JPS61222340A - バス型ネツトワ−クアクセス方式 - Google Patents

バス型ネツトワ−クアクセス方式

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JPS61222340A
JPS61222340A JP6242685A JP6242685A JPS61222340A JP S61222340 A JPS61222340 A JP S61222340A JP 6242685 A JP6242685 A JP 6242685A JP 6242685 A JP6242685 A JP 6242685A JP S61222340 A JPS61222340 A JP S61222340A
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JP
Japan
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real
time
terminal
transmitting
time signal
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JP6242685A
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English (en)
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Kazutoshi Maeno
前野 和俊
Botaro Hirosaki
廣崎 膨太郎
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバス型ネットワークアクセス方式に関し、特に
複数の送受信端末を1本の伝送路にバス状接続し、送信
権を順次受け渡すことにより各送受信端末間でパケット
通信を行なうバス型ネットワークアクセス方式に関する
〔従来技術〕
従来、バス型ネットワークアクセス方式としてよく知ら
れている方式には、第1K、端末に通信要求が生じた場
合バス上のキャリア検出を行ないキャリアがバス上に存
在しなければ端末からの信号をバスに送出し、もし同時
に他端末が信号送出を行ない衝突を起こせば信号送出を
止め、ある時間経過後に再度送出を行なう方式が、シー
ニーシーエム・ポリニーム19.ナン/<−7、+、>
エライ。
1976(CACM  vol、19.Na7.Tul
y、1976)に掲載されたアール・エム・メトヵルフ
ェ(几0M。
Metcalfe)等による”イーサネットーディスト
リビ二一テッド・パケット・スイッチング・フォー・ロ
ーカル・コンビエータ・ネットワーク#(”Ether
netDistributed Packet 8wi
tching for Local Computer
Network ” )と題する論文に記載されている
。この方式はいわゆるC8MA/CDキャリア・センス
・マルチプル・アクセス/コリジ璽ン・ディテクタw 
y (Carrier 8ense Multiple
 Accesss/Co11isionDetecti
on)方式としてよく知られているパケットアクセス方
式である。第2には、バス上の送受信端末に順次送信権
(以後トークンと呼ぶ)を受け渡し、このトークンは同
時には唯一の送受信端末しか有していないようにし、ト
ークンを得た端末がバスを使用する権利を得るという方
式がアイトリプルイー0802・コ2ツティー・ラン・
スタンダード・ドラフト・イー・ジェライ・1983(
IIJB802  Comm1ttee LAN  8
tandard  Draft E  Tuly198
3)の第5章に記載されている。この方式はトークンバ
スとしてよく知られているパケットアクセス方式である
〔従来技術の問題点〕
従来のバスネットワークは、主としてコンビエータ等デ
ータを取シ扱う端末を収容するために考えられたもので
あシ、音声、動画像等を扱う実時間端末および音声、動
画像等とデータを同時に扱ういわゆる複合端末を収容す
るのは、ネットワーク内での遅延が端末アクティビティ
により大きく変わ9得るので困難である。しかし近年の
オフィス・オートメーシlンの普及等の理由によ〕異種
