JPS61223076A - 粘着性組成物 - Google Patents

粘着性組成物

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JPS61223076A
JPS61223076A JP6335585A JP6335585A JPS61223076A JP S61223076 A JPS61223076 A JP S61223076A JP 6335585 A JP6335585 A JP 6335585A JP 6335585 A JP6335585 A JP 6335585A JP S61223076 A JPS61223076 A JP S61223076A
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JP
Japan
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acrylate polymer
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pressure
dispersant
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Kiyoji Naruse
喜代二 成瀬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、湿潤条件下に使用可能な粘着性組成物およ
びそのような粘着性組成物のコーティング層を有する粘
着性テープに関する。
〔従来の技術〕
従来、産業廃棄物を埋め立てる素掘りの池や海岸の埋め
立て地では、土砂を掘削した後に、掘削1     し
た凹所に遮水シートを敷設し、その上に産業廃棄物を積
載し、さらにその上を埋め立て土砂で覆土する方法が採
られている。このように遮水シートを用いるのは、地下
水や海水による土砂の流出防止や有害物質による土壌汚
染を防止するためである。
遮水シートとしては、一般に、ゴム類(ブチルゴム、 
EPTゴム等)シート、塩化ビニルシート、およびポリ
エステル製不織布に塩化ビニール、ポリエチレン等のフ
ィルムを貼合せたものが使用されている。これらの遮水
シートを施工するに際しては、施工現場でシートの端縁
を重ね合せて接合しなければならない、この接合には、
ゴム系シートの場合にはゴム溶剤溶液を接着剤として用
い、また、熱可塑性プラスチックシートの場合はヒート
シール技法が一般的に採用されている。
しかしながら、遮水シートの施工現場には、地下水の湧
出や、雨水によって水溜りが形成されていることが多く
、従って、遮水シート施工面は水中であったりして、非
常な湿潤状態になっていることがしばしばである。この
ような状態において、溶剤系の接着剤やヒートシール技
法を採用するには非常な困難を伴う、−触には、施工現
場が乾燥状態となるのを待ったり、強制的に乾燥したう
え遮水シートの端縁接合作業を行ったり、或いは乾燥状
態の仮設の床を作ったうえ、遮水シートの端縁接合作業
を行った後に仮設床を撤去しなから遮水シートを敷設し
ている。いずれにせよ、多大の労力と費用が要るのが現
状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、以上のような従来の技術の問題点を解
決し、非常な湿潤状態、或いは水中であっても遮水シー
トの端縁の接合に使用することができる粘着性組成物を
提供するにある。
本発明の他の目的は、非常な湿潤状態成るいは水中であ
っても優れた接着性を発揮する粘着性組成物をシート状
基体上にコーティングしてなる粘着テープを提供するに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点解決のために本発明が提供する湿潤条件下に
使用可能な粘着性組成物は、 (イ)熱可望性アクリレート重合体、 (0)該アクリレート重合体1重量部当り0.03〜0
.5重量部の分散剤、 (ハ) 該アクリレート重合体1重量部当り0.01〜
0.7重量部の石油樹脂、およ び(に)該アクリレート重合体1重量部当り0.03〜
0.7重量部のテルペン樹脂 からなることを特徴とする。
また本発明が提供する湿潤条件下に使用可能な粘着性テ
ープは、布帛、祇またはフィルムからなる基体の少くと
も一面に上記組成を有する粘着性組成物のコーティング
層を形成してなることを特徴とする。
本明細書で用いる「アクリレート重合体」なる語は、ア
クリル酸のCIないしC,アルキルエステルおよびメタ
クリル酸のC8ないしChアルキルエステルの単独重合
体、かようなエステル同志の共重合体、ならびにかよう
なエステルからの結エチレン型単量体との共重合体を意
味し、その例としては、たとえば、ポリメタクリル酸メ
チル、ポリアクリル酸エチル、メタクリル酸メチルとア
クリル酸エチルとの共重合体、メタクリル酸メチルとア
クリル酸ブチルとの共重合体、メタクリル酸メチルとメ
ック1月ν酸ブチルとの共重合体、アクリル酸ブチルと
スチレンとの共重合体およびアクリル酸ブチルとエチレ
ンとの共重合体がある。
分散剤としては、オレイン酸ソーダ、ステアリン酸ソー
ダ等のアニオン活性剤、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェノールエーテルその他のノニオン活性剤、ならびにポ
リビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースおよ
びそのナトリウム塩、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸
アミド等の水溶性または水膨潤性の熱可塑性重合体が挙
げられる。
これらは単独でも2以上を組合せてもよい。これらの分
散剤の中ではケン化度70〜98%、特に80〜97%
のポリビニルアルコールが好ましい。
分散剤の配合量は多量であっても安定なエマルジョンは
形成するが、得られる接着皮膜の耐水性が低下する。従
って、得られる接着皮膜の特性および安定なエマルジョ
ン形成能を考慮して、アクリレート重合体1重量部に対
して0.03〜0.5重量部、好ましくは0.05〜0
.3重量部を使用する。
少量の石油樹脂を併用しすれば、得られる水性エマルジ
ョンにおける分散質の粒径がさらに小さくなり、エマル
ジョンの安定性が一層向上する。
石油樹脂としては、シケクロペンタジエンを主原料とす
るもの、高級オレフィン系炭化水素を主原料とするもの
、いずれも使用できるが、常温で固体のものが好ましい
。石油樹脂の配合量は、熱可塑性アクリレート重答体1
重量部当り0.7重量部以下、特に0.5重量部以下が
よく、有意の安定性向上を得るためには熱可塑性アクリ
レート重合体1重量部当り0.01重量部以上特に0.
05重量部以上の石油樹脂を使用する。
テルペン樹脂としては、ガタパーチャ、天然ゴムのよう
な式(CsHs) F (P24)で表わされるポリテ
与するのに重要な成分であって、その配合量は熱可塑性
アクリレート重合体1重量部当り0.03〜0.7重量
部、好ましくは0.3〜0.6重量部である。
本発明の目的を阻害しない限り、他に、適当な添加剤(
例えば老化防止剤)を配合することができる。
上述のような組成を有する粘着性組成物は、各成分の混
合物に少量の水を加えたうえ、前記熱可塑性アクリレー
ト重合体の軟化点以上の温度において水を液相に維持す
るのに十分な圧力下で緊密に混練して均一な混練物を得
、次いでこれに剪断力下で水を少量宛添加混入する工程
を反復し、その際少くとも始めの工程では混合物の温度
が50℃以下にならないようにすることからなる方法に
より製造できる。
水の配合量は、主として分散剤の使用量に依存して変る
が、通常、熱可塑性アクリレート重合体1重量部あたり
0.03〜1重合部、好ましくは約0、1−0.3重量
部の範囲で使用する。特に、分散剤として上述のケン化
度を有する部分ケン化ポリビニルアルコールを使用し、
それとほぼ等重量乃至はぼ2倍量の水を用いて混練する
ことが望ましい。
上述のように少量の水を配合して調製した組成物は、こ
れを施工現場にて遮水シートの端縁に適グ層を形成して
なる粘着性テープとして用いることもできる。
粘着性テープの基体として譬、ポリエステル繊維、ポリ
オレフィン繊維等の合成繊維や天然繊維、再生繊維素繊
維等の編織布、不織布、紙類ならび酸物の適用量は10
0〜2000g/ m ”の範囲で適宜選べばよい。ま
た、コーティング方法も格別限定されるものではなく、
常用される方法を採ることができる。
〔発明の効果〕
本発明の粘着性組成物および粘着性テープは、非常な湿
潤状態或いは水中であっても優れた接着性、粘着性を発
揮する。
従って、本発明の粘着性組成物および粘着性テープは、
遮水シートの端縁部の接合に有利に適用することができ
る。この適用は接合部が水中または湿潤状態にあっても
行うことができる。
その他、ポリオレフィンフィルムその他のフィルム、シ
ート等の端縁一部の接合、耐水性に優れた荷札、伝票の
貼付に利用することができ、これは結露面であっても貼
付することができる。また、海中・水中配管の防錆テー
プおよびその補修用テープとして利用することができる
〔実施例〕
以下、実施例について本発明を具体的に説明する。
次の配合 アクリル酸ブチルとスチレンとの共重合体(モル比70
:30)            1ooo部ケン化度
88%ポリビニルアルコール 100部石油樹脂   
           100部テルペン樹脂    
       500部水             
        200部を加圧ニーグーでもって、1
05℃加圧下で20分間混練して、均一混練物とした後
、圧を開放して大気圧に戻した。約95℃の均−混線物
を強くかきまぜながら、これに水200部を加え、混練
しながら分散液を室温に放冷して、粘着性組成物を得た
。この粘着性組成物をポリエステル長繊維製の下織布に
1000g/ m”の割合でコーティングした。
これを巾101に切断して粘着テープとした。
上記粘着性テープの接着試験を次のように行った。
遮水用各種シートおよび粘着テープともに水中に浸漬し
た後、各種類毎に2枚のシートのそれぞれの端縁部分(
巾50龍)を重ね合せ、次いで、こ−プを上記重合部分
の上に貼付して試験用サンプルとした。各試験用サンプ
ルを常温で24時間水中に浸漬した後、その剪断接着力
を測定した。測定結果は以下のとおりであった。
シートの種類   水中浸漬後の剪断接着力水kg/(
25m)” ブチルゴムシート       2.0EPTゴムシー
ト2.5 塩化ビニル樹脂シート     2.2ポリエチレンシ
ート      3.5*5回測定の平均値

