作動させるプロセスにおいて、前記
線の各々に対して前記線の瞬時電流に比例する電流信号
を発生する過程と、前記電流信号の各々を前記電流信号
に比例するそれぞれの電圧信号に変換する過程と、同時
にかつ反復的に比較的短いサンプリング時間中に前記電
圧信号の各々の振幅を測定する過程と、前記電圧信号の
振幅のアナログ値をディジタル値に変換する過程と、測
定されたディジタル値の各々の二乗和平方根を求めるこ
とにより前記電圧信号の各々の真のRMS値を別々に計
算する過程とを含んでいることを特徴とする遮断器用引
外し装置の作動方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US655152 | 1984-09-27 | ||
US06/655,152 US4631625A (en) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | Microprocessor controlled circuit breaker trip unit |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61224228A true JPS61224228A (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=24627739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60214452A Pending JPS61224228A (ja) | 1984-09-27 | 1985-09-27 | 遮断器用引外し装置とその作動方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4631625A (ja) |
EP (1) | EP0179017A3 (ja) |
JP (1) | JPS61224228A (ja) |
CA (1) | CA1255782A (ja) |
Families Citing this family (164)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4977513A (en) * | 1984-08-20 | 1990-12-11 | Power Solutions, Inc. | Circuit breaker current monitoring |
US4797833A (en) * | 1986-09-30 | 1989-01-10 | Louisiana State University | Microprocessor based controller for a three phase bridge rectifier |
US4796142A (en) * | 1986-10-16 | 1989-01-03 | Square D Company | Overload protection apparatus for emulating the response of a thermal overload |
US4827369A (en) * | 1987-02-20 | 1989-05-02 | Westinghouse Electric Corp. | Circuit interrupter apparatus with a selectable display means |
JPH06105266B2 (ja) * | 1987-12-28 | 1994-12-21 | 三菱電機株式会社 | デジタル保護継電器 |
US4795983A (en) * | 1988-03-07 | 1989-01-03 | Westinghouse Electric Corp. | Method and apparatus for identifying a faulted phase |
US5185705A (en) * | 1988-03-31 | 1993-02-09 | Square D Company | Circuit breaker having serial data communications |
US4947126A (en) * | 1989-04-04 | 1990-08-07 | Siemens Energy & Automation, Inc. | Ground fault current rectification and measuring circuit |
US4939617A (en) * | 1989-05-05 | 1990-07-03 | Dowty Rfl Industries Inc. | Method and apparatus for monitoring an AC transmission line |
US5136457A (en) * | 1989-08-31 | 1992-08-04 | Square D Company | Processor controlled circuit breaker trip system having an intelligent rating plug |
US5089928A (en) * | 1989-08-31 | 1992-02-18 | Square D Company | Processor controlled circuit breaker trip system having reliable status display |
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