トラクイック(例えば、音声9画gR,データ等、要求
される通信9通話の品質や装置が異なるトラフィック)
を同一ネットワーク内に収容しようという要求が、その
経済性、拡張性の理由から高まシつつある。このような
状況から前記C8MA/CD方式では、音声等実時間性
が要求されるパケットに対して高い優先度を与えネット
ワーク遅延を小さく押さえようとする試みがなされてお
シ、これは情報処理学会1978年全国大会3A−1の
足止。
安田2石塚による1優先権付ランダムアクセス優先パケ
ット通信方式−Priority Ethernet”
に記載されている。しかしながら、この方式においても
音声等実時間性が要求される信号のアクティビティが高
くなると高い優先度を持つ音声等実時間パケット同志の
衝突が頻繁に生じ、結局ネットワーク遅延の増加を招い
て、もはや高品質の音声等実時間信号の通信線不可能に
なる。また、前記トークンバスにおいては異種トラフィ
ックを扱ういわゆる複合端末を収容する方法拡見当たら
ない。
以後%にことわシがない限〕、音声、動画像等実時間性
が要求されるパケットを音声パケットと同意語とし、デ
ータ等多少の遅延が許されるパケットをデータパケット
と同意語とする。また、データパケットを扱う端末をデ
ータパケット端末、データパケットと音声パケットを同
時に扱う端末を複合端末とし、音声パケットだけを扱う
端末はこの複合端末に含まれるものとする。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述した従来方式の欠点を除去し、効
率的かつ容易な完全分散型制御によって整合性よくデー
タパケット端末と複合端末を収容できるバス型ネットワ
ークアクセス方式を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明によると、複数の送受信端末を1本の伝送路にバ
ス状接続し、トークンを順次受け渡すことにより各送受
信端末間でパケット通信を行なうバス型ネットワークア
クセス方式において、非実時間信号用送信権と実時間信
号用送信権の2種類の送信権により通信サービスを区別
し、前記送受信端末は実時間性を要求しないパケット通
信を行なう第1の端末グループと、該第1の端末グルー
プの要求する通信サービスに加えさらに実時間性をも要
求するパケット通信を行なう第2の端末グループに分類
され、通常はすべての送受信端末は前記第1の端末グル
ープに属しているが該第1の端末グループのうち音声パ
ケット通信を行なう複合端末に送受信要求が生じると、
この複合端末は呼設定を行なって前記第2の端末グルー
プに状態遷移し、その送受信が終了すると、再び前記第
1の端末グループに戻シ、前記第2の端末グループ中で
最も早く呼設定を行なった先頭複合端末は実時間信号用
トークンを得るとまず時間原点を設定し、その後順次前
記実時間信号用トークンを受け渡すことにより前記第2
の端末グループに対する音声パケット通信サービスがな
され、該音声パケット通信サービスが終了すると前記時
間原点から予め定められた一定時間経過するまで前記第
1および第2の端末グループに対するデータパケット通
信サービスが順次非実時間信号用トークンを受け渡すこ
とによりなされ、一定時間が経過するとその時点で前記
非実時間信号用トークンを持っている端末は保有してい
る該非実時間信号用トークンを前記実時間信号用トーク
ンに変換して前記先頭複合端末に該実時間信号用トーク
ンを受け渡すことを特徴とするバス型ネットワークアク
セス方式が得られ、また、贅合性よく複合端末とデータ
パケット端末を収容するため、複合端末が前記第2の端
末グループに状態遷移する際に、その時点での前記第2
の端末グループが音声パケット通信サービスを受ける時
間の測定を行ない、計測値により状態遷移の可否を決定
する機能をも併せ持つことを特徴とするバス型ネットワ
ークアクセス方式が得られる。
〔構成の詳細な説明〕
次に、図面を用いながら従来方式の説明および本発明の
原理について説明する。
第4図は一般的なトークンパスネットワークの物理的な
基本構成を示すブロック図である。参照符号400は伝
送路、401(1)〜401(N)は送受信端末、40
2(1)〜402(N)は電話等の音声端末。