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記(イ)、(ロ)、(ハ)および(ニ)の各成
    分からなることを特徴とする湿潤条件下に使用可能な粘
    着性組成物。 (イ)熱可塑性アクリレート重合体、 (ロ)該アクリレート重合体1重量部当り0.03〜0
    .5重量部の分散剤、 (ハ)該アクリレート重合体1重量部当り0.01〜0
    .7重量部の石油樹脂、 および (ニ)該アクリレート重合体1重量部当り0.03〜0
    .7重量部のテルペン樹脂、
  2. (2)分散剤がケン化度70〜98%のポリビニルアル
    コールである特許請求第1項記載の粘着性組成物。
  3. (3)布帛、紙またはフィルムからなる基体の少くとも
    一面に下記(イ)、(ロ)、(ハ)および(ニ)の各成
    分からなる粘着性組成物のコーティング層が形成されて
    いることを特徴とする湿潤条件下に使用可能な粘着性テ
    ープ。 (イ)熱可塑性アクリレート重合体、 (ロ)該アクリレート重合体1重量部当り0.03〜0
    .5重量部の分散剤、 (ハ)該アクリレート重合体1重量部当り0.01〜0
    .7重量部の石油樹脂、および (ニ)該アクリレート重合体1重量部当り0.03〜0
    .7重量部のテルペン樹脂。
  4. (4)分散剤がケン化度70〜98%のポリビニルアル
    コールである特許請求第3項記載の粘着性テープ。
JP6335585A 1985-03-29 1985-03-29 粘着性組成物 Granted JPS61223076A (ja)

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JPS61223076A true JPS61223076A (ja) 1986-10-03
JPH0236630B2 JPH0236630B2 (ja) 1990-08-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008150402A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Denki Kagaku Kogyo Kk 乳化前駆体および乳化物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747369A (en) * 1980-07-09 1982-03-18 Formica Corp Adhesive composition
JPS58225173A (ja) * 1982-06-22 1983-12-27 Sunstar Giken Kk 水性接着剤組成物の製法
JPS6011569A (ja) * 1983-06-30 1985-01-21 Enomoto Toshio 再剥離性粘着剤組成物およびその製造法

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