コンビエータ各種データ端末、および音声等の実時間信
号とデータ等の非実時間信号を同時に扱う複合端末を示
す。各送受信端末は伝送路400にパッシブに接続され
ている。即ち、例えば送受信端末401(2)から送出
された信号は、破線矢印403のように双方向に伝送さ
れ、各送受信端末は信号の検出が可能となる。
145図は従来のトークンバスの論理的なネットワーク
構造を示す図である。ここで論理的なネットワーク構造
とは、トークンの受け渡しに着目した場合のシステム構
造を示すものである。即ち、トークンが送受信端末間で
どのような順序で受け渡されていくかを示すトークン流
れ図と考えられる。第5図にオイテ、参照符号500(
1)〜500(N)は送受信端末を示し、矢印501の
方向にトークンが順次渡されていき各送受信端末ではト
ークンを受け取ると、もし送出データが存在すればデー
タを送出し、その送出終了後次の送受信端末にトークン
を渡し、もし送出データがな妙れば速やかに次の送受信
端末にトークンを渡す。トークンを渡す順序は各送受信
端末がアドレスを有しておシ、予めその順序を定めてお
く。即ち、各送受信端末がトークンをどのアドレスの端
末から受け取シどのアドレスの端末に送るかという情報
を持っていれば実行できる。トークンは何度も同一送受
信端末を通過するので論理的には第5図に示すようにリ
ング構造となるわけである。しかし、このような従来の
トークンバスネットワークにおけるネットワークアクセ
ス方式であると、ある1つの送受信端末に着目したとき
、トークンが回りてくる周期が系のアクティビティによ
り変化する。(系のアクティビティが小であれば周期は
短いが、系の7クテイビテイが大であると周期は長くな
るχ従って、音声通信のようにある一定周期毎に信号を
送出しなければならない端末を収容することはその実時
間性の確保、拡張性の点から困難である。
このような従来方式の欠点を除去するためになされたの
が本発明である。
第1図は本発明のバス型ネットワークアクセス方式の一
実施例に係わる論理的なネットワーク構造を示すブロッ
ク図である。この論理構造は、第5図に示した従来方式
の論理構造に加えて6部トークンの通過するバスがトー
クンの種類別に論理的に二重になっている。図中参照符
号103 (1)〜10103(が論理パス101で接
続されている送受信端末を示し、参照符号102(1)
〜102 (L)が論理パス101および論理パス10
0で接続されている送受信端末を示す。ここで前記論理
パス101理パス100で接続されている送受信fi末
102(1)〜102(L)のグループをグループ2と
して以下説明をする。また第1図においてトークンは矢
印104の方向に流れていく。ネットワークの初期状態
においては、すべての送受信端末はグループ1に属して
おシ送受信端末間の通信は非実時間信号用トークンが論
理パス101を流れることによりデータパケット通信が
実行される◎ グループ1の中の複合端末に送信要求が生じると、呼設
定7レームの一例を示す図の第6図におけるような呼設
定フレームを送出してグループ2に状態遷移する。状態
遷移を行なったとき、この複合端末はもしその時点でグ
ループ2の中に複合端末が存在しなければ先頭位置につ
き、グループ2の中に呼設定を既に行なっている複合端
末があればグループ2の最後尾につく。第6図において
、参照符号600は呼設定フレームの1フレーム。
601はプリアンプルフィールド、602はフレーム開
始デリミタフィールド、603はアクセスコントロール
フィールド、 604tli受信7 )’レスフィール
ド、605は送信アドレスフィールド。
606は送るべき情報フィールド、607はフレーム検
査ビットフィールド、608はフレーム終了デリミタフ
ィールドをそれぞれ示す。ここでアクセスコントロール
フィールド603にハ呼設定78を示す符号を入れる。
送るべき情報フィールド606は可変長構造となってい
る。ここで前記601から605までをヘッダフィール
ドと呼ぶ。また、この呼設定7レームは特定の送受信端
末に送信する性質のものでなく、すべての送受信端末に
送信すべきものであるので、受信アドレスフィールド6
04にはすべての送受信痛末を示す符号を入れる。送る
べき情報フィールド606には呼設定を行なう複合端末
のグループ1の中での1つ前と1つ後の送受信端末アド
レスおよび占有情報電位量、例えば音声ならば1単位2
画像ならば20単位等の情報を入れる。ここで1つ前の
あるいは1つ後の送受信端末アドレスとはトークンの受
け渡し順序に従って1つ前あるいは1つ後の意味であシ
、以後この意味で用いる。第6図で示したフレーム構造
は実時間信号用トーク/、非実時間信号用トークンを示
すトークンフレーム、後述する呼解除フレーム、後述す
る時間原点フレーム、情報クレーム等すべての種類の送
信信号に対応するフレームに共通の構造をとる。これは
アクセスコントロールフィールド603を用いて上記各
種7レームの識別を行なえば可能となる。この呼設定フ
レームは前述したようにすべての送受信端末あてに送出
されたものであるので、すべての送受信端末が受信可能
である。この呼設定7レームを受信した各送受信端末は
、呼設定を行なう複合端末がグループ2に状態遷移する
ことでネットワークの論理構造、即ち実時間信号用トー
クンおよび非実時間信号用トークンの受け渡し順序で変
わるので、各送受信端末が固有に持っているネットワー
ク論理構造の状態(以後NL8と略記する)を変更する
必要がある。このN13はグループ2に移行する可能性
のめる複合端末とグループ1の中だけで動作するデータ
パケット端末とでは異なる。複合端末においては以下に
示すSマなるN13を有しておシ、データパケット端末
においては以下に示すadなるN13を有する。
Sマ=(Fh、1?t、Dh、Dt、P、8)8d=(
Fh、Pt、P、8) こζで Fhニゲループ2の先頭送受信端末のアドレス(第1図
fは送受信端末102(1)のアドレス)Ftニゲルー
プ2の最後尾送受信端末のアドレス(第1図では送受信
端末102(L)のアドレス)Dhニゲループ1の先頭
送受信端末のアドレス(第1図では送受信端末103(
1)のアドレス)Dt=グループ1の最後尾送受信端末
のアドレス(第1図では送受信端末103 (M)のア
ドレス)P :当該NLaを有している送受信端末がト
ークンを受け取る送受信端末のアドレス(例えば第1図
において送受信端末103(2)を考えると、送受信端
末103(3)のアドレス)S :当該NL8を有して
いる送受信端末がトークンを送る送受信端末のアドレス
(例えば第1図において送受信端末103(3)を考え
ると、送受信端末103(4)のアドレス) 前記Sマ、8dともカッコ内の変数順序はどのようであ
っても構わないし、この情報を含むような状態を有する
ことは一向に差し支えない。また、アドレスFh、Ft
、Dh、Diはグループ2に属する送受信端末が存在す
るようなネットワーク論理構造の場合のみ意味を持つ。
呼設定フレームを受信したグループ1およびグループ2
に属する各送受信端末は呼設定を行なう複合端末のアド
レス人。
この複合端末の1つ前の送受信端末のアドレスを人p、
この複合端末の1つ後の送受信端末のアドレスをAsと
すると、−例として次のようにN13を変更する。
Ft: →A また呼設定を行なったアドレスムを持つ複合端末自身の
N13は次のようKI:j!される。
Ft: →A P : →以前のFt S : →以前のDh このようなNL8f)ffi更により、新たなネットワ
ーク論理構造のもとでネットワークが動作する。
第2図(a)、伽)、(C)は第1図におけるネットワ
ーク論理構造の変化例を示す図である。今、−例として
10mの送受信端末がネットワーク中に存在し第2図(
a)のようなネットワーク論理構造を有しているとき、
アドレス7の複合端末が呼設定を行なうとする。図中の
数字は送受信端末のアドレスを示し、トークンは矢印の
向きに受け渡されていくものとする。呼設定が完了する
と、前述の状態変更規則に従りてネットワーク論理構造
は第2図(b)のように変化する。例えばアドレス8の
端栄西部状態は(アドレス8の端末は複合端末とすると
)、8v(old)==(Fh、Ft、Dh、Dt、P
、8)=(1,3,4,10,7,9) ↓ 8v(new)==(Fh、Ft、Dh、Dt、P、8
)=(1,7,4,10,6,9) に変更される。次にグループ2に属する複合端末が送受
信を終了した場合は、第6図に示した7レームと同じ構
造を持ち、アクセスコントロールフィールド603に呼
解除を示す符号を入れた呼解除フレームを非実時間信号
用トークンを得たときに送出し、グループ1に戻る。こ
のとき呼解除を行なった複合端末はグループ1の最後尾
の位置の戻bs lり前の送受信端末アドレスは以前の
アドレスDtとなシ、1つ後の送受信端末アドレスは以
前のアドレスphとなる。呼解11ij:7レームを受
信した各送受信端末は、前述したと同様に呼解除を行な
う複合端末のアドレスを人とし、この複合端末の1つ前
の送受信端末アドレスをムp1この複合端末の1つ後の
送受信端末アドレスをムSとすると一例として次のよう
にN13は変更される。
(1)  AP!Fh 、 F tの場合・l?b 、
Ft 、Dh:変更せず ・Ft: →A (2)  A=Fhの場合 ・Fh: →As ・Ft、l)h:変更せず ・Dt: →A ・P :変更せず ・S :変更せず 〔3〕  ム=Ftの場合 ・Fh:変更せず ・Ft: →Ap ・Dh=変更せず ・Dt: →ム 再び第2図を用いてネットワーク論理構造の変化例を示
す。第2図(b)の状態からアドレス3の複合端末が呼
解除を行なうとする。呼解除が完了すると前述の状態変
更規則に従ってネットワーク論理構造は第2図(c)の
ように変化する。例えばアドレス8の端末の内部状態は
(アドレス8の端末は複合端末とすると)、 8v(old)=(Fh、Ft、Dh、Dt、P、8)
=(1,7,4,10,6,9) ↓ Sv(new)=(Fh、Ft、Dh、Dt、P、5)
=(1,7,4,3,6,9) に変更される。
続いて、伝送路への信号アクセス方式について説明する
。アドレスFhを有する送受信端末、即ちグループ2の
先板位置にある送受信端末(第1図中では送受信端末1
02(1))は、実時間信号用トークンを得るとリセッ
トフレームをすべての送受信端末に送出する。実時間信
号用トークンは第6図に示し九フレームと同一の構成を
とるがアクセスコントロールフィールド603 K実時
間11号用トークンを示す符号を入れ、後述の非実時間
信号用トークンとは区別される。またこのフレームには
送るべき情報フィールド606はない。同様にリセット
フレームも第6図に示したフレームと同一の構成をとる
が、アクセスコントロールフィールド603にリセット
フレームを示す符号を入れ、送るべき情報フィールド6
06はない。各送受信端末はリセットフレームを受信す
ると内蔵タイマーをリセットし、伝送路での伝播遅延だ
けの差は存在するが、共通の時間原点’rot−有する
ことになる。以後第1図に示したネットワーク構造を用
いて説明していく。このリセットフレームを送出した後
、送受信端末102(1)は呼設定を行なったとき全端
末に知らせた情報単位分だけの信号を送出し、自己のN
L8を参照すると次に実時間信号用トークンを送るべき
端末アドレスが分かるので、送受信端末102(2)K
実時間信号用トークンを論理パス100により受け渡す
。後述するようにこのアドレスは非実時間信号用トーク
ンと共通に参照される。送受信端末102 (2)は実
時間信号用トークンを受け取ると自己の信号を送出し、
送受信端末102 (3)K実時間信号用トークンを論
理パス100により受け渡す。この動作を順次繰り返し
アドレスFtを有している送受信端末102 (L)は
自己の信号を送出した後、保有している実時間信号用ト
ークンを非実時間信号用トークンに変換し、それをアド
レスDhを有するグループ1の先頭端末である送受信端
末103(1)に論理パス101により受け渡すとグル
ープ2の複合端末における音声パケット通信サービスは
終了し、以後論理パス101で接続されているグループ
lの送受信端末103(1)〜10 s (M)および
やはり同じ論理パス101で接続されているグループ2
の送受信端末102(1)〜102 (L)に対するデ
ータパケット通信サービスが非実時間信号用トークンを
受け渡すことによってなされる。ここで、アドレスDt
を有するグループ1の最後尾の送受信端末103 (M
)の1つ後の端末アドレスはグループ2の先頭端末であ
る送受信端末102(2)であシ、またグループ2の最
後尾の送受信端末102 (L)の1つ後の端末アドレ
スはグループ1の先頭端末である送受信端末103(1
)であるので、非実時間信号用トークンを受け渡すこと
によりなされるデータパケット通信サービスはグループ
1およびグループ20区別に関係な〈従来のトークンバ
ス方式と全く同様にして実行されるわけである。この非
実時間信号用トークンによるデータパケット通信サービ
スは時間原点TOから一定時間T′経過するまで続けら
れ(非実時間信号用トークンは端末間を何度も回ること
になる)、一定時間T′が経過すると、その時点で非実
時間信号用トークンを有している送受信端末は非実時間
信号用トークンを実時間信号用トークンに変換しそれを
速やかに送受信端末102(1)pに受け渡す。送受信
端末102(1)は実時間信号用トークンを受け取ると
自己の内蔵タイマーが時間原点TOから一定時間Tだけ
経過したときく再びリセットフレームを送出し、前述と
同じプロセスが繰り返される。ここで一定時間TとT′
との関係は、T≧ T′+ΔT を満足しなければならない。ΔTはネットワークに属す
る距離的に最も離れた2端末間での伝送路の伝播遅延の
2倍を示す時間である。このような方式においてグルー
プ2端末が存在しない場合は、時間原点TOが存在せず
通常のトークンバスの形態でネットワークは動作する。
第3図は伝送路上のパケットの流れの一例を示す図であ
る。尚、第3図ではトークンフレームは省略している。
図中横軸は時間軸tを示し参照符号300(1)、30
0(2)はリセットフレーム、301(1)〜310 
(6)はグループ2の複合端末からの音声パケットをそ
れぞれ示し、参照符号302 (1)〜302(4)は
グループ1のデータパケット端末およびグループ2の複
合端末からのデータパケットを示す。図中記号Tはリセ
ットフレーム送出時間間隔、Tlはグループ2の複合端
末に対する音声パケット通信サービス時間、T2はグル
ープ1のデータパケット端末およびグループ2の複合端
末に対するデータパケット通信サービス時間をそれぞれ
示す。この例の場合、音声パケット301(1)と30
1(4)、301(2)と301(5)、 301(3
)と301(6)はそれぞれ同じ送受信端末からのパケ
ットでワ)、リセットフレーム送出時間間隔T毎の確実
なパケット伝送が確保されていることがわかる。また本
発明のバスmネットワークアクセス方式によれは、音声
パケット301(1)を送出した端末がデータバケツ)
 302(1)を送出することも可能である。
ここで、音声パケット端末のアクティビティが高くなる
とグループ2の複合端末に対する音声パケット通信サー
ビス時間が長くなり、グループ1のデータパケット端末
およびグループ2の複合端末に対するデータパケット通
信サービス時間が短くなる。そこで整合性よく音声パケ
ット過信サービスとデータパケット通信サービスを収容
するために、アクティビティ制御機能を持たせ、音声パ
ケットの呼を制御することも可能である。例えば、次の
ような規則に従い音声パケット呼を制御することが考え
られる。第3図において、いま着目した時点での音声パ
ケット通信サービス時間をTI。
データパケット通信サービス時間をT2とすると、T1
+T2=Tなる関係式が成立する。Tはリセットフレー
ム送出周期で一定値をとる。この音声パケット通信サー
ビスを要求した複合端末は自己のNL8t−観測するこ
とによりその時点での音声パケット通信サービス時間T
1の11[が分かる。そこでこの時間Tlがある一定時
間TO以下ならば呼設定をし、該一定時間TCより大き
ければ呼を棄却すればグループ1のデータパケット端末
およびグループ2の複合端末に対するデータパケット通
信サービス時間を確保することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、各送受信端末は伝
送路に対してアクセスが可能となシ、以下に示すような
効果が得られる。まず第1K論理ネツトワーク内のグル
ープ2の複合端末はリセットフレームによる共通時間原
点を設定することで確実に同期パケット転送、即ち一定
時間毎に一定量のデータを転送することが可能となるこ
とが挙げられる。つまシ、従来遅延が存在し、しかもネ
ットワークアクティビティにより遅延量が大きく変わシ
得ることから収容が困難とされていた厳しい実時間性が
要求される端末を収容できる点である。第2にデータパ
ケット通信用の非実時間信号用トークンと音声パケット
通信用の実時間信号用トークンを区別して用いることで
、データパケットと音声パケットの両方を城シ扱う複合
端末をパケットの属性によらず同、−のアドレスで一意
に誠別しネットワークに収容できる点である。第3に前
記共通時間原点は、時間原点を定める特別の端末を設け
る必要がなく相対的なものであシ(つまシ、グループ2
に属する複合端末がなければ、時間原点は存在しないし
、時間原点を定めていた複合端末が呼解除を行なうと1
つ後の複合端末が時間原点設定の責任を負う)完全分散
型の制御によってネットワークアクセスが可能となる点
が挙げられる。これにより信頼性の向上を得る仁とがで
きる。第4にグループ1に属するデータパケット毫末は
従来方式と同じように動作し、音声パケット端末の゛ア
クティビティに適応した伝送品質劣化(遅延量の増大)
を受けるので、適応性の高い効率的な異種トラフィック
を扱うネットワークを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパス型ネットワークアクセス方式の一
実施例に係わるI論理的なネットワーク構造を示すブロ
ック図、第2図(Jl)、伽) 、 (C)は第1図に
おけるネットワーク論理構造の変化例を示す図、第3図
は伝送路上のパケットの流れの一例を示す図、第4図は
一般的なトークンバスネットワークの物理的な基本構成
を示すブロック図、第5図は従来のトークンバスの論理
的なネットワーク構造を示す図、第6図は呼設定フレー
ムの一例を示す図である。 100.101・・・・・・論理パス、102(1)、
102(2)。 102(3)、〜102(L)、103(1)、103
(2)、103(3)、103(4)、〜10103(
,401(1)、401(2)。 401(3)、〜401(N)、500(1)、500
(2)、500(3) 、 500 (4) 、〜50
0 (N)−−−−−−送受信端末、104゜403.
501・・・・・・矢印、30G(1)、300(2)
−・・・・・リセットフレーム、301(1)、301
(2)、301(3)。 301(4)、301(5)、301(6)・・・・・
・音声パケット、302(1)、302(2)、302
(3)、302(4)・・・・・・データパケット、4
00・・・・・・伝送路、402(1)、402(2)
、402(3)、 〜402(N)11合端末、60 
G −−−−−−呼設定フレームの1フレーム、6o1
・・・・・・プリアンプルフィールド、602・・・・
・・フレーム開始デリミタフィールド、603・・・・
・・アクセスコントロールフィールド、604・・・・
・・受信アドレスフィールド、605・・・・・・送信
アドレスフィールド、606・・・・・・送るべき情報
フィールド、607・・・・・・フレーム検査ビットフ
ィールド、608・・・・・・フレーム終了デリミタフ
ィールドをそれぞれ示す。 y!52囮

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の送受信端末を1本の伝送路にバス状接続し
    送信権を順次受け渡すことにより各送受信端末間でパケ
    ット通信を行なうバス型ネットワークアクセス方式にお
    いて、非実時間信号用送信権と実時間信号用送信権の2
    種類の送信権により通信サービスを区別し、前記送受信
    端末は実時間性を要求しないパケット通信を行なう第1
    の端末グループと、該第1の端末グループの要求する通
    信サービスに加えさらに実時間性をも要求するパケット
    通信を行なう第2の端末グループに分類され、通常はす
    べての送受信端末は前記第10端末グループに属し、前
    記第1の端末グループのうち実時間信号を扱う複合送受
    信端末に送受信要求が起こつた場合、該複合送受信端末
    は前記非実時間信号用送信権を得ると呼設定フレームを
    送出して前記第2の端末グループに状態遷移し、送受信
    を終了した該第2の端末グループの複合送受信端末は呼
    解除フレームを送出することにより前記第1の端末グル
    ープに状態遷移し、前記第2の端末グループの中で最も
    早く呼設定を行なつた先頭複合送受信端末は、前記実時
    間信号用送信権を得るとまず時間原点設定フレームを送
    出し、その後前記第2の端末グループに対する実時間信
    号のパケット通信サービスが前記実時間信号用送信権を
    受け渡すことにより順次行なわれ、該パケット通信サー
    ビスが終了すると実時間信号用送信権を非実時間信号用
    送信権に変換して前記第1の端末グループおよび第2の
    端末グループに対する非実時間信号のパケット通信サー
    ビスが前記非実時間信号用送信権を受け渡すことにより
    順次行なわれ、該パケット通信サービスが前記時間原点
    から予め定められた一定時間経過するまで行なわれ、該
    一定時間が経過するとその時点で前記非実時間信号用送
    信権を有している端末は保有している該非実時間信号用
    送信権を前記実時間信号用送信権に変換して前記先頭複
    合送受信端末に該実時間信号用送信権を受け渡すことを
    特徴とするバス型ネットワークアクセス方式。
  2. (2)複数の送受信端末を1本の伝送路にバス状接続し
    、送信権を順次受け渡すことにより各送受信端末間でパ
    ケット通信を行なうバス型ネットワークアクセス方式に
    おいて、非実時間信号用送信権と実時間信号用送信権の
    2種類の送信権により通信サービスを区別し、前記送受
    信端末は実時間性を要求しないパケット通信を行なう第
    1の端末グループと、該第1の端末グループの要求する
    通信サービスに加えさらに実時間性をも要求するパケッ
    ト通信を行なう第2の端末グループに分類され、通常は
    すべての送受信端末は前記第1の端末グループに属し、
    前記第1の端末グループのうち実時間信号を扱う複合送
    受信端末に送受信要求が起こつた場合、該複合送受信端
    末は前記第2の端末グループが実時間信号のパケット通
    信サービスを受ける時間を測定し、該パケット通信サー
    ビスを受ける時間が予め定められた時間以下であれば前
    記非実時間信号用送信権を得ると呼設定フレームを送出
    して前記第2の端末グループに状態遷移し、その他の場
    合は送信要求を棄却し該第2の端末グループで送受信の
    終了した複合送受信端末は呼解除フレームを送出するこ
    とにより前記第1の端末グループに状態遷移し、前記第
    2の端末グループの中で最も早く呼設定を行なつた先頭
    複合送受信端末は、前記実時間信号用送信権を得るとま
    ず時間原点設定フレームを送出し、その後前記第20端
    末グループに対する実時間信号のパケット通信サービス
    が前記実時間信号用送信権を受け渡すことにより順次行
    なわれ、該パケット通信サービスが終了すると実時間信
    号用送信権を非実時間信号用送信権に変換して前記第1
    の端末グループおよび第2の端末グループに対する非実
    時間信号のパケット通信サービスが前記非実時間信号用
    送信権を受け渡すことにより順次行なわれ、該パケット
    通信サービスが前記時間原点から予め定められた一定時
    間経過するまで行なわれ、該一定時間が経過するとその
    時点で前記非実時間信号用送信権を有している端末は保
    有している該非実時間信号用送信権を前記実時間信号用
    送信権に変換して前記先頭複合送受信端末に該実時間信
    号用送信権を受け渡すことを特徴とするバス型ネットワ
    ークアクセス方式。
JP6242685A 1985-03-27 1985-03-27 バス型ネツトワ−クアクセス方式 Pending JPS61222340A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01238244A (ja) * 1988-03-18 1989-09-22 Yokogawa Electric Corp 通信制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01238244A (ja) * 1988-03-18 1989-09-22 Yokogawa Electric Corp 通信制御装置